JP2689248B2 - 文字印字装置 - Google Patents

文字印字装置

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JP2689248B2
JP2689248B2 JP62096847A JP9684787A JP2689248B2 JP 2689248 B2 JP2689248 B2 JP 2689248B2 JP 62096847 A JP62096847 A JP 62096847A JP 9684787 A JP9684787 A JP 9684787A JP 2689248 B2 JP2689248 B2 JP 2689248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、例えばキー入力操作により作成した文章等
のキャラクタデータを、装置本体を移動させることで副
走査を得、記録紙上に印字する文字印字装置に関する。 [従来技術とその問題点] 従来、キー入力により文章等を作成し、これを印字し
て文書として得る装置としては、タイプライタやワード
プロセッサ等が多用されている。このタイプライタやワ
ードプロセッサにおいては、通常、予め定められたサイ
ズ(A4,B5等)の記録紙を装置内に組込まれたプリンタ
部のローラに巻付けてセットし、これにインク・リボン
等を介して文字を転写させることで作成文書の印字を行
なっている。 しかしながら、上記のような文書作成装置では、例え
ば文字の印字位置を記録紙上で移動させるためのローラ
の回転機構、あるいは印字ヘッドのスライド機構等が必
要となり、プリンタ等が大型化するため、装置本体の小
型化が図り難いという問題がある。また、上記本体内に
プリンタ部が組込まれた文書作成装置では、例えば綴じ
たノートや規定サイズ以上の記録紙には作成文書を印字
することができない。 そこで、手動により装置本体を移動させることで印字
を行なう小型の印字装置も考えられているが、印字出力
位置、つまり印字ヘッドの配置位置そのものは装置本体
ケースに多少隠される状態となるため、被印字データの
印字が終了した場合でも、オペレータがその記録紙上に
印字出力された最終印字データを確認するまでは、装置
本体を移動操作し続ける恐れがある。このため、しばし
ば余分な印字動作が行なわれることがあり、例えばイン
ク・リボンを使用しての熱転写式の印字手段を採用した
場合には、インク・リボンを無駄に消費してしまう等の
問題が生じる。 [発明の目的] 本発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
例えば綴じたノートや規定サイズ以上の記録紙に対して
も印字することができ、しかも被印字データの印字出力
終了時点を明確に知ることが可能となり、インクリボン
の無駄な消費をなくすることが可能となる文字印字装置
を提供することを目的とする。 [発明の要点] すなわち本発明に係わる文字印字装置は、文字及び記
号等のキャラクタデータを入力する入力手段と、この入
力手段から入力されたキャラクタデータを記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶されたキャラクタデータに
基づいてキャラクタパターンデータを作成し、このキャ
ラクタパターンデータを装置本体を移動させることによ
り記録紙上に印字する印字手段と、この印字手段による
前記記憶手段に記憶されたキャラクタデータの印字が終
了したことを判断する判断手段と、この判断手段の判断
に応じて警報を発生する制御手段とを具備したことを特
徴とする。 [発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は本発明を実施した印字装置の外観構成を示す
もので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる
程度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側面
には、モード切換えスイッチ11が設けられる。このモー
ド切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及びワープ
ロモード(文書作成モード)WP、プリントモード(印字
モード)PRの切換を行なうもので、ワープロモードWP又
はプリントモードPRを指定した際に電源がオンされる。
一方、装置本体10の前面には、キー入力部12及び表示部
13が設けられる。キー入力部12には、文字・記号入力キ
ー14、機能キー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キ
