JP2704924B2 - 貫通配管の埋戻し方法 - Google Patents

貫通配管の埋戻し方法

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JP2704924B2
JP2704924B2 JP32687792A JP32687792A JP2704924B2 JP 2704924 B2 JP2704924 B2 JP 2704924B2 JP 32687792 A JP32687792 A JP 32687792A JP 32687792 A JP32687792 A JP 32687792A JP 2704924 B2 JP2704924 B2 JP 2704924B2
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Japan
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市郎 小出
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貫通配管の埋戻し方
法、特に、据付け機器と床面又は壁面との間が近接して
いる場合でも埋め戻しが可能な貫通配管の埋戻し方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、据付け機器20と床
面11又は壁面13との間が近接している場合は、従
来、配管33,43と床面11又は壁面12に設けた貫
通孔12,14との間の隙間を埋め戻していない。室内
の通気を防ぐ場合は、盲板1とかブーツラバー2によっ
て壁面側に配設した配管43と壁面12との間の隙間を
遮蔽しているに過ぎない。しかしながら、このような遮
蔽方法では、完全な遮蔽が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解消するためになされたものであり、その目的
は、機器と床面又は壁面との間の隙間が少なくて埋戻し
困難な箇所でも施行可能であると共に、埋戻し材である
モルタルを確実に充填でき、更に、取付け寸法精度の高
い貫通配管の埋戻し方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の貫通配管の埋戻し方法は、床面及び/又は壁面に
設けた貫通孔にダミー用貫通配管を装着した盲板を取付
けた後、底部及び/又は側部に開口孔を有する機器を床
面上に据付け、次に、機器開口孔に合わせてダミー用貫
通配管の位置調整を行った後、貫通孔とダミー用貫通配
管との間の隙間に充填材を充填し、次いで、開口孔内に
挿入した実機用貫通配管とダミー用配管とをボルトで固
定させ、次いで、実機用貫通配管を所定位置まで押し出
した後、機器と実機用貫通配管とを固着させ、しかる後
に、ダミー用貫通配管やボルトなどの不要部材を撤去す
るようにしたことを特徴とする。
【0005】このように、床面及び/又は壁面に設けた
貫通孔にダミー用貫通配管を装着した盲板を取付けた
後、底部及び/又は側部に開口孔を有する機器を床面上
に据付け、次に、機器開口孔に合わせてダミー用貫通配
管の位置調整を行った後、貫通孔とダミー用貫通配管と
の間の隙間に充填材を充填し、次いで、開口孔内に挿入
した実機用貫通配管とダミー用配管とをボルトで固定さ
せ、次いで、実機用貫通配管を所定位置まで押し出した
後、機器と実機用貫通配管とを固着させ、しかる後に、
ダミー用貫通配管やボルトなどの不要部材を撤去するよ
うにしたことにより、機器と床面又は壁面との間の隙間
が少なくて埋戻し困難な箇所でも施行できると共に、埋
戻し材であるモルタルを確実に充填でき、更に、高い取
付け寸法精度が得られる。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の貫通配管の埋戻し
方法について説明する。先ず、床面に穿った貫通孔を埋
戻す方法について説明する。この場合は、図1に示すよ
うに、床面11に穿った貫通孔12を塞ぐために、床面
11の下側に盲板31を取り付ける。この盲板31の中
央部には、予め、ダミー用貫通配管32が装着されてい
る。
【0007】次に、底部21に開口孔22を有すると共
に、側部23に開口孔24を有する機器20を床面11
上に据えつける。その際、機器側部23の開口孔24と
壁面13に穿った貫通孔14との軸が合う位置に据えつ
ける。その後、底部開口孔22とダミー用貫通配管32
との軸心が一致するようにダミー配管を調整する。次
に、図2に示すように、機器底部21の開口孔22から
貫通孔12とダミー用貫通配管32との間の隙間に充填
材としてのモルタルMを充填させる。
【0008】次に、図3に示すように、機器20内から
