JPH06135058A - レシートジャーナルスリッププリンタ - Google Patents

レシートジャーナルスリッププリンタ

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JPH06135058A
JPH06135058A JP28617892A JP28617892A JPH06135058A JP H06135058 A JPH06135058 A JP H06135058A JP 28617892 A JP28617892 A JP 28617892A JP 28617892 A JP28617892 A JP 28617892A JP H06135058 A JPH06135058 A JP H06135058A
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JP
Japan
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paper
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slip
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JP28617892A
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Inventor
Haruo Sakurai
晴夫 桜井
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのプリンタ部でレシート用紙とジャーナ
ル用紙とスリップ用紙とに印字を行なうレシートジャー
ナルスリッププリンタにおいて、印字フォーマットが異
なる各種形態のスリップ用紙に良好に印字を行なえるよ
うにする。 【構成】 スリップ用紙8に対しては搬送方向の前方が
文字の下方となる印字情報と上方となる印字情報とを切
替自在に生成する可変印字手段を設け、上縁部と印字領
域とが近接したスリップ用紙8などに対しては印字を下
方から行ない、下縁部と印字領域とが近接したスリップ
用紙8などに対しては印字を上方から行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レシート用紙とジャー
ナル用紙とスリップ用紙とに印字を行なうレシートジャ
ーナルスリッププリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子キャッシュレジスタに搭載されてい
るレシートジャーナルスリッププリンタには、一台でレ
シート用紙とジャーナル用紙とスリップ用紙とに印字を
行なうものがある。そこで、このようなレシートジャー
ナルスリッププリンタの従来例を図7及び図8に基づい
て説明する。まず、ここで例示するレシートジャーナル
スリッププリンタであるR/J/S(Receipt/Journal
/Slip)プリンタ1は、電子キャッシュレジスタ(図示
せず)の一部として形成されており、図7に例示するよ
うに、プラテンボード2上にシリアル形式の印字ヘッド
3を移動自在に対向配置することでプリンタ部4が設け
られている。
【0003】そして、このR/J/Sプリンタ1では、
前記プリンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5と
ジャーナル用紙6との搬送路7と、前記プリンタ部4に
直線状に連通するスリップ用紙である小切手8の搬送路
9とが、相対向するガイド板10〜16等で形成されて
おり、これらのガイド板10〜16等で形成された前記
搬送路7,9内の前記用紙5,6と前記小切手8とを相
反する方向に搬送する用紙搬送機構がフィードローラ1
7〜22等で形成されている。
【0004】つまり、このR/J/Sプリンタ1では、
前記用紙5,6は前記搬送路7内を図中で反時計方向に
搬送されてプリンタ部4を右方から左方に通過するよう
になっており、前記小切手8は前記搬送路9内を図中で
左方から右方に搬送されてプリンタ部4を通過するよう
になっている。なお、このR/J/Sプリンタ1では、
図8に例示するように、前記レシート用紙5とジャーナ
ル用紙6とは並列に配置されており、これらの用紙5,
6上を前記小切手8が搬送されるようになっている。
【0005】そして、このR/J/Sプリンタ1では、
前記ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部が前記用紙5,6の搬送方向に沿うように曲
折されていることで、この用紙5,6の前記搬送路7を
弾発的に遮蔽した前記弾性フィルム23の上半部が前記
プラテンボード2に接触して前記小切手8の搬送路9下
に位置している。さらに、このR/J/Sプリンタ1で
は、前記小切手8の搬送方向で前記プリンタ部4より前
方に前記フィードローラ21,22が配置されており、
これらのフィードローラ21,22より前方に反射型の