ー17、次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリント
キー20が配置される。ここで、上記表示部13は、例えば
上下2行の全16文字表示とする。また、装置本体10の下
面には、例えば1ライン48ドットのライン型のサーマル
ヘッドが、そのライン方向を装置本体10の幅方向に向け
て備えた印字ヘッド部HAが設けられる。 上記文字・記号入力キー14は、作成文書のかな入力、
あるいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入力
するのに使用されるもので、機能キー15には、例えば、
文書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文書上
の移動指定範囲を区切る実行キー15aを始めとして、挿
入、削除、シフトキー等、上記文字・記号入力キー14に
よる文書作成・印字に必要な様々な機能を指定するキー
が配置される。そして、この文字・記号入力キー14及び
機能キー15による入力文字及び記号は、順次、上記表示
部13にて表示される。カーソルキー16は、表示部13上に
記号入力文書や記号と共に表示されるカーソルkを左右
方向へ移動させるもので、このカーソルの移動により入
力位置の指定、機能範囲の指定等を行なう。かな/漢字
変換キー17は、上記文字・記号入力キー14によりかな入
力した作成文書を、定形句,熟語,単漢字毎にかな→漢
字変換するのに使用されるもので、この際、変換先の漢
字は被変換かな文書と共に表示部13上に所定数表示さ
れ、次候補キー18を操作することでその他多数の同音異
義語が代わる代わる表示される。このかな/漢字変換に
より変換したい漢字が表示部13上に表示された場合に
は、対応する漢字選択キー19a〜19fにより所望の漢字を
選択指定する。 つまり、モード切換スイッチ11によりワープロモード
WPを指定し、上記文字・記号のキー入力操作、及びかな
/漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所望の
文書が作成される。そして、キー入力作成された文書を
プリントする場合には、モード切換スイッチ11によりプ
リントモードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書
のプリントが行なわれる。この場合、例えば全作成文書
の印字出力が終了した場合には、被印字文書データが無
くなったことが装置本体10内の電子回路で検知されブザ
ーが鳴らされる。 第2図は上記印字装置内に構成されるプリント部21を
示すもので、同図において、22はインク・リボン・カセ
ットであり、このカセット22はプリント部21を中心とす
る装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形状に構成
される。インク・リボン・カセット22には、2本のリボ
ンスプール23a,23bが設けられ、それぞれが熱転写イン
ク・リボン24の繰出しスプール,巻取りスプールとな
る。熱転写インク・リボン24は、そのリボン・カセット
22の下端部においてヘッド設置用切り欠き25から一部範
囲露出してセットされる。上記プリント部21の印字ヘッ
ド部HAには、リボン装填用切り欠き26が形成され、この
切り欠き26の中央部には、そのヘッド面を装置本体10の
下面からやや突出されてサーマルヘッド27が配置され
る。このサーマルヘッド27は、ヘッド取付け部材28に立
設されるスライドステー28a,28bにより微少上下動可能
にして設けられ、このステー28a,28bに一体的に巻回さ
れるばねの作用により常時下方向への印字圧力が保持さ
れる。さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置
本体10の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26の両
側に大小2つの開口29,30が形成され、そのそれぞれに
ゴムローラ31,32が配置される。このゴムローラ31,32
は、プリント操作の際に装置本体10を矢印Xで示す方向
に移動させると、前記記録紙Aに接して回転するもの
で、一方のゴムローラ31には、その側部に同軸的に歯車
33が固着される。この歯車33は、ゴムローラ31より小径
に形成され、歯車34,35a,35bを介して巻取り歯車36に連
結される。この巻取り歯車36には、同軸上にリボン巻取
り軸37が立設され、この巻取り軸37の基部には、上記巻
取り歯車36に圧接するストッパアーム38が取付けられ
る。このストッパアーム38は、巻取り歯車36との圧接力
により、歯車36の回転する方向に回動するもので、アー
ム38の先端には、巻取り歯車36に歯合するストッパギア
