JP2703146B2 - ラベル印字装置 - Google Patents

ラベル印字装置

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JP2703146B2
JP2703146B2 JP4052727A JP5272792A JP2703146B2 JP 2703146 B2 JP2703146 B2 JP 2703146B2 JP 4052727 A JP4052727 A JP 4052727A JP 5272792 A JP5272792 A JP 5272792A JP 2703146 B2 JP2703146 B2 JP 2703146B2
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謙次 有岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された文字列を印
字手段を介して書類等の見出しラベルに印字するラベル
印字装置に係り、特に配置や形状等が規格化されたラベ
ルが多数貼付られたラベルシートの種類に関わらず、当
該ラベルシート上の各ラベルに好適に印字するラベル印
字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば展示会等では、多数のサンプルに
同一の見出しラベルが貼付けられている場合が多い。ま
た、情報の多様化に伴い、情報の種類等に応じた見出し
ラベルを用いて好適なファイリングの要請が高まってお
り、しかも同一の情報を複数人、複数箇所で所有保管す
る場合もある。従来、この種のラベルは手書きで作成さ
れており、作成の頻雑さや見栄え等の問題があった。
【0003】かかる問題を解消すべく、従来、ライン入
りラベルの上下両位置に同一内容を、印字方向を適宜選
定可能にして効率良く印字する印字装置が提案されてい
る(実開平1−178948号公報)。また、入力した
文字数、行数を1枚のラベルに納めるとともに、ラベル
の枚数を1枚の用紙上で整数枚設定すべく計算するラベ
ル印字装置が提案されている(特開昭61−17572
2号公報)。また、帯状シートに規則的に配置されたラ
ベルをラベルセンサを用いて、そのラベル長と配置間隔
とを検出し、この検出結果に基づいて正確にラベルに印
字を行うラベル印字装置が提案されている(特開平1−
288469号公報)。また、所定のラベル幅内に印字
が好適に行えるように文字を全角、半角に変更すべく自
動計算するラベルプリンタが提案されている(特開昭6
3−189276号公報)。また、単票紙状のラベルの
印字フォーマットを入力可能にして種々のサイズのラベ
ルに印字可能にするラベルプリンタが提案されている
(特開昭62−158072号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記実開平1−178
948号公報記載の考案によれば、1枚の見出しラベル
に対して好適に印字を行う処理については詳細に記載さ
れているが、配置された複数の見出しラベルの位置や寸
法検出乃至は各ラベルに如何に印字するかの制御に関し
ては何等記載されていない。また、特開昭61−175
722号公報、特開昭63−189276号公報及び特
開昭62−158072号公報記載のものは、1枚のラ
ベルに対して如何に好適に印字を行うかに関するもので
あり、配置された多数のラベルに対する印字処理に関す
るものではない。また、特開平1−288469号公報
記載のものは、ラベルセンサを用いてラベル長とラベル
間隔とを直接検出するようにしたものであるため、ラベ
ル位置制御が複雑化している。以上のように、上記の各
装置では、ロールシート上の同一ラベルに対して多量の
ラベル作成が可能であるが、ラベルの種類は現実に数百
にも及び、一般オフィス内において、これらの各種ラベ
ルに対して効率良く印字可能にするものではない。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
予めラベルの種別を識別して記憶しておき、その内から
選択指示されたものに対して、自動的にラベル形状、位
置情報が設定され、ラベルシート上に貼付られた多数の
ラベルに好適に文字列を印字可能にしたラベル印字装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された文
字列をラベル上に印字するラベル印字装置において、ラ
ベルシート上に配置されたラベルの形状及び配置のラベ
ル情報を識別コードと関連付けて記憶するラベル情報記
憶手段と、上記識別コード指定手段と、指定された識別
コードのラベルに対応させて文字列の入力を行う入力手
段と、入力された文字列を識別コードと対応して記憶す
る文字列記憶手段と、印字枚数を指定する手段と、文字
列の印字を行う印字手段と、上記文字列記憶手段からの
上記文字列を、指定された識別コードのラベル情報を用
いてラベルシート上の各ラベルに前記指定枚数に達する
まで繰返し読み出して印字する印字制御手段とを備えた
ものである。
【0007】上記入力手段に表示部を設け、この表示部
に、選択された識別コードに対応した文字列入力画面を
