JP4675014B2 - 無人契約装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関等のATMコーナや無人店舗等に設置される無人契約装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金融機関等のATMコーナ等に設けられた無人契約装置はセンタの端末と結ばれており、この無人契約装置を利用者が操作して口座な開設や種々の取引の申込み、契約を行えるようになっている。
図7は従来の無人契約装置の斜視図である。
【0003】
図において101は無人契約装置で、この無人契約装置101の正面上部には利用者が操作するためのタッチパネル付きディスプレイ102、利用者に対する音声ガイダンスを出力するスピーカ103が設けられ、また申込書の記入の際に等に使用する筆記台上にセンタのオペレータと通話するためのハンドセット(直通電話)104が配置されている。
【0004】
また、無人契約装置101の内部にはローン等の契約申込書や身分証明書等の内容を光学的に読み取る読み取りユニット105、契約書等を印刷するプリンタユニット106と、キャッシュカードを発行するためのカード発行ユニット107、これら各ユニットの動作を制御する制御部と電源を有する制御ユニット108が設けられており、そして読み取りユニット105に契約の申込書や身分証明書等を挿入すると共に読み取り後の身分証明書を排出するための挿入排出口109、契約書等を印刷するプリンタユニット106から契約書等を排出する排出口110、カード発行ユニット107からキャッシュカードを排出するカード排出口111が前記タッチパネル付きディスプレイ102の周囲にそれぞれ配置されている。
【0005】
尚、挿入された申込書を回収するためのスタッカが読み取りユニット105内に設けられ、また利用者に渡すための用紙を利用者が受け取らなかった場合に、その用紙を取り込むためのスタッカがプリンタユニット106に設けられている。
このような構成を有する無人契約装置101は金融機関等のセンタに設けられたオペレータ端末に通信回線を介して接続可能になっており、利用者が操作してローン等の契約を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術では、読み取りユニットやプリンタユニット等が独立して設けられ、それぞれが個別に搬送路やスタッカを備えているため、装置が大型化し、また、各ユニット毎に挿入口や排出口及び挿入排出口を設けているため、利用者が操作する個所が増えて、操作性が悪いという問題があった。
【0007】
また、契約に際して感熱紙等の裏面への印字ができない媒体を用い、この媒体に申込書のフォーマットを印字して、申込書として利用者に発行する機能を持つ無人契約装置があり、このような無人契約装置では、係員が媒体をセットする毎に最初の1枚をテスト印字して、印字結果により媒体の表裏が正しくにセットされているかどうかを確認していたが、セットされた媒体に表裏が反対のものが混入していた場合、印字されない媒体が発行されてしまうという問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題を解決できる無人契約装置を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明は、利用者により挿入された申込書のイメージを読み取る光学読み取り部で読み取って前記申込書をスタッカ部に収納し、契約成立後、媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で印字して契約書として利用者に排出する無人契約装置において、前記光学読み取り部、前記スタッカ部、前記媒体収納部、及び前記印字部を同一ユニット内に設けて、前記申込書の挿入と前記契約書の排出を行う挿入排出口を設けると共に、この挿入排出口側において前記申込書の搬送と前記契約書の搬送を行う共用の搬送路を設け、前記媒体収納部を複数設けて、そのうちの少なくとも1つの媒体収納部に申込書発行用の媒体を収納し、当該媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で申込書のフォーマットを印字した後、この媒体のイメージを光学読み取り部で読み取り、その読み取り結果からフォーマットが正常に印字されていないと判断されたとき、前記媒体を申込書を収納するスタッカ部に回収することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明による無人契約装置の実施の形態について説明する。
図1は第1の実施の形態における読み取りプリンタユニットの内部構造を示す概略図、図2は第1の実施の形態を示すブロック図、図3は第1の実施の形態を示す斜視図である。
【0011】
図2において1は無人契約装置、21は金融機関のセンタに設けられオペレータ端末である。
オペレータ端末21はディスプレイ(表示部)22を有しており、このオペレータ端末21に複数台(1台のみ図示)の無人契約装置1が通信回線23を介して接続可能となっている。
【0012】
無人契約装置1は、図3に示したように正面上部に利用者が操作するためのタッチパネル付きディスプレイ(操作表示部)2、利用者に対する音声ガイダンスを出力するスピーカ3が設けられ、また申込書の記入の際に等に使用する筆記台上にセンタのオペレータと通話するためのハンドセット(直通電話)4が配置されている。
【0013】
この無人契約装置1の内部には、読み取りプリンタユニット5、カード発行ユニット6、これら各ユニット5及び6やタッチパネル付きディスプレイ2等の動作を制御する制御部や記憶部及び電源等を有する制御ユニット7が設けられており、そして読み取りプリンタユニット5に対応する媒体の挿入排出口8、及びカード発行ユニット6のカード排出口9が前記タッチパネル付きディスプレイ2の下方に位置するように装置正面上部に配置されている。
【0014】
読み取りプリンタユニット5は、図1に示したようにローン等の契約申込書や身分証明書等の内容を光学的に読みイメージセンサ10を有する光学読み取り部11と、静電方式や熱転写式による印字手段12を有する印字部13を備えている他、契約書等として発行する媒体を収納した媒体収納部(カセット)14、申込書や利用者が取り忘れた契約書等を取り込むスタッカ部15を備え、更にこれらを結ぶ搬送路16a〜16dと搬送ローラ17が設けられている。
【0015】
ここで、光学読み取り部11は挿入排出口8の直後に設けられ、その奥に印字部13が配置されており、従って光学読み取り部11は挿入排出口8と印字部13の間に位置している。
また、ユニット内の中央部には2つの媒体収納部14a,14bとスタッカ部15が、スタッカ部15を最上段にして3段に設けられ、媒体収納部14a,14bは後端側に繰り出し口を配し、スタッカ部15は前端側に取り込み口を配している。
【0016】
そして、挿入排出口8から光学読み取り部11及び印字部13を経てユニット後部側で下方に下がるように搬送路16aが設けられ、この搬送路16aの挿入排出口8側の部分は申込書の搬送と契約書の搬送を行う共用の搬送路となっている。
また、光学読み取り部11及び印字部13の間で搬送路16aから分岐してスタッカ部15に至るように搬送路16bが設けられており、そして、各媒体収納部14a,14bから搬送路16aに合流するように搬送路16c,16dが設けられていて、これらの搬送路16a〜搬送路16dにより媒体、身分証明書、申込書等を搬送し得るように搬送ローラ17が所定の間隔で配置されている。
【0017】
次に作用について説明する。
契約にきた利用者が無人契約装置1のタッチパネル付きディスプレイ2によりローン等の契約申込みのキーを押下すると制御ユニット7の制御部が通信回線23を介してセンタのオペレータ端末と接続し、センタのオペレータの指示に基づいて制御部はタッチパネル付きディスプレイ2に読み取りプリンタユニット5への身分証明書の挿入を促す旨の表示を行い、同時にスピーカ3から同様の音声ガイダンスを出力する。
【0018】
これにより利用者が免許証等の身分証明書を読み取りプリンタユニット5の挿入排出口8に挿入すると、その身分証明書が光学読み取り部11に取り込まれ、身分証明書のイメージがイメージセンサ10により読み取られ、その読み取られた身分証明書のイメージはオペレータ端末21に送られる。
その後、身分証明書は挿入排出口8に戻され、利用者に返却される。
【0019】
また、このとき無人契約装置1は図示しないカメラにより利用者を撮影し、その画像もオペレータ端末21に送信する。
オペレータ端末21では、無人契約装置1から送られてきた身分証明書のイメージとカメラで撮影された利用者の画像がディスプレイ22に表示され、オペレータが身分証明書の写真と利用者の画像を見比べて、本人であることが確認されると申込書の入力を促す指示を無人契約装置1に送信する。
【0020】
これを受けて制御ユニット7の制御部はタッチパネル付きディスプレイ2に申込書に必要事項を記入して挿入排出口8に挿入するよう促す旨の表示を行い、同時にスピーカ3から同様の音声ガイダンスを出力する。
これにより利用者は、無人契約装置1の近辺に用意されている申込書に必要事項を記入する。
【0021】
このとき、不明な点等があれば、ハンドセット4によりオペレータに聞くことができる。
必要事項記入後、申込書を利用者が挿入排出口8に挿入すると、その申込書が光学読み取り部11に取り込まれ、申込書全体のイメージがイメージセンサ10により読み取られる。
【0022】
この申込書のイメージはイメージデータとして制御ユニット7の記憶部に格納されると共に、オペレータ端末21に送られてディスプレイ22に表示される。
オペレータはディスプレイ22に表示された申込書の記入内容をチェックし、その結果、申込書記載内容に不備がある場合は、その旨を無人契約装置1に通知する。
【0023】
これにより制御部はタッチパネル付きディスプレイ2に申込書の記入内容の訂正を促す表示を行うと共に、スピーカ3から同様の音声ガイダンスを出力し、そして申込書を挿入排出口8に排出する。
申込書の記入内容に不備がなければ、オペレータは契約成立の通知を無人契約装置1に送信する。
【0024】
これにより制御部は、搬送路ローラ17により申込書を搬送ローラ16aから16bに送らせ、スタッカ部15に取り込んで収納させる。
その後、媒体収納部14a,14bの一方、例えば媒体収納部14aから媒体が1枚繰り出され、搬送路16cから搬送路16aに送り込まれて搬送ローラ17により印字部13に搬送され、印字手段12により前記記憶部に格納されている申込書のイメージデータが印字される。
【0025】
このようにして申込書のイメージデータが印字された媒体が契約書として、搬送ローラ17により搬送路に沿って挿入排出口8に送られ、挿入排出口8から排出される。
この契約書を利用者が受け取らず、装置から離れていってしまった場合は、契約書を取り込んでスタッカ部15に回収する。
【0026】
また、契約に伴ってキャッシュカードを発行する場合、カード発行ユニット6で必要な処理が行われカード排出口9から排出される。
以上説明した第1の実施の形態によれば、イメージ読み取り部と印字部を1つのユニットとして構成しているため、申込書の吸入や排出と、印字部で媒体に印字して作成した契約書の排出や吸入が1つの挿入排出口で済み、申込書と顧客の受け取らなかった契約書を1つのスタッカに回収して収納することができる。
【0027】
また、申込書回収のための搬送路と契約書排出のための搬送路の一部が共用できるので、これらを搬送するためのローラ等の搬送系や制御系を一部共用化することもできる。
従ってこれらによれば、装置の小型化と部品の削減が可能となり、また申込書の挿入口と、契約書の排出口が同一の挿入排出口としているため、利用者の操作個所が減り、利用者による操作性が向上するという効果が得られる。
【0028】
また、一般に、印字には消耗品であるインクやトナーを必要とし、消耗品の残量が減ってくると、印字が薄いなどの現象が発生するが、この実施の形態によれば契約書として印字した媒体は光学読み取り部を通過するので、その際、光学読み取り部で印字内容をイメージデータとして読み取ることで、印字結果をチェックすることが可能であり、印字不良の場合はスタッカ部に回収することができ、印字不良の契約書の発行を防止できるという効果も得られる。
【0029】
更に、印字内容をイメージデータとして読み取ることで、印字文字や図の媒体に対する行方向や列方向の印字位置をイメージデータをもとに補正することも可能である。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図4は第2の実施の形態における読み取りプリンタユニットの内部構造を示す概略図である。
【0030】
この第2の実施の形態は、印字部13には第1の実施の形態の印字手段12に代えて熱印字ヘッド18を設け、また2つの媒体収納部14a,14bの一方、例えば媒体収納部14aに感熱紙による申込書用の媒体をセットすると共に、媒体収納部14bには契約書用の媒体をセットして、契約に際して読み取りプリンタユニットで申込書を発行するもので、この他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0031】
尚、媒体収納部14bには第1の実施の形態と同様に契約書用の媒体をセットするが、媒体としては感熱紙を用いるものとする。
次に、作用について説明する。
まず、契約にきた利用者が無人契約装置1のタッチパネル付きディスプレイ2に表示された印刷キーを押下すると、制御部の指示により媒体収納部14aから申込書用の媒体が1枚繰り出される。
【0032】
繰り出された媒体は搬送ローラ17により搬送路16cから搬送路16aに送り込まれ、印字部13に搬送されて熱印字ヘッド18により申込書のフォーマットが印字される。
その後、媒体は光学読み取り部11に搬送され、この媒体のイメージがイメージセンサ10で読み取られそのイメージデータが制御部へ送られる。
【0033】
制御ユニット7の記憶部には、予め申込書のフォーマットが印字されていない状態の媒体のデータが基準データとして保有されており、制御部はこの基準データとイメージセンサ10で読み取ったイメージデータと比較して、比較したデータが違う場合、印字が正常に行われた判断し、フォーマットを印字した媒体を申込書として搬送路16aから挿入排出口8へ搬送して利用者に発行する。
【0034】
一方、比較したデータが同じ場合は、媒体が表裏逆にセットされたこと等が原因でフォーマットの印字が行われなかった白紙と判断し、搬送ローラ17により搬送路16aから搬送路16bに送り込んで、スタッカ部15に回収する。
そして、通信回線23を介して印字されなかった旨の通知をセンタ端末21へ送信して、ディスプレイ22に表示し、オペレータに知らせると共に、無人契約装置では再度同様の発行処理を行う。
【0035】
申込書が発行されてからの契約に関する手順は第1の実施の形態と同様に行われる。
以上説明した第2の実施の形態によれば、感熱紙等の印字面が表面に限定されている媒体に申込書のフォーマットを印字して利用者に発行する場合、印字後の媒体のイメージをイメージセンサで読み取って、印字が行われたか否かを判断するようにしているため、印字されない媒体が発行されることを防止できるという効果が得られる。
【0036】
また、イメージデータをセンタ端末に送信できるので、オペレータが印字結果を確認でき、印字が行われたか否かの他にも印字不良等の判断もできるという効果が得られる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
図5は第3の実施の形態における読み取りプリンタユニットの内部構造を示す概略図である。
【0037】
この実施の形態は光学読み取り部11と印字部13の間に媒体1の特定位置を読み取る反射センサ19を設けたもので、他の構成は第2の実施の形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
次に作用について説明する。
まず、契約にきた利用者が無人契約装置1のタッチパネル付きディスプレイ2に表示された印刷キーを押下すると、制御部の指示により媒体収納部14aから申込書用の媒体が1枚繰り出される。
【0038】
繰り出された媒体は搬送ローラ17により搬送路16cから搬送路16aに送り込まれ、印字部13に搬送されて熱印字ヘッド18により申込書のフォーマットと印字確認マークが印字される。
図6はこの印字後の媒体を示す図で、この媒体Aには申込書のフォーマットBと共に特定マークである印字確認マークMが予め定められた特定に位置に印字されている。
【0039】
その後、媒体は光学読み取り部11に向かって搬送ローラ17により送られるが、その際、反射センサ19により印字確認マークMの位置が読み取られ、そのデータが制御部へ送られる。
制御ユニット7の記憶部には、印字確認マークMを検出するための基準データが保有されており、制御部はこの基準データと反射センサ19からのデータとを比較して、印字確認マークMの有無の検出を行い、その結果、印字確認マークMが検出された場合は、印字が正常に行われた判断し、フォーマットを印字した媒体を申込書として搬送路16aから挿入排出口8へ搬送して利用者に発行する。
【0040】
一方、印字確認マークMが検出されなかった場合は、媒体が表裏逆にセットされたこと等が原因でフォーマットの印字が行われなかった白紙と判断し、搬送ローラ17により搬送路16aから搬送路16bに送り込んで、スタッカ部15に回収する。
そして、通信回線23を介して印字されなかった旨の通知をセンタ端末21へ送信して、ディスプレイ22に表示し、オペレータに知らせると共に、無人契約装置では再度同様の発行処理を行う。
【0041】
申込書が発行されてからの契約に関する手順は第1の実施の形態と同様に行われる。
以上説明した第3の実施の形態によれば、感熱紙等のように例えば印字面が表面画というように印字面が限定されている媒体へ申込書のフォーマットを印字するような場合、そのフォーマットと共に媒体の特定位置に印字確認マークを印字し、この印字確認マークを反射センサで検出することにより、印字が行われたか否かを判断するようにしているため、印字されない媒体が発行されることを防止できるという効果が得られるとともに、印字確認マークの有無により印字が行われたか否かを判断するため処理を簡単かつ迅速に行うことができるという効果が得られる。
【0042】
尚、上述した第2,第3の実施の形態の実施の形態では、印字部に熱印字ヘッドを設け、媒体として感熱紙を用いるものとして説明したが、媒体として普通紙を用い、静電方式や熱転写式による印字手段で印字を行うものとした場合、この印字手段の故障により印字が行われないとき、それを光学読み取り部や反射センサの読み取り結果から判断することも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、イメージ読み取り部と印字部を1つのユニットとして構成しているため、申込書の吸入や排出と、印字部で媒体に印字して作成した契約書の排出や吸入が1つの挿入排出口で済み、申込書と顧客の受け取らなかった契約書を1つのスタッカに回収して収納することができ、また、申込書回収のための搬送路と契約書排出のための搬送路の一部が共用できるので、これらを搬送するためのローラ等の搬送系や制御系を一部共用化することもできる。
【0044】
従ってこれによれば、装置の小型化と部品の削減が可能となり、また申込書の挿入口と、契約書の排出口が同一の挿入排出口としているため、利用者の操作個所が減り、利用者による操作性が向上するという効果が得られる。
また、媒体に申込書のフォーマットを印字して申込書として発行する場合、印字内容を光学読み取り部で読み取るか、申込書のフォーマットと共に印字された特定マークを読み取ってその読み取り結果から正常に印字されたかどうかを判断し、正常に印字されない場合、その媒体をスタッカ部に回収するようにしているため、正常に印字されていない申込書の発行を防止することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における読み取りプリンタユニットの構成を示す概略図。
【図2】第1の実施の形態を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態を示す斜視図。
【図4】第2の実施の形態における読み取りプリンタユニットの構成を示す概略図。
【図5】第3の実施の形態における読み取りプリンタユニットの構成を示す概略図。
【図6】印字後の媒体を示す図。
【図7】従来技術を示す斜視図。
【符号の説明】
5 読み取りプリンタユニット
8 挿入排出口
10 イメージセンサ
11 光学読み取り部
12 印字手段
13 印字部
14 媒体収納部
15 スタッカ部
16a〜16d 搬送路
17 搬送ローラ
18 熱印字ヘッド
19 反射センサ
Claims (2)
- 利用者により挿入された申込書のイメージを読み取る光学読み取り部で読み取って前記申込書をスタッカ部に収納し、契約成立後、媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で印字して契約書として利用者に排出する無人契約装置において、
前記光学読み取り部、前記スタッカ部、前記媒体収納部、及び前記印字部を同一ユニット内に設けて、前記申込書の挿入と前記契約書の排出を行う挿入排出口を設けると共に、この挿入排出口側において前記申込書の搬送と前記契約書の搬送を行う共用の搬送路を設け、
前記媒体収納部を複数設けて、そのうちの少なくとも1つの媒体収納部に申込書発行用の媒体を収納し、当該媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で申込書のフォーマットを印字した後、この媒体のイメージを光学読み取り部で読み取り、その読み取り結果からフォーマットが正常に印字されていないと判断されたとき、前記媒体を申込書を収納するスタッカ部に回収することを特徴とする無人契約装置。 - 利用者により挿入された申込書のイメージを読み取る光学読み取り部で読み取って前記申込書をスタッカ部に収納し、契約成立後、媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で印字して契約書として利用者に排出する無人契約装置において、
前記光学読み取り部、前記スタッカ部、前記媒体収納部、及び前記印字部を同一ユニット内に設けて、前記申込書の挿入と前記契約書の排出を行う挿入排出口を設けると共に、この挿入排出口側において前記申込書の搬送と前記契約書の搬送を行う共用の搬送路を設け、
前記媒体収納部を複数設けて、そのうちの少なくとも1つの媒体収納部に申込書発行用の媒体を収納すると共に、印字部と光学読み取り部の間にマーク読み取り用のセンサを配置し、前記媒体収納部から繰り出した媒体に印字部で申込書のフォーマットを印字すると共に、当該媒体の特定位置に特定のマークを印字した後、この特定のマークを前記センサで読み取り、その読み取り結果からフォーマットが正常に印字されていないと判断されたとき、前記媒体を申込書を収納するスタッカ部に回収することを特徴とする無人契約装置。
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