JP4360165B2 - 印刷装置及びギャップ調整方法 - Google Patents

印刷装置及びギャップ調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4360165B2
JP4360165B2 JP2003337693A JP2003337693A JP4360165B2 JP 4360165 B2 JP4360165 B2 JP 4360165B2 JP 2003337693 A JP2003337693 A JP 2003337693A JP 2003337693 A JP2003337693 A JP 2003337693A JP 4360165 B2 JP4360165 B2 JP 4360165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print medium
gap
printing
paper
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003337693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005103814A (ja
Inventor
礼子 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003337693A priority Critical patent/JP4360165B2/ja
Publication of JP2005103814A publication Critical patent/JP2005103814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360165B2 publication Critical patent/JP4360165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、印刷装置に係り、詳しくは、印刷ヘッドとプラテン間のクリアランス(所謂プラテンギャップ)を自動的に調整する機構を備えたプリンタに適用して好適な印刷装置及びギャップ調整方法
に関するものである。
従来、印刷装置の一つとして、例えばインクジェット方式のプリンタが知られている。このようなプリンタにおいて、ジャム(紙詰まり)が発生した場合、一般には用紙を静かに引き抜くか、又はプリンタ本体に設けられたレリースレバーを操作して印刷ヘッドとプラテン(正確には印字面)間のプラテンギャップを調整することで印字面に皺が寄らないように用紙を引き抜くようにしている。
一方、近年では、このプラテンギャップを自動的に調整する機構(以下「自動ギャップ調整機構」という)を備えたプリンタも提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種のプリンタは、ユーザが選択した普通紙や写真専用紙などの用紙の種類(具体的には紙厚)に応じて、プラテンギャップを自動的に調整することができる。これにより、紙厚の異なる用紙の種類毎にインク滴の形成位置を最適化し、印字品質を確保するようになっている。
特開平6−32019号公報
ところで、上記のような自動ギャップ調整機構を備えたプリンタでは、印字品質の向上を図るべく、プラテンギャップの値は極めて小さな値に管理される。このため、ジャムが発生したときに印刷ヘッドとプラテンとの間に用紙が噛んでしまい、プリンタから用紙を容易に引き抜くことができないという問題があった。この場合、無理に力を加えてプリンタから用紙を引き抜こうとすれば、印字面に皺を発生させたり、用紙の一部分がプリンタ内に残ったまま用紙が破れてしまったりする。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ジャムが発生した場合にも、用紙の引き抜きを容易に行い得る印刷装置及びギャップ調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によれば、印刷ヘッドと、その印刷ヘッドに対向して設けられ、給紙される印刷媒体を搬送方向に沿って案内する案内部材との間のギャップを、印刷媒体の種類に応じて自動的に調整する自動ギャップ調整機構を備える印刷装置において、前記印刷媒体の搬送方向に沿って設けられ、該印刷媒体を検出する複数の検出手段と、前記印刷媒体の印刷中にジャムが発生したとき、前記搬送方向において前記印刷媒体が検出される搬送位置に応じて、前記自動ギャップ調整機構により調整されている前記ギャップを開放するか否かを判断する判断手段と、を備え、前記自動ギャップ調整機構は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記印刷ヘッドを前記案内部材に対し相対的に移動させて前記ギャップを開放し、前記複数の検出手段は、前記印刷ヘッドを主走査方向に移動させるキャリッジに設けられる第1の検出手段と、前記第1の検出手段に対し前記搬送方向の上流側に設けられる第2の検出手段と、を少なくとも含み、前記判断手段は、前記第1の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に基づいて、該印刷媒体が印刷中か否かを判断し、前記印刷中にジャムが発生したとき、前記第2の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断する、ことを要旨とする。
これによれば、自動ギャップ調整機構を備える印刷装置において、印刷媒体の印刷中にジャムが発生したとき、その印刷媒体が検出される搬送位置に応じて、自動ギャップ調整機構を制御し、印刷ヘッドを案内部材に対し相対的に移動させることにより、該印刷ヘッドと該案内部材との間のギャップが開放される。従って、自動ギャップ調整機構を備える印刷装置において、印刷中にジャムが発生した場合にも、そのジャムとなった印刷媒体の印字面に皺等を発生させることなく、該印刷媒体を容易に引き抜くことが可能となる。
さらに、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体は、第1の検出手段と第2の検出手段とにより検出され、その結果、搬送方向において、どの搬送位置でジャムが発生したかが判断される。そして、判断手段は、第1の検出手段によって印刷媒体が検出されるときには、印刷が実行されていると判断し、その印刷中にジャムが発生した場合には、第2の検出手段による印刷媒体の検出結果に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断する。その結果、第2の検出手段の検出結果に基づき、ジャムとなった印刷媒体の搬送位置に応じて前記ギャップが開放されることにより、印刷媒体の引き抜きを容易に行うことが可能となる。
また、本発明における印刷装置において、前記判断手段は、前記印刷中にジャムが発生したとき、該ジャムとなった印刷媒体の種類に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断することを要旨とする。
これによれば、印刷中にジャムとなった印刷媒体の種類に応じて、印刷ヘッドと案内部材間のギャップが開放される。
また、本発明における印刷装置において、前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が単票紙であると判断するとき、前記単票紙が検出される搬送位置に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断することを要旨とする。
これによれば、印刷中にジャムとなった印刷媒体が単票紙である場合には、該単票紙が検出される搬送位置に応じて、その搬送位置が比較的容易に引き抜きを行うことができる位置であれば前記ギャップは開放されず、反対に、引き抜きを行うことが困難な位置であれば前記ギャップが開放される。
また、本発明における印刷装置において、前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が長尺紙であると判断するとき、前記長尺紙が検出される搬送位置に依らず、前記ギャップを開放することを要旨とする。
これによれば、印刷中にジャムとなった印刷媒体が長尺紙である場合には、該長尺紙が検出される搬送位置に依らず、前記ギャップが開放される。その結果、長尺紙がジャムとなった場合にも、その印字面に皺等を発生させることなく、該長尺紙の引き抜きを容易に行うことが可能となる。
また、本発明における印刷装置において、前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が前記第2の検出手段により検出されるとき、前記ギャップを開放することを要旨とする。
これによれば、印刷の進行状況が初期、又は中期の段階でジャムが発生した場合には、印刷媒体の引き抜きが困難であると判断され前記ギャップが開放されるため、印刷媒体の引き抜きを容易に行うことが可能となる。
また、本発明における印刷装置において、前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が前記第2の検出手段により検出されないとき、前記ギャップを開放しないことを要旨とする。
これによれば、印刷の進行状況が終期の段階でジャムが発生した場合には、印刷媒体の引き抜きが比較的容易であると判断され前記ギャップが開放されないため、自動ギャップ調整機構によって予め調整されている前記ギャップが維持される。
また、本発明によれば、印刷ヘッドを主走査方向に移動させるキャリッジに設けられるとともに印刷媒体を検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段に対し前記印刷媒体の搬送方向の上流側に設けられるとともに前記印刷媒体を検出する第2の検出手段とを備え、前記印刷ヘッドと、その印刷ヘッドに対向して設けられるとともに給紙される前記印刷媒体を搬送方向に沿って案内する案内部材との間のギャップを調整可能な印刷装置におけるギャップ調整方法であって、前記第1の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に基づいて、該印刷媒体が印刷中か否かを判断する工程と、前記印刷中にジャムが発生したとき、前記第2の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に応じて、前記ギャップを開放する工程と、を備えることを要旨とする。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷装置の外観を示す斜視図である。この印刷装置はカラー画像の出力が可能なインクジェット方式のプリンタ1であり、ホストコンピュータとしてのパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)2から送信される印刷データに基づいて印刷を行う。なお、プリンタ1とPC2は、本実施の形態では例えばUSBケーブル3により接続されている。
プリンタ1の本体4の背面側には用紙供給装置5が設けられており、プリンタ1が印刷可能な印刷媒体は、この用紙供給装置5から本体4内部に給紙される。本実施の形態においては、シートフィーダ5aにセットされた単票紙としてのカット紙、あるいはロール紙支持部5bにセットされた長尺紙としてのロール紙が本体4内部に給紙されるようになっている(以下では、カット紙、ロール紙等の印刷媒体を単に「用紙」という)。本体4の中央に設けられたカバー6の下方には後述するプリンタ部(図1では省略する)が設けられており、このプリンタ部の作動により印刷された用紙(ここではカット紙CP)が本体4の前側下部に設けられた排紙口7から排出される。
次に、プリンタ1の概略構成について図2及び図4を参照しながら説明する。
図2に示すように、プリンタ1は、用紙(ここではカット紙CP)に印刷を行うプリンタ部11と、このプリンタ部11を制御する制御回路12とを備えている。制御回路12は、CPU13、ROM14、RAM15、EEPROM16、インタフェース部(以下「I/F部」という)17を有しており、それらは内部バス18を介して相互に接続されている。I/F部17には、USBケーブル3を介してPC2が接続されている。CPU13は、RAM15を利用しながら、ROM14やEEPROM16に記憶されたプログラムやデータに従ってプリンタ部11を制御する。具体的には、I/F部17を介してPC2から入力する印刷データを基に、プリンタ部11を駆動して印刷を行う。
プリンタ部11は、図示しないブラック用インクカートリッジとカラー用インクカートリッジが搭載されたキャリッジ21を有し、このキャリッジ21に印刷ヘッド22が取り付けられている。印刷ヘッド22は、用紙供給装置5から供給される用紙をその搬送方向に沿って案内する案内部材としてのプラテン23と対向して配置され、このプラテン23と印刷ヘッド22との間の距離であるプラテンギャップは、PC2からの制御指令に基づいて、印刷ヘッド22と用紙との間が適切な距離となるように所定の値に管理されるようになっている。
キャリッジ21は、プーリ24に張設されキャリッジモータ25により駆動される無端の駆動ベルト26に固定されるとともに、摺動軸27に対して摺動可能に支持されている。そして、キャリッジモータ25が駆動されることにより、駆動ベルト26を介してキャリッジ21が摺動軸27に沿って主走査方向に往復動される。印刷ヘッド22にはインク滴を吐出するためのノズル孔(図示略)が複数形成され、本実施の形態において各ノズル孔から吐出されるインク滴は、ドット径が大、中、小の3種類ある。そして、キャリッジ21が往復動される際に、所定のタイミングでノズル孔からインク滴が吐出されることにより、用紙(カット紙CP)に対して双方向印刷が行われる。
摺動軸27は、摺動軸モータ28によって上下方向に移動することが可能である。すなわち、摺動軸27の上下の移動により、キャリッジ21は、プラテン23に対して相対的に移動し、これにより、印刷ヘッド22の下面とプラテン23との間のプラテンギャップが調整されるようになっている。
図4(a)〜(c)に示すように、プリンタ部11には、プラテン23に対し用紙(ここではカット紙CP)の搬送方向の上流側に配置され、供給された用紙をプラテン23に搬送する搬送ローラ31と、その搬送ローラ31に対向して用紙の上側に配置される従動ローラ32とが設けられている。搬送ローラ31は、紙送りモータ33(図2参照)の回転駆動力によって回転制御され、用紙はこの搬送ローラ31の回転により搬送方向に搬送される。従動ローラ32は、用紙が搬送ローラ31の回転により搬送される際に、従動して回転する。また、プリンタ部11には、プラテン23に対し用紙の搬送方向の下流側に配置され、搬送ローラ31から外れた用紙を搬送して排紙するための排紙ローラ34と、その排紙ローラ34に対向して用紙の上側に配置される従動ローラ35とが設けられている。排紙ローラ34は、紙送りモータ33(図2参照)の回転駆動力によって回転制御され、用紙はこの排紙ローラ34の回転により搬送方向に搬送される。従動ローラ35は、用紙が排紙ローラ34の回転により排紙される際に、従動して回転する。
さらに、プリンタ部11には、上記キャリッジ21に設けられ、第1の検出手段として機能する反射型光学センサ(以下「第1のセンサ」という)36と、その第1のセンサ36に対して用紙の搬送方向の上流側に設けられ、第2の検出手段として機能する反射型光学センサ(以下「第2のセンサ」という)37とが備えられている。詳述すると、第1のセンサ36と第2のセンサ37は、それぞれ発光ダイオードにてなる発光素子と、例えばフォトトランジスタにてなる受光素子とを有し、発光素子から発せられた光(入射光)を基に受光素子で受光される反射光に基づいて、搬送される用紙の有無を検出する。
そして、本実施の形態において、第1のセンサ36により用紙が検出されるときには、その用紙に対し印刷ヘッド22の移動に基づく印刷が実行されている(実行中)と判断される。また、第2のセンサ37により用紙が検出されるときには、用紙供給装置5(図1)から供給される用紙が正しく給紙されたと判断される(つまり第2のセンサ37によって給紙エラーが検出されるようになっている)。
次に、プリンタ1の詳細な機能構成を図3を参照しながら説明する。なお、図2と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を一部省略する。
プリンタ1の制御回路12は、プリンタ1の動作を統括的に制御するCPU13と、ROM14と、EEPROM16と、I/F部17と、PC2から出力される制御信号やデータを受信するバッファメモリ41と、印刷データを格納するためのイメージバッファ42とを備えている。なお、バッファメモリ41やイメージバッファ42は、上述したRAM15(図2)の記憶領域を利用して構成されている。制御回路12は、さらに、キャリッジモータ25を駆動するキャリッジモータ駆動回路43と、紙送りモータ33を駆動する紙送りモータ駆動回路44と、摺動軸モータ28を駆動する摺動軸駆動回路45と、第1及び第2のセンサ36,37を制御するセンサ制御回路46と、印刷ヘッド22を駆動する印刷ヘッド駆動回路47とを備え、それらはCPU13に接続されている。また、センサ制御回路46は、第1及び第2のセンサ36,37の出力値(受光した反射光を電気信号に変換した値)を測定するための測定部46aを備えている。なお、本実施の形態においては、摺動軸駆動回路45と摺動軸モータ28と摺動軸27(図2)とにより、印刷ヘッド22とプラテン23間のプラテンギャップを自動調整する自動ギャップ調整機構が構成される。
プリンタ1には、印刷の実行に必要な印刷制御データや複数の色成分の印刷データ、さらには、ユーザにより選択された用紙の種類(具体的には用紙の厚さ)に応じて印刷ヘッド22とプラテン23間のプラテンギャップの値を指示するための制御信号(以下「ギャップ制御信号」という)がPC2から供給される。このとき、PC2がプリンタ1に対して指示すべきプラテンギャップの値は、プラテンギャップ決定部50としての機能を有するプリンタドライバによって決定される。
PC2から転送された複数の色成分の印刷データや印刷制御データ、及びギャップ制御信号は、一旦、バッファメモリ41に蓄えられ、イメージバッファ42には、そのバッファメモリ41で受信された印刷データが格納される。
CPU13は、バッファメモリ41から必要な印刷制御データを読み取り、それに基づいて、キャリッジモータ駆動回路43、紙送りモータ駆動回路44及び印刷ヘッド駆動回路47に制御信号を出力する。これにより、キャリッジモータ駆動回路43や紙送りモータ駆動回路44は、CPU13からの制御信号に従って、キャリッジモータ25や紙送りモータ33を駆動する。また、印刷ヘッド駆動回路47は、CPU13からの制御信号に従って、イメージバッファ42から各色の印刷データを読み出し、それらに応じて印刷ヘッド22を駆動する。なお、この際、印刷ヘッド駆動回路47は、第1のセンサ36により検出された用紙の検出結果に基づいてセンサ制御回路46の測定部46aが測定した値を基に、プラテン23に案内される用紙にインク滴を吐出するようになっている。
また、CPU13は、バッファメモリ41からプラテンギャップを設定するためのギャップ制御信号を読み取り、それに基づいて、摺動軸駆動回路45に制御信号を出力する。詳述すると、EEPROM16には、選択された用紙の種類に応じて設定すべきプラテンギャップの値が予め記憶されている。CPU13は、ギャップ制御信号に基づいて、このEEPROM16から必要なプラテンギャップの値を読み込み、印刷ヘッド22とプラテン23間の距離がその値となるように調整すべく摺動軸駆動回路45に制御信号を出力する。これにより、摺動軸駆動回路45は、CPU13からの制御信号に従って、摺動軸モータ28を駆動し、その摺動軸モータ28の回転駆動力により摺動軸27(図2)が上下に移動してキャリッジ21がプラテン23に対し相対的に移動することにより、プラテンギャップが調整される。従って、プリンタ1は、選択された用紙の種類に応じてPC2から出力されるギャップ制御信号を基に、プラテンギャップを自動的に調整することができる。
次に、プリンタ1においてジャム(紙詰まり)が発生したときの用紙の搬送態様について、再度、図4を参照しながら説明する。
図4(a)は、用紙(ここではカット紙CP)が第2のセンサ37のみによって検出される状態を示している。この状態、つまり用紙の給紙中にジャムが発生したときは、印刷ヘッド22とプラテン23間のプラテンギャップに用紙が入り込んでいないため、プリンタ1の後方(給紙口)から用紙を静かに引き抜くことで、印字面に皺等を発生させることなく比較的容易に用紙を引き抜くことができる。
図4(b)は、用紙(カット紙CP)が第1のセンサ36と第2のセンサ37とにより検出される状態を示している。この状態、つまり第1及び第2のセンサ36,37によって用紙が検出される状態での印刷中にジャムが発生したときは、印刷の進行状況が初期、又は中期段階にあり、印刷ヘッド22とプラテン23間のプラテンギャップに用紙が入り込んでいるため、プリンタ1から用紙を引き抜くことが極めて困難な状況となる。すなわち、このとき、プラテンギャップは、自動ギャップ調整機構によって用紙(カット紙CP)の厚さに応じた値に自動調整されており、その値は極めて小さな値に管理されている。従って、この場合には、プラテンギャップに用紙が噛み込んだ状態で用紙の大部分を引き抜かなければならないため、用紙を引き抜くことが極めて困難となる。