表示するようにしてもよい。
【0008】また、上記入力手段は、入力された文字数
に応じて文字サイズを設定するようにしてもよい。この
場合、入力文字が複数行に亘るときは、文字サイズは、
最多文字数を有する行に対して設定されたものとするこ
とが好ましい。
【0009】
【作用】本発明によれば、印字すべき文字列が入力手段
により入力されるとともに、この文字列を印字するべき
ラベルを有するラベルシートの種別が識別コードで入力
され、記憶される。一方、入力された文字列に対する印
字が指定されると、対応するラベルシート、すなわち識
別コードから、該ラベルの形状及び配置情報が読み込ま
れる。そして、指定されたラベルシートが印字手段にセ
ットされると、ラベルシート上に配置されたラベル位置
毎に上記文字列が指定枚数に達するまで繰返し読み出さ
れて各ラベルに印字される。
【0010】請求項2記載の発明によれば、上記入力手
段の表示部に、選択された識別コードに対応した文字列
入力画面が表示されるので、操作者は、そのまま入力操
作すればよいこととなる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、入力された
文字数に応じて文字サイズが自動的に設定される。
【0012】請求項4記載の発明によれば、入力文字が
複数行に亘るときは、文字サイズは、最多文字数を有す
る行に対して自動的に設定され、全行が同一の文字サイ
ズとなる。
【0013】
【実施例】先ず、本発明に係るラベル印字装置の構成に
ついて、図2乃至図5を用いて説明する。第2図は、そ
の側断面図、図3は装置内の概略構造を示す断面平面
図、図4はシートセンサの一例を示す構成図、図5は装
置の平面図である。
【0014】図において、ラベル印字装置20は上半部
21と下半部22とから構成され、その中間には印字の
ためのラベルシートRSの挿入出口及び給送路が形成さ
れている。23は装置の駆動、停止を行わすパワースイ
ッチである。なお、上半部21と下半部22とは別部材
で構成されたものでもよく、あるいは一体的に構成され
たものでもよい。また、本装置20は、携帯性を考慮し
て内蔵電池で駆動可能にされているが、商用電源からの
接続端子を設けて直流、交流兼用タイプとしてもよい。
【0015】装置20の上半部21適所には文字等が入
力可能なキーが多数配列されてなるキー入力部6が配置
され、隣接する適所には所定文字数、行数(本実施例で
は10文字、2行)を表示可能にした液晶パネルからな
る液晶表示部15が配設されている。なお、それ以上の
文字数、行数の入力が行われているときは、カーソルキ
ーにより画面が左右上下にスクロールするようになって
いる。
【0016】ラベルシートRSは装置前方の挿入口31
から給紙ローラ対32に当接する位置まで挿入可能にな
され、給紙ローラ対32、印字部33、排紙ローラ対3
4及び排紙口35を経て印字された状態で後方に排出さ
れるようになされている。この挿入口31は所定の幅寸
法を有し、使用の可能性のあるラベルシートRS及び後
述するように葉書サイズまでは少なくとも挿入可能に形
成されている。上記給送路には給紙ローラ対32及び排
紙ローラ対34とが配設され、シート送りモータ13に
より、不図示のギア系を介して連動駆動されるもので、
上記挿入口31にセットされたラベルシートRS等を所
定の定速度で後方の排紙口35へ給送するものである。
なお、給紙ローラ対32と排紙ローラ対34間の寸法
は、ラベルシートの給送方向の最小寸法のものに比して
小さく設定されており、シート給送の確実が図られてい
る。
【0017】上記挿入口31及び給送路部分には、その
一方側、例えば左側にガイド用の側壁36が形成されて
おり、ラベルシートRSはその左辺をこの側壁36にガ
イドされながら給送されるようにセットされる。7は、
給紙ローラ対32の給送路下流側で上記側壁36部に、
例えば上下面に発光素子71と受光素子72とが対構造
で配置されてなるフォトインターラプタ等のシートセン
サで、挿入、給送されたラベルシートRSの左辺が側壁
36に正確に一致しているかどうかを検出するものであ
る。すなわち、シートセンサ7は、その発光素子71と
受光素子72間に給送シートが介在して受光素子72が
発光素子71からの投光光を受光しなくなった時点で該
シートの左辺前端のコーナーを検出し、かつ受光素子7
2が受光しない状態が持続する間はラベルシートが発光
素子71と受光素子72間に介在していると見做して、
適正な給送状態にあると判断するようにしている。後述
するように、本装置20では、構成簡素化の点からラベ
ルシートRS上のラベル位置を直接検出するセンサを付
設せず、このラベルシートの左辺前端(左前のコーナ
ー)を基準に印字処理が実行されるようになっている。
【0018】また、給送路の略中央適所乃至は後方に配
設された印字部33は、ラベルシートの給送方向に対し
て直交する方向に往復動可能に配設された、例えば1文
字分が印字可能なドットアレイからなるサーマルヘッド
9、ヘッド支持台91、ガイドレール92、サーマルヘ
ッド9を一定速度で往復駆動するキャリッジモータ11
(図1参照)、キャリッジモータ11の回転によりサー
