JPS63225055A - ポリエステルフイルムロ−ル - Google Patents

ポリエステルフイルムロ−ル

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JPS63225055A
JPS63225055A JP5536087A JP5536087A JPS63225055A JP S63225055 A JPS63225055 A JP S63225055A JP 5536087 A JP5536087 A JP 5536087A JP 5536087 A JP5536087 A JP 5536087A JP S63225055 A JPS63225055 A JP S63225055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
core
polyester film
film
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP5536087A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Yoshii
吉井 俊哉
Hideo Inada
稲田 日出雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP5536087A priority Critical patent/JPS63225055A/ja
Publication of JPS63225055A publication Critical patent/JPS63225055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2515/00Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
    • B65H2515/12Density

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  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビデオテープ用ベースなどに汎用されている
二軸配向ポリエステルフィルムをプラスチックコアの上
に巻きあげたポリエステルフィルムロールに関するもの
で市る。
[従来の技術] 表面が平滑なポリエステルフィルムを、プラスチックコ
ア(プラスチック巻芯)に巻くことや、その時、コアの
表面粗さをある程度、粗くすることは、特開昭61−1
62448号公報で知られている。
また、表面が平滑なポリエステルフィルムを、巻き硬度
を硬く巻くことは、特公昭61−53292月公報で知
られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記した従来の手法のままで、表面が平滑なポ
リエステルフィルムを、プラスチックコアの上に硬く巻
くと、フィルム巻き層表面に、にきび状の微小突起(″
ツブ″という〉が出やすいという問題点がある。このよ
うな″ツブ″が出ると、フィルムの平滑性が劣ったもの
となるゆえ、これをビデオテープ用ベースなどに用いた
場合、電磁変換特性の悪化などの問題点を生ずる。
本発明は、この“ツブ″が発生しにくいポリエステルフ
ィルムロールを提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、コア表層の表面抵抗が、102〜1Q In
Ω/口の範囲にあるプラスチックコアに、平均表面粗さ
0.001〜0.030μmのポリエステルフィルムが
、巻き硬度80〜98の範囲で巻かれてなるポリエステ
ルフィルムロールをその骨子とするものである。
本発明でいうポリエステルフィルムとは、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレートあるいはエ
チレンα、β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4
,4°−ジカルボキシレートを繰返し単位とするポリエ
ーテルエステルなど、エステル結合を主連鎖とするポリ
エステルを二軸延伸してなる二軸配向ポリエステルフィ
ルムのことである。本発明でいうポリエステルフィルム
の表面の平均表面粗さくRa)は、0.001〜0.0
30μm1好ましくは、0.005〜0.020μmの
範囲内のもので必る。この範囲よりもRaが大きいポリ
エステルフィルムでは、硬く巻いても、″ツブ″を発生
することが必まりない。また逆に、Raが上記範囲より
小さいフィルムでは、滑性が非常に劣るため、極めて劣
った巻姿のフィルムロールしか得られないため、本発明
の対象にはなりにくい。本発明でいうポリエステルフィ
ルムの厚さは、特に限定されるものではないが、通常、
4〜30μmのものである。
次に、本発明でいうプラスチックコアとは、フィルムが
接触するコア表層が、熱可塑性あるいは熱硬化性樹脂な
どの、いわゆるプラスチックコアから実質的に成ってい
るもののことである。具体的に言えば、紙からなるコア
の表層に樹脂を含浸せしめたコア、塩化ビニル樹脂ある
いは、塩化ビニル樹脂にABS樹脂やゴム成分などを混
合して、衝撃強度を上げた高衝撃性塩化ビニル樹脂から
なるコア、あるいは、ガラス繊維あるいはガラスフィラ
メントを巻きまわして円筒形とし、これに樹脂を含浸せ
しめたコアなどである。本発明で用いるプラスチックコ
アは、コア表層の表面抵抗が、102〜1QIOΩ/口
、好ましくは103〜108Ω/口の範囲内にあるもの
である。このようなコアにするためには、コアの表層を
形成するプラスチックスの中に、カーボンブラック、銅
や鉄、アルミニウムなどの金属粉末あるいは酸化スズの
微粒子など、いわゆる導電性微粒子を含有せしめておけ
ばよい。これら微粒子の含有量は、粒子や樹脂の種類に
よって異なるが、コア表層を形成するプラスチックの重
量基準で20〜40%程度である。プラスチックコア表
層の表面抵抗が、上記した範囲より高い場合には、これ
にポリエステルフィルムを巻き上げていった場合、゛′
ツブ″の発生が多くなる。また、逆に、表面抵抗が上記
範囲より小さくなると、コア表面が粗くなりすぎる傾向
がおり、これがフィルムに転写してしまうため、コアに
近いフィルムが使えなくなるという大きな欠陥を生ずる
本発明を更に効果的にして、″ツブ″の発生を減らし、
フィルムロールの巻姿を良好なものとするためには、プ
ラスチックコア表面のうねりを、ある一定範囲、すなわ
ち、ろ波中心線うねり(WCA)の数値で0.05〜2
.00μm、好ましくは0.1〜1.0μmの範囲内と
することが望ましい。このコア表面のうねりは、コアの
軸方向に測られるものであり、フィルムが接するコア表
面をランダムに20点を測り、この算術平均値で示され
る。この表面うねりは、従来よく測定される表面粗さよ
りも、はるかに周期の長い波状の表面変化を示す値であ
るが、このWCAの値が上記範囲より小さいと、フィル
ム巻層に“ツブ″を発生しやすい。また逆に、WCAの
値が上記範囲より大きいと、フィルムに巻きしわが入り
やすくなるので好ましくない。この表面うねりの程度は
、プラスチックコア表面を旋盤などで成形加工する時の
条件により制御することができる。
このようなプラスチックコアにポリエステルフィルムを
巻きあげていき、巻きあげ長さ3.00Qm以上の必要
巻長さまで巻いて、ポリエステルフィルムロールができ
あがる。巻きあがったフィルムロールの巻き硬度は、8
0〜98、好ましくは85〜95の範囲にすることが必
要である。巻き硬度が上記範囲より低いと、幅方向の巻
きしわができやすく、また、巻きずれを起しやすい。逆
に巻き硬度が上記範囲を越すと、長手方向の巻きしわが
入りやすく、また、“ツブ゛の発生@度も高くなる。巻
き硬度の調節は、ミルロールから製品ロールを巻きとる
時のスリッターにおいて、フィルムの張力とフィルムロ
ールに接触しているコンタクトロールの血圧を適宜組み
合せることによって可能である。
[特性の測定方法] 1、プラスチックコアの表面抵抗 ASTM−D257に述べられている表面抵抗の測定方
法の原理を用いて測定した。
2、フィルムロールの巻き硬度 フィルムの巻長さ3,000m以上を巻きあげたフィル
ムロールの外側から、高分子計器@Jlのハードネステ
スター、タイプCを押しあてて測定した。測定点は、フ
ィルムロールの軸方向に5点く但し、フィルムロール両
端部の1Qmmづつは除いた全幅を5等分して、各等分
の中央部を測る)づつ、円周方向に120度間隔で3ケ
所、合計15カ所を測り、これらの値の算術平均を、そ
のフィルムロールの巻き硬度とした。
3、平均表面粗さくRa) 高精度薄膜段差測定器ET−10型に、信号解析装置(
いずれも■小板研究所製)を接続して測定した。Rag
出原理は、J i 5−BO601−1976に準じで
ある。測定条件は次のとおり。
高さ方向倍率:100,000倍 測定面方向倍率:500倍 測定長さ:4mm(フィルム幅方向に測定)カットオフ
(直:0.08mm 4.6波中心線うねり(WCA> 小板研究所製の万能表面形状測定器モデル5E−3Eを
用い、J i 5−BO610−’I 976に定めら
れている測定法に準じて測定した。測定条件は次のとお
り。
高さ方向倍率: 50,000倍 測定面方向倍率:20倍 測定長さ:12mm(コアの軸方向に測定)低域カット
オフ:Q、8mm 高域カットオフ:8mm [実施例コ 本発明を実施例にもとずいて説明する。
実施例1 厚さ15μmの二軸配向ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(Raは0.016μm)のミル□ロールを、セ
ンターワインドとサーフェイスワインド併用方式のスリ
ッターにセットし、1m幅にスリットして、プラスチッ
クコア(外径6インチ)の上に巻きあげた。プラスチッ
クコアとしては、硬質塩化ビニル樹脂からなる円筒の表
層に、カーボンブラック30重1%を含有する樹脂層が
被覆されているものを用いた。このコアの表面抵抗は5
X103Ω/口、ろ波中心線粗さくWCA)は0゜73
μmであった。フィルム長ざ6,000mを巻き上げて
得られたフィルムロールの巻き硬度は88であり、巻外
層に、“ツブ″の発生は見られなかった。また、このフ
ィルムロールを、巻き返して、巻きの内層も調べてみた
が、“ツブ″の発生は見当たらず、また、巻きしわもほ
とんどない良好な巻姿であった。
比較例1 実施例1のプラスチックコアのかわりに、硬質塩化ビニ
ル樹脂からなるコア(表面抵抗1016Ω/口、WCA
=3.2μm)を用い、実施例1と同様にして6,00
0m巻きのフィルムロールを得た。このフィルムロール
は、外層および内層に、いくつかの“ツブ″の発生が見
られた。また、実施例1のフィルムロールに比べて、巻
きの内層に、しわの発生が多く見られた。
実施例2 厚さ10μmの二軸配向強力化ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(Raは0.008μm0長手方向ヤング
率700ka/m4)のミルロールを、実施例1と同様
にして、0.6m幅、巻き長さ6,000mに巻きあげ
た。プラスチックコアとしては、ガラス繊維をスパイラ
ルに巻きあげ、それに不飽和ポリエステル樹脂を含浸し
てキュアした円筒の表層に、カーボンブラック30重量
%を含有する樹脂層を被覆して硬化せしめたものを用い
た。このプラスチックコアの外径は6インチ、表面抵抗
は2X103Ω/口、ろ波中心線粗さくWCA)は0.
65μmであった。巻きあげられたフィルムロールの巻
き硬度は89であり、巻きの外層、内層にも、゛ツブ′
の発生はなく、しわの存在も、はとんど見当らなかった
[発明の効果] 本発明は、表面抵抗が特定の範囲にあるプラスデックコ
アの上に、表面の平滑なポリエステルフィルムを硬く巻
くことにより、゛′ツブ″の発生や、巻きしわの発生が
極めて少ない、巻姿の優れたポリエステルフィルムロー
ルを得ることに成功したものである。このようなフィル
ムロールは、このフィルムをベースとして用いるビデオ
テープ、ディジタルオーディオテープなどに有益である
ばかりでなく、コンデンザー用途や熱転写型プリンター
リボン用途にも好適なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コア表層の表面抵抗が、10^2〜10^1^0Ω/口
    の範囲にあるプラスチックコアに、平均表面粗さ0.0
    01〜0.030μmのポリエステルフィルムが巻き硬
    度80〜98の範囲で巻かれてなることを特徴とするポ
    リエステルフィルムロール。
JP5536087A 1987-03-12 1987-03-12 ポリエステルフイルムロ−ル Pending JPS63225055A (ja)

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