フォトセンサ等からなる用紙センサ24が設けられてい
る。
【0006】なお、このR/J/Sプリンタ1で印字を
行なうスリップ用紙の一種であるユーロチェック等の前
記小切手8は、図9に例示するように、金額(倍角)と
金額シンボルと金額(通常)との印字領域25〜27が
一行目に順次形成され、ストア名と都市名との印字領域
28,29が二行目に順次形成され、ストアメッセージ
と日付との印字領域30,31が三行目に順次形成さ
れ、カードナンバーの印字領域32が四行目の先頭部に
形成された形態などとなっている。また、このようなR
/J/Sプリンタ1で印字を行なうスリップ用紙として
は、上述のような小切手8の他に伝票(図示せず)など
も存在している。
【0007】そこで、このR/J/Sプリンタ1では、
上述した小切手8や伝票等に対応した印字フォーマット
がRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only M
emory)等に記憶されており、実際に使用する小切手8や
伝票等に従ってキーボード(図示せず)等の操作入力で
所定の印字フォーマットを選択するようになっている。
そして、このR/J/Sプリンタ1では、図8に例示し
たように、前記レシート用紙5と前記小切手8とには各
々の搬送方向の前方が文字の上方となる印字情報を生成
して前記印字ヘッド3に伝送し、さらに、前記ジャーナ
ル用紙6には搬送方向の前方が文字の下方となる印字情
報を生成して前記印字ヘッド3に伝送する固定印字手段
(図示せず)がCPU(Central Processing Unit)やC
/G(Character/Generater)やRAM等で形成されてい
る。
【0008】このような構成において、このR/J/S
プリンタ1では、通常は搬送路7内をフィードローラ1
7〜20で搬送されるレシート用紙5とジャーナル用紙
6とにプリンタ部4で印字を行なうようになっており、
この場合は各用紙5,6は弾発的に揺動自在な弾性フィ
ルム23下を通過してプリンタ部4に挿入されるように
なっている。
【0009】この時、このR/J/Sプリンタ1では、
レシート用紙5には搬送方向の前方が上方となるように
文字が印字されるので、発行されるレシート(図示せ
ず)には上方から文字が順次正常に印字されることにな
る。そして、このレシート用紙5と平行に搬送されるジ
ャーナル用紙6には搬送方向の前方が下方となるように
文字が逆転されて印字されるので、利用者(図示せず)
は自身に対して前方から後方に搬送されるジャーナル
(図示せず)の文字を簡易に視認することができる。
【0010】そして、このR/J/Sプリンタ1で小切
手8に印字を行なう場合は、例えば、キーボード(図示
せず)の操作入力でR/J/Sプリンタ1の動作モード
を切替えるなどしてから小切手8を上縁部から搬送路9
内に挿入する。すると、この搬送路9内をフィードロー
ラ21,22で搬送される小切手8の前縁部を用紙セン
サ24が検知するので、この用紙センサ24が小切手8
を検知した位置を初期位置としてプリンタ部4が印字を
行なうことになる。
【0011】この時、このR/J/Sプリンタ1では、
小切手8には搬送方向の前方が上方となるように文字が
印字されるので、発行される小切手8には一行目の印字
領域25〜27から四行目の印字領域32に向かって文
字が順次正常に印字されることになる。
【0012】なお、このR/J/Sプリンタ1では、上
述のようにして印字が行なわれる小切手8はフィードロ
ーラ21,22の回転と共に弾性フィルム23上を通過
して搬送路9内を順次搬送されるが、その印字が完了す
るとフィードローラ21,22の回転が逆転されること
で逆方向に搬送されて挿入排出口(図示せず)から排出
されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したR/J/Sプ
リンタ1では、レシート用紙5とジャーナル用紙6と小
切手8とに印字を行なえるようになっている。
【0014】そして、上述したR/J/Sプリンタ1で
は、小切手8に一行目の印字領域25〜27から四行目
の印字領域32まで順次印字を行なっているが、一部の
小切手8では一行目の印字領域25〜27に対する印字
が困難となっている。つまり、このR/J/Sプリンタ
1では、小切手8の上縁部を用紙センサ24で検知する
ことで印字の初期位置を設定するようになっているが、
ユーロチェック等の一部の小切手8では一行目の印字領
域25〜27と上縁部との間隔が極めて小さいので、一
行目の印字領域25〜27がプリンタ部4内を通過して
から用紙センサ24が小切手8を検知することになる。
このため、このような小切手8に対しては、上述したR
/J/Sプリンタ1は一行目の印字領域25〜27に印
字を行なうことができないので、この部分のみ手書きと
するような必要が発生している。
【0015】
【課題を解決するための手段】プラテン上に印字ヘッド
を対向配置してプリンタ部を形成し、このプリンタ部に
連通する搬送路内のレシート用紙とジャーナル用紙とを
同一方向に搬送する用紙搬送機構を設け、前記プリンタ
部に連通する搬送路内のスリップ用紙を前記用紙搬送機
構とは逆方向に搬送するフィードローラを前記スリップ
用紙の搬送方向で前記プリンタ部より前方に配置し、前
記スリップ用紙の前縁部を検知する用紙センサを前記ス
リップ用紙の搬送方向で前記フィードローラより前方に
配置し、前記レシート用紙に対しては搬送方向の前方が
文字の上方となって前記ジャーナル用紙に対しては搬送
方向の前方が文字の下方となる印字情報を生成する固定
印字手段を前記印字ヘッドに接続したレシートジャーナ
ルスリッププリンタにおいて、前記スリップ用紙に対し
ては搬送方向の前方が文字の下方となる印字情報と上方
となる印字情報とを切替自在に生成する可変印字手段を
前記印字ヘッドに接続した。
【0016】
【作用】スリップ用紙に対しては搬送方向の前方が文字
の下方となる印字情報と上方となる印字情報とを可変印
字手段が切替自在に生成することにより、上縁部と印字
領域との間隔が小さいスリップ用紙などに対しては印字
を下方から行なうことができ、下縁部と印字領域との間
隔が小さいスリップ用紙などに対しては印字を上方から
行なうことができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図6に基づいて
説明する。まず、本実施例のレシートジャーナルスリッ
ププリンタであるR/J/Sプリンタ33は、図3及び
図4に例示するように、電子キャッシュレジスタ34の
一部として形成されている。そして、この電子キャッシ
ュレジスタ34は、外観的には図3に例示するように、
ドロワ35上に設置された装置本体36の右側にキーボ
ード37を一体に設けると共に店員用と顧客用とのディ
スプレイ38,39を立設し、その左側にR/J/Sプ
リンタ33を一体に内蔵した構造となっている。そこ
で、この電子キャッシュレジスタ34では、前記R/J
/Sプリンタ33の上面の中央近傍にレシート用紙5の
発行口40とジャーナル用紙6の確認窓41とが並設さ
れており、この後方に小切手8の挿入排出口42が形成
されている。
【0018】さらに、この電子キャッシュレジスタ34
は、回路的には図4に例示するように、各種の情報処理
を実行するCPU43に、制御プログラム等の各種情報
を予め固定的に記憶したROM44、印字情報や印字フ
ォーマット等の各種情報を更新自在に一時記憶するRA
M45、印字情報を形成する文字情報等を予め固定的に
記憶したC/G46、前記ドロワ35、前記キーボード
37、前記ディスプレイ38,39、前記R/J/Sプ
リンタ33等をバス47で接続した構造となっている。
【0019】そして、本実施例のR/J/Sプリンタ3
3は、図1に例示するように、プラテンボード2上にシ
リアル形式の印字ヘッド3を移動自在に対向配置するこ
とでプリンタ部4が設けられている。そして、このプリ
ンタ部4に湾曲して連通するレシート用紙5とジャーナ
ル用紙6との搬送路7と、プリンタ部4に直線状に連通
するスリップ用紙である小切手8の搬送路9とが、相対
向するガイド板10〜16等で形成されており、これら
のガイド板10〜16等で形成された搬送路7,9内の
用紙5,6と小切手8とを相反する方向に搬送する用紙
搬送機構がフィードローラ17〜22等で形成されてい
る。
【0020】つまり、このR/J/Sプリンタ33で
は、用紙5,6は搬送路7内を図中で反時計方向に搬送
されてプリンタ部4を右方から左方に通過するようにな
っており、小切手8は搬送路9内を図中で左方から右方
に搬送されてプリンタ部4を通過するようになってい
る。なお、このR/J/Sプリンタ33では、図2に例
示するように、レシート用紙5とジャーナル用紙6とは
並列に配置されており、これらの用紙5,6上を小切手
8が搬送されるようになっている。
【0021】そして、このR/J/Sプリンタ33で
は、ガイド板11の上縁部に接着された弾性フィルム2
3の上半部が用紙5,6の搬送方向に沿うように曲折さ
れていることで、この用紙5,6の搬送路7を弾発的に
遮蔽した弾性フィルム23の上半部がプラテンボード2
に接触して小切手8の搬送路9下に位置している。さら
に、このR/J/Sプリンタ33では、小切手8の搬送
方向でプリンタ部4より前方にフィードローラ21,2
2が配置されており、これらのフィードローラ21,2
2より前方に反射型のフォトセンサ等からなる用紙セン
サ24が設けられている。
【0022】なお、このR/J/Sプリンタ33は、図
5及び図6に例示するように、ガイド板11やフィード
ローラ18,22及び弾性フィルム23等からなる下部
ユニット48上に、ガイド板10,13やフィードロー
ラ17,20及びプラテンボード2等からなる中部ユニ
ット49と、ガイド板14〜16やフィードローラ21
及び印字ヘッド3等からなる上部ユニット50とを順次
組付けた構造となっている。
【0023】そして、このR/J/Sプリンタ33で
は、小切手8や伝票等に対応した印字フォーマットが前
記RAM45に記憶されており、実際に使用する小切手
8や伝票等に従って前記キーボード37の操作入力など
で所定の印字フォーマットを前記RAM45から選択的
に読出すようになっている。そこで、このR/J/Sプ
リンタ33では、図2に例示したように、レシート用紙
5に対しては搬送方向の前方が文字の上方となる印字情
報を生成し、ジャーナル用紙6に対しては搬送方向の前
方が文字の下方となる印字情報を生成して印字ヘッド3
に伝送する固定印字手段が、前記CPU43や前記RA
M45や前記C/G46等で形成されている。さらに、
このR/J/Sプリンタ33では、小切手8や伝票等の
スリップ用紙に対しては搬送方向の前方が文字の下方と
なる印字情報と上方となる印字情報とを切替自在に生成
して印字ヘッド3に伝送する可変印字手段が、前記CP
U43や前記RAM45や前記C/G46や前記キーボ
ード37等で形成されている。
【0024】なお、本実施例の前記R/J/Sプリンタ
33では、図4に例示したブロック図などでは、上述の
ような印字手段を形成する前記CPU43や前記RAM
45や前記C/G46や前記キーボード37等を別体の
部品として例示したが、これらの部品は概念的には前記
R/J/Sプリンタ33の一部として機能する部品であ
り、ここでは構造的に別体でも外部に位置する部分とし
て想定している。
【0025】また、このR/J/Sプリンタ33で印字
を行なうスリップ用紙の一種である小切手8は、従来例
において図9に例示したように、金額(倍角)と金額シ
ンボルと金額(通常)との印字領域25〜27が一行目
に順次形成され、ストア名と都市名との印字領域28,
29が二行目に順次形成され、ストアメッセージと日付
との印字領域30,31が三行目に順次形成され、カー
ドナンバーの印字領域32が四行目の先頭部に形成され
た形態などとなっている。
【0026】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ34では、例えば、キーボード37で操作
入力される各種情報をCPU43が編集処理してR/J
/Sプリンタ33の印字やディスプレイ38,39の表
示やドロワ35の開閉等の動作を制御することで、これ
らの動作によって各種の販売業務を支援するようになっ
ている。
【0027】そして、このR/J/Sプリンタ33で
は、通常は搬送路7内をフィードローラ17〜20で搬
送されるレシート用紙5とジャーナル用紙6とにプリン
タ部4で印字を行なうようになっており、この場合は各
用紙5,6は弾発的に揺動自在な弾性フィルム23下を
通過してプリンタ部4に挿入されるようになっている。
【0028】この時、このR/J/Sプリンタ33で
は、CPU43とRAM45とC/G46とからなる固
定印字手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報
により、レシート用紙5には搬送方向の前方が上方とな
るように文字が印字されるので、発行されるレシート
(図示せず)には上方から文字が順次正常に印字されて
発行口40から排出されることになる。一方、このレシ
ート用紙5と平行に搬送されるジャーナル用紙6には、
CPU43とRAM45とC/G46とからなる固定印
字手段が生成して印字ヘッド3に伝送する印字情報によ
り、搬送方向の前方が下方となるように文字が逆転され
て印字されるので、利用者(図示せず)は自身に対して
前方から後方に確認窓41内を搬送されるジャーナル
(図示せず)の文字を簡易に視認することができる。
【0029】そして、このR/J/Sプリンタ33で小
切手8に印字を行なう場合は、例えば、キーボード37
の操作入力でR/J/Sプリンタ33の動作モードを切
替えると共に小切手8の種別を選定するなどしてから、
ここでは小切手8を下縁部から挿入排出口42に挿入す
る。すると、この挿入排出口42から搬送路9内をフィ
ードローラ21,22で搬送される小切手8の前縁部を
用紙センサ24が検知するので、この用紙センサ24が
小切手8を検知した位置を初期位置としてプリンタ部4
が印字を行なうことになる。
【0030】この時、このR/J/Sプリンタ33で
は、キーボード37で選定された小切手8の種別に対応
してCPU43がRAM45から所定の印字フォーマッ
トを読出し、この印字フォーマットに対してキーボード
37で操作入力された文字情報を設定することで、この
キーボード37とCPU43とRAM45とC/G46
とからなる可変印字手段が印字ヘッド3に伝送する印字
情報を生成する。すると、このようにして印字情報が伝
送された印字ヘッド3は、図2に例示したように、ユー
ロチェック等の小切手8に対しては搬送方向の前方が下
方となる文字を印字するので、発行される小切手8には
四行目の印字領域32から一行目の印字領域25〜27
に向かって文字が順次印字されることになる。
【0031】つまり、このR/J/Sプリンタ33で
は、ユーロチェック等のように上縁部と一行目の印字領
域25〜27との間隔が極めて小さい小切手8に印字を