マルヘッド9を往復動方向に移動させる螺旋状軸19及
びこのサーマルヘッド9の往復駆動に連動して巻き取り
可能にされたリボンカセット40から構成されている。
なお、サーマルヘッド9の復動時における帰還速度を、
印字のための往動時に比してより高速に設定すれば、印
字速度の高速化が図れる。
【0019】サーマルヘッド9はキャリッジモータ11
が回転して、周面に螺旋溝が穿設された螺旋状軸19が
回動されると、一部が上記螺旋溝に係合、あるいは螺合
してなるヘッド支持台91が、ガイドレール92で回転
規制されているため作用力を受けて、このガイドレール
92に沿うようにして軸方向に移動可能な構造を有して
いる。このヘッド支持台91は、後述するヘッド駆動手
段10により、不図示の電磁ソレノイド等を介してサー
マルヘッド9を往動時、例えば印字動作の時のみ、対向
配置されているゴム性のプラテン37に当接させ、通常
状態ではこのプラテン37に対して離間した初期位置に
復帰させるように接離駆動される。この駆動はCPU1
からの制御信号に基づいて行わすこともできる。
【0020】なお、排紙口35の下方適所には水平方向
の支軸38が設けられ、これにより排紙口35の部分
を、図2の一点鎖線で示すように開閉可能にして、リボ
ンカセット40の交換、シート類のジャム処理等が作業
性良く行えるようにしてある。
【0021】リボンカセット40(図中、点線で示して
いる)は内部に繰出スプールと巻取スプールを備え、そ
の間にリボンが巻回されてなる公知の構造を有するとと
もに、巻取スプールにはピニオン41が取り付けられた
構成を有している。このリボンカセット40が装置20
の本体内に上記サーマルヘッド9と一体移動するように
装着された状態で、上記ピニオン41が、上記螺旋軸1
9に平行かつ隣接配置されたラック42上に近接配置さ
れる。そして、このピニオン41は、上記のように印字
動作時におけるヘッド支持台91の当接位置への移動に
連動してラック42と噛合するようになっており、該サ
ーマルヘッド9の印字しながらの往動、すなわち印字動
作に同期して巻取スプールが回転してリボンが巻き取ら
れ、リボンの不使用部分が順次繰り出されるようになっ
ている。なお、繰出スプールと巻取スプール間のリボン
はサーマルヘッド9と給送されるラベルシートRS間に
介在するように本体内に装着される。この結果、給送さ
れてきたラベルシートRSにサーマルヘッド9がリボン
を介して印字を行う。
【0022】上記キー入力部6は、図5に示すようにア
ルファベット等のキャラクターキーをはじめ、「SHI
FT」、「DEL」、「検索」、「確定」、「印刷」等
の各処理を行うファンクションキー及び四方に矢印が表
記されたカーソルキーが配設されている。各キーの内容
は、その頭部に表記されている。
【0023】次に、本発明に係るラベル印字装置の制御
ブロック図について、図1を用いて説明する。
【0024】本装置は、マイクロコンピュータを有し、
1は中央演算処理装置(以下、CPUという)、2は入
力文字列や処理途中の内容等を一旦記憶するRAM、3
は編集、印字等装置全体の作動を制御するプログラムが
書き込まれたプログラムメモリ部、仮名・漢字変換用の
辞書メモリ、所要の計算式若しくは変換テーブル及び後
述する表を備えてなるROMである。4、5は表示用、
印字用のキャラクタジェネレータで、それぞれ表示用、
印字用のドットパターンを発生するものである。また、
RAM2は内部に、入力バッファ、印字バッファ及びシ
フトレジスタ等を備えている。6はキー入力部、7は上
記シートセンサである。
【0025】CPU1には、ドットタイプのサーマルヘ
ッド9の前記接離駆動及び文字信号を出力するヘッド駆
動手段8、サーマルヘッド9を往復駆動させるキャリッ
ジモータ11の駆動を制御するキャリッジモータ駆動手
段10、給紙ローラ対32及び排紙ローラ対34を同期
駆動させるシート送りモータ11の駆動を制御するシー
ト送りモータ駆動手段12及び液晶表示部15を駆動さ
せる表示駆動手段14がそれぞれ接続されている。
【0026】そして、CPU1は、内部に枚数計数用の
カウンタやシート給送との同期を取るためのタイマを備
え、キー入力部6からの入力情報及びシートセンサ7か
らの検出信号を受けて、それぞれ所要の回路部に制御信
号を出力して、後述するように文字入力、編集処理の
他、ラベルシートの種類選択、表示制御、印字処理制御
を統括的に制御する。
【0027】また、CPU1はシートセンサ7からの検
出信号を監視しており、ラベルシートの左辺前端を検出
した信号が入力されたかどうかによりラベルシートRS
の挿入、給送が正確に行われているかどうかを判断する
とともに、検出信号発生時点からシート送りモータ11
の回転パルス、あるいは時間管理により給送中のラベル
シートの位置を間接的に計測している。
【0028】上記RAM2内の入力バッファはキー入力
部6から入力された文字列を、あるいは既に登録されて
いる文字ラベルを該RAM2内の文字ラベル記憶手段か
ら読み込んで、一旦蓄えるもので、後述する編集処理に
応じて記憶内容が変更しうるようになっている。なお、
ここで、文字ラベルとは、ラベル印字用として作成され
た、あるいは作成されている文字列をいう。
【0029】印字バッファは印字モードが指示された場
合に、印字すべき文字列を一時的に取り込むもので、印
字動作と連動して、印字の順に従ってシフトレジスタに
順次読み出すようになされている。上記シフトレジスタ
への読出時に、各文字はドットアレイに対応するように
展開されてヘッド駆動手段8に導かれ、ここでサーマル
ヘッド9の各ドットに対するハイレベル、ローレベルの
信号が生成される。ローレベル信号が印加されたドット
は非通電とされ、一方、ハイレベル信号が印加されたド
ットは通電されて、この時の発熱でリボンのインクをラ
ベルに転写するようにしている。
【0030】ROM3内には、上記したように文字サイ
ズの表と、ラベルシートの種類を指定するためのシート
ナンバーの表が予め記憶されている。
【0031】
【表1】
【0032】表1は文字サイズを表わすもので、SSサ
イズ〜3Lサイズまでのものを示している。この種のラ
ベル印字装置では、印字可能なラベルシートの種類は様
々であって数百にも及び、そこに印字したい文字サイズ
も多数要求される。そこで、文字サイズとして正方形の
もの以外に横長文字、縦長文字も指定可能にしている。
このように、サイズ区分の記号を用いて文字サイズを選
択可能にすることで、選択作業を容易にしている。ま
た、本発明では、後述するように入力文字列によって、
自動的に文字サイズが計算され、設定されるようにして
いる。
【0033】この文字サイズの自動設定は、文字入力画
面で入力された文字列に応じて自動的にラベル内に好適
に印字可能なように文字の大きさを設定するものであ
る。これにより、通常、文字サイズ設定画面でその都度
文字サイズを設定する必要がなくなる。すなわち、CP
U1は選択されているシートナンバーのラベル横寸法と
入力文字列及び下記カット寸法を考慮して、印字される
ラベル内に上記文字列が好適に納まるように文字サイズ
を計算する。なお、計算式は、上記したように予めRO
M3に記憶されており、あるいは計算結果を記憶した変
換テーブルを利用するようにしてもよい。この計算は、
文字が入力される毎に行われ、例えば1文字の入力が行
われると、この時点で文字サイズが計算される。この
後、入力文字数が増大するに従って順次計算が繰り返さ
れ、次々と小さい文字サイズに設定される。逆に文字の
消去が行われると、それに応じてより大きい文字サイズ
に計算し直される。各行毎に文字数が異なる場合、各行
毎に文字サイズが異なることとなるが、見栄えが良くな
く、かつ読みづらいことから、文字ラベル内では全ての
行で同一の文字サイズが設定されるようにしている。す
なわち、計算された各行の文字サイズの内から最小の文
字サイズが設定される。文字サイズは、文字数に応じて
多数のものが考えられるが、本実施例では、上記計算結
果に基づいて前記表1に最も近い文字サイズが選定され
るようにしている。また、上記文字サイズの設定は、行
方向に対しても、すなわちラベルの縦寸法、行ピッチと
の関係を考慮して行われる。
【0034】なお、文字サイズが、表1に示すSサイズ
から極めて小さいSSサイズに切り換わる場合には、い
きなり切り換えるのではなく、SSサイズの横長文字に
切り換わるようにしている。また、文字サイズは、予
め、あるいは必要に応じてマニュアル設定することもで
きるようになっている。
【0035】また、ラベルシートの種類は、通常の四角
ラベル、ライン入りラベル、タックインデックスラベ
ル、ボックスラベル、カセットラベル等種々のものが有
り、しかもラベルシート上での貼付け位置も種々あり、
それぞれ規格化されているものである。
【0036】図6は、ラベルシートとラベルの一例を示
すもので、ラベルシートRS上に同一寸法を有するラベ
ルR1,R2,……が一定間隔を隔てて規則的に貼付られ
ている。なお、ラベルシートRS上のラベルの位置は列
方向に1,2,3……と、行方向にA,B,C……のよ
うに指定される。
【0037】シートナンバーは1文字、あるいは2文字
(数字含む)の識別コードを用いて選択可能にされてお
り、これにより選択作業を容易にしている。本実施例に
おけるシートナンバーを記憶した表(不図示)は、ラベ
ル寸法で表わされており、これは、シートセンサ7が検
出するラベルシートの左辺前端のコーナー位置を基準に
した寸法等で記憶されている。寸法の種類は、ラベルシ
ートの縦横寸法、ラベルの形状、ラベルの縦横寸法、ラ
ベルの縦横間隔及び1枚のシート上のラベル枚数等か
ら、ラベルシート上でのラベル位置を特定するに必要な
データが採用されている。なお、上記の各寸法等に代え
て、ラベルシートの左辺前端を基準とした印字開始点の
位置データのみを持たせるようにすれば、メモリ容量を
軽減することもできる。また、寸法は、通常、ミリメー
トル(mm)単位で指定されるが、本実施例ではこの寸
法をコード化するようにしてメモリ容量の軽減を図って
いる。そして、後述するように、CPU1は指定された
シートナンバー(識別コード)の記憶寸法データを元に
印字位置、すなわちラベル位置を計算するようにしてい
る。
【0038】また、このシートナンバーを記憶した表に
はカット寸法というものを含めている。このカット寸法
