JPH0785620B2 - 配線用アダプターおよび配線用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法 - Google Patents
配線用アダプターおよび配線用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法Info
- Publication number
- JPH0785620B2 JPH0785620B2 JP2259793A JP25979390A JPH0785620B2 JP H0785620 B2 JPH0785620 B2 JP H0785620B2 JP 2259793 A JP2259793 A JP 2259793A JP 25979390 A JP25979390 A JP 25979390A JP H0785620 B2 JPH0785620 B2 JP H0785620B2
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- JP
- Japan
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- wiring
- box
- adapter
- underground cable
- partition wall
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G9/00—Installations of electric cables or lines in or on the ground or water
- H02G9/10—Installations of electric cables or lines in or on the ground or water in cable chambers, e.g. in manhole or in handhole
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、地中ケーブルを配設するためにコンクリート
製の配線箱に埋め込まれる配線用アダプターおよび配線
用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法に関する
ものである。
製の配線箱に埋め込まれる配線用アダプターおよび配線
用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法に関する
ものである。
（従来の技術） 地中ケーブルが配設される配線箱は一般にコンクリート
製であり、その側壁に地中ケーブルを挿入するための挿
入孔が形成されていた。しかしながら、工事現場におい
てコンクリート製の側壁に挿入孔を形成するのはきわめ
て面倒であり、このため側壁に配線用アダプターを埋め
込み、この配線用アダプターに形成された挿入孔に地中
ケーブルを挿入することが知られている。
製であり、その側壁に地中ケーブルを挿入するための挿
入孔が形成されていた。しかしながら、工事現場におい
てコンクリート製の側壁に挿入孔を形成するのはきわめ
て面倒であり、このため側壁に配線用アダプターを埋め
込み、この配線用アダプターに形成された挿入孔に地中
ケーブルを挿入することが知られている。
このような配線用アダプターとして、特公昭59−24616
号公報に記載された複数口ダクト盤Ａ（符号は同公報援
用、以下同）や、特公昭50−16519号公報に記載された
ダクト終端装置19が知られている。
号公報に記載された複数口ダクト盤Ａ（符号は同公報援
用、以下同）や、特公昭50−16519号公報に記載された
ダクト終端装置19が知られている。
前者の複数口ダクト盤（配線用アダプター）Ａは、工事
現場においてその口数を工事現場のケーブル数に合せて
決め、ダクト筒体１と囲い枠２を接着剤により接着し、
さらに両者の間にモルタルなどのセメント系材料３を打
ち込んで組み立てたうえで、函体（配線箱）４の窓孔５
に嵌合し、射出器でモルタルを注入して接着するように
なっている。
現場においてその口数を工事現場のケーブル数に合せて
決め、ダクト筒体１と囲い枠２を接着剤により接着し、
さらに両者の間にモルタルなどのセメント系材料３を打
ち込んで組み立てたうえで、函体（配線箱）４の窓孔５
に嵌合し、射出器でモルタルを注入して接着するように
なっている。
また後者のダクト終端装置（配線用アダプター）19は、
管状の受容部31の両側部に垂直側壁27,29を形成し、ま
た垂直側壁27,29の両端部にフランジ37,39を形成して構
成されている。このものは、フランジ37,39同士を嵌合
させて所要個数の受容部31を備えたダクト終端装置19を
形成したうえで、型枠41の中に位置決めし、この型枠41
にコンクリート45を流し込んで穹拱（配線箱）21を形成
するものである。
管状の受容部31の両側部に垂直側壁27,29を形成し、ま
た垂直側壁27,29の両端部にフランジ37,39を形成して構
成されている。このものは、フランジ37,39同士を嵌合
させて所要個数の受容部31を備えたダクト終端装置19を
形成したうえで、型枠41の中に位置決めし、この型枠41
にコンクリート45を流し込んで穹拱（配線箱）21を形成
するものである。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記従来の複数口ダクト盤Ａやダクト終端
装置19は、何れも工事現場で組み立てるため施工がきわ
めて面倒であって、熟練度によって施工の巧拙が生じる
ことは避けられず、初心者が迅速に、また施工のばらつ
きがないように適正に施工することは困難であるという
問題点があった。
装置19は、何れも工事現場で組み立てるため施工がきわ
めて面倒であって、熟練度によって施工の巧拙が生じる
ことは避けられず、初心者が迅速に、また施工のばらつ
きがないように適正に施工することは困難であるという
問題点があった。
また配線箱に挿入される地中ケーブルの挿入位置、本
数、太さなどの施工条件は工事現場によって異るもので
ある。ここで、上記従来の複数口ダクト盤Ａやダクト終
端装置19は、地中ケーブルの本数に応じてダクト筒体１
の口数や受容部31の個数を調整することは可能である
が、地中ケーブルの太さに応じてダクト筒体１や受容部
31の孔径を変更することはできないものである。このよ
うに上記従来技術は施工の自由度がきわめて小さいこと
から、現場の施工条件に柔軟に対応しながら地中ケーブ
ルを自由に配設しにくいという問題点があった。
数、太さなどの施工条件は工事現場によって異るもので
ある。ここで、上記従来の複数口ダクト盤Ａやダクト終
端装置19は、地中ケーブルの本数に応じてダクト筒体１
の口数や受容部31の個数を調整することは可能である
が、地中ケーブルの太さに応じてダクト筒体１や受容部
31の孔径を変更することはできないものである。このよ
うに上記従来技術は施工の自由度がきわめて小さいこと
から、現場の施工条件に柔軟に対応しながら地中ケーブ
ルを自由に配設しにくいという問題点があった。
そこで本発明は、工事現場において、施工の熟練度に関
係なく、初心者でも簡単・迅速に施工のばらつきがない
ように配線箱に地中ケーブルを配設でき、また工事現場
の施工条件に柔軟に対応できる地中ケーブルの配設の自
由度の大きい配線用アダプターおよび配線用アダプター
を用いた地中ケーブルの配設方法を提供することを目的
とする。
係なく、初心者でも簡単・迅速に施工のばらつきがない
ように配線箱に地中ケーブルを配設でき、また工事現場
の施工条件に柔軟に対応できる地中ケーブルの配設の自
由度の大きい配線用アダプターおよび配線用アダプター
を用いた地中ケーブルの配設方法を提供することを目的
とする。
（課題を解決するための手段） このために本発明は、背板７を有するボックス４と、こ
のボックス４の内部をペースト13が充填される複数のエ
リア５に分割する仕切壁部６とから配線用アダプター３
を構成し、かつこの配線用アダプター３を工具により開
孔可能な素材により形成し、また背板７のエリア５のセ
ンターに開孔位置の目印９を形成したものである。
のボックス４の内部をペースト13が充填される複数のエ
リア５に分割する仕切壁部６とから配線用アダプター３
を構成し、かつこの配線用アダプター３を工具により開
孔可能な素材により形成し、また背板７のエリア５のセ
ンターに開孔位置の目印９を形成したものである。
（作用） 上記構成によれば、現場の施工条件に応じて、配線用ア
ダプター３の所望の位置に所望の孔径の挿入孔12,16を
所望の数だけ開孔し、この挿入孔12,16に地中ケーブル
を通した後、この挿入孔12,16が開孔されたエリア５の
内部に、モルタルや樹脂などのペースト13を充填するこ
とにより、地中ケーブルを配線箱１に簡単・迅速に配設
することができる。
ダプター３の所望の位置に所望の孔径の挿入孔12,16を
所望の数だけ開孔し、この挿入孔12,16に地中ケーブル
を通した後、この挿入孔12,16が開孔されたエリア５の
