JPH1015886A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1015886A
JPH1015886A JP18820796A JP18820796A JPH1015886A JP H1015886 A JPH1015886 A JP H1015886A JP 18820796 A JP18820796 A JP 18820796A JP 18820796 A JP18820796 A JP 18820796A JP H1015886 A JPH1015886 A JP H1015886A
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cutting position
image
cutting
vertical cutting
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Application number
JP18820796A
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Inventor
Keiko Nazuka
敬子 名塚
Tatsuo Fujimura
達夫 藤村
Mitsuharu Takizawa
三晴 滝沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙の裁断位置の決定を高精度に行うことが
できる裁断装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成部に対して記録紙を搬送しなが
ら、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する画
像形成装置において、記録紙を裁断するX裁断装置62
2とY裁断装置624を有する。X裁断装置622によ
る縦裁断位置とY裁断装置624による横裁断位置を自
動的に決定するために、画像領域依存型、記録紙幅依存
型、指定記録紙サイズ依存型の3種の方法を選択的に用
いる。画像領域依存型では、紙端部位置を基準として画
像領域に余白を加味して縦横裁断位置を決定する。記録
紙幅依存型では、記録紙の幅を等分した位置を縦裁断位
置として決定する。指定記録紙サイズ依存型では、記録
紙端部位置を基準として定型記録紙サイズに相当する位
置を縦横裁断位置として決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙などの記録
媒体上に画像を形成した後、記録紙を裁断する記録紙裁
断装置を有するプリンタ、プロッタなどの画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、プロッタなどの画像形
成装置においては、カット紙、ロール紙のいずれも記録
紙として使用することが可能である。ロール紙や大判の
カット紙を記録紙として使用した場合、画像形成終了
後、記録紙を裁断する必要がある。
【0003】記録紙の裁断には、裁断の方向に関連し
て、記録紙の搬送方向と直交する方向に裁断するY裁断
法(横裁断ともいう)と、記録紙の搬送方向と同一方向
に裁断するX裁断法(縦裁断ともいう)とがある。特
に、X裁断法は、大きな幅を有する記録紙から小サイズ
の記録紙を切り出したり、記録紙を二分したりするのに
有用である。
【0004】また、記録紙の裁断には、記録紙を手動で
裁断するものと、画像形成装置内で自動裁断するものと
がある。自動裁断の場合、Y裁断法では、画像形成終了
後、所定位置でY裁断手段(刃)を搬送方向と直交する
方向に走査して記録紙の横裁断を行い、X裁断法では、
画像形成開始前にX裁断手段(刃)を予め裁断位置に移
動定置して、画像形成のために搬送する搬送力などを利
用して記録紙の縦裁断を行う。
【0005】自動裁断における裁断位置は、通常、切り
出すべき記録紙のサイズ等の情報に基づいて決定され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特に、記録紙の搬送方
向と同一方向に記録紙裁断を行うX裁断法において、X
裁断位置を決定する場合、次のような問題があった。
【0007】すなわち、切り出すべき記録紙の定型サイ
ズに応じて予め定めた固定位置に裁断手段を位置させて
も、セットされた記録紙の端部(左右端)の位置には公
差があり、必ずしも一定ではないため、搬送方向と直交
する方向(記録紙幅方向)上の固定位置にセットされた
X裁断手段により切り出された記録紙の幅にバラツキが
生じるおそれがあった。
【0008】また、従来、ロール紙または大判のカット
紙上に形成された画像の大きさに応じて記録紙裁断を行
いたいというユーザの要望がある。このような要望に対
して、形成される画像の大きさに応じて予測した縦裁断
位置にX裁断手段を手動で移動させるということが考え
られる。しかし、記録紙上に形成される個々の画像の大
きさを予測して縦裁断位置を手動設定するのは誤差が大
きく、また、画像の余白が大きすぎたり、逆に小さすぎ
たりする場合があった。
【0009】さらに、ロール紙や大判のカット紙の幅方
向に複数(例えば2つ)の画像を並べて形成することに
より、記録紙を有効利用したい場合がある。このような
場合、記録紙の幅を等分して裁断することが望まれる。
従来、このような場合、予め定めた固定位置にX裁断手
段をセットするため、前述と同様、記録紙の位置の公差
による誤差が生じ、裁断精度が低いという問題があっ
た。
【0010】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、記録紙の裁断を自動
で行うとともに、その裁断位置の決定を高精度に行うこ
とができる縦裁断装置を備えた画像形成装置を提供する
ことにある。
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、画像形成部に対して記録紙を搬送しながら、画像
データに基づいて記録紙上に画像を形成する画像形成装
置において、記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の少
なくとも一方の位置を検出する記録紙側端検出手段と、
