JP2003170391A - オートカッター機構を備えたプリンタおよびこのようなプリンタにおけるカッターの移動制御方法 - Google Patents

オートカッター機構を備えたプリンタおよびこのようなプリンタにおけるカッターの移動制御方法

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JP2003170391A
JP2003170391A JP2001371964A JP2001371964A JP2003170391A JP 2003170391 A JP2003170391 A JP 2003170391A JP 2001371964 A JP2001371964 A JP 2001371964A JP 2001371964 A JP2001371964 A JP 2001371964A JP 2003170391 A JP2003170391 A JP 2003170391A
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JP2001371964A
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Kiyoshi Mukoyama
潔 向山
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、印刷する用紙サイズに応じ
て、オートカッター機構のキャリッジの移動量を調節
し、効率的なカット動作を実現することである。 【解決手段】 本発明は、所定の待機位置から主走査方
向に移動しながら、印刷用紙を切断するカッター手段
と、前記カッター手段の移動を制御する移動制御手段
と、前記カッター手段の移動に伴う負荷量を検出する負
荷量検出手段と、前記負荷量検出手段により検出される
負荷量に基づいて、前記印刷用紙の端部位置を判定する
端部位置判定手段と、を備え、前記移動制御手段は、前
記端部位置判定手段により判定された端部位置で折り返
して、前記所定の待機位置まで復帰移動するように制御
することを特徴とするプリンタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートカッター機
構を備えたプリンタおよびこのようなプリンタにおける
カッターの移動制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】インクジェットプリンタ等のプリンタは、
典型的には副走査方向(縦方向または用紙の長さ方向)
に複数の記録素子(ノズル)が配列された印刷ヘッドを
有し、主走査方向(横方向または用紙の幅方向)にこの
印刷ヘッドを往復動させながら、副走査方向に印刷用紙
を搬送することで印刷を行っている。
【0003】このようなプリンタでは、ページプリンタ
とは異なり、用紙長に対する自由度が高いため、いわゆ
る単票用紙だけでなく、ロール紙のような一連の印刷用
紙にも印刷を行うことができるようにしたタイプもあ
る。このタイプのプリンタは、典型的にはオートカッタ
ー機構を備えている。オートカッター機構は、主走査方
向に往復動するキャリッジにカッター刃が取り付けられ
ている。このキャリッジは、印刷ヘッドが作動している
ロール紙に対する記録中は、ホームポジションと呼ばれ
る待機位置に位置しており、記録動作が終了した段階
で、主走査方向に往復移動することで、ロール紙の所定
位置を切断し、所定長の用紙として排紙する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなオートカ
ッター機構では、カッター刃を取り付けたキャリッジ
は、常に移動量が最大、つまりホームポジションと最他
端との間を往復動している。例えば、用紙幅A4横サイ
ズに対応するオートカッター機構を備えたプリンタにお
いて、用紙幅100mmサイズのロール紙に印刷を行う
場合であっても、キャリッジの移動量は最大になるた
め、ロール紙の切断が終了した後でも、キャリッジを最
他端に移動させた後、ホームポジションに戻す必要があ
った。このため、幅の小さな用紙に印刷するような場合
には、大きな用紙幅に対応したプリンタであるほど、カ
ット動作に要する時間がかかっていた。これは、特に、
連続的に印刷を行う場合には、次の印刷動作に入ること
ができず、印刷処理に時間がかかるという問題を引き起
こしていた。
【0005】そこで、本発明は、印刷する用紙サイズに
応じて、オートカッター機構のキャリッジの移動量を調
節し、効率的なカット動作を実現することで、ひいては
印刷処理の遅延を防止するプリンタを提供することを課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、オート
カッター機構を備えたプリンタにおいて、カッターを移
動させながら印刷用紙の端部位置を推定し、その端部位
置付近でカッターの移動を折り返すようにしたことであ
る。この場合に、印刷用紙の端部位置の推定は、カッタ
ーの負荷量を検出し、この検出した負荷量に基づいて行