内部に、モルタルや樹脂などのペースト13を充填するこ
とにより、地中ケーブルを配線箱１に簡単・迅速に配設
することができる。
（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
第１図は地中ケーブルの配線箱の斜視図、第２図は配線
用アダプターの背面斜視図である。第１図において、こ
の配線箱１は、コンクリートにより強固に作られてい
る。２はこの配線箱１の上面に設けられた人孔蓋であ
り、この配線箱１を地中に埋没した状態で、この人孔蓋
２は地表に露呈する。
用アダプターの背面斜視図である。第１図において、こ
の配線箱１は、コンクリートにより強固に作られてい
る。２はこの配線箱１の上面に設けられた人孔蓋であ
り、この配線箱１を地中に埋没した状態で、この人孔蓋
２は地表に露呈する。
３は配線箱１の側壁1aに埋め込まれた配線用アダプター
である。第１図および第２図において、このアダプター
３はボックス４を主体とし、このボックス４の内部に
は、このボックス４の内部を複数のエリア５に分割する
仕切壁部６が格子状に形成されている。またその背面に
は背板７が形成されており、更にこのボックス４の周囲
にはつば部８が一体的に突設されている。本実施例では
ボックス４は角形であり、仕切壁部６はその内部を８等
分するように格子状に形成されている。
である。第１図および第２図において、このアダプター
３はボックス４を主体とし、このボックス４の内部に
は、このボックス４の内部を複数のエリア５に分割する
仕切壁部６が格子状に形成されている。またその背面に
は背板７が形成されており、更にこのボックス４の周囲
にはつば部８が一体的に突設されている。本実施例では
ボックス４は角形であり、仕切壁部６はその内部を８等
分するように格子状に形成されている。
このアダプター３は、例えば合成樹脂などにより薄板状
に形成されており、ドリル等の工具により、ケーブル管
を挿入するための挿入孔12,16を簡単に開孔することが
できる。また第２図に示すように、背板７のエリア５の
センターには開孔位置の目印９が形成されている。
に形成されており、ドリル等の工具により、ケーブル管
を挿入するための挿入孔12,16を簡単に開孔することが
できる。また第２図に示すように、背板７のエリア５の
センターには開孔位置の目印９が形成されている。
次に施工方法を説明する。配線箱１をコンクリート打ち
して形成する際に、アダプター３を側壁1aに埋め込むこ
とにより、アダプター３を配線箱１と一体化する。次に
工具によりアダプター３に挿入孔12,16を開孔する。こ
の挿入孔12,16の開孔位置、個数、孔径などは、ケーブ
ル管やケーブルの挿入位置、本数、太さなどの工事現場
の施工条件に応じて決定される。
して形成する際に、アダプター３を側壁1aに埋め込むこ
とにより、アダプター３を配線箱１と一体化する。次に
工具によりアダプター３に挿入孔12,16を開孔する。こ
の挿入孔12,16の開孔位置、個数、孔径などは、ケーブ
ル管やケーブルの挿入位置、本数、太さなどの工事現場
の施工条件に応じて決定される。
挿入孔12,16を開孔したならば、次にケーブル管を挿入
する。第３図はケーブル管10を挿入孔12に挿入したアダ
プター３の断面図であり、ケーブル管10にはケーブル11
が挿入されている。ケーブル管10を挿入したならば、こ
のケーブル管10を取り囲むエリア５の内部に、モルタル
や樹脂などのペースト13が充填されて、挿入孔12とケー
ブル管10の間の隙間は密閉される。またペースト13が固
化することにより、ケーブル管10はしっかりと固定され
る。なお第３図において、側壁1aに埋め込まれたつば部
８は、アダプター３の側壁1aからの抜け止めと、地下水
（矢印参照）が配線箱１の内部に浸入するのを防止する
止水手段となっている。
する。第３図はケーブル管10を挿入孔12に挿入したアダ
プター３の断面図であり、ケーブル管10にはケーブル11
が挿入されている。ケーブル管10を挿入したならば、こ
のケーブル管10を取り囲むエリア５の内部に、モルタル
や樹脂などのペースト13が充填されて、挿入孔12とケー
ブル管10の間の隙間は密閉される。またペースト13が固
化することにより、ケーブル管10はしっかりと固定され
る。なお第３図において、側壁1aに埋め込まれたつば部
８は、アダプター３の側壁1aからの抜け止めと、地下水
（矢印参照）が配線箱１の内部に浸入するのを防止する
止水手段となっている。
