JPH088111Y2 - 小型印字装置 - Google Patents
小型印字装置Info
- Publication number
- JPH088111Y2 JPH088111Y2 JP1987058653U JP5865387U JPH088111Y2 JP H088111 Y2 JPH088111 Y2 JP H088111Y2 JP 1987058653 U JP1987058653 U JP 1987058653U JP 5865387 U JP5865387 U JP 5865387U JP H088111 Y2 JPH088111 Y2 JP H088111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- roller
- kanji
- stopper
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、例えば手動により装置本体を記録紙上で移
動させ印字を行なう小型印字装置に関する。
動させ印字を行なう小型印字装置に関する。
[従来技術とその問題点] 近年、ワードプロセッサには、システムとしての小型
化を図るため、キーボード,表示装置,プリンタを一体
化したものが実用化されている。
化を図るため、キーボード,表示装置,プリンタを一体
化したものが実用化されている。
しかしながら、従来のワードプロセッサでは、プリン
タ機構部、特に紙送り機構部分の小型化に限界があるた
め、装置全体としての小型化にも限界があると共に、規
定サイズの記録紙に対してのみ印字を行なうものである
ため、規定外サイズの記録紙や綴じたノート等に対して
は印字できいないという欠点がある。
タ機構部、特に紙送り機構部分の小型化に限界があるた
め、装置全体としての小型化にも限界があると共に、規
定サイズの記録紙に対してのみ印字を行なうものである
ため、規定外サイズの記録紙や綴じたノート等に対して
は印字できいないという欠点がある。
そこで、装置本体を手動操作により記録紙上で移動さ
せることで、印字方向に対応する副走査を得、印字処理
を行なう小型のプリンタが考えられている。このプリン
タは、装置本体の一側面に、その印字部を突出させて設
けた印字ヘッドと、この印字ヘッドを記録紙面に接触さ
せつつ印字移動させるためのローラとを備え、ローラは
装置本体から印字ヘッドと同じ高さで露出して設けら
れ、印字ヘッドの記録紙に対する接触角度を一定保持す
る作用も果たす。したがって、上記プリンタを記録紙上
で移動操作する印字処理中において、ローラが記録紙面
と同一平面上に位置しなくなった場合、印字ヘッドと記
録紙との接触角度が適当でなくなり、印字品質の劣化や
印字不能が生じることがある。
せることで、印字方向に対応する副走査を得、印字処理
を行なう小型のプリンタが考えられている。このプリン
タは、装置本体の一側面に、その印字部を突出させて設
けた印字ヘッドと、この印字ヘッドを記録紙面に接触さ
せつつ印字移動させるためのローラとを備え、ローラは
装置本体から印字ヘッドと同じ高さで露出して設けら
れ、印字ヘッドの記録紙に対する接触角度を一定保持す
る作用も果たす。したがって、上記プリンタを記録紙上
で移動操作する印字処理中において、ローラが記録紙面
と同一平面上に位置しなくなった場合、印字ヘッドと記
録紙との接触角度が適当でなくなり、印字品質の劣化や
印字不能が生じることがある。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
例えば厚みのある記録紙面上からローラが脱輪した場合
にも、印字品質の劣化や印字不能等が生じることを未然
に防止することが可能となる小型印字装置を提供するこ
とを目的とする。
例えば厚みのある記録紙面上からローラが脱輪した場合
にも、印字品質の劣化や印字不能等が生じることを未然
に防止することが可能となる小型印字装置を提供するこ
とを目的とする。
[考案の要点] すなわち本考案に係わる小型印字装置は、筐体から印
字部を突出させて設けられた印字ヘッドと、上記筐体の
印字ヘッドより移動方向側に設けられ上記印字ヘッドが
記録紙に当接した状態で該記録紙あるいは該記録紙を載
置した平面体に当接して回転するローラと、上記印字ヘ
ッドと上記ローラとの間に配置され、上記ローラの下端
位置が上記記録紙面と略同一の場合には上記筐体の下面
から離間した位置で且つ上記記録紙面に接触しない位置
に設定され、上記ローラの下端位置が上記記録紙面より
下がった場合には上記記録紙によって押し上げられるケ
ースストッパと、このケースストッパが押し上げられた
際に当該ケースストッパに連動して上記ローラの回転を
阻止するローラストッパとを備え、上記ローラが上記記
録紙面より下がり該記録紙面に対する上記印字ヘッドの
接触角度が不適当となった場合の筐体の移動を阻止する
構成としたものである。
字部を突出させて設けられた印字ヘッドと、上記筐体の
印字ヘッドより移動方向側に設けられ上記印字ヘッドが
記録紙に当接した状態で該記録紙あるいは該記録紙を載
置した平面体に当接して回転するローラと、上記印字ヘ
ッドと上記ローラとの間に配置され、上記ローラの下端
位置が上記記録紙面と略同一の場合には上記筐体の下面
から離間した位置で且つ上記記録紙面に接触しない位置
に設定され、上記ローラの下端位置が上記記録紙面より
下がった場合には上記記録紙によって押し上げられるケ
ースストッパと、このケースストッパが押し上げられた
際に当該ケースストッパに連動して上記ローラの回転を
阻止するローラストッパとを備え、上記ローラが上記記
録紙面より下がり該記録紙面に対する上記印字ヘッドの
接触角度が不適当となった場合の筐体の移動を阻止する
構成としたものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案を実施した印字装置の外観構成を示す
もので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる
程度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側面
には、モード切換えスイッチ11が設けられる。このモー
ド切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及びワープ
ロモード(文書作成モード)WP、プリントモード(印字
モード)PRの切換を行なうもので、ワープロモードWP又
はプリントモードPRを指定した際に電源がオンされる。
一方、装置本体10の前面には、キー入力部12及び表示部
13が設けられる。キー入力部12には、文字・記号入力キ
ー14、機能キー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キ
ー17、次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリント
キー20が配置される。ここで、上記表示部13は、例えば
上下2行の全16文字表示とする。また、装置本体10の下
面には、例えば1ライン48ドットのライン型のサーマル
ヘッドが、そのライン方向を装置本体10の幅方向に向け
て備えた印字ヘッド部HAが設けられる。
もので、この装置本体10は、ユーザの手で充分に持てる
程度の大きさで構成される。まず、装置本体10の左側面
には、モード切換えスイッチ11が設けられる。このモー
ド切換えスイッチ11は、電源のオン・オフ、及びワープ
ロモード(文書作成モード)WP、プリントモード(印字
モード)PRの切換を行なうもので、ワープロモードWP又
はプリントモードPRを指定した際に電源がオンされる。
一方、装置本体10の前面には、キー入力部12及び表示部
13が設けられる。キー入力部12には、文字・記号入力キ
ー14、機能キー15、カーソルキー16、かな/漢字変換キ
ー17、次候補キー18、漢字選択キー19a〜19f、プリント
キー20が配置される。ここで、上記表示部13は、例えば
上下2行の全16文字表示とする。また、装置本体10の下
面には、例えば1ライン48ドットのライン型のサーマル
ヘッドが、そのライン方向を装置本体10の幅方向に向け
て備えた印字ヘッド部HAが設けられる。