39が設けられる。また、巻取り軸36の巻取り回転方向に
対応するアーム38の回動方向には、アームストッパ40が
設けられる。ここで、巻取り歯車36がリボン巻取り方向
(正転)に回転した場合には、ストッパアーム38はアー
ムストッパ40まで回動して止まり、また、逆方向に回転
した場合には、上記アーム38はその先端のストッパギア
39が歯車35bに歯合するまで回動して止まる。つまり、
上記歯車35b,36、ストッパアーム38、ストッパギア39、
アームストッパ40により、逆転阻止機構が構成されるこ
とになる。 一方、上記歯車35aには、エンコーダディスク41が連
結される。ここで、ゴムローラ31の回転は上記リボン巻
取り軸37及びエンコーダディスク41に伝わる構成とな
る。このエンコーダディスク41には、複数のスリット41
a,41b,…が一定間隔を保って放射状に形成され、このエ
ンコーダディスク41のスリット形成部を間に介して相対
向する2箇所位置に、それぞれ隣接してLED42a,42b及び
フォトセンサ43a,43bが配置される。この場合、LED42a,
42bからの投射光は、エンコーダディスク41のスリット4
1a,41b,…を通ってフォトセンサ43a,43bに入射するもの
で、装置本体10のX方向への移動によりエンコーダディ
スク41が正転すると、フォトセンサ43a→43bの順で、ま
た逆転すると43b→43aの順で、各対応するLED42a,42bか
らの投射光が入射する。つまり、エンコーダディスク4
1、LED42a,42b、フォトセンサ43a,43b等によりエンコー
ダ44が構成される。そして、このプリント部21に対して
は、リボン巻取り軸37を支持軸としてインク・リボン・
カセット22が装着される。この場合、リボン・カセット
22の下端部の一部範囲で露出する熱転写インク・リボン
24は、装置本体10のリボン装填用切り欠き26に配置され
たサーマルヘッド27のヘッド面に当接してセットされ
る。ここで、装置本体10の裏蓋10aは、ヒンジ10bによっ
て開閉可能に構成されており、インク・リボン・カセッ
ト22の交換操作、内部の点検等が容易に実施できるよう
になっている。一方、プリント部21と装置本体10の前面
パネルとの間には、回路基板45が配置され、前記第1図
におけるキー及びスイッチ群、また上記プリント部21の
エンコーダ44やサーマルヘッド27が接続される。 第3図は上記回路基板45上に形成される電子回路の構
成を示すもので、同図において51は制御部であり、この
制御部51には、モード切換スイッチ11からのモード切換
信号を始めとして、キー入力部12からの各種キー入力操
作信号、及びエンコーダ44からの装置本体10の移動量に
応じたパルス信号、つまり、移動量検出信号が入力され
る。そして、制御部51は、上記モード切換スイッチ11及
びキー入力部12からの各種キー操作信号に応じて変換デ
ータ(キー入力データ)記憶部52、表示用RAM53、かな
/漢字変換部54、候補漢字記憶部55、文章データ記憶部
56、サーマルヘッド駆動回路57等を制御する。変換デー
タ記憶部52は、キー入力部12から文字・記号入力キー14
及び機能キー15の操作により入力される「かな」及び
「記号」等の文字記号データを順次記憶するもので、こ
の変換データ記憶部52に入力されるキー入力文字記号デ
ータは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用RA
M53を介して表示部13にて表示される。かな/漢字変換
部54は、キー入力部12のかな/漢字変換キー17の操作に
応じ制御部51から変換信号が出力されると、上記変換デ
ータ記憶部52に記憶されたキー入力文字記号データの中
の「かな」文字に対応する漢字検索を行なうもので、こ
の際、漢字は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検
索された漢字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢
字記憶部55から読出され表示部13で表示される。ここ
で、上記かな/漢字変換部54にて検索された漢字が同音
異義語あるいは同音異字語が複数存在する場合であっ
て、表示部13による表示限度個数分(例えば下行分8文
字)以上ある場合には、キー入力部12の次候補キー18の
操作により制御部51から次候補信号が入力されることで
その他の未表示分の候補漢字が読出され順次入替わり表
示される。この候補漢字記憶部55に、キー入力部12の漢
字選択キー19a〜19fの操作による制御部51からの選択信
号が入力されると、その選択漢字データが文章データ記
憶部56に出力される。一方、上記変換データ記憶部52で
記憶されたキー入力データのうち、漢字変換を必要とし