図4(c)は、用紙(カット紙CP)が第1のセンサのみにより検出される状態を示している。この状態、つまり第1のセンサ36のみによって用紙が検出される状態での印刷中にジャムが発生したときは、印刷の進行状況は終期段階にある。このとき、上述した図4(b)の場合と同様、用紙はプラテンギャップに入り込んでいるが、用紙の引き抜き量が少ないため、プリンタ1の前方(排紙口7)から用紙を静かに引き抜くことで、印字面に皺等を発生させることなく、比較的容易に用紙を引き抜くことが可能となる。
次に、本実施の形態の自動ギャップ調整機構におけるプラテンギャップの開放制御について、図5を参照しながら説明する。
ここで、プラテンギャップを開放するとは、用紙の種類に応じて所定の値に自動調整されているプラテンギャップを、用紙の引き抜きが容易に可能となる十分な値とすべく、プラテン23に対してキャリッジ21を上方へ移動させる動作をいう。そして、このプラテンギャップの開放制御は、本実施の形態においては、少なくとも第1のセンサ36によって用紙が検出される状態、つまり印刷中(上述した図4(b)又は図4(c)に示す状態)に実行される処理であり、本制御を実施してプラテンギャップを開放するか否かの判断は、判断手段として機能するCPU13によって実現される。なお、CPU13が本制御を行うための処理ルーチンは、ROM14等に格納されている。
図5は、プラテンギャップの開放制御を示す処理フローチャートである。
ステップS100において、CPU13は、プリンタ1内部(プリンタ部11)でジャムが発生しているか否かを判断し、ジャムが発生していると判断する場合には、ジャムとなった用紙が単票紙(本実施の形態においてはカット紙CP)か否かを判断する(ステップS101)。なお、CPU13は、ステップS100において、ジャムが発生していないと判断する場合には、プラテンギャップを開放することなく本ルーチンを終了する。
ステップS101において、CPU13は、ジャムの発生している用紙が単票紙であると判断する場合には、ステップS102に移行する。このステップS102では、CPU13は、ジャムの発生している単票紙が第2のセンサ37によって検出されているか否かを判断する。
このとき、CPU13は、単票紙が第2のセンサ37により検出されていると判断する場合には、ステップS103に移行し、プラテンギャップを開放する。すなわち、単票紙の印刷中(少なくとも第1のセンサ36により単票紙が検出されている状態)にジャムが発生し、そのとき単票紙が第2のセンサ37により検出されている場合(つまり図4(b)に示す状態)には、その単票紙をプリンタ1から引き抜くことが極めて困難な状態にある。従って、CPU13は、用紙の引き抜きが容易に可能となる値まで、プラテンギャップを開放すべく、自動ギャップ調整機構を制御する。
一方、ステップS102において、CPU13は、単票紙が第2のセンサ37によって検出されていないと判断する場合(つまり図4(c)に示す状態)には、その単票紙をプリンタ1から引き抜くことが比較的容易に可能な状態と判断して、プラテンギャップを開放しない。
なお、このルーチンにおける上記ステップS101において、CPU13は、ジャムの発生している用紙が単票紙でない、つまり長尺紙(本実施の形態においてはロール紙)であると判断する場合には、ステップS103に移行し、プラテンギャップを開放する。すなわち、CPU13は、印刷中において、ジャムの発生した用紙が長尺紙であった場合には、第2のセンサ37による長尺紙の検出結果に依らず、常にプラテンギャップを開放すべく、自動ギャップ調整機構を制御する。これは、長尺紙は、単票紙のように用紙に区切りがなく、ジャムの発生時に長尺紙を排紙しきることができないためである。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)選択された用紙の種類に応じてプラテンギャップを自動的に調整する自動ギャップ調整機構を備えるプリンタ1には、キャリッジ21に設けられる第1のセンサ36と、その第1のセンサ36に対して用紙の搬送方向の上流側に設けられる第2のセンサ37とが備えられる。このプリンタ1において、印刷中にジャムが発生したとき、その用紙が第2のセンサ37により検出されている場合には、プラテン23に対してキャリッジ21を上方に移動させ、プラテンギャップを開放するようにした。これによれば、第2のセンサ37により用紙が検出される印刷の初期、中期段階でジャムが発生した場合には、プラテンギャップが開放されるため、無理な力を加えることなく用紙を容易に引き抜くことができる。また、用紙の引き抜きの際に、その用紙がプラテンギャップに噛み込んで印字面に皺を発生させたり、用紙が破れたりすることを防止できる。また、このとき印刷ヘッド22を傷つけたりすることも防止できる。
(2)本実施の形態では、印刷中にジャムが発生したとき、その用紙が第2のセンサ37により検出されていない場合には、プラテンギャップの開放を行わないようにした。これによれば、第2のセンサ37により用紙が検出されない印刷の終期段階でジャムが発生した場合には、用紙を比較的容易に引き抜くことが可能であると判断し、プラテンギャップを開放しないため、自動調整されているプラテンギャップを維持することができる。
