JP2703458B2 - ラベル印字装置 - Google Patents
ラベル印字装置Info
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- JP2703458B2 JP2703458B2 JP4142964A JP14296492A JP2703458B2 JP 2703458 B2 JP2703458 B2 JP 2703458B2 JP 4142964 A JP4142964 A JP 4142964A JP 14296492 A JP14296492 A JP 14296492A JP 2703458 B2 JP2703458 B2 JP 2703458B2
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Description
字手段を介して書類等の見出しラベルに印字するラベル
印字装置に係り、特に配置や形状等が規格化されたラベ
ルが多数貼付られたラベルシートの種類に関わらず、当
該ラベルシート上の各ラベルに好適に印字するラベル印
字装置に関する。
同一の見出しラベルが貼付けられている場合が多い。ま
た、情報の多様化に伴い、情報の種類等に応じた見出し
ラベルを用いて好適なファイリングの要請が高まってお
り、しかも同一の情報を複数人、複数箇所で所有保管す
る場合もある。従来、この種のラベルは手書きで作成さ
れており、作成の頻雑さや見栄え等の問題があった。
りラベルの上下両位置に同一内容を、印字方向を適宜選
定可能にして効率良く印字する印字装置が提案されてい
る(実開平1−178948号公報)。
ルに納めるとともに、ラベルの枚数を1枚の用紙上で整
数枚設定すべく計算するラベル印字装置が提案されてい
る(特開昭61−175722号公報)。
えるように文字を全角、半角に変更すべく自動計算する
ラベルプリンタが提案されている(特開昭63−189
276号公報)。
トを入力可能にして種々のサイズのラベルに印字可能に
するラベルプリンタが提案されている(特開昭62−1
58072号公報)。
948号公報記載の考案によれば、1枚の見出しラベル
に対して好適に印字を行う処理については詳細に記載さ
れているが、配置された複数の見出しラベルの位置や寸
法検出乃至は各ラベルに如何に印字するかの制御に関し
ては何等記載されていない。
特開昭63−189276号公報及び特開昭62−15
8072号公報記載のものは、1枚のラベルに対して如
何に好適に印字を行うかに関するものであり、配置され
た多数のラベルに対する印字処理に関するものではな
い。
指定された文字サイズで個々のラベルに印字を施してい
るが、ラベルの種類は数百種にも及んでいるため、各ラ
ベルの大きさに合わせて文字サイズを一々選択しなけれ
ばならなかった。しかも、印字したい文字数、行数によ
っても文字サイズを変更しなければならず、使用者の希
望通りのレイアウトで印字を施すには、その設定操作が
極めて煩雑なものとなっていた。
ものであり、その目的は予めラベルの種別を識別して記
憶しておき、その内から選択指示されたものに対して、
自動的にラベル形状、位置情報が設定され、ラベルシー
ト上に貼付られた多数のラベルに好適な文字列を印字可
能にしたラベル印字装置を提供することにある。
ルに好適に印字を施すための煩わしい文字サイズの設定
操作を解消するラベル印字装置を提供することにある。
字装置は、所望の文字列を入力すると共に、入力された
文字列を、ラベルシート上に配列された各ラベル毎に印
字を施すラベル印字装置において、このラベル印字装置
記憶手段と処理手段とを備える。
れた各ラベルの寸法及び配列位置を特定するためのラベ
ル情報と、各ラベル情報に対応した識別コードと、印字
を施す文字サイズとして複数の文字サイズを規定した文
字サイズ情報とを記憶している。また、処理手段は、識
別コードの入力を受け付けて、この識別コードに対応す
るラベル情報を特定する第1の処理手段と、第1の処理
手段で特定されたラベル情報からラベルの印字領域を判
別し、この印字領域の縦方向と横方向の長さを比較して
いずれか短い長さを基準長と定め、この基準長を一辺と
する正方領域に納まる最大の文字サイズを文字サイズ情
報から選択して印字文字サイズの初期値とする第2の処
理手段と、文字列の入力を一文字ずつ受け付けて、入力
された文字列の文字数が一文字増加する毎に、この文字
列を印字文字サイズで印字した際の横方向の長さとラベ
ルの印字領域の横方向の長さとを比較して、この文字列
の横方向の長さの方が大の場合に、この印字文字サイズ
よりも小さい文字サイズを文字サイズ情報から選択し、
この小さい文字サイズを新たな印字文字サイズとする第
3の処理手段とを備えるものである。
字列の横方向の長さとラベルの印字領域の横方向の長さ
とを各行毎に常時比較し、この文字列の横方向の長さの
方が大である行が存在すれば、そのときの文字サイズよ
りも小さい文字サイズを文字サイズ情報から選択し、こ
の文字サイズを全行に亘る全て文字を印字する際の印字
文字サイズとするものであり、第3の処理手段で決定さ
れた印字文字サイズの縦方向の長さを加算して全行に亘
る長さを求め、この長さとラベルの印字領域の縦方向の
長さとを比較して、全行に亘る長さが大であれば、その
ときの印字文字サイズよりも小さい文字サイズを文字サ
イズ情報から選択し、この文字サイズを全行に亘る全て
文字を印字する際の印字文字サイズとする第4の処理手
段を更に備えることが好ましい。
は、配列されたラベルの縦・横の寸法及びシート上の配
列位置がラベルシートの種類に応じて一定に定まった規
格化されたものを基本的に用いるものであり、この規格
ごとに識別コードが割り当てられている。
付けられ、この識別コードに対応したラベル情報が特定
される。次に、このラベル情報からラベルの印字領域が
第2の処理手段によって判別され、この印字領域に納ま
る最大の文字サイズが文字サイズ情報から選択されて、
印字文字サイズの初期値とされる。さらに、第3の処理
で文字列の入力が一文字ずつ受け付けられ、入力された
文字列の文字数が一文字増加する毎に、この文字列を印
字文字サイズで印字した際の横方向の長さとラベルの印
字領域の横方向の長さとが比較される。そして、この比
較で文字列の横方向の長さの方が大の場合に、この印字
文字サイズよりも小さい文字サイズが文字サイズ情報か
ら選択されて、この小さい文字サイズが新たな印字文字
サイズとなる。このように、入力される文字列の文字数
の増加に合わせて、この文字列をラベルに印字する際の
文字サイズを徐々に小さくしているので、ラベルの印字
領域に納まる最適な文字サイズで、文字列をラベルに印
字することができる。
が全てのラベルの印字領域に納まるかが判断され、印字
領域をオーバーする文字列が存在する場合には、そのと
きの文字サイズよりも小さい文字サイズが文字サイズ情
報から選択されて、この小さい文字サイズが新たな印字
文字サイズとなる。
サイズの横方向の長さを基準として印字文字サイズが一
応選定されるが、この後、第4の処理手段では、各行の
文字サイズの縦方向の総和が、ラベルの印字領域に納ま
るか否かが判断される。そして、ラベルの印字領域に納
まらない場合には、再び、そのときの文字サイズよりも
小さい文字サイズが文字サイズ情報から選択されて、こ
の小さい文字サイズが新たな印字文字サイズとなる。そ
の結果、文字列をラベルに印字した際に、ラベルの印字
領域から縦方向に文字列がはみ出すことはない。
て添付図面に基づいて説明する。
び内部機構を示す。ラベル印字装置(以下、装置とい
う)1は、ラベルシート4に規則正しく配列した多数の
ラベル4aの各々に対して印字を施す装置であり、上半
体2と下半体3とで構成し、その中間にはラベルシート
4の挿入口5を形成している。
なキー6を多数配列しており、その上方には所定文字
数、行数、或いは入力した文字列等を表示する液晶パネ
ルからなる液晶表示部7を配設している。なお、それ以
上の文字数、行数の入力が行われているときは、カーソ
ルキーにより画面が左右上下にスクロールするようにな
っている。配列した各キー6は、図4に示すようにアル
ファベット等のキャラクターキーをはじめ、「機能」、
「取消」、「変換」、「実行」、「印刷」等の各処理を
行うファンクションキー及び四方に矢印が表記されたカ
ーソルキーを配設している。また、各キーの内容は、そ
の頭部に表記している。
から続いて後方に延びる給送路11を形成しており、こ
の給送路11の上面には、挿入したラベルシート4を誘
導する誘導ローラ9を設けている。また、誘導ローラ9
の後方には、シート送りモーター16によって回転駆動
し挿入されたラベルシート4を給送する給紙ローラ8を
計3カ所に配設し、さらにその後方には印字を施す印字
部20を備えている。
方側、例えば左側にガイド用の側壁18を形成してお