われる。これにより、カッターの移動量を必要最小限に
抑えることができるようになる。
【0007】すなわち、本発明は、所定の待機位置から
主走査方向に移動しながら、印刷用紙を切断するカッタ
ー手段と、前記カッター手段の移動を制御する移動制御
手段と、前記カッター手段の移動に伴う負荷量を検出す
る負荷量検出手段と、前記負荷量検出手段により検出さ
れる負荷量に基づいて、前記印刷用紙の端部位置を判定
する端部位置判定手段と、を備え、前記移動制御手段
は、前記端部位置判定手段により判定された端部位置で
折り返して、前記所定の待機位置まで復帰移動するよう
に制御することを特徴とするプリンタである。
【0008】本発明は、前記負荷量検出手段が前記カッ
ター手段の移動速度を算出する一方、前記移動制御手段
が前記算出された移動速度が等速になるように前記カッ
ター手段の移動を制御することで、前記負荷量検出手段
は、前記移動制御手段の制御状態に基づいて前記負荷量
を検出することが好ましい。
【0009】また、前記端部位置判定手段は、前記検出
される負荷量の変化に基づいて前記印刷用紙の端部位置
を判定することが好ましい。
【0010】さらに、前記プリンタは、前記負荷量検出
手段により検出される負荷量を記憶する負荷量記憶手段
をさらに備え、前記端部位置判定手段は、前記負荷量記
憶手段に記憶された負荷量と前記負荷量検出手段により
検出される負荷量とに基づいて、前記印刷用紙の端部位
置を判定することが好ましい。
【0011】さらにまた、前記負荷量検出手段は、電源
投入または印刷用紙のセットに関わる所定のイベントに
基づいて、検出した負荷量を前記負荷量記憶手段に記憶
させることが好ましい。
【0012】また、前記端部位置判定手段は、プリント
ジョブデータで指定される用紙サイズに関する情報に基
づいて、前記印刷用紙の端部位置を判定することが好ま
しい。
【0013】本発明は、方法の発明としても成立する。
すなわち、本発明は、所定の待機位置から主走査方向に
移動しながら、印刷用紙を切断するカッター手段を備え
たプリンタにおける前記カッター手段の移動制御方法で
あって、前記カッター手段の移動を制御するステップ
と、前記カッター手段の移動に伴う負荷量を検出するス
テップと、前記検出した負荷量に基づいて、前記印刷用
紙の端部位置を判定するステップと、を有し、前記移動
を制御するステップは、前記判定された端部位置で折り
返して、前記所定の待機位置まで復帰移動するように制
御することを特徴とするカッター手段の移動制御方法で
ある。
【0014】さらに、本発明は、プログラムまたはプロ
グラムを記録した記録媒体としても成立する。プリンタ
に所定の機能を実現させる制御プログラムであって、前
記制御プログラムは、所定の待機位置から主走査方向に
移動しながら、印刷用紙を切断するカッター手段の移動
を制御する移動制御機能と、前記カッター手段の移動に
伴う負荷量を検出する負荷量検出機能と、前記負荷量検
出手段により検出される負荷量に基づいて、前記印刷用
紙の端部位置を判定する端部位置判定機能と、を前記プ
リンタに実現させるものであり、前記移動制御機能は、
前記端部位置判定手段により判定された端部位置で折り
返して、前記所定の待機位置まで復帰移動するように制
御することを特徴とする制御プログラムである。
【0015】なお、本明細書において、手段とは、単に
物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する
機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。ま
た、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段に
より実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理
的手段により実現されても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0017】[第1の実施形態]本実施形態は、ロール
紙に対応したオートカッター機構を備えたプリンタにお
いて、実際の印刷後のカット処理に先立って、ロール紙
Pをテストカットした状態からロール紙の端部位置を推
定し、その位置に相当するカッターの移動量を記憶して
おき、実際の印刷後のカット処理に際しては、最他端ま
でカッターを移動させるのではなく、この推定した端部
位置付近で折り返すようにしたことを特徴としている。
これにより、カッターの移動量を必要最小限に抑えるよ
うにしている。
【0018】また、本実施形態は、実際の印刷後のカッ
ト処理に際して、先のテストカット処理時の動作状態と
比較しながら、カッターが推定した端部位置に到達した
か否かを判断し、より確実に端部位置に到達したことを
判断するようにしている。
【0019】図1は、本実施形態に係るプリンタ1の側
断面概略図である。プリンタ1は、印刷用紙としてのロ
ール紙Pに対する印刷処理およびカット処理を行う機構
を有する印刷機構部11と印刷機構部11に供給すべき