底部開口孔22内に挿入した実機用貫通配管33とダミ
ー用貫通配管32とをボルト34により固定させる。次
いで、図4に示すように、実機用貫通配管33を所定位
置まで押し下げた後、機器20の底部21と実機用貫通
配管33とを溶接により固定させる。しかる後に、図5
に示すように、ダミー用貫通配管32やボルト34など
の不要部材を撤去する。
【0009】次に、壁面に穿った貫通孔を埋戻す方法に
ついて説明する。この場合は、図1に示すように、壁面
13に穿った貫通孔14を塞ぐために、壁面13の両側
に盲板41,41′を取り付ける。この盲板41,4
1′の中央部には、ダミー用貫通配管42が取付けられ
ている。次に、図4に示すように、機器20内から側部
開口孔24内に挿入した実機用貫通配管43とダミー用
配管42とをボルト44で固定させる。
【0010】次に、図2に示すように、壁面13の外側
から貫通孔14とダミー用貫通配管42との間の隙間に
充填材としてのモルタルMを充填させる。次いで、図5
に示すように、実機用貫通配管43を所定位置まで押し
出した後、機器20の側部23と実機用貫通配管43と
を溶接により固定させる。しかる後に、図6に示すよう
に、ダミー用貫通配管43やボルト44などの不要部材
を撤去する。
【0011】上記の貫通配管の埋戻し方法によれば、機
器と床面又は壁面との間の隙間が少なくて埋戻し困難な
箇所でも施行できると共に、埋戻し材である充填材(モ
ルタル)を確実に充填でき、更に、高い取付け寸法精度
が得られる。
【0012】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、機器と
床面又は壁面との間の隙間が少なくて埋戻し困難な箇所
でも施行できると共に、埋戻し材である充填材(モルタ
ル)を確実に充填できるようになった。更に、高い取付
け寸法精度が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】床面及び壁面にダミー貫通配管を装着した後、
床面上に機器を据え付けた状態を示す説明図である。
【図2】ダミー貫通配管と床面及び壁面の貫通孔との隙
間に充填材を充填した状態を示す説明図である。
【図3】床面に設置したダミー貫通配管と実機用貫通配
管とをボルト結合した状態を示す説明図である。
【図4】実機用貫通配管を所定の位置まで押下げた状態
を示す説明図である。
【図5】床面側のダミー貫通配管やボルトなどの不要部
材を撤去した状態を示す説明図である。
【図6】壁面側のダミー貫通配管やボルトなどの不要部
材を撤去した状態を示す説明図である。
【図7】従来の配管状態を示す説明図である。
【符号の説明】
11 床面 13 壁面 12,14 貫通孔 20 機器 22,24 開口孔 31,41,41′ 盲板 32,42 ダミー用貫通配管 33,43 実機用貫通配管 34,44 ボルト M 充填材(モルタル)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面及び/又は壁面に設けた貫通孔にダ
    ミー用貫通配管を装着した盲板を取付けた後、底部及び
    /又は側部に開口孔を有する機器を床面上に据付け、次
    に、機器開口孔に合わせてダミー用貫通配管の位置調整
    を行った後、貫通孔とダミー用貫通配管との間の隙間に
    充填材を充填し、次いで、開口孔内に挿入した実機用貫
    通配管とダミー用配管とをボルトで固定させ、次いで、
    実機用貫通配管を所定位置まで押し出した後、機器と実
    機用貫通配管とを固着させ、しかる後に、ダミー用貫通
    配管やボルトなどの不要部材を撤去するようにしたこと
    を特徴とする貫通配管の埋戻し方法。
JP32687792A 1992-12-07 1992-12-07 貫通配管の埋戻し方法 Expired - Lifetime JP2704924B2 (ja)

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JPH06174148A JPH06174148A (ja) 1994-06-24
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JP2008031821A (ja) * 2006-06-29 2008-02-14 Ube Ind Ltd コンクリート梁の開口部の補強方法および補強構造

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JPH06174148A (ja) 1994-06-24

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