上記文字・記号入力キー14は、作成文書のかな入力、
あるいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入力
するのに使用されるもので、機能キー15には、例えば、
文書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文書上
の移動指定範囲を区切る実行キー15aを始めとして、挿
入、削除、シフトキー等、上記文字・記号入力キー14に
よる文書作成・印字に必要な様々な機能を指定するキー
が配置される。そして、この文字・記号入力キー14及び
機能キー15による入力文字及び記号は、順次、上記表示
部13にて表示される。カーソルキー16は、表示部13上に
上記入力文書や記号と共に表示されるカーソルkを左右
方向へ移動させるもので、このカーソルの移動により入
力位置の指定、機能範囲の指定等を行なう。かな/漢字
変換キー17は、上記文字・記号入力キー14によりかな入
力した作成文書を、定形句,熟語,単漢字毎にかな→漢
字変換するのに使用されるもので、この際、変換先の漢
字は被変換かな文書と共に表示部13上に所定数表示さ
れ、次候補キー18を操作することでその他多数の同音異
義語が代わる代わる表示される。このかな/漢字変換に
より変換したい漢字が表示部13上に表示された場合に
は、対応する漢字選択キー19a〜19fにより所望の漢字を
選択指定する。
あるいは機能キー15との兼合いで英数字・記号等を入力
するのに使用されるもので、機能キー15には、例えば、
文書入力の開始・終了あるいはカーソルkによる文書上
の移動指定範囲を区切る実行キー15aを始めとして、挿
入、削除、シフトキー等、上記文字・記号入力キー14に
よる文書作成・印字に必要な様々な機能を指定するキー
が配置される。そして、この文字・記号入力キー14及び
機能キー15による入力文字及び記号は、順次、上記表示
部13にて表示される。カーソルキー16は、表示部13上に
上記入力文書や記号と共に表示されるカーソルkを左右
方向へ移動させるもので、このカーソルの移動により入
力位置の指定、機能範囲の指定等を行なう。かな/漢字
変換キー17は、上記文字・記号入力キー14によりかな入
力した作成文書を、定形句,熟語,単漢字毎にかな→漢
字変換するのに使用されるもので、この際、変換先の漢
字は被変換かな文書と共に表示部13上に所定数表示さ
れ、次候補キー18を操作することでその他多数の同音異
義語が代わる代わる表示される。このかな/漢字変換に
より変換したい漢字が表示部13上に表示された場合に
は、対応する漢字選択キー19a〜19fにより所望の漢字を
選択指定する。
つまり、モード切換スイッチ11によりワープロモード
WPを指定し、上記文字・記号のキー入力操作、及びかな
/漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所望の
文書が作成される。そして、キー入力作成された文書を
プリントする場合には、モード切換スイッチ11によりプ
リントモードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書
のプリントが行なわれる。
WPを指定し、上記文字・記号のキー入力操作、及びかな
/漢字変換操作、漢字選択操作を繰返すことで、所望の
文書が作成される。そして、キー入力作成された文書を
プリントする場合には、モード切換スイッチ11によりプ
リントモードPRを指定した後、ヘッド部HAを記録紙A面
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xで示す方向に移動させる。これにより、作成文書
のプリントが行なわれる。
第2図は上記印字装置内に構成されるプリント部21を
示すもので、同図において、22はインク・リボン・カセ
ットであり、このカセット22はプリント部21を中心とす
る装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形状に構成
される。インク・リボン・カセット22には、2本のリボ
ンスプール23a,23bが設けられ、それぞれが熱転写イン
ク・リボン24の繰出しスプール,巻取りスプールとな
る。熱転写インク・リボン24は、そのリボン・カセット
22の下端部においてヘッド設置用切り欠き25から一部範
囲露出してセットされる。上記プリント部21の印字ヘッ
ド部HAには、リボン装填用切り欠き26が形成され、この
切り欠き26の中央部には、そのヘッド面を装置本体10の
下面からやや突出させてサーマルヘッド27が配置され
る。このサーマルヘッド27は、ヘッド取付け部材28に立
設されるスライドステー28a,28bにより微少上下動可能
にして設けられ、このステー28a,28bに一体的に巻回さ
れるばねの作用により常時下方向への印字圧力が保持さ
れる。さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置
本体10の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26の両
側に大小2つの開口29,30が形成され、そのそれぞれに
ゴムローラ31,32が配置される。このゴムローラ31,32
は、プリント操作の際に装置本体10を矢印Xで示す方向
に移動させると、前記記録紙Aに接して回転するもの
で、一方のゴムローラ31には、その側部に同軸的に歯車
33が固着される。この歯車33は、ゴムローラ31より小径
に形成され、歯車34,35a,35bを介して巻取り歯車36に連
結される。この巻取り歯車36には、同軸上にリボン巻取
り軸37が立設され、この巻取り軸37の基部には、上記巻
取り歯車36に圧接するストッパアーム38が取付けられ
る。このストッパアーム38は、巻取り歯車36との圧接力
により、歯車36の回転する方向に回動するもので、この
アーム38の先端には、巻取り歯車36に噛合するストッパ
ギア39が設けられる。また、巻取り軸36の巻取り回転方
向に対応するアーム38の回動方向には、アームストッパ
40が設けられる。ここで、巻取り歯車36がリボン巻取り
方向(正転)に回転した場合には、ストッパアーム38は
アームストッパ40まで回動して止まり、また、逆方向に
回転した場合には、上記アーム38はその先端のストッパ
ギア39が歯車35bに噛合するまで回動して止まる。つま
り、上記歯車35b,36、ストッパアーム38、ストッパギア
39、アームストッパ40により、逆転阻止機構が構成され
ることになる。
示すもので、同図において、22はインク・リボン・カセ
ットであり、このカセット22はプリント部21を中心とす
る装置本体10の内部に、精度よく着脱可能な形状に構成
される。インク・リボン・カセット22には、2本のリボ
ンスプール23a,23bが設けられ、それぞれが熱転写イン
ク・リボン24の繰出しスプール,巻取りスプールとな
る。熱転写インク・リボン24は、そのリボン・カセット
22の下端部においてヘッド設置用切り欠き25から一部範
囲露出してセットされる。上記プリント部21の印字ヘッ
ド部HAには、リボン装填用切り欠き26が形成され、この
切り欠き26の中央部には、そのヘッド面を装置本体10の
下面からやや突出させてサーマルヘッド27が配置され
る。このサーマルヘッド27は、ヘッド取付け部材28に立
設されるスライドステー28a,28bにより微少上下動可能
にして設けられ、このステー28a,28bに一体的に巻回さ
れるばねの作用により常時下方向への印字圧力が保持さ
れる。さらに、このサーマルヘッド27の配置された装置
本体10の下面側には、上記リボン装填用切り欠き26の両
側に大小2つの開口29,30が形成され、そのそれぞれに
ゴムローラ31,32が配置される。このゴムローラ31,32
は、プリント操作の際に装置本体10を矢印Xで示す方向
に移動させると、前記記録紙Aに接して回転するもの
で、一方のゴムローラ31には、その側部に同軸的に歯車
33が固着される。この歯車33は、ゴムローラ31より小径
に形成され、歯車34,35a,35bを介して巻取り歯車36に連
結される。この巻取り歯車36には、同軸上にリボン巻取
り軸37が立設され、この巻取り軸37の基部には、上記巻
取り歯車36に圧接するストッパアーム38が取付けられ
る。このストッパアーム38は、巻取り歯車36との圧接力
により、歯車36の回転する方向に回動するもので、この
アーム38の先端には、巻取り歯車36に噛合するストッパ
ギア39が設けられる。また、巻取り軸36の巻取り回転方
向に対応するアーム38の回動方向には、アームストッパ
40が設けられる。ここで、巻取り歯車36がリボン巻取り
方向(正転)に回転した場合には、ストッパアーム38は
アームストッパ40まで回動して止まり、また、逆方向に
回転した場合には、上記アーム38はその先端のストッパ
ギア39が歯車35bに噛合するまで回動して止まる。つま
り、上記歯車35b,36、ストッパアーム38、ストッパギア
39、アームストッパ40により、逆転阻止機構が構成され
ることになる。
一方、上記歯車35aには、エンコーダディスク41が連
結される。ここで、ゴムローラ31の回転は上記リボン巻
取り軸37及びエンコーダディスク41に伝わる構成とな
る。このエンコーダディスク41には、複数のスリット41
a,41b,…が一定間隔を保って放射状に形成され、このエ
ンコーダディスク41のスリット形成部を間に介して相対
向する2箇所位置に、それぞれ隣接してLED42a,42b及び
フォトセンサ43a,43bが配置される。この場合、LED42a,
42bからの投射光は、エンコーダディスク41のスリット4
1a,41b,…を通ってフォトセンサ43a,43bに入射するもの
で、装置本体10のX方向への移動によりエンコーダディ
スク41が正転すると、フォトセンサ43a→43bの順で、ま
た逆転すると43b→43aの順で、各対応するLED42a,42bか
らの投射光が入射する。つまり、エンコーダディスク4
1、LED42a,42b、フォトセンサ43a,43b等によりエンコー
ダ44が構成される。そして、このプリント部21に対して
は、リボン巻取り軸37を支持軸としてインク・リボン・
カセット22が装着される。この場合、リボン・カセット
22の下端部の一部範囲で露出する熱転写インク・リボン
24は、装置本体10のリボン装填用切り欠き26に配置され
たサーマルヘッド27のヘッド面に当接してセットされ
る。ここで、装置本体10の裏蓋10aは、ヒンジ10bによっ
て開閉可能に構成されており、インク・リボン・カセッ
ト22の交換操作、内部の点検等が容易に実施できるよう
になっている。一方、プリント部21と装置本体10の前面
パネルとの間には、回路基板45が配置され、前記第1図
におけるキー及びスイッチ群、また上記プリント部21の
エンコーダ44やサーマルヘッド27が接続される。
結される。ここで、ゴムローラ31の回転は上記リボン巻
取り軸37及びエンコーダディスク41に伝わる構成とな
る。このエンコーダディスク41には、複数のスリット41
a,41b,…が一定間隔を保って放射状に形成され、このエ
ンコーダディスク41のスリット形成部を間に介して相対
向する2箇所位置に、それぞれ隣接してLED42a,42b及び
フォトセンサ43a,43bが配置される。この場合、LED42a,
42bからの投射光は、エンコーダディスク41のスリット4
1a,41b,…を通ってフォトセンサ43a,43bに入射するもの
で、装置本体10のX方向への移動によりエンコーダディ
スク41が正転すると、フォトセンサ43a→43bの順で、ま
た逆転すると43b→43aの順で、各対応するLED42a,42bか
らの投射光が入射する。つまり、エンコーダディスク4
1、LED42a,42b、フォトセンサ43a,43b等によりエンコー
ダ44が構成される。そして、このプリント部21に対して
は、リボン巻取り軸37を支持軸としてインク・リボン・
カセット22が装着される。この場合、リボン・カセット
22の下端部の一部範囲で露出する熱転写インク・リボン
24は、装置本体10のリボン装填用切り欠き26に配置され
たサーマルヘッド27のヘッド面に当接してセットされ
る。ここで、装置本体10の裏蓋10aは、ヒンジ10bによっ
て開閉可能に構成されており、インク・リボン・カセッ
ト22の交換操作、内部の点検等が容易に実施できるよう
になっている。一方、プリント部21と装置本体10の前面
パネルとの間には、回路基板45が配置され、前記第1図
におけるキー及びスイッチ群、また上記プリント部21の
エンコーダ44やサーマルヘッド27が接続される。
また、このプリント部21には、ヘッド部HAとローラ31
との間に、ケースストッパ46,回動リンク47,ローラスト
ッパ48等からなる移動阻止機構が構成される。
との間に、ケースストッパ46,回動リンク47,ローラスト
ッパ48等からなる移動阻止機構が構成される。
第3図はその移動阻止機構を抜出して示すもので、ケ
ースストッパ46は、L字型の一方のバー46aをヘッド部H
Aが設けられた装置本体10の下側面に沿わせ、また、他
方のバー46bを回路基板45の裏面に沿わせて配置され
る。このケースストッパ46のバー46bには、何れも回路
基板45の裏面に沿わせた回動リンク47とローラストッパ
48とが、それぞれ同一支点で回動自在にして接続され、
回動リンク47は、ばね50により通常はその下端を支点P
としてピン47aの位置まで引かれている。そして、ロー
ラストッパ48は、ガイドピン49a,49bによりその先端を
上記歯車34に同軸的に設けられたラチェット板34aに向
けて配置される。ここで、ケースストッパ46のバー46a
は、通常において、装置本体10の下側面から離間し且つ
ローラ31の接地位置よりも下がらない位置にセットされ
るが、そのセット位置は上記回動リンク47用のピン47a
の配置位置により決定される。また、このバー46aの下
面には、摩擦係数の高いゴムラバー等の滑り止め部材が
貼られる。すなわち、この移動阻止機構は、例えば印字
中におけるローラ31の接地位置が記録紙A面より下が
り、記録紙Aがケースストッパ46のバー46aに当たるこ
とでバー46bが矢印aで示す方向に押し上げられると、
回動リンク47がばね50のばね力に抗して矢印bで示す方
向に回動し、ローラストッパ48cが矢印cで示す方向に
スライドすることで、その先端がラチェット板34に噛合
する。
ースストッパ46は、L字型の一方のバー46aをヘッド部H
Aが設けられた装置本体10の下側面に沿わせ、また、他
方のバー46bを回路基板45の裏面に沿わせて配置され
る。このケースストッパ46のバー46bには、何れも回路
基板45の裏面に沿わせた回動リンク47とローラストッパ
48とが、それぞれ同一支点で回動自在にして接続され、
回動リンク47は、ばね50により通常はその下端を支点P
としてピン47aの位置まで引かれている。そして、ロー
ラストッパ48は、ガイドピン49a,49bによりその先端を
上記歯車34に同軸的に設けられたラチェット板34aに向
けて配置される。ここで、ケースストッパ46のバー46a
は、通常において、装置本体10の下側面から離間し且つ
ローラ31の接地位置よりも下がらない位置にセットされ
るが、そのセット位置は上記回動リンク47用のピン47a
の配置位置により決定される。また、このバー46aの下
面には、摩擦係数の高いゴムラバー等の滑り止め部材が
貼られる。すなわち、この移動阻止機構は、例えば印字
中におけるローラ31の接地位置が記録紙A面より下が
り、記録紙Aがケースストッパ46のバー46aに当たるこ
とでバー46bが矢印aで示す方向に押し上げられると、
回動リンク47がばね50のばね力に抗して矢印bで示す方
向に回動し、ローラストッパ48cが矢印cで示す方向に
スライドすることで、その先端がラチェット板34に噛合
する。
第4図は上記回路基板45上に形成される電子回路の構
成を示すもので、同図において51は制御部であり、この
制御部51には、モード切換スイッチ11からのモード切換
信号を始めとして、キー入力部12からの各種キー入力操
作信号、及びエンコーダ44からの装置本体10の移動量に
応じたパルス信号、つまり、移動量検出信号が入力され
る。そして、制御部51は、上記モード切換スイッチ11及
びキー入力部12からの各種キー操作信号に応じて変換デ
ータ(キー入力データ)記憶部52、表示用RAM53、かな
/漢字変換部54、候補漢字記憶部55、文章データ記憶部
