JP2667092B2 - ラベル印字装置 - Google Patents
ラベル印字装置Info
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Description
字手段を介して書類等の見出しラベルに印字するラベル
印字装置に関する。
同一の見出しラベルが貼付けられている場合が多い。ま
た、情報の多様化に伴い、情報の種類等に応じた見出し
ラベルを用いて好適なファイリングの要請が高まってお
り、しかも同一の情報を複数人、複数箇所で所有保管す
る場合もある。従来、この種のラベルは手書きで作成さ
れており、作成の頻雑さや見栄え等の問題があった。
りラベルの上下両位置に同一内容を、印字方向を適宜選
定可能にして効率良く印字する印字装置が提案されてい
る(実開平1−178948号公報)。
ルに納めるとともに、ラベルの枚数を1枚の用紙上で整
数枚設定すべく計算するラベル印字装置が提案されてい
る(特開昭61−175722号公報)。
えるように文字を全角、半角に変更すべく自動計算する
ラベルプリンタが提案されている(特開昭63−189
276号公報)。
トを入力可能にして種々のサイズのラベルに印字可能に
するラベルプリンタが提案されている(特開昭62−1
58072号公報)。
ル印字装置は、入力した文字列を記憶装置に登録させる
登録機能を備えたものが多い。しかし、この登録機能
は、例えば一枚のラベル用紙に貼付された複数のラベル
に印字するために入力された複数の文字列であり、それ
以降も常に一セットの文字列として取り扱われるもので
あっても、各文字列ごとに登録しなければならなかっ
た。このため、このような複数の文字列を印字する場合
には、文字列ごとに読み出しを行い、文字列ごとにラベ
ルに印字しなければならなかった。
を目的とする。
に、本発明のラベル印字装置は、入力された文字列の文
字サイズを入力されたラベル名に応じて自動的に決定す
る入力処理手段と、入力文字列のデータおよび自動決定
された文字サイズデータを含む文字ラベル情報と、入力
されたラベル名データを含む付加情報とに基づいて、入
力されたラベル名のラベル用紙に対してのみ決定された
文字サイズで入力文字列を印字する印字手段と、文字ラ
ベル情報を付加情報と共に保存登録する記憶手段と、入
力処理手段に入力された一の付加情報に対して入力処理
手段に入力された一の文字ラベル情報を組み合わせ、個
別登録情報として記憶手段に登録する個別登録処理手段
と、入力処理手段に入力された一の付加情報に対して入
力処理手段に入力された複数の文字ラベル情報を組み合
わせ、一括登録情報として記憶手段に登録する一括登録
処理手段と、記憶手段から個別登録情報または一括登録
情報を択一的に読み出して入力処理手段に入力する読込
手段とを備える。
文字ラベル情報は個別登録と一括登録のいずれかの登録
方式で記憶手段に保存登録される。
力された一の付加情報に対して入力処理手段に入力され
た一の文字ラベル情報を組み合わせた個別登録情報が、
個別登録処理手段により記憶手段に登録される。
段に入力された一の付加情報に対して入力処理手段に入
力された複数の文字ラベル情報を組み合わた一括登録情
報が一括登録処理手段により記憶手段に登録される。
一括登録情報は、読込手段によって記憶手段から択一的
に読み出され、入力処理手段に入力される。
て添付図面に基づいて説明する。
び内部機構を示す。ラベル印字装置(以下、装置とい
う)1は、ラベルシート4に規則正しく配列した多数の
ラベル4aの各々に対して印字を施す装置であり、上半
体2と下半体3とで構成し、その中間にはラベルシート
4の挿入口5を形成している。
なキー6を多数配列しており、その上方には所定文字
数、行数、或いは入力した文字列等を表示する液晶パネ
ルからなる液晶表示部7を配設している。なお、それ以
上の文字数、行数の入力が行われているときは、カーソ
ルキーにより画面が左右上下にスクロールするようにな
っている。配列した各キー6は、図4に示すようにアル
ファベット等のキャラクターキーをはじめ、「機能」、
「取消」、「変換」、「実行」、「印刷」等の各処理を
行うファンクションキー及び四方に矢印が表記されたカ
ーソルキーを配設している。また、各キーの内容は、そ
の頭部に表記している。
から続いて後方に延びる給送路11を形成しており、こ
の給送路11の上面には、挿入したラベルシート4を誘
導する誘導ローラ9を設けている。また、誘導ローラ9
の後方には、シート送りモーター16によって回転駆動
し挿入されたラベルシート4を給送する給紙ローラ8を
計3カ所に配設し、さらにその後方には印字を施す印字
部20を備えている。
方側、例えば左側に位置決め用の側壁18を形成してお
り、ラベルシート4の左辺をこの側壁18に当接させな
がら挿入するものである。また、給紙ローラ8の給送路
下流側における側壁18には、図5に示すように、例え
ば上下面に発光素子19aと受光素子19bとで対構造
を成すフォトインターラプタ等のシートセンサ19を配
設しており、挿入、給送されたラベルシート4の左辺が
側壁18に正確に一致しているかどうかを検出するもの
である。
の挿入方向に対して直交する方向に配設した螺旋状軸1
2と螺合しており、キャリッジモーター14の回転が歯
車列15を介して螺旋状軸12に伝達され、この回転す
る螺旋状軸12に沿って印字部20が往復駆動する機構
となっている。印字部20の上部には、螺旋状軸12と
平行にラック13を架設している。このラック13の歯
部は印字部20と相対するように下部に形成しており、
印字部20内の歯車がラック13と噛合した状態となっ
ている。また、印字部20の下部からは、例えば一文字
分が印字可能なドットアレイからなるサーマルヘッド2
8が突出しており、サーマルヘッド28の下部の下半体
3には、ゴム性のプラテン17を配設している。なお、
この印字部20は、インクリボンのリボンカセット(図
示せず)を取り付けるためのカセットホルダーとしても
機能するものであり、インクリボンを巻き取るための巻
き取り軸25を備えている。
いは編集後の文字列、コードナンバー、文字ラベル、又
はそれぞれの選択画面を表示するものである。なお、文
字ラベルとは、ラベル印字用として作成した文字列、或
いは既に作成されている文字列をいう。
を、図6に基づいて説明する。
中央演算処理装置(以下、CPUという)30と、RO
M,RAM等で構成する記憶部31とを備える。
離駆動及び文字信号を出力するヘッド駆動部36、キャ
リッジモータ14の駆動を制御するキャリッジモータ駆
動部37、給紙ローラ8及び排紙ローラ23を同期駆動
するシート送りモータ16の駆動制御を行うシート送り
モータ駆動部38、及び液晶表示部7を駆動する表示駆
動部39がそれぞれ接続されている。
タやシート給送との同期を取るためのタイマを備え、キ
ー入力部6´からの入力情報及びシートセンサ19から
の検出信号を受けて、それぞれ所要の回路部に制御信号
を出力して、後述するように文字入力、編集処理の他、
ラベルシートの種類選択、表示制御、印字処理制御を統
括的に制御する。
の検出信号を監視しており、ラベルシート4の左辺前端
を検出した信号が入力されたかどうかによりラベルシー
ト4の挿入、給送が正確に行われているかどうかを判断
すると共に、検出信号発生時点からシート送りモータ1
6の回転パルス、あるいは時間管理により給送中のラベ
ルシートの位置を間接的に計測している。
作動を制御するプログラム,仮名・漢字変換用の辞書メ
モリ等のほか、各種のラベルシートに配列されたラベル
の配列位置及びそのラベルの縦・横の寸法などが登録さ
れたラベル情報や、ラベルシートの種類を特定するため
の識別コードとしてのコードナンバー、及び次に示すよ
うな文字サイズ表(表1)が記憶されている。
イズ〜3Lサイズまでのものを示している。この種のラ
ベル印字装置では、印字可能なラベルシートの種類は様
々であって数百にも及び、そこに印字したい文字サイズ
も多数要求される。そこで、文字サイズとして正方形の
もの以外に横長文字、縦長文字も指定可能にしている。
このように、サイズ区分の記号を用いて文字サイズを選
択可能にすることで、選択作業を容易にしている。
ラベル、ライン入りラベル、タックインデックスラベ
ル、ボックスラベル、カセットラベル等種々のものが有
り、しかもラベルシート上での貼付け位置も種々あり、
それぞれ規格化されたものである。なお、図6において
補助記憶部40として示した拡張カートリッジなどの外
部入出力装置を接続し、ラベルシートの種類が増加した
り、或いは規格化されていない所望のラベルシートに印
字を施したい場合には、新たに登録することも可能であ
る。
す。ラベルシート4上には同一寸法を有するラベル
R1 ,R2 ,……が一定間隔を隔てて規則的に貼付られ
ている。なお、ラベルシート4上のラベルの位置は、列
方向に1,2,3……と、行方向にA,B,C……のよ
うに指定されている。
(数字含む)の識別コードを入力することにより選択す
る。これによって選択作業を容易にしている。本実施例