り、ラベルシート4の左辺をこの側壁18に当接させな
がら挿入するものである。また、給紙ローラ8の給送路
下流側における側壁18には、図5に示すように、例え
ば上下面に発光素子19aと受光素子19bとで対構造
を成すフォトインターラプタ等のシートセンサ19を配
設しており、挿入、給送されたラベルシート4の左辺が
側壁18に正確に一致しているかどうかを検出するもの
である。
の挿入方向に対して直交する方向に配設した螺旋状軸1
2と螺合しており、キャリッジモーター14の回転が歯
車列15を介して螺旋状軸12に伝達され、この回転す
る螺旋状軸12に沿って印字部20が往復駆動する機構
となっている。印字部20の上部には、螺旋状軸12と
平行にラック13を架設している。このラック13の歯
部は印字部20と相対するように下部に形成しており、
印字部20内の歯車がラック13と噛合した状態となっ
ている。また、印字部20の下部からは、例えば一文字
分が印字可能なドットアレイからなるサーマルヘッド2
8が突出しており、サーマルヘッド28の下部の下半体
3には、ゴム性のプラテン17を配設している。なお、
この印字部20は、インクリボンのリボンカセット(図
示せず)を取り付けるためのカセットホルダーとしても
機能するものであり、インクリボンを巻き取るための巻
き取り軸25を備えている。
を、図6に基づいて説明する。本装置1は、装置全体を
コントロールする中央演算処理装置(以下、CPUとい
う)30と、ROM,RAM等で構成する記憶部31と
を備える。
離駆動及び文字信号を出力するヘッド駆動部36、キャ
リッジモータ14の駆動を制御するキャリッジモータ駆
動部37、給紙ローラ8及び排紙ローラ23を同期駆動
するシート送りモータ11の駆動制御を行うシート送り
モータ駆動部38、及び液晶表示部7を駆動する表示駆
動部39がそれぞれ接続されている。
タやシート給送との同期を取るためのタイマを備え、キ
ー入力部6´からの入力情報及びシートセンサ19から
の検出信号を受けて、それぞれ所要の回路部に制御信号
を出力して、後述するように文字入力、編集処理の他、
ラベルシートの種類選択、表示制御、印字処理制御を統
括的に制御する。
の検出信号を監視しており、ラベルシート4の左辺前端
を検出した信号が入力されたかどうかによりラベルシー
ト4の挿入、給送が正確に行われているかどうかを判断
すると共に、検出信号発生時点からシート送りモータ1
6の回転パルス、あるいは時間管理により給送中のラベ
ルシートの位置を間接的に計測している。
作動を制御するプログラム,仮名・漢字変換用の辞書メ
モリ等のほか、各種のラベルシートに配列されたラベル
の配列位置及びそのラベルの縦・横の寸法などが登録さ
れたラベル情報や、ラベルシートの種類を特定するため
の識別コードとしてのコードナンバー、及び次に示すよ
うな文字サイズ表(表1)が記憶されている。
イズ〜3Lサイズまでのものを示している。この種のラ
ベル印字装置では、印字可能なラベルシートの種類は様
々であって数百にも及び、そこに印字したい文字サイズ
も多数要求される。そこで、文字サイズとして正方形の
もの以外に横長文字、縦長文字も指定可能にしている。
このように、サイズ区分の記号を用いて文字サイズを選
択可能にすることで、選択作業を容易にしている。
ラベル、ライン入りラベル、タックインデックスラベ
ル、ボックスラベル、カセットラベル等種々のものが有
り、しかもラベルシート上での貼付け位置も種々あり、
それぞれ規格化されたものである。なお、図6において
補助記憶部40として示した拡張カートリッジなどの外
部入出力装置を接続し、ラベルシートの種類が増加した
り、或いは規格化されていない所望のラベルシートに印
字を施したい場合には、新たに登録することも可能であ
る。
す。ラベルシート4上には同一寸法を有するラベル
R1 ,R2 ,……が一定間隔を隔てて規則的に貼付られ
ている。なお、ラベルシート4上のラベルの位置は、列
方向に1,2,3……と、行方向にA,B,C……のよ
うに指定されている。
(数字含む)の識別コードを入力することにより選択す
る。これによって選択作業を容易にしている。本実施例
におけるシートナンバーを記憶した表(不図示)は、ラ
ベル寸法で表わされており、これは、シートセンサ19
が検出するラベルシート4の左辺前端のコーナー位置を
基準にした寸法等で記憶されている。寸法の種類は、ラ
ベルシートの縦横寸法、ラベルの形状、ラベルの縦横寸