行なう場合は、下縁部から挿入排出口42に挿入した小
切手8に下方から上方に向かって印字を順次行なうこと
で、印字領域25〜32がプリンタ部4内を通過してか
ら用紙センサ24が小切手8を検知することを防止する
ようになっている。なお、このR/J/Sプリンタ33
では、上縁部と印字領域とが離反して下縁部と印字領域
とが近接した伝票などに印字を行なう場合は、従来と同
様に上縁部から挿入排出口42に挿入した伝票に上方か
ら下方に向かって印字を順次行なうようになっている。
【0032】このようにすることで、このR/J/Sプ
リンタ33では、上縁部と印字領域25〜27との間隔
が小さいユーロチェック等の小切手8に対しては印字を
下方から順次行ない、下縁部と印字領域との間隔が小さ
い伝票などに対しては印字を上方から順次行なうことが
できるので、印字フォーマットが異なる各種形態のスリ
ップ用紙に良好に印字を行なうことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように、スリップ用紙に
対しては搬送方向の前方が文字の下方となる印字情報と
上方となる印字情報とを可変印字手段が切替自在に生成
することにより、上縁部と印字領域との間隔が小さいス
リップ用紙などに対しては印字を下方から行ない、下縁
部と印字領域との間隔が小さいスリップ用紙などに対し
ては印字を上方から行なうことで、印字フォーマットが
異なる各種形態のスリップ用紙に良好に印字を行なうこ
とができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】拡大した要部を示す斜視図である。
【図3】全体構造を示す斜視図である。
【図4】ブロック図である。
【図5】下部ユニットと中部ユニットとを示す斜視図で
ある。
【図6】各ユニットを示す分解斜視図である。
【図7】従来例を示す縦断側面図である。
【図8】拡大した要部を示す斜視図である。
【図9】スリップ用紙である小切手を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 プラテン 3 印字ヘッド 4 プリンタ部 5 レシート用紙 6 ジャーナル用紙 7,9 搬送路 8 スリップ用紙 17〜20 用紙搬送機構 21,22 フィードローラ 24 用紙センサ 33 レシートジャーナルスリッ
ププリンタ 37,43,45,46 可変印字手段 43,45,46 固定印字手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン上に印字ヘッドを対向配置して
    プリンタ部を形成し、このプリンタ部に連通する搬送路
    内のレシート用紙とジャーナル用紙とを同一方向に搬送
    する用紙搬送機構を設け、前記プリンタ部に連通する搬
    送路内のスリップ用紙を前記用紙搬送機構とは逆方向に
    搬送するフィードローラを前記スリップ用紙の搬送方向
    で前記プリンタ部より前方に配置し、前記スリップ用紙
    の前縁部を検知する用紙センサを前記スリップ用紙の搬
    送方向で前記フィードローラより前方に配置し、前記レ
    シート用紙に対しては搬送方向の前方が文字の上方とな
    って前記ジャーナル用紙に対しては搬送方向の前方が文
    字の下方となる印字情報を生成する固定印字手段を前記
    印字ヘッドに接続したレシートジャーナルスリッププリ
    ンタにおいて、前記スリップ用紙に対しては搬送方向の
    前方が文字の下方となる印字情報と上方となる印字情報
    とを切替自在に生成する可変印字手段を前記印字ヘッド
    に接続したことを特徴とするレシートジャーナルスリッ
    ププリンタ。
JP28617892A 1992-10-23 1992-10-23 レシートジャーナルスリッププリンタ Pending JPH06135058A (ja)

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JP28617892A JPH06135058A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 レシートジャーナルスリッププリンタ

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JP28617892A JPH06135058A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 レシートジャーナルスリッププリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006289687A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Toshiba Tec Corp レシートプリンタ
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