におけるシートナンバーを記憶した表(不図示)は、ラ
ベル寸法で表わされており、これは、シートセンサ19
が検出するラベルシート4の左辺前端のコーナー位置を
基準にした寸法等で記憶されている。寸法の種類は、ラ
ベルシートの縦横寸法、ラベルの形状、ラベルの縦横寸
法、ラベルの縦横間隔及び1枚のシート上のラベル枚数
等から、ラベルシート上でのラベル位置を特定するに必
要なデータが採用されている。また、寸法は、通常、ミ
リメートル(mm)単位で指定されるが、本実施例では
この寸法をコード化するようにしてメモリ容量の軽減を
図っている。そして、CPU30は指定されたシートナ
ンバー(識別コード)に対応するラベル情報を基に印字
位置、すなわちラベル位置を計算するようにしている。
字列の字数や行数に応じて、自動的に文字サイズが設定
されるようになっている。この文字サイズの自動設定
は、文字入力画面で入力された文字列に応じて自動的に
ラベル内に好適に印字可能なように文字の大きさを設定
するものであり、この文字サイズは上記表1から選択さ
れる。
て、図8及び図9のフローチャートに基づいて説明す
る。
ンバーを入力することにより、使用ラベルの縦・横の寸
法や配列位置等の全ての情報が特定される(#10
2)。このラベル情報を基に当該ラベルにおける印字エ
リアが判別され、この印字エリアの縦方向と横方向の長
さが比較される(#104)。この比較により短い方の
長さが選択され、図10(a)に示すように横方向のサ
イズが短かければ、この横方向の長さlを1辺とする正
方領域Sが想定され(#106)、また、図10(b)
に示すように縦方向のサイズが短かければ、この縦方向
の長さlを1辺とする正方領域Sが想定される(#10
8)。そして、この正方領域Sに納まる最大の正方文字
の文字サイズが表1から選択され、この文字サイズが初
期値に設定される(#110)。
された後、文字(記号等を含む)の入力を待ち、入力さ
れた文字が一文字増減する度に、その都度、作成された
文字列の横方向の長さが算出される。複数行に文字列が
作成された場合には各行毎に算出される(#202)。
そして文字列の横方向の長さと設定された印字エリアの
横方向の長さとが各行毎に比較され、作成した文字列が
設定したラベルの横寸法内に印字可能か否かが判断され
る(#204)。印字エリアに比べ文字列の横方向の長
さが大であれば、設定した文字サイズよりも、1サイズ
小さい文字サイズが表1から選択され、全行に亘るすべ
ての文字サイズがこの新たな文字サイズに変更される
(#206)。そしてこの後、再度、#202、#20
4の処理が繰り返えされる。このようにして、各行の文
字列の横方向の長さと印字エリアの横方向の長さとを基
準にして、好適な文字サイズが一応決定される。
さが全行に亘って加算されて総縦長が求められ(#20
8)、この総縦長と印字エリアの縦方向の長さが比較さ
れる。これによって、作成された文字列が設定したラベ
ルの縦寸法内に印字可能か否かが判断される(#21
0)。作成された文字列の総縦長の方が大であれば、決
定された文字サイズよりも1サイズ小さい文字サイズが
表1から選択され、全行に亘るすべての文字サイズがこ
の新たな文字サイズに変更される(#212)。この
後、再度、#208、#210の処理が繰り返される。
このようにして、印字エリア内に印字可能な最大の文字
サイズが最終的に設定される。なお、上記した各計算式
は、予め記憶部31のROMに記憶されているが、計算
結果を記憶した変換テーブルを利用するようにしてもよ
い。
は、全ての行で同一の文字サイズが設定されるようにな
っており、各行毎に文字数が異なる場合に、各行毎に文
字サイズが異なって設定される不都合を解消している。
なお、文字サイズが、表1に示すSサイズから極めて小
さいSSサイズに切り換わる場合には、いきなり切り換
えるのではなく、SSサイズの横長文字に切り換わるよ
うにしている。
字が入力或いは削除された場合、入力済みの文字のサイ
ズが変更された場合、入力済みの文字の文字飾りが変更
された場合、改行又は行結合された場合など、入力文字
の状態又は入力行の状態が変化した場合には、常に行わ
れるものである。
あるいは必要に応じて特定の大きさにマニュアル設定す
ることもできる。この場合には、前述の#202では、
この設定した文字の横方向の長さと自動設定中の各文字
の横方向の長さとが加算されて文字列の長さが各行毎に
算出され、#208では、最も長い縦サイズの文字が各
行毎に抽出された後、全行に亘って加算されることにな
る。
憶部31に記憶され、CPU30による制御の下、この