56、サーマルヘッド駆動回路57を制御する。変換データ
記憶部52は、キー入力部12から文字・記号入力キー14及
び機能キー15の操作により入力される「かな」及び「記
号」等の文字記号データを順次記憶するもので、この変
換データ記憶部52に入力されるキー入力文字記号データ
は、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53
を介して表示部13にて表示される。かな/漢字変換部54
は、キー入力部12のかな/漢字変換キー17の操作に応じ
制御部51から変換信号が出力されると、上記変換データ
記憶部52に記憶されたキー入力文字記号データの中の
「かな」文字に対応する漢字検索を行なうもので、この
際、漢字は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索
された漢字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢字
記憶部55から読出され表示部13で表示される。ここで、
上記かな/漢字変換部54にて検索された漢字が同音異義
語あるいは同音異字語が複数存在する場合であって、表
示部13による表示限度個数分(例えば下1行分8文字)
以上ある場合には、キー入力部12の次候補キー18の操作
により制御部51から次候補信号が入力されることでその
他の末表示分の候補漢字が読出され順次入替わり表示さ
れる。この候補漢字記憶部55に、キー入力部12の漢字選
択キー19a〜19fの操作による制御部51からの選択信号が
入力されると、その選択漢字データが文章データ記憶部
56に出力される。一方、上記変換データ記憶部52で記憶
されたキー入力データのうち、漢字変換を必要としない
文字記号データも、上記文章データ記憶部56に転送され
記憶される。すなわち、文章データ記憶部56は、キー入
力部12の操作により作成された文書情報を、かな/漢字
変換された漢字、無変換のかな、カタカナ、記号及び外
字よりなる文書キャラクタデータとして記憶する。
成を示すもので、同図において51は制御部であり、この
制御部51には、モード切換スイッチ11からのモード切換
信号を始めとして、キー入力部12からの各種キー入力操
作信号、及びエンコーダ44からの装置本体10の移動量に
応じたパルス信号、つまり、移動量検出信号が入力され
る。そして、制御部51は、上記モード切換スイッチ11及
びキー入力部12からの各種キー操作信号に応じて変換デ
ータ(キー入力データ)記憶部52、表示用RAM53、かな
/漢字変換部54、候補漢字記憶部55、文章データ記憶部
56、サーマルヘッド駆動回路57を制御する。変換データ
記憶部52は、キー入力部12から文字・記号入力キー14及
び機能キー15の操作により入力される「かな」及び「記
号」等の文字記号データを順次記憶するもので、この変
換データ記憶部52に入力されるキー入力文字記号データ
は、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53
を介して表示部13にて表示される。かな/漢字変換部54
は、キー入力部12のかな/漢字変換キー17の操作に応じ
制御部51から変換信号が出力されると、上記変換データ
記憶部52に記憶されたキー入力文字記号データの中の
「かな」文字に対応する漢字検索を行なうもので、この
際、漢字は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索
された漢字は候補漢字記憶部55に記憶され、該候補漢字
記憶部55から読出され表示部13で表示される。ここで、
上記かな/漢字変換部54にて検索された漢字が同音異義
語あるいは同音異字語が複数存在する場合であって、表
示部13による表示限度個数分(例えば下1行分8文字)
以上ある場合には、キー入力部12の次候補キー18の操作
により制御部51から次候補信号が入力されることでその
他の末表示分の候補漢字が読出され順次入替わり表示さ
れる。この候補漢字記憶部55に、キー入力部12の漢字選
択キー19a〜19fの操作による制御部51からの選択信号が
入力されると、その選択漢字データが文章データ記憶部
56に出力される。一方、上記変換データ記憶部52で記憶
されたキー入力データのうち、漢字変換を必要としない
文字記号データも、上記文章データ記憶部56に転送され
記憶される。すなわち、文章データ記憶部56は、キー入
力部12の操作により作成された文書情報を、かな/漢字
変換された漢字、無変換のかな、カタカナ、記号及び外
字よりなる文書キャラクタデータとして記憶する。
そして、上記文章データ記憶部56に記憶された文書デ
ータの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示
用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53を介して
表示部13に出力され表示されると共に、印字用キャラク
タジェネレータ59を介して実際のキャラクタとして呼出
されサーマルヘッド駆動回路57に出力される。サーマル
ヘッド駆動回路57には、制御部51からプリントモード信
号が出力された際にエンコーダ44からのエンコーダパル
スが入力され、このエンコーダパルスに同期して印字用
キャラクタジェネレータ59を介し入力されるキャラクタ
データを1ライン毎にサーマルヘッド27に転送する。こ
の場合、サーマルヘッド27による印字品質は、例えば24
×24ドット(全角)であるので、上記1ラインとは1キ
ャラクタの1/24ラインを意味する。
ータの個々のキャラクタの文字及び記号データは、表示
用キャラクタジェネレータ58及び表示用RAM53を介して
表示部13に出力され表示されると共に、印字用キャラク
タジェネレータ59を介して実際のキャラクタとして呼出
されサーマルヘッド駆動回路57に出力される。サーマル
ヘッド駆動回路57には、制御部51からプリントモード信
号が出力された際にエンコーダ44からのエンコーダパル
スが入力され、このエンコーダパルスに同期して印字用
キャラクタジェネレータ59を介し入力されるキャラクタ
データを1ライン毎にサーマルヘッド27に転送する。こ
の場合、サーマルヘッド27による印字品質は、例えば24
×24ドット(全角)であるので、上記1ラインとは1キ
ャラクタの1/24ラインを意味する。
ここで、上記エンコーダ44において、エンコーダディ
スク41の正転によりそのエンコーダパルスが第2図にお
けるフォトセンサ43a→43bの順で受光されると、フォト
センサ43aで受光したエンコーダパルスが出力され、ま
た、エンコーダディスク41の逆転によりエンコーダパル
スがフォトセンサ43b→43aの順で受光されると、エンコ
ーダパルスは出力さなくなる。つまり、エンコーダディ
スク41が逆転すると、プリントモードPRの設定時におい
ても、サーマルヘッド27は駆動されないことになる。
スク41の正転によりそのエンコーダパルスが第2図にお
けるフォトセンサ43a→43bの順で受光されると、フォト
センサ43aで受光したエンコーダパルスが出力され、ま
た、エンコーダディスク41の逆転によりエンコーダパル
スがフォトセンサ43b→43aの順で受光されると、エンコ
ーダパルスは出力さなくなる。つまり、エンコーダディ
スク41が逆転すると、プリントモードPRの設定時におい
ても、サーマルヘッド27は駆動されないことになる。
次に、上記構成の印字装置の動作について説明する。
まず、所望の文書を作成するには、モード切換スイッ
チ11を操作してワープロモードWPを指定する。すると、
制御部51はワープロモードWPにセットされる。ここで、
ユーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し所望の文
字,記号等を順次入力する。
チ11を操作してワープロモードWPを指定する。すると、
制御部51はワープロモードWPにセットされる。ここで、
ユーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し所望の文
字,記号等を順次入力する。
始めに、文字・記号入力キー14及び機能キー15を操作
