JPH078220Y2 - バーコードリーダ付プリンタ - Google Patents

バーコードリーダ付プリンタ

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JPH078220Y2
JPH078220Y2 JP1992085638U JP8563892U JPH078220Y2 JP H078220 Y2 JPH078220 Y2 JP H078220Y2 JP 1992085638 U JP1992085638 U JP 1992085638U JP 8563892 U JP8563892 U JP 8563892U JP H078220 Y2 JPH078220 Y2 JP H078220Y2
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bar code
cut sheet
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printed
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JP1992085638U
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伸徳 上池
周介 松浦
茂 林
裕之 平手
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有限会社メープル
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単票用紙上に印字され
たバーコードを読み取り、該読み取りデータに基づいて
外部制御装置が出力した印字情報を単票用紙の所定の位
置に印字するバーコードリーダ付プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭61−206463号に開
示されているように、バーコードリーダを着脱可能とし
たバーコードリーダ付プリンタを用いてバーコードを読
み取り、その読み取りデータに基づいて所定の印字デー
タを送出して印字を行う装置が知られていた(図6
(A)参照)。この装置によると、ワークステーション
81に接続されたバーコードリーダペン82の先端部8
2aは、プリンタ筐体に設けた貫通孔83を貫通し挿脱
可能に保持部84にて保持されている。このとき、バー
コードリーダペン82の先端部82aは、プラテン85
と印字ヘッド86との間隙にローラ87によって移送さ
れる帳票88の移送路に突出されるように保持される。
そして、移送される帳票88に記録されたバーコード8
8a(図6(B)参照)を読み取り、ワークステーショ
ン81によって印字すべき印字データとの照合を行い、
OKの場合はインタフェース部79を介して印字出力部
78に所定の印字データを送出して帳票88の印字欄8
8bに印字を行うものである。なお、図6(B)におい
て、矢印は帳票の移送方向を表す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置では、バーコードリーダ付プリンタがバーコードリー
ダペン82によりバーコードの読み取りを行うため、バ
ーコードの読み取り中、バーコードリーダペン82の先
端部82aと帳票85上に印字されたバーコード86と
の間隔を0〜2mmという狭い範囲内に確実に保持しな
ければならなかった。この範囲はバーコードリーダペン
82の性能によるよりも、バーコード88aをなぞって
読み取るという性質によるものであるため、性能を向上
させたところで容易にその範囲を拡張しえない。このた
め、単票用紙がプラテンに沿って反転して移送可能にセ
ットされる(以下、「反転紙送り方式」という)プリン
タを用いる場合、バーコードリーダペンの読み取り部と
単票用紙の先側とがぶつかって紙詰まりが生じ易いか、
又は、これを避けようとすると上記の間隔を維持できず
バーコードの読み取りが不可能もしくは不正確になると
いうという大きな問題があった。また、バーコードリー
ダペンを自在に着脱可能としたため、脱着後再度装着す
るときこの間隔が不正確になりがちであり、上記問題を
一層深刻なものとした。
【0004】また、従来の上記装置では、図6(B)に
示されるように、帳票88上に移送方向と平行に各バー
を並べて印字されたバーコード88aを帳票の移送を利
用してスキャンすることにより読み取る方式のため、帳
票88の移送速度に変動が伴いやすい一般量産型プリン
タでは、バーコードリーダペン82の前を通過する各バ
ーの幅、即ち各バーを読み取る時間的間隔が本来のもの
と一致しなくなり、読み取りが不正確になるおそれがあ
った。
【0005】以上のように、バーコードの読み取りが不
可能もしくは不正確になると、ワークステーション81
にて誤った印字データが照合されてしまい、本来の読み
取りデータとは異なった印字データが帳票88上に印字
されるおそれがある。これは、特にスペアのない貴重な
書類に対して印字する場合には絶対に避けなければなら
ない問題であり、この問題を確実に解消することが切望
されていた。
【0006】一方、従来の上記装置で読み取るバーコー
ド88aは、図6(B)に示すように、帳票88上に移
送方向と平行に各バーを並べて印字されていた。しか
し、図6(B)では、バーコード88aが印字されたス
ペースと印字欄88bを設けたスペースとが移送方向に
重複しているため、帳票88を移送してバーコード88
aをスキャンした後、移送方向を逆転させて帳票88を
元の位置に戻さなければならなかった。即ち、移送方向
の正転・逆転が可能な移送機構を備えたプリンタが必要
であった。しかし、一般量産型プリンタはこのような機
能を備えていないため、上記装置を一般量産型プリンタ
を適用するならば、図6(C)に示すような帳票89を
使用せざるを得なかった。即ち、帳票89では、バーコ
ード89aを印字するスペースは少なくともバーコード
89aの各バーの並んだ長さだけ必要となり、しかもこ
こには印字欄89bを設けることができないため、帳票
89のスペースを無駄にせざるを得なかった。
【0007】以上の課題を解消するため、本考案は、反
転紙送り方式の一般量産型プリンタに簡便に適応でき、
単票用紙の無駄なスペースをなくすと共に単票用紙に対
する印字データの誤印刷を解消するバーコードリーダ付
プリンタの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本考案のバーコードリーダ付プリンタは、プラテン
に沿って単票用紙が反転して移送可能にセットされるプ
リンタにおいて、移送方向と直交する方向に各バーを並
べてバーコードが印字された単票用紙と、光源と該光源
が上記単票用紙上のバーコードを照射したときの反射光
を受光するCCD受光素子とからなる読み取り部を備え
たタッチスキャナと、上記タッチスキャナの読み取り部
と上記単票用紙のバーコード印字面とが所定の間隔をも
つと共に、上記単票用紙上に印字されたバーコードを読
み取り可能な姿勢に上記タッチスキャナを支持すると同
時に、上記タッチスキャナを任意に着脱可能とするスキ
ャナ支持体と、上記タッチスキャナが上記単票用紙に印
字されたバーコードを読み取った読み取りデータを、外
部制御装置へ出力するデータ出力手段と、前記外部制御
装置が前記読み取りデータに基づいて出力した印字情報
を入力し、該印字情報を前記単票用紙上の所定の位置に
印字する印字手段と、を備えたことを要旨とする。
【0009】
【作用】上記のように構成されているバーコードリーダ
付プリンタは、単票用紙をプラテンに沿って反転してセ
ットし、移送方向に直交する方向に各バーを並べて単票
用紙上に印字されたバーコードを、スキャナ支持体に着
脱可能に支持されたタッチスキャナが読み取る。この読
み取りデータは、データ出力手段により外部制御装置へ
出力される。外部制御装置は、この読み取りデータに基
づいて印字情報を出力し、印字手段がこの印字情報を入
力して単票用紙上の所定の位置へ印字を行う。
【0010】本考案で使用したタッチスキャナとは、光
源がバーコードを照射することによって生じる反射光を
バーコードの像としてCCD受光素子に投影させ、それ
を電子的にスキャンさせるものであり、印字媒体上のバ
ーコードと読み取り部との間隔が通常、間隔基準値+0
〜20mm(但し、間隔基準値約0〜10mm)の範囲
内、即ち約0〜30mmの範囲内であれば、精度よく読
み取ることができるものである。このため、反転紙送り
方式のプリンタにタッチスキャナを装着する際、タッチ
スキャナの読み取り部とバーコード印字面との間隔を単
票用紙の先側がタッチスキャナの読み取り部で紙詰まり
を生じることのない充分な大きさに、しかも十分な許容
幅をもって設定できる。
【0011】また、本考案では、タッチスキャナが単票
用紙の移送方向に直交する方向に各バーを並べて印字さ
れたバーコードを読み取るため、単票用紙の移送速度
は、タッチスキャナの読み取り部の前を通過するときの
各バーの幅の認識には影響しない。その結果、印字媒体
の移送速度が変動するか否かにかかわらず、タッチスキ
ャナは正確にバーコードの読み取りを行うことできる。
【0012】以上のことから、本考案のデータ出力手段
は正確な読み取りデータを外部制御装置に出力すること
ができると同時に、外部制御手段にて誤った印字情報が
照合されることがない。従って、印字手段は単票用紙に
対して誤った印字情報を印字することがない。
【0013】一方、本考案では、単票用紙の移送方向に
直交する方向に各バーを並べてバーコードが印字されて
いるため、移送方向に平行に各バーを並べて印字する場
合と比べて、バーコードを印字するスペースが軽減され
る。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、本考案のバーコードリーダ付プリン
タを利用したコンピュータ装置であって、予め単票用紙
に印字されたバーコードを読み取ることにより得られる
読み取りデータに基づく印字情報を、単票用紙の指定位
置に印刷するものである。
【0015】本実施例は、図1のブロック図に示すごと
く、バーコードリーダ付プリンタ1、バーコードのコー
ドを入力するキーボード61、文字図形を表示する表示
装置62、外部記憶装置としてのフレキシブルディスク
ドライブ63、及びこれらの装置に接続され、バーコー
ドの印字、リードチェックを指示し、バーコードのコー
ドに該当する事項の検索、処理をして印字の指示する機
能を備えた電子制御装置70から構成されている。この
電子制御装置70が本考案の外部制御装置に相当する。
【0016】本実施例に使用するバーコードリーダ付プ
リンタ1について以下に説明する。図2はバーコードリ
ーダ付プリンタの説明図で、図2(A)は全体斜視図、
図2(B)は蓋の拡大断面図である。 本実施例のバーコ
ードリーダ付プリンタ1は、プリンタ2、バーコードリ
ーダとしてのタッチスキャナ9及びスキャナ支持体10
とから構成されている。
【0017】プリンタ2は、予め規定の大きさに切断さ
れた用紙をセットするカットシートフィーダ5と、印字
機構及び反転紙送り方式の移送機構と、切欠部6aから
バーコードリーダ付プリンタ1側に軸1aを挿入して回
転可能に配置できるとともに蓋7を開いた状態で着脱自
在な蝶番部6を有する蓋7とからなる。この蓋7には、
後述するタッチスキャナ9の先端部が嵌通できるように
孔8が設けられている。
【0018】スキャナ支持体10は、タッチスキャナ9
を支承する支持片10aと該支持片10aを有するL字
型のスキャナ支持具10bとからなり、蓋7上であって
孔8の近辺に取り付けられている。なお、支持片10a
とスキャナ支持具10bとは、タッチスキャナ9を着脱
自在に支持することができる。
【0019】バーコードリーダ部4は、タッチスキャナ
9が読み取ったデータをケーブルを通じて図示しないコ
ンピュータ等の外部機器に伝送するものである。コネク
タ11は、コンピュータのRS232Cへのコネクタで
ある。このバーコードリーダ部4とコネクタ11とが、
本考案のデータ出力手段に相当する。
【0020】図3は、バーコードリーダ付プリンタ1の
印字及びバーコードの読み取りの機構を示す説明図であ
る。印字及び読み取りの機構は、タッチスキャナ9と、
図示しないコンピュータからの印字信号により印字する
印字部22と、単票用紙27を反転して移送する移送部
23とから構成されている。この印字部22及び移送部
23とが、本考案の印字手段に相当する。
【0021】タッチスキャナ9は、光を出す光源である
LED光源24及び前記光源24の単票用紙27に対す
る反射光を受光するCCD受光素子25とからなる読み
取り部9aと、図示しないコンピュータからの信号を前
記LED光源24に転送したり、前記受光素子25の受
けた信号を上記コンピュータに転送するバーコード検出
回路26とから構成されている。なお、タッチスキャナ
9は、読み取り部9aを含む先端部が孔8を嵌通して、
読み取り部9aと後述するプラテン28との間隔がおよ
そ0〜30mmの範囲内となるようにスキャナ支持体1
0の支持片10a及びスキャナ支持具10bにより支持
される。また、タッチスキャナ9は、移送方向と直交す
る方向に各バーを並べて印字されたバーコードを読み取
る姿勢でスキャナ支持体10に支持されている。
【0022】また、移送部23は、単票用紙27反転
移送させるプラテン28と前記プラテン28上に単票
紙27を回転支持する紙おさえローラ29a,29b,
29cとから構成されている。前記印字部22は、図示
しないコンピュータからの信号によりインパクト印字す
る印字ヘッド30とリボン31とから構成されている。
【0023】バーコードの印字機構は、まず、前記カッ
トシートフィーダ5にセットされた単票用紙27を前記
プラテン28と紙おさえローラ29a,29b,29c
とにより巻き込み、プラテン28上を移送する。図示し
ないコンピュータの信号により印字ヘッド30は、予め
上記単票用紙27(図5参照)の指示した位置、通常
単票用紙27の移送方向の先側の位置にバーコード27
を前記ヘッド30の前部に備えたリボン31を介し
、該移送方向に直交する方向に各バーを並べて印字す
る。
【0024】また、バーコードの読み取り機構は、ま
ず、バーコード27aが印字された単票用紙27を、バ
ーコード27aの読み取り位置であるタッチスキャナ9
の読み取り部9aの前にプラテン28を回転させて移送
する。図示しないコンピュータからの信号により前記L
ED光源24が光を発生し、上記バーコード27aを照
射する。前記印字したバーコード27aの反射光により
バーコード27aの像をCCD受光素子25に投影し電
子スキャンしてバーコード検出回路26を介してバーコ
ードリーダ部4が読み取り、この読み取りデータがコネ
クタ11を介して電子制御装置70に出力される。
【0025】次に、電子制御装置70について図1に基
づいて説明する。電子制御装置70は、周知のCPU7
1、ROM72、RAM73、バックアップRAM74
により算術的論理回路として構成され、キーボード6
1、表示装置62、フレキシブルディスクドライブ63
からの入出力信号をCPU71の処理可能な信号に変換
する入出力ポート75を備えている。また、バーコード
リーダ付プリンタ1に備えられたタッチスキャナ9とバ
ーコードリーダ部4を介してコネクタにより接続される
ことにより、タッチスキャナ9からの読み取りデータが
入出力ポート75に入力される。一方、電子制御装置7
0から出力される印字情報は、入出力ポート75を介し
て印字部22及び移送部23に入力される。
【0026】また、ROM72には、図4に示すフロー
チャートに該当するプログラムが格納されている。以下
にこのフローチャートに基づいて実行される処理につい
て説明する。まずバーコードリーダ付プリンタのカッ
トシートフィーダに手動又は自動で単票用紙27をセ
ットする(ステップ91)。予め移送方向に直交する方
向に各バーを並べてバーコード27aを印刷した単票
27(図5参照)、タッチスキャナ9の読み取り部
9aの位置までプラテン28により反転紙送りして(ス
テップ92)、上記バーコード27aを読み込む(ステ
ップ93)前記読み込んだバーコード27aのコード
により予めRAM73あるいはフレキシブルディスクド
ライブ63のフレキシブルディスクに記憶された印字用
ファイルを検索し、該ファイルの更新をするか否かを判
断する(ステップ94)。該ファイルの更新をしないと
きは、ステップ96に進む。該ファイルの更新をすると
きはステップ95に進み、他の印字変更用ファイル中の
該当バーコードのコードに該当するデータを検索して、
該データに応じて上記印字用ファイルを更新して(ステ
ップ95)ステップ96に進む。ステップ96では、プ
ラテン28により紙送りして単票用紙27の指定位置
7bに必要項目をCPU71上より入出力ポート75を
介してバーコードリーダ付プリンタの印字ヘッド30
により、リボン31上をインパクト印字する。そして上
単票用紙27を排出する(ステップ97)。以下同様
にステップ91〜ステップ97の処理を繰り返し実行す
る。尚、印字用ファイルが、本考案の印字情報に相当す
る。
【0027】以上説明した本実施例は、以下の効果を有
する。 予め単票用紙27に印字されたバーコード27aを
タッチスキャナ9が読み取って、既に登録されている印
字ファイルを検索し処理をして単票用紙27の指定位置
27bに印刷することにより、予め印刷する順序に人手
で上記用紙を並べてプリンタにセットする繁雑さは全く
なくなる。 単票用紙27上に移送方向に直交する方向に各バー
を並べて印字されたバーコード27aをタッチスキャナ
9が読み取るため、単票用紙27の移送速度にむらのあ
る場合でも正確にバーコードを読み取ることができる。
従って、移送速度を円滑化するための移送機構を備えて
いない一般量産型プリンタに対して適応できる。 タッチスキャナ9の読み取り部9aとプラテン28
との間隔を紙詰まりが生じない間隔に設定することがで
き、しかも焦点距離に十分な許容幅がある。そのため、
反転紙送り方式のプリンタで深刻化していた、タッチス
キャナの読み取り部9aと単票用紙27の先側とがぶつ
かったり、該読み取り部9aと単票用紙2 7との間隔を
広げることによりバーコードの読み取りエラーが発生し
たりするという問題を解消することができる。従って、
反転紙送り方式のプリンタに対してタッチスキャナ9を
装着する際、簡便な装着作業によりスムーズな紙送り及
び正確なバーコードの読み取りが可能となる。及びの効果が得られるため、誤った印字情報を
単票用紙に印字してしまうおそれがない。従って、本実
施例はスペアのない貴重な書類に対して印字情報を印字
する際特に適している。 バーコード27aが移送方向に直交する方向に各バ
ーを並べて印字されているため、移送方向を正転・逆転
する移送機構を備えていない一般量産型プリンタに対し
て適応した場合にも、単票用紙において印字情報を印字
するためのスペースの無駄を防止できる(図5及び図6
(C)参照)。
【0028】尚、これによって、病院、医院、診療所、
治療所が作成する各保険者に対する医療療養費支給申請
書の作成が容易にできる。特に、整骨院等において、
コードを各種の該申請書1枚毎にバーコード印刷して
おき、別途バッチ処理等でコンピュータの患者マスター
患者コード、氏名、住所、保険関係事項を記録ないし
登録しておき、その内容のうちの必要事項をバッチ処理
で上記用紙の任意の一枚に印刷し、これに委任の印を押
した後上記用紙のコードをタッチスキャナで患者マスタ
ーに登録した上で保存し、翌月初めに診療内容に従って
保険金額を上記用紙に印刷して完成させることができ
る。これにより、順不同に並べられた上記用紙に対して
順次、予め印刷されたバーコードのコードによって該当
患者の該当事項が検索処理されて関連事項が印刷される
ため、予め印刷する上記用紙を順序立てて並べてセット
したりする必要がなく、一括各保険者に対する医療療養
費支給申請書の自動作成ができるという極めて大きな効
果を奏する。
【0029】
【考案の効果】以上の詳述したように、本考案のバーコ
ードリーダ付プリンタは、反転紙送り方式の一般量産型
プリンタに簡便に適応でき、単票用紙の無駄なスペース
をなくすと共に単票用紙に対する印字データの誤印刷を
解消することができる。
【0030】即ち、第一に、移送方向に直交する方向に
各バーを並べて印字されたバーコードをタッチスキャナ
が読み取るため、単票用紙の移送速度にむらのある場合
でも正確にバーコードを読み取ることができる。その結
果、移送速度を円滑化するための移送機構を備えていな
い一般量産型プリンタに対して適応できる。
【0031】第二に、タッチスキャナの読み取り部とプ
ラテンとの間隔を紙詰まりが生じない間隔に設定するこ
とができしかも焦点距離に十分な許容幅があるため、反
転紙送り方式のプリンタで深刻化していた、タッチスキ
ャナの読み取り部と単票用紙の先側とがぶつかったり、
該読み取り部と単票用紙との間隔を広げることによりバ
ーコードの読み取りエラーが発生したりするという問題
を解消することができる。その結果、反転紙送り方式の
プリンタに対してタッチスキャナを装着する際、簡便な
装着作業によりスムーズな紙送り及び正確なバーコード
の読み取りが可能となる。
【0032】第一及び第二の効果から、反転紙送り方式
の一般量産型プリンタにおいてタッチスキャナによる正
確なバーコードの読み取りが可能であるため、データ出
力手段は正確な読み取りデータを外部制御装置に出力す
ることができる。その結果、外部制御装置にて誤った印
字情報が照合されることがなく、単票用紙に誤った印字
情報を印字するおそれがない。
【0033】一方、バーコードが移送方向に直交する方
向に各バーを並べて印字されているため、バーコードを
印字するスペースが軽減できる。従って、移送方向を正
転・逆転する移送機構を備えていない一般量産型プリン
タに対して適応した場合にも、単票用紙において印字情
報を印字するスペースを十分確保でき、単票用紙のスペ
ースを無駄にすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のブロック図である。
【図2】 本実施例のバーコード付プリンタの説明図で
あり、図2(A)は全体斜視図、図2(B)は蓋の拡大
断面図である。
【図3】 本実施例のバーコード付プリンタの断面図で
ある。
【図4】 本実施例の制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】 本実施例で使用する単票用紙である。
【図6】 従来のバーコード付プリンタを用いた装置の
説明図であり、図6(A)は構成図、図6(B)及び図
6(C)は使用可能な帳票である。
【符号の説明】1・・・バーコードリーダ付プリンタ、 2・・・プ
リンタ、 4・・・バーコードリーダ部、 9・・・タ
ッチスキャナ、 9a・・・読み取り部、 11・・・
コネクタ、 10・・・スキャナ支持体、 22・・・
印字部、 23・・・移送部、 25・・・
CCD受光素子、 27・・・単票用紙、 27a・・
・バーコード、 70・・・電子制御装置、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って単票用紙が反転して移
    送可能にセットされるプリンタにおいて、移送方向と直
    交する方向に各バーを並べてバーコードが印字された単
    票用紙と、光源と該光源が上記単票用紙上のバーコード
    を照射したときの反射光を受光するCCD受光素子とか
    らなる読み取り部を備えたタッチスキャナと、上記タッ
    チスキャナの読み取り部と上記単票用紙のバーコード印
    字面とが所定の間隔をもつと共に、上記単票用紙上に印
    字されたバーコードを読み取り可能な姿勢に上記タッチ
    スキャナを支持すると同時に、上記タッチスキャナを任
    意に着脱可能とするスキャナ支持体と、上記タッチスキ
    ャナが上記単票用紙に印字されたバーコードを読み取っ
    た読み取りデータを、外部制御装置へ出力するデータ出
    力手段と、上記外部制御装置が前記読み取りデータに基
    づいて出力した印字情報を入力し、該印字情報を前記単
    票用紙上の所定の位置に印字する印字手段と、を備えた
    ことを特徴とするバーコードリーダ付プリンタ。
JP1992085638U 1992-12-14 1992-12-14 バーコードリーダ付プリンタ Expired - Lifetime JPH078220Y2 (ja)

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JPH0570954U JPH0570954U (ja) 1993-09-24
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125179A (ja) * 1982-01-20 1983-07-26 Nippon Denso Co Ltd バ−コ−ド読取方法および装置
JPS60159073A (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 Mitsubishi Electric Corp バ−コ−ド印字読取り装置を具備する印字装置

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