JP4019988B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成媒体に対して画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真焼付装置には、感光材料を露光して潜像を形成する露光部と、現像・定着・水洗等の処理を行う現像部とを備えているものがある。かかる写真焼付装置では、マガジン内から引き出された長尺の感光材料が、その搬送経路に沿って配置された複数の搬送ローラ対により搬送されて、露光部、現像部の順に通過する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
かかる写真焼付装置は、感光材料(画像形成媒体)を露光する露光部の上流側には、裏印字情報としてコマ情報(画像位置情報)を印字する裏印字部が配置されている。そして、裏印字部と露光部との間に配置された反射センサによりコマ情報が検出されることによって感光材料の画像記録位置が特定され、露光部において感光材料の画像記録位置から画像の露光が開始される。その後、露光処理が行われた感光材料は、現像部において所定の処理が行われた後で、仕上カッタによって画像毎に切断されて排出される。ここで、かかる写真焼付装置では、仕上カッタの上流側にも反射センサが配置されており、感光材料は、反射センサがコマ情報を検出することに基づいて感光材料の切断位置が特定されて仕上カッタによって切断される。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−133973号公報(第12頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる写真焼付装置では、コマ情報は感光材料の幅方向一端部近傍において画像毎に1つずつ印字されている。従って、反射センサによりコマ情報を検出することにより、感光材料のコマ情報が印字された部分が反射センサに対向する位置にあることは検出できるが、感光材料がその搬送方向に対して傾いていたとしても、感光材料が傾いていることは検出することができない。従って、このような場合には、感光材料が傾いた状態で仕上カッタによる切断位置に搬送されるので、必ずしも予定された位置で感光材料が切断されるとは限らず、切断位置精度が悪くなってしまう。
【0006】
かかる問題は、巻回部から巻き解かれつつ搬送される長尺の用紙(画像形成媒体)に対して複数の画像が連続的に印刷されるインクジェット式プリンタにおいても同様に発生すると考えられる。
【0007】
また、かかるインクジェット式プリンタでは、印刷可能領域において並列に配置されて搬送される比較的幅の狭い2つの用紙に対してほぼ同時に印刷が行われることによって、その処理能力の向上が図られることがある。従って、かかるプリンタでは、印刷可能領域よりも用紙の搬送方向上流側に対応する位置に、2つの用紙の搬送経路に対応するようにそれぞれ別々の搬送ローラ対が配置されており、2つの用紙をそれぞれ独立に搬送することができる。なお、搬送ローラ対としては、駆動ローラおよび圧着ローラを有しており、両者の間で用紙を挟持することによって、用紙を搬送するものが一般的である。
【0008】
そして、かかるプリンタにおいて、2つの用紙の搬送経路に跨る幅を有する幅広の用紙に対する印刷が行われるときは、幅広の用紙は2つの搬送ローラ対によって搬送されることになる。従って、2つの搬送ローラ対により幅広の用紙を搬送する場合には、2つの搬送ローラ対が互いに同調するように制御されることが望ましい。
【0009】
しかしながら、2つの搬送ローラ対が互いに同調するように制御される場合においても、2つの搬送ローラ対の精度、つまり、例えば搬送ローラ対を構成する駆動ローラおよび圧着ローラの個体差、駆動ローラを駆動させるためのモータの個体差などに起因して、2つの搬送ローラ対の搬送力(送り量または搬送速度)が異なったり、搬送負荷のバランスが悪くなって、幅広の用紙が蛇行することがある。このように、幅広の用紙が蛇行した場合には、上述と同様に、必ずしも予定された位置で感光材料が切断されるとは限らず、切断位置精度が悪くなってしまう。
【0010】
そこで、本発明の主な目的は、画像形成媒体が複数の搬送ローラ対によって搬送される場合でも、画像形成媒体の蛇行量が大きくならないように搬送して適正に切断することができる画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、画像形成媒体を切断する切断部と、画像形成媒体を挟持しつつ搬送することによって互いに独立した搬送力を画像形成媒体に付与する複数の搬送ローラ対を有しており、複数の前記搬送ローラ対に跨る幅を有する画像形成媒体を前記切断部へと搬送可能な搬送機構と、前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を検出する蛇行状態検出部と、前記蛇行状態検出部における検出信号に基づいて、前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置において、画像形成媒体が実質的に傾かないように前記複数の搬送ローラ対の回転数をそれぞれ別々に制御する制御手段とを備え、画像形成媒体は、その幅方向に沿って形成された前記切断部により切断される位置を示すカット位置確認パターンを有するものであって、前記蛇行状態検出部が、前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において、画像形成媒体の幅方向に沿って互いに離隔して配置され且つ前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の表面または裏面を読み取り可能な2つの読み取り部と、前記2つの読み取り部によりそれぞれ読み取られた各データに基づいて、前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたかどうかを判別可能な判別手段とを含んでおり、前記判別手段により前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたと判別されたタイミングの差に基づいて、前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を検出可能であることを特徴とするものである。
【0012】
請求項1によると、蛇行状態検出部によって画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度が監視されて、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体が実質的に傾かないように複数の搬送ローラ対がそれぞれ別々に制御される。従って、複数の搬送ローラ対に跨る幅を有する画像形成媒体が切断部により切断される場合に、画像形成媒体が傾いた状態で切断されるのを抑制することができる。また、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を改善するための構成が簡略化される。また、画像形成媒体に形成されたカット位置確認パターンに基づいて、画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を容易に検出することができる。
【0018】
また、請求項の画像形成装置は、カット位置確認パターンが、画像形成媒体の幅方向に沿って形成され且つその搬送方向に沿って互いに離隔するように隣接配置された複数のライン状または帯状の目印を含んでおり、前記判別手段は、前記2つの読み取り部のそれぞれにより所定の濃度変化が読み取られたときに、前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたと判別することを特徴とするものである。
【0019】
請求項によると、画像形成媒体に形成されたカット位置確認パターンを確実に判別することができるため、画像形成媒体をカット位置確認パターンが形成されていない位置で誤って切断されるのを防止することができる。
【0020】
また、請求項の画像形成装置は、前記制御手段が、前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置において、画像形成媒体が実質的に傾かないように前記複数の搬送ローラ対の回転数をそれぞれ別々に制御するときに、全ての搬送ローラ対の回転を停止させないことを特徴とするものである。
【0021】
請求項によると、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体が実質的に傾かないように搬送ローラ対の回転数が制御されるときに、全ての搬送ローラ対が回転している状態に維持されるため、画像形成媒体に皺が発生するのを抑制することができる。
【0022】
また、請求項の画像形成装置は、前記搬送機構が、前記蛇行状態検出部よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において、画像形成媒体に弛み部分を形成することが可能であることを特徴とするものである。
【0023】
請求項によると、蛇行状態検出部よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において画像形成媒体に弛み部分を形成することができるため、複数の搬送ローラ対に対する制御の自由度が大きくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインクジェット式プリンタの概略構成を示す図である。図2は、並列配置された2つの用紙に対して印刷が行われる場合のインクジェット式プリンタの部分的な概略上面図である。
【0025】
図1に示すインクジェット式プリンタ1は、略直方体の筐体30内に、ペーパーマガジン(ペーパーカセット)4と、アドバンスローラユニット5と、インクジェット印刷ユニット6と、搬送ローラユニット7と、切断ユニット8と、排出ローラユニット9とを有している。なお、後述するように、インクジェット式プリンタ1の各部分の動作は、筐体30内に配置されたコントローラ20(図3参照)によって制御される。
【0026】
ペーパーマガジン4は、略直方体形状の筐体であって、長尺の用紙2、3がそれぞれロール状に巻回された巻回部2a、3aが収納されており、筐体30内に装填または取り外し可能(着脱可能)になっている。ペーパーマガジン4に収納された用紙2、3の巻回部2a、3aは、図2に示すように、用紙2、3の幅方向に沿って所定間隔を隔てて配置されている。また、巻回部2a、3aは、それらをそれぞれ回転させることができる駆動ローラ2b、3bおよび巻回部2a、3aと共に回転する従動ローラ2c、3cの上にそれぞれ載置されている。ここで、コントローラ20により駆動ローラ2b、3bが回転駆動されることによって、駆動ローラ2b、3bは巻回部2a、3aを用紙2、3が巻き解かれる方向または用紙2、3が巻き取られる方向に回転して、それらに巻回された用紙2、3を送り出すまたは巻き戻すことができる。なお、用紙2、3の先端部がアドバンスローラユニット5に供給された後は、用紙2、3はアドバンスローラユニット5によって送り出されるようになる。
【0027】
アドバンスローラユニット5は、図2に示すように、コントローラ20により制御されるモータ22a、22bによってそれぞれ駆動される紙送りローラ対5a、5bを有しており、インクジェット印刷ユニット6に用紙2、3をそれぞれ供給することができる。なお、紙送りローラ対5a、5bは、用紙搬送経路の下方に設けられた駆動ローラおよび用紙搬送経路の上方に駆動ローラと圧着可能に設けられた圧着ローラを有しており、用紙2、3の幅方向に沿って用紙2、3の各搬送経路に対応するように配置されている。従って、用紙2、3が2列に配置されて搬送される場合に、用紙2、3を挟持することによってそれぞれ独立して別々に搬送することができる。なお、本実施の形態では、モータ22a、22bとしては、比較的高い送り精度を得ることが可能なサーボモータが用いられている。
【0028】
インクジェット印刷ユニット6は、印刷ヘッド11と、キャリッジ12と、搬送台13とを有している。印刷ヘッド11は、その下面(用紙と対向する面)に、イエロー(黄色)、マゼンタ(赤紫)、シアン(青緑)、黒色などのカラーインクをそれぞれ吐出することができる多数の吐出ノズル(図示しない)を備えている。従って、印刷ヘッド11は、コントローラ20からの信号に基づいて、搬送されてきた用紙2、3の表面(図1では上面)に向かって、多数の吐出ノズルからカラーインクをそれぞれ吐出することによって所望のカラー画像を印刷することができる。また、印刷ヘッド11は、黒色のインクを吐出することができる多数の吐出ノズルを有するものであって、白黒の画像を印刷することができるものであってもよい。
【0029】
なお、インクジェット印刷ユニット6は、ノズルから液状のインクをドットごとに吹き出して用紙2、3に印刷を施すものであって、ピエゾジェット方式、サーマルジェット方式或いはその他の方式のいずれを採用したものであってもよい。
【0030】
キャリッジ12は、その下面において印刷ヘッド11を保持するためのものであり、駆動機構(図示しない)によって用紙2、3の幅方向に沿って印刷ヘッド11と共に往復動可能である。従って、印刷ヘッド11は、用紙2、3の搬送方向に垂直な方向に沿って往復動しつつ、用紙2、3の表面に向かってインクを吐出することになる。なお、図2では、キャリッジ12が印刷が行われない場合の待機位置(ホームポジション)にある場合が図示されている。搬送台13は、用紙2、3の搬送面と同じ高さの用紙支持面を有しており、印刷ヘッド11と対向配置される用紙2、3を支持するためのものである。
【0031】
搬送ローラユニット7は、インクジェット印刷ユニット6と切断ユニット8との間を搬送される用紙2、3を挟持して搬送するためのものである。搬送ローラユニット7は、図2に示すように、コントローラ20により制御されるモータ25a、25bによってそれぞれ駆動される搬送ローラ対7a、7bを有しており、切断ユニット8に用紙2、3をそれぞれ供給することができる。なお、搬送ローラ対7a、7bは、用紙搬送経路の下方に設けられた駆動ローラおよび用紙搬送経路の上方に駆動ローラと圧着可能に設けられた圧着ローラを有しており、用紙2、3の幅方向に沿って用紙2、3の各搬送経路に対応するように配置されている。従って、用紙2、3が2列に配置されて搬送される場合に、用紙2、3を挟持することによってそれぞれ独立して別々に搬送することができる。なお、本実施の形態では、モータ25a、25bとしては、比較的高い送り精度を得ることが可能なステッピングモータが用いられている。
【0032】
また、搬送ローラユニット7と切断ユニット8との間の用紙搬送経路の上方には、2つの読み取りセンサ10a、10bが配置されている。2つの読み取りセンサ10a、10bは、いずれも光センサであって、それに対向する読み取り位置に搬送されてきた用紙2、3の表面を連続的に読み取ることができる。そして、読み取りセンサ10a、10bによって読み取られたデータは、コントローラ20に連続的に供給される。従って、コントローラ20では、後述するように、読み取りセンサ10a、10bから供給される検出信号に基づいて、読み取りセンサ10a、10bによって用紙2、3に印刷されたカットマークが読み取られたことを検出することができる。
【0033】
切断ユニット8は、用紙2、3に対して印刷ヘッド11と同じ側に配置された移動刃8aと、用紙2、3を挟んで移動刃8aと対向するように配置された固定刃8bとを有している。移動刃8aおよび固定刃8bは、いずれも2列配置される用紙2、3のそれぞれの幅方向外側の端部間の間隔よりも若干大きな幅を有する矩形刃である。移動刃8aは、コントローラ20により制御されて、固定刃8bに向かって近接または離隔することができるようになっており、用紙搬送経路を上流側から搬送されてきた印刷済みの用紙2、3を、固定刃8bとの相互作用によって幅方向に沿って切断することができる。このように切断されることにより所定の長さに印刷済みの用紙2、3が分割される。なお、切断ユニット8では、用紙2、3上の画像間に印刷されたカットマークに基づいて切断される。
【0034】
排出ローラユニット9は、コントローラ20により制御されるモータ29a、29b(図3参照)によってそれぞれ駆動される排出ローラ対9a、9bを有しており、切断ユニット8で切断された後の印刷済みの用紙2、3をそれぞれ搬送し、排出口30aより排出させる。なお、排出ローラユニット9の排出ローラ対9a、9bは、アドバンスローラユニット5の紙送りローラ対5a、5bと同様に、用紙2、3の幅方向に沿って用紙2、3の搬送経路に対応するように配置されている。
【0035】
ここで、インクジェット式プリンタ1の制御系について、図3を参照して説明する。図3は、図1のインクジェット式プリンタの制御系についてのブロック図である。図4は、幅広の用紙に印刷されるカットマークの概略構成を示す図である。図5は、図4に示すカットマークの濃度変化を示す図である。
【0036】
コントローラ20には、図3に示すように、ペーパーマガジン4の駆動ローラ2a、3a、アドバンスローラユニット5の紙送りローラ対5a、5b、搬送ローラユニット7の搬送ローラ対7a、7b、排出ローラユニット9の排出ローラ対9a、9bを駆動するためのモータ21、22a、22b、25a、25b、29a、29bがそれぞれ接続されている。さらに、インクジェット印刷ユニット6の印刷ヘッド11に接続されたドライバ23と、キャリッジ12を往復動させるためのモータ24と、切断ユニット8の移動刃8aを駆動させるためのモータ28とがそれぞれ接続されている。また、コントローラ20には、センサ10a、10bが接続されている。
【0037】
従って、コントローラ20は、図示しない入力インターフェイスから供給された画像信号に所定の処理を施して、印刷される画像に対応する画像データを含む印刷信号をインクジェット印刷ユニット6の印刷ヘッド11に供給する。また、コントローラ20は、ペーパーマガジン4、アドバンスローラユニット5、搬送ローラユニット7および排出ローラユニット9による用紙2、3の搬送タイミング、キャリッジ12の移動タイミング、印刷ヘッド11からのインクの吐出タイミングおよび切断ユニット8による用紙2、3の切断タイミングなどを制御する。
【0038】
また、上述したように、コントローラ20は、読み取りセンサ10a、10bにより得られる検出信号によって、用紙上に印刷されたカットマークの位置と切断ユニット8の切断位置との位置関係を認識することができる。
【0039】
また、コントローラ20には、インクジェット式プリンタ1に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、インクジェット式プリンタ1の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、CPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、制御部41と、傾き角度算出部42と、モータ駆動演算部43とが形成されている。また、傾き角度算出部42は、カットマーク判別部45と、検出時刻記憶部46とを有している。
【0040】
制御部41は、各ローラを駆動するためのモータの回転数を制御する。なお、幅広の用紙2’の傾き補正が行われる際には、制御部41は、モータ駆動演算部43による演算結果に基づいて、搬送ローラユニット7の搬送ローラ対7a、7bを駆動するモータ25a、25bを制御する。
【0041】
傾き角度算出部42は、幅広の用紙2’に対する印刷が行われる場合に、幅広の用紙2’の搬送方向に対する傾き角度を算出する。ここで、傾き角度算出部42では、幅広の用紙2’上に印刷されたカットマークが読み取りセンサ10a、10bにより読み取られる際の検出信号に基づいて幅広の用紙2’の搬送方向に対する傾き角度が算出される。
【0042】
ここで、本実施の形態のインクジェット式プリンタ1では、幅広の用紙2’に対して印刷が行われる場合には、図4に示すように、複数の画像50を連続的に印刷すると共に、隣り合う2つの画像50の間にカットマーク60が印刷される。カットマーク60は、切断ユニット8において幅広の用紙2’が画像毎に切断される場合に目印となるものである。
【0043】
本実施の形態では、カットマーク60は、幅広の用紙2’の幅方向に沿って形成された2本の黒色の目印62、64と、幅広の用紙2’の幅方向に沿って形成された3本の白色の目印61、63、65とを含んでいる。そして、幅広の用紙2’の搬送方向下流側から上流側に向かって、白色の目印61、黒色の目印62、白色の目印63、黒色の目印64、白色の目印65の順に配列されている。ここで、目印61〜65は、いずれも幅広の用紙2’の全幅にわたるライン状の目印であって、所定の幅a(用紙の搬送方向に沿う長さ)を有している。従って、カットマーク60の全体の幅は幅5aになっている。
【0044】
従って、幅広の用紙2’上には、画像50とカットマーク60とが交互に印刷される。そして、カットマーク60の搬送方向下流側の端部(白色の目印61の搬送方向下流側の端部)が画像50の後端部にほぼ一致しており、カットマーク60の搬送方向上流側の端部(白色の目印65の搬送方向上流側の端部)が画像50の先端部にほぼ一致している。
【0045】
なお、本実施の形態では、画像50の先端部および後端部おいて切断される場合には、幅広の用紙2’がカットマーク60の搬送方向上流側の端部および搬送方向下流側の端部よりも少しだけ画像50内に入った位置でそれぞれ切断される。つまり、画像50の先端部については、幅広の用紙2’上のカットマーク60の白色の目印65よりも搬送方向上流側に少しだけ離隔した位置で幅広の用紙2’が切断される。また、画像50の後端部については、幅広の用紙2’上のカットマーク60の白色の目印61よりも搬送方向下流側に少しだけ離隔した位置で幅広の用紙2’が切断される。なお、図4では、幅広の用紙2’が実際に切断される位置が一点鎖線で描かれている。その結果、画像50が1つずつ印刷された幅広の用紙2’と、カットマーク60が1つずつ印刷された幅広の用紙2’とに分割される。なお、幅広の用紙2’は、カットマーク60の搬送方向上流側の端部および搬送方向下流側の端部においてちょうど切断されてもよい。
【0046】
カットマーク判別部45は、読み取りセンサ10a、10bによる検出信号に基づいて、幅広の用紙2’上に印刷されたカットマーク60を判別する。具体的には、カットマーク判別部45は、幅広の用紙2’が搬送されている際に、読み取りセンサ10a、10bによって検出された幅広の用紙2’上の画像(カットマークを含む)の濃度変化と、カットマーク60における所定の濃度変化とを常に比較している。そして、読み取りセンサ10a、10bによって検出された濃度変化が、カットマーク60における所定の濃度変化と一致したときに、幅広の用紙2’のその部分にカットマーク60が印刷されていると判別する。
【0047】
ここで、本実施の形態では、カットマーク60は、上述したように、白色の目印61,63、65と、黒色の目印62、64とが用紙の搬送方向に交互に配置されて構成されている。従って、カットマーク60の所定の濃度変化とは、図5に示すように、目印61に対応する長さaの白色に対応する濃度(図5では濃度0として描かれている)、目印62に対応する長さaの黒色に対応する濃度(図5では濃度100として描かれている)、目印63に対応する長さaの白色に対応する濃度、目印64に対応する長さaの黒色に対応する濃度、目印65に対応する長さaの白色に対応する濃度の順に変化を示している。
【0048】
また、カットマーク判別部45では、幅広の用紙2’上の隣り合う2つの画像50間においてのみカットマーク60を判別可能であって、画像50内においては、カットマーク60を判別しないようになっている。従って、例えば、画像50内において、カットマーク60の所定の濃度変化と同じ濃度変化を伴う画像が読み取りセンサ10a、10bによって読み取られた場合でも、その画像領域が誤ってカットマーク60であると判別されて、幅広の用紙2’上の画像50内で切断されるのを防止することができる。
【0049】
具体的には、本実施の形態では、カットマーク60の幅方向中心位置、すなわち、2本の黒色の目印62、64の間の中心位置に、それぞれ基準位置が設定される。そして、カットマーク判別部45におけるカットマーク検出領域として、基準位置からの長さがあらかじめ設定される。従って、カットマーク判別部45は、設定されたカットマーク検出領域においてのみ、カットマーク60を判別するようになる。なお、本実施の形態では、カットマーク60の全体の幅5aの半分よりも若干大きい値bが設定されており、カットマーク判別部45におけるカットマーク検出領域は、基準位置を挟む幅2bの領域である。
【0050】
また、検出時刻記憶部46は、カットマーク判別部45によって、読み取りセンサ10a、10bのそれぞれについてカットマークが読み取られたと判別された時刻を記憶する。
【0051】
そして、傾き角度算出部42では、検出時刻記憶部46き記憶された読み取りセンサ10a、10bのそれぞれによるカットマークの検出時刻差に基づいて、幅広の用紙2’の搬送方向に対する傾き角度を算出する。なお、本実施の形態では、傾き角度算出部42では、上記傾き角度は、読み取りセンサ10a、10bによるカットマークの検出時刻差の間における搬送ローラ対7a、7bの搬送量に基づいて算出される。
【0052】
モータ駆動演算部43は、読み取りセンサ10a、10bのうち後でカットマークを読み取った読み取りセンサによる検出時刻から、そのカットマークが切断ユニット8の切断位置に到達するまでの間に、傾き角度算出部42で算出された傾き角度が0になるように、すなわち、幅広の用紙2’が傾いていない状態に戻してカットマークが切断位置とほぼ一致するようにするためには、搬送ローラ対7a、7bの搬送速度をどのように変更すればよいかを演算するためのものである。
【0053】
次に、上述のように構成された本実施の形態に係るインクジェット式プリンタ1において幅広の用紙2’に対して印刷が行われる場合について、図6〜図12を参照して説明する。図6は、幅広の用紙に対して印刷が行われる場合のインクジェット式プリンタの部分的な概略上面図である。図7は、幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正の手順を示すフローチャートである。図8〜図12は、幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【0054】
ここで、図8〜図12では、幅広の用紙2’の傾き補正時の幅広の用紙2’の搬送状態を説明するために必要な部分のみが描かれており、その他の部分は図示が省略されている。また、図8〜図12では、幅広の用紙2’の適正な搬送経路が一点鎖線で描かれており、切断ユニット8の切断位置が2点鎖線で描かれている。また、幅広の用紙2’上に印刷されるカットマーク60の図示を簡略化して1本の帯状の目印として描かれている。
【0055】
幅広の用紙2’に対して印刷が行われる場合には、インクジェット式プリンタ1には、図6に示すように、幅広の用紙2’が巻回された巻回部2a’が収納されたペーパーマガジン4’が装填される。ここで、ペーパーマガジン4’としては、駆動ローラ2b’および従動ローラ2c’を有している幅広の用紙2’専用のものが用いられるのが一般的である。
【0056】
まず、ペーパーマガジン4’から巻き解かれた幅広の用紙2’が順次搬送台13上に搬送されて、インクジェット印刷ユニット6による幅広の用紙2’に対する画像の印刷が行われる。
【0057】
そして、画像50およびカットマーク60の印刷が行われつつ幅広の用紙2’が搬送されると、幅広の用紙2’のカットマーク60が印刷された部分近傍が、図8に示すように、読み取りセンサ10a、10bに対向する位置の上流側近傍に到達する。なお、図8では、幅広の用紙2’が適正な搬送経路の幅方向にほとんどずれることなく、その搬送方向に対して右肩上がりに傾いた状態で搬送されている場合について図示している。また、図7の傾き補正の手順を示すフローチャートにおいては、これ以後の手順が説明されている。
【0058】
図8に示すように、カットマーク60が読み取りセンサ10a、10bに対向する位置の上流側近傍に到達した後も、幅広の用紙2’は、搬送ローラ対7a、7bによって引き続き搬送される(ステップS101)。このとき、幅広の用紙2’の幅方向一端部近傍(図8〜図12では左端部近傍)は搬送ローラ対7aによって挟持され且つ幅広の用紙2’の幅方向他端部近傍(図8〜図12では右端部近傍)は搬送ローラ対7bによって挟持されて搬送される。そして、このとき、搬送ローラ対7a、7bを駆動するモータ25a、25bの回転数はいずれも同じになるように制御部20aによって制御されている。
【0059】
そして、幅広の用紙2’が搬送されつつ、読み取りセンサ10a、10bの少なくともいずれか一方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出したか否かが判断される(ステップS102)。ここで、ステップS102において、センサ10a、10bの少なくともいずれか一方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出したと判断された場合(S102:YES)には、ステップS103に進む。一方、ステップS102において、センサ10a、10bのいずれもが幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出していないと判断された場合(S102:NO)には、ステップS101に戻って、幅広の用紙2’の搬送が継続される。なお、本実施の形態では、図9に示すように、センサ10bがセンサ10aよりも先に用紙2’上のカットマーク60を検出する。
【0060】
引き続き、センサ10a、10bの両方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を同時に検出したか否かが判断される(ステップS103)。ここで、ステップS103において、センサ10a、10bの両方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を同時に検出したと判断された場合(S103:YES)には、ステップS101に戻って、幅広の用紙2’の搬送が継続される。 つまり、センサ10a、10bの両方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を同時に検出した場合には、幅広の用紙2’は傾いていないと判断されて、そのまま搬送が継続される。
【0061】
一方、ステップS103において、センサ10a、10bの両方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を同時に検出していないと判断された場合(S103:NO)には、ステップS104に進む。つまり、センサ10a、10bの両方が幅広の用紙2’上のカットマーク60を同時に検出していない場合には、幅広の用紙2’は傾いていると判断されて、以下のようにして、幅広の用紙2’の傾き角度が補正される。なお、本実施の形態では、上述のとおり、センサ10bがセンサ10aよりも先に用紙2’上のカットマーク60を検出するので、幅広の用紙2’は傾いていると判断される。
【0062】
ここで、センサ10a、10bのうち幅広の用紙2’上のカットマーク60を先に検出した一方のセンサがカットマーク60を検出した時刻が検出時刻記憶部46に記憶される(ステップS104)。なお、本実施の形態では、センサ10bがカットマーク60を検出した時刻が記憶される。そして、引き続き、幅広の用紙2’の搬送が継続される(ステップS105)。なお、このとき、搬送ローラ対7a、7bを駆動するモータ25a、25bの回転数はいずれも同じになるように制御部20aによって制御されている。
【0063】
そして、先にカットマーク60を検出した一方のセンサでない他方のセンサが幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出したか否かが判断される(ステップS106)。ここで、ステップS106において、他方のセンサが幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出したと判断された場合(S106:YES)には、ステップS107に進む。ここで、他方のセンサが幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出した時刻が検出時刻記憶部46に記憶される(ステップS107)。なお、本実施の形態では、ステップS106において、センサ10aがカットマーク60を検出したか否かが判断され、ステップS107で、図10に示すように、センサ10aがカットマーク60を検出した時刻が記憶される。
【0064】
一方、ステップS106において、他方のセンサが幅広の用紙2’上のカットマーク60を検出していないと判断された場合(S106:NO)には、ステップS105に戻って、幅広の用紙2’の搬送が継続される。
【0065】
その後、傾き角度算出部42によって、幅広の用紙2’の傾き角度が算出される(ステップS108)。なお、本実施の形態では、傾き角度算出部42では、検出時刻記憶部46に記憶された一方のセンサによる検出時刻から他方のセンサによる検出時刻までの間において、搬送ローラ対7a、7bから幅広の用紙2’に対して付与された搬送量が算出される。
【0066】
つまり、傾き角度算出部42により算出された搬送量が、一方のセンサに対応する幅広の用紙2’の幅方向一端部近傍が他方のセンサに対応する幅広の用紙2’の幅方向他端部近傍よりも先行して搬送されており、その搬送量に対応する分だけ幅広の用紙2’が傾いていることになる。
【0067】
なお、本実施の形態では、センサ10bに対応する幅広の用紙2’の右端部近傍がセンサ10aに対応する幅広の用紙2’の左端部近傍よりも先行して搬送されており、幅広の用紙2’がその搬送方向に対して右肩上がりに傾いている。そのため、このまま、搬送ローラ対7a、7bによる幅広の用紙2’の搬送を、搬送ローラ対7a、7bのモータ25a、25bのそれぞれの回転数を同じに維持したままで継続すると、幅広の用紙2’上のカットマーク60の右端部近傍がその左端部近傍よりも先に切断ユニット8の切断位置に到達することになる。
【0068】
従って、上述のように幅広の用紙2’が傾いている場合には、幅広の用紙2’の傾き角度を0にするためには、幅広の用紙2’の搬送に係る2つの搬送ローラ対7a、7bの搬送速度をそれぞれ何cm/sの速度に何秒間変更すればよいかが各種のデータを用いてモータ駆動演算部43により演算される(ステップS109)。つまり、本実施の形態では、幅広の用紙2’上のカットマーク60を切断ユニット8の切断位置において傾かないようにする(両者がほぼ一致する)ためには、幅広の用紙2’の幅方向左端部近傍を挟持する搬送ローラ対7aの搬送速度および幅広の用紙2’の幅方向右端部近傍を挟持する搬送ローラ対7bをどのように変更すればよいかが演算される。ここで、幅広の用紙2’の傾き補正が行われている間は、搬送ローラ対7a、7bは回転した状態に維持され、停止することはない。
【0069】
なお、センサ10a、10bに対向する位置と切断ユニット8の切断位置とは所定の距離だけ離隔しており、その間の間隔は一定である。従って、センサ10a、10bがカットマーク60をそれぞれ検出した時点から、そのカットマーク60が切断ユニット8の切断位置に到達するまでの間に、制御部20aによりモータ25a、25bが制御されて搬送ローラ対7a、7bから幅広の用紙2’に付与される搬送量(パルス数)はいずれも所定の値になる。
【0070】
また、本実施の形態では、センサ10aがカットマーク60を検出した時点において、制御部20aが、搬送ローラ対7aを駆動するモータ25aよりも搬送ローラ対7bを駆動するモータ25bに対して、傾き角度算出部42により算出された搬送量だけ先行して搬送するような駆動信号を供給していることになる。そのため、モータ駆動演算部43は、センサ10aがカットマーク60を検出した時点からカットマーク60の右端部近傍が切断ユニット8の切断位置に到達するまでに搬送ローラ対7bを駆動するモータ25bに供給される駆動信号よりも、傾き角度算出部42により算出された搬送量だけ多く搬送されるような駆動信号を搬送ローラ対7aを駆動するモータ25aに対して供給するように、モータ25a、25bの回転数を算出する。
【0071】
このモータ駆動演算部43での演算結果に基づいて、コントローラ20によって、搬送ローラ対7a、7bに接続されたモータ25a、25bの回転数が適宜変更されることにより、搬送ローラ対7a、7bの回転数が制御されつつ、幅広の用紙2’が搬送される(ステップS110)。すると、幅広の用紙2’上のカットマーク60の先端が、切断ユニット8の切断位置に到達した時には、図11に示すように、幅広の用紙2’上のカットマーク60の先端が切断位置とほぼ一致する(ステップS111)。そして、切断ユニット8によって、幅広の用紙2’はカットマーク60の先端において切断される(ステップS112)。
【0072】
その後、幅広の用紙2’は、搬送ローラ対7a、7bによって引き続き搬送される(ステップS103)。このとき、搬送ローラ対7a、7bを駆動するモータ25a、25bの回転数はいずれも同じになるように制御部20aによって制御されている。すると、幅広の用紙2’上のカットマーク60の後端が、切断ユニット8の切断位置に到達した時には、図12に示すように、幅広の用紙2’上のカットマーク60の後端が切断位置とほぼ一致する(ステップS114)。そして、切断ユニット8によって、幅広の用紙2’はカットマーク60の後端において切断される(ステップS115)。
【0073】
以上のように、本実施の形態のインクジェット式プリンタ1によると、幅広の用紙2’が2つの搬送ローラ対7a、7bによって搬送される場合においても、センサ10a、10bによる幅広の用紙2’上のカットマーク60の検出結果に基づいて、カットマーク60が切断ユニット8の切断位置において傾かないように(切断位置とほぼ一致するように)、搬送ローラ対7a、7bを駆動するモータ25a、25bの回転数がそれぞれ別々に制御される。従って、2つの搬送ローラ対7a、7bに跨る幅を有する幅広の用紙2’が切断ユニット8により切断される場合に、幅広の用紙2’が傾いた状態で切断されるのを抑制することができる。
【0074】
また、傾き角度検出部42が、2つのセンサ10a、10bによるカットマーク60の検出タイミングの差に基づいて、幅広の用紙2’の傾き角度を検出可能であるため、幅広の用紙2’の傾き角度を容易に検出することができる。
【0075】
また、カットマーク判別部45が、読み取りセンサ10a、10bによって検出された濃度変化が、カットマーク60における所定の濃度変化と一致したときに、幅広の用紙2’のその部分にカットマーク60が印刷されていると判別する。そのため、幅広の用紙2’に印刷されたカットマーク60を確実に判別することができるため、幅広の用紙2’がカットマーク60の印刷されていない位置で誤って切断されるのを防止することができる。
【0076】
また、制御部41が、幅広の用紙2’の傾き角度が0になるように、2つの搬送ローラ対7a、7bをそれぞれ別々に制御するときに、搬送ローラ対7a、7bの回転を停止させない状態を維持しつつ両者を制御する。従って、幅広の用紙2’に皺が発生するのを抑制することができる。
【0077】
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図13は、本発明の第2の実施の形態に係るインクジェット式プリンタの概略構成を示す図である。図14は、図13のインクジェット式プリンタの制御系についてのブロック図である。
【0078】
第2の実施の形態のインクジェット式プリンタ101が、第1の実施の形態のインクジェット式プリンタ1と異なる点は、インクジェット印刷ユニット6の下流側において、用紙に弛み部分を形成することができる点である。なお、インクジェット式プリンタ101のその他の構成は、図1のインクジェット式プリンタ1と同一であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0079】
インクジェット式プリンタ101には、図13に示すように、インクジェット印刷ユニット6とセンサ10a、10bとの間に、その上流側から順に、搬送ローラユニット107、108が配置されている。ここで、搬送ローラユニット107、108は、第1の実施の形態の搬送ローラユニット7と同様の構成をしており、並列配置された2つの用紙2、3に対して印刷が行われる場合には、用紙2、3を挟持することによってそれぞれ独立して別々に搬送することができる。
【0080】
従って、搬送ローラユニット107は、図14に示すように、コントローラ20により制御されるモータ125a、125bによってそれぞれ駆動される搬送ローラ対107a、107bを有しており、搬送ローラユニット108は、コントローラ20により制御されるモータ126a、126bによってそれぞれ駆動される搬送ローラ対108a、108bを有している。
【0081】
そして、搬送ローラユニット107、108の間において、搬送ローラユニット107よりも上流側の用紙搬送経路の下方にはスペースが設けられている。従って、搬送ローラユニット107、108の間に、これらの間の間隔よりも長い用紙2、3が搬送された場合には、両者の間に印画紙2、3の弛み部分が形成されるようになる。
【0082】
つまり、例えば、用紙2、3が搬送ローラユニット107、108に挟持されて搬送される場合に、搬送ローラユニット108による搬送速度よりも搬送ローラユニット107による搬送速度の方が速い場合や、用紙2、3の先端側の一部が搬送ローラユニット108に挟持されて保持されている状態でそれよりも巻回部2a、3aに近い部分が搬送ローラユニット107に挟持されて搬送される場合に、搬送ローラユニット107、108の間に用紙2、3の弛み部分が形成されるようになる。また、幅広の用紙2’に対する印刷が行われる場合も、用紙2、3の場合と同様に、搬送ローラユニット107、108の間において幅広の用紙2’の弛み部分を形成することができる。
【0083】
このように、搬送ローラユニット107、108の間において幅広の用紙2’の弛み部分を形成することができるので、幅広の用紙2’の弛み部分の長さの範囲内では、インクジェット印刷ユニット6における印刷とは無関係に、幅広の用紙2’の傾き角度を補正するために搬送ローラ対107a、107b、108a、108bを駆動するモータ125a、125b、126a、126bの回転数を変更することができる。
【0084】
従って、本実施の形態のインクジェット式プリンタ101によると、第1の実施の形態のインクジェット式プリンタ1と同様の効果を得ることができる。また、搬送ローラユニット107、108の間において幅広の用紙2’の弛み部分を形成することができるため、搬送ローラ対107a、107b、108a、108bを駆動するモータ125a、125b、126a、126bの回転数をそれぞれ別々に制御するときの制御の自由度が大きくなる。
【0085】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。例えば、上述の第1および第2の実施の形態では、幅広の用紙2’(カットマーク60)が切断ユニット8の切断位置において傾かないように傾き補正が行われる場合について説明しているが、これに限らず、幅広の用紙2’が切断ユニット8の切断位置よりも搬送方向上流側にあり且つ切断位置と平行な所定位置において傾かないように傾き補正が行われてもよい
【0086】
また、上述の第1および第2の実施の形態では、センサ10a、10bおよび切断ユニット8が、インクジェット印刷ユニット6の下流側に配置されており画像間に印刷されたカットマークに沿って切断する場合について説明しているが、これに限らず、センサ10a、10bおよび切断ユニット8はインクジェット印刷ユニット6の上流側に配置されていてもよい。従って、画像が印刷される前の幅広の用紙2’が切断される場合でも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。ただし、この場合には、あらかじめ幅広の用紙2’にカットマークを形成する必要がある。
【0087】
また、上述の第1および第2の実施の形態では、幅広の用紙2’が適正な搬送経路の幅方向にほとんどずれることなく、その搬送方向に対して右肩上がりに傾いた状態で搬送されている場合について説明しているが、これに限らず、幅広の用紙2’が適正な搬送経路の幅方向にほとんどずれることなく、その搬送方向に対して左肩上がりに傾いた状態で搬送されている場合でも同様である。また、幅広の用紙2’が適正な搬送方向に対して傾くことなく適正な搬送経路の幅方向にずれている場合にも、幅広の用紙2’を適正な搬送経路で搬送されるように補正することができる。ただし、この場合には、幅広の用紙2’が適正な搬送方向に対して傾くことなく適正な搬送経路の幅方向にずれていることを検出可能なセンサを備えている必要がある。
【0088】
また、上述の第1および第2の実施の形態では、カットマーク60として、幅広の用紙2’の幅方向に沿ってライン状に延在する白色の目印61、黒色の目印62、白色の目印63、黒色の目印64、白色の目印65の順に配列された目印が印刷される場合について説明しているが、これに限らず、カットマーク60の構成は任意に変更することができる。従って、カットマークが複数のライン状または帯状の目印を含んでいる場合であっても、それらの幅や隣り合う2つの目印間の間隔は任意に変更することができる。また、カットマークは、必ずしもライン状または帯状の目印である必要はなく、幅広の用紙2’の幅方向に離隔して配置された複数の目印であってもよいし、幅広の用紙2’の幅方向に沿ってライン状に延在する1つの目印であってもよい。また、カットマークは、必ずしも印刷される必要はなく、複数のポンチ穴で構成されていてもよい。
【0089】
また、上述の第1および第2の実施の形態では、カットマークが、インクジェット印刷ユニット6において幅広の用紙2’の表面に印刷される場合について説明しているが、これに限らず、幅広の用紙2’の裏面に形成されてもよい。また、必ずしもインクジェット印刷ユニット6で印刷される必要はなく、カットマークを形成するための専用の装置によって形成されてもよい。
【0090】
また、上述の第1および第2の実施の形態では、搬送ローラユニット7の搬送ローラ7a、7bが2つの用紙2、3をそれぞれ独立に並列状態にして搬送可能である場合について説明しているが、これに限らず、搬送ローラユニット7が、3以上の用紙をそれぞれ独立に並列状態にして搬送可能である3以上の搬送ローラ対を備えていてもよい。
【0091】
また、上述の第1の実施の形態では、印刷ヘッド11からインクを吐出して幅広の用紙2’上に画像を印刷するインクジェット式プリンタ1について説明しているが、これに限らず、例えば画像形成媒体である印画紙に対して露光処理を行うことによって画像を形成する写真処理装置など、インクジェット式プリンタ以外の画像記録装置であってもよい。なお、本発明が写真処理装置において適用される場合には、その露光方式はアナログ露光方式であってもよいし、デジタル露光方式であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、印画紙に対して露光処理を行うことによって画像を形成する写真処理装置の場合に、画像と共にカットマークが形成された場合でも、現像処理が行われる前はカットマークをセンサで検出するのが困難であるため、この場合には、切断ユニットは現像処理された印画紙を切断可能な位置に配置されているのが好ましい。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によると、蛇行状態検出部によって画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度が監視されて、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体が実質的に傾かないように複数の搬送ローラ対がそれぞれ別々に制御される。従って、複数の搬送ローラ対に跨る幅を有する画像形成媒体が切断部により切断される場合に、画像形成媒体が傾いた状態で切断されるのを抑制することができる。また、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を改善するための構成が簡略化される。また、画像形成媒体に形成されたカット位置確認パターンに基づいて、画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を容易に検出することができる。
【0095】
請求項によると、画像形成媒体に形成されたカット位置確認パターンを確実に判別することができるため、画像形成媒体をカット位置確認パターンが形成されていない位置で誤って切断されるのを防止することができる。
【0096】
請求項によると、切断部の切断位置または所定位置において画像形成媒体が実質的に傾かないように搬送ローラ対の回転数が制御されるときに、全ての搬送ローラ対が回転している状態に維持されるため、画像形成媒体に皺が発生するのを抑制することができる。
【0097】
請求項によると、蛇行状態検出部よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において画像形成媒体に弛み部分を形成することができるため、複数の搬送ローラ対に対する制御の自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るインクジェット式プリンタの概略構成を示す図である。
【図2】 並列配置された2つの用紙に対して印刷が行われる場合のインクジェット式プリンタの部分的な概略上面図である。
【図3】 図1のインクジェット式プリンタの制御系についてのブロック図である。
【図4】 幅広の用紙に印刷されるカットマークの概略構成を示す図である。
【図5】 図4に示すカットマークの濃度変化を示す図である。
【図6】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合のインクジェット式プリンタの部分的な概略上面図である。
【図7】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正の手順を示すフローチャートである。
【図8】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【図9】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【図10】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【図11】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【図12】 幅広の用紙に対して印刷が行われる場合の傾き補正時の動作を説明するための図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係るインクジェット式プリンタの概略構成を示す図である。
【図14】 図13のインクジェット式プリンタの制御系についてのブロック図である。
【符号の説明】
1、101 インクジェット式プリンタ(画像形成装置)
2、2’、3 用紙(画像形成媒体)
7搬送ローラユニット(搬送機構)
7a、7b 搬送ローラ
8切断ユニット(切断部)
10a、10b センサ(蛇行状態検出部;読み取り部)
20コントローラ(制御手段)
41制御部(制御手段)
42傾き角度算出部(蛇行状態検出部)
43モータ駆動演算部
45カットマーク判別部(判別手段)
46検出時刻記憶部
50画像
60カットマーク(カット位置確認パターン)
61、63、65 白色の目印
62、64 黒色の目印
107、108 搬送ローラユニット(搬送機構)
107a、107b 搬送ローラ
108a、108b 搬送ローラ

Claims (4)

  1. 画像形成媒体を切断する切断部と、
    画像形成媒体を挟持しつつ搬送することによって互いに独立した搬送力を画像形成媒体に付与する複数の搬送ローラ対を有しており、複数の前記搬送ローラ対に跨る幅を有する画像形成媒体を前記切断部へと搬送可能な搬送機構と、
    前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を検出する蛇行状態検出部と、
    前記蛇行状態検出部における検出信号に基づいて、前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置において、画像形成媒体が実質的に傾かないように前記複数の搬送ローラ対の回転数をそれぞれ別々に制御する制御手段とを備え
    画像形成媒体は、その幅方向に沿って形成された前記切断部により切断される位置を示すカット位置確認パターンを有するものであって、
    前記蛇行状態検出部が、
    前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において、画像形成媒体の幅方向に沿って互いに離隔して配置され且つ前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の表面または裏面を読み取り可能な2つの読み取り部と、
    前記2つの読み取り部によりそれぞれ読み取られた各データに基づいて、前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたかどうかを判別可能な判別手段とを含んでおり、
    前記判別手段により前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたと判別されたタイミングの差に基づいて、前記搬送機構により搬送される画像形成媒体の搬送方向に対する傾き角度を検出可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. カット位置確認パターンが、画像形成媒体の幅方向に沿って形成され且つその搬送方向に沿って互いに離隔するように隣接配置された複数のライン状または帯状の目印を含んでおり、
    前記判別手段は、前記2つの読み取り部のそれぞれにより所定の濃度変化が読み取られたときに、前記2つの読み取り部のそれぞれについてカット位置確認パターンが読み取られたと判別することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段が、前記切断部の切断位置、または、前記切断位置よりも画像形成媒体の搬送方向上流側にあり且つ前記切断位置と平行な所定位置において、画像形成媒体が実質的に傾かないように前記複数の搬送ローラ対の回転数をそれぞれ別々に制御するときに、全ての搬送ローラ対の回転を停止させないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送機構が、前記蛇行状態検出部よりも画像形成媒体の搬送方向上流側において、画像形成媒体に弛み部分を形成することが可能であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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