JP3593379B2 - 帳票類取扱装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば郵便局や、銀行等の金融機関で用いる払込用紙等の帳票の取り扱いを容易にするための帳票類取り扱い装置に関わり、特に、当該装置への帳票の挿入(セット)方向(前後,表裏等)を気にすることなく操作できる帳票類取り扱い装置に関する。
【0002】
より具体的には、挿入された帳票のイメージ認識等により挿入方向を認識し、認識結果に基づいて、印字処理や搬送処理を制御する帳票類取り扱い装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来、自動払込処理装置等の帳票類取り扱い装置においては、操作者が無意識操作により払込用紙等の帳票の挿入方向を誤って挿入するなどして装置が異常な帳票の挿入を検出した場合、即操作者に帳票の返却を行い、同時にスピーカによる音声ガイダンスやディスプレイへのガイダンス表示により、操作者に「帳票の挿入方向が誤りであり、正常な方向へセットして再挿入すべきこと」を伝えて操作者を誘導し、帳票への印字処理等の取り扱い処理は中断する方式であった。
【0004】
帳票の挿入方向の検出に関する公知例としては特開平6−219025号がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術における帳票類取り扱い装置では、操作者に操作誘導がうまく伝わらずに、同一操作を繰り返させる結果となったり、操作者に操作誘導がうまく伝わったとしても、装置への帳票のセット操作を再び繰返し行なわせることとなる等、操作者の使い勝手の悪いものであった。また、操作者一人の処理(または、1枚の帳票に対する処理)に係る時間も多くなり装置の運用効率も低下することとなる。
【0006】
したがって、本発明は、操作者が払込用紙等の帳票の挿入方向を誤って挿入した場合でも、操作者にそれを意識させることなく、処理を継続して行なうことが可能な帳票類取り扱い装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はにおいては、挿入される帳票を搬送する搬送手段と、搬送される該帳票に所定の処理を行う処理手段とを備えた帳票類取扱装置において、
前記搬送手段に、前記帳票にプレ印刷またはプレ印字された文字、記号、線、や該帳票の外形形状等のイメージ情報を認識する手段と、
該認識手段が認識した内容から前記帳票の挿入方向を検出する手段と、
該検出手段の検出結果に応じて前記帳票に異なる取り扱い処理を行わせる。
【0008】
また、該帳票類取り扱い装置の前記搬送手段には、前記帳票の表裏反転機構を備え、前記検出手段が前記帳票の挿入方向が表裏逆であることを検出したときは、該帳票を前記表裏反転機構に搬送して表裏反転処理を実行後に、該帳票の取り扱い処理を継続する。
【0009】
更に、帳票に対する処理は、印字手段を用いた帳票への印字であり、前記検出手段が前記帳票の挿入方向が前後逆であることを検出したときは、該帳票をそのまま前記印字手段へ搬送し、該印字手段の印字モードを変更して、逆さ文字で前記帳票へ印字させる。
【0010】
更に帳票への処理が終了した帳票を帳票種別ごとに回収する回収手段を備え、前記検出手段が検出した帳票種別に応じてそれぞれ異なる回収手段に前記帳票を搬送する。
【0011】
【作用】
本発明によれば、帳票にプレ印刷された文字等のイメージ情報を認識し、その認識結果に基づき前記帳票の取り扱いを変えているので帳票の種類に応じた処理が行える。
【0012】
また、本発明によれば、帳票の表裏反転機構を備え、帳票が裏面で挿入されたときには搬送制御により帳票を表裏反転機構に送り、表面に反転してから処理を継続するので、該帳票の表面への処理が必要とされる場合に、操作者が間違えて裏面を挿入してしまっても操作者に気付かせること無く装置側で検出、訂正して処理を行わせることができるようになる。
【0013】
更に、帳票が前後逆に挿入された場合、該帳票への印字処理の場合に該帳票への印字処理モードを逆転させ、逆さ文字で印字させるので、操作者が帳票の挿入方向を前後間違えて挿入したとしても、操作者に気付かせること無くそのまま帳票への印字処理を行わせることができる。
【0014】
従って、操作者が無意識に払込用紙の挿入方向(前後、表裏)を誤って挿入した場合にも、従来のように即媒体返却され再セット/再挿入誘導を受けることはなくなるので、使い勝手の良い処理速度の速い帳票類取り扱い装置を提供することができる。
【0015】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
まず、図1、図2に本実施例の帳票類取り扱い装置で扱う帳票としての払込用紙の一例を示す。
【0017】
図1はフォーマットの定められた位置に払込者(操作者)が必要事項を記入する一般払込用紙90であって、郵便番号1、住所・氏名2、電話番号3、払込金額4等を払込通知票10側と払込票11側に記入して使用する。払込通知票側10と払込票11との境にはミシン目12が入っており容易に切断できるようになっている。また、払込票11の右上角には、100の口綴じ穴あるいは穴あけの位置がわかるような印が印刷されている。
【0018】
通常、この払込用紙90をマニュアル処理する場合、この払込用紙90に必要事項を記入し、払込金額の現金を添付して提出すると、払込通知票10及び払込票11に受付印13を係員が押印してミシン目12で切断して領収書(受領書)として、払込票11側を払込者に返却し、払込処理が終了する。
【0019】
図2は、上記で説明した払込者が記入した記載事項が全てプレ印刷された払込用紙91である。(以下MT用紙と略す。)
図1で払込者が記入した郵便番号1、住所・氏名2、電話番号3、払込金額4等全てがプレ印刷されており、払込者がこの払込用紙91への記入は一切不要である。この払込用紙91を機械処理するためのIDコード14(払込用紙の種別管理コード)、取引データ15は全て数字、符号、記号化されており、これが一般払込用紙90との大きな違いである。
【0020】
通常、郵便局員等がこの払込用紙91をマニュアル処理する場合、一般払込用紙90と同様の処理が行われる。つまり、払込用紙91と払込現金を添付して提出すると、払込通知票10及び払込票11に取扱い受付印13を押印し、ミシン目12で切断して領収書(受領書)として払込票11側を払込者に返却し、払込業務が終了となる。
【0021】
図1及び図2に記載した以外の払込用紙として、取扱い料金を加入者(業者)が負担するものと、払込者が負担するものとして印刷色で種分けしたもの(例えば青と赤で印刷したもの)、図1の一般払込用紙に種分け管理用のIDコード14等を印刷したもの(図示せず)等もある。
【0022】
次に、これらの払込用紙90及び91を機械処理する例について詳細に説明する。
【0023】
図3は、払込用紙90、91を処理するイメージプリンタ92の側面図である。(以下、イメージプリンタ92をIMPR92と略す。)
IMPR92は単独で使用されることはほとんどなくなく、通常はATM(現金自動取引装置)や、これと同様な機能を有した装置の一構成ユニットとして組み込まれて使用される。
【0024】
払込用紙90、91を搬送する搬送路5上には挿入口51、搬送ローラ52a,52b,52c,52d,52e,52f,52gが配設され、両ローラ間に払込用紙90,91を挟持して搬送する。挿入口搬送ローラ52aは開閉可能な機構を具備し、その後方には払込用紙90,91の挿入を検知するセットセンサー53、シャッター54が配設されている。その後方には必要に応じて払込用紙90,91の表裏を反転させる表裏反転部50が配設されている。
【0025】
搬送ローラ52cと52bの間には、公知のCCD密着方式によるイメージセンサー55(以下、イメージセンサー55をIMR55と略す。)が配設されている。このIMR55は払込用紙90,91の全体画像データから手書き文字、プレ印刷された払込金額4、IDコード14、取引データ15等のOCR文字認識を行う。
【0026】
また、搬送ローラ52cと52dの間には、公知のワイヤードットマトリクスの印字手段56が配設され、図1、図2の取扱い店名及び受付日等の認知情報13等を払込用紙90,91の所定位置に印字する。
【0027】
また、搬送ローラ52dと52eとの間にはゲート57が配設されている。このゲート57を適時切り替えることにより搬送路50を多岐に接続できる。(本実施例では、搬送路50と50’の2分岐搬送路例で説明する。)
搬送ローラ52eと52fの後方には払込処理の終了した払込用紙90,91を種類別に回収する回収箱58,59が配設され、各々の回収箱には満杯を検知する満杯検知センサー60,61が配設されている。
【0028】
また,上記各ユニットの動作を制御するために各ユニットと接続される制御部41と,該制御部に接続し,該制御部で動作させるべき制御用のプログラムや,画像認識を行なうときの比較対象となるイメージ辞書を保持する記憶部(メモリ)42とが構成要素として存在する。
【0029】
上の構成からなる本発明のIMPR92の処理動作について払込用紙91のセット例で以下図4,図5を参照しながら説明する。
【0030】
まず,操作者が振込用紙91を挿入口51から挿入する(501)と、シャッター54に払込用紙91の先端が突き当たる。同時に用紙セットセンサー53が払込用紙91の挿入を検知する。用紙セットセンサー53の検知信号をトリガーとして搬送ローラ52aを閉じ、シャッター54を、図示しないギヤモータとカム機構により連動開閉させる。次に搬送ローラ52a〜52gまでの全搬送ローラを吸入方向に回転起動させ、払込用紙91を吸入する(502)。用紙セットセンサー53は,用紙の挿入を検知すると同時に,挿入された用紙の幅も検知する。そして用紙の幅が一定の範囲の幅にない場合は上述の処理を行なわない。この場合は,払込用紙91と異なる用紙がセットされたかまたは払込用紙91が縦,横を間違えてセットされた状態である。従って,上記の処理を行なうことなくその旨を操作者に伝える処理を行なう。この基準と成る幅の規定値も前記メモリ42に保持され、必要に応じて読みだされて比較に用いられる。
【0031】
次に,吸入された払込用紙91の先端がIMR起動センサー53’に検知されると、その検知信号をトリガーとしてIMR55に画像データの取り込みが開始され、取り込んだ払込用紙91の全外形画像データをメモリーバッファ上に格納し続ける。そして、払込用紙91の下端がIMR起動センサー53’に検知されてから、所定量吸入搬送された後に、IMR55による画像データの取り込みが終了する(503)。
【0032】
その後、払込用紙91の取り込まれた画像データとメモリ42に保持される帳票のイメージを保持するイメージ辞書との比較による表裏判定チェックや前後チェックが行われる。同時にサイズ、種類、スキュー量、文字認識等もメモリーバッファ上に格納されたデータ上で処理される(505)。チェックの結果、異常無しの場合(帳票が正常方向で挿入された場合)、払込用紙91は印字手段56部に吸入搬送され、前述した取扱局、受付日等の認知情報13を払込用紙91の所定位置に印字する(506)。
【0033】
印字処理が終了した時点で、前述したメモリーバッファ上のデータから、払込用紙の種類が認識できているのでゲート57の切り替えを必要に応じて切り替える(508)。そして、再び払込用紙91を吸入搬送させることにより、払込用紙91は回収箱58または59に放出され、スタックされる(509)。
【0034】
その後、エンドユーザ(操作者)への受領書は他ユニットから発行される。
【0035】
以上により、払込用紙91の処理が全完となる。各々の回収箱58,59にスタックされる払込用紙の満杯検知は、満杯検知センサー60,61によって各々検知され、満杯になったら管理者に報告される。
【0036】
次に、ステップ505でのチェック結果において、払込用紙91のセットの仕方に異常が認められた場合の本発明の特徴について詳細に説明する。
【0037】
メモリーバッファ上に格納される払込用紙91の全画像データをエンドユーザのセット状態に伴う画像パターンを模式図化するとと、図4の(a)〜(d)の4パターンとなる。
【0038】