記憶されたデータと既に設定されたラベル情報に基づい
て、配列された各ラベルに印字処理が施される。
理の概要について、図11の概念図を用いて説明する。
記憶部31には、作業領域311と登録領域312と検
索結果格納領域313が備えられている。まず、キー入
力部6´から文字ラベルが入力されると、このデータは
作業領域311に保存される。そして、入力された文字
ラベルの登録は、作業領域311から読み出された文字
ラベルとこの文字ラベルの付加情報とが、登録ファイル
として登録領域312に書き込まれることにより行われ
る。登録ファイルには、一括登録ファイル312aと、
個別登録ファイル312bがある。一括登録ファイル3
12aには付加情報と複数の文字ラベルの情報が収めら
れており、個別登録ファイル312bには付加情報と一
つの文字ラベルの情報が収められている。また、文字ラ
ベルの読込みは、登録領域312から読み出された文字
ラベルが作業領域に書き込まれることによって行われ
る。検索結果格納領域313は、文字ラベルの読込み時
の検索処理の際に用いられる記憶領域である。文字ラベ
ルと共に登録領域に書き込まれる付加情報には、一括登
録と個別登録の種別、ラベル属性、登録文字、及びラベ
ル名がある。
ついて、図12のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、一括登録と個別登録のいずれかを選択する選択画面
が液晶表示部7に表示される(#301)。この選択画
面に従ってユーザが一括登録を選択した場合(#30
2、#303)には、作業領域311に保持された全て
の文字ラベルを登録するのに十分なメモリが登録領域3
12に残っているか調査が行われる(#304)。登録
領域312のメモリが十分でない場合には、登録メモリ
不足のメッセージが表示され(#305)、#301に
処理が戻される。また、選択画面に従ってユーザが個別
登録を選択した場合(#302、#303)には、作業
領域311に保持された所定の文字ラベルを登録するの
に十分なメモリが登録領域312に残っているか調査が
行われる(#306)。登録領域312のメモリが十分
でない場合には、登録メモリ不足のメッセージが表示さ
れ(#307)、#301に処理が戻される。
登録文字の入力画面が液晶表示部7に表示される(#3
08)。登録文字とは、登録領域312の各登録ファイ
ルを識別するために用いられる2桁の文字をいう。入力
画面に従ってユーザが登録文字を入力すると、登録ファ
イルの作成が行われる(#310)。
容を、図13のフローチャートに示す。この処理は、ま
ず登録領域312内の空領域の先頭アドレスが設定され
る(#321)。#302でユーザが一括登録を選択し
ていた場合(#322)には、先頭アドレスが示す領域
に、一括登録の識別コードが書き込まれる(#32
3)。また、#302でユーザが個別登録を選択してい
た場合(#322)には、先頭アドレスが示す領域に、
個別登録の識別コードが書き込まれる(#324)。次
に、登録する文字ラベルを印字するラベルの種類が、カ
セットラベルか調査される(#325)。ラベルの種類
がカセットラベルの場合は、カセットラベル属性コード
が、識別コードを書き込んだ次の領域に書き込まれる
(#326)。同様に、ラベルの種類がインデックスラ
ベルか調査され(#327)、インデックスラベルの場
合は、インデックスラベル属性コードが識別コードの次
の領域に書き込まれる(#328)。以下同様に、ボッ
クスラベル、ライン入りラベルかが調査される(#32
9〜#332)。これらのラベルのいずれにも該当しな
い場合には、ノーマルラベルの属性コードが識別コード
の次に領域に書き込まれる (#333)。そして、登
録文字が属性コードの次の領域に書き込まれる(#33
4)。さらに、使用ラベル名と文字ラベルの情報が登録
文字の次の領域にそれぞれ書き込まれる(#335)。
以上の書込処理によって、図11に示す登録ファイルが
作成される。
について、図14のフローチャートを用いて説明する。
まず、読込むべき登録ファイルが、一括登録と個別登録
のいずれの登録方式で登録されているかを選択する選択
画面が液晶表示部7に表示される(#341)。この選
択画面に従ってユーザはいずれかの登録方式を選択する
(#342)。次に、検索文字の入力を促す入力画面が
液晶表示部7に表示される(#343)。ここで検索文
字とは、登録文字、或いは登録文字の一部または全部を
スペースに置き換えた文字をいう。スペースは全ての文
