JPH06278329A - スリッププリンタ - Google Patents
スリッププリンタInfo
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- JPH06278329A JPH06278329A JP6874893A JP6874893A JPH06278329A JP H06278329 A JPH06278329 A JP H06278329A JP 6874893 A JP6874893 A JP 6874893A JP 6874893 A JP6874893 A JP 6874893A JP H06278329 A JPH06278329 A JP H06278329A
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- JP
- Japan
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- paper
- printer
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- check
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- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 利用者の誤操作によって小切手用紙等のスリ
ップ用紙が逆方向に挿入されても、このスリップ用紙に
情報印字を良好に実行する。 【構成】 プリンタ部4に挿入されたスリップ用紙41
の正逆方向を判定する方向判定手段を方向マークセンサ
48やCPU等で形成し、このCPU等の方向判定手段
がスリップ用紙41の挿入方向を逆方向と判定すると印
字情報を上下逆様に編集処理する情報逆転手段をCPU
等で形成した。
ップ用紙が逆方向に挿入されても、このスリップ用紙に
情報印字を良好に実行する。 【構成】 プリンタ部4に挿入されたスリップ用紙41
の正逆方向を判定する方向判定手段を方向マークセンサ
48やCPU等で形成し、このCPU等の方向判定手段
がスリップ用紙41の挿入方向を逆方向と判定すると印
字情報を上下逆様に編集処理する情報逆転手段をCPU
等で形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小切手用紙や伝票用紙
等のスリップ用紙に情報印字を実行するスリッププリン
タに関するものである。
等のスリップ用紙に情報印字を実行するスリッププリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子キャッシュレジスタなどに搭載され
ているスリッププリンタでは、印字フォーマットが予め
固定的に設定された小切手用紙や伝票用紙等のスリップ
用紙に情報印字を実行するようになっており、さらに、
このようなスリッププリンタを応用したレシートジャー
ナルスリッププリンタは、一台でレシート用紙とジャー
ナル用紙とスリップ用紙とに情報印字を実行するように
なっている。
ているスリッププリンタでは、印字フォーマットが予め
固定的に設定された小切手用紙や伝票用紙等のスリップ
用紙に情報印字を実行するようになっており、さらに、
このようなスリッププリンタを応用したレシートジャー
ナルスリッププリンタは、一台でレシート用紙とジャー
ナル用紙とスリップ用紙とに情報印字を実行するように
なっている。
【0003】そこで、ここではスリッププリンタの一従
来例であるレシートジャーナルスリッププリンタを図9
及び図10に基づいて説明する。まず、ここで例示する
レシートジャーナルスリッププリンタであるR/J/S
(Receipt/Journal /Slip)プリンタ1は、電子キャッ
シュレジスタ(図示せず)の一部として形成されてお
り、図9に例示するように、プラテンボード2上にシリ
アル形式の印字ヘッド3を移動自在に対向配置すること
でプリンタ部4が設けられている。
来例であるレシートジャーナルスリッププリンタを図9
及び図10に基づいて説明する。まず、ここで例示する
レシートジャーナルスリッププリンタであるR/J/S
(Receipt/Journal /Slip)プリンタ1は、電子キャッ
シュレジスタ(図示せず)の一部として形成されてお
り、図9に例示するように、プラテンボード2上にシリ
アル形式の印字ヘッド3を移動自在に対向配置すること
でプリンタ部4が設けられている。
【0004】そして、このR/J/Sプリンタ1では、
前記プリンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5と
ジャーナル用紙6との搬送路7と、前記プリンタ部4に
直線状に連通するスリップ用紙である小切手用紙8の搬
送路9とが、相対向するガイド板10〜16等で形成さ
れており、これらのガイド板10〜16等で形成された
前記搬送路7,9内の前記レシート・ジャーナル用紙
5,6と前記小切手用紙8とを相反する方向に搬送する
用紙搬送機構がフィードローラ17〜22等で形成され
ている。
前記プリンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5と
ジャーナル用紙6との搬送路7と、前記プリンタ部4に
直線状に連通するスリップ用紙である小切手用紙8の搬
送路9とが、相対向するガイド板10〜16等で形成さ
れており、これらのガイド板10〜16等で形成された
前記搬送路7,9内の前記レシート・ジャーナル用紙
5,6と前記小切手用紙8とを相反する方向に搬送する
用紙搬送機構がフィードローラ17〜22等で形成され
ている。
【0005】つまり、このR/J/Sプリンタ1では、
前記レシート・ジャーナル用紙5,6は前記搬送路7内
を図中で反時計方向に搬送されてプリンタ部4を右方か
ら左方に通過するようになっており、前記小切手用紙8
は前記搬送路9内を図中で左方から右方に搬送されてプ
リンタ部4を通過するようになっている。なお、このR
/J/Sプリンタ1では、図10に例示するように、前
記レシート用紙5とジャーナル用紙6とは並列に配置さ
れており、これらのレシート・ジャーナル用紙5,6上
を前記小切手用紙8が搬送されるようになっている。
前記レシート・ジャーナル用紙5,6は前記搬送路7内
を図中で反時計方向に搬送されてプリンタ部4を右方か
ら左方に通過するようになっており、前記小切手用紙8
は前記搬送路9内を図中で左方から右方に搬送されてプ
リンタ部4を通過するようになっている。なお、このR
/J/Sプリンタ1では、図10に例示するように、前
記レシート用紙5とジャーナル用紙6とは並列に配置さ
れており、これらのレシート・ジャーナル用紙5,6上
を前記小切手用紙8が搬送されるようになっている。
【0006】そして、このR/J/Sプリンタ1では、
前記ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部が前記レシート・ジャーナル用紙5,6の搬
送方向に沿うように曲折されていることで、このレシー
ト・ジャーナル用紙5,6の前記搬送路7を弾発的に遮
蔽した前記弾性フィルム23の上半部が前記プラテンボ
ード2に接触して前記小切手用紙8の搬送路9下に位置
している。さらに、このR/J/Sプリンタ1では、前
記小切手用紙8の搬送方向で前記プリンタ部4より前方
に前記フィードローラ21,22が配置されており、図
9に例示したように、これらのフィードローラ21,2
2より前方に反射型のフォトセンサ等からなる用紙前縁
センサ24が設けられている。
前記ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部が前記レシート・ジャーナル用紙5,6の搬
送方向に沿うように曲折されていることで、このレシー
ト・ジャーナル用紙5,6の前記搬送路7を弾発的に遮
蔽した前記弾性フィルム23の上半部が前記プラテンボ
ード2に接触して前記小切手用紙8の搬送路9下に位置
している。さらに、このR/J/Sプリンタ1では、前
記小切手用紙8の搬送方向で前記プリンタ部4より前方
に前記フィードローラ21,22が配置されており、図
9に例示したように、これらのフィードローラ21,2
2より前方に反射型のフォトセンサ等からなる用紙前縁
センサ24が設けられている。
【0007】なお、このR/J/Sプリンタ1で情報印
字を実行するスリップ用紙の一種であるユーロチェック
等の前記小切手用紙8は、図11に例示するように、金
額(倍角)と金額シンボルと金額(通常)との印字領域
25〜27が一行目に順次形成され、ストア名と都市名
との印字領域28,29が二行目に順次形成され、スト
アメッセージと日付との印字領域30,31が三行目に
順次形成され、カードナンバーの印字領域32が四行目
の先頭部に形成された形態などとなっている。
字を実行するスリップ用紙の一種であるユーロチェック
等の前記小切手用紙8は、図11に例示するように、金
額(倍角)と金額シンボルと金額(通常)との印字領域
25〜27が一行目に順次形成され、ストア名と都市名
との印字領域28,29が二行目に順次形成され、スト
アメッセージと日付との印字領域30,31が三行目に
順次形成され、カードナンバーの印字領域32が四行目
の先頭部に形成された形態などとなっている。
【0008】そこで、このR/J/Sプリンタ1では、
上述した小切手用紙8や伝票用紙等の各種のスリップ用
紙に対応した複数種類の印字フォーマットがRAM(Ran
domAccess Memory)やROM(Read Only Memory)等の情
報記憶手段(図示せず)に記憶されており、上述のよう
な印字フォーマットを選定するフォーマット選定手段が
キーボード(図示せず)などで形成されている。そし
て、このR/J/Sプリンタ1では、図10に例示した
ように、前記印字ヘッド3に伝送する印字情報を、前記
レシート用紙5と前記小切手用紙8とには各々の搬送方
向の前方が上方となる文字フォントと印字フォーマット
とで編集処理し、前記ジャーナル用紙6には搬送方向の
前方が下方となる文字フォントと印字フォーマットとで
編集処理する情報編集手段(図示せず)が、CPU(Cen
tral Processing Unit)やC/G(Character/Generate
r)やRAM等で形成されている。
上述した小切手用紙8や伝票用紙等の各種のスリップ用
紙に対応した複数種類の印字フォーマットがRAM(Ran
domAccess Memory)やROM(Read Only Memory)等の情
報記憶手段(図示せず)に記憶されており、上述のよう
な印字フォーマットを選定するフォーマット選定手段が
キーボード(図示せず)などで形成されている。そし
て、このR/J/Sプリンタ1では、図10に例示した
ように、前記印字ヘッド3に伝送する印字情報を、前記
レシート用紙5と前記小切手用紙8とには各々の搬送方
向の前方が上方となる文字フォントと印字フォーマット
とで編集処理し、前記ジャーナル用紙6には搬送方向の
前方が下方となる文字フォントと印字フォーマットとで
編集処理する情報編集手段(図示せず)が、CPU(Cen
tral Processing Unit)やC/G(Character/Generate
r)やRAM等で形成されている。
【0009】このような構成において、このR/J/S
プリンタ1では、通常は搬送路7内をフィードローラ1
7〜20で搬送されるレシート用紙5とジャーナル用紙
6とにプリンタ部4で情報印字を実行するようになって
おり、この場合はレシート・ジャーナル用紙5,6は弾
発的に揺動自在な弾性フィルム23下を通過してプリン
タ部4に挿入されるようになっている。
プリンタ1では、通常は搬送路7内をフィードローラ1
7〜20で搬送されるレシート用紙5とジャーナル用紙
6とにプリンタ部4で情報印字を実行するようになって
おり、この場合はレシート・ジャーナル用紙5,6は弾
発的に揺動自在な弾性フィルム23下を通過してプリン
タ部4に挿入されるようになっている。
【0010】この時、このR/J/Sプリンタ1では、
レシート用紙5には搬送方向の前方が上方となるように
文字情報が印字されるので、発行されるレシート(図示
せず)には上方から文字情報が順次正常に印字されるこ
とになる。そして、このレシート用紙5と平行に搬送さ
れるジャーナル用紙6には搬送方向の前方が下方となる
ように文字情報が逆転されて印字されるので、利用者
(図示せず)は自身に対して前方から後方に搬送される
ジャーナル(図示せず)の文字情報を簡易に視認するこ
とができる。
レシート用紙5には搬送方向の前方が上方となるように
文字情報が印字されるので、発行されるレシート(図示
せず)には上方から文字情報が順次正常に印字されるこ
とになる。そして、このレシート用紙5と平行に搬送さ
れるジャーナル用紙6には搬送方向の前方が下方となる
ように文字情報が逆転されて印字されるので、利用者
(図示せず)は自身に対して前方から後方に搬送される
ジャーナル(図示せず)の文字情報を簡易に視認するこ
とができる。
【0011】そして、このR/J/Sプリンタ1で小切
手用紙8に情報印字を実行する場合は、例えば、キーボ
ード(図示せず)の操作入力でR/J/Sプリンタ1の
動作モードを切替えるなどしてから小切手用紙8を上縁
部から搬送路9内に挿入する。すると、この搬送路9内
をフィードローラ21,22で搬送される小切手用紙8
の前縁部を用紙前縁センサ24が検知するので、この用
紙前縁センサ24が小切手用紙8を検知した位置を初期
位置としてプリンタ部4が情報印字を実行することにな
る。
手用紙8に情報印字を実行する場合は、例えば、キーボ
ード(図示せず)の操作入力でR/J/Sプリンタ1の
動作モードを切替えるなどしてから小切手用紙8を上縁
部から搬送路9内に挿入する。すると、この搬送路9内
をフィードローラ21,22で搬送される小切手用紙8
の前縁部を用紙前縁センサ24が検知するので、この用
紙前縁センサ24が小切手用紙8を検知した位置を初期
位置としてプリンタ部4が情報印字を実行することにな
る。
【0012】この時、このR/J/Sプリンタ1では、
小切手用紙8には搬送方向の前方が上方となるように文
字情報が印字されるので、発行される小切手用紙8には
一行目の印字領域25〜27から四行目の印字領域32
に向かって文字情報が順次正常に印字されることにな
る。
小切手用紙8には搬送方向の前方が上方となるように文
字情報が印字されるので、発行される小切手用紙8には
一行目の印字領域25〜27から四行目の印字領域32
に向かって文字情報が順次正常に印字されることにな
る。
【0013】なお、このR/J/Sプリンタ1では、上
述のようにして印字が行なわれる小切手用紙8はフィー
ドローラ21,22の回転と共に弾性フィルム23上を
通過して搬送路9内を順次搬送されるが、その印字が完
了するとフィードローラ21,22の回転が逆転される
ことで逆方向に搬送されて挿入排出口(図示せず)から
排出されることになる。
述のようにして印字が行なわれる小切手用紙8はフィー
ドローラ21,22の回転と共に弾性フィルム23上を
通過して搬送路9内を順次搬送されるが、その印字が完
了するとフィードローラ21,22の回転が逆転される
ことで逆方向に搬送されて挿入排出口(図示せず)から
排出されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したR/J/Sプ
リンタ1では、小切手用紙8とに情報印字を実行できる
ようになっている。
リンタ1では、小切手用紙8とに情報印字を実行できる
ようになっている。
【0015】ここで、このようなR/J/Sプリンタ1
では、レシート・ジャーナル用紙5,6は、実際には上
下に区別のない連続紙で形成されてプリンタ部4の内部
に予めセットされているので、このセット方向が逆転す
るようなことはない。しかし、上述のようなR/J/S
プリンタ1では、小切手用紙8等のスリップ用紙は利用
者が個々に手作業で挿入するようになっているので、利
用者の誤操作によって逆方向に挿入された小切手用紙8
に印字が実行されることがある。
では、レシート・ジャーナル用紙5,6は、実際には上
下に区別のない連続紙で形成されてプリンタ部4の内部
に予めセットされているので、このセット方向が逆転す
るようなことはない。しかし、上述のようなR/J/S
プリンタ1では、小切手用紙8等のスリップ用紙は利用
者が個々に手作業で挿入するようになっているので、利
用者の誤操作によって逆方向に挿入された小切手用紙8
に印字が実行されることがある。
【0016】この場合、この小切手用紙8は予め設定さ
れた印字フォーマットによって印字領域25〜32が規
定されているので、挿入方向が逆転した小切手用紙8に
は上下逆転した文字情報が印字領域25〜32と相違す
る位置に印字されることになり、顧客の私文書である小
切手用紙8が使用不能となるので好ましくない。
れた印字フォーマットによって印字領域25〜32が規
定されているので、挿入方向が逆転した小切手用紙8に
は上下逆転した文字情報が印字領域25〜32と相違す
る位置に印字されることになり、顧客の私文書である小
切手用紙8が使用不能となるので好ましくない。
【0017】そこで、実際には上述のようなR/J/S
プリンタ1で小切手用紙8に情報印字を実行する場合
に、その挿入方向を利用者が慎重に確認するなどしてい
るが、これでは利用者の作業負担が増大して作業能率が
低下することになる。
プリンタ1で小切手用紙8に情報印字を実行する場合
に、その挿入方向を利用者が慎重に確認するなどしてい
るが、これでは利用者の作業負担が増大して作業能率が
低下することになる。
【0018】
【課題を解決するための手段】印字フォーマットが予め
固定的に設定された小切手用紙等のスリップ用紙に情報
印字を実行するプリンタ部を設け、このプリンタ部に出
力する印字情報を予め設定された所定の印字フォーマッ
トに編集処理する情報編集手段を設け、前記プリンタ部
に挿入された前記スリップ用紙の正逆方向を判定する方
向判定手段を設け、この方向判定手段が前記スリップ用
紙の挿入方向を逆方向と判定すると前記情報編集手段が
前記プリンタ部に出力する印字情報を所定の印字フォー
マットとは上下逆様に編集処理する情報逆転手段を設け
た。
固定的に設定された小切手用紙等のスリップ用紙に情報
印字を実行するプリンタ部を設け、このプリンタ部に出
力する印字情報を予め設定された所定の印字フォーマッ
トに編集処理する情報編集手段を設け、前記プリンタ部
に挿入された前記スリップ用紙の正逆方向を判定する方
向判定手段を設け、この方向判定手段が前記スリップ用
紙の挿入方向を逆方向と判定すると前記情報編集手段が
前記プリンタ部に出力する印字情報を所定の印字フォー
マットとは上下逆様に編集処理する情報逆転手段を設け
た。
【0019】
【作用】プリンタ部に対するスリップ用紙の挿入方向を
逆方向と方向判定手段が判定すると情報編集手段がプリ
ンタ部に出力する印字情報を情報逆転手段が所定の印字
フォーマットとは上下逆様に編集処理することで、利用
者の誤操作によってスリップ用紙が逆方向に挿入される
と印字情報も自動的に上下逆様に編集処理されるので、
挿入方向が逆転したスリップ用紙に情報印字を良好に実
行することができる。
逆方向と方向判定手段が判定すると情報編集手段がプリ
ンタ部に出力する印字情報を情報逆転手段が所定の印字
フォーマットとは上下逆様に編集処理することで、利用
者の誤操作によってスリップ用紙が逆方向に挿入される
と印字情報も自動的に上下逆様に編集処理されるので、
挿入方向が逆転したスリップ用紙に情報印字を良好に実
行することができる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図8に基づい
て説明する。まず、本実施例のスリッププリンタである
R/J/Sプリンタ33は、図3及び図4に例示するよ
うに、電子キャッシュレジスタ34の一部として形成さ
れている。そして、この電子キャッシュレジスタ34
は、外観的には図3に例示するように、ドロワ35上に
設置された装置本体36の右側にキーボード37を一体
に設けると共に店員用と顧客用とのディスプレイ38を
立設し、その左側にR/J/Sプリンタ33を一体に内
蔵した構造となっている。そこで、この電子キャッシュ
レジスタ34では、前記R/J/Sプリンタ33の上面
の中央近傍にレシート用紙5の発行口39とジャーナル
用紙6の確認窓40とが並設されており、この後方にス
リップ用紙である小切手用紙41の挿入排出口42が形
成されている。
て説明する。まず、本実施例のスリッププリンタである
R/J/Sプリンタ33は、図3及び図4に例示するよ
うに、電子キャッシュレジスタ34の一部として形成さ
れている。そして、この電子キャッシュレジスタ34
は、外観的には図3に例示するように、ドロワ35上に
設置された装置本体36の右側にキーボード37を一体
に設けると共に店員用と顧客用とのディスプレイ38を
立設し、その左側にR/J/Sプリンタ33を一体に内
蔵した構造となっている。そこで、この電子キャッシュ
レジスタ34では、前記R/J/Sプリンタ33の上面
の中央近傍にレシート用紙5の発行口39とジャーナル
用紙6の確認窓40とが並設されており、この後方にス
リップ用紙である小切手用紙41の挿入排出口42が形
成されている。
【0021】さらに、この電子キャッシュレジスタ34
は、回路的には図4に例示するように、各種の情報処理
を実行するCPU43に、制御プログラム等の各種情報
を予め固定的に記憶したROM44、印字情報や印字フ
ォーマット等の各種情報を更新自在に一時記憶するRA
M45、印字情報を形成する文字フォント等を予め固定
的に記憶したC/G46、前記ドロワ35、前記キーボ
ード37、前記ディスプレイ38、前記R/J/Sプリ
ンタ33等をバス47で接続した構造となっている。
は、回路的には図4に例示するように、各種の情報処理
を実行するCPU43に、制御プログラム等の各種情報
を予め固定的に記憶したROM44、印字情報や印字フ
ォーマット等の各種情報を更新自在に一時記憶するRA
M45、印字情報を形成する文字フォント等を予め固定
的に記憶したC/G46、前記ドロワ35、前記キーボ
ード37、前記ディスプレイ38、前記R/J/Sプリ
ンタ33等をバス47で接続した構造となっている。
【0022】そして、本実施例のR/J/Sプリンタ3
3は、図1に例示するように、プラテンボード2上にシ
リアル形式の印字ヘッド3を移動自在に対向配置するこ
とでプリンタ部4が設けられている。そして、このプリ
ンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5とジャーナ
ル用紙6との搬送路7と、プリンタ部4に直線状に連通
するスリップ用紙である小切手用紙41の搬送路9と
が、相対向するガイド板10〜16等で形成されてお
り、これらのガイド板10〜16等で形成された搬送路
7,9内のレシート・ジャーナル用紙5,6と小切手用
紙41とを相反する方向に搬送する用紙搬送機構がフィ
ードローラ17〜22等で形成されている。
3は、図1に例示するように、プラテンボード2上にシ
リアル形式の印字ヘッド3を移動自在に対向配置するこ
とでプリンタ部4が設けられている。そして、このプリ
ンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5とジャーナ
ル用紙6との搬送路7と、プリンタ部4に直線状に連通
するスリップ用紙である小切手用紙41の搬送路9と
が、相対向するガイド板10〜16等で形成されてお
り、これらのガイド板10〜16等で形成された搬送路
7,9内のレシート・ジャーナル用紙5,6と小切手用
紙41とを相反する方向に搬送する用紙搬送機構がフィ
ードローラ17〜22等で形成されている。
【0023】つまり、このR/J/Sプリンタ33で
は、レシート・ジャーナル用紙5,6は搬送路7内を図
中で反時計方向に搬送されてプリンタ部4を右方から左
方に通過するようになっており、小切手用紙41は搬送
路9内を図中で左方から右方に搬送されてプリンタ部4
を通過するようになっている。なお、このR/J/Sプ
リンタ33では、図2に例示するように、レシート用紙
5とジャーナル用紙6とは並列に配置されており、これ
らのレシート・ジャーナル用紙5,6上を小切手用紙4
1が搬送されるようになっている。
は、レシート・ジャーナル用紙5,6は搬送路7内を図
中で反時計方向に搬送されてプリンタ部4を右方から左
方に通過するようになっており、小切手用紙41は搬送
路9内を図中で左方から右方に搬送されてプリンタ部4
を通過するようになっている。なお、このR/J/Sプ
リンタ33では、図2に例示するように、レシート用紙
5とジャーナル用紙6とは並列に配置されており、これ
らのレシート・ジャーナル用紙5,6上を小切手用紙4
1が搬送されるようになっている。
【0024】そして、このR/J/Sプリンタ33で
は、ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部がレシート・ジャーナル用紙5,6の搬送方
向に沿うように曲折されていることで、このレシート・
ジャーナル用紙5,6の搬送路7を弾発的に遮蔽した弾
性フィルム23の上半部がプラテンボード2に接触して
小切手用紙41の搬送路9下に位置している。ここで、
このR/J/Sプリンタ33では、小切手用紙41の搬
送方向でプリンタ部4より前方にフィードローラ21,
22が配置されており、図1に例示したように、これら
のフィードローラ21,22より前方に反射型のフォト
センサ等からなる用紙前縁センサ24と方向マークセン
サ48とが並列に配置され、前記プリンタ部4より後方
に用紙後縁センサ49と表裏マークセンサ50とが並列
に配置されている。
は、ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部がレシート・ジャーナル用紙5,6の搬送方
向に沿うように曲折されていることで、このレシート・
ジャーナル用紙5,6の搬送路7を弾発的に遮蔽した弾
性フィルム23の上半部がプラテンボード2に接触して
小切手用紙41の搬送路9下に位置している。ここで、
このR/J/Sプリンタ33では、小切手用紙41の搬
送方向でプリンタ部4より前方にフィードローラ21,
22が配置されており、図1に例示したように、これら
のフィードローラ21,22より前方に反射型のフォト
センサ等からなる用紙前縁センサ24と方向マークセン
サ48とが並列に配置され、前記プリンタ部4より後方
に用紙後縁センサ49と表裏マークセンサ50とが並列
に配置されている。
【0025】なお、このR/J/Sプリンタ33は、図
5及び図6に例示するように、ガイド板11やフィード
ローラ18,22及び弾性フィルム23等からなる下部
ユニット51上に、ガイド板10,13やフィードロー
ラ17,20及びプラテンボード2等からなる中部ユニ
ット52と、ガイド板14〜16やフィードローラ21
及び印字ヘッド3等からなる上部ユニット53とを順次
組付けた構造となっている。
5及び図6に例示するように、ガイド板11やフィード
ローラ18,22及び弾性フィルム23等からなる下部
ユニット51上に、ガイド板10,13やフィードロー
ラ17,20及びプラテンボード2等からなる中部ユニ
ット52と、ガイド板14〜16やフィードローラ21
及び印字ヘッド3等からなる上部ユニット53とを順次
組付けた構造となっている。
【0026】そして、このR/J/Sプリンタ33で情
報印字を実行するスリップ用紙の一種である小切手用紙
41は、図7に例示するように、金額(倍角)と金額シ
ンボルと金額(通常)との印字領域25〜27が一行目
に順次形成され、ストア名と都市名との印字領域28,
29が二行目に順次形成され、ストアメッセージと日付
との印字領域30,31が三行目に順次形成され、カー
ドナンバーの印字領域32が四行目の先頭部に形成され
ているが、さらに、ここでは前縁部の右方に方向検出マ
ーク54が形成されると共に左側縁部の前方に表裏検出
マーク55が形成されている。
報印字を実行するスリップ用紙の一種である小切手用紙
41は、図7に例示するように、金額(倍角)と金額シ
ンボルと金額(通常)との印字領域25〜27が一行目
に順次形成され、ストア名と都市名との印字領域28,
29が二行目に順次形成され、ストアメッセージと日付
との印字領域30,31が三行目に順次形成され、カー
ドナンバーの印字領域32が四行目の先頭部に形成され
ているが、さらに、ここでは前縁部の右方に方向検出マ
ーク54が形成されると共に左側縁部の前方に表裏検出
マーク55が形成されている。
【0027】そして、この電子キャッシュレジスタ34
のR/J/Sプリンタ33では、小切手用紙41や伝票
用紙等の各種のスリップ用紙に対応した複数種類の印字
フォーマットが前記RAM45に記憶されており、上述
のような印字フォーマットを選定するフォーマット選定
手段が前記キーボード37などで形成されている。そこ
で、この電子キャッシュレジスタ34のR/J/Sプリ
ンタ33では、図2に例示したように、前記プリンタ部
4の印字ヘッド3に伝送する印字情報を、前記レシート
用紙5には搬送方向の前方が上方となる文字フォントと
印字フォーマットとで編集処理し、前記ジャーナル用紙
6と前記小切手用紙41とには各々の搬送方向の前方が
下方となる文字フォントと印字フォーマットとで編集処
理する情報編集手段が、前記CPU43や前記RAM4
5や前記C/G46等で形成されている。
のR/J/Sプリンタ33では、小切手用紙41や伝票
用紙等の各種のスリップ用紙に対応した複数種類の印字
フォーマットが前記RAM45に記憶されており、上述
のような印字フォーマットを選定するフォーマット選定
手段が前記キーボード37などで形成されている。そこ
で、この電子キャッシュレジスタ34のR/J/Sプリ
ンタ33では、図2に例示したように、前記プリンタ部
4の印字ヘッド3に伝送する印字情報を、前記レシート
用紙5には搬送方向の前方が上方となる文字フォントと
印字フォーマットとで編集処理し、前記ジャーナル用紙
6と前記小切手用紙41とには各々の搬送方向の前方が
下方となる文字フォントと印字フォーマットとで編集処
理する情報編集手段が、前記CPU43や前記RAM4
5や前記C/G46等で形成されている。
【0028】さらに、このR/J/Sプリンタ33で
は、前記挿入排出口42からプリンタ部4に挿入された
前記小切手用紙41の正逆方向を判定する方向判定手段
が、前記方向マークセンサ48と前記CPU43とで形
成されており、このCPU43等からなる方向判定手段
が前記小切手用紙41の挿入方向を逆方向と判定すると
前記プリンタ部4に伝送する印字情報を所定の印字フォ
ーマットとは上下逆様に編集処理する情報逆転手段が、
前記CPU43や前記RAM45等で形成されている。
は、前記挿入排出口42からプリンタ部4に挿入された
前記小切手用紙41の正逆方向を判定する方向判定手段
が、前記方向マークセンサ48と前記CPU43とで形
成されており、このCPU43等からなる方向判定手段
が前記小切手用紙41の挿入方向を逆方向と判定すると
前記プリンタ部4に伝送する印字情報を所定の印字フォ
ーマットとは上下逆様に編集処理する情報逆転手段が、
前記CPU43や前記RAM45等で形成されている。
【0029】また、このR/J/Sプリンタ33では、
前記挿入排出口42からプリンタ部4に挿入された前記
小切手用紙41の表裏方向を判定する表裏判定手段が、
前記表裏マークセンサ50と前記CPU43とで形成さ
れており、このCPU43等からなる表裏判定手段が表
裏反転を判定すると前記プリンタ部4の情報印字を一時
停止した状態でメッセージ情報を報知出力する情報報知
手段が、前記CPU43や前記RAM45や前記ディス
プレイ38等で形成されている。
前記挿入排出口42からプリンタ部4に挿入された前記
小切手用紙41の表裏方向を判定する表裏判定手段が、
前記表裏マークセンサ50と前記CPU43とで形成さ
れており、このCPU43等からなる表裏判定手段が表
裏反転を判定すると前記プリンタ部4の情報印字を一時
停止した状態でメッセージ情報を報知出力する情報報知
手段が、前記CPU43や前記RAM45や前記ディス
プレイ38等で形成されている。
【0030】なお、本実施例の前記R/J/Sプリンタ
33では、図4に例示したブロック図などでは、上述の
ような各種手段を形成する前記CPU43や前記RAM
45や前記C/G46や前記キーボード37等を別体の
部品として例示したが、これらの部品は概念的には前記
R/J/Sプリンタ33の一部として機能する部品であ
り、ここでは構造的に別体でも外部に位置する部分とな
っている。
33では、図4に例示したブロック図などでは、上述の
ような各種手段を形成する前記CPU43や前記RAM
45や前記C/G46や前記キーボード37等を別体の
部品として例示したが、これらの部品は概念的には前記
R/J/Sプリンタ33の一部として機能する部品であ
り、ここでは構造的に別体でも外部に位置する部分とな
っている。
【0031】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ34では、例えば、キーボード37で操作
入力される各種情報をCPU43が編集処理してR/J
/Sプリンタ33の印字やディスプレイ38の表示やド
ロワ35の開閉等の動作を制御することで、これらの動
作によって各種の販売業務を支援するようになってい
る。
シュレジスタ34では、例えば、キーボード37で操作
入力される各種情報をCPU43が編集処理してR/J
/Sプリンタ33の印字やディスプレイ38の表示やド
ロワ35の開閉等の動作を制御することで、これらの動
作によって各種の販売業務を支援するようになってい
る。
【0032】そして、このR/J/Sプリンタ33で
は、通常は搬送路7内をフィードローラ17〜20で搬
送されるレシート用紙5とジャーナル用紙6とにプリン
タ部4で情報印字を実行するようになっており、この場
合はレシート・ジャーナル用紙5,6は弾発的に揺動自
在な弾性フィルム23下を通過してプリンタ部4に挿入
されるようになっている。
は、通常は搬送路7内をフィードローラ17〜20で搬
送されるレシート用紙5とジャーナル用紙6とにプリン
タ部4で情報印字を実行するようになっており、この場
合はレシート・ジャーナル用紙5,6は弾発的に揺動自
在な弾性フィルム23下を通過してプリンタ部4に挿入
されるようになっている。
【0033】この時、このR/J/Sプリンタ33で
は、CPU43とRAM45とC/G46とからなる情
報編集手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報
により、レシート用紙5には搬送方向の前方が上方とな
るように文字が印字されるので、発行されるレシート
(図示せず)には上方から文字が順次正常に印字されて
発行口39から排出されることになる。一方、このレシ
ート用紙5と平行に搬送されるジャーナル用紙6には、
CPU43とRAM45とC/G46とからなる情報編
集手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報によ
り、搬送方向の前方が下方となるように文字が逆転され
て印字されるので、利用者(図示せず)は自身に対して
前方から後方に確認窓40内を搬送されるジャーナル
(図示せず)の文字を簡易に視認することができる。
は、CPU43とRAM45とC/G46とからなる情
報編集手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報
により、レシート用紙5には搬送方向の前方が上方とな
るように文字が印字されるので、発行されるレシート
(図示せず)には上方から文字が順次正常に印字されて
発行口39から排出されることになる。一方、このレシ
ート用紙5と平行に搬送されるジャーナル用紙6には、
CPU43とRAM45とC/G46とからなる情報編
集手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報によ
り、搬送方向の前方が下方となるように文字が逆転され
て印字されるので、利用者(図示せず)は自身に対して
前方から後方に確認窓40内を搬送されるジャーナル
(図示せず)の文字を簡易に視認することができる。
【0034】そして、このR/J/Sプリンタ33で小
切手用紙41に情報印字を実行する場合は、例えば、キ
ーボード37の操作入力でR/J/Sプリンタ33の動
作モードを切替えると共に小切手用紙41の種別を選定
するなどしてから、ここでは小切手用紙41を下縁部か
ら挿入排出口42に挿入する。この時、図8のフローチ
ャートに例示するように、このR/J/Sプリンタ33
では、CPU43の情報処理によってディスプレイ38
に“用紙を挿入して下さい”などの警告メッセージが表
示出力されるが、上述のように挿入排出口42に挿入さ
れて搬送路9内をフィードローラ21,22で搬送され
る小切手用紙41の前縁部を用紙前縁センサ24が検知
すると、この検知出力に従ってディスプレイ38の警告
メッセージは消去されることになる。
切手用紙41に情報印字を実行する場合は、例えば、キ
ーボード37の操作入力でR/J/Sプリンタ33の動
作モードを切替えると共に小切手用紙41の種別を選定
するなどしてから、ここでは小切手用紙41を下縁部か
ら挿入排出口42に挿入する。この時、図8のフローチ
ャートに例示するように、このR/J/Sプリンタ33
では、CPU43の情報処理によってディスプレイ38
に“用紙を挿入して下さい”などの警告メッセージが表
示出力されるが、上述のように挿入排出口42に挿入さ
れて搬送路9内をフィードローラ21,22で搬送され
る小切手用紙41の前縁部を用紙前縁センサ24が検知
すると、この検知出力に従ってディスプレイ38の警告
メッセージは消去されることになる。
【0035】つぎに、このR/J/Sプリンタ33で
は、上述のようにして用紙前縁センサ24が前縁部を検
知した小切手用紙41の方向検出マーク54を方向マー
クセンサ48が検知すると、この検知出力に従ってCP
U43等の方向判定手段と表裏判定手段とは小切手用紙
41の挿入方向と表裏方向とが共に正方向であることを
判定して情報印字を開始することになる。この時、この
R/J/Sプリンタ33では、キーボード37で選定さ
れた小切手用紙41の種別に対応してCPU43がRA
M45から所定の印字フォーマットを読出し、この印字
フォーマットに対してキーボード37で操作入力された
文字情報を設定することで、このキーボード37とCP
U43とRAM45とC/G46とからなる情報編集手
段が印字ヘッド3に伝送する印字情報を生成する。
は、上述のようにして用紙前縁センサ24が前縁部を検
知した小切手用紙41の方向検出マーク54を方向マー
クセンサ48が検知すると、この検知出力に従ってCP
U43等の方向判定手段と表裏判定手段とは小切手用紙
41の挿入方向と表裏方向とが共に正方向であることを
判定して情報印字を開始することになる。この時、この
R/J/Sプリンタ33では、キーボード37で選定さ
れた小切手用紙41の種別に対応してCPU43がRA
M45から所定の印字フォーマットを読出し、この印字
フォーマットに対してキーボード37で操作入力された
文字情報を設定することで、このキーボード37とCP
U43とRAM45とC/G46とからなる情報編集手
段が印字ヘッド3に伝送する印字情報を生成する。
【0036】一方、このR/J/Sプリンタ33では、
上述のようにして用紙前縁センサ24が前縁部を検知し
た小切手用紙41の方向検出マーク54を方向マークセ
ンサ48が検知することなく表裏検出マーク55を表裏
マークセンサ50が検知すると、この検知出力に従って
CPU43等の方向判定手段と表裏判定手段とは小切手
用紙41の表裏方向は正方向でも挿入方向は逆方向であ
ることを判定する。すると、この判定結果に基づいてC
PU43等の情報編集手段が印字情報を編集処理し、こ
の編集処理された印字情報をCPU43等の情報逆転手
段が正規の印字フォーマットとは上下逆様に編集処理し
てから情報印字を開始することになる。
上述のようにして用紙前縁センサ24が前縁部を検知し
た小切手用紙41の方向検出マーク54を方向マークセ
ンサ48が検知することなく表裏検出マーク55を表裏
マークセンサ50が検知すると、この検知出力に従って
CPU43等の方向判定手段と表裏判定手段とは小切手
用紙41の表裏方向は正方向でも挿入方向は逆方向であ
ることを判定する。すると、この判定結果に基づいてC
PU43等の情報編集手段が印字情報を編集処理し、こ
の編集処理された印字情報をCPU43等の情報逆転手
段が正規の印字フォーマットとは上下逆様に編集処理し
てから情報印字を開始することになる。
【0037】このようにすることで、このR/J/Sプ
リンタ33では、利用者の誤操作によって小切手用紙4
1が逆方向に挿入されても、この小切手用紙41の挿入
方向に対応して印字情報も自動的に上下逆様に編集処理
されるので、挿入方向が逆転した小切手用紙41にも情
報印字を良好に実行することができ、利用者の作業負担
を軽減して作業能率の向上に寄与することができる。
リンタ33では、利用者の誤操作によって小切手用紙4
1が逆方向に挿入されても、この小切手用紙41の挿入
方向に対応して印字情報も自動的に上下逆様に編集処理
されるので、挿入方向が逆転した小切手用紙41にも情
報印字を良好に実行することができ、利用者の作業負担
を軽減して作業能率の向上に寄与することができる。
【0038】さらに、このR/J/Sプリンタ33で
は、上述のように用紙前縁センサ24が前縁部を検知し
た小切手用紙41の方向検出マーク54と表裏検出マー
ク55とを方向マークセンサ48と表裏マークセンサ5
0とが検知することなく用紙後縁センサ49が小切手用
紙41の後縁部を検知すると、この検知出力に従ってC
PU43等の表裏判定手段は小切手用紙41の表裏方向
が逆方向であることを判定する。すると、この判定結果
を検知したCPU43等の情報報知手段が、ディスプレ
イ38に“用紙の表裏を確認して下さい”などの警告メ
ッセージを表示出力し、この状態で小切手用紙41を排
出してキーボード37でのクリア入力に待機することに
なる。
は、上述のように用紙前縁センサ24が前縁部を検知し
た小切手用紙41の方向検出マーク54と表裏検出マー
ク55とを方向マークセンサ48と表裏マークセンサ5
0とが検知することなく用紙後縁センサ49が小切手用
紙41の後縁部を検知すると、この検知出力に従ってC
PU43等の表裏判定手段は小切手用紙41の表裏方向
が逆方向であることを判定する。すると、この判定結果
を検知したCPU43等の情報報知手段が、ディスプレ
イ38に“用紙の表裏を確認して下さい”などの警告メ
ッセージを表示出力し、この状態で小切手用紙41を排
出してキーボード37でのクリア入力に待機することに
なる。
【0039】このようにすることで、このR/J/Sプ
リンタ33では、利用者の誤操作によって小切手用紙4
1の表裏方向が逆方向の場合、この小切手用紙41に対
しては情報印字が開始されないので、表裏方向が逆転し
た小切手用紙41の裏面に情報印字が行なわれるような
ことを自動的に防止することができ、利用者の作業負担
を軽減して作業能率の向上に寄与することができる。
リンタ33では、利用者の誤操作によって小切手用紙4
1の表裏方向が逆方向の場合、この小切手用紙41に対
しては情報印字が開始されないので、表裏方向が逆転し
た小切手用紙41の裏面に情報印字が行なわれるような
ことを自動的に防止することができ、利用者の作業負担
を軽減して作業能率の向上に寄与することができる。
【0040】なお、本実施例のR/J/Sプリンタ33
では、上述のように小切手用紙41の挿入方向や表裏方
向を判定するため、この小切手用紙41に専用の方向・
表裏検出マーク54,55を予め形成しておくことを例
示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、ユーロチェックなどの既製の小切手用紙4
1に従来から形成されている紋様(図示せず)などを方
向・表裏検出マーク54,55とすることも実施可能で
ある。
では、上述のように小切手用紙41の挿入方向や表裏方
向を判定するため、この小切手用紙41に専用の方向・
表裏検出マーク54,55を予め形成しておくことを例
示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、ユーロチェックなどの既製の小切手用紙4
1に従来から形成されている紋様(図示せず)などを方
向・表裏検出マーク54,55とすることも実施可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述のように、プリンタ部に挿
入されたスリップ用紙の正逆方向を判定する方向判定手
段を設け、この方向判定手段が前記スリップ用紙の挿入
方向を逆方向と判定すると情報編集手段がプリンタ部に
出力する印字情報を所定の印字フォーマットとは上下逆
様に編集処理する情報逆転手段を設けたことにより、利
用者の誤操作によってスリップ用紙が逆方向に挿入され
ると印字情報も自動的に上下逆様に編集処理されるの
で、挿入方向が逆転したスリップ用紙に情報印字を良好
に実行することができ、利用者の作業負担を軽減して作
業能率の向上に寄与することができる等の効果を有する
ものである。
入されたスリップ用紙の正逆方向を判定する方向判定手
段を設け、この方向判定手段が前記スリップ用紙の挿入
方向を逆方向と判定すると情報編集手段がプリンタ部に
出力する印字情報を所定の印字フォーマットとは上下逆
様に編集処理する情報逆転手段を設けたことにより、利
用者の誤操作によってスリップ用紙が逆方向に挿入され
ると印字情報も自動的に上下逆様に編集処理されるの
で、挿入方向が逆転したスリップ用紙に情報印字を良好
に実行することができ、利用者の作業負担を軽減して作
業能率の向上に寄与することができる等の効果を有する
ものである。
【図1】本発明のスリッププリンタの一実施例であるR
/J/Sプリンタの主要構造を例示する縦断側面図であ
る。
/J/Sプリンタの主要構造を例示する縦断側面図であ
る。
【図2】R/J/Sプリンタが各用紙に対して所定方向
で文字情報を印字した状態を例示する斜視図である。
で文字情報を印字した状態を例示する斜視図である。
【図3】R/J/Sプリンタを一部とする電子キャッシ
ュレジスタの外観を例示する斜視図である。
ュレジスタの外観を例示する斜視図である。
【図4】電子キャッシュレジスタの回路構造を例示する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】R/J/Sプリンタの下部ユニットと中部ユニ
ットとを例示する分解斜視図である。
ットとを例示する分解斜視図である。
【図6】R/J/Sプリンタの各ユニットを例示する分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】スリップ用紙であるユーロチェックの小切手用
紙を例示する斜視図である。
紙を例示する斜視図である。
【図8】電子キャッシュレジスタがR/J/Sプリンタ
で小切手用紙に情報印字を実行する際の処理動作を例示
するフローチャートである。
で小切手用紙に情報印字を実行する際の処理動作を例示
するフローチャートである。
【図9】スリッププリンタの一従来例であるR/J/S
プリンタの主要構造を例示する縦断側面図である。
プリンタの主要構造を例示する縦断側面図である。
【図10】R/J/Sプリンタが各用紙に対して所定方
向で文字情報を印字した状態を例示する斜視図である。
向で文字情報を印字した状態を例示する斜視図である。
【図11】小切手用紙を例示する斜視図である。
4 プリンタ部 33 スリッププリンタ 41 スリップ用紙 43,45 情報逆転手段 43,45,46 情報編集手段 43,48 方向判定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 印字フォーマットが予め固定的に設定さ
れた小切手用紙等のスリップ用紙に情報印字を実行する
プリンタ部と、このプリンタ部に出力する印字情報を予
め設定された所定の印字フォーマットに編集処理する情
報編集手段と、前記プリンタ部に挿入された前記スリッ
プ用紙の正逆方向を判定する方向判定手段と、この方向
判定手段が前記スリップ用紙の挿入方向を逆方向と判定
すると前記情報編集手段が前記プリンタ部に出力する印
字情報を所定の印字フォーマットとは上下逆様に編集処
理する情報逆転手段とを具備したことを特徴とするスリ
ッププリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6874893A JPH06278329A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スリッププリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6874893A JPH06278329A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スリッププリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278329A true JPH06278329A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13382708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6874893A Pending JPH06278329A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スリッププリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06278329A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8127913B2 (en) | 2007-08-23 | 2012-03-06 | Seiko Epson Corporation | Transportation state evaluation method for a recording media processing device |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6874893A patent/JPH06278329A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8127913B2 (en) | 2007-08-23 | 2012-03-06 | Seiko Epson Corporation | Transportation state evaluation method for a recording media processing device |
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