は、ラベルの周縁部分に印字しない余白の寸法を規定す
るものである。これは、第1に、本実施例はラベル位置
を実測して印字する方式を採用せず、ラベルシートの上
記コーナー位置を基準に全て位置制御する簡便方式を採
用しているため、給紙ローラ対32等によるシートのわ
ずかな給送ずれに対しても確実にラベル内への印字を実
現させるためであり、第2に、ラベル寸法を実際のもの
に比して多少小さ目に記憶させておけば同様の効果が得
られるが、そうすると(画面上の)イメージ文字と実際
の印字文字の大きさが一致しなくなるという不具合を考
慮したものである。
【0039】液晶表示部15は入力されたり、あるいは
編集後の文字列を、また文字ラベル記憶手段から読み込
まれた文字ラベル、その他それぞれの選択画面を表示す
るものである。
【0040】ここで、各キーについて説明する。カーソ
ルキーは液晶表示部15上でカーソル位置を変更する際
に用いられ、表示された矢印マーク部分の押下に対応し
てカーソルが上下左右に移動するようになっている。
【0041】「SHIFT」キーは、アルファベットキ
ーの頭部上段に表記された各種機能を指定する場合に用
いられるもので、押下状態で、あるいは押下後に続いて
アルファベットのキーを押すことにより、当該キーの持
つ機能が指定し得るようになっている。また、この「S
HIFT」キーは、続いてカーソルキーの上下一方が押
下されると、表示中の文字ラベルをその前後の文字ラベ
ルに切り換えるようになっている。なお、文字ラベルが
ない場合には、新たな未入力の文字ラベルの先頭位置に
移動するようになっている。「検索」キーはひらがな入
力された文字を漢字変換し、その漢字を検索し、選択す
るためのものである。すなわち、かな入力後に、「検
索」キーを押下すると、そのかなを漢字変換した検索文
字が表示画面の下行に表示され、カーソルが自動的に下
行に移動する。そして、カーソルを使って検索文字を選
択し、「確定」キー押下する。数字記号も必要に応じて
検索することができる。但し、ひらがなについては、
「確定」キーを押下することで、そのかなが確定される
こととなる。「DEL」キーはカーソル位置の文字を消
去するものである。また、カーソルが表示画面の右端に
あるときは右側の文字から順次消去することができる、
いわゆるバックスペース機能も備えている。更に、選択
画面が表示されているときは、その画面を前画面に戻す
ことができるようになっている。また、「確定」キー
は、上記の文字確定の他、メニュー画面内の選択項目の
設定や選択を確定する場合にも使用される。「印刷」キ
ーは、ラベルシートや葉書等への印字を指定するもので
ある。なお、「SHIFT」+「F」キーの操作によ
り、作成文字ラベルの登録が指定される。
【0042】次に、本ラベル印字装置における文字入力
及び印字のための各動作について説明する。先ず、図9
のフローチャートを用いて開始画面に対する基本手順を
説明する。
【0043】パワースイッチ23をオンにすると(#
2)、先ずRAM2の初期化、印字部33の初期位置へ
のセット等ハード構成の初期化と内蔵蓄電池のバッテリ
チェックが行われる(#4)。
【0044】液晶表示部15の画面には初期画面が表示
され、「ラベル作成」と「住所録」の選択メニューが表
示される(#6)。カーソルキーを移動させて所望の項
目位置にセットして、「確定」キーを押下すると、次の
作業画面に切り換わる。CPU1は上記項目のいずれが
選択指定されたかを判断し(#8)、「ラベル作成」が
選択されれば、必要な初期化を実行させる(#10)。
この間、画面には、「しばらくお待ち下さい」等のメッ
セージが表示される。一方、「住所録」が選択されれ
ば、氏名、電話番号、住所等の登録、変更、検索の作業
画面に切り換わる(#10)。
【0045】「ラベル作成」が選択され、上記初期化が
終了すると、画面に、「新規作成」と「継続」の選択メ
ニューが表示される(#12)。CPU1は上記項目の
いずれが選択指定されたかを判断し(#16)、「継
続」が選択されれば、画面上に前回作業における内容を
表示する(#18)。ここでは、直前に文字ラベルが作
成されていたのであれば、シートナンバー等を表示し、
葉書であればその旨を表示する。そして、「確定」キー
を押下することにより(#20)、引き続き前回の作業
画面に切り換わり、文字入力の受付を可能にする(#2
2)。このように、前回の作業内容を保存可能にしてお
くことにより、一旦中断した作業の再開を容易に行える
ようにしている。
【0046】一方、「新規作成」が選択されると(#1
6でYES)、新たな文字ラベルを作成すべく、ラベル
シートの指定画面に切り換わる(#24)。所望するシ
ートナンバーが入力されると(#26でYES)、入力
シートナンバーがROM3内の表に存在するかどうかが
判断される(#28)。シートナンバーが存在すれば、
画面は文字入力画面に切り換わり(#30)、存在しな
ければ、例えば「このシートナンバーは登録されていま
せん」等のメッセージが表示され、正しいナンバーの入
力を促すようにしている。
【0047】一方、登録されているシートナンバーが分
からない場合には、入力せずに「確定」キーを押下する
と(#26,#32共にNO,#34でYES)、ファ