字を意味し、例えば検索文字として“A ”(“A”、
スペース)を与えると、一文字目が“A”で始まる全て
の登録ファイルが検索される。ユーザによる検索文字の
入力(#344)によって、登録ファイルの検索処理が
実行される(#345)。
ない場合(#346)は、登録ファイルが存在しない旨
のメッセージが液晶表示部7に表示され(#347)、
処理が#343に戻される。検索処理で、求める登録フ
ァイルを捜し出した場合(#346)は、検索された登
録ファイルの文字ラベルの最初の7文字が液晶表示部7
に表示される(#348)。検索文字が英数字の場合は
検索される登録ファイルは1つだけである。したがっ
て、液晶表示部7に表示される登録ファイルの文字ラベ
ルも一つだけである。しかしながら、検索文字にスペー
スを用いた場合は複数の登録ファイルが検索されること
がある。この場合は液晶表示部7には複数の登録ファイ
ルの文字ラベルが表示される。
ファイルを指定すると(#349)、この登録ファイル
が登録領域312から読み出され、登録ファイルの中の
文字ラベルが作業領域311に書き込まれる(#35
0)。
内容を、図15のフローチャートに示す。この処理は、
まず先頭の登録ファイルの格納アドレスが検索アドレス
として設定される(#361)。次に、この検索アドレ
スの示す登録ファイルの付加情報が読込まれる(#36
2)。#341の選択(#363)と、付加情報の中の
一括登録と個別登録の種別とが一致しない場合には、こ
の登録ファイルの検索を終了させる(#364、#36
5)。また付加情報の中のラベル属性と現編集ラベルの
属性とが一致しない場合も、この登録ファイルの検索を
終了させる(#366)。さらに、#344で入力した
検索文字と付加情報の中の登録文字とが一致しない場合
も、この登録ファイルの検索を終了させる(#36
7)。検索文字と登録文字とが一致する場合には、記憶
部31の検索結果格納領域313に現検索ラベルの登録
位置情報(先頭アドレス等)が記憶される(#36
8)。ここで、検索文字にスペースが用いられていた場
合、上述したようにスペースは全ての文字を意味するの
で、複数の登録文字がこの検索文字一致することがあ
る。この場合には、検索結果格納領域313に複数の登
録位置情報が記憶される。例えば、検索文字として“A
”(“A”、スペース)が入力されると、一文字目が
“A”で始まる全ての登録ファイルの登録位置情報が記
憶される。また、検索文字として“ ”(スペース、
スペース)が入力されると、全ての登録ファイルの登録
位置情報が記憶される。#362〜#368の処理は、
検索アドレスを次の登録ファイルの格納アドレスにずら
しながら(#370)、全ての登録ファイルについて行
う(#369)。
処理の詳細を、図16のフローチャートに示す。まず、
登録ファイルの付加情報から登録文字が読み出される
(#381)。検索文字の1文字目と登録文字の1文字
目との比較が行われ(#382)、一致しない場合には
検索文字の1文字目がスペースか調べられる(#38
3)。検索文字の1文字目と登録文字の1文字目とが一
致する場合、あるいは検索文字の1文字目がスペースの
場合には、検索文字の2文字目と登録文字の2文字目と
の比較が行われる(#384)。検索文字の2文字目と
登録文字の2文字目とが一致しない場合には、検索文字
の2文字目がスペースか調べられる(#385)。検索
文字の2文字目と登録文字の2文字目とが一致する場
合、あるいは検索文字の2文字目がスペースの場合に
は、検索文字と登録文字が一致すると認識して (#3
86)、#368に処理を進める。#383で検索文字
の1文字目がスペースでない場合、あるいは#385で
検索文字の2文字目がスペースでない場合には、検索文
字と登録文字が一致しないと認識して(#387)、#
369に処理を進める。
は、カセットラベルと、インデックスラベルと、ボック
スラベルと、ライン入りラベルと、ノーマルラベルの分
類がある。これらのラベル形態の識別は、各ラベルの所
定の部分の寸法と、各ラベルに与えられているシート名
によって行う。
に示す。図17(a)には、タックインデックスシート
とこのシート上に貼付されたインデックスラベルの形状
が示されている。“ア”〜“シ”は寸法および枚数の規
定を示している。ラベルの識別には、これらの中から
“サ”と“シ”の設定の有無で判断している。図17
(a)より、タックインデックスシートには、“シ”の
寸法は設定されているが、“サ”の寸法は設定されてい
ないことがわかる。
ラベルとこのシート上に貼付されたボックスラベルの形
状が示されている。同図より、ボックスファイリングラ
ベルには、“シ”の寸法は設定されているが、“サ”の
寸法は設定されていないことがわかる。したがって、タ
ックインデックスシートとボックスファイリングラベル
は“サ”と“シ”の有無により識別することはできない
ため、シート名によりラベル属性を識別している。
とこのシート上に貼付されたノーマルラベルの形状が示
されている。同図より、タックタイトルシートには、
“サ”及び“シ”の寸法が設定されていることがわか
る。
トルシートとこのシート上に貼付されたライン入りラベ
ルの形状が示されている。同図より、ライン入りタック
タイトルシートには、“サ”の寸法は設定されているが
“シ”の寸法は設定されていないことがわかる。
が、図19(b)には、このカセットラベルのタイトル
印字範囲の形状がそれぞれ示されている。図19(a)
より、カセットラベルには、“サ”及び“シ”の寸法が
共に設定されていることがわかる。
タイトルシートとカセットラベルとについては“サ”と
“シ”の有無による区別があるため、これらのラベル属
性の識別は“サ”と“シ”の有無により行っている。ラ
ベル属性の識別は、先ず“サ”と“シ”の有無により行
う。そして、この“サ”と“シ”の有無により識別され
なかったもの(タックインデックスシートとボックスフ
ァイリングラベル)についてはシート名によりラベル属
性を識別している。
ては“サ”と“シ”)によりラベル属性を識別する方式
を用いることにより、規格化されていないラベルを記憶
部31に新たに登録して使用する場合、所定部分の寸法
によりラベル属性を識別することができるラベルについ
ては、ラベル属性に関するラベル情報を付与しなくても
よいのでメモリ容量を節約することができる。
性が異なる登録ファイルであった場合に、この登録ファ
イルを検索の対象から除外している。このため、検索処
理が高速に行える。このようにラベル属性の異なる登録
ファイルを検索対象から除外しているのは、ラベル属性
の異なるラベルは、上述したようにそれぞれ形状が異な
るため、たとえ読み込んでもラベルへの印字が不可能だ
からである。
された文字ラベル情報は、個別登録と一括登録のいずれ
かの登録方式で記憶手段に登録することができる。
文字ラベル情報の内、特定の文字ラベル情報だけが登録
できるので、登録後の管理等がし易い。
された複数の文字ラベル情報が一体となって登録される
ので、次にこれらの文字ラベル情報を読み出す際に、全
文字ラベル情報を漏れなく読み出すことができ便利であ
る。
視図である。
る。
る。
る。
る。
平面図である。
値の設定を説明するフローチャートである。
トである。
字サイズの初期値を設定する方法を示す説明図である。
を示す概念図である。
である。
である。
トである。
トである。
チャートである。
ル、6´…キー入力部、7…液晶表示部、30…CP
U、31…記憶部。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力された文字列の文字サイズを入力さ
れたラベル名に応じて自動的に決定する入力処理手段
と、 前記入力文字列のデータおよび前記自動決定された文字
サイズデータを含む文字ラベル情報と、前記入力された
ラベル名データを含む付加情報とに基づいて、前記入力
されたラベル名のラベル用紙に対してのみ前記決定され
た文字サイズで前記入力文字列を印字する印字手段と、 前記文字ラベル情報を前記付加情報と共に保存登録する
記憶手段と、 前記入力処理手段に入力された一の付加情報に対して前
記入力処理手段に入力された一の文字ラベル情報を組み
合わせ、個別登録情報として前記記憶手段に登録する個
別登録処理手段と、 前記入力処理手段に入力された一の付加情報に対して前
記入力処理手段に入力された複数の文字ラベル情報を組
み合わせ、一括登録情報として前記記憶手段に登録する
一括登録処理手段と、 前記記憶手段から前記個別登録情報または一括登録情報
を択一的に読み出して前記入力処理手段に入力する読込
手段とを備えることを特徴とするラベル印字装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20818492A JP2667092B2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | ラベル印字装置 |
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