して作成したい文書情報をキー入力すると、その入力文
書データは制御部51を介してアドレス指定される変換デ
ータ記憶部52に順次転送される。同時に、上記入力文書
データは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用
RAM53を介して表示部13上に表示されていく。そして、
上記所望文書のかな入力後、かな/漢字変換キー17を操
作すると、かな/漢字変換部54にて、入力文字の先頭か
ら定形句→熟語→単漢字の順でかな/漢字変換処理が行
なわれる。ここで、予め、候補漢字記憶部55内で記憶さ
れる候補漢字の何れかにかな文字の読みが一致すると、
変換対象となるかな文字がカーソルkで示されると共
に、同音の候補漢字列が表示部下段に表示される。ここ
で、ユーザが漢字選択キー19a〜19fを操作して同音候補
漢字中の所望の漢字を指定すると、候補漢字記憶部55に
その選択信号が出力され、上記変換対象のかな文字が漢
字変換されると共に、次の変換対象となるかな文字がカ
ーソルkで示される。この場合、変換後の漢字データ
は、文書データ記憶部56に転送され記憶される。この
後、再び上記と同様にして漢字選択処理を繰返しかな/
漢字変換を行なう。
して作成したい文書情報をキー入力すると、その入力文
書データは制御部51を介してアドレス指定される変換デ
ータ記憶部52に順次転送される。同時に、上記入力文書
データは、表示用キャラクタジェネレータ58及び表示用
RAM53を介して表示部13上に表示されていく。そして、
上記所望文書のかな入力後、かな/漢字変換キー17を操
作すると、かな/漢字変換部54にて、入力文字の先頭か
ら定形句→熟語→単漢字の順でかな/漢字変換処理が行
なわれる。ここで、予め、候補漢字記憶部55内で記憶さ
れる候補漢字の何れかにかな文字の読みが一致すると、
変換対象となるかな文字がカーソルkで示されると共
に、同音の候補漢字列が表示部下段に表示される。ここ
で、ユーザが漢字選択キー19a〜19fを操作して同音候補
漢字中の所望の漢字を指定すると、候補漢字記憶部55に
その選択信号が出力され、上記変換対象のかな文字が漢
字変換されると共に、次の変換対象となるかな文字がカ
ーソルkで示される。この場合、変換後の漢字データ
は、文書データ記憶部56に転送され記憶される。この
後、再び上記と同様にして漢字選択処理を繰返しかな/
漢字変換を行なう。
ここで、変換不要な漢字に一致するかな文字の読みが
示された場合には、カーソルキー16を操作して所望のか
な文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される候
補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補キ
ー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に対し次候
補信号を出力させる。すると、その他の同音候補漢字が
入替わり表示されるもので、この次候補漢字内に所望の
漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択処理を繰
返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1回の次候
補キー18の操作で所望の漢字が表示されない場合には、
さらに次候補キー18を操作して他の同音候補漢字を表示
させる。ここで、かな/漢字変換により選択指定された
漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55から文章データ記
憶部56に転送されるが、かな/漢字変換の必要が無いか
な文字,記号等は、機能キー15の無変(無変換)キーを
操作することで、変換データ記憶部52での記憶データの
まま文章データ記憶部56に転送される。以上の文字記号
入力処理、かな/漢字変換処理、漢字選択処理を繰返す
ことで、所望の文書が作成され文章データ記憶部56に記
憶される。
示された場合には、カーソルキー16を操作して所望のか
な文字を示し、その読みに一致する候補漢字を表示させ
る。一方、上記一連のかな/漢字変換時における同音候
補漢字の表示状態において、表示部13上に表示される候
補漢字中に所望の漢字が存在しない場合には、次候補キ
ー18を操作し制御部51から候補漢字記憶部55に対し次候
補信号を出力させる。すると、その他の同音候補漢字が
入替わり表示されるもので、この次候補漢字内に所望の
漢字が存在すれば、再び上記と同様の漢字選択処理を繰
返しかな/漢字変換を実行する。また、上記1回の次候
補キー18の操作で所望の漢字が表示されない場合には、
さらに次候補キー18を操作して他の同音候補漢字を表示
させる。ここで、かな/漢字変換により選択指定された
漢字は、順次、上記候補漢字記憶部55から文章データ記
憶部56に転送されるが、かな/漢字変換の必要が無いか
な文字,記号等は、機能キー15の無変(無変換)キーを
操作することで、変換データ記憶部52での記憶データの
まま文章データ記憶部56に転送される。以上の文字記号
入力処理、かな/漢字変換処理、漢字選択処理を繰返す
ことで、所望の文書が作成され文章データ記憶部56に記
憶される。
次に、上記のようにしてキー入力作成した文書データ
をプリント・アウトする場合の動作について説明する。
文書データをプリントする場合は、モード切換スイッチ
11をプリントモードPR位置に切換える。このモード切換
えスイッチ11の切換えにより制御部51はプリントモード
にセットされ、文章データ記憶部56は読出し状態に、ま
た、サーマルヘッド駆動回路57はエンコーダ44からのエ
ンコーダパルスの入力待ち状態となる。この状態で、ユ
ーザは第1図で示すように、印字ヘッド部HAを記録紙A
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xの方向に移動させる。この装置本体10の移動に伴
いゴムローラ31,32が回転し、その回転が第2図におけ
る歯車34,35a,35bに伝達される。そして、この歯車35a
の回転に伴ってエンコーダディスク41が回転し、このエ
ンコーダディスク41の回転により各LED42a,42bからスリ
ット41a,41b,…を介して各対応するフォトセンサ43a,43
bに送られる光が断続制御される。この場合、装置本体1
0のX方向への移動に伴い、エンコーダディスク41は正
転状態にあるので、フォトセンサ43aから出力されるパ
ルス信号がエンコーダ41の出力となり、装置本体10に対
する移動量検出信号として制御部51、及びサーマルヘッ
ド駆動回路57に送られる。また、上記ゴムローラ31の回
転は、巻取り歯車36及びリボン巻取り軸36に伝達され、
さらに、インク・リボン・カセット22内の巻取りスプー
ル23bに伝えられる。これにより、リボン巻取りスプー
ル23bが回転し、リボン繰出しスプール23aからリボン装
填用切り欠き26を通り案内されてきた熱転写インク・リ
ボン24を巻取る。この場合、上記リボン巻取り軸37は、
装置本体10の移動に伴い、記録紙Aとインク・リボン24
との間に滑りを生じさせないよう装置本体10の移動量に
合わせて回転し、また、インク・リボン24はスライドス
テー28a,28bのばねによる常時下方向への印字圧力を有
するサーマルヘッド27により記録紙Aに軽く押し当てら
れる。ここで、装置本体10のX方向への印字移動時に
は、巻取り歯車36は正転状態にあり、ストッパアーム38
はアームストッパ40に当接保持される。
をプリント・アウトする場合の動作について説明する。
文書データをプリントする場合は、モード切換スイッチ
11をプリントモードPR位置に切換える。このモード切換
えスイッチ11の切換えにより制御部51はプリントモード
にセットされ、文章データ記憶部56は読出し状態に、ま
た、サーマルヘッド駆動回路57はエンコーダ44からのエ
ンコーダパルスの入力待ち状態となる。この状態で、ユ
ーザは第1図で示すように、印字ヘッド部HAを記録紙A
に接触させ、プリントキー20を押しながら装置本体10を
矢印Xの方向に移動させる。この装置本体10の移動に伴
いゴムローラ31,32が回転し、その回転が第2図におけ
る歯車34,35a,35bに伝達される。そして、この歯車35a
の回転に伴ってエンコーダディスク41が回転し、このエ
ンコーダディスク41の回転により各LED42a,42bからスリ
ット41a,41b,…を介して各対応するフォトセンサ43a,43
bに送られる光が断続制御される。この場合、装置本体1
0のX方向への移動に伴い、エンコーダディスク41は正
転状態にあるので、フォトセンサ43aから出力されるパ
ルス信号がエンコーダ41の出力となり、装置本体10に対
する移動量検出信号として制御部51、及びサーマルヘッ
ド駆動回路57に送られる。また、上記ゴムローラ31の回
転は、巻取り歯車36及びリボン巻取り軸36に伝達され、
さらに、インク・リボン・カセット22内の巻取りスプー
ル23bに伝えられる。これにより、リボン巻取りスプー
ル23bが回転し、リボン繰出しスプール23aからリボン装
填用切り欠き26を通り案内されてきた熱転写インク・リ
ボン24を巻取る。この場合、上記リボン巻取り軸37は、
装置本体10の移動に伴い、記録紙Aとインク・リボン24
との間に滑りを生じさせないよう装置本体10の移動量に
合わせて回転し、また、インク・リボン24はスライドス
テー28a,28bのばねによる常時下方向への印字圧力を有
するサーマルヘッド27により記録紙Aに軽く押し当てら
れる。ここで、装置本体10のX方向への印字移動時に
は、巻取り歯車36は正転状態にあり、ストッパアーム38
はアームストッパ40に当接保持される。
一方、上記フォトセンサ43aからエンコーダパルスと
して出力される移動量検出信号は、上記したようにエン
コーダ44の出力信号として制御部51及びサーマルヘッド
駆動回路57に送られる。すると、制御部51は、エンコー
ド44からの移動量検出信号に応じて文章データ記憶部56
のメモリアドレスを順次指定し、そこに記憶されている
文書データを読出し、この文書データを印字用キャラク
タジェネレータ59を通して個々のキャラクタデータとし
てサーマルヘッド駆動回路57へ出力する。このサーマル
ヘッド駆動回路57は、上記エンコーダ44からの移動量検
出信号に同期して、つまり制御部51による文書データの
読出しタイミングに同期してサーマルヘッド27を駆動す
る。このサーマルヘッド27の駆動により、文書データが
インク・リボン24を介して記録紙A上に熱転写される。
この場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リボン・
カセット22の繰出しスプール23aからインク・リボン24
の未使用部分が送出され、上記サーマルヘッド27により
熱転写された後の使用済み部分が同カセット22内の巻取
りスプール23bに順次巻取られる。上記のようにして装
置本体10をX方向に移動操作することにより、文章デー
タ記憶部56に記憶されている作成文書データが記録紙A
に順次プリントされる。この場合、小型な装置本体10自
身を移動させて記録紙A上にプリントを行なうため、記
録紙Aの大小に拘らず、作成文書データのプリント範囲
のみ確保されれば、如何なる記録紙A、例えば綴じたリ
ートに対してもプリントすることができる。
して出力される移動量検出信号は、上記したようにエン
コーダ44の出力信号として制御部51及びサーマルヘッド
駆動回路57に送られる。すると、制御部51は、エンコー
ド44からの移動量検出信号に応じて文章データ記憶部56
のメモリアドレスを順次指定し、そこに記憶されている
文書データを読出し、この文書データを印字用キャラク
タジェネレータ59を通して個々のキャラクタデータとし
てサーマルヘッド駆動回路57へ出力する。このサーマル
ヘッド駆動回路57は、上記エンコーダ44からの移動量検
出信号に同期して、つまり制御部51による文書データの
読出しタイミングに同期してサーマルヘッド27を駆動す
る。このサーマルヘッド27の駆動により、文書データが
インク・リボン24を介して記録紙A上に熱転写される。
この場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リボン・
カセット22の繰出しスプール23aからインク・リボン24
の未使用部分が送出され、上記サーマルヘッド27により
熱転写された後の使用済み部分が同カセット22内の巻取
りスプール23bに順次巻取られる。上記のようにして装
置本体10をX方向に移動操作することにより、文章デー
タ記憶部56に記憶されている作成文書データが記録紙A
に順次プリントされる。この場合、小型な装置本体10自
身を移動させて記録紙A上にプリントを行なうため、記
録紙Aの大小に拘らず、作成文書データのプリント範囲
のみ確保されれば、如何なる記録紙A、例えば綴じたリ
ートに対してもプリントすることができる。
次に、上記したように、手動操作により印字処理が行
なえる印字装置において、例えば比較的厚みのある記録
紙A面に対する印字処理中において、ローラ31が記録紙
A面上から脱輪した場合の印字ミス防止動作について説
明する。
なえる印字装置において、例えば比較的厚みのある記録
紙A面に対する印字処理中において、ローラ31が記録紙
A面上から脱輪した場合の印字ミス防止動作について説
明する。
まず、第5図(A)に示すように、サーマルヘッド27
と共にローラ31も記録紙A面上を移動する通常の状態で
は、移動阻止機構のケースストッパ46は中に浮いてお
り、回動リンク47はばね50によりピン47aの位置に保持
される。つまり、ローラストッパ48も上記ばね50により
引かれた状態となり、ラチェット板34aには何等噛合せ
ず、歯車34,33及びローラ31は正常に回転する。
と共にローラ31も記録紙A面上を移動する通常の状態で
は、移動阻止機構のケースストッパ46は中に浮いてお
り、回動リンク47はばね50によりピン47aの位置に保持
される。つまり、ローラストッパ48も上記ばね50により
引かれた状態となり、ラチェット板34aには何等噛合せ
ず、歯車34,33及びローラ31は正常に回転する。
ここで、第5図(B)に示すように、ローラ31が記録
紙A面上から脱輪すると、移動阻止機構のケースストッ
パ46が記録紙A面に当たって矢印a方向に押し上げられ
る。すると、回動リンク47がばね50に抗して矢印b方向
に回動し、ローラストッパ48が矢印c方向にスライドし
てその先端をラチェット板34aに噛合させる。これによ
り、ラチェット板34aの回転が止められて、連動する歯
車34,33、そしてローラ31の回転が阻止される。また、
これと共に、上記ケースストッパ46の滑り止め部材が貼
られた下端部分が記録紙A面に圧接することで、装置本
体10の移動が阻止される。
紙A面上から脱輪すると、移動阻止機構のケースストッ
パ46が記録紙A面に当たって矢印a方向に押し上げられ
る。すると、回動リンク47がばね50に抗して矢印b方向
に回動し、ローラストッパ48が矢印c方向にスライドし
てその先端をラチェット板34aに噛合させる。これによ
り、ラチェット板34aの回転が止められて、連動する歯
車34,33、そしてローラ31の回転が阻止される。また、
これと共に、上記ケースストッパ46の滑り止め部材が貼
られた下端部分が記録紙A面に圧接することで、装置本
体10の移動が阻止される。
したがって、ローラ31が脱輪することにより、サーマ
ルヘッド27の記録紙Aに対する接触角度が不適当となっ
ても、装置本体10の移動が阻止されサーマルヘッド27の
印字移動が停止されるばかりか、プリント部21における
各回転動作も阻止されるので、エンコーダパルスの出力
も停止され、記録紙Aに対する印字動作は完全に止めら
れることになる。よって、印字品質の劣化や印字不能等
による印字ミスの発生を未然に防ぐことができる。
ルヘッド27の記録紙Aに対する接触角度が不適当となっ
ても、装置本体10の移動が阻止されサーマルヘッド27の
印字移動が停止されるばかりか、プリント部21における
各回転動作も阻止されるので、エンコーダパルスの出力
も停止され、記録紙Aに対する印字動作は完全に止めら
れることになる。よって、印字品質の劣化や印字不能等
による印字ミスの発生を未然に防ぐことができる。
尚、上記実施例では、ローラ31の脱輪時において、ラ
チェット板34aにローラストッパ48を噛合させ、ローラ3