ロール紙Pをセットするカセット12を備える。カセッ
ト12は、印刷機構部11に対して着脱可能になってお
り、ロール紙Pの補充・交換は、このカセット12を取
り外して行われる。カセット12は、格納部121と蓋
部122とから構成され、ロール紙Pの補充のため、蓋
部122は開閉可能に構成されている。
【0020】ロール紙Pは、軸部123に挿通された状
態で回転可能にセットされ、格納部121の底部に配置
された前後一対の従動ローラ124および駆動ローラ1
25上に支持された状態で収容される。格納部121の
底部後側には駆動ローラ125を駆動するロール紙モー
タ126が配設されている。ロール紙モータ126が正
転駆動されると、駆動ローラ125からロール紙Pに回
転力が伝達されて、ロール紙Pは印刷機構部11側に送
り出される方向に回転する。一方、ロール紙モータ12
6が逆転駆動されると、駆動ローラ125からロール紙
Pに回転力が伝達されて、ロール紙Pは巻き取られる方
向に回転する。
【0021】格納部121の前端部には、送り出される
ロール紙Pの搬送経路に相当する位置に給紙機構部13
が配設されている。給紙機構部13は、格納部121か
ら前方へ延出する支持アーム131の先端部に支持され
た給紙従動ローラ132と給紙駆動ローラ133とを備
える。ロール紙Pはこれらローラ132,133にニッ
プされた状態で印刷機構部11側に供給される。印刷機
構部11には、給紙機構部13のローラ132,133
から送り出される搬送経路に沿って、搬送ローラ11
1、排紙ローラ112が配置されている。これらローラ
111,112はいずれも、下側に位置する駆動ローラ
と上側に位置する従動ローラとから構成され、ロール紙
Pをニップしている。紙送り方向において搬送ローラ1
11と排紙ローラ112との間には、プラテン113が
配置されている。
【0022】印刷機構部11は、キャリッジ軸114を
備え、このキャリッジ軸114にキャリッジ115が摺
動可能に支持されている。そして、図示しないキャリッ
ジモータが駆動されることで、キャリッジ115はキャ
リッジ軸114に沿ってその軸方向(主走査方向)に往
復動する。キャリッジ115の下面には、印刷ヘッド1
16が取り付けられている。この印刷ヘッド116の記
録素子(ノズル)からインク滴が吐出されてロール紙P
に記録が行われる。印刷ヘッド116は、図示しないイ
ンクカートリッジからインクの供給を受ける。
【0023】ロール紙Pから給紙機構部11までの間に
おけるロール紙Pの搬送経路のやや下側には、たるみ形
成装置14が設けられている。たるみ形成装置14は、
その先端部にガイドローラ141を有する回動アーム1
42を備えている。回動アーム142は、ねじりコイル
ばね143によりガイドローラ141がロール紙Pを下
面から持ち上げる方向に付勢されている。回動アーム1
42の下部には、被検知部144が下方に突設されてお
り、この被検知部144を検知可能な位置に、たるみ検
出用センサ145が配置されている。このたるみ検出用
センサ145は、検出用凹部を有するコの字形の光学式
センサからなっている。
【0024】たるみ検出用センサ145は、ロール紙P
が突っ張ってきて被検知部144がたるみ検出用センサ
145の凹部に没入して検知光を遮るとオンにする。一
方、たるみ検出用センサ145は、ロール紙Pに必要量
のたるみができ、被検知部144がたるみ検出用センサ
31の凹部から抜け出て検知光を遮らなくなるとオフに
する。ロール紙モータ126は、このたるみ検出用セン
サ145の検出信号に基づいて、駆動制御されるように
なっている。
【0025】また、格納部121の底部には、先端部に
ガイドローラ127を有する回動プレート128が、ガ
イドローラ127をロール紙Pの外周面に当接させた状
態となったばね(図示せず)により付勢された状態で設
けられている。回動プレート128には反射式光学セン
サからなる終端検出センサ129が設けられており、ロ
ール紙Pの終端部に記された終端マークを検出する。終
端検出センサ129がこの終端マークを検出することで
ロール紙Pがなくなる直前のロール紙補充時期を通知す
る。
【0026】印刷ヘッド116により記録がなされたロ
ール紙Pがさらに送り出される搬送経路に相当する位置
には、カッター装置15が設けられている。このカッタ
ー装置15は、記録がなされ送り出されてきたロール紙
Pを所定サイズの単票用紙とするために、ロール紙Pの
所定位置でカットするものである。カット装置15は、
可動刃151aが固定刃151bに切断可能に係合した
状態でロール紙Pの幅方向(副走査方向)に移動するこ
とにより、ロール紙Pを切断する。カッター装置15に
よって切断されたロール紙Pは、カッター装置15の補
助駆動ローラ153により印刷機構部11の外部に排出
される。カッター装置15と印刷ヘッド116の間に
は、用紙検出センサ117が配設され、この用紙検出セ
ンサ117から出力される検出信号に基づいて、印刷ヘ
ッド116の下流側におけるロール紙Pの有無が判断さ
れる。
【0027】図2は、本実施形態に係るプリンタ1内部
の概略機能構成を説明するためのブロックダイアグラム
である。同図に示すように、プリンタ1を機能的に説明
すれば、プリンタ1全体の動作を司る制御装置21と上
述したメカニカルな部材を中心に構成される印刷機構部
12とに分けることができる。
【0028】制御装置21は、外部のホストコンピュー
タから送信されるプリントジョブデータに基づいて、ロ
ール紙Pに対する印刷処理を実行するため、印刷機構部
12を制御する。インターフェース22は、ケーブルを
介して接続されたホストコンピュータとの間で通信を行
うための機能を提供している。プリンタ1は、インター
フェース22を介してホストコンピュータからプリント
ジョブデータを受信する。ホストコンピュータとの接続
は、ネットワーク接続であってもよいし、シリアルまた
はパラレル接続であってもよく、適宜選択的に使用する
ことができる。
【0029】システム部23は、プロセッサ231、R
OM232、RAM233等から構成されている。プロ
セッサ231は、主記憶装置として機能するRAM23
3を用いながらROM232に記憶された各種の制御プ
ログラムを実行し、プリンタ1を統括的に制御する。言
い換えれば、各種の制御プログラムはプロセッサ231
に実行されることにより、他のハードウェアと共働し
て、プリンタ1に所定の機能を実現させる。本実施形態
では、このシステム部23によってジョブ解釈機能、印
刷制御機能、カッター装置制御機能等が少なくとも実現
される。ジョブ解釈機能は、インターフェース22を介
して受信したプリントジョブデータを解釈して、イメー
ジデータを生成する機能である。生成されたイメージデ
ータは、RAM233の一部として構成されるイメージ
バッファメモリに書き込まれる。印刷制御機能は、イメ
ージバッファメモリに書き込まれたイメージデータに基
づき駆動回路部15を制御する機能である。
【0030】印刷機構部12は、上述したように、印刷
処理およびカット処理時に作動するメカニカルな部材を
中心に構成されている。同図では、印刷機構部12の構
成部材のうち、代表的なものを示している。駆動回路部
24は、これら印刷機構部12のメカニカルな部材をそ
れぞれ駆動制御するためのものであり、印刷機構部12
の構成に応じて構成されている。
【0031】図3は、本実施形態に係るカッター装置1
5の機構を説明するための図である。カッター151
は、可動刃151aがカッターキャリッジ31に取り付
けられている。カッターキャリッジ31は、2つのプー
リ32,33により調節された無端の駆動ベルト34に
取り付けられ、一方のプーリ32がカッター用モータ3
5によって回転駆動されることで、摺動軸36に沿っ
て、つまり主走査方向に往復動する。カッターキャリッ
ジ31は、印刷ヘッド116が動作している記録中はホ
ームポジションと呼ばれる待機位置に位置しており、記
録動作が終了した段階で、往復移動する。これにより、
ロール紙Pは切断されて、所定サイズの単票用紙が形成
されることになる。
【0032】また、カッターキャリッジ31には、反射
式光学センサからなる速度量検出センサ37が設けられ
ている。カッターキャリッジ31の移動方向には速度量
検出センサ37に対接するようにエンコードマーカ38
が設けられている。エンコードマーカ37は、明暗模様
のマークが一定間隔で付されている。速度量検出センサ
37は、カッターキャリッジ31が移動している間、こ
のエンコードマーカ38に検知光を照射してその反射光
量を検出する。エンコードマーカ37には明暗模様のマ
ークが付されているので、速度量検出センサ37は、そ
の明暗に応じたエンコード信号を出力する。制御装置2
1は、このエンコード信号に基づいてカッターキャリッ
ジ31の移動速度を算出し、カッターキャリッジ31の
移動速度が一定になるように駆動制御を行ったり、この
駆動制御のための駆動信号の変化を検出して、ロール紙
Pの端部を検出する。
【0033】なお、本実施形態では、後述するように、
カッターキャリッジ31が往復動する領域は、常に摺動
軸36全体(ホームポジションから最他端まで)にわた
るのではなく、セットされたロール紙Pの用紙幅に応じ
て可変に調節される。
【0034】図4は、本実施形態に係るカッターキャリ
ッジ31の等速制御機構を説明するためのブロックダイ
アグラムである。速度制御部41は、カッターキャリッ
ジ31が所定の速度値vで移動するように、D/Aコン
バータ42にデジタルの駆動信号を出力する。D/Aコ
ンバータ42はこれをアナログ信号に変換し、モータド
ライバ43に出力する。モータドライバ43は、変換さ
れたアナログ信号に基づく駆動電流をモータ35に出力
する。これにより、プーリ32が駆動され、カッターキ
ャリッジ31は摺動軸36に沿って移動することにな
る。
【0035】一方、カッターキャリッジ31が移動して
いる間、カッターキャリッジ31に設けられた速度量検
出センサ37は、エンコードマーカ37からの反射光に
基づくエンコード信号を速度算出部44に出力する。速
度算出部44は、クロックタイマ45から得られるクロ
ック信号とこのエンコード信号とに基づいてカッターキ
ャリッジ31の現在の速度値を算出する。算出された速
度値は、速度制御部41に入力される。速度制御部41
は、入力された速度値に基づいて、カッターキャリッジ
31が所定の速度値vで移動するように、出力すべきデ
ジタル信号値を補正して出力する。すなわち、速度算出
部44により得られる現在の速度値がv’(<v)であ
れば、出力すべきデジタル信号値を大きくし、速度算出
部44により得られる現在の速度値がv’(>v)であ
れば、出力すべきデジタル信号値小さくする。
【0036】このように、制御装置21は、カッターキ
ャリッジ31の移動速度が一定になるように、速度制御
を行う。すなわち、カッター151がロール紙Pを切断
している間は、ある程度の負荷がそこにかかるため、制
御装置21は、速度が遅くならないように、駆動信号の
出力値を高くし、逆に、ロール紙Pを切断し終えた直後
は、負荷が取り除かれ、それまでの駆動信号の出力値で
は速度が速くなってしまうため、これを押えるように、
駆動信号の出力値を低くする。したがって、制御装置2
1は、出力している駆動信号値を参照することにより、
その負荷量からロール紙Pの端部を推定することができ
ることになる。
【0037】カッター装置15がロール紙Pの端部を検
出できるようにするため、プリンタ1は、電源が投入さ
れた時またはロール紙Pがセットされた場合には、カッ
ターキャリッジ31の移動量最大で(つまりホームポジ
ションから最他端まで)そのロール紙Pの先端を切断す
るテストカット処理を行って、セットされているロール
紙Pをカット処理したときの動作状態(駆動信号値の時
間変化状態)を基準動作状態として取得する。カッター
装置15は、プリントジョブデータに基づく実際の印刷
処理後のカット処理の際に、この予め取得した基準動作
状態と現在の動作状態とを比較して、ロール紙Pの端部
の検出を試み、検出できた場合にはカッターキャリッジ
31を最他端に移動させることなく、ホームポジション
に即座に復帰移動させる。
【0038】図5は、本実施形態に係るプリンタ1の電
源投入時等におけるテストカット処理を説明するための
フローチャートである。このようなテストカット処理
は、電源投入時またはロール紙Pがセットされた場合、
このようなイベントをトリガとして制御装置21が実行
する制御プログラムによって実現される。
【0039】すなわち、制御装置21は、これらのイベ
ントを検出すると、ロール紙Pの先端部分をカッター1
51で切断できる位置まで、ロール紙Pモータ126を
正転駆動してロール紙Pを送り出す(STEP50
1)。ロール紙Pを送り出した後、制御装置21は、カ
ッターキャリッジ31が最他端位置まで移動するよう
に、カッター駆動回路部124を制御する。これによ
り、カッター駆動回路部124によりモータ35が正転
駆動され、カッターキャリッジ31が順方向に移動す
る。このとき、カッターキャリッジ31に設けられた速
度量検出センサ37は、制御装置21がカッター駆動回
路部124を制御するために出力する駆動信号を一定の
間隔でサンプリングし、その値をRAM233に記録す
る(STEP502)。サンプリング間隔は、例えば、
エンコードマーカ38のマーク間隔のn倍(nは整数)
であることが好ましい。制御装置21は、サンプリング
された駆動信号値を記録しながら、カッターキャリッジ
31を最他端まで移動するように制御すると、今度はホ
ームポジションに復帰させるための制御を行う(STE
P503)。制御装置21は、駆動信号値のサンプリン
グを終了すると、得られた駆動信号値列に基づいてロー
ル紙Pの端部を判定し、その移動量を記録する(STE
P504)。すなわち、制御装置21は、得られた駆動
信号値列を順にスキャンしていき、その値が一定量落ち
込んだ位置をロール紙Pの端部を判定している。
【0040】図6は、カッターキャリッジ31の駆動制
御における駆動電流値および駆動信号値の変化の一例を
示した図である。すなわち、下段のグラフは、移動量
(または時間)に対する駆動信号値の変化を示してお
り、上段のグラフは、この駆動信号値に基づく、移動速
度の変化を示している。この移動量(または時間)は、
エンコードマーカ37を順次にスキャンすることで得ら
れるものである。制御装置21は、カッターキャリッジ
31を等速移動制御しようとするので、ロール紙Pの切
断により負荷がかかった場合には、より大きな駆動信号
値を出力し、ロール紙Pを切断した直後はその負荷が取
り除かれるため、負荷がかかっていたときよりも小さな
駆動信号値を出力する。したがって、制御装置21は、
これら駆動信号値列の変化に基づいて、ロール紙Pの端
部位置を判定することができるようになる。
【0041】すなわち、制御装置21が駆動信号値を出
力すると、駆動回路部244を介してこれに応じた駆動
電流がモータ35に送られる。制御装置21は、カッタ
ー151を移動し始め、間もなく等速制御に移行する。
その後、カッター151がロール紙Pに差し掛かると、
切断をし始めるが、(図中a点)、このとき、その抵抗