(3)本実施の形態では、ジャムとなった用紙が単票紙である場合には、第2のセンサ37の検出結果(つまりジャムの発生位置)に応じてプラテンギャップを開放し、長尺紙である場合には、第2のセンサ37の検出結果に依らず、プラテンギャップを常に開放するようにした。これによれば、ジャムとなった用紙が長尺紙であった場合にも、その引き抜きを容易に行うことができる。
(4)本実施の形態では、第1のセンサ36により用紙が検出されていないとき、つまり用紙の給紙時にジャムが発生した場合には、用紙をプリンタ1の給紙口から引き抜くことが可能であると判断して、プラテンギャップの開放制御を行わない(つまりプラテンギャップを開放しない)ようにした。従って、この場合には、自動調整されているプラテンギャップが維持される。
(5)本実施の形態では、印刷中にジャムが発生したとき、自動調整されているプラテンギャップが、用紙の種類及び第2のセンサ37の検出結果に応じて開放されるため、レリースレバー等の構成を不要とすることができる。従って、プリンタ1の構成を簡易且つ安価な構成とすることができる。
なお、上記実施の形態においては、以下の態様に変更した変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記実施の形態では、PC2からのギャップ制御信号に基づいて、プラテンギャップを自動調整するプリンタ1に具体化したが、用紙の種類をプリンタ1側で設定可能なユーザインタフェースを備えるプリンタにおいて、PC2が接続されていなくてもプリンタ単体でプラテンギャップを自動調整可能な構成に具体化してもよい。また、プリンタ1の構成は上記実施の形態の構成に限定されるものではなく、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能を備えた所謂SPC複合機の構成としてもよい。
(変形例2)上記実施の形態では、用紙を検出するセンサとして、第1及び第2のセンサ36,37の2つを備えるが、センサの数は2つに限定されず、3以上であってもよい。この場合は、キャリッジ21に設けた第1のセンサ36に対し用紙の搬送方向の上流側に、複数のセンサを備えるようにするのが好ましい。このようにすれば、プラテンギャップの開放制御を、印刷の進行状況に応じて、より細かく行うことが可能となる。
(変形例3)上記実施の形態では、印刷中にジャムが発生したとき、それが長尺紙である場合には、第2のセンサ37の検出結果(つまりジャムの発生位置)に依らず、プラテンギャップを常に開放するようにした。これを、長尺紙の場合にも、単票紙と同様に第2のセンサ37の検出結果を利用して開放制御を行うようにしてもよい。すなわち、ジャムとなった用紙が長尺紙であるとき、プリンタ1にセットされている長尺紙にまだ印刷可能な部分が大部分残っている場合には、第2のセンサ37の検出結果は必ず用紙を検出する状態となる。一方、ジャムが発生したとき、プリンタ1にセットされている長尺紙に印刷可能な部分が殆どない場合(つまり長尺紙の終端付近でジャムが発生したとき)には、第2のセンサ37によって用紙は検出されなくなる。従って、この場合に、単票紙の場合と同様な作用効果を期待することができる。
(変形例4)上記実施の形態では、印刷中にジャムが発生したとき、その用紙が第2のセンサ37によって検出されない場合(つまり図4(c)に示す状態)には、プラテンギャップを開放しないこととした。これを、この状態のときも、プラテンギャップを開放するようにしてもよい。すなわち、この状態のときには、図4(b)に示す状態でジャムが発生する場合と同様、用紙の引き抜き時にプラテンギャップに用紙が噛み込んで、用紙を容易に引き抜くことができなくなる可能性がある。従って、この状態のときにも、プラテンギャップを開放して、用紙の引き抜きを容易に行えるようにしてもよい。
次に、上記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)請求項6記載の印刷装置において、
前記第2の検出手段は、前記印刷媒体の給紙エラーを検出可能な位置に設けられ、
前記判断手段は、前記印刷媒体が前記第2の検出手段のみによって検出されるときにジャムが発生した場合には給紙時のジャムと判断し、前記ギャップを開放しないことを特徴とする印刷装置。
一実施の形態に係る印刷装置(プリンタ)の外観を示す概略斜視図である。 プリンタの概略構成図である。 プリンタの詳細な機能構成を示すブロック図である。 用紙の搬送状態を示す説明図であり、(a)は用紙が第2のセンサのみによって検出される状態(給紙中)を示し、(b)は用紙が第1のセンサと第2のセンサとによって検出される状態(印刷中)を示し、(c)は用紙が第1のセンサのみによって検出される状態(印刷中)を示す。 プラテンギャップの開放制御を示す処理フローチャートである。
符号の説明
CP…印刷媒体としての単票紙(カット紙)、1…印刷装置としてのプリンタ、27…自動ギャップ調整機構を構成する摺動軸、28…自動ギャップ調整機構を構成する摺動軸モータ、45…自動ギャップ調整機構を構成する摺動軸駆動回路、13…判断手段としてのCPU、21…キャリッジ、22…印刷ヘッド、23…案内装置としてのプラテン、36…第1の検出手段としての反射型光学センサ(第1のセンサ)、37…第2の検出手段としての反射型光学センサ(第2のセンサ)。

Claims (7)

  1. 印刷ヘッドと、その印刷ヘッドに対向して設けられ、給紙される印刷媒体を搬送方向に沿って案内する案内部材との間のギャップを、印刷媒体の種類に応じて自動的に調整する自動ギャップ調整機構を備える印刷装置において、