1自体の回転を阻止すると共にエンコーダパルスの出力
も停止させるよう構成したが、第6図に示すように構成
すれば、ローラ31の脱輪時だけでなく、ローラ31が記録
紙Aより離れ中に浮いた状態においてもエンコーダディ
スク41の回転を阻止し、誤印字動作を防止することがで
きる。すなわち、この移動阻止機構は、装置本体10の下
面から上下動自在に突出して立設されるラック61、この
ラック61の上下動作に応じて回転するピニオン62、常時
ラック61に対し装置本体10の下面から突出する作用を与
えるばね63、ラック61の下端に設けられ記録紙Aに接し
て回転するミニローラ64、ラック61の上昇動作に応じて
装置本体10の下面から突出し記録紙A面に圧接するスト
ッパ65、そして、上記ピニオン62の回転動作に応じて往
復スライド動作するローラストッパ48からなる。ここ
で、第6図(A)に示すように、例えば装置本体10を印
字移動させる前に、ローラ31が中に浮いた状態では、ラ
ック61はばね63により装置本体10の下面から最大限突出
し、ローラストッパ48の先端はラチェット板34aに噛合
する。この場合、プリント部21における回転機構動作は
阻止され、エンコーダパルスの出力は停止される。した
がって、誤印字動作が行なわれることはない。
チェット板34aにローラストッパ48を噛合させ、ローラ3
1自体の回転を阻止すると共にエンコーダパルスの出力
も停止させるよう構成したが、第6図に示すように構成
すれば、ローラ31の脱輪時だけでなく、ローラ31が記録
紙Aより離れ中に浮いた状態においてもエンコーダディ
スク41の回転を阻止し、誤印字動作を防止することがで
きる。すなわち、この移動阻止機構は、装置本体10の下
面から上下動自在に突出して立設されるラック61、この
ラック61の上下動作に応じて回転するピニオン62、常時
ラック61に対し装置本体10の下面から突出する作用を与
えるばね63、ラック61の下端に設けられ記録紙Aに接し
て回転するミニローラ64、ラック61の上昇動作に応じて
装置本体10の下面から突出し記録紙A面に圧接するスト
ッパ65、そして、上記ピニオン62の回転動作に応じて往
復スライド動作するローラストッパ48からなる。ここ
で、第6図(A)に示すように、例えば装置本体10を印
字移動させる前に、ローラ31が中に浮いた状態では、ラ
ック61はばね63により装置本体10の下面から最大限突出
し、ローラストッパ48の先端はラチェット板34aに噛合
する。この場合、プリント部21における回転機構動作は
阻止され、エンコーダパルスの出力は停止される。した
がって、誤印字動作が行なわれることはない。
次に、第6図(B)に示すように、装置本体10が記録
紙A上を印字移動する状態では、ラック61はそのミニロ
ーラ64がローラ31と同じ高さになるまで矢印a1方向に押
し上げられる。すると、ピニオン62が矢印b1で示す方向
に半回転し、ローラストッパ48が矢印c1で示す方向に引
戻される。この場合、プリント部21の回転機構動作は何
等阻止されず、その印字動作は妨げられない。
紙A上を印字移動する状態では、ラック61はそのミニロ
ーラ64がローラ31と同じ高さになるまで矢印a1方向に押
し上げられる。すると、ピニオン62が矢印b1で示す方向
に半回転し、ローラストッパ48が矢印c1で示す方向に引
戻される。この場合、プリント部21の回転機構動作は何
等阻止されず、その印字動作は妨げられない。
そして、ローラ31が比較的厚みのある記録紙A面上か
ら脱輪した場合には、第6図(C)に示すように、ラッ
ク61は記録紙Aによりばね63のばね力に抗して矢印a2方
向に最大限押し上げられる。すると、ピニオン62が矢印
b2方向にさらに半回転することでローラストッパ48は矢
印c2方向にスライドし、その先端がラチェット板34aに
噛合する。また、これと共に、ストッパ65が装置本体10
の下面から矢印d方向に突出する。この場合、プリント
部21における回転機構動作は阻止されると共に、ストッ
パ65が記録紙A面に圧接して装置本体10の移動が阻止さ
れる。したがって、ローラ31の脱輪による誤印字動作は
未然に防止される。
ら脱輪した場合には、第6図(C)に示すように、ラッ
ク61は記録紙Aによりばね63のばね力に抗して矢印a2方
向に最大限押し上げられる。すると、ピニオン62が矢印
b2方向にさらに半回転することでローラストッパ48は矢
印c2方向にスライドし、その先端がラチェット板34aに
噛合する。また、これと共に、ストッパ65が装置本体10
の下面から矢印d方向に突出する。この場合、プリント
部21における回転機構動作は阻止されると共に、ストッ
パ65が記録紙A面に圧接して装置本体10の移動が阻止さ
れる。したがって、ローラ31の脱輪による誤印字動作は
未然に防止される。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、筐体から印字部を突出
させて設けられた印字ヘッドと、上記筐体の印字ヘッド
より移動方向側に設けられ上記印字ヘッドが記録紙に当
接した状態で該記録紙あるいは該記録紙を載置した平面
体に当接して回転するローラと、上記印字ヘッドと上記
ローラとの間に配置され、上記ローラの下端位置が上記
記録紙面と略同一の場合には上記筐体の下面から離間し
た位置で且つ上記記録紙面に接触しない位置に設定さ
れ、上記ローラの下端位置が上記記録紙面より下がった
場合には上記記録紙によって押し上げられるケーススト
ッパと、このケースストッパが押し上げられた際に当該
ケースストッパに連動して上記ローラの回転を阻止する
ローラストッパとを備え、上記ローラが上記記録紙面よ
り下がり該記録紙面に対する上記印字ヘッドの接触角度
が不適当となった場合の筐体の移動を阻止する構成とし
たので、例えば厚みのある記録紙面上からローラが脱輪
した場合にも、印字品質の劣化や印字不能等が生じるこ
とを未然に防止することが可能となる小型印字装置を提
供できる。
させて設けられた印字ヘッドと、上記筐体の印字ヘッド
より移動方向側に設けられ上記印字ヘッドが記録紙に当
接した状態で該記録紙あるいは該記録紙を載置した平面
体に当接して回転するローラと、上記印字ヘッドと上記
ローラとの間に配置され、上記ローラの下端位置が上記
記録紙面と略同一の場合には上記筐体の下面から離間し
た位置で且つ上記記録紙面に接触しない位置に設定さ
れ、上記ローラの下端位置が上記記録紙面より下がった
場合には上記記録紙によって押し上げられるケーススト
ッパと、このケースストッパが押し上げられた際に当該
ケースストッパに連動して上記ローラの回転を阻止する
ローラストッパとを備え、上記ローラが上記記録紙面よ
り下がり該記録紙面に対する上記印字ヘッドの接触角度
が不適当となった場合の筐体の移動を阻止する構成とし
たので、例えば厚みのある記録紙面上からローラが脱輪
した場合にも、印字品質の劣化や印字不能等が生じるこ
とを未然に防止することが可能となる小型印字装置を提
供できる。
第1図は本考案の一実施例に係わる小型印字装置を示す
外観構成図、第2図は上記小型印字装置のプリント部を
示す構成図、第3図は上記小型印字装置のプリント部に
おける移動阻止機構を抜出して示す図、第4図は上記小
型印字装置の電子回路を示すブロック構成図、第5図
(A)及び(B)はそれぞれ上記小型印字装置における
移動阻止機構の動作を示す図、第6図(A)〜(C)は
それぞれ本考案の他の実施例に係わる小型印字装置にお
ける移動阻止機構の動作を示す図である。 10……装置本体、10a……裏蓋、10b……ヒンジ、11……
モード切換えスイッチ、12……キー入力部、13……表示
部、14……文字・記号入力キー、15……機能キー、15a
……実行キー、16……カーソルキー、17……かな/漢字
変換キー、18……次候補キー、19a〜19f……漢字選択キ
ー、20……プリントキー、21……プリント部、22……イ
ンク・リボン・カセット、23a……繰出しスプール、23b
……巻取りスプール、24……熱転写インク・リボン、25
……ヘッド設置用切り欠き、26……リボン装填用切り欠
き、27……サーマルヘッド、28……ヘッド取付け部材、
28a,28b……スライドステー、29,30……開口、31,32…