イルの読み込み画面に切り換わる(#36)。そして、
ここで、読み込みたい文字ラベルを選択すれば、その文
字ラベルが画面に表示されるとともにそのシートナンバ
ーが併記表示される。
【0048】また、#24の画面で、「葉書」が選択さ
れると(#32でYES)、「文章の方向指定」の画面
に切り換わり、指定して、「確定」キーを押下すると、
通常の文字入力画面に切り換わる(#38)。なお、#
22,#30,#36及び#38の後の、文字入力方法
は通常のワードプロセッサーとほとんど同様であるの
で、特に説明しない。
【0049】次に、文字ラベルの作成について説明す
る。図7はタックインデックスラベルに文字を印字した
状態を示すもので、図(a)はタックインデックスラベ
ル、図(b)〜(g)は印字態様(フォーマット)で、
それぞれが選択可能になされている。
【0050】これは、識別コードたるシートナンバーに
よってタックインデックスラベルが指定されると、選択
画面が読み出され、上記図(b)〜(g)の6つの印字
態様に対応する選択メニューが表示される。そして、希
望する印字形態を指定して、「確定」キーを押下する
と、指定印字形態での文字入力画面に切り換わり、文字
入力が可能となる。
【0051】指定された文字ラベルがカセットラベルで
あるときは、画面上には、「タイトル作成」と「A面作
成」及び「B面作成」がメニューとして表示される。夫
々を選択指定して、「確定」キーを押下すると、対応し
た文字入力画面に切り換わる。指定された文字ラベルが
ボックスラベルであるときは、通常の文字入力と同様に
入力しうるようになっている。但し、1枚のラベル入力
のみで、表示及び印字は自動的に3箇所に同一文字を表
示、印字するようになされているとともに、3箇所に印
字された印字ラベルを1ラベルとして枚数計算する。
【0052】また、例えば「SHIFT」+「V」の順
でキーを押下することにより、縦書き、横書きの選択が
行えるようになっている。ラベル印字は、その用途及び
携帯性から、通常のA4サイズの如き大用紙を挿入可能
な寸法に設計されておらず、狭い面に印字を行うもので
あることから、挿入シートを、適宜縦横向きに自在に、
すなわち挿入可能な寸法の方向に向けて挿入可能にし、
これに応じて印字を縦、横書きに変更可能にしたもので
ある。そして、この縦書きに応じて印字文字自体も、9
0°回転させる必要があるが、通常の装置では左回転で
あることから、そのままでは、印字結果が図8(a)に
示すように、文字の並びが逆になってしまう。そこで、
例えば「SHIFT」+「スペース」の順でキーを押下
することにより、文字の回転要否の選択画面を表示さ
せ、ここで文字回転の「要」を指定すると、次画面で右
回転と左回転の選択メニューが表示される。そして、こ
こで文字の回転方向が選択でき、右回転が指定される
と、図8(b)に示すように、正常な並びに印字させる
ことができる。
【0053】なお、本装置の液晶表示部15は表示画面
が小さいため、印字同様に文字を回転した状態で表示す
ると、極めて読みにくい。そこで、表示用キャラクタジ
ェネレータ5には正立した状態で表示するようにし、か
つこの場合にはラベルシートの挿入方向も併記表示して
誤挿入しないようにしている。
【0054】次に、印字部数の設定及び剥がれているラ
ベルのスキップ処理について説明する。印字操作の手順
途中で、印字枚数の設定を行う印字枚数設定画面が表示
され、ここで枚数指定を、例えば10枚というように数
字入力で指定できるようになっている。一方、ラベルシ
ート上のラベルは手書きでも使用されるため、印字しよ
うとするラベルシート上のラベルが所々既に使用されて
いる場合がある。そこで、本装置では、上記枚数指定の
次画面において、前述したラベルの位置指定データであ
る、1,2,3,……及びA,B,C……を用いて印字
禁止のラベル位置を指定できるようにしている。そし
て、印字禁止のラベル位置に対しては枚数カウントしな
いようにして、正確に指定枚数のラベルが得られるよう
にしている。なお、ラベル位置の指定方法は上記1,
2,3,……及びA,B,C……を用いることなく、他
の指定方法を採用してもよい。
【0055】続いて、「印刷」キーオンから印字終了ま
での動作について図10のフローチャートを用いて説明
する。
【0056】文字入力が終了して、あるいは登録されて
いる文字ラベルの読み込みの後、「印刷」キーが押下さ
れ(#50)、更に「確定」キーが押下されると、印字
モードに移行する。先ず、印字枚数指定のための画面が
表示され(#52)、例えば1〜99までの枚数を示す
数値の入力を受け付ける。数値が入力されると(#5
4)、次に印字開始ラベルの位置指定のための画面に切
り換わる(#56)。通常は、A行1列目から指定され
るが、所望のラベル位置から指定することができる(#
58)。位置指定が行われると、続いてスキップラベル
選択画面に切り換わる(#60)。スキップラベルが有
る場合には、「有り」が選択され(#62)、次いでス
キップラベル位置指定画面に切り換わり(#64)、こ
こで該当するスキップラベル位置の入力が行われる(#
66)。一方、スキップラベル無しの場合は、そのまま