により速度が遅くなるため、もとの速度に戻るように、
駆動電流値を大きくする(図中b点)。制御装置21
は、カッターキャリッジ31の移動速度が一定になるよ
うに駆動信号値を制御しながら、ロール紙Pを切断して
いる間は、その負荷は一定であるため、制御する駆動信
号値も一定となる。カッター151がロール紙Pの端部
まで達すると急激にその負荷が取り除かれるため、切断
中に出力していた駆動信号値では速度が速くなってしま
うことから、速度一定を保つように、制御装置21はフ
ィードバック制御により駆動信号値を小さくする(図中
c点)。
【0042】制御装置21は、電源投入時等には、この
ように変化する駆動信号値列からロール紙Pの端部を推
定し、その移動量を記録しておき、実際の印刷後のカッ
ト処理に際しては、カッターキャリッジ31がその移動
量付近に達した時点で、この基準動作状態と同様の駆動
信号値が得られているか否かを判断し、そうであれば、
そこをロール紙Pの端部であると判定して、カッターキ
ャリッジ31をホームポジションに復帰させる。
【0043】なお、本実施形態では、駆動信号値の変化
に基づき、ロール紙Pの端部位置を判定したが、エンコ
ードマーカ38による移動速度の変化により判定するよ
うにしてもよい。
【0044】図7は、本実施形態に係るプリンタ1のカ
ット処理時におけるカッターキャリッジ31に対する制
御処理を説明するためのフローチャートである。このカ
ット処理は、印刷ヘッド116による記録動作が終了
し、ロール紙Pの切断されるべき位置がカッター151
の位置に搬送された時点で、制御装置21が制御プログ
ラムを実行することにより、実現される。
【0045】同図に示すように、制御装置21は、カッ
ターキャリッジ31が最他端に移動していないと判断す
る場合には(STEP701)、順方向にカッターキャ
リッジ31を移動させるため、正転駆動信号を出力する
(STEP702)。この場合において、制御装置21
は、出力している駆動信号値とすでに基準動作状態とし
て取得した駆動信号値とを比較して、所定の許容誤差の
範囲内で一致しているか否かを判断する(STEP70
3)。制御装置21は、出力している駆動信号値が正
常、つまり所定の許容誤差の範囲内に収まっていると判
断する場合には、さらにカッターキャリッジ31の現在
位置がロール紙Pの端部として推定した位置付近に到達
しているか否かを判断する(STEP704)。もし、
推定した端部位置付近に到達していないと判断する場合
には、制御装置21は、STEP701の処理に戻り、
到達するまで上記処理を行う。
【0046】一方、STEP703において出力してい
る駆動信号値が異常、つまり所定の許容誤差の範囲内に
収まっていないと判断する場合には、ロール紙Pの端部
を推定することは困難であるため、最他端位置までカッ
ターキャリッジ31を移動させる。この場合には、ST
EP701において最多端位置に到達したと判断された
場合に、STEP705に移行する。
【0047】推定した端部位置付近に到達したと判断す
る場合、または最他端位置まで到達したと判断する場合
には、制御装置21は、逆方向にカッターキャリッジ3
1を移動させるため、逆転駆動信号を出力する(STE
P704)。制御装置21は、逆転駆動信号を出力する
ことにより、ホームポジションに到達したか否かを判断
し(STEP706)、到達した時点で処理を終了す
る。
【0048】なお、上記フローチャートでは、上記処理
の流れをシーケンシャルに説明したが、特にこれにこだ
わるものではない。従って、動作に矛盾が生じない限
り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するように構
成しても良い。
【0049】以上のように、本実施形態によれば、実際
の印刷後のカット処理に先立って、ロール紙Pをテスト
カットした状態からロール紙Pの端部位置を推定し、そ
の位置を記憶しておき、実際の印刷後のカット処理に際
しては、順方向に移動させているカッターがこの推定し
た端部位置付近に到達した場合には、逆方向に移動させ
るようにしているので、カッターの移動量を最小限に抑
えることができ、カット動作に要する時間を節約するこ
とができるようになる。したがって、連続的に印刷を行
う場合であっても、カッターの無駄な動作がなく、即座
に次の印刷動作に入ることができ、印刷処理の高速化を
図ることができるようになる。
【0050】また、本実施形態によれば、実際の印刷後
のカット処理に際して基準動作状態と比較して正常状態
であることをチェックしながら、カッターが推定した端
部位置に到達したか否かを判断しているので、より確実
に端部位置に到達したことを判断することができる。
【0051】[第2の実施形態]本実施形態は、上記実
施形態の変形であり、実際の印刷後のカット処理に際し
て、テストカット処理により予め取得した動作状態およ
びプリントジョブデータが指定する用紙サイズ(用紙
幅)に基づいて用紙端部位置を判定することを特徴とし
ている。つまり、本実施形態は、ホストコンピュータ等
から受け取ったプリントジョブデータを解釈することに