    前記印刷媒体の搬送方向に沿って設けられ、該印刷媒体を検出する複数の検出手段と、
    前記印刷媒体の印刷中にジャムが発生したとき、前記搬送方向において前記印刷媒体が検出される搬送位置に応じて、前記自動ギャップ調整機構により調整されている前記ギャップを開放するか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記自動ギャップ調整機構は、前記判断手段による判断結果に基づいて前記印刷ヘッドを前記案内部材に対し相対的に移動させて前記ギャップを開放し、
    前記複数の検出手段は、
    前記印刷ヘッドを主走査方向に移動させるキャリッジに設けられる第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段に対し前記搬送方向の上流側に設けられる第2の検出手段と、
    を少なくとも含み、
    前記判断手段は、
    前記第1の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に基づいて、該印刷媒体が印刷中か否かを判断し、前記印刷中にジャムが発生したとき、前記第2の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記判断手段は、前記印刷中にジャムが発生したとき、該ジャムとなった印刷媒体の種類に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が単票紙であると判断するとき、前記単票紙が検出される搬送位置に応じて、前記ギャップを開放するか否かを判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が長尺紙であると判断するとき、前記長尺紙が検出される搬送位置に依らず、前記ギャップを開放することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  5. 前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が前記第2の検出手段により検出されるとき、前記ギャップを開放することを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記判断手段は、前記印刷中にジャムとなった印刷媒体が前記第2の検出手段により検出されないとき、前記ギャップを開放しないことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. 印刷ヘッドを主走査方向に移動させるキャリッジに設けられるとともに印刷媒体を検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段に対し前記印刷媒体の搬送方向の上流側に設けられるとともに前記印刷媒体を検出する第2の検出手段とを備え、前記印刷ヘッドと、その印刷ヘッドに対向して設けられるとともに給紙される前記印刷媒体を搬送方向に沿って案内する案内部材との間のギャップを調整可能な印刷装置におけるギャップ調整方法であって、
    前記第1の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に基づいて、該印刷媒体が印刷中か否かを判断する工程と、
    前記印刷中にジャムが発生したとき、前記第2の検出手段による前記印刷媒体の検出結果に応じて、前記ギャップを開放する工程と、
    を備えることを特徴とするギャップ調整方法。
JP2003337693A 2003-09-29 2003-09-29 印刷装置及びギャップ調整方法 Expired - Fee Related JP4360165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337693A JP4360165B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 印刷装置及びギャップ調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337693A JP4360165B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 印刷装置及びギャップ調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005103814A JP2005103814A (ja) 2005-04-21
JP4360165B2 true JP4360165B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=34533450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337693A Expired - Fee Related JP4360165B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 印刷装置及びギャップ調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360165B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4668044B2 (ja) * 2005-11-24 2011-04-13 株式会社リコー インクジェット記録装置
JP5670636B2 (ja) * 2010-01-19 2015-02-18 株式会社セイコーアイ・インフォテック 記録装置
JP5997460B2 (ja) * 2012-02-28 2016-09-28 理想科学工業株式会社 画像形成装置
JP7234710B2 (ja) * 2019-03-14 2023-03-08 ブラザー工業株式会社 プリンタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137869A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 Juki Corp 印字ヘツドの自動紙厚調整装置
JPH04138277A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Tokyo Electric Co Ltd プリンタ
JP3097705B2 (ja) * 1991-09-11 2000-10-10 セイコーエプソン株式会社 プリンタ
JP3088578B2 (ja) * 1992-02-26 2000-09-18 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置およびインクジェット記録物の製造方法
JPH0632019A (ja) * 1992-07-17 1994-02-08 Tokyo Electric Co Ltd 印字装置のプラテンギャップ調整方法
JPH08244309A (ja) * 1995-03-08 1996-09-24 Mitsubishi Electric Corp 印字装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005103814A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8477168B2 (en) Recording apparatus and control method of recording apparatus
US8714541B2 (en) Image recording apparatus and control method thereof
JP2007182265A (ja) シート搬送装置
JP5176762B2 (ja) プリンタにおける印刷制御方法およびプリンタ
JPH11348373A (ja) インクジェット記録装置
EP1954021A1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP4517926B2 (ja) プリンタの記録紙ローディング方法
JP4360165B2 (ja) 印刷装置及びギャップ調整方法
JP2010036440A (ja) プリンタの再印刷制御方法およびプリンタ
JP4733575B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2008132628A (ja) 搬送機構、それを備えた記録装置、及び搬送機構の制御方法
US20230065602A1 (en) Printing device configured to separate sheet into first sheet and second sheet, discharge first sheet, and reuse second sheet
JP2008080649A (ja) 搬送機構及びそれを備えた記録装置
JP5862173B2 (ja) 画像記録装置
JP2008068999A (ja) 画像形成装置
JP4078241B2 (ja) 記録装置
US11446934B2 (en) Printing device configured to separate sheet into first sheet and second sheet, discharge first sheet, and reuse second sheet
JP2010030190A (ja) 記録紙の位置決め方法およびプリンタ
JP7349065B2 (ja) 後処理システム、及び、画像形成システム
JP4701785B2 (ja) 画像記録装置
JP2006193302A (ja) 紙葉類処理装置
JP3716978B2 (ja) 記録装置
JP2010202305A (ja) 記録紙ガイド機構およびロール紙プリンター
US20210300085A1 (en) Printing device having cutting unit for separating printing medium into first and second media, and accommodating unit for accommodating therein second medium
JP3837997B2 (ja) 記録装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4360165

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees