JP2734030B2 - 二軸配向熱可塑性樹脂フィルム - Google Patents

二軸配向熱可塑性樹脂フィルム

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JP2734030B2 JP63314421A JP31442188A JP2734030B2 JP 2734030 B2 JP2734030 B2 JP 2734030B2 JP 63314421 A JP63314421 A JP 63314421A JP 31442188 A JP31442188 A JP 31442188A JP 2734030 B2 JP2734030 B2 JP 2734030B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は二軸配向熱可塑性樹脂フィルムに関するもの
である。
[従来の技術] 二軸配向熱可塑性樹脂フィルムとしては、ポリエステ
ルにコロイド状シリカに起因する実質的に球形のシリカ
粒子などを含有せしめたフィルムが知られている(たと
えば特開昭59-171623号公報9。
[発明が解決しようとする課題] 最近フィルムの各特性に関する要求はますます厳しく
なってきており、例えば磁気テープではテレビの大画面
化、衛星放送の普及にともない、ビデオテープもさらに
画質を向上させる、すなわち出力特性を向上させること
が強く望まれている。
しかし、上記従来の二軸配向ポリエステルフィルム
は、例えば磁気テープとした時の出力特性を向上させる
ためのフィルムを平滑にすると、摩擦係数が大きくなり
ハンドリング性が不良になるという問題点があった。
本発明はかかる課題を解決し、磁気テープにした時の
出力特性がきわめて優れ、かつハンドリング性を確保す
るため摩擦係数が小さいフィルムをを提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は下記要件を特徴とする二軸配向ポリエステル
フィルムである。すなわち、 (1) 熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分とする
フィルムであって、少なくとも片面の表面について、含
有する不活性粒子の平均粒径の1/3以下の高さの突起数
が全突起数の40%以下であることを特徴とする二軸配向
熱可塑性樹脂フィルム、 (2) 熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分とする
フィルムであって、該フィルムの表面突起の平均高さ
が、含有する不活性粒子の平均粒径の1/3以上であるこ
とを満足する表面において、表面から深さ1μmまでの
分子配向が二軸配向であることを特徴とする二軸配向熱
可塑性樹脂フィルム、 (3) 熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分とする
フィルムであって、該フィルムの表面突起に関して、含
有する不活性粒子の平均粒径の1/3以下の高さの突起数
が全突起数の40%以下であることを満足する表面におい
て、表面から深さ1μmまでの分子配向が二軸配向であ
ることを特徴とする二軸配向熱可塑性樹脂フィルムに関
するものである。
本発明を構成する熱可塑性樹脂は特に限定されない
が、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ
フェニレンスルフィドなど結晶性の熱可塑性樹脂、中で
もポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、特にポリ
エステルが好ましく用いられる。また、ポリエステルの
中でも、エチレンテレフタレート、エチレンα,β−ビ
ス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボ
キシレート、エチレン2,6−ナフタレート単位から選ば
れた少なくとも一種の構造単位を主要構成成分とするも
のが本発明範囲の表面形態を得るのに望ましい。ここで
いう結晶性とはいわゆる非晶質ではないことを示すもの
であり、定量的には示差走査熱量計(DSC)による昇温
速度10℃/分の熱分析によって融点が検出され、好まし
くは結晶化パラメータΔTcgが150℃以下のものである。
本発明を構成する不活性粒子は、特に限定されない
が、粒径比(粒子の長径/短径)が1.0〜1.3の球形状の
粒子の場合に本発明範囲の表面形態が得られやすいので
望ましい。
本発明を構成する不活性粒子は、特に限定されない
が、相対標準偏差が0.6以下、好ましくは0.5以下の場合
に本発明範囲の表面形態が得られやすいので望ましい。
不活性粒子の種類として、上記の望ましい特性を満足
するにはコロイダルシリカに起因する実質的に球形のシ
リカ粒子、架橋高分子による粒子(たとえば架橋ポリス
チレン)などがあるが、これらに限定されるわけではな
く、製膜方法の工夫により他の粒子、例えば二酸化チタ
ン、アルミナ、炭酸カルシウムなどでも使いこなし得る
ものである。
不活性粒子の大きさは、特に限定されないが平均粒径
(直径)が5〜2000nm、特に10〜1500nm、さらに10〜30
0nmの場合に摩擦係数、出力特性がより一層良好となる
ので特に望ましい。
本発明における不活性粒子の含有量は特に限定されな
いがフィルム全体の含有量が0.0005〜0.5重量%、好ま
しくは0.001〜0.3重量%、さらに好ましくは0.001〜0.1
5重量%である場合に摩擦係数、出力特性がより一層良
好となるので特に望ましい。
本発明フィルムは上記熱可塑性樹脂と不活性粒子から
なる組成物を主要成分とするが、本発明の目的を阻害し
ない範囲内で、他種ポリマをブレンドしてもよいし、ま
た酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤などの有
機添加剤が通常添加される程度添加されていてもよい。
本発明フィルムは上記組成物の二軸配向フィルムであ
る。一軸あるいは無配向フィルムでは摩擦係数が不良と
なるので好ましくない。この配向の程度は特に限定され
ないが、高分子の分子配向の程度の目安であるヤング率
が長手方向、幅方向ともに200kg/mm2以上である場合に
摩擦係数がより一層良好となるのできわめて望ましい。
分子配向の程度の目安であるヤング率の上限は熱可塑性
樹脂の種類によって異なり一概には言えないが、通常、
5000kg/mm2程度が製造上の限界である。
また、本発明フィルムは、ヤング率が上記範囲内であ
っても、フィルムの厚さ方向の一部分、例えば、表層付
近のポリマ分子の配向も無配向、あるいは、一軸配向に
なっていない、すなわち、厚さ方向の全部分の配向が二
軸配向である場合に出力特性、摩擦係数がより一層良好
となるので特に望ましい。
特にアッベ屈折率計、レーザーを用いた屈折率計、全
反射レーザーラマン法などによって測定される本発明範
囲の表面形態を有する表面から深さ1μmまで(フィル
ム厚さが1μm以下の場合は反対面まで)の分子配向が
二軸配向である場合に出力特性、摩擦係数がより一層良
好となるので特に望ましい。さらにこの部分の熱可塑性
樹脂が結晶性である場合に摩擦係数、出力特性がより一
層良好となるので特に望ましい。
本発明(1)のフィルムは、少なくとも片面の表面突
起の平均高さが含有する不活性粒子の平均粒径(直径)
の1/3以上、好ましくは1/2以上であることが必要であ
る。両面ともの平均突起高さが平均粒径の1/3未満であ
る場合には出力特性、摩擦係数の両立させるフィルムが
得られないので好ましくない。平均突起高さの上限は特
に限定されないが平均粒径の1.5〜2倍程度が製造上の
限界である。
本発明(2)のフィルムは、少なくとも片面の表面に
ついて、含有する不活性粒子の平均粒径(直径)の1/3
以下の高さの突起数が全表面突起数の40%以下、好まし
くは30%以下、さらに好ましくは20%以下であることが
必要である。含有する不活性粒子の平均粒径(直径)の
1/3以下の高さの突起数が表面全突起数の40%を越える
と出力特性、摩擦係数の両立させるフィルムが得られな
いので好ましくない。
本発明フィルム((1)、(2))の表面突起高さは
特に限定されないが、両面ともの平均高さが3〜500n
m、特に10〜250nmの場合に磁気テープにした時の出力特
性、フィルムの摩擦係数がより一層良好となるので特に
望ましい。
本発明フィルムの表面の全突起数は特に限定されない
が、本発明範囲の表面形態を満足する表面の全突起数が
N(個/mm2)、フィルム中の不活性粒子含有量Φ(重
量%)、該粒子の平均粒径D(nm)が下式(1)、好ま
しくは(2)、さらに好ましくは(3)を満足する場合
に磁気テープにした時の出力特性、フィルムの摩擦係数
がより一層良好となるので特に望ましい。
N/(Φ/D3)≧5×1013 ・・(1) N/(Φ/D3)≧7×1013 ・・(2) N/(Φ/D3)≧10×1013 ・・(3) 本発明フィルムは少なくとも片面の表面の中心線平均
粗さRaと最大高さRtの比、Rt/Raが8.5以下、特に8.0以
下の場合に摩擦係数、出力特性がより一層良好となるの
で特に望ましい。
本発明フィルムは上述したように、構成する熱可塑性
樹脂が結晶性であることが望ましいが、特に表層部分、
特に本発明範囲の表面形態を有する表面から深さ1μm
のポリマの結晶化パラメータΔTcgが10〜100℃である場
合に摩擦係数がより一層良好となるので特に望ましい。
本発明フィルムは少なくとも片面の中心線表面平均粗
さRaが1〜100nmである場合に摩擦係数、出力特性がよ
り一層良好となるので特に望ましい。
本発明フィルムは少なくとも片面の表面突起の相対標
準偏差(高さ分布の標準偏差/平均高さ)が0.5以下、
特に0.4以下、さらには0.35以下の場合に摩擦係数、出
力特性がより一層良好となるので特に望ましい。
本発明フィルムは、本発明範囲内の表面形態を有する
表面の2次イオン質量分析によって測定される表層粒子
濃度比が1/10以下、特に1/50以下である場合に摩擦係
数、出力特性がより一層良好となるので特に望ましい。
次に本発明フィルムの製造方法について説明する。
まず、熱可塑性樹脂に不活性粒子を含有せしめる方法
としては、重合後、重合中、重合前のいずれでも良いが
ポリマにベント方式の2軸押出機を用いて練り込む方法
が本発明範囲の表面形態のフィルムを得るのに有効であ
る。また、粒子の含有量を調節する方法としては、上記
方法で高濃度マスターを作っておき、それを製膜時に不
活性粒子を実質的に含有しない熱可塑性樹脂で希釈して
粒子の含有量を調節する方法が本発明範囲の表面形態の
フィルムを得るのに有効である。さらにこの粒子高濃度
マスターポリマの溶融粘度、共重合成分などを調節し
て、その結晶化パラメータΔTcgを30〜80℃の範囲にし
ておく方法は延伸破れなく、本発明範囲の表面形態のフ
ィルムを得るのに有効である。
かくして、不活性粒子を含有するペレットAを十分乾
燥したのち、公知の溶融押出機に供給し、熱可塑性樹脂
の融点以上分解点以下の温度で溶融し、もう一方の実質
的に不活性粒子を含有しない熱可塑性樹脂B(種類は不
活性粒子を含有する熱可塑性樹脂と同一であっても異な
っていてもよい)を公知の積層用装置に供給し、スリッ
ト状のダイからシート状に押出し、キャスティングロー
ル上で冷却固化せしめて未延伸フィルムを作る。すなわ
ち、2または3台の押出し機、2または3層用の合流ブ
ロックあるいは口金を用いて、これらの熱可塑性樹脂を
積層する。合流ブロック方式を用いる場合は積層部分を
矩形のものとし、両者の熱可塑性樹脂の溶融粘度の差
(絶対値)を0〜2000ポイズ、好ましくは0〜1000ポイ
ズの範囲にしておくことが本発明範囲の表面形態のフイ
ルムを安定して、幅方向の斑なく、工業的に製造するの
に有効である。
また、未延伸フイルムの状態で、不活性粒子を含有す
る熱可塑性樹脂層の厚さtと含有する不活性粒子の平均
粒径(直径)Dとの比、t/Dを24以下、好ましくは12以
下、さらに好ましくは8.5以下にしておくことが本発明
範囲の表面形態を有するフイルムを製造するのにきわめ
て有効である。
上記は積層構成がA/B/A、A/Bの場合であるがもちろ
ん、Aと異なる表面形態を有するC層からなるA/B/Cで
も、あるいはそれ以上の多層構造でもよい(ここで、
A、B、Cそれぞれの熱可塑性樹脂の種類は同種でも、
異種でも良い)。
次にこの多層の未延伸フィルムを二軸延伸し、二軸配
向せしめる。二軸延伸の方法は同時二軸延伸、逐次二軸
延伸法のどちらでもよいが、長手方向、幅方向の順に延
伸する逐次二軸延伸法の場合に本発明範囲の表面形態の
フイルムを安定して、幅方向の斑なく、工業的に製造す
るのに有効である。逐次二軸延伸の場合、長手方向の延
伸を、3段階、特に4段階以上に分けて、40〜150℃の
範囲で、かつ、1000〜50000%/分という延伸速度で、
3〜6倍行なう方法は本発明範囲の表面形態を有するフ
イルムを得るのに有効である。幅方向の延伸温度、速度
は、80〜170℃、1000〜20000%/分の範囲が好適であ
る。延伸倍率は3〜10倍が好適である。また必要に応じ
てさらに長手方向、幅方向の少なくとも一方向に延伸す
ることもできる。いずれにしても不活性粒子を含有する
きわめて薄い層を設けてから、面積延伸倍率(長手方向
倍率×幅方向倍率)として9倍以上の延伸を行なうこと
が本発明のポイントである。次にこの延伸フィルムを熱
処理する。この場合の熱処理条件としては、幅方向に弛
緩、微延伸、定長下のいずれの状態で140〜280℃、好ま
しくは160〜220℃の範囲で0.5〜60秒間が好適である
が、熱処理にマイクロ波加熱を併用することにって本発
明範囲の表面形態を有するフイルムを得られやすくなる
ので望ましい。
また、製法フイルムの状態で、不活性粒子を含有する
熱可塑性樹脂層の厚さtと含有する不活性粒子の平均粒
径(直径)Dの比、t/Dを2以下、好ましくは1以下、
さらに好ましくは0.7以下とすることが本発明範囲の表
面形態を有するフイルムを製造するにきわめて有効であ
る。したがって、適切な積層厚さは用いる不活性粒子の
大きさによって異なり一概には言えないが、通常、5〜
1000nm、好ましくは10nm〜500nm場合に本発明範囲の表
面形態が得られやすいので特に有効である。
本発明の製法の特徴は、特殊な方法で調製した特定範
囲の熱特性を有する高濃度粒子ポリマを用いて、不活性
粒子を含有するきわめて薄い層を設けた後にフイルムを
二軸延伸することであり、製膜工程内で、フイルムを一
軸延伸した後、コーティングなどを施しさらに延伸する
方法、あるいは二軸延伸フイルムにコーティングして作
られる積層フイルムでは本発明フイルムの性能には遠い
及ばず、また、コスト面でも本発明フイルムが優れてい
る。
[作用] 本発明は不活性粒子を含有する高濃度マスターポリマ
の熱特性を調整し、それを用いた熱可塑性樹脂組成物を
特殊な条件で積層した後二軸延伸することによって、従
来の方法では得られない表面形態を有するフイルムとし
たので、表面の突起特性が飛躍的に向上した結果、本発
明の効果が得られたものと推定される。
[物性の測定方法ならびに効果の評価方法] 本発明の特性値の測定方法並びに効果の評価方法は次
の通りである。
(1) 粒子の平気粒径 フィルムからポリエステルをプラズマ低温灰化処理法
(たとえばヤマト科学製PR-503型)で除去し粒子を露出
させる。処理条件はポリエステルは灰化されるが粒子は
ダメージを受けない条件を選択する。これをSEM(走査
型電子顕微鏡)で観察し、粒子の画像(粒子によってで
きる光の濃淡)をイメージアナライザー(たとえばケン
ブリッジインストルメント製QTM900)に結び付け、観察
箇所を変えて粒子数10000個以上で次の数値処理を行な
い、それによって求めた数平均径Dを平均粒径とする。
D=ΣDi/N ここで、Diは粒子の円相当径、Nな個数である。
(2) 粒子の含有量 ポリエステルは溶解し粒子は溶解されない溶媒を選択
し、粒子をポリエステルから遠心分離し、粒子の全体重
量に対する比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
場合によっては赤外分光法の併用も有効である。
(3) ガラス転移点Tg、冷結晶化温度Tcc、結晶化パ
ラメータΔTcg、融点 パーキンエルマー社製のDSC(示差走査熱量計)II型
を用いて測定した。DSCの測定条件は次の通りである。
すなわち、試料10mgをDSC装置にセットし、300℃の温度
で5分間溶融した後、液体窒素中に急冷する。この急冷
試料を10℃/分で昇温し、ガラス転移点Tgを検知する。
さらに昇温を続け、ガラス状態からの結晶化発熱ピーク
温度をもって冷結晶化温度Tccとした。さらに昇温を続
け、融解ピーク温度を融点とした。また、TccとTgの差
(Tcc−Tg)を結晶化パラメータΔTcgと定義する。
(4) 表面の分子配向(屈折率) ナトリウムD線(589nm)を光源として、アッベ屈折
率計を用いて測定した。マウント液にはヨウ化メチレン
を用い、25℃、65%RHにて測定した。ポリマの二軸配向
性は長手方向、幅方向、厚さ方向の屈折率をN1、N2
3とした時、(N1−N2)の絶対値が0.07以下、か
つ、N3/[(N1+N2)/2]が0.95以下であることを
ひとつの基準とできる。また、レーザー型屈折率計を用
いて屈折率を測定しても良い。さらに、この方法では測
定が難しい場合は全反射レーザーラマン法を用いること
もできる。レーザー全反射ラマンの測定は、Jobin−Yvo
n社製Ramanor U−1000ラマンシステムにより、全反射ラ
マンスペクトルを測定し、例えばPETの場合では、1615c
m-1(ベンゼン環の骨格振動)と1730cm-1(カルボニル
基の伸縮振動)のバンド強度比の偏光測定比(YY/XX比
など。ここでYY:レーザーの偏光方向をYにしてYに対
して平行なラマン光検出、XX:レーザーの偏光方向をX
にしてXに対して平行なラマン光検出)が分子配向と対
応することを利用できる。ポリマの二軸配向性はラマン
測定から得られたパラメータを長手方向、幅方向の屈折
率に換算して、この絶対値、差などから判定できる。こ
の場合の測定条件は次にとおりである。
光源 アルゴンイオンレーザー(5145Å) 試料のセッティング フィルム表面を全反射プリズムに圧着させ、レーザの
プリズムへの入射角(フィルム厚さ方向との角度)は60
°とした。
検出器 PM:RCA31034/Photon Counting System(Hamamatsu C12
30)(supply 1600V) 測定条件 SLIT 1000μm LASER 100mW GATE TIME 1.0sec SCAN SPEED 12cm-1/min SAMPLING INTERVAL 0.2cm-1 REPEAT TIME 6 (5) 表面突起の平均高さ、個数、標準偏差2検出器
方式の走査型電子顕微鏡[ESM-3200、エリオニクス
(株)製]と断面測定装置[PMS−1、エリオニクス
(株)製]においてフィルム表面の平坦面の高さを0と
して走査した時の突起の高さ測定値を画像処理装置[IB
AS2000、カールツァイス(株)製]に送り、画像処理装
置上にフイルム表面突起画像を再構築する。次に、この
表面突起画像で突起部分を2値化して得られた個々の突
起の面積から円相当径を求めこれをその突起の平均径と
する。また、この2値化された個々の突起部分の中で最
も高い値をその突起の高さとし、これを個々の突起につ
いて求める。この測定を場所をかえて500回繰返し、突
起個数を求め、測定された全突起についてその高さの平
均値を平均高さとした。また個々の突起の高さデータを
もとに、高さ分布の標準偏差を求めた。また走査型電子
顕微鏡の倍率は、1000〜8000倍の間の値を選択する。な
お、場合によっては、高精度光干渉式3次元表面解析装
置(WYKO社製TOPO−3D、対物レンズ:40〜200倍、高解像
度カメラ使用が有効)を用いて得られる高さ情報を上記
SEMの値に読み替えて用いてもよい。
(6) 中心線平均表面粗さRa、最大高さRt 小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET-10を用いて
測定した。条件は下記のとおりであり、20回の測定の平
均値をもって値とした。
・触針先端半径:0.5μm ・触針荷重 :5mg ・測定長 :1mm ・カットオフ値:0.08mm なお、Ra、Rtの定義は、たとえば、奈良治郎著「表面粗
さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)に示さ
れているものである。
(7)ヤング率 JIS−Z−1702に規定された方法にしたがって、イン
ストロンタイプの引っ張り試験機を用いて、25℃、65%
RHにて測定した。
(8) 溶融粘度 高化式フローテスターを用いて、温度290℃、ずり速
度200cm-1で測定した。
(9) 粒径比 上記(1)の測定において個々の粒子の長径の平均値
/短径の平均値の比である。
すなわち、下式で求められる。
長径=ΣD1i/N 短径=ΣD2i/N D1i、D2iはそれぞれ個々の粒子の長径(最大径)、短
径(最短径)、Nは総個数である。(10)粒径の相対標
準偏差 上記(1)の方法で測定された個々の粒子径Di、平
均径D、粒子総数Nから計算される標準偏差σ(=√
{Σ(Di−D)2/N})を平均径Dで割った値(σ/D)
で表わした。
(11) 表層粒子濃度比 2次イオン質量分析装置(SIMS)を用いて、フィルム
中の粒子に起因する元素の内のもっとも高濃度の元素と
ポリエステルの炭素元素の濃度比を粒子濃度とし、厚さ
方向の分析を行なう。SIMSによって測定される最表層粒
子濃度(深さ0の点)における粒子濃度Aとさらに深さ
方向の分析を続けて得られる最高濃度Bの比、A/Bを表
層濃度比と定義した。測定装置、条件は下記のとおりで
ある。
測定装置 2次イオン質量分析装置(SIMS) 西独、ATOMIKA社製A−DIDA3000 測定条件 1次イオン種 :O2 + 1次イオン加速電圧 :12KV 一次イオン電流 :200nA ラスター領域 :400μm□ 分析領域 :ゲート30% 測定真空度 :6.0×10-9Torr E−GUN :0.5KV−3.0A なお、SIMSによる測定が難しい粒子の場合には全反射赤
外分光法、コンフォーカル顕微鏡なども粒子のデプスプ
ロファイルを測定するのに有効である。
(12) 積層厚さ 2次イオン質量分析装置(SIMS)を用いて、フィルム
中の粒子の内最も高濃度の粒子に起因する元素とポリエ
ステルの炭素元素の比(M+/C+)を粒子濃度とし、熱可
塑性樹脂層の表面から深さ(厚さ)方向の分析を行う。
表層では表面という界面のために粒子濃度は低く表面か
ら遠ざかるにつれて粒子濃度は高くなる。深さ[I]で
一旦極大値となった粒子濃度はまた減少し始め、この濃
度分布曲線をもとに極大値の粒子濃度の1/2になる深さ
[II](ここでII>I)を積層厚さとした。なお、フィ
ルム中に最も多く含有する粒子が有機高分子粒子の場合
はSIMSでは測定が難しいので、表面からエッチングしな
がらXPS(X線光電子分光法)、IR(赤外分光法)ある
いはコンフォーカル顕微鏡などで、その粒子濃度のデプ
スプロファイルを測定し、上記同様の手法から積層厚さ
を求めてもよい。さらに上述のデプスプロファイルから
ではなく、フィルムの断面観察あるいは薄膜段差測定機
などによって求めることができる。
(13) 摩擦係数μk フィルムを幅1/2インチのテープ状にスリットしたも
のをテープ走行性試験機TBT-300型((株)横浜システ
ム研究所製)を使用し、20℃、60%RH雰囲気で走行さ
せ、初期の摩擦係数を下記の式より求めた(フィルム幅
は1/2インチとした)。
μk=0.7331og(T2/T1) ここでT1は入側張力、T2は出側張力である。ガイド
径は6mmφであり、ガイド材質はSUS27(表面粗度0.2
S)、巻き付け角は180°、走行速度は3.3cm/秒である。
この測定によって得られたμkが0.3以下の場合は摩擦
係数:良好、0.3を越える場合は摩擦係数:不良と判定
した。このμkはフイルムを磁気記録媒体、コンデン
サ、包装用などの加工する時のハンドリング性を左右す
る臨界点である。
(14) 出力特性 フイルムに下記組成の磁性塗料をグラビヤロールによ
り塗布し、磁気配向させ、乾燥させる。さらに、小型テ
ストカレンダー装置(スチールロール/ナイロンロー
ル、5段)で、温度:70℃、線圧:200kg/cmでカレンダー
処理した後、70℃、48時間キュアリングする。上記テー
プ原反を1/2インチにスリットし、長さ250mの長さをVTR
カセットに組み込みVTRカセットテープとした。
(磁性塗料の組成) ・Co含有酸化鉄(BET値50m2/g) :100重量部 ・エスレックA(積水化学製塩化ビニル/酢酸ビニル共
重合体 :10重量部 ・ニッポラン2304(日本ポリウレタン製ポリウレタンエ
ラストマ) :10重量部 ・コロネートL(日本ポリウレタン製ポリイソシアネー
ト) :5重量部 ・レシチン :1重量部 ・メチルエチルケトン :75重量部 ・メチルイソブチルケトン :75重量部 ・トルエン :75重量部 ・カーボンブラック :2重量部 ・ラウリン酸 :1.5重量部 このテープに家庭用VTRを用いてシバソク製のテレビ
試験波形発生器(TG7/U706)により100%クロマ信号を
記録し、その再生信号からシバソク製カラービデオノイ
ズ測定器(925D/1)でクロマS/Nを測定した。
[実施例] 本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1〜7、比較例1〜3 平均粒径の異なる架橋ポリスチレン粒子、コロイダル
シリカに起因するシリカ粒子、ルチル型二酸化チタンを
含有する水ゾル(粒子濃度:50%)をベント式の二軸押
出機を用いてポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンα,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,
4′−ジカルボキシレート、ポリエチレン2,6−ナフタレ
ートに所定量練り込み高濃度のマスターポリマペレット
を作った。このマスターペレットと不活性粒子を実質的
に含有しないそれぞれのポリエステルのペレットを所定
割合で混合した。これらの混合ペレット(A)を180℃
で3時間減圧乾燥した後(5Torr)、押出機1に供給し
た。一方、実質的に不活性粒子を含有しないポリエチレ
ンテレフタレートのペレット(B)を同様に乾燥した
後、押出機2に供給し、それぞれ300℃に溶融した後、
矩形のフイードブロックを用いて溶融状態で3層に積層
し(A/B/A)、口金スリットからシート状に押し出し、
静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃のキャスティ
ング・ドラムに巻きつけて冷却固化し、3層構造の未延
伸フィルムを作った。この時、押出機の突出量を調節し
不活性粒子の平均粒径Dと未延伸フィルムのA層の片側
厚さt′との比,t′/Dを変更した。この未延伸フイルム
を温度80℃にて長手方向に4.5倍延伸した。この延伸は
2組ずつのロールの周速差で、3段階で行なった。この
一軸延伸フイルムをステンタを用いた延伸速度2000%/
分で100℃で幅方向に4.0倍延伸し、定長下で、200℃に
て5秒間熱処理し、総厚さ15μmの二軸配向ポリエステ
ルフィルムを得た。これらのフィルムの本発明のパラメ
ータは第1表に示したとおりであり、本発明のパラメー
タが範囲内の場合は摩擦係数、出力特性は第1表に示し
たとおりきわめて良好であったが、そうでない場合は摩
擦係数、出力特性をともに満足するフイルムは得られな
かった。
実施例8〜12、比較例4〜6 各種粒子をポリエチレンテレフタレートに所定量練り
込み、30重量%のマスターペレットを作った。このマス
ターペレットを実質的に粒子を含有しないポリエチレン
テレフタレートで希釈して各種粒子を含有する混合ペレ
ットAを作った(混合ペレットの溶融粘度は1800ポイ
ズ)。ペレットAを、実施例1と同様に乾燥後、押出機
1に供給し、実質的に粒子を含有しないポリエチレンテ
レフタレートのペレットB(溶融粘度は1500ポイズ)を
同様に乾燥後、押出機2に供給してそれぞれ300℃に溶
融した後、矩形のフイードブロックを用いて溶融状態で
2層に積層し(A/B)、口金スリットからシート状に押
し出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃のキ
ャスティング・ドラムに巻きつけて冷却固化し、2層構
造の未延伸フィルムを作った。この時、押出機の吐出量
を調整し不活性粒子の平均粒径Dと未延伸フィルムのA
層の厚さt′との比,t′/Dを変更した。この未延伸フイ
ルムを温度80℃にて長手方向に4.5倍延伸した。この延
伸は2組ずつのロールの周速差で、3段階で行なった。
この一軸延伸フイルムをステンタを用いて延伸速度2000
%/分で100℃で幅方向に4.0倍延伸し、定長下で、200
℃にて5秒間熱処理し、総厚さ15μmの二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得た。これらのフィルムの本発明のパ
ラメータは第2表に示したとおりであり、本発明のパラ
メータが範囲内の場合は摩擦係数、出力特性は第2表に
示したとおりきわめて良好であったが、そうでない場合
は摩擦係数、出力特性をともに満足するフイルムは得ら
れなかった。出力特性の測定はB層の表面に磁性層を塗
布して行なったものである。
実施例13 実施例1のA、Bの熱可塑性樹脂をp−ポリフェニレ
ンスルフィドに変えて、減圧乾燥後、それぞれ330℃に
溶融した後、矩形のフィードブロックを用いて溶融状態
で3層に積層し(A/B/C)、口金スリットからシート状
に押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃
のキャスティング・ドラムに巻きつけて冷却固化し、3
層構造の未延伸フィルムを作った。この時、押出機の吐
出量を調整し不活性粒子の平均粒径Dと未延伸フィルム
のA層の片側厚さt′との比,t′/Dを変更した。この未
延伸フィルムを温度95℃にて長手方向に3.5倍延伸し
た。この延伸は2組ずつのロールの周速差で、3段階で
行なった。この一軸延伸フィルムをステンタを用いて延
伸速度2000%/分で100℃で幅方向に4.0倍延伸し、定長
下で、280℃にて5秒間熱処理し、総厚さ15μmの二軸
配向フィルムを得た。これらのフィルムの本発明のパラ
メータは第2表に示したとおり本発明の範囲内であり、
摩擦係数、出力特性はきわめて良好であった。
[発明の効果] 本発明は、製法の工夫により、従来得られなかった特
殊な表面形態のフイルムとしたので、摩擦係数と磁気記
録媒体用に用いた時の出力特性をきわめて高い次元で両
立できるフイルムが得られたものであり、今後のビデオ
テープの高画質化に有用である。また、この特異な表面
のため耐摩耗性にも優れた苛酷使用にも耐え得るフイル
ムとなり、各用途でのフイルム加工速度の増大に対応で
きるものである。本発明フイルムの用途は特に限定され
ないが、上述した磁気記録媒体以外にも摩擦係数に関わ
るハンドリング性と特殊な表面に起因する透明性の良さ
を利用した包装用、さらには特殊な表面に起因する電気
絶縁性の良さを利用したコンデンサー用など広く各用途
に展開できるものである。なお、本発明フイルムのうち
2層構造のものは本発明の範囲内の表面形態を有する面
が非機能面(磁気記録媒体用では磁性層を塗布しない
面、その他の用途では印刷やその他塗材の塗布などの処
理がほどこされない面)として用いることが望ましい。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分と
    するフィルムであって、少なくとも片面の表面につい
    て、含有する不活性粒子の平均粒径の1/3以下の高さの
    突起数が全突起数の40%以下であることを特徴とする二
    軸配向熱可塑性樹脂フィルム。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分と
    するフィルムであって、該フィルムの表面突起の平均高
    さが、含有する不活性粒子の平均粒径の1/3以上である
    ことを満足する表面において、表面から深さ1μmまで
    の分子配向が二軸配向であることを特徴とする二軸配向
    熱可塑性樹脂フィルム。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂と不活性粒子を主たる成分と
    するフィルムであって、該フィルムの表面突起に関し
    て、含有する不活性粒子の平均粒径の1/3以下の高さの
    突起数が全突起数の40%以下であることを満足する表面
    において、表面から深さ1μmまでの分子配向が二軸配
    向であることを特徴とする二軸配向熱可塑性樹脂フィル
    ム。
  4. 【請求項4】フィルム中の不活性粒子の含有量φ(重量
    %)と該粒子の平均粒径D(nm)、少なくとも片面の全
    突起数N(個/mm2)が下式を満足することを特徴とす
    る請求項(1)記載の二軸配向熱可塑性樹脂フィルム。 N/(φ/D3)≧5×1013
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