ない文字記号データも、上記文章データ記憶部56に転送
され記憶される。すなわち、文章データ記憶部56は、キ
ー入力部12の操作により作成された文書情報を、かな/
漢字変換された漢字、無変換のかな、カタカナ、記号及
び外字よりなる文書キャラクタデータとして記憶する。 そして、上記文章データ記憶部56に記憶された文書デ
ータの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示
用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53を介して
表示部13に出力され表示されると共に、印字用キャラク
タジェネレータ59を介して実際のキャラクタパターンに
変換され印字データ記憶部60に転送される。そして、こ
の印字データ記憶部60でドットパターン化して記憶され
た文書データがサーマルヘッド駆動回路57に出力され
る。サーマルヘッド駆動回路57には、制御部51からプリ
ントモード信号及びプリントキー信号が出力された際に
エンコーダ44からのエンコーダパルスが入力され、この
エンコーダパルスに同期して印字データ記憶部60から入
力されるキャラクタデータを1ライン毎にサーマルヘッ
ド27に転送する。この場合、サーマルヘッド27により印
字品質は、例えば24×24ドット(全角)であるので、上
記1ラインとは1キャラクタの1/24ラインを意味する。 ここで、上記エンコーダ44において、エンコーダディ
スク41の正転によりそのエンコーダパルスが第2図にお
けるフォトセンサ43a→43bの順で受光されると、フォト
センサ43aで受光したエンコーダパルスが出力され、ま
た、エンコーダディスク41の逆転によりエンコーダパル
スがフォトセンサ43b→43aの順で受光されると、エンコ
ーダパルスは出力さなくなる。つまり、エンコーダディ
スク41が逆転すると、プリントモードPRの設定時におい
ても、サーマルヘッド27は駆動されないことになる。 また、制御部51には比較機能を備えた演算部61が接続
され、この演算部61には、印字ライン数レジスタ62が接
続される。演算部61は、上記文章データ記憶部56に記憶
される被印字文書データが印字用キャラクタジェネレー
タ59にてドットパターンに変換され印字データ記憶部60
に転送される際に、その転送キャラクタパターンの1文
字毎の文字サイズに対応する印字ライン数を求め、上記
印字ライン数レジスタ63に加算セットするもので、この
印字ライン数レジスタ62に対する被印字文書データ1文
字毎のライン数加算時には、同時にその文字間桁ピッチ
に対応するライン数も加算される。つまり、印字ライン
数カウンタ62には、最終的に、被印字文書データの先頭
から終わりまでの総印字ライン数がセットされることに
なる。 一方、上記演算部61には、被印字文書データの印字出
力時において、エンコーダパルスによりカウントアップ
動作するカウンタ63からのカウントデータが与えられ
る。この場合、演算部61は、上記印字ライン数レジスタ
62に予めセットした被印字文書データの総印字ライン数
と、カウンタ63から与えられるエンコーダパルスのカウ
ントデータとを比較し、その両者が一致すると制御部51
に対し印字終了信号を出力する。つまり、エンコーダ44
からの1エンコーダパルスにつき被印字文字データの1/
24ライン(全角文字)が印字出力されるので、上記被印
字文書データの総印字ライン数とエンコーダパルスのカ
ウントデータとの一致は、文書データの最終文字データ
が印字出力されたことを意味する。ここで、制御部51
は、上記演算部61から印字終了信号を入力すると、ブザ
ー駆動部64に対しブザー駆動信号を出力しブザー65を作
動させる。 次に、上記構成の印字装置の動作について説明する。 まず、所望の文書を作成するには、モード切換スイッ
チ11を操作してワープロモードWPを指定する。すると、
制御部51はワープロモードWPにセットされる。ここで、
ユーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し所望の文
字,記号等を順次入力する。 始めに、文字・記号入力キー14及び機能キー15を操作
して作成したい文書情報をキー入力すると、その入力文
書データは制御部51を介してアドレス指定される変換デ
ータ記憶部52に順次転送される。同時に、上記入力文書
データは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用
RAM53を介して表示部13上に表示されていく。そして、
上記所望文書のかな入力後、かな/漢字変換キー17を操
作すると、かな/漢字変換部54にて、入力文字の先頭か
ら定形句→熟語→単漢字の順でかな/漢字変換処理が行
なわれる。ここで、予め、候補漢字記憶部55内で記憶さ