より得られる用紙サイズに関する情報を、テストカット
処理により予め取得した動作状態とともに、用紙端部位
置の推定に用いている。このようにプリントジョブデー
タが指定する用紙サイズを参照しているので、セットさ
れている用紙の端部位置のより正確に判定することがで
きるようになる。
【0052】図8は、本実施形態に係るカット処理時に
おけるカッターキャリッジ31に対する制御処理を説明
するためのフローチャートである。同図に示すように、
本実施形態では、上記実施形態に示した図7の処理に対
してSTEP804の処理が追加されている。すなわ
ち、制御装置21は、出力している駆動信号値が正常、
つまり所定の許容誤差の範囲内に収まっていると判断す
る場合には(STEP803)、次に、カッターキャリ
ッジ31の移動量がプリントジョブデータで指定されて
いる用紙サイズ位置に到達したか否かを判断する(ST
EP804)。もし、推定した端部位置付近に到達して
いないと判断する場合には、制御装置21は、STEP
801の処理に戻り、到達するまで上記処理を行う。制
御装置21は、カッターキャリッジ31の移動量がプリ
ントジョブデータで指定されている用紙サイズ位置に到
達したと判断する場合には、カッターキャリッジ31の
現在位置がロール紙Pの端部として推定した位置付近に
到達しているか否かを判断する(STEP704)。な
お、以降の処理は、上記実施形態で示した図7の処理と
同様であるので、説明を省略する。
【0053】以上のように、本実施形態によれば、上記
第1の実施形態と同様の利点を得ることができるととも
に、プリントジョブデータが指定する用紙サイズを参照
しているので、セットされている用紙の端部位置のより
正確に判定することができるようになる。
【0054】なお、本実施形態では、カッターキャリッ
ジに伴い負荷量検出手段によって検出される負荷量およ
びプリントジョブデータが指定する用紙サイズ(用紙
幅)情報に基づいて、印刷用紙の端部位置を判定してい
るが、用紙サイズ情報にのみ基づいて判定するようにし
てもかまわない。また、この用紙サイズ情報もプリント
ジョブデータによってホストコンピュータから取得する
のでなく、ホストコンピュータからの制御コマンドによ
り取得するようにしてもかまわない。 [その他の実施形態]上記各実施形態は、本発明を説明
するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にの
み限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱し
ない限り、さまざまな形態で実施することができる。
【0055】例えば、上記実施形態では、実際の印刷後
のカット処理に先だって、プリンタの電源投入時等に、
カッターキャリッジの移動量最大で、そのロール紙Pの
先端を切断するテストカット処理を行うことで基準動作
状態を取得するようにしたが、このテストカット処理を
省略し、電源投入後の最初の印刷時にカッターキャリッ
ジの移動量最大でそのロール紙Pの先端を切断するカッ
ト処理を行って、併せて、セットされているロール紙P
をカット処理したときの動作状態を基準動作状態として
取得し、以後のカット処理にこれを用いるようにしても
よい。
【0056】また、上記実施形態では、印刷用紙の端部
位置をカッターキャリッジの移動に伴い負荷量検出手段
によって検出される負荷量に基づいて判定しているが、
これとは別にまたはこれと併用して、光学センサなどの
用紙幅検出手段により判定するようにしても良い。
【0057】さらに、上記実施形態では、カッターと印
刷ヘッドとをそれぞれ別体のキャリッジに設けて構成し
たが、これらを1つのキャリッジに設けて構成してもよ
い。この場合には、印刷動作中はカッターは収納され、
印刷後、カッターが現れるようにすることが好ましい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、オートカッター機構を
備えたプリンタにおいて、印刷する用紙サイズに応じ
て、オートカッター機構のキャリッジの移動量を調節
し、効率的なカット動作を実現することができ、ひいて
は印刷処理の遅延を防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの機能構成
を説明するブロックダイアグラムである。
【図2】本発明の一実施形態に係るプリンタ内部の概略
機能構成を説明するためのブロックダイアグラムであ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係るカッター装置の機構
を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るカッターキャリッジ
の等速制御機構を説明するためのブロックダイアグラム
である。
【図5】本発明の一実施形態に係るプリンタのテストカ
ット処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係るカッターキャリッジ
の駆動制御における移動速度および駆動信号値の変化の
一例を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るプリンタのカット処
理時におけるカッターキャリッジに対する制御処理を説
明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態に係るプリンタのカット処
理時におけるカッターキャリッジに対する制御処理を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…プリンタ 11…印刷機構部 12…カセット 13…給紙機構部 14…たるみ形成装置 15…カッター装置 21…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/06 B65H 35/06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の待機位置から主走査方向に移動しな
    がら、印刷用紙を切断するカッター手段と、 前記カッター手段の移動を制御する移動制御手段と、 前記カッター手段の移動に際して、前記印刷用紙の端部
    位置を判定する端部位置判定手段と、を備え、 前記移動制御手段は、前記端部位置判定手段により判定
    された端部位置で折り返して、前記所定の待機位置まで
    復帰移動するように前記カッター手段を制御することを
    特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】前記プリンタは、 前記カッター手段の移動に伴う負荷量を検出する負荷量
    検出手段をさらに備え、 前記端部位置判定手段は、負荷量検出手段により検出さ
    れる負荷量に基づいて、前記印刷用紙の端部位置を判定
    することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】前記負荷量検出手段が前記カッター手段の
    移動速度を算出する一方、前記移動制御手段が前記算出
    された移動速度が等速になるように前記カッター手段の
    移動を制御することで、前記負荷量検出手段は、前記移
    動制御手段の制御状態に基づいて前記負荷量を検出する
    ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】前記端部位置判定手段は、 前記検出される負荷量の変化に基づいて前記印刷用紙の
    端部位置を判定することを特徴とする請求項3記載のプ
    リンタ。
  5. 【請求項5】前記プリンタは、 前記負荷量検出手段により検出される負荷量を記憶する
    負荷量記憶手段をさらに備え、 前記端部位置判定手段は、 前記負荷量記憶手段に記憶された負荷量と前記負荷量検
    出手段により検出される負荷量とに基づいて、前記印刷
    用紙の端部位置を判定することを特徴とする請求項2乃
    至4記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】前記負荷量検出手段は、電源投入または印
    刷用紙のセットに関わる所定のイベントに基づいて、検
    出した負荷量を前記負荷量記憶手段に記憶させることを
    特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】前記端部位置判定手段は、 プリントジョブデータで指定される用紙サイズに関する
    情報に基づいて、前記印刷用紙の端部位置を判定するこ
    とを特徴とする請求項2乃至6記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】所定の待機位置から主走査方向に移動しな
    がら、印刷用紙を切断するカッター手段を備えたプリン
    タにおける前記カッター手段の移動制御方法であって、 前記カッター手段の移動を制御するステップと、 前記印刷用紙の端部位置を判定するステップと、を有
    し、 前記移動を制御するステップは、 前記判定された端部位置で折り返して、前記所定の待機
    位置まで復帰移動するように前記カッター手段を制御す
    ることを特徴とするカッター手段の移動制御方法。
  9. 【請求項9】プリンタに所定の機能を実現させる制御プ
    ログラムであって、前記制御プログラムは、 所定の待機位置から主走査方向に移動しながら、印刷用
    紙を切断するカッター手段の移動を制御する移動制御機
    能と、前記カッター手段の移動に際して、前記印刷用紙
    の端部位置を判定する端部位置判定機能と、を前記プリ
    ンタに実現させるものであり、 前記移動制御機能は、前記端部位置判定手段により判定
    された端部位置で折り返して、前記所定の待機位置まで
    復帰移動するように前記カッター手段を制御することを
    特徴とする制御プログラム。
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