#68に移行する。#68では、印字対象物が葉書かど
うかの選択画面が表示され、ラベルシートであれば、シ
ートナンバー指定画面に切り換わる(#70)。本装置
は構成簡素化の点から上記シートセンサ7以外のセンサ
を設けていない。そこで、印字指定が行われると、画面
に指定したシートナンバーを表示するようにして正しい
ラベルシートの挿入を促している。
【0057】葉書が指定されたときは、「横に挿入して
下さい」とか「縦に挿入して下さい」との方向指示の画
面が表示される(#72)。この後、「確定」キーが押
下されると(#74でYES)、挿入口31にセットさ
れたラベルシートが給紙ローラ対32の駆動開始により
給送開始される(#76)。この後、CPU1はシート
センサ7からのシート検出信号を待ち(#78)、一定
時間経過、すなわち給送シートがセット位置からシート
センサ7の位置に給送されるに要する充分な時間を経過
しても検出信号が受信されないときは、ラベルシートが
適正にセットされていないか、あるいは給送ずれを生じ
たものと判断して、給紙ローラ対32を逆回転方向に駆
動させ(#80)、ラベルシートを挿入口31に逆戻し
するとともに、再挿入指示画面を表示して(#82)、
再セットを促す。再挿入指示は、「誤挿入」である旨の
メッセージを画面に表示するものでもよい。このように
して、常にシートの適正なセットを促すようにしてい
る。
【0058】ラベルシートの左辺先端がシートセンサ7
で検出されると(#78でYES)、画面は印刷中であ
る旨を指示する表示に切り換わる(#84)。そして、
印字すべき最初のラベル位置に達すると、サーマルヘッ
ド9が該当するラベルの左位置に移動し、印字バッフ
ァ、シフトレジスタを介してヘッド駆動手段8に導かれ
た展開後の文字信号がサーマルヘッド9から出力され、
リボンのインクをラベル上に転写することにより1文字
ずつの印字が行われる(#86)。サーマルヘッド9は
1文字の印字が終了すると次の文字位置に移動して1ラ
ベルに印字すべき文字数分だけの印字を行う。そして、
1ラベルへの印字が終了すると、次に指定されている、
すなわち印字禁止されていないラベルの左位置に移動さ
れ、上記と同様にして同一文字列の印字を行う。サーマ
ルヘッド9は指定枚数の印字が終了すると、初期位置に
戻され、印字動作を終了する。なお、ラベルがラベルシ
ート上で給送方向に直角な方向に並列に存在するもので
あって、各ラベルに少なくとも2行分の印字を行うとき
は、各ラベルに対して1行ずつの印字が行われる。この
場合、シート送りモータ11を逆転制御することによ
り、各ラベル単位での印字を可能にすることもできる。
【0059】印字枚数が1枚のラベルシートで足らない
ときは(#88でNO)、次のラベルシートが挿入され
ることにより、「確定」キーの押下に従って前記と同様
の印字処理が実行される。そして、設定された印字枚数
の印字が終了すると(#88でYES)、画面は印字中
から初期設定画面に復帰し(#90)、ラベル作成等の
ための操作へ移行可能にされる。
【0060】なお、本装置は、作成した文字ラベルを装
置本体内の文字ラベル記憶手段に、あるいは外付けの記
憶媒体(フロッピーディスク等)に保存すべく登録機能
を備えている。この登録の方法として、通常のラベル別
登録の他に、一括登録方式を採用している。この一括登
録は、常に文字内容の異なる複数の文字ラベルを1セッ
トとして利用(印字)する場合に好適なもので、同時に
作成した複数の文字ラベルを1つのファイルとして一度
に登録できるものである。このとき各文字ラベルに対し
て設定されたフォーマットや印字枚数等も同時に登録さ
れる。そして、この文字ラベルを印字する際に、前回と
異なる枚数を印字するような場合には、各文字ラベルに
対して印字枚数の数値を入力し直すだけで、印字枚数の
変更が可能となる。この場合、印字不要の文字ラベルに
は、数値0を入力してやれば、当該文字ラベルの印字が
スキップされる。このようにすることで、印字不要な文
字ラベル自体の消去作業を不要とし、かつ一括登録内容
をそのまま保存可能にし、しかも一括登録内の文字ラベ
ルの印字指定操作を簡素化している。
【0061】また、本実施例では、単票紙のラベルシー
トを用いて説明したが、ロール紙に規則的にラベルが貼
付られているタイプのものにも適用することができる。
また、印字ヘッドはサーマルヘッドに限定されず、本発
明の趣旨の範囲で種々のタイプのものを用いることがで
きる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、印字すべき文字列を、
識別コードコードにより指定されるラベルの形状及び配
置情報を用いてラベルシート上に配置されたラベル位置
毎に、指定枚数に達するまで繰返し読み出されて印字す
る構成としたので、種々の種類のラベルに対しても、ラ
ベルシート上に貼付られた多数のラベルの所要枚数分に
正確に印字させることができる。
【0063】また、上記入力手段の表示部に、選択され
た識別コードに対応した文字列入力画面を表示させるこ
とにより、入力操作が容易となる。
【0064】また、入力された文字数に応じて文字サイ
ズを自動的に設定するので、操作性が高い装置を提供で