以上のようにエリア５内にペースト13を充填すれば、施
工のばらつきなく十分な水密性を確保して確実に密閉す
ることができる。また第４図に示すように、ケーブル管
15が大径の場合は、複数のエリア５にまたがって大孔径
の挿入孔16を開孔し、このケーブル管15を取り囲む複数
のエリア５内（本実施例では４つのエリア５内）に、ペ
ースト13を充填する。以上のようにこのアダプター３に
よれば、現場の施工条件に柔軟に対応しながら、簡単・
迅速に施工することができる。
工のばらつきなく十分な水密性を確保して確実に密閉す
ることができる。また第４図に示すように、ケーブル管
15が大径の場合は、複数のエリア５にまたがって大孔径
の挿入孔16を開孔し、このケーブル管15を取り囲む複数
のエリア５内（本実施例では４つのエリア５内）に、ペ
ースト13を充填する。以上のようにこのアダプター３に
よれば、現場の施工条件に柔軟に対応しながら、簡単・
迅速に施工することができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。第５図は本発明
の第２実施例の配線用アダプターの部分正面図である。
第５図において、仕切壁部６には、除去用の切欠部20が
形成されており、この切欠部20から挿入孔の開孔作業の
邪魔になる仕切壁部６を部分的に除去することにより、
挿入孔12を簡単に開孔できる。
の第２実施例の配線用アダプターの部分正面図である。
第５図において、仕切壁部６には、除去用の切欠部20が
形成されており、この切欠部20から挿入孔の開孔作業の
邪魔になる仕切壁部６を部分的に除去することにより、
挿入孔12を簡単に開孔できる。
第６図は本発明の第３実施例の配線用アダプターの斜視
図である。第６図において、アダプター３のケース４に
は、溝状の装着部21が形成されている。またこのケース
４とは別体に、十字形の仕切壁部22が形成されている。
したがってこの仕切壁部22を、装着部21に着脱自在に装
着できる。したがって挿入孔の開孔作業の邪魔になる仕
切壁部22をケース４から取りはずせば、背板７に簡単に
挿入孔を開孔できる。
図である。第６図において、アダプター３のケース４に
は、溝状の装着部21が形成されている。またこのケース
４とは別体に、十字形の仕切壁部22が形成されている。
したがってこの仕切壁部22を、装着部21に着脱自在に装
着できる。したがって挿入孔の開孔作業の邪魔になる仕
切壁部22をケース４から取りはずせば、背板７に簡単に
挿入孔を開孔できる。
第７図は、本発明の第４実施例のケーブル管の斜視図、
第８図はケーブル管10を挿入孔12に挿入したアダプター
３の断面図である。第７図において、ケーブル管10に
は、箱形の詰物24が装着されている。この詰物24は、地
下水を含浸すると、膨脹する性質を有する膨潤性のスポ
ンジや、ゴムなどの弾性を有する止水材から成ってい
る。第８図に示すように、ケーブル管10を挿入孔に挿入
し、この詰物24をアダプター３のエリア５に嵌合する。
詰物24が地下水を含浸すると、詰物24は膨脹してエリア
５の内部を密閉するので、ボックス１の内部に水が浸入
するのを確実に防止できる。このような詰物24を使用す
れば、上記実施例のように、ペースト13を充填する必要
はなく、配管作業をより簡単に行える。25は第２の水切
り用つば部である。
第８図はケーブル管10を挿入孔12に挿入したアダプター
３の断面図である。第７図において、ケーブル管10に
は、箱形の詰物24が装着されている。この詰物24は、地
下水を含浸すると、膨脹する性質を有する膨潤性のスポ
ンジや、ゴムなどの弾性を有する止水材から成ってい
る。第８図に示すように、ケーブル管10を挿入孔に挿入
し、この詰物24をアダプター３のエリア５に嵌合する。
詰物24が地下水を含浸すると、詰物24は膨脹してエリア
５の内部を密閉するので、ボックス１の内部に水が浸入
するのを確実に防止できる。このような詰物24を使用す
れば、上記実施例のように、ペースト13を充填する必要
はなく、配管作業をより簡単に行える。25は第２の水切
り用つば部である。
（発明の効果） 以上説明したように本発明は構成がきわめて簡単であっ
て、ケーブル管10やケーブル11などの地中ケーブルの配
線箱１への配設を簡単・迅速に行うことができ、また施
工費を大巾にコストダウンできる。また地中ケーブルの
挿入位置、本数、太さなどの工事現場の施工条件に対応
して挿入孔12,16の開孔位置、個数、孔径などを決定す
ればよいので、地中ケーブルの配設の自由度がきわめて
大きく、工事現場の施工条件に柔軟に対応しながら施工
できる。更には施工はきわめて簡単であって熟練度は要
しないので、熟練度の相違による施工の巧拙のばらつき
はほとんどなく、初心者でも迅速に、また十分な水密性
を確保できるように適正に施工できる。また仕切壁部６
に切欠部20を形成することにより、挿入孔の開孔作業の
邪魔になる仕切壁部６を部分的に除去して挿入孔12を簡
単に開孔できる。また仕切壁部22をボックス４に着脱自
在にすることにより、挿入孔の開孔作業の邪魔になる仕
切壁部22を除去して背板７に簡単に挿入孔12を開孔でき
る。
て、ケーブル管10やケーブル11などの地中ケーブルの配
線箱１への配設を簡単・迅速に行うことができ、また施
工費を大巾にコストダウンできる。また地中ケーブルの
挿入位置、本数、太さなどの工事現場の施工条件に対応
して挿入孔12,16の開孔位置、個数、孔径などを決定す
ればよいので、地中ケーブルの配設の自由度がきわめて
大きく、工事現場の施工条件に柔軟に対応しながら施工
できる。更には施工はきわめて簡単であって熟練度は要
しないので、熟練度の相違による施工の巧拙のばらつき
はほとんどなく、初心者でも迅速に、また十分な水密性
を確保できるように適正に施工できる。また仕切壁部６
に切欠部20を形成することにより、挿入孔の開孔作業の
邪魔になる仕切壁部６を部分的に除去して挿入孔12を簡
単に開孔できる。また仕切壁部22をボックス４に着脱自
在にすることにより、挿入孔の開孔作業の邪魔になる仕
切壁部22を除去して背板７に簡単に挿入孔12を開孔でき
る。
また膨潤性の詰物24を地中ケーブル10に装着してこの詰
物24をエリア５に嵌合させることにより、ペースト13の
充填作業が不要になり、また詰物24が地下水を吸収する
と膨潤してエリア５内を密閉するので、水の浸入を確実
に防止できる。
物24をエリア５に嵌合させることにより、ペースト13の
充填作業が不要になり、また詰物24が地下水を吸収する
と膨潤してエリア５内を密閉するので、水の浸入を確実
に防止できる。
図は本発明の実施例を示すものであって第１図は地中ケ
ーブルの配線箱の斜視図、第２図は配線用アダプターの
背面斜視図、第３図は配線箱の側壁に埋め込まれた配線
用アダプターの断面図、第４図は配線用アダプターの正
面図、第５図は本発明の第２実施例の配線用アダプター
の部分正面図、第６図は本発明の第３実施例の配線用ア
ダプターの斜視図、第７図は本発明の第４実施例のケー
ブル管の斜視図、第８図は同ケーブル管を挿入孔に挿入
したアダプターの断面図である。 １……配線箱 1a……側壁 ３……配線用アダプター ５……エリア ６……仕切壁部 ７……背板 ９……目印 10,15……ケーブル管 11……ケーブル 12,16……挿入孔 13……ペースト 20……切欠部 21……装着部 22……仕切壁部 24……詰物
ーブルの配線箱の斜視図、第２図は配線用アダプターの
背面斜視図、第３図は配線箱の側壁に埋め込まれた配線
用アダプターの断面図、第４図は配線用アダプターの正
面図、第５図は本発明の第２実施例の配線用アダプター
の部分正面図、第６図は本発明の第３実施例の配線用ア
ダプターの斜視図、第７図は本発明の第４実施例のケー
ブル管の斜視図、第８図は同ケーブル管を挿入孔に挿入
したアダプターの断面図である。 １……配線箱 1a……側壁 ３……配線用アダプター ５……エリア ６……仕切壁部 ７……背板 ９……目印 10,15……ケーブル管 11……ケーブル 12,16……挿入孔 13……ペースト 20……切欠部 21……装着部 22……仕切壁部 24……詰物
Claims (5)
- 【請求項１】地中ケーブルが配設されるコンクリート製
の配線箱１の側壁1aに埋め込まれ且つ工具により開孔可
能な素材により形成された配線用アダプター３であっ
て、背板７を有するボックス４と、このボックス４の内
部をペースト13が充填される複数のエリア５に分割する
仕切壁部６とから成り、前記背板７の前記エリア５のセ
ンターに開孔位置の目印９を形成したことを特徴とする
配線用アダプター。 - 【請求項２】地中ケーブルが配設されるコンクリート製
の配線箱１の側壁1aに埋め込まれ且つ工具により開孔可
能な素材により形成された配線用アダプター３であっ
て、背板７を有するボックス４と、このボックス４の内
部をペースト13が充填される複数のエリア５に分割する
仕切壁部６とから成り、前記仕切壁部６にこの仕切壁部
６を部分的に除去するための切欠部20を形成したことを
特徴とする配線用アダプター。 - 【請求項３】地中ケーブルが配設されるコンクリート製
の配線箱１の側壁1aに埋め込まれ且つ工具により開孔可
能な素材により形成された配線用アダプター３であっ
て、背板７を有するボックス４と、このボックス４の内
部をペースト13が充填される複数のエリア５に分割する
仕切壁部６とから成り、前記仕切壁部22が前記ボックス
４に着脱自在に装着されることを特徴とする配線用アダ
プター。 - 【請求項４】背板７を有し且つ仕切壁部６によりその内
部が複数のエリア５に分割されたボックス４から成る配
線用アダプター３を、地中ケーブルが配設されるコンク
リート製の配線箱１の側壁1aに埋め込む工程と、 前記配線箱１に配設される地中ケーブルの挿入位置、本
数、太さなどの施工条件に応じて、前記背板７の前記エ
リア５のセンターに形成された目印９の位置に工具によ
り挿入孔12,16を開孔する工程と、 前記挿入孔12,16に地中ケーブルを挿入した後、この地
中ケーブルが挿入された前記エリア５の内部にペースト
13を充填する工程と、 を含むことを特徴とする配線用アダプターを用いた地中
ケーブルの配設方法。 - 【請求項５】背板７を有し且つ仕切壁部６によりその内
部が複数のエリア５に分割されたボックス４から成る配
線用アダプター３を、地中ケーブルが配設されるコンク
リート製の配線箱１の側壁1aに埋め込む工程と、 前記配線箱１に配設される地中ケーブルの挿入位置、本
数、太さなどの施工条件に応じて、前記背板７に挿入孔
12,16を開孔する工程と、膨潤性の詰物24が装着された
地中ケーブルを前記挿入孔12,16に挿入し、この詰物24
を前記エリア５に嵌合させる工程と、 を含むことを特徴とする配線用アダプターを用いた地中
ケーブルの配設方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259793A JPH0785620B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 配線用アダプターおよび配線用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法 |
| US07/765,560 US5258572A (en) | 1990-09-27 | 1991-09-25 | Distributing box for underground cables |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259793A JPH0785620B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 配線用アダプターおよび配線用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04138011A JPH04138011A (ja) | 1992-05-12 |
| JPH0785620B2 true JPH0785620B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=17339072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2259793A Expired - Fee Related JPH0785620B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 配線用アダプターおよび配線用アダプターを用いた地中ケーブルの配設方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5258572A (ja) |
| JP (1) | JPH0785620B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5831212A (en) * | 1995-06-12 | 1998-11-03 | Thomas & Betts Corporation | Electrical junction box for a poured concrete floor |
| DE19647397C2 (de) * | 1996-11-15 | 1999-04-15 | Siemens Ag | Unterflurbehälter |
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