法、ラベルの縦横間隔及び1枚のシート上のラベル枚数
等から、ラベルシート上でのラベル位置を特定するに必
要なデータが採用されている。また、寸法は、通常、ミ
リメートル(mm)単位で指定されるが、本実施例では
この寸法をコード化するようにしてメモリ容量の軽減を
図っている。そして、CPU30は指定されたシートナ
ンバー(識別コード)に対応するラベル情報を基に印字
位置、すなわちラベル位置を計算するようにしている。
はカット寸法というものを含めている。このカット寸法
は、ラベルの周縁部分に印字しない余白の寸法を規定す
るものである。これは、第1に、本実施例はラベル位置
を実測して印字する方式を採用せず、ラベルシートの上
記コーナー位置を基準に全て位置制御する簡便方式を採
用しているため、給紙ローラ8等によるシートのわずか
な給送ずれに対しても確実にラベル内への印字を実現さ
せるためであり、第2に、ラベル寸法を実際のものに比
して多少小さ目に記憶させておけば同様の効果が得られ
るが、そうすると(画面上の)イメージ文字と実際の印
字文字の大きさが一致しなくなるという不具合を考慮し
たものである。
集後の文字列、コードナンバー、文字ラベル、又はそれ
ぞれの選択画面を表示するものである。なお、文字ラベ
ルとは、ラベル印字用として作成した文字列、或いは既
に作成されている文字列をいう。
操作について説明する。
画面に対する基本手順を説明する。
2)、先ず、記憶部31内のRAMの初期化、印字部2
0の初期位置へのセット等ハード構成の初期化と内蔵蓄
電池のバッテリチェックが行われる(#4)。
れ、「ラベル作成」と「住所録」の選択メニューが表示
される(#6)。カーソルキーを移動させて所望の項目
位置にセットして、「実行」キーを押下すると、次の作
業画面に切り換わる。CPU30は上記項目のいずれが
選択指定されたかを判断し(#8)、「ラベル作成」が
選択されれば、必要な初期化を実行させる(#12)。
この間、画面には、「しばらくお待ち下さい」等のメッ
セージが表示される。一方、「住所録」が選択されれ
ば、氏名、電話番号、住所等の登録、変更、検索の作業
画面に切り換わる(#10)。
終了すると、画面に、「新規作成」と「継続」の選択メ
ニューが表示される(#14)。CPU30は上記項目
のいずれが選択指定されたかを判断し(#16)、「継
続」が選択されれば、画面上に前回作業における内容を
表示する(#18)。ここでは、直前に文字ラベルが作
成されていたのであれば、シートナンバー等を表示し、
葉書であればその旨を表示する。そして、「実行」キー
を押下することにより(#20)、引き続き前回の作業
画面に切り換わり、文字入力の受付を可能にする(#2
2)。このように、前回の作業内容を記憶部31内のR
AMに保存しておくことにより、一旦中断した作業の再
開を容易に行えるようにしている。
6でYES)、新たな文字ラベルを作成すべく、ラベル
シートの指定画面に切り換わる(#24)。所望するシ
ートナンバー(識別コード)が入力されると(#26で
YES)、このシートナンバーが記憶部31のROM内
の表に存在するかどうかが判断される(#28)。該当
するシートナンバーが存在すれば、画面は文字入力画面
に切り換わり(#30)、存在しなければ、例えば「こ
のシートは登録されていません」等のメッセージが3秒
間表示され、元の指定画面(#24)に戻る。
からない場合には、入力せずに「実行」キーを押下する
と(#26,#32共にNO,#34でYES)、ファ
イルの読み込み画面に切り換わる(#36)。そして、
ここで、読み込みたい文字ラベルを選択すれば、その文
字ラベルが画面に表示されるとともにそのシートナンバ
ーが併記表示される。
れると(#32でYES)、「文章の方向指定」の画面
に切り換わり、指定して、「実行」キーを押下すると、
通常の文字入力画面に切り換わる(#38)。なお、#
22,#30,#36及び#38の後の、文字入力方法
は通常のワードプロセッサーとほとんど同様であるので
説明は省略する。
字入力画面において所望の文字ラベルを作成する。この
装置1は、入力した文字列の字数や行数に応じて、自動
的に印字文字サイズが設定されるようになっている。こ
の印字文字サイズの自動設定は、文字入力画面で入力さ
れた文字列に応じて自動的にラベル内に好適に印字可能
なように文字の大きさを設定するものであり、この文字
サイズは上記表1から選択される。
理について、図9及び図10のフローチャートに基づい
て説明する。
る。前述の初期設定で使用ラベルが特定されており(#
102)、このラベル情報を基に当該ラベルにおける印
字エリアが判別され、この印字エリアの縦方向と横方向
の長さが比較される(#104)。この比較により短い
方の長さが選択され、図11(a)に示すように横方向
のサイズが短かければ、この横方向の長さlを1辺とす
る正方領域Sが想定され(#106)、また、図11
(b)に示すように縦方向のサイズが短かければ、この
縦方向の長さlを1辺とする正方領域Sが想定される
(#108)。そして、この正方領域Sに納まる最大の
正方文字の文字サイズが表1から選択され、この文字サ
イズが印字文字サイズの初期値として設定される(#1
10)。
が設定された後、文字(記号等を含む)の入力を待ち、
入力された文字が一文字増減する度に、その都度、作成
された文字列の横方向の長さが算出される。複数行に文
字列が作成された場合には各行毎に算出される(#20
2)。そして文字列の横方向の長さと設定された印字エ
リアの横方向の長さとか各行毎に比較され、作成した文
字列が設定したラベルの横寸法内に印字可能か否かが判
断される(#204)。印字エリアに比べ文字列の横方
向の長さが大であれば、設定した印字文字サイズより
も、1サイズ小さい文字サイズが表1から選択され、全
行に亘るすべての印字文字サイズがこの新たな文字サイ
ズに変更される(#206)。そしてこの後、再度、#
202、#204の処理が繰り返される。このようにし
て、各行の文字列の横方向の長さと印字エリアの横方向
の長さとを基準にして、好適な印字文字サイズが一応決
定される。
の長さが全行に亘って加算されて総縦長が求められ(#
208)、この総縦長と印字エリアの縦方向の長さが比
較される。これによって、作成された文字列が設定した
ラベルの縦寸法内に印字可能か否かが判断される(#2
10)。作成された文字列の総縦長の方が大であれば、
決定された印字文字サイズよりも1サイズ小さい文字サ
イズが表1から選択され、全行に亘るすベての印字文字
サイズがこの新たな文字サイズに変更される(#21
2)。この後、再度、#208、#210の処理が繰り
返される。このようにして、印字エリア内に印字可能な
最大の文字サイズが最終的な印字文字サイズとして設定
される。なお、上記した各計算式は、予め記憶部31の
ROMに記憶されているが、計算結果を記憶した変換テ
ーブルを利用するようにしてもよい。
は、全ての行で同一の印字文字サイズが設定されるよう
になっており、各行毎に文字数が異なる場合に、各行毎
に印字文字サイズが異なって設定される不都合を解消し
ている。なお、印字文字サイズが、表1に示すSサイズ
から極めて小さいSSサイズに切り換わる場合には、い
きなり切り換えるのではなく、SSサイズの横長文字に
切り換わるようにしている。
一文字が入力或いは削除された場合、入力済みの文字の
サイズが変更された場合、入力済みの文字の文字飾りが
変更された場合、改行又は行結合された場合など、入力
文字の状態又は入力行の状態が変化した場合には、常に
行われるものである。
あるいは必要に応じて特定の大きさにマニュアル設定す
ることもできる。この場合には、前述の#202では、
この設定した文字の横方向の長さと自動設定中の各文字
の横方向の長さとが加算されて文字列の長さが各行毎に
算出され、#208では、最も長い縦サイズの文字が各
行毎に抽出された後、全行に亘って加算される。
憶部31に記憶され、CPU30による制御の下、この
記憶されたデータと既に設定されたラベル情報に基づい
て、配列された各ラベルに印字処理が施される。
いないラベルシートでも、この挿入口5から物理的に挿
入できるサイズであれば印字を施すことができる。した
がって、ラベルシートの寸法等のラベル情報を使用者自
身が設定登録した自由サイズのラベルシート(印字用
紙)にも、ラベル情報さえ正確に登録すれば、前述のフ
ローチャートに従って文字サイズを自動的に設定するこ
とも可能である。
ベル印字装置によれば、ラベルの配列位置などを特定す
るラベル情報が識別コードと関連付けて予め記憶されて
いるので、この識別コードを入力するだけで、第1の処
理手段によって印字すべきラベルシートの寸法や形状、
及びラベルの配列位置等の必要な全ての情報を特定する
ことができるので、使用者による入力操作を簡略化でき
る。
ベルの寸法から印字可能な最大の文字サイズが印字文字