きる。
【0065】また、入力文字が複数行に亘るときは、文
字サイズとして、最多文字数を有する行に対して設定さ
れたサイズを設定することとしたので、全行に対して統
一かつ見栄えの良いラベルが作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル印字装置の制御ブロック図
である。
【図2】本発明に係るラベル印字装置の側断面図であ
る。
【図3】本発明に係るラベル印字装置内の概略構造を示
す断面平面図である。
【図4】シートセンサの一例を示す構成図である。
【図5】本発明に係るラベル印字装置の平面図である。
【図6】ラベルシートとラベルの関係の一例を示す平面
図である。
【図7】タックインデックスラベルに文字を印字した状
態を示す図で、図(a)はタックインデックスラベル、
図(b)〜(g)はそれぞれの印字態様を示すものであ
る。
【図8】縦書きで回転文字の印字状態を示す図で、図
(a)は文字の並びが逆になっている状態、図(b)は
正常な並びになっている状態である。
【図9】開始画面に対する基本手順を説明するフローチ
ャートである。
【図10】「印刷」キーオンから印字終了までの動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 印字用キャラクタジェネレータ 5 表示用キャラクタジェネレータ 6 キー入力部 7 シートセンサ 71 発光素子 72 受光素子 8 ヘッド駆動手段 9 サーマルヘッド 91 ヘッド支持台 92 ガイドレール 10 キャリッジモータ駆動手段 11 キャリッジモータ 12 シート送りモータ駆動手段 13 シート送りモータ 14 表示駆動手段 15 液晶表示部 19 螺旋状軸 20 ラベル印字装置 21 上半部 22 下半部 23 パワースイッチ 31 挿入口 32 給送ローラ対 33 印字部 34 排紙ローラ対 35 排紙口 36 側壁 37 プラテン 38 支軸 40 リボンカセット 41 ピニオン 42 ラック RS ラベルシート R1,R2 ラベル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−175722(JP,A) 特開 昭63−282833(JP,A) 特開 平4−7733(JP,A) 特開 昭62−158072(JP,A) 特開 平4−33871(JP,A) 実開 昭57−138658(JP,U) 実開 昭63−182168(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字列をラベル上に印字する
    ラベル印字装置において、ラベルシート上に配置された
    ラベルの形状及び配置のラベル情報を識別コードと関連
    付けて記憶するラベル情報記憶手段と、上記識別コード
    指定手段と、指定された識別コードのラベルに対応させ
    て文字列の入力を行う入力手段と、入力された文字列を
    識別コードと対応して記憶する文字列記憶手段と、印字
    枚数を指定する手段と、文字列の印字を行う印字手段
    と、上記文字列記憶手段からの上記文字列を、指定され
    た識別コードのラベル情報を用いてラベルシート上の各
    ラベルに前記指定枚数に達するまで繰返し読み出して印
    字する印字制御手段とを備えたことを特徴とするラベル
    印字装置。
  2. 【請求項2】 上記入力手段は、表示部を有し、上記表
    示部は、選択された識別コードに対応した文字列入力画
    面を表示するものであることを特徴とする請求項1記載
    のラベル印字装置
  3. 【請求項3】 上記入力手段は、入力された文字数に応
    じて文字サイズを設定するようになされていることを特
    徴とする請求項1記載のラベル印字装置
  4. 【請求項4】 入力文字が複数行に亘るときは、文字サ
    イズは、最多文字数を有する行に対して設定されたもの
    となることを特徴とする請求項3記載のラベル印字装
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DE69329666T DE69329666T2 (de) 1992-03-11 1993-03-10 Gerät zum Drucken von Etiketten und Textverarbeitungssystem
EP93103884A EP0574657B1 (en) 1992-03-11 1993-03-10 Label printing apparatus and wordprocessor
DE69328796T DE69328796T2 (de) 1992-03-11 1993-03-10 Textverarbeitungsgerät
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JPH077332B2 (ja) * 1985-01-30 1995-01-30 シャープ株式会社 ラベル印字機能付き文書処理装置

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