JP4396155B2 - 用紙セット誤り検出方法及びその装置 - Google Patents

用紙セット誤り検出方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4396155B2
JP4396155B2 JP2003195804A JP2003195804A JP4396155B2 JP 4396155 B2 JP4396155 B2 JP 4396155B2 JP 2003195804 A JP2003195804 A JP 2003195804A JP 2003195804 A JP2003195804 A JP 2003195804A JP 4396155 B2 JP4396155 B2 JP 4396155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
mark
feed tray
print
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003195804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005028718A (ja
Inventor
公彦 佐々木
聡 三澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003195804A priority Critical patent/JP4396155B2/ja
Publication of JP2005028718A publication Critical patent/JP2005028718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4396155B2 publication Critical patent/JP4396155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙セット誤り検出方法及びその装置に関し、特に、画像形成を行う用紙の方向や表裏の検出することが可能な用紙セット誤り検出方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
給与明細書や請求書など、顧客等に通知する情報を用紙に印刷するユーザは、枠や一般的な記載事項などが事前に印刷された事前印刷紙をカット紙プリンタの給紙トレイにセットし、この用紙に給与明細などの個別の情報を印刷している。
【0003】
この事前印刷紙には、表裏や上下左右といった印刷方向が存在するため、給紙トレイに用紙を格納する場合は、用紙の種類や向きなどを正確にセットすることが重要であり、用紙の種類や表裏、向きなどを誤ってセットすると、適切な位置に適切な向きで印刷を行うことができず、多くの用紙や時間が無駄になっていた。
【0004】
ところで、背景等が予め印刷された用紙に画像を形成するに際して、用紙の挿入方向、印刷位置、印刷する画像の向き(正立または倒立)などを示す情報を矢印やバーコード等で用紙の裏面に表記し、この表記に従って、所定の位置に画像を形成する発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−094781号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1記載の発明は、記録用紙の裏面に表記されている情報に基づいて所定の場所に画像を形成するものであり、給紙トレイに格納されている用紙の表裏や方向、指定されている用紙であるか否かなどを検出するものではなく、給紙トレイに用紙をセットする際に生じるこのような誤りを検知して対応するということはできない。
【0007】
本発明では、用紙の表裏や向き、指定用紙であるか否かなど、用紙セットの誤りを検出することによって印刷ミスを防止し、ミスプリントによって生じる用紙や時間の無駄を回避することが可能な用紙セット誤り検出方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る用紙セット誤り検出方法では、印字情報に基づいて印刷が行われる用紙を給紙トレイに格納する工程と、
前記用紙に形成されている事前印刷マークから前記給紙トレイと該給紙トレイに格納されている前記用紙の種類との関係を示すパターン情報を読み取る工程と、
前記印字情報から該印字情報を印刷する用紙の種類を示す指定用紙情報を読み取る工程と、
前記用紙が格納されている給紙トレイ、前記パターン情報及び前記指定用紙情報から用紙セットの誤りを検出する工程と、
を有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係る用紙セット誤り検出装置では、印字情報に基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、画像形成部に供給する用紙を格納する給紙トレイと、用紙に形成されている事前印刷マークを検出するマーク検出センサとを具備し、事前印刷マークは、給紙トレイと該給紙トレイに格納されている用紙の種類との関係を示すパターン情報を有し、マーク検出センサは、事前印刷マークからパターン情報を読み取り、印字情報は、該印字情報を印刷する用紙の種類を示す指定用紙情報を有し、用紙が格納されていた給紙トレイ、パターン情報及び指定用紙情報から用紙セットの誤りを検出する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る用紙セット誤り検出装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る用紙セット誤り検出装置を具備する画像形成装置10の構成の一例を示す概略構成図であり、画像形成装置10は、印字情報に基づいて用紙に印刷を行うプリンタ20と印字情報をプリンタ20に出力する印字情報送信部30とから構成される。
【0022】
また、プリンタ20には、印字情報に基づいて用紙に印刷を行う画像形成部21、画像形成部21に供給する用紙を格納する給紙トレイ22、画像形成部21で印刷された用紙を排出する印字済み用紙排出部23、プリンタ20の操作を行う操作パネル24が設けられている。
【0023】
そして、画像形成装置10では、操作パネル24からの指示に従い、給紙トレイ22から画像形成部21に供給された用紙に、印字情報送信部30から受信した印字情報に基づいて画像形成を行い、画像形成された用紙は、印字済み用紙排出部23に排出する。
【0024】
ここで、画像形成部21であるIOT(Image Output Terminal)には、図2に示すように、用紙が搬送される用紙搬送路25、用紙に画像を形成する現像ロール26が設けられている。なお、点線は、用紙の搬送方向を示している。
【0025】
また、事前印刷紙に印刷されている事前印刷マークを検出するマーク検出センサ40が各給紙トレイ22に設けられると共に、給紙トレイと給紙トレイに格納されている用紙との関係を設定する設定スイッチ50、検出センサ40による検出情報と設定スイッチ50の設定とから用紙セット誤り検出装置の制御を行う制御部60が設けられている。
【0026】
図3は、本発明に係る用紙セット誤り検出装置の構成の一例を示す該略ブロック図であり、制御部60には、用紙セット誤り検出装置を制御するための情報処理を行うCPU61、情報処理に必要なプログラムを記憶するROM62、情報を一時的に記憶する記憶装置であるRAM63、PIO(Parallel Input/Output)64、SIO(Serial Input/Output)65が設けられている。
【0027】
そして、PIO44には、用紙に画像形成されたマークを検出するマーク検出センサ40、給紙トレイの開閉を検出するトレイ開閉検出センサ41、給紙トレイに格納されている用紙の有無等を検出するトレイ給紙センサ42、搬送路などで用紙の検出を行う用紙検出センサ43、給紙トレイと用紙との関係を示すパターンの設定を行う設定スイッチ50が設けられ、SIO45には、用紙に形成されているマークがバーコードである場合に、バーコードの読み取りを行うバーコードリーダ44が設けられている。
【0028】
ここで、設定スイッチ50は、図4に一例を示すように、用紙(事前印刷紙または白紙)と給紙トレイとの組み合わせからなる複数のパターンの中から適切なパターンを選択することにより、用紙と給紙トレイとの組み合わせを設定する。
【0029】
なお、用紙の種類と給紙トレイとの組み合わせは、各トレイに設定スイッチを設け、各スイッチで用紙の種類を選択することにより、パターンの設定を行ってもよい。
【0030】
また、図5は、事前印刷紙に予め形成されている事前印刷マークの一例を示す図であり、事前印刷紙の下端に5mm角の黒色の正方形を形成すると共に、事前印刷紙の送り方向に対してマークの前後に8mmの白ぬきを設けている。
【0031】
そして、マーク検出センサ40は、図6に示すように、正確な向きで給紙トレイに格納された事前印刷紙70の事前印刷マーク71を検出することが可能な位置に設けられている。
【0032】
上記構成を用いて、本実施の形態に係る用紙セット誤り検出装置では、マーク検出センサによる検出結果と設定スイッチで選択されているパターンとから用紙セットの誤りを検出し、操作パネルに警告を表示するなどの方法を用いて警告を行う。
【0033】
図7は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、給紙トレイに格納する用紙を供給する給紙トレイの扉が閉口したことを検出する(ステップ100)と、給紙トレイに用紙が格納されているかの判断を行う(ステップ101)。
【0034】
そして、事前印刷マークを検出し(ステップ102)、給紙トレイと検出結果との関係が選択スイッチで選択されているパターンと一致するかの判断を行う(ステップ103)。
【0035】
ここで、パターンの設定が事前印刷紙であり、マークが検出された場合、若しくは、パターンの設定が白紙であり、マークが検出されない場合は、パターンが一致したと判断して(ステップ103でYES)、用紙の検出を終了する。
【0036】
また、パターンの設定が事前印刷紙であり、マークが検出されない場合、若しくは、パターンの設定が白紙であり、マークが検出された場合は、パターンが一致しないと判断し(ステップ103でNO)、用紙セットの誤りを警告する(ステップ104)。
【0037】
なお、本実施の形態では、操作パネルに警告を表示することで用紙セットの誤りを警告しているが、警告の方法は、この方法に限られるものではなく、例えば、警告音を発する方法や画像形成装置の動作を停止させるなどの方法を用いてもよい。
【0038】
このように本実施の形態では、給紙トレイに用紙が格納された際に用紙の種類や向きなどといった用紙をセットした際の誤りを検出することができる。
【0039】
ところで、マークの検出は、用紙の搬送路で行うことも可能であり、第2の実施の形態として、用紙セットの誤りを搬送路で検出する用紙セット誤り検出について説明する。
【0040】
本実施の形態に係る用紙セット誤り検出装置では、図8に示すように、各トレイから搬送された用紙の何れもが通過する搬送路にマーク検出センサを設け、図9に示すように、マーク検出センサに対応する搬送路を用紙が通過する際に、用紙に印刷されているマークの検出を行う。
【0041】
図10は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、搬送路で用紙を検出する(ステップ200)と、用紙のマークの検出を行い(ステップ201)、用紙が供給された給紙トレイとマークの検出結果との関係が選択スイッチで選択されているパターンに一致するかの判断を行う(ステップ202)。
【0042】
そして、パターンの設定が事前印刷紙であり、マークが検出された場合、若しくは、パターンの設定が白紙であり、マークが検出されない場合は、パターンが一致したと判断して(ステップ202でYES)、用紙の検出を終了する。
【0043】
また、パターンの設定が事前印刷紙であり、マークが検出されない場合、若しくは、パターンの設定が白紙であり、マークが検出された場合は、パターンが一致しないと判断し(ステップ202でNO)、用紙セットの誤りを警告する(ステップ203)。
【0044】
このように本実施の形態では、用紙が搬送路を搬送される際にマークの検出を行うため、用紙セットの誤りを1若しくは少数のマーク検出センサで検出することができる。
【0045】
上記各実施の形態では、事前印刷紙に印刷されている事前印刷マークの検出結果と設定スイッチで設定したパターンとの関係から用紙をセットした際の誤りを検出しているが、図11に示すように、新たなマーク(印字マーク)を画像形成することによって、セットの誤りを検出することも可能である。
【0046】
そこで、第3の実施の形態として、事前印刷マークと印字マークとから用紙セットの誤りを検出する用紙セット誤り検出について説明する。
【0047】
本実施の形態では、図12に示すように、マーク検出センサ40を現像ロール26の下流に設け、現像ロール26は、印字情報に基づいた印刷を行うと共に、事前印刷紙の所定の位置に印字マークを印刷し、マーク検出センサ40は、事前印刷マーク及び印字マークの検出を行う。
【0048】
図13は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、現像ロールの下流の搬送路で用紙を検出する(ステップ300)と、用紙に形成されているマークの検出を行い(ステップ301)、事前印刷マークと印字マークの2つのマークを検出したかを判断する(ステップ302)。
【0049】
そして、マークを2つ検出する(ステップ302でYES)と、用紙の検出を終了し、また、マークを2つ検出しない場合(ステップ302でNO)は、用紙セットの誤りを警告する(ステップ303)。
【0050】
このように、本実施の形態では、事前印刷マーク及び印字マークを検出することにより、選択スイッチを用いることなく、用紙セットの誤りを検出することができる。
【0051】
上記各実施の形態では、事前印刷マークや印字マークとして、黒色の正方形を用いているが、他の形状や色などを用いてもよく、さらに、マークの形状や形成位置を異ならせることにより、請求書や給与明細書など、事前印刷紙の種類を示す情報を付加することも可能である。
【0052】
第4の実施の形態では、図14に一例を示すように、事前印刷マークとしてバーコードを用い、用紙がパターンで設定されている指定用紙であるか否かを判断し、用紙セットの誤りを検出する用紙セット誤り検出について説明する。
【0053】
本実施の形態における事前印刷紙には、用紙の種類を示すバーコードが事前印刷マークとして印刷されている。
【0054】
図15は、本実施の形態に係る用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図であり、各給紙トレイ22には、事前印刷マークであるバーコードの読み取りを行うバーコードリーダ44が設けられている。
【0055】
また、設定スイッチ60は、図16に示すように、給紙トレイと給紙トレイに格納されている用紙の種類との関係を示すパターンの中から適切なパターンを選択している。
【0056】
図17は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、給紙トレイに格納する用紙を供給する給紙トレイの扉が閉口したことを検出する(ステップ400)と、給紙トレイに用紙が格納されているかの判断を行う(ステップ401)。
【0057】
そして、給紙トレイに格納されている用紙に印刷されているバーコード(事前印刷マーク)の読み取りを行い(ステップ402)、給紙トレイと読み取り結果との関係が選択スイッチで選択されているパターンと一致するかの判断を行う(ステップ403)。
【0058】
ここで、給紙トレイとバーコードの読み取り結果との関係がパターンと一致すると判断する(ステップ403でYES)と、用紙の検出を終了し、また、給紙トレイとバーコードの読み取り結果との関係がパターンと一致しないと判断する(ステップ403でNO)と、用紙セットの誤りを警告する(ステップ404)。
【0059】
このように本実施の形態では、事前印刷紙の種類を示すバーコードを事前印刷マークとして用いるため、用紙セットの誤りを検出すると共に、給紙トレイに格納されている用紙が適切な種類の用紙であるか否かを判断することができる。
【0060】
バーコードを用いた事前印刷マークの検出は、用紙の搬送路で行うことも可能であり、第5の実施の形態として、様々や情報が付加されたマークを事前に印刷された事前印刷紙から用紙セットの誤りを搬送路で検出する用紙セット誤り検出について説明する。
【0061】
図18は、本実施の形態に係る用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図であり、給紙トレイ22と現像ロール26との間の搬送路25にバーコードリーダ44が設けられている。
【0062】
図19は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、搬送路で用紙を検出する(ステップ500)と、事前印刷マークであるバーコードの読み取りを行い(ステップ501)、用紙が供給された給紙トレイと読み取り結果との関係が選択スイッチで選択されているパターンに一致するかの判断を行う(ステップ502)。
【0063】
そして、給紙トレイとバーコードの読み取り結果との関係がパターンと一致すると判断する(ステップ502でYES)と、用紙の検出を終了し、また、給紙トレイとバーコードの読み取り結果との関係がパターンと一致しないと判断する(ステップ502でNO)と、用紙セットの誤りを警告する(ステップ503)。
【0064】
このように本実施の形態では、事前印刷マークに用紙の種類を示す情報を付加すると共に、用紙が搬送路を搬送される際にマークの検出を行うため、1若しくは少数のマーク検出センサで印刷を行う全ての用紙に対する用紙セットの誤りの検出を行うと共に、複数の種類の用紙の中から印刷を行う用紙が適切な種類であるか否かを判断することができる。
【0065】
なお、第1乃至第3の実施の形態及び第5、第6の実施の形態では、設定スイッチを用いてパターンの設定を行っているが、パターンが多種におよぶ場合は、図20に示すように、設定スイッチとしてPC(personal computer)を用い、パターンの設定を行ってもよい。
【0066】
バーコードによるマークは、図21に示すように、印字マークとして用いることも可能であり、第7の実施の形態として、事前印刷マーク及び印字マークとして様々や情報が付加されたマーク(バーコード)を用い、用紙セットの誤りを検出する用紙セット誤り検出について説明する。
【0067】
図22は、本実施の形態に係る用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図であり、現像ロール26の下流の搬送路25にバーコードリーダ44が設けられている。
【0068】
また、印字情報には、指定用紙の種類を示すバーコード(印字マーク)が含まれており、現像ロールは、印字情報に基づいて印字マークを印刷する。
【0069】
図23は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、搬送路で用紙を検出する(ステップ600)と、事前印刷マークであるバーコードと印字マークであるバーコードの読み取りを行い(ステップ601)、双方のバーコードが示す用紙の種類が一致するかの判断を行う(ステップ602)。
【0070】
そして、用紙の種類が一致すると判断する(ステップ602でYES)と、用紙の検出を終了し、また、一方のマークのみを検出、若しくは、用紙の種類が一致しないと判断する(ステップ602でNO)と、用紙セットの誤りを警告する(ステップ603)。
【0071】
このように本実施の形態では、事前印刷マーク及び印字マークに用紙の種類を示す情報が付加されているため、設定スイッチ等を用いることなく、指定用紙であるか否かを判断することが可能であり、用紙のセット誤りを検出することができる。
【0072】
また、複数の種類の用紙を用いて印字情報の印刷を行う場合であっても、各ページごとに、用紙のセット誤りを検出することができる。
【0073】
ここで、事前印刷マークとして、給紙トレイと用紙の種類との関係を示すバーコードを用い、印字情報に含まれる情報から指定用紙であるか否かを判断することも可能であり、第8の実施の形態として以下に説明する。
【0074】
図24は、事前印刷マークとして用いるバーコードの一例を示す図であり、このバーコードでは、給紙トレイ1にNo.00という種類の用紙、給紙トレイ2にNo.12という種類の用紙、給紙トレイ3にNo.67という種類の用紙、給紙トレイ4にNo.87という種類の用紙が格納されていることを示している。
【0075】
そして、印字情報には、指定用紙の種類(番号)を示す情報が含まれている。
【0076】
図25は、本実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャートであり、まず、搬送路で用紙を検出する(ステップ700)と、事前印刷マークであるバーコードの読み取りを行い(ステップ701)、用紙が格納されていた給紙トレイ及び印字情報に含まれる情報から用紙が指定用紙であるかの判断を行う(ステップ702)。
【0077】
そして、指定用紙であると判断する(ステップ702でYES)と、用紙の検出を終了し、また、指定用紙ではないと判断する(ステップ702でNO)と、用紙セットの誤りを警告する(ステップ703)。
【0078】
このように本実施の形態では、印字情報に指定用紙を示す情報が付加されると共に、事前印刷マークが給紙トレイと給紙トレイに格納されている用紙の種類との関係を示すパターンを示しているため、設定スイッチ等を用いることなく、指定用紙であるか否かを判断することが可能であり、用紙のセット誤りを検出することができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明では、適切な用紙に適切な向きで印字情報が印刷されないという問題の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙セット誤り検出装置を具備する画像形成装置の構成の一例を示す概略構成図
【図2】画像形成部の構成を示す概略ブロック図
【図3】本発明に係る用紙セット誤り検出装置の構成の一例を示す該略ブロック図
【図4】設定スイッチで設定するパターンの一例を示す図
【図5】事前印刷紙に予め形成されている事前印刷マークの一例を示す図
【図6】給紙トレイに設置するマーク検出センサの位置の一例を示す図
【図7】第1の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図8】第2の実施の形態における画像形成部の構成を示す概略ブロック図
【図9】搬送路にマーク検出センサを設置する際の位置の一例を示す図
【図10】第2の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図11】事前印刷マーク及び印字マークの一例を示す図
【図12】第3の実施の形態における画像形成部の構成を示す概略ブロック図
【図13】第3の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図14】事前印刷マークとしてバーコードを用いた例を示す図
【図15】第3の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図
【図16】設定スイッチで設定するパターンの一例を示す図
【図17】第4の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図18】第5の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図
【図19】第5の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図20】設定スイッチとしてPCを用いた例を示す図
【図21】印字マークとしてバーコードを用いた例を示す図
【図22】第6の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の構成を示す概略ブロック図
【図23】第6の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【図24】事前印刷マークとして用いるバーコードの一例を示す図
【図25】第7の実施の形態における用紙セット誤り検出装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10…画像形成装置
20…プリンタ
21…画像形成部
22…給紙トレイ
23…印字済み用紙排出部
24…操作パネル
25…用紙搬送路
26…現像ロール
30…印字情報送信部
40…マーク検出センサ
41…トレイ開閉検出センサ
42…トレイ給紙センサ
43…用紙検出センサ
44…バーコードリーダ
50…設定スイッチ
60…制御部
61…CPU
62…ROM
63…RAM
64…PIO
65…SIO
70…事前印刷紙
71…事前印刷マーク

Claims (4)

  1. 印字情報に基づいて印刷が行われる用紙を給紙トレイに格納する工程と、
    前記用紙に形成されている事前印刷マークから前記給紙トレイと該給紙トレイに格納されている前記用紙の種類との関係を示すパターン情報を読み取る工程と、
    前記印字情報から該印字情報を印刷する用紙の種類を示す指定用紙情報を読み取る工程と、
    前記用紙が格納されている給紙トレイ、前記パターン情報及び前記指定用紙情報から用紙セットの誤りを検出する工程と、
    を有することを特徴とする用紙セット誤り検出方法。
  2. 印字情報に基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、
    前記画像形成部に供給する前記用紙を格納する給紙トレイと、
    前記用紙に形成されている事前印刷マークを検出するマーク検出センサと
    を具備し、
    前記事前印刷マークは、前記給紙トレイと該給紙トレイに格納されている前記用紙の種類との関係を示すパターン情報を有し、
    前記マーク検出センサは、前記事前印刷マークから前記パターン情報を読み取り、
    前記印字情報は、該印字情報を印刷する用紙の種類を示す指定用紙情報を有し、
    前記用紙が格納されている給紙トレイ、前記パターン情報及び前記指定用紙情報から用紙セットの誤りを検出する
    ことを特徴とする用紙セット誤り検出装置。
  3. 前記事前印刷マークとして、給紙トレイと用紙の種類との関係を示すバーコードを用いることを特徴とする請求項2記載の用紙セット誤り検出装置。
  4. 前記用紙を搬送する搬送路で前記用紙を検出し、前記事前印刷マークから前記パターン情報を読み取ることを特徴とする請求項2記載の用紙セット誤り検出装置。
JP2003195804A 2003-07-11 2003-07-11 用紙セット誤り検出方法及びその装置 Expired - Fee Related JP4396155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003195804A JP4396155B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 用紙セット誤り検出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003195804A JP4396155B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 用紙セット誤り検出方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005028718A JP2005028718A (ja) 2005-02-03
JP4396155B2 true JP4396155B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=34206520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003195804A Expired - Fee Related JP4396155B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 用紙セット誤り検出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4396155B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005028718A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4876912B2 (ja) 印刷システム、裁断装置、及び裁断方法
US6234694B1 (en) Media control to eliminate printing images beyond the media boundaries
JPH08305094A (ja) 両面印刷保全装置
JP2007144955A (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP4779831B2 (ja) 連続紙印刷装置
EP1703446B1 (en) Printing apparatus
JP4349169B2 (ja) 印刷後処理装置
JP4396155B2 (ja) 用紙セット誤り検出方法及びその装置
JP2013240893A (ja) サーマルプリンター、その用紙片ピッチ計測方法およびその印字用紙連続体位置検出方法
JP2012183655A (ja) ラベルプリンタおよびプログラム
JPH09109425A (ja) 印刷装置及びこの印刷装置に使用される記録紙
JP5035449B2 (ja) 印刷システム
JP2008213287A (ja) 画像形成装置
JP2003154716A5 (ja)
JP2000168181A (ja) ラベル識別装置及びラベル識別方法並びに帯状台紙
JP2002166634A (ja) プリンタ
JP4930557B2 (ja) 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ
JP2005059383A (ja) 印刷ずれ検出装置
JP2012133658A (ja) 印刷条件設定システム、検証装置
JPH08174957A (ja) 印字装置
KR100207735B1 (ko) 인쇄기기의 인쇄 공정 제어방법
JPH0557999A (ja) 印字ヘツドの寿命管理方法およびドツトインパクトプリンタ
JP2006237667A (ja) 複写原稿ならびに複写装置および複写方法
JPH06278329A (ja) スリッププリンタ
JP2005028809A (ja) 記録用紙及びそれを用いる記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees