JPH0796264B2 - 熱可塑性樹脂フィルムロール - Google Patents

熱可塑性樹脂フィルムロール

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JPH0796264B2
JPH0796264B2 JP1014647A JP1464789A JPH0796264B2 JP H0796264 B2 JPH0796264 B2 JP H0796264B2 JP 1014647 A JP1014647 A JP 1014647A JP 1464789 A JP1464789 A JP 1464789A JP H0796264 B2 JPH0796264 B2 JP H0796264B2
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layer
film
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film roll
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2515/00Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱可塑性樹脂フィルムロールに関するものであ
る。
[従来の技術] 熱可塑性樹脂フィルムロールとしては、フイルムの中心
線平均粗さ(Ra)と巻き硬さの関係を特定範囲とした熱
可塑性樹脂フイルムロールが知られている(例えば、特
開昭57−193322号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の熱可塑性樹脂フイルムロールは、経
時的に発生する「しわ」が完全には解消できず、この
「しわ」のためフイルムの平滑性が劣り、例えば磁気記
録媒体用ベースフイルムに用いた時の電磁変換特性、コ
ンデンサー用に用いた時の電気特性が悪化するという問
題点があった。
本発明はかかる問題点を改善し、経時的な「しわ」の発
生のない、すなわち、巻姿が良好な熱可塑性樹脂フイル
ムロールを提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、不活性粒子を含有
する熱可塑性樹脂Aよりなる層(A層)を熱可塑性樹脂
Bよりなる層(B層)の少なくとも片面に設けて構成さ
れる二軸配向フィルムが巻かれてなるフィルムロールで
あって、該A層の厚さtが0.005〜2μm、該A層の厚
さtと該A層に含有される不活性粒子の平均粒径dの
比、t/dが0.1〜2、該A層の幅方向厚さ斑が50%以下、
該フィルムロールの巻き硬度が81〜97の範囲であること
を特徴とする熱可塑性樹脂フィルムロールをその骨子と
する。
本発明を構成する熱可塑性樹脂Aはポリエステル、ポリ
オレフィン、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィドな
ど特に限定されることはないが、特に、ポリエステル、
中でも、エチレンテレフタレート、エチレンα,β−ビ
ス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボ
キシレート、エチレン2,6−ナフタレート単位から選ば
れた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分とする場
合に巻姿がより一層良好となるので望ましい。また、本
発明を構成する熱可塑性樹脂は結晶性である場合に巻姿
がより一層良好となるのできわめて望ましい。ここでい
う結晶性とはいわゆる非晶質ではないことを示すもので
あり、定量的には結晶化パラメータにおける冷結晶化温
度Tccが検出され、かつ結晶化パラメータΔTcgが150℃
以下のものである。さらに、示差走査熱量設計で測定さ
れた融解熱(融解エンタルピー変化)が7.5cal/g以上の
結晶性を示す場合に巻姿がより一層良好となるのできわ
めて望ましい。また、エチレンテレフタレートを主要構
成成分とするポリエステルの場合に巻姿がより一層良好
となるので特に望ましい。なお、本発明を阻害しない範
囲内で、熱可塑性樹脂Aに他種の熱可塑性樹脂を混合し
ても良いし共重合ポリマを用いても良い。また、本発明
の目的を阻害しない範囲内で、酸化防止剤、熱安定剤、
滑剤、紫外線吸収剤などの有機添加剤が通常添加される
程度添加されていてもよい。
本発明の熱可塑性樹脂A中の不活性粒子は、粒径比(粒
子の長径/短径)が1.0〜1.3の粒子、特に、球形状の粒
子の場合に巻姿がより一層良好となるので望ましい。
また、本発明の熱可塑性樹脂A中の不活性粒子はフイル
ム中での単一粒子指数が0.7以上、好ましくは0.9以上で
ある場合に巻姿がより一層良好となるので特に望まし
い。
また、本発明の熱可塑性樹脂A中の不活性粒子は相対標
準偏差が0.6以下、好ましくは0.5以下の場合に巻姿がよ
り一層良好となるので望ましい。
本発明の熱可塑性樹脂A中の不活性粒子の種類は特に限
定されないが、上記の好ましい粒子特性を満足するには
アルミナ珪酸塩、1次粒子が凝集した状態のシリカ、内
部析出粒子などは好ましくなく、コロイダルシリカに起
因する実質的に球形のシリカ粒子、架橋高分子による粒
子(たとえば架橋ポリスチレン)などがあるが、特に10
重量%減量時温度(窒素中で熱重量分析装置島津TG−30
Mを用いて測定。昇温速度20℃/分)が380℃以上になる
まで架橋度を高くした架橋高分子粒子の場合に巻姿がよ
り一層良好となるので特に望ましい。なお、コロイダル
シリカに起因する球形シリカの場合にはアルコキシド法
で製造された、ナトリウム含有量が少ない、実質的に球
形のシリカの場合に巻姿がより一層良好となるので特に
望ましい。しかしながら、その他の粒子、例えば炭酸カ
ルシウム、二酸化チタン、アルミナ等の粒子でも熱可塑
性樹脂A層の厚さtと平均粒径dの比の適切なコントロ
ールにより十分使いこなせるものである。
熱可塑性樹脂A中の不活性粒子の平均粒径(直径)dは
特に限定されないが、0.007〜2.5μm、特に0.02〜1μ
mの範囲である場合に巻姿がより一層良好となるので望
ましい。
本発明の熱可塑性樹脂A中の不活性粒子の含有量は2〜
40重量%、好ましくは3〜30重量%、さらに好ましくは
4〜15重量%である場合に巻姿がより一層良好となるの
で望ましい。
本発明を構成するフイルムは上記熱可塑性樹脂Aよりな
る層(A層)を熱可塑性樹脂Bよりなる層(B層)の少
なくとも片面に設け、二軸配向せしめたフイルムであ
る。一軸あるいは無配向フイルムでは巻姿が不良となる
ので好ましくない。この配向の程度は特に限定されない
が、高分子の分子配向の目安であるヤング率が長手方
向、軸方向ともに350kg/mm2以上である場合に巻姿がよ
り一層良好となるのできわめて望ましい。分子配向の程
度の目安であるヤング率の上限は特に限定されないが、
通常、1500kg/mm2程度が製造上の限界である。ここで熱
可塑性樹脂AとBは同じ種類でも、異なるものでも良
い。
熱可塑性樹脂Bとしては結晶性ポリマが望ましく、特
に、結晶化パラメータΔTcgが20〜100℃の範囲の場合に
巻姿がより一層良好となるので望ましい。具体例とし
て、ポリエステル、ポリアミド、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリオレフィンが挙げられるが、ポリエステルの
場合に巻姿がより一層良好となるので特に望ましい。ま
た、ポリエステルとしては、エチレンテレフタレート、
エチレンα,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン
−4,4′−ジカルボキシレート、エチレン2,6−ナフタレ
ート単位から選ばれた少なくとも一種の構造単位、特に
エチレンテレフタレートを主要構成成分とする場合に巻
姿が特に良好となるので望ましい。ただし、本発明を阻
害しない範囲内、望ましい結晶性を損なわない範囲内
で、好ましくは5モル%以内であれば他成分が共重合さ
れていてもよい。
本発明の熱可塑性樹脂Bにも、本発明の目的を阻害しな
い範囲内で、多種ポリマをブレンドしてもよいし、また
酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤などの有機
添加剤が通常添加される程度添加されていてもよい。
熱可塑性樹脂Bのフイルム中には不活性粒子を含有して
いる必要は特にないが、平均粒径が0.007〜1μm、特
に0.02〜0.45μmの不活性粒子が0.001〜0.15重量%、
特に0.005〜0.05重量%含有されていると、巻姿がより
一層良好となるので望ましい。含有する不活性粒子の種
類は熱可塑性樹脂Aに望ましく用いられるものを使用す
ることが望ましい。熱可塑性樹脂AとBに含有する粒子
の種類、大きさは同じでも異なっていても良い。
上記熱可塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bの結晶化パラメー
タΔTcgの差(A−B)は特に限定されないが、−30〜
+20℃の場合に、巻姿がより一層良好となるので特に望
ましい。
また、本発明を構成するフイルムのA層の表面の全反射
ラマン結晶化指数が20cm-1以下、好ましくは18cm-1
下、さらに17cm-1以下の場合に巻姿がより一層良好とな
るのできわめて望ましい。
本発明を構成するフイルムのA層の表面の2次イオンマ
ススペクトルによって測定される表層粒子濃度比は特に
限定されないが、表層粒子濃度比が1/10以下、特に1/50
以下である場合に巻姿がより一層良好となるので特に望
ましい。
本発明を構成するフイルムのA層の厚さtとA層に含有
する不活性粒子の平均粒径dの比、t/dは0.1〜2、好ま
しくは0.2〜1.2、さらに好ましくは0.3〜0.9の範囲であ
ることが必要である。t/dが上記の範囲より小さくて
も、逆に大きくても巻姿が不良となるので好ましくな
い。
本発明を構成するフイルムのA層の幅方向厚さ斑は50%
以下、好ましくは25%以下、さらに好ましくは20%以下
である必要がある。幅方向厚さ斑が上記の範囲より大き
いと巻姿が不良となるので好ましくない。幅方向厚さ斑
の下限は特に限定されないが、2%程度が製造上の限界
である。
本発明を構成するフイルムのA層の厚さは0.005〜2μ
m、好ましくは0.01〜1μm、さらに好ましくは0.01〜
0.5μmである場合に巻姿がより一層良好となるので特
に望ましい。
本発明を構成するフイルムのA層の表面の平均突起高さ
は5〜500nm、好ましくは10〜300nm、さらに好ましくは
15〜200nmの範囲である場合に巻姿がより一層良好とな
るので特に望ましい。
本発明を構成するフイルムのA層の表面の中心線平均粗
さRaと最大高さRtの比、Rt/Raが9.0以下、特に8.5以下
の場合に巻姿がより一層良好となるので特に望ましい。
本発明は上記の積層フイルムをコア等に巻き上げてい
き、巻き上げ長さ3000m以上の必要長さまで巻いて本発
明のフイルムロールができあがる。コアの材質は特に限
定されず、紙、プラスチック等公知のものを用いること
ができる。また、外径は1〜10インチ、特に2〜8イン
チのものが好ましく用いられる。長さは80〜2000mm、特
に80〜1500mmのものが好ましく用いられる。
本発明のロールの巻き硬度は81〜97、好ましくは82〜9
6、さらに好ましくは85〜95の範囲であることが必要で
ある。巻硬度が上記の範囲より小さいと経時によって幅
方向の巻じわが発生しやすく、逆に大きいと長手方向の
巻じわが発生しやすいので好ましくない。
次に本発明フィルムロールの製造方法について説明す
る。
まず、熱可塑性樹脂Aに不活性粒子を含有せしめる方法
としては、熱可塑性樹脂がポリエステルの場合には、ジ
オール成分であるエチレングリコールのスラリーの形で
分散せしめ、このエチレングリコールを所定のジカルボ
ン酸成分と重合せしめるのが延伸破れなく、本発明範囲
の厚さと平均粒径の関係を得るのに有効である。
また、不活性粒子のエチレングリコールのスラリーを14
0℃〜200℃、特に180〜200℃の温度で30分〜5時間、特
に1〜3時間熱処理する方法は延伸破れなく、本発明範
囲の厚さと平均粒径の関係のフイルムを得るのに有効で
ある。
また熱可塑性樹脂(ポリエステルも含めて)に不活性粒
子を含有せしめる方法として、粒子をエチレングリコー
ル中で140〜200℃、特に180〜200℃の温度で30分〜5時
間、特に1〜3時間熱処理した後、溶媒を水に置換した
スラリーの形で熱可塑性樹脂と混合し、ベント方式の2
軸押出機を用いて混練して熱可塑性樹脂に練り込む方法
も,延伸破れなく、本発明範囲の厚さと平均粒径の関係
のフイルムを得るのにきわめて有効である。
粒子の含有量を調節する方法としては、上記方法で高濃
度マスターを作っておき、それを製膜時に不活性粒子を
実質的に含有しない熱可塑性樹脂で希釈して粒子の含有
量を調節する方法が有効である。
次に、不活性粒子を所定量含有する熱可塑性樹脂Aおよ
び熱可塑性樹脂Bのペレットを必要に応じて乾燥したの
ち(A、Bは同種、異種どちらでもよい)、公知の溶融
積層用押出装置に供給し、スリット状のダイからシート
状に押出し、キャスティングロール上で冷却固化せしめ
て未延伸フィルムを作る。すなわち、2または3台の押
出し機、2または3層のマニホールドまたは合流ブロッ
クを用いて、熱可塑性樹脂A、Bを積層し、口金から2
または3層のシートを押し出し、キャスティングロール
で冷却して未延伸フイルムを作る。この場合、熱可塑性
樹脂Aのポリマ流路に、スタティックミキサー、ギヤポ
ンプを設置する方法は延伸破れなく、本発明範囲の厚さ
と平均粒径の関係、望ましい範囲の表層粒子濃度比のフ
イルムを得るのに有効である。また、合流ブロックとし
て矩形のフィードブロックを用いるのが本発明範囲の積
層厚さ斑を得るのにきわめて有効である。また、熱可塑
性樹脂A側の押し出し機の溶融温度を、熱可塑性樹脂B
側より、10〜40℃高くすることが、延伸破れなく、本発
明範囲の厚さと平均粒径の関係、積層厚さ斑、望ましい
範囲の表層粒子濃度比、全反射ラマン結晶化指数のフイ
ルムを得るのに有効である。
次にこの未延伸フイルムを二軸延伸し、二軸配向せしめ
る。延伸方法としては、逐次二軸延伸法または同時二軸
延伸法を用いることができる。ただし、最初に長手方
向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二延伸法を用い、長
手方向の延伸を3段階以上に分けて、総縦延伸倍率を3.
5〜6.5倍で行なう方法は延伸破れなく、本発明範囲の厚
さと平均粒径の関係のフイルムを得るのに有効である。
長手方向延伸温度は熱可塑性樹脂の種類によって異なり
一概には言えないが、通常、その1段目を50〜130℃と
し、2段目以降はそれより高くすることで本発明範囲の
積層厚さ斑、本発明の臨ましい範囲の表層粒子濃度比の
フイルムを得るのに有効である。長手方向延伸速度は50
00〜50000%/分の範囲が好適である。幅方向の延伸方
法としてはステンタを用いる方法が一般的である。延伸
倍率は、3.0〜5.0倍の範囲が適当である。幅方向の延伸
速度は、1000〜20000%/分、温度は80〜160℃の範囲が
好適である。次にこの延伸フィルムを熱処理する。この
場合の熱処理温度は170〜200℃、特に170〜190℃、時間
は0.5〜60秒の範囲が好適である。
次にこの二軸配向熱可塑性樹脂フイルムのミルロール
を、センターワインドとサーフェイスワインド併用方式
のスリッターにセットし、所定長さになるまで巻き上げ
て本発明の熱可塑性樹脂フイルムロールは完成する。巻
硬度の調節はミルロールから製品ロールを巻取る時のス
リッターにおいて、フイルムの張力とフイルムロールに
接しているコンタクトロールの面圧をコントロールする
方法が有効である。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法] 本発明の特性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の
通りである。
(1)粒子の平均粒径 フィルムからポリエステルをプラズマ低温灰化処理法
(たとえばヤマト科学製PR−503型)で除去し粒子を露
出させる。処理条件はポリエステルは灰化されるが粒子
はダメージを受けない条件を選択する。これをSEM(走
査型電子顕微鏡)で観察し、粒子の画像(粒子によって
できる光の濃淡)をイメージアナライザー(たとえばケ
ンブリッジインストルメント製QTM900)に結び付け、観
察箇所を変えて粒子数5000個以上で次の数値処理を行な
い、それによって求めた数平均径Dを平均粒径とする。
D=ΣDi/N ここで、Diは粒子の円相当径、Nは個数である。
(2)粒子の含有量 ポリエステルは溶解し粒子は溶解させない溶媒を選択
し、粒子をポリエステルから遠心分離し、粒子の全体重
量に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
場合によって赤外分光法の併用も有効である。
(3)結晶化パラメータΔTcg、融解熱 パーキンエルマー社製のDSC(示差走査熱量計)II型を
用いて測定した。DSCの測定条件は次の通りである。す
なわち、試料10mgをDSC装置にセットし、300℃の温度で
5分間溶融した後、液体窒素中に急冷する。この急冷試
料を10℃/分で昇温し、ガラス転移点Tgを検知する。さ
らに昇温を続け、ガラス状態からの結晶化発熱ピーク温
度をもって冷結晶化温度Tccとした。さらに昇温を続
け、融解ピークから融解熱を求めた。ここでTccとTgの
差(Tcc−Tg)を結晶化パラメータΔTcgと定義する。
(4)表面の分子配向(屈折率) ナトリウムD線(589nm)を光源として、アッベ屈折率
計を用いて測定した。マウント液にはヨウ化メチレンを
用い、25℃、65%RHにて測定した。ポリマの二軸配向性
は長手方向、幅方向、厚さ方向の屈折率をN1、N2、N3
した時、(N1−N2)の絶対値が0.07以下、かつ、N3/
[(N1+N2)/2]が0.95以下であることをひとつの基準
とできる。また、レーザー型屈折率計を用いて屈折率を
測定しても良い。さらに、この方法では測定が難しい場
合は全反射レーザーラマン法を用いることもできる。レ
ーザー全反射ラマンの測定は、Jobin−Yvon社製Ramanor
U−1000ラマンシステムにより、全反射ラマンスペクト
ルを測定し、例えばPETの場合では、1615cm-1(ベンゼ
ン環の骨格振動)と1730cm-1(カルボニル基の伸縮振
動)のバンド強度比の偏光測定比(YY/XX比など。ここ
でYY:レーザーの偏光方向をYにしてYに対して平行な
ラマン光検出、XX:レーザーの偏光方向をXにしてXに
対して平行なラマン光検出)が分子配向と対応すること
を利用できる。ポリマの二軸配向性はラマン測定から得
られたパラメータを長手方向、幅方向の屈折率に換算し
て、その絶対値、差などから判定できる。この場合の測
定条件は次のとおりである。
光源 アルゴンイオンレーザー(5145Å) 試料のセッティング フィルム表面を全反射プリズムに圧着させ、レーザのプ
リズムへの入射角(フィルム厚さ方向との角度)は60゜
とした。
検出器 PM:RCA31034/Photon Counting System(Hamamatsu C123
0)(supply 1600V) 測定条件 SLIT 1000μm LASER 100mW GATE TIME 1.0sec SCAN SPEED 12cm-1/min SAMPLING INTERVAL 0.2cm-1 REPEAT TIME 6 (5)全反射ラマン結晶化指数 jobin−Yvon社製Ramanor U−1000ラマンシステムによ
り、全反射ラマンスペクトルを測定し、カルボニル基の
伸縮振動である1730cm-1の半価幅をもって表面の全反射
ラマン結晶化指数とした。測定条件は次のとおりであ
る。測定深さは、表面から500〜1000オングストローム
程度である。
光源 アルゴンイオンレーザー(5145Å) 試料のセッティング レーザー偏光方向(S偏光)とフィルム長手方向が平行
となるようにフィルム表面を全反射プリズムに圧着さ
せ、レーザのプリズムへの入射角(フィルム厚さ方向と
の角度)は60゜とした。
検出器 PM:RCA31034/Photon Counting System(Hamamatsu C123
0)(supply 1600V) 測定条件 SLIT 1000μm LASER 100mW GATE TIME 1.0sec SCAN SPEED 12cm-1/min SAMPLING INTERVAL 0.2cm-1 REPEAT TIME 6 (6)表面突起の平均高さ 2検出器方式の走査型電子顕微鏡[ESM−3200、エリオ
ニクス(株)製]と断面測定装置[PMS−1、エリオニ
クス(株)製]においてフィルム表面の平坦面の高さを
0として走査した時の突起の高さ測定値を画像処理装置
[IBAS2000、カールツァイス(株)製]に送り、画像処
理装置上にフイルム表面突起画像を再構築する。次に、
この表面突起画像で突起部分を2値化して得られた個々
の突起の面積から円相当径を求めこれをその突起の平均
径とする。また、この2値化された個々の突起部分の中
で最も高い値をその突起の高さとし、これを個々の突起
について求める。この測定を場所をかえて500回繰返
し、突起個数を求め、測定された全突起についてその高
さの平均値を平均高さとした。また個々の突起の高さデ
ータをもとに、高さ分布の標準偏差を求めた。また走査
型電子顕微鏡の倍率は、1000〜8000倍の間の値を選択す
る。なお、場合によっては、高精度光干渉式3次元表面
解析装置(WYKO社製TOPO−3D、対物レンズ:40〜200倍、
高解像度カメラ使用が有効)を用いて得られる高さ情報
を上記SEMの値に読み替えて用いてもよい。
(7)中心線平均表面粗さRa、最大高さRt 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用いて測
定した。条件は下記のとおりであり、20回の測定の平均
値をもって値とした。
・触針先端半径:0.5μm ・触針荷重:5mg .測定長:1mm .カットオフ値:0.08mm なお、Ra、Rtの定義は、たとえば、奈良治郎著「表面粗
さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)に示さ
れているものである。
(8)ヤング率 JIS−Z−1702に規定された方法にしたがって、インス
トロンタイプの引っ張り試験機を用いて、25℃、65%RH
にて測定した。
(9)固有粘度[η](単位はdl/g) オルソクロルフェノール中、25℃で測定した溶液粘度か
ら下記式から計算される値を用いる。すなわち、 ηSP/C=[η]+K[η]・C ここでηSP=(溶液粘度/溶液粘度)−1、Cは溶媒10
0mlあたりの溶解ポリマ重量(g/100ml、通常1.2)、K
はハギンス定数(0.343とする)。また、溶液粘度、溶
媒粘度はオストワルド粘度計を用いて測定した。
(10)表層粒子濃度比 2次イオンマススペクトル(SIMS)を用いて、フイルム
中の粒子に起因する元素の内のもっとも高濃度の元素と
ポリエステルの炭素元素の濃度比を粒子濃度とし、厚さ
方向の分析を行なう。SIMSによって測定される最表層粒
子濃度(深さ0の点)における粒子濃度Aとさらに深さ
方向の分析を続けて得られる最高濃度Bの比、A/Bを表
層濃度比と定義した。測定装置、条件は下記のとおりで
ある。測定装置、条件は下記のとおりである。
測定装置 2次イオン質量分析装置(SIMS) 西独、ATOMIKA社製 A−DIDA3000 測定条件 1次イオン種:O2 + 1次イオン加速電圧:12KV 1次イオン電流:200nA ラスター領域:400μm□ 分析領域:ゲート30% 測定真空度:6.0×10-9Torr E−GUN:0.5KV−3.0A (11)単一粒子指数 フイルムの断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で写真観察
し、粒子を検知する。観察倍率を100000倍程度にすれ
ば、それ以上分けることができない1個の粒子が観察で
きる。粒子の占める全面積をA、その内2個以上の粒子
が凝集している凝集体の占める面積をBとした時、(A
−B)/Aをもって、単一粒子指数とする。TEM条件は下
記のとおりであり1視野面積:2μm2の測定を場所を変え
て、500視野測定する。
・装置:日本電子製JEM−1200EX ・観察倍率100000倍 ・加速電圧:100kV ・切片厚さ:約1000オングストローム (12)粒径比 上記(1)の測定において個々の粒子の長径の平均値/
短径の平均値の比である。
すなわち、下式で求められる。
長径=ΣD1i/N 短径=ΣD2i/N D1i、D2iはそれぞれ個々の粒子の長径(最大径)、短径
(最短径)、Nは総個数である。
(13)粒径の相対標準偏差 上記(1)の方法で測定された個々の突起径Di、平均径
D、粒子総数Nから計算される標準偏差 を平均径Dで割った値(σ/D)で表わした。
(14)結晶化促進係数 上記(3)の方法で粒子を1重量%含有するポリエステ
ルのΔTcg(I)、およびこれから粒子を除去した同粘
度のポリエステルのΔTcg(II)を測定し、ΔTcg(II)
とΔTcg(I)の差[ΔTcg(II)−ΔTcg(I)]をも
って、結晶化促進係数とした。
(15)フイルムロールの巻き硬度 フイルムロールの外側から高分子計器(株)製のハード
ネステスター(タイプC)を押しあてて測定した。測定
点はロールの軸方向に5点ずつ、円周方向に120゜間隔
で3か所、合計15点測定し、これらの値の算術平均値を
もってフイルムロールの巻き硬度とした(ただし、フイ
ルムロール両端部の10mmずつは除いた全幅を5等分して
各等分の中央部を測定した)。
(16)巻姿 フイルムロールを温度40℃、湿度80%RHの雰囲気で30日
間放置した後、ロールを観察し、しわ(長手、幅方向)
の発生状態をチェックした。
(17)熱可塑性樹脂A層の積層厚さ 2次イオンマススペクトル(SIMS)を用いて、熱可塑性
樹脂A層中の粒子に起因する元素の内のもっとも高濃度
の元素とポリエステルの炭素元素の濃度比を粒子濃度と
し、熱可塑性樹脂A層の表面から厚さ方向の分析を行な
う。SIMSによって測定される粒子濃度が最高値となる点
A、さらに深さ方向の分析を続けて粒子濃度が最高値の
1/2になる点の深さBを検知し(B>A)、この深さB
をもって熱可塑性樹脂A層の積層厚さとした。測定装
置、条件は下記のとおりである。
測定装置 2次イオン質量分析装置(SIMS) 西独、ATOMIKA社製 A−DIDA3000 測定条件 1次イオン種:O2 + 1次イオン加速電圧:12KV 1次イオン電流:200nA ラスター領域:400μm□ 分析領域:ゲート30% 測定真空度:6.0×10-9Torr E−GUN:0.5KV−3.0A なお、上記SIMSの測定が難しい場合には薄膜段差測定
器、干渉法など公知の方法によっても積層厚さは測定で
きる。
(18)熱可塑性樹脂A層の幅方向厚さ斑 ロールの幅方向にフイルムの積層厚さを測定し、その最
大値と最小値の差aを平均値bで割った値、a/b、に100
を乗じた値(%)を幅方向厚さ斑とした。ただし、フイ
ルムロール両端部の10mmずつは除いた全幅を20等分して
各等分の中央部を測定した [実施例] 本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1〜6、比較例1〜6 平均粒径の異なる各種粒子を含有する水スラリーを調製
し粒子濃度を40重量%に調節した。このスラリーをベン
ト方式の2軸混練押出機を用いて各種熱可塑性樹脂に分
散、含有せしめた。この高濃度マスタペレットと実質的
に不活性粒子を含有しない熱可塑性樹脂とを混合し熱可
塑性樹脂Aの粒子含有量を調節した。熱可塑性樹脂Aを
押出機1に供給し310℃で溶融し、さらに、熱可塑性樹
脂Bを押出機2に供給、280℃で溶融し、これらをポリ
マを矩形の合流ブロック(フィードブロック)で合流積
層し、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃のキャ
スティング・ドラムに巻きつけて冷却固化し、2層構造
の未延伸フィルムを作った。この時丸型のピノールを使
用したり、A、B層の溶融粘度に差をつけたり、押し出
し条件を変更したりして積層厚さ斑の異なるフイルムを
作った。また、それぞれの押出機の吐出量を調節し熱可
塑性樹脂Aよりなる層(A層)の厚さを調節した。この
未延伸フイルムを温度80℃にて長手方向に4.5倍延伸し
た。この延伸は2組ずつのロールの周速差で、3段階で
行なった。この一軸延伸フイルムをステンタを用いて延
伸速度2000%/分で100℃で幅方向に4.0倍延伸し、定長
下で、200℃にて5秒間熱処理し、総厚さ15μm、A層
厚さの異なる二軸配向積層フィルムを得た。なお、比較
のために厚さ15μmの単層の二軸配向フイルムも作っ
た。
これらのフイルムのミルロールをセンターワインドとサ
ーフェースワインド併用方式のスリッターにセットし、
1m幅にスリットして、外径6インチのプラスチックコア
に長さ6000m巻き上げた。さらに、スリット条件を変更
して、フイルムロールの巻き硬度が異なるものを作っ
た。
これらのフィルムロールの本発明のパラメータ、巻姿は
第1表に示したとおりであり、本発明パラメータが本範
囲内の場合は巻姿が良好であったが、そうでない場合は
巻姿は不良であった。
実施例7 実施例1に用いた熱可塑性樹脂A、Bの原料を用いて、
矩形の3層積層用フイードブロックを用いてA/B/Aの3
層フイルムを作り同様にしてフイルムロールを作った。
このフィルムロールの本発明のパラメータは本発明範囲
であり、巻姿は良好であった(第1表)。
実施例8、9 熱可塑性樹脂A、Bの種類を変更して二軸配向フイルム
(2層構造)を作り、これらのフイルムを巻き上げてフ
イルムロールを作った。これらのフィルムロールの本発
明のパラメータは本発明範囲であり、巻姿は良好であっ
た(第1表)。
[発明の効果] 本発明は、製法の工夫により、不活性粒子を含有する特
殊な積層熱可塑性樹脂フイルムを特定の巻き硬度で巻き
上げたフイルムロールとしたので巻姿のレベルを従来よ
りはるかに向上できたものである。本発明フイルムロー
ルの用途は特に限定されないが、経時変化で発生したフ
ィルムのわずかなしわが加工工程上、製品性能上特に問
題となる磁気記録媒体用、特に磁気テープ用として特に
有用である。
また、本発明は製膜工程内で、コーティングなどの操作
なしで直接複合積層によって作ったフイルムのロールで
あり、製膜工程中あるいはその後のコーティングによっ
て作られる積層フイルムのロールに比べて巻姿そのもの
が優れているばかりではなく、フイルムのブロッキング
や経時変化による摩擦係数の変化もないため有利であ
り、しかもコスト面、品質の安定性などにおいて有利で
あるものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 (56)参考文献 特開 昭63−225055(JP,A) 特開 昭59−95116(JP,A) 特開 昭60−229732(JP,A) 特開 昭61−283521(JP,A) 実開 昭61−183625(JP,U) 実開 昭63−6827(JP,U) 特表 昭62−502456(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不活性粒子を含有する熱可塑性樹脂Aより
    なる層(A層)を熱可塑性樹脂Bよりなる層(B層)の
    少なくとも片面に設けて構成される二軸配向フィルムが
    巻かれてなるフィルムロールであって、該A層の厚さt
    が0.005〜2μm、該A層の厚さtと該A層に含有され
    る不活性粒子の平均粒径dの比、t/dが0.1〜2、該A層
    の幅方向厚さ斑が50%以下、該フィルムロールの巻き硬
    度が81〜97の範囲であることを特徴とする熱可塑性樹脂
    フィルムロール。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂A、Bがともにポリエステル
    であることを特徴とする請求項(1)に記載の熱可塑性
    樹脂フィルムロール。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂Aが結晶性ポリエステルであ
    り、かつ、該A層の表面の全反射ラマン結晶化指数が20
    cm-1以下であることを特徴とする請求項(1)または
    (2)に記載の熱可塑性樹脂フィルムロール。
  4. 【請求項4】熱可塑性樹脂Aが平均粒径0.007〜2.5μm
    の不活性粒子を2〜40重量%含有し、熱可塑性樹脂Bが
    平均粒径0.007〜1μmの不活性粒子を0.001〜0.15重量
    %含有することを特徴とする請求項(1)〜(3)のい
    ずれかに記載の熱可塑性樹脂フィルムロール。
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