れる候補漢字の何れかにかな文字の読みが一致すると、
変換対象となるかな文字がカーソルkで示されると共
に、同音の候補漢字列が表示部下段に表示される。ここ
で、ユーザが漢字選択キー19a〜19fを操作して同音候補
漢字中の所望の漢字を指定すると、候補漢字記憶部55に
その選択信号が出力され、上記変換対象のかな文字が漢
字変換されると共に、次の変換対象となるかな文字がカ
ーソルkで示される。この場合、変換後の漢字データ
は、文書データ記憶部56に転送され記憶される。この
後、再び上記と同様にして漢字選択処理を繰返しかな/
漢字変換を行なう。 ここで、変換不要な漢字に一致するかな文字の読みが
示された場合には、カーソルキー16を操作して所望のか
な文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される候
補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補キ
ー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に対し次候
補信号を出力させる。すると、その他の同音候補漢字が
入替わり表示されるもので、この次候補漢字内に所望の
漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択処理を繰
返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1回の次候
補キー18の操作で所望の漢字が表示されない場合には、
さらに次候補キー18を操作して他の同音候補漢字を表示
させる。ここで、かな/漢字変換により選択指定された
漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55から文章データ記
憶部56に転送されるが、かな/漢字変換の必要が無いか
な文字,記号等は、機能キー15の無変(無変換)キーを
操作することで、変換データ記憶部52での記憶データの
まま文章データ記憶部56に転送される。以上の文字記号
入力処理、かな/漢字変換処理、漢字選択処理を繰返す
ことで、所望の文書が作成され文章データ記憶部56に記
憶される。 次に、上記のようにしてキー入力作成した文書データ
をプリント・アウトする場合の動作について説明する。
文書データをプリントする場合は、モード切換スイッチ
11をプリントモードPR位置に切換える。このモード切換
えスイッチ11の切換えにより、制御部51はプリントモー
ドにセットされ、先ず、文章データ記憶部56から印字デ
ータ記憶部60に対する被印字文書データのキャラクタパ
ターン変換転送処理が行なわれ、そして、印字データ記
憶部60は読出し状態に、また、サーマルヘッド駆動回路
57はエンコーダ44からのエンコーダパルスの入力待ち状
態となる。この場合、印字ライン数レジスタ62には、演
算部61により被印字文書データの総印字ライン数がセッ
トされる。 第4図は上記被印字文書データの印字ライン数演算処
理を示すフローチャートであり、まず、プリントモード
PRの設定により印字ライン数レジスタ62がリセットされ
ると、文章データ記憶部56から読出され印字用キャラク
タジェネレータ59にてキャラクタパターン化され印字デ
ータ記憶部60に転送される被印字文書データが、その1
文字データ毎に文字サイズ判断され、その文字サイズに
対応する印字ライン数が印字ライン数レジスタ62に加算
セットされる(ステップS1〜S4)。つまり、その読出し
文字が半角サイズの場合には、横書きモードの時“12"
が、縦書きモードの時“24"が、全角サイズの場合に
は、横及び縦書きモードの何れでも“24"が、縦倍角サ
イズの場合には、横書きモードの時“24"が、縦書きモ
ードの時“48"が、横倍角サイズの場合には、横書きモ
ードの時“48"が、縦書きモードの時“24"が、4倍角サ
イズの場合には、横及び縦書きモードの何れでも“48"
が、8倍角サイズの場合には、横書きモードの時“72"
が、縦書きモードの時“48"が、それぞれ対応するステ
ップS4a〜S4fにて印字ライン数レジスタ62に加算セット
される。この場合、上記1文字印字ライン数加算の度
に、文字間桁ピッチに対応するライン数も合わせて加算
される(ステップS5)。 この後、上記ステップS3において、文章データ記憶部
56からの読出しデータが無くなったと判断されるか、あ
るいは予め文書データと共に格納された印字停止を意味
する特殊コードが読出されたと判断されるまで、ステッ
プS2〜S5における印字ライン数加算処理が繰返される
と、この時点で、印字ライン数レジスタ62には、被印字
文書データの総印字ライン数がセットされたことにな
る。 この状態で、ユーザは第1図で示すように、印字ヘッ
ド部HAを記録紙Aに接触させ、プリントキー20を押しな
がら装置本体10を矢印Xの方向に移動させる。この装置
本体10の移動に伴いゴムローラ31,32が回転し、その回
転が第2図における歯車34,35a,35bに伝達される。そし
て、この歯車35aの回転に伴ってエンコーダディスク41
が回転し、このエンコーダディスク41の回転により各LE
D42a,42bからスリット41a,41b,…を介して各対応するフ
ォトセンサ43a,43bに送られる光が断続制御される。こ
の場合、装置本体10のX方向への移動に伴い、エンコー
ダディスク41は正転状態にあるので、フォトセンサ43a
から出力されるパルス信号がエンコーダ41の出力とな
り、装置本体10に対する移動量検出信号として制御部5
1、及びサーマルヘッド駆動回路57、そしてカウンタ63
に送られる。また、上記ゴムローラ31の回転は、巻取り
歯車36及びリボン巻取り軸36に伝達され、さらに、イン
ク・リボン・カセット22内の巻取りスプール23bに伝え
られる。これにより、リボン巻取りスプール23bが回転
し、リボン繰出しスプール23aからリボン装填用切り欠
き26を通る案内されてきた熱転写インク・リボン24を巻
取る。この場合、上記リボン巻取り軸37は、装置本体10
の移動に伴い、記録紙Aとインク・リボン24との間に滑
りを生じさせないよう装置本体10の移動量に合わせて回
転し、また、インク・リボン24はスライドステー28a,28
bのばねによる常時下方向への印字圧力を有するサーマ
ルヘッド27により記録紙Aに軽く押し当てられる。ここ
で、装置本体10のX方向への印字移動時には、巻取り歯
車36は正転状態にあり、ストッパアーム38はアームスト
ッパ40に当接保持される。 一方、上記フォトセンサ43aからエンコーダパルスと
して出力される移動量検出信号は、上記したようにエン
コーダ44の出力信号として制御部51及びサーマルヘッド
駆動回路57、そしてカウンタ63に送られる。すると、制
御部51は、エンコーダ44からの移動量検出信号に応じて
印字データ記憶部60のメモリアドレスを順次指定し、そ
こにキャラクタパターン化され記憶されている文書デー
タを読出し、この文書データをサーマルヘッド駆動回路
57へ出力する。このサーマルヘッド駆動回路57は、上記
エンコーダ44からの移動量検出信号に同期して、つまり
制御部51による文書データの読出しタイミングに同期し
てサーマルヘッド27を駆動する。このサーマルヘッド27
の駆動により、文書データがインク・リボン24を介して
1ラインずつ記録紙A上に熱転写される。この場合、装
置本体10の移動に伴い、インク・リボン・カセット22の
繰出しスプール23aからインク・リボン24の未使用部分
が送出され、上記サーマルヘッド27により熱転写された
後の使用済み部分が同カセット22内の巻取りスプール23
bに順次巻取られる。上記のようにして装置本体10をX
方向に移動操作することにより、文章データ記憶部56に
記憶されている作成文書データが記録紙Aに順次プリン
トされる。この場合、小型な装置本体10自身を移動させ
て記録紙A上にプリントを行なうため、記録紙Aの大小
に拘らず、作成文書のデータのプリント範囲のみ確保さ
れれば、如何なる記録紙Aに対してもプリントすること
ができる。 この後、被印字文書データの印字出力が最終データま
で到達し、予め印字ライン数レジスタ62にセットされた
被印字文書データの総印字ライン数と、カウンタ63にて
カウントされたエンコーダパルスのカウントデータとが
一致すると、演算部61は印字終了信号を出力する。する
と、制御部51はブザー駆動部64に対してブザー駆動信号
を出力しブザー65を作動させる。これにより、オペレー
タは被印字文書データの印字終了時点を明確に知ること
ができ、装置本体10を余分に印字移動させることはな
い。したがって、インク・リボン24を無駄に消費する等
の不都合は解消されるようになる。 尚、上記実施例では、作成された文書データを一旦キ
ャラクタパターンに変換して印字データ記憶部60に転送
記憶させ、この印字データ記憶部60からの読出しデータ
をサーマルヘッド駆動回路57に出力し印字を行なうよう
構成したが、印字用キャラクタジェネレータ59を介して
キャラクタパターンに変換された文書データを、直接サ
ーマルヘッド駆動回路57に出力して印字を行なう場合に
は、第5図に示すような電子回路構成とすればよい。 この場合、第3図における印字データ記憶部60,演算
部61,印字ライン数レジスタ62,カウンタ63は必要無く、
文章データ記憶部56とサーマルヘッド駆動回路57との間
に印字用キャラクタジェネレータ59を介在させ、さら
に、この印字用キャラクタジェネレータ59に対する読出
しデータをデータ判断部66にも与えるようにする。この