…ゴムローラ、33,34,35a,35b……歯車、34a……ラチェ
ット板、36……巻取り歯車、37……リボン巻取り軸、38
……ストッパアーム、39……ストッパギア、40……アー
ムストッパ、41……エンコーダディスク、41a,41b,……
スリット、42a,42b……LED、43a,43b……フォトセン
サ、44……エンコーダ、45……回路基板、46……ケース
ストッパ、47……回動リンク、48……ローラストッパ、
49a,49b……ガイドピン、50、63……ばね、51……制御
部、52……変換データ記憶部、53……表示用RAM、54…
…かな/漢字変換部、55……候補漢字記憶部、56……文
章データ記憶部、57……サーマルヘッド駆動回路、58…
…表示用キャラクタジェネレータ、59……印字用キャラ
クタジェネレータ、60……文字サイズ判断部、61……ラ
ック、62……ピニオン、64……ミニローラ、65……スト
ッパ。
外観構成図、第2図は上記小型印字装置のプリント部を
示す構成図、第3図は上記小型印字装置のプリント部に
おける移動阻止機構を抜出して示す図、第4図は上記小
型印字装置の電子回路を示すブロック構成図、第5図
(A)及び(B)はそれぞれ上記小型印字装置における
移動阻止機構の動作を示す図、第6図(A)〜(C)は
それぞれ本考案の他の実施例に係わる小型印字装置にお
ける移動阻止機構の動作を示す図である。 10……装置本体、10a……裏蓋、10b……ヒンジ、11……
モード切換えスイッチ、12……キー入力部、13……表示
部、14……文字・記号入力キー、15……機能キー、15a
……実行キー、16……カーソルキー、17……かな/漢字
変換キー、18……次候補キー、19a〜19f……漢字選択キ
ー、20……プリントキー、21……プリント部、22……イ
ンク・リボン・カセット、23a……繰出しスプール、23b
……巻取りスプール、24……熱転写インク・リボン、25
……ヘッド設置用切り欠き、26……リボン装填用切り欠
き、27……サーマルヘッド、28……ヘッド取付け部材、
28a,28b……スライドステー、29,30……開口、31,32…
…ゴムローラ、33,34,35a,35b……歯車、34a……ラチェ
ット板、36……巻取り歯車、37……リボン巻取り軸、38
……ストッパアーム、39……ストッパギア、40……アー
ムストッパ、41……エンコーダディスク、41a,41b,……
スリット、42a,42b……LED、43a,43b……フォトセン
サ、44……エンコーダ、45……回路基板、46……ケース
ストッパ、47……回動リンク、48……ローラストッパ、
49a,49b……ガイドピン、50、63……ばね、51……制御
部、52……変換データ記憶部、53……表示用RAM、54…
…かな/漢字変換部、55……候補漢字記憶部、56……文
章データ記憶部、57……サーマルヘッド駆動回路、58…
…表示用キャラクタジェネレータ、59……印字用キャラ
クタジェネレータ、60……文字サイズ判断部、61……ラ
ック、62……ピニオン、64……ミニローラ、65……スト
ッパ。
Claims (1)
- 【請求項1】筐体と、 この筐体から印字部を突出させて設けられた印字ヘッド
と、 上記筐体の印字ヘッドより移動方向側に設けられ上記印
字ヘッドが記録紙に当接した状態で該記録紙あるいは該
記録紙を載置した平面体に当接して回転するローラと、 上記印字ヘッドと上記ローラとの間に配置され、上記ロ
ーラの下端位置が上記記録紙面と略同一の場合には上記
筐体の下面から離間した位置で且つ上記記録紙面に接触
しない位置に設定され、上記ローラの下端位置が上記記
録紙面より下がった場合には上記記録紙によって押し上
げられるケースストッパと、 このケースストッパが押し上げられた際に当該ケースス
トッパに連動して上記ローラの回転を阻止するローラス
トッパと を具備したことを特徴とする小型印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987058653U JPH088111Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987058653U JPH088111Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166438U JPS63166438U (ja) | 1988-10-28 |
JPH088111Y2 true JPH088111Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=30889420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987058653U Expired - Lifetime JPH088111Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 小型印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088111Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6083462A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-11 | Canon Inc | 画像読取り装置 |
JPS6129563A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Hitachi Ltd | 小型手動プリンタ |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP1987058653U patent/JPH088111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63166438U (ja) | 1988-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0230564A (ja) | プリンタ | |
JPH088111Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JP2560419B2 (ja) | プリンタ | |
JPH088109Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JP2689248B2 (ja) | 文字印字装置 | |
JPH088112Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JPH088832Y2 (ja) | バーコード印刷装置 | |
JPH084298Y2 (ja) | 小型プリンタ | |
JPH079642Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JP2678282B2 (ja) | 印字装置 | |
JPH088833Y2 (ja) | 小型文字印字装置 | |
JPH074923Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JP2501856Y2 (ja) | 手動走査式プリンタ | |
JPS63262273A (ja) | 小型文字印字装置 | |
JPH074924Y2 (ja) | 小型プリンタ | |
JPH0739662Y2 (ja) | 小型プリンタ | |
JPH074921Y2 (ja) | 小型文字印字装置 | |
JPH078219Y2 (ja) | 小型印字装置 | |
JP2560318B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2707542B2 (ja) | 文字印字装置 | |
JPS63205266A (ja) | 小型印字装置 | |
JP2560316B2 (ja) | 印字装置 | |
JP2501654Y2 (ja) | 印字機能を備えた電子機器 | |
JPS63178066A (ja) | 小型文字印字装置 | |
JPS63262261A (ja) | 小型印字装置 |