記録紙搬送方向と直交する方向に記録紙を裁断する横裁
断手段と、記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に
設置され、記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と
同一方向に記録紙を裁断する縦裁断手段と、該縦裁断手
段を縦裁断位置へ移動定置させる縦裁断手段制御手段
と、前記画像データに基づいて形成される画像の領域情
報を求める画像領域判定手段と、該画像領域判定手段に
より得られた画像の領域情報に基づいて横裁断位置を決
定する横裁断位置決定手段と、前記記録紙側端検出手段
により検出された記録紙側端の情報と前記画像の領域情
報とに基づいて縦裁断位置を決定する縦裁断位置決定手
段とを備え、前記縦裁断手段制御手段は、前記縦裁断位
置決定手段により決定された縦裁断位置に前記縦裁断手
段を移動定置させることを特徴とする。
【0011】ここに、画像形成部とは、記録紙に対して
何らかの色ドットを付与する手段であり、例えばインク
ジェット記録方式においてはインクヘッドまたはキャリ
ッジであり、感熱記録方式や熱転写記録方式において
は、サーマルヘッドである。また、記録紙両側端の少な
くとも一方とは、裁断前の記録紙に対して画像が形成さ
れる際に基準とされる側の側端を意味する。
【0012】このような構成により、種々のサイズの画
像領域を有する画像データに対して、その画像領域に応
じて縦横の裁断位置を決定することができる。
【0013】この画像形成装置において、好ましくは、
前記横裁断位置決定手段は、画像の形成前に設定されて
いる画像の先後端余白を前記横裁断位置の決定に加味
し、前記縦裁断位置決定手段は、画像の形成前に設定さ
れている画像の左右端余白を前記縦裁断位置の決定に加
味する。これにより、個々の画像に対して適切な余白を
付与することができる。
【0014】本発明による第2の画像形成装置は、画像
形成部に対して記録紙を搬送しながら、画像データに基
づいて記録紙上に画像を形成する画像形成装置におい
て、記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の位置を検出
する記録紙側端検出手段と、記録紙搬送方向と直交する
方向に移動可能に設置され、記録紙の搬送力を利用して
記録紙搬送方向と同一方向に記録紙を裁断する縦裁断手
段と、該縦裁断手段を縦裁断位置へ移動定置させる縦裁
断手段制御手段と、前記記録紙側端検出手段により得ら
れた記録紙両側端の位置情報に基づいて縦裁断位置を決
定する縦裁断位置決定手段とを備え、前記縦裁断手段制
御手段は、前記縦裁断位置決定手段により決定された縦
裁断位置に前記縦裁断手段を移動定置させることを特徴
とする。
【0015】この構成により、使用する記録紙の幅に応
じて定まる適切な位置(例えば等分位置)を縦裁断位置
として高精度に設定することができる。
【0016】なお、第2の画像形成装置における横裁断
位置は任意の方法により行うことができる。
【0017】本発明による第3の画像形成装置は、画像
形成部に対して記録紙を搬送しながら、画像データに基
づいて記録紙上に画像を形成する画像形成装置におい
て、記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の少なくとも
一方の位置を検出する記録紙側端検出手段と、記録紙搬
送方向と直交する方向に記録紙を裁断する横裁断手段
と、記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に設置さ
れ、記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と同一方
向に記録紙を裁断する縦裁断手段と、該縦裁断手段を縦
裁断位置へ移動定置させる縦裁断手段制御手段と、前記
画像データについて指定された記録紙サイズが複数の定
型記録紙サイズのいずれであるかを確認するサイズ確認
手段と、前記複数の定型記録紙サイズの各々に対応する
縦裁断位置および横裁断位置の情報を予め定義したテー
ブル手段と、前記サイズ確認手段により確認された定型
サイズに基づいて前記テーブル手段を参照することによ
り横裁断位置の情報を求め、該横裁断位置の情報に基づ
いて横裁断位置を決定する横裁断位置決定手段と、前記
サイズ確認手段により確認された定型サイズに基づいて
前記テーブル手段を参照することにより縦裁断位置の情
報を求め、該縦裁断位置の情報と前記記録紙側端検出手
段により検出された記録紙側端の情報とに基づいて縦裁
断位置を決定する縦裁断位置決定手段とを備え、前記縦
裁断手段制御手段は、前記縦裁断位置決定手段により決
定された縦裁断位置に前記縦裁断手段を移動定置させる
ことを特徴とする。
【0018】この構成により、ロール紙や大判のカット
紙から、定型サイズの記録紙を高精度に切り出すことが
できる。
【0019】本発明による第4の画像形成装置は、画像
形成部に対して記録紙を搬送しながら、画像データに基
づいて記録紙上に画像を形成する画像形成装置におい
て、記録紙搬送方向と直交する方向に記録紙を裁断する
横裁断手段と、記録紙搬送方向と直交する方向に移動可
能に設置され、記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方
向と同一方向に記録紙を裁断する縦裁断手段と、前記画
像データに基づいて形成される画像の領域情報を求める
画像領域判定手段と、記録紙搬送方向と平行な記録紙両
側端の位置を検出する記録紙側端検出手段と、前記画像
データについて指定された記録紙サイズが複数の定型記
録紙サイズのいずれであるかを確認するサイズ確認手段
と、前記画像領域判定手段により得られた画像の領域情
報に基づいて縦裁断位置および横裁断位置を決定する第
1の裁断位置決定方法と、前記記録紙側端検出手段によ
り得られた記録紙両側端の情報に基づいて縦裁断位置を
決定する第2の裁断位置決定方法と、前記サイズ確認手
段により得られた定型記録紙サイズの情報に基づいて縦
裁断位置および横裁断位置を決定する第3の裁断位置決
定方法のいずれかを選択する裁断位置決定方法選択手段
とを備えたことを特徴とする。