データ判断部66は、文書データ記憶部56からの被印字文
書データが無くなったこと、又は、その読出しデータに
印字停止を意味する特殊コード(停コード等)が存在す
ることを検出するもので、このデータ判断部66からの印
字終了信号は、制御部51に出力されると共に、インバー
タINVを介しアンドゲートANDにも出力され、サーマルヘ
ッド駆動回路57に対するエンコーダパルスの供給動作が
阻止される。 すなわち、作成文書の印字出力中において、文章デー
タ記憶部56から被印字文書データに続く「停」コードが
読出されるか、又は読出しデータが無くなると、データ
判断部66から印字終了信号が出力される。これにより、
アンドゲートANDが閉じられその印字動作が停止される
と同時に、制御部51はブザー駆動回路64に対してブザー
駆動信号を出力しブザー65を作動させる。したがって、
オペレータは、装置本体10を余分に移動操作することな
く、無駄な印字動作を無くすことができる。 [発明の効果] 以上のように本発明によれば、入力手段から入力され
た文字及び記号等のキャラクタデータを記憶手段に記憶
し、この記憶手段に記憶されたキャラクタデータのキャ
ラクタパターンデータを作成するとともに、このキャラ
クタパターンデータを、装置本体を移動させることによ
りインクリボンを用いて印字する印字手段によって記録
紙に印字する際に、キャラクタパターンデータの印字が
終了したことを判断して警報を発生する構成としたこと
で、入力されたキャラクタの印字データの印字出力終了
時点を明確に知ることができ、印字手段に用いるインク
リボンの無駄な消費をなくすることが可能になる文字印
字装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係わる小型文字印字装置を
示す外観構成図、第2図は上記小型文字印字装置のプリ
ント部を示す構成図、第3図は上記小型文字印字装置の
電子回路を示すブロック構成図、第4図は上記小型文字
印字装置による被印字文書データの印字ライン数演算処
理を示すフローチャート、第5図は上記小型文字印字装
置の他の実施例を示す図である。 10……装置本体、10a……裏蓋、10b……ヒンジ、11……
モード切換えスイッチ、12……キー入力部、13……表示
部、14……文字・記号入力キー、15……機能キー、15a
……実行キー、16……カーソルキー、17……かな/漢字
変換キー、18……次候補キー、19a〜19f……漢字選択キ
ー、20……プリントキー、21……プリント部、22……イ
ンク・リボン・カセット、23a……繰出しスプール、23b
……巻取りスプール、24……熱転写インク・リボン、25
……ヘッド設置用切り欠き、26……リボン装填用切り欠
き、27……サーマルヘッド、28……ヘッド取付け部材、
28a,28b……スライドステー、29,30……開口、31,32…
…ゴムローラ、33,34,35a,35b……歯車、36……巻取り
歯車、37……リボン巻取り軸、38……ストッパアーム、
39……ストッパギア、40……アームストッパ、41……エ
ンコーダディスク、41a,41b,……スリット、42a,42b…
…LED、43a,43b……フォトセンサ、44……エンコーダ、
45……回路基板、51……制御部、52……変換データ記憶
部、53……表示用RAM、54……かな/漢字変換部、55…
…候補漢字記憶部、56……文章データ記憶部、57……サ
ーマルヘッド駆動回路、58……表示用キャラクタジェネ
レータ、59……印字用キャラクタジェネレータ、60……
印字データ記憶部、61……演算部、62……印字ライン数
レジスタ、63……カウンタ、64……ブザー駆動回路、65
……ブザー、66……データ判断部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字及び記号等のキャラクタデータを入力する入力
    手段と、 この入力手段から入力されたキャラクタデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたキャラクタデータに基づいて
    キャラクタパターンデータを作成し、このキャラクタパ
    ターンデータを、装置本体を移動させることによりサー
    マル印字ヘッドを駆動してインクリボンを用いて記録紙
    上に印字する印字手段と、 この印字手段による前記記憶手段に記憶されたキャラク
    タデータの印字が終了したことを判断する判断手段と、 この判断手段の判断に応じて警報を発生する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする文字印字装置。
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