図4(a)は、正常セット状態であり、前後方向、表裏ともに正常である。図4(b)〜(d)は異常セット状態であり、本発明の効果が適用されるのがこの3パターンである。なお、縦横方向のセット誤りはセンサー53の幅検知により排除される。図4(b)は表裏セットは正常であるが、前後方向が異常な場合である。図4(c)は前後セットは正常であるが、表裏セットが異常な場合である。図4(d)は前後セット、表裏セットともに異常な場合である。
【0039】
ステップ505にて、払込用紙のセット状態が異常と判定されたら,次に,払込用紙の表であるか裏であるかが判定される(510)。
【0040】
図4(b)の状態で、払込用紙が挿入された場合、つまり画像データが正常なセット状態と比較して前後方向のセットに誤りがあり,表裏のセット方向は正しいことが認識された場合、本発明においては払込用紙91の処理モードは前後セット誤りモードに切り替わる(512)。この処理は、払込用紙91の画像/文字認識範囲及び文字認識は、全メモリーバッファ上のデータも前後逆転/置換させ、見かけ上は、正常セット状態と同一データ処理を実行する処理である(513)。
【0041】
また印字処理も逆CGフォントを用いて正常セット時の印字パターンを前後逆転した印字パターンに置換させ、所定の位置に所定の改行動作を組み合わせて印字させることにより、印字した結果を見るかぎりにおいては、正常セット時の印字結果と同一の印字結果を得る処理である(514)。
【0042】
次に、図4(c)の状態で払込用紙91が挿入された場合について説明する。この場合、図4(a)に対して表裏が反転している状態であり、画像データ処理の結果、表裏反転セットと認識された場合、本発明においては、表裏反転モードに切り替わる(517)。この処理は払込用紙91を一旦、表裏反転部に搬送し(518)、ここで払込用紙91が姿勢矯正されたことが確認された後に、画像/文字認識処理、印字処理、回収処理を実行する処理である。(表裏反転部の反転機構は公知であり、本発明においては説明を省略する。)
次に図4(d)の状態で払込用紙91が挿入された場合について説明する。
【0043】
この場合、図4(a)に対して、表裏及び前後にともに異常なセット状態である。画像データ処理の結果、表裏が反転されていることが判明すると、図4(c)に対する処理と同様に表裏反転機構50に払込用紙を搬送し、表裏反転させる(517)。
【0044】
そして、表裏が反転されたら、再びIMR55で画像処理し、セット状態が正常になったかをチェックする(505)。ここで異常が検出され、図4(b)の状態と同様であることが検出されたら、前後セット逆モード処理に切り替え(512)、図4(b)のところ説明した処理と同一処理を繰り返す。
【0045】
上記判定アルゴリズムの詳細を説明する。その判定アルゴリズムについて詳述すると、以下の通りである。この場合、払込用紙91の全画像データのうち、(1)右隅上部に綴穴や綴穴用プレ印刷が有ること.(2)口座番号、金額欄の太線枠cが所定の位置に有ること.(3)同じく太線枠cのなかに斜線kが存在すること.(4)IDコード14及び金額4の認識が出来ること.等の払込用紙91のプレ印刷の固定情報を活用してセット判定を行なう。
【0046】
上記データの任意の組み合わせチェックにて払込用紙91の正常セット状態の検知を行なう。即ち、(1)右上隅に綴穴100があり、IDコード14の認識ができた場合は正常セットとする。(2)左上隅に綴穴100が有り、IDコード14、太線枠cの認識が出来なかった場合、表裏反転セット誤りと判定する。(3)左下隅に綴穴100が有り、IDコード14、金額4、斜線k太線枠cが存在しなかった場合,前後セット謝りと判定する。なお、この判定は上記データの組合せにより、また、イメージ辞書との照合によりイメージ処理の1度の処理で行っても良い。
【0047】
次に、前後セット謝りのときの印字処理を詳述すると以下のようになる。払込用紙91への印字位置は図6(A)に示すようにフォーマッティングされている。(ABCD…印字列)従って正常セット状態(図6(A))に対して前後セットが反転した図6(B)の状態の時は、前後反転モードの印字処理2となる。まず、文字フォンとはメモリー(記憶部)42に格納してある逆文字フォントを用いる。(また,あらかじめ帳票類取扱装置に逆文字フォントを持たずに、上位に対して逆印字フォントの要求コマンドを出して逆印字フォントを送信してもらっても良い。)
ます、印字すべき文字列の順序を前後反転モードでの印字の都合の良いように順序を並べかえる編集処理をする(即ち、印字すべき文字列ABCDをDCBAとする)。
【0048】
次に印字すべき文字の文字フォントをメモリ42の記憶されている逆フォントから読みだす。
【0049】
払込用紙91への印字開始位置は払込用紙91の上端からl2、左端からwの位置から開始し、P1ピッチでDCBAを逆文字で改行演算制御を行いながら、印字する。
【0050】
払込用紙91の印字開始位置は、正常挿入された場合の印字開始位置が用紙の左上端からS0,l1からであり、印字ピッチP1と規定され、用紙の大きさ(L,W)とともにメモリ42に保持されている。前後逆モードの印字のときには、用紙の大きさからS0+文字数×印字ピッチ,l1の値を引いた値で前後逆の払込用紙への印字か石井値を計算して求める。
【0051】
この処理によって、前後逆の場合でも印字処理が行えるようになる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、操作者(エンドユーザ)が払込用紙の挿入方向を誤って挿入口にセットした場合においても、払込用紙の挿入状態を装置側で認識し、各々の挿入状態に対応した処理モードで、印字処理、表裏反転処理等を行わせることにより処理を中断させ払込用紙(帳票)を一旦操作者に返却する処理をなくせるので、処理の円滑化、高速化が図れ、さらには、操作者の使い勝手の良い帳票類取り扱い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動払込処理装置で使用される一般払込用紙の一例を示す図。
【図2】MT用紙の一例を示す図。
【図3】帳票類取り扱い装置の一例であるイメージプリンタ(IMPR)の側面図。
【図4】払込用紙の挿入セットパターンを表した図。
【図5】本発明の位置実施例の処理を示すフローチャート。
【図6】逆さモードでの印字処理を説明する図。
【符号の説明】
1:郵便番号 2:住所・氏名 3:電話番号 4:払込金額
10:払込通知票 11:払込票 12:ミシン目
13:取扱い局・受付日 14:種別IDコード 15:取引データ
50:表裏反転部 51:挿入口 52a〜52d:搬送ローラ
53:媒体検出センサー 54:シャッター 55:光学検知手段
56:印字手段 58,59:回収箱
Claims (1)
- 挿入された帳票のイメージ情報を認識する認識部と、
前記認識部が認識した内容から、前記帳票の種別と表裏及び前後方向に関する挿入状態とを検出する検出部と、
前後方向が正しく挿入された前記帳票に対して印字処理を行なう第1の印字モードと、前後方向が逆方向で挿入された前記帳票に対して印字処理を行なう第2の印字モードとを有する印字部と、
前記帳票の表裏反転処理を行う表裏反転機構部と、
前記検出部によって検出された帳票の種別ごとに帳票を回収する複数の回収部とを備えた帳票類取扱装置であって、
前記検出部による検出の結果、前記帳票の挿入状態が表裏および前後方向とも正常状態で挿入された場合、前記印字部は第1の印字モードにて該帳票への印字処理を行い、
前記検出部による検出の結果、前記帳票の挿入状態が表状態かつ前後方向が逆状態で挿入された場合、前記印字部は第2の印字モードにて該帳票への印字処理を行い、
前記検出部による検出の結果、前記帳票の挿入状態が裏状態かつ前後方向が正常状態で挿入された場合、前記表裏反転機構部にて該帳票の表裏反転処理を行なった後、前記印字部は第1の印字モードにて該帳票への印字処理を行い、
前記検出部による検出の結果、前記帳票の挿入状態が裏状態かつ前後方向が逆状態で挿入された場合、前記表裏反転機構部にて該帳票の表裏反転処理を行なった後、前記印字部は第2の印字モードにて該帳票への印字処理を行うことを特徴とする帳票類取扱装置。
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