【0020】この構成により、ユーザの要望に応じて、
所望の裁断方法を選択的に採用することが可能になる。
【0021】なお、第2の裁断位置決定方法を選択した
場合の横裁断位置は任意の方法を選択することができ
る。
【0022】以上の各画像形成装置において、前記縦裁
断手段は、画像形成中、縦裁断位置決定手段により決定
された位置に停止し、記録紙の搬送力を利用して、記録
紙の縦裁断を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる画像形成装置の好適な実施の形態を説明する。
【0024】図1に、本発明を適用した画像形成装置の
一例として、インクジェット方式のカラープロッタ(以
下、単にプロッタという)の外観構成を示す。但し、本
発明による画像形成装置は、インクジェット方式に限定
されるものではなく、また、プロッタに限定されるもの
ではない。少なくとも記録紙の搬送方向と同一方向に記
録紙裁断を行う機能を有する画像形成装置であれば足り
る。
【0025】プロッタ1は、キャスタ2a付きのスタン
ド2の上部に固定されている。プロッタ1は、ユーザが
その操作を行うための操作部3を備えており、この操作
部3に設置された各種のスイッチ等により、紙種、オン
ライン/オフライン、コマンド等が入力指示される。矢
印A方向から記録紙挿入口4に挿入された記録紙は、操
作部3からの入力指示に基づいて、プロッタ1の内部に
搬送され、外部のコンピュータ等から与えられるデータ
に基づいて、カラー画像が記録紙上に印字される。記録
済みの記録紙は、プロッタ1の前面上部の排出口から、
矢印Aと逆方向に排出される。プロッタ1は、その内部
を覆うカバー5を備えている。
【0026】図2を参照して、記録紙の搬送経路と印字
(画像形成)工程を説明する。
【0027】図2は、図1のプロッタ1の一部を切り欠
いて記録紙の挿入から排出までの経路を示す斜視図であ
る。
【0028】プロッタ1では、記録紙挿入口4から挿入
されるカット紙と、内部に装備されたロール状に巻かれ
た記録紙(ロール紙6)のいずれにも印字できる。ここ
では、記録紙挿入口4から挿入されたカット紙の搬送経
路を説明する。ロール紙についても入り口が異なるのみ
で、他は同様である。
【0029】ロール紙6のカバー7上で記録紙(例え
ば、大判のカット紙)を整置して矢印A方向から記録紙
挿入口4に挿入する。挿入された記録紙は、カバー7と
上ガイド8との間を通り、下搬送コロ支持板9に回転自
在に支持された紙搬送コロ10a及び上搬送コロ支持板
11に回転自在に支持された紙搬送コロ10b双方と駆
動ローラ12とに挟持されながら、印字板14の上方に
搬送される。印字板14の上方を通過した記録紙は、そ
の後、排出ローラ20とその上方に位置する拍車22と
に挟持されて排出される。なお、拍車22は拍車板21
に回転自在に支持されている。
【0030】また、プロッタ1は、矢印B方向に往復動
するキャリッジ16を備えている。このキャリッジ16
はヘッドホルダ18を備えている。このヘッドホルダ1
8には、各カラーインク(例えば、シアン、マゼンダ、
イエロー、黒の各インク)が収納された複数の印字ヘッ
ド19が装着されている。キャリッジ16は、駆動モー
タ(図示せず)に掛設されたベルト17に固定されてお
り、このベルト17は、駆動モータの正逆回転によって
矢印B方向に往復動する。ベルト17が矢印B方向に往
復動すると、キャリッジ16もその背後にある案内レー
ル15により案内されて矢印B方向に往復動する。
【0031】記録紙は、矢印B方向に直交する方向に断
続的に搬送される。記録紙に画像を形成するときは、記
録紙を一時的に停止させ、キャリッジ16を矢印B方向
に往復動させながら、記録紙のうち、画像形成領域に位
置する面に、印字ヘッド19に入力された画像情報に基
づいてインクを吐出する。これにより1バンド(帯状
部)分の画像が形成される。その後、所定長さだけ記録
紙を搬送して画像形成領域に位置する新たな部分に次の
バンド分の画像を形成する。この動作を記録紙の全長に
亘って繰り返す。これにより、記録紙にカラー画像が形
成される。カラー画像が形成された記録紙は、排出ロー
ラ20と拍車22とに挟持されながら排出ガイド23に
沿って排出される。
【0032】次に、記録紙の搬送方向と同一方向の記録
紙裁断装置(X裁断装置)について説明する。図2で示
したように、記録紙裁断装置40は排出ガイド23の内
部に設けられる。その断面サイズは40mm×30mm
程度であるが、説明上図2では他の部分の実際の大きさ
に対する比率より拡大して示す。
【0033】図2に示したように、記録紙裁断装置40
を構成する回転刃43と従動刃44は排出ローラ20と
拍車22の下流に設置され、記録紙は排出ローラ20と
拍車22に挟持され搬送される。その搬送力によって、
記録紙裁断装置40は定置された状態で、記録紙を裁断
する。
【0034】図3に、記録紙裁断装置40の具体的な構
成例を示す。これは、本願出願人が特願平8−1099
95号として先に提案したものである。この記録紙裁断
装置40の特徴は、同じ裁断位置においても記録紙搬送
に伴って記録紙を裁断可能な第1の状態と、記録紙が搬
送されてもその裁断を行わない第2の状態とに切り換え
られることである。なお、この図は、図2の視点とは逆
に記録紙搬送方向の上流側から見た図であることに留意
されたい。
【0035】図3は、記録紙を裁断可能な第1の状態を
示す図である。この図において、記録紙裁断装置40に
は側板A41と側板B42があって、その間に、回転刃
43と従動刃44を収納した記録紙裁断装置本体45が
設けられる。 側板A41に固設した取り付け板46に
駆動モータ47を取り付けられる。駆動モータ47には
モータギア48が設けられる。このモータギア48は、
主軸49に固設された主軸ギア50と噛み合う。その結
果、駆動モータ47の回転によって主軸49が回転す
る。すなわち、駆動モータ47の回転によって記録紙裁
断装置本体45は矢印M方向に回転を開始し、記録紙裁
断装置本体45に設けられているストッパ51が停止板
52に当たり記録紙裁断装置本体45は停止する。この
停止位置がX裁断位置(すなわち縦裁断位置)である。
【0036】図3では、矢印P方向から記録紙が搬送さ
れる。駆動モータ47が回転し続けると、回転刃43が
回転する。回転刃43の上方には従動刃44が設けられ
て、記録紙が回転刃43と従動刃44に接触すると記録
紙の切断が開始される。
【0037】図4に示すように、従動刃44は、矢印P
方向から見て回転刃43に対して右側に設置される。す
なわち従動刃44の下端部は回転刃43の上端部の右側
に位置するので、裁断後の記録紙の右側の切れ端は下方
Dに導かれる。逆に回転刃43の上端部は従動刃44の
下端の左側に位置するので、裁断後の記録紙の左側の切
れ端は上方Uに導かれる。このような裁断後の記録紙の
導き方によって、裁断寸前の部分にテンションを与え
て、裁断を容易にすることができる。
【0038】図5は、裁断を行わない第2の状態を示す
図である。この図に示すように、図3の状態から駆動モ
ータ47により主軸49を矢印N方向(矢印M方向の逆
方向)に回転させると、記録紙裁断装置本体45が回転
を開始し、その一部に設けられたレバー掛け54が主軸
49に回転自在に設けられたレバー55を引っ掛けて、
回転する。レバー55の右端部に付設されたセンサバー
56が側板B42に固設されたセンサ57から離れた時
点で、駆動モータ47の回転を停止する。この状態で、
記録紙裁断部は下方を向き、裁断機能は果たさない。セ
ンサ57としては、既知のものを利用できる。たとえ
ば、フォトセンサのような光学的検知手段あるいはマイ
クロスイッチのような機械的検知手段を用いることがで
きる。
【0039】図3、図5に示すように、駆動モータ47
とは別に、側板A41に固設した移動モータ取り付け板
60に移動モータ61が取り付けられる。この移動モー
タ61にはワイヤプーリA62が固定される。一方、ワ
イヤプーリ取り付け板63が側板B42に固定される。
ワイヤプーリ取り付け板63に回転自在にワイヤプーリ
B64が設けられる。ワイヤ65はワイヤプーリA62
とワイヤプーリB64に掛けられてその両端は移動体6
6に固定される。移動体66の下方にはガイド穴67が
あり、ガイド穴67を通して、側板A41と側板B42
に固定されたガイドレール68に沿って移動体66を移
動可能にしている。すなわち移動モータ61の回転によ
って移動体66は特定指示位置に移動することができ
る。例えば、移動モータ61としてパルスモータを使用
することにより、移動体66は特定の指示を受けその指
示点で停止する。ここで、駆動モータ47の回転によっ
て記録紙裁断装置本体45は非裁断状態から裁断状態に
変換する。このようにして、記録紙のX裁断位置(すな
わち縦裁断位置)を決めることができる。
【0040】記録紙裁断装置40の幅、すなわち側板A
41から側板B42までの距離は、記録紙幅の全域にわ
たる大きさとしてもよいが、少なくとも本画像形成装置
において必要とされるX裁断の位置の範囲をカバーでき
る大きさであれば足りる。記録紙裁断装置40の裁断手
段の移動範囲の原点は、後述する記録紙の幅(左右端)
検出における原点との間で相対的な位置関係が予め既知
のものとしてある。
【0041】次いで、本発明の画像形成装置の動作につ
いて説明する。
【0042】図6は、本発明の画像形成装置における制
御ブロック図である。本画像形成装置600は、ユーザ
の指示を受け付ける操作部611(図1の3に対応)
と、記録紙の幅、先端等の検出を行う各種のセンサ61
2と、画像データ処理部613とを有する。画像データ
処理部613は、パソコン601のような外部の画像情
報源から入出力インタフェース603を介して受信した
画像データの処理を行う。画像形成装置600は、ま
た、この画像データ処理部613で得られた印字データ
の記憶領域および後述するマイクロプロセッサの動作プ
ログラムおよび作業データ領域等を提供するメインメモ
リ615と、印字データに基づいて印字制御を行う印字
制御部617を有する。画像形成装置600は、さら
に、X裁断装置622(記録紙裁断装置40に対応)
と、その制御を行うX裁断装置制御部621と、Y裁断
装置624と、その制御を行うY裁断装置制御部623
と、これらの各要素を統括制御するマイクロプロセッサ
(MPU)614とを有する。
【0043】図7は、本実施の形態の画像形成装置の一
連の画像形成動作の流れを示すフローチャートである。
【0044】一般的に画像形成動作を実行するに際し、
記録紙挿入および給紙(71)、記録紙幅(左右端の位
置)の検出(72)、斜行の検出(73)などの一連の
記録紙セット動作が行われる。これらの具体的処理手段
は公知であり、その詳細説明は省略する。
【0045】斜行補正が終了すれば(74)、画像形成
装置本体は画像形成動作の開始可能状態となる。画像形
成動作に必要な(本体の)設定、例えば、印字モードの
設定や、印字枚数、余白の調整などは、パソコン(図6
の601)、あるいは画像形成装置本体の操作部(図1
の3、図6の611)からユーザにより入力指定される
(75)。X裁断動作は行わないようにすることもで
き、その有無もこのときユーザにより入力指定され、そ
の情報はメインメモリ(図6の615)内に記憶され
る。
【0046】画像形成動作開始の要求があると(7
6)、印字前処理として、パソコンなどで作成された画
像データは I/Oインタフェース(図6の603)を
介して画像形成装置本体に取り込まれる。この画像デー
タは画像データ処理部(図6の613)により印字デー
タに展開され、またその他の必要な画像領域の情報も算
出され、その結果がメインメモリ(図6の615)内に
取り込まれ、記憶される(77)。
【0047】MPUは、X裁断位置およびY裁断位置を
決定する(78)。このステップ78の処理の詳細につ
いては、場合分けして後述する。
【0048】MPUは、X裁断動作の要求がある場合は
(79)、ステップ78で求めたX裁断位置へX裁断手
段を移動させるべく、X裁断装置制御部(図6の62
1)を制御し(80)、X裁断手段がX裁断位置に到達
後、X裁断手段を裁断可能状態に変換する(81)。
【0049】そこで、MPU614の制御のもと、所定
の画像形成位置で記録紙に印字動作が行われ(82)、
一定量の記録紙搬送後(83)、新たに画像形成位置に
現われた記録紙部分(帯状部分)に印字動作が行われ
る。本実施の形態において、X方向については、記録紙
の左右端(特に右端)が検出されているので、そこから
右余白を加味した位置に画像領域の右端が一致するよう
に画像形成が行われる。また、Y方向については、記録
紙の先端が検出されているので、そこから先端余白を加
味した位置に画像領域の先端が一致するように画像形成
が行われる。ステップ82および83の処理を繰り返し
て画像が形成されていく。X裁断手段は裁断可能状態と
なっているため、一定量の記録紙搬送の度に記録紙は搬
送方向と同一方向に裁断されていく。
【0050】印字動作が終了すると、MPUの制御のも
と、記録紙先端を検出した位置から上記のように求めた
Y裁断位置まで記録紙が搬送された後(84)、Y裁断
装置制御部(図6の623)を制御して、Y裁断装置
(図6の624)を搭載するキャリッジ16を用紙の搬
送方向と直交方向に走査することによりY裁断動作が行
われる(85)。
【0051】その後、画像形成済みの記録紙は画像形成
装置本体から排出され、一連の画像形成動作の終了とな
る。
【0052】以下、図7のステップ78の裁断位置決定
処理について、場合分けしてその詳細を説明する。
【0053】まず、第1の裁断位置決定方法である、画
像の大きさすなわち画像領域の情報をもとに記録紙を裁
断する裁断位置を決定する場合を示す。これは、図12
に示すように、印字しようとする画像データについて、
記録紙の端部を基準として、所定の先後端余白および左
右端余白を加味した上でその画像領域の大きさに応じて
Y裁断位置およびX裁断位置を求めるものである。
【0054】図8に、そのための裁断位置の決定方法を
示すフローチャートを示す。まず、画像領域情報を取得
する(7801)。記録紙先端位置を基準として、取得
した画像領域の長さに、先後端余白を加味してY裁断位
置を決定する(7802)。また、記録紙右端位置を基
準として、画像領域の幅に左右端余白を加味してX裁断
位置を決定する(7803)。用紙の大きさに公差があ
ること等により記録紙右端位置は必ずしも一定ではない
ので、X裁断位置の決定に記録紙右端位置の情報を加味
している。Y方向については、記録紙先端を検出した位
置から紙送り量を基に記録紙の長さを計測するので、決
定した長さをそのままY裁断位置とすることができる。
【0055】画像領域情報は、画像領域の長さおよび幅
の情報である。本実施の形態では、図16に示すよう
に、画像原点からY方向に最も離れた画像点の位置すな
わち長さ方向の最大値Ymaxによって「画像領域の長
さ」が定まる。同様に、画像原点からX方向に最も離れ
た画像点の位置すなわち幅方向の最大値Xmaxによっ
て「画像領域の幅」が定まる。画像点とは、例えばイン
クジェット記録の場合の何らかの色のインクドットが吐
出される点である。
【0056】画像領域情報は、本実施の形態では、図7
のステップ77で説明した印字前処理で算出するが、図
8のステップ7801で算出することもできる。ステッ
プ77で行う場合には、画像データを印字データに展開
する処理に付随してこの算出処理を行うことができる。
【0057】図15に、この画像領域情報の決定処理例
を示す。まず、画像情報(例えばベクタデータ)を1つ
ずつ順次取り出し(ステップ151)、これを解析する
(152)。この解析処理は、ベクタの両端(始点と終
点)の画像点を認識するものである。この認識された画
像点について、その座標値に基づき、画像原点からの
X,Y位置情報(距離)を取得する(153)。X方向
およびY方向別に今回の位置情報を今までの最大値(初
期値は0)と比較して(154)、今回の方が大きけれ
ば最大値を更新し(155)、そうでなければステップ
151に戻って、次の画像情報について以上の処理を繰
り返す。画像情報がなくなった時点で、更新された最大
値に基づいて画像領域の長さおよび幅を確定する(15
6)。
【0058】以上のように画像領域の情報に依存して裁
断位置を決定することにより、個々の画像に応じた多様
な位置でのX裁断動作およびY裁断動作を行うことがで
きる。
【0059】次に、第2の裁断位置決定方法について説
明する。
【0060】図13に示すように、この方法は、記録紙
の幅に基づいて適切なX裁断位置を決定するものであ
る。これは、例えば幅広の記録紙を二等分して2つの画
像を形成する場合に好適である。Y裁断位置の決定につ
いては任意の方法を採用しうる。例えば、前述したよう
に、画像領域の長さ情報に先後端余白を加味した位置を
Y裁断位置とすることができる。
【0061】図9に、この第2の裁断位置の決定方法の
処理のフローチャートを示す。まず、記録紙の幅情報を
取得する(7811)。この幅情報は図7のステップ7
2において予め求められている。そこで、この記録紙の
幅から目的の大きさ(ここでは1/2)を求め、これに
記録紙の右端位置を考慮してX裁断位置を決定する(7
812)。このようにして決定された裁断位置は、記録
紙の左右端の中間の位置に他ならない。したがって、記
録紙の幅の1/2を算出することなく、記録紙の左右端
の位置座標の平均値(和の1/2)を算出することによ
り、X裁断位置を求めることもできる。ついで、任意の
方法によりY裁断位置を決定する(7813)。
【0062】このようにX裁断位置を決定する構成によ
れば、記録紙の幅方向に画像を並べて配置することがで
きる場合において、一度に複数の印字物を提供すること
が可能となり、トータルな画像形成時間を短縮すること
できる。
【0063】次に、第3の裁断位置決定処理について説
明する。これは、図14に示すように、ロール紙(ある
いは大判のカット紙)から定型記録紙サイズ(A2,B
4…など)の記録紙を切り出すものである。図14の例
では、ロール紙からA2サイズの記録紙を切り出す例を
示している。
【0064】図10に第3の裁断位置決定方法の処理の
フローチャートを示す。まず、指定された記録紙サイズ
情報を取得する(7821)。この情報は図7のステッ
プ75において、既に指定されている。そこで、この指
定サイズに相当する記録紙の長さおよび幅の各大きさの
情報を取得する(7822)。このためには、例えば図
17に示すような予め用意された用紙サイズテーブル1
70を参照する。このテーブル170は、メインメモリ
615に予め格納しておくものであり、各定型サイズに
ついて、切り出される記録紙の横長および縦長(R付で
示す)の別ごとにその幅方向および長さ方向の大きさを
規定している。記録紙サイズ情報は、図10のプログラ
ム自体に組み込むこともできるが、これも実質的にテー
ブルを参照することと等価であるといえる。このように
して指定サイズの長さおよび幅を得た後、記録紙先端基
準位置からの、指定サイズの長さに応答するY裁断位置
を決定する(7823)。さらに、記録紙右端位置を基
準として指定サイズの幅に相当するX裁断位置を決定す
る(7824)。前述と同様、用紙の大きさに公差があ
ること等により記録紙右端位置は必ずしも一定ではない
ので、X裁断位置の決定に記録紙右端位置の情報を加味
している。Y方向については、記録紙先端を検出した位
置から紙送り量を基に記録紙の長さを計測するので、指
定サイズの長さをそのままY裁断位置とすることができ
る。
【0065】このように、検出した記録紙端部位置を基
準に、入力指定されたサイズの情報を加味した位置を裁
断位置として記録紙を裁断することにより、操作部より
入力指定された記録紙サイズ丁度の画像形成された記録
紙を切り出すことができる。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。基本的な画像形成装置本体の構成は第1の実
施の形態と同様である。よって、ここでは相異なる動作
についてのみ説明する。第1の実施の形態では、図7の
フローチャートに示したように、前述の3種の裁断位置
決定方法のいずれか一つのみを備えるものとして記載し
た。第2の実施の形態では、前述の3種の裁断位置決定
方法を全て備え、画像形成動作毎に操作部からの入力指
定により裁断位置決定方法を選択可能とし、選択された
裁断位置決定方法により記録紙を裁断する裁断位置を決
定する。
【0067】図11に、本実施の形態における画像形成
装置の動作を示すフローチャートを示す。
【0068】図11のステップ71からステップ75ま
では、図7の処理と同じである。ステップ75に続い
て、裁断位置算出方法の選択を行う(111)。これ
は、ユーザが操作部611からスイッチ等(図示せず)
の操作により指定するか、あるいはパソコン601から
オンラインで指定する。
【0069】画像形成動作開始の要求があると(7
6)、第1の実施の形態と同様に、画像データの取り込
みや、印字データの展開、その他の必要な情報のメイン
メモリ615内への取り込みを含む印字前処理が行われ
る(77)。
【0070】そこで、前述で指定されメインメモリ61
5に記録された裁断位置決定方法の情報が参照される
(112)。
【0071】まず、裁断位置決定方法の指定がなされな
かった場合(112でNO)について説明する。
【0072】この場合予め定められた(デフォルトの)
裁断位置を設定し(119)、印字動作を開始する。そ
の後、印字動作と印字搬送を繰返して画像が形成され
(82,83)、画像形成が終了した後、デフォルトで
設定されたY裁断位置への記録紙搬送が行われ(8
4)、Y裁断動作が行われ(85)、画像形成動作を終
了する。
【0073】次に、裁断位置決定方法の指定がされた場
合(112でYES)について説明する。
【0074】指定された裁断位置決定方法が、画像領域
の情報に依存するものである場合(113でYES)、
画像領域依存の裁断位置決定を行う(116)。この詳
細は図8で前述した通りである。
【0075】指定された裁断位置決定方法が、記録紙幅
の情報に依存するものである場合(114でYES)、
記録紙幅依存の裁断位置決定を行う(117)。この詳
細は図9で前述した通りである。
【0076】指定された裁断位置決定方法が、操作部よ
り入力指定された定型記録紙サイズの情報に依存するも
のである場合(115でYES)、指定記録紙サイズ依
存の裁断位置決定を行う(118)。その詳細は図10
で前述した通りである。
【0077】このようにして、指定された裁断位置の決
定が行われた後、X裁断動作の有無が判断される(7
9)。X裁断動作を行わない場合(79でNO)は、そ
のまま印字動作を開始する。
【0078】X裁断動作を行う場合(79でYES)、
MPU614は、上記のように求めたX裁断位置へX裁
断手段を移動させるべく、X裁断装置制御部(図6の6
21)を制御し(80)、X裁断手段がX裁断位置に到
達後、X裁断手段を裁断可能状態にする(81)。その
後、印字を開始する。
【0079】印字開始後は、MPU614の制御のも
と、所定の画像形成位置で記録紙に印字動作が行われ
(82)、一定量の記録紙搬送後(83)、新たに画像
形成位置に現われた記録紙部分に印字動作が行われるこ
とを繰り返して画像が形成されていく(82〜83)。
前述のように、X裁断手段が裁断可能状態となっている
場合、一定量の記録紙搬送の度に記録紙は搬送方向と同
一方向に裁断されていく。
【0080】印字動作が終了すると、MPU614の制
御のもと、上記のように求めたY裁断位置まで記録紙は
搬送された後(84)、Y裁断装置制御部623を介し
て、Y裁断手段を搭載するキャリッジ16を用紙の搬送
方向と直交方向に走査することによりY裁断動作が行わ
れる(85)。
【0081】その後、画像形成された記録紙は画像形成
装置本体から排出され、一連の画像形成動作の終了とな
る。
【0082】本実施の形態によれば、ユーザの要望に応
じて、あるいはシステムの状況に応じて、画像領域依存
の裁断位置決定方法、記録紙幅依存の裁断位置決定方
法、および指定記録紙サイズ依存の裁断位置決定方法、
の中から任意の所望の裁断位置決定方法を選択すること
ができる。
【0083】以上、本発明の好適な実施例についてのみ
説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変
形・変更を行うことが可能である。例えば、X裁断手段
は1個のみ設けたが、複数設けてもよい。2個のX裁断
手段を同時に使用すれば、記録紙幅の3等分のX裁断を
行うこともできる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも記録紙の縦
裁断装置を有する画像形成装置において、画像領域に応
じて、あるいは、記録紙幅に応じて、あるいは、指定記
録紙サイズに応じて、記録紙の縦裁断位置を高精度に決
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一例であるインク
ジェット方式のカラープロッタの概略構成を示す斜視図
である。
【図2】図1のカラープロッタを切り欠いて、記録媒体
の挿入から排出までの経路を示す斜視図である。
【図3】図1のカラープロッタの媒体裁断装置の第1の
状態を示す斜視図である。
【図4】図3の媒体裁断装置の裁断の態様を示す説明図
である。
【図5】図3の媒体裁断装置の第2の状態を示す斜視図
である。
【図6】図1の画像形成装置の制御ブロック図である。
【図7】本発明による第1の実施の形態における画像形
成動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】図7の1ステップに対応する、画像領域依存の
裁断位置決定方法を示すフローチャートである。
【図9】図7の1ステップに対応する、記録紙幅依存の
裁断位置決定方法を示すフローチャートである。
【図10】図7の1ステップに対応する、指定記録紙サ
イズ依存の裁断位置決定方法を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第2の実施の形態における画像形成
動作の流れを示すフローチャートである。
【図12】図8の画像領域依存の裁断位置決定方法によ
る裁断位置を示す説明図である。
【図13】図9の記録紙幅依存の裁断位置決定方法によ
る裁断位置を示す説明図である。
【図14】図10の指定用紙サイズ依存の裁断位置決定
方法による裁断位置を示す説明図である。
【図15】図8の画像領域依存の裁断位置決定方法にお
ける画像領域を求める処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】図15の画像領域を求める処理の説明図であ
る。
【図17】図10の指定用紙サイズ依存の裁断位置決定
方法において用いる記録紙サイズテーブルの説明図であ
る。
【符号の説明】
1…プロッタ、2…スタンド、2a…キャスタ、3…操
作部、4…記録紙挿入口、5…カバー、6…ロール紙、
7…カバー、8…上ガイド、9…下搬送コロ支持板、1
0a,10b…紙搬送コロ、11…上搬送コロ支持板、
12…駆動ローラ、14…印字板、15…案内レール、
16…キャリッジ、17…ベルト、18…ヘッドホル
ダ、19…印字ヘッド、20…排出ローラ、21…拍車
板、22…拍車、23…排出ガイド、40…記録紙裁断
装置、41…側板A、42…側板B、43…回転刃、4
4…従動刃、45…記録紙裁断装置本体、46…取り付
け板、47…駆動モータ、48…モータギア、49…主
軸、50…主軸ギア、51…ストッパ、52…停止板、
54…レバー掛け、55…レバー、56…センサレバ
ー、57…センサ、60…移動モータ取り付け板、61
…移動モータ、62…ワイヤプーリA、63…ワイヤプ
ーリ取り付け板、64…ワイヤプーリB、65…ワイ
ヤ、66…移動体、67…ガイド穴、68…ガイドレー
ル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部に対して記録紙を搬送しなが
    ら、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する画
    像形成装置において、 記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の少なくとも一方
    の位置を検出する記録紙側端検出手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に記録紙を裁断する横裁
    断手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に設置され、
    記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と同一方向に
    記録紙を裁断する縦裁断手段と、 該縦裁断手段を縦裁断位置へ移動定置させる縦裁断手段
    制御手段と、 前記画像データに基づいて形成される画像の領域情報を
    求める画像領域判定手段と、 該画像領域判定手段により得られた画像の領域情報に基
    づいて横裁断位置を決定する横裁断位置決定手段と、 前記記録紙側端検出手段により検出された記録紙側端の
    情報と前記画像の領域情報とに基づいて縦裁断位置を決
    定する縦裁断位置決定手段とを備え、 前記縦裁断手段制御手段は、前記縦裁断位置決定手段に
    より決定された縦裁断位置に前記縦裁断手段を移動定置
    させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記横裁断位置決定手段は、画像の形成前
    に設定されている画像の先後端余白を前記横裁断位置の
    決定に加味し、前記縦裁断位置決定手段は、画像の形成
    前に設定されている画像の左右端余白を前記縦裁断位置
    の決定に加味することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】画像形成部に対して記録紙を搬送しなが
    ら、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する画
    像形成装置において、 記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の位置を検出する
    記録紙側端検出手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に設置され、
    記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と同一方向に
    記録紙を裁断する縦裁断手段と、 該縦裁断手段を縦裁断位置へ移動定置させる縦裁断手段
    制御手段と、 前記記録紙側端検出手段により得られた記録紙両側端の
    位置情報に基づいて縦裁断位置を決定する縦裁断位置決
    定手段とを備え、 前記縦裁断手段制御手段は、前記縦裁断位置決定手段に
    より決定された縦裁断位置に前記縦裁断手段を移動定置
    させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記縦裁断位置決定手段は、前記記録紙両
    側端の中間の位置を縦裁断位置と決定することを特徴と
    する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】画像形成部に対して記録紙を搬送しなが
    ら、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する画
    像形成装置において、 記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の少なくとも一方
    の位置を検出する記録紙側端検出手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に記録紙を裁断する横裁
    断手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に設置され、
    記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と同一方向に
    記録紙を裁断する縦裁断手段と、 該縦裁断手段を縦裁断位置へ移動定置させる縦裁断手段
    制御手段と、 前記画像データについて指定された記録紙サイズが複数
    の定型記録紙サイズのいずれであるかを確認するサイズ
    確認手段と、 前記複数の定型記録紙サイズの各々に対応する縦裁断位
    置および横裁断位置の情報を予め定義したテーブル手段
    と、 前記サイズ確認手段により確認された定型サイズに基づ
    いて前記テーブル手段を参照することにより横裁断位置
    の情報を求め、該横裁断位置の情報に基づいて横裁断位
    置を決定する横裁断位置決定手段と、 前記サイズ確認手段により確認された定型サイズに基づ
    いて前記テーブル手段を参照することにより縦裁断位置
    の情報を求め、該縦裁断位置の情報と前記記録紙側端検
    出手段により検出された記録紙側端の情報とに基づいて
    縦裁断位置を決定する縦裁断位置決定手段とを備え、 前記縦裁断手段制御手段は、前記縦裁断位置決定手段に
    より決定された縦裁断位置に前記縦裁断手段を移動定置
    させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】画像形成部に対して記録紙を搬送しなが
    ら、画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する画
    像形成装置において、 記録紙搬送方向と直交する方向に記録紙を裁断する横裁
    断手段と、 記録紙搬送方向と直交する方向に移動可能に設置され、
    記録紙の搬送力を利用して記録紙搬送方向と同一方向に
    記録紙を裁断する縦裁断手段と、 前記画像データに基づいて形成される画像の領域情報を
    求める画像領域判定手段と、 記録紙搬送方向と平行な記録紙両側端の位置を検出する
    記録紙側端検出手段と、 前記画像データについて指定された記録紙サイズが複数
    の定型記録紙サイズのいずれであるかを確認するサイズ
    確認手段と、 前記画像領域判定手段により得られた画像の領域情報に
    基づいて縦裁断位置および横裁断位置を決定する第1の
    裁断位置決定方法と、前記記録紙側端検出手段により得
    られた記録紙両側端の情報に基づいて縦裁断位置を決定
    する第2の裁断位置決定方法と、前記サイズ確認手段に
    より得られた定型記録紙サイズの情報に基づいて縦裁断
    位置および横裁断位置を決定する第3の裁断位置決定方
    法のいずれかを選択する裁断位置決定方法選択手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP18820796A 1996-05-01 1996-06-28 画像形成装置 Pending JPH1015886A (ja)

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DE1997611243 DE69711243T2 (de) 1996-05-01 1997-04-28 Aufzeichnungsträgerschneidgergät
PCT/JP1997/001472 WO1997040988A1 (fr) 1996-05-01 1997-04-28 Appareil a decouper des supports d'enregistrement et dispositif de formation d'images utilisant cet appareil
US09/180,038 US6721060B1 (en) 1996-05-01 1997-04-28 Recording medium cutter image forming device using same
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980084205A (ko) * 1997-05-22 1998-12-05 윤종용 자동용지 사이즈 조정방법
JP2011036921A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Shinmaywa Industries Ltd プリプレグテープの切断方法及びスリッタ装置
JP2011110803A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Olympus Corp 画像記録装置、及び画像記録装置の制御方法
JP2013018198A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Seiko Epson Corp 記録装置

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