サイズの初期値として選択され、第3の処理手段におい
てラベルの印字領域の横方向を基準として印字文字サイ
ズが決定される。更に、第4の処理手段では、この印字
領域の縦方向を基準として印字文字サイズが決定され
る。このようにして、ラベルの印字領域、印字したい文
字数、行数を全て勘案してこの印字領域内に納まる最適
な印字文字サイズを自動的に決定することができる。
視図である。
る。
る。
る。
る。
平面図である。
ャートである。
値の設定を説明するフローチャートである。
ートである。
字サイズの初期値を設定する方法を示す説明図である。
ル、6´…キー入力部、7…液晶表示部、20…印字
部、30…CPU、31…記憶部。
Claims (2)
- 【請求項1】 所望の文字列を入力すると共に、入力さ
れた文字列を、ラベルシート上に配置された各ラベル毎
に印字を施すラベル印字装置において、 このラベル印字装置は記憶手段と処理手段とを備えてお
り、 前記記憶手段は、 前記ラベルシート上に配列された各ラベルの寸法及び配
列位置を特定するためのラベル情報と、 前記各ラベル情報に対応した識別コードと、 印字を施す文字サイズとして複数の文字サイズを規定し
た文字サイズ情報とを記憶しており、 前記処理手段は、 前記識別コードの入力を受け付けて、この識別コードに
対応する前記ラベル情報を特定する第1の処理手段と、 前記第1の処理手段で特定されたラベル情報から当該ラ
ベルの印字領域を判別し、この印字領域の縦方向と横方
向の長さを比較していずれか短い長さを基準長と定め、
この基準長を一辺とする正方領域に納まる最大の文字サ
イズを前記文字サイズ情報から選択して印字文字サイズ
の初期値とする第2の処理手段と、 前記文字列の入力を一文字ずつ受け付けて、入力された
文字列の文字数が一文字増加する毎に、この文字列を前
記印字文字サイズで印字した際の横方向の長さと前記ラ
ベルの印字領域の横方向の長さとを比較して、この文字
列の横方向の長さの方が大の場合に、この印字文字サイ
ズよりも小さい文字サイズを前記文字サイズ情報から選
択し、この小さい文字サイズを新たな前記印字文字サイ
ズとする第3の処理手段と、 を備えることを特徴とするラベル印字装置。 - 【請求項2】 前記第3の処理手段は、入力された文字
列の横方向の長さと前記ラベルの印字領域の横方向の長
さとを各行毎に常時比較し、この文字列の横方向の長さ
の方が大である行が存在すれば、そのときの文字サイズ
よりも小さい文字サイズを前記文字サイズ情報から選択
し、この文字サイズを全行に亘る全て文字を印字する際
の前記印字文字サイズとするものであり、 前記第3の処理手段で決定された前記印字文字サイズの
縦方向の長さを加算して全行に亘る長さを求め、この長
さと前記ラベルの印字領域の縦方向の長さとを比較し
て、前記全行に亘る長さが大であれば、そのときの印字
文字サイズよりも小さい文字サイズを前記文字サイズ情
報から選択し、この文字サイズを全行に亘る全て文字を
印字する際の前記印字文字サイズとする第4の処理手段
を更に備えることを特徴とする請求項1記載のラベル印
字装置。
Priority Applications (7)
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EP93103884A EP0574657B1 (en) | 1992-03-11 | 1993-03-10 | Label printing apparatus and wordprocessor |
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JP (1) | JP2703458B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (4)
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-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142964A patent/JP2703458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05330140A (ja) | 1993-12-14 |
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