JP4079749B2 - 既設マンホールの改修施工法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は既設のマンホールを改修する施工法に係り、特に既設のマンホールの斜壁管を特定の構造を有する斜壁管に交換し、かつ交換された斜壁管にボルトを介して蓋受枠を強固に取付固定することによって蓋受枠及びこの蓋受枠に被蓋された鉄蓋が浮上或は飛散することを防止可能とした既設マンホールの改修施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の既設のマンホールの内の古い形式のものは、マンホール躯体本体上に設置された斜壁管の上縁に、鉄蓋を支持する蓋受枠を載置し、斜壁管と蓋受枠との周りにモルタルや調整コンクリートを充填することによって蓋受枠を斜壁管に取付固定していた。
【0003】
蓋受枠はその上に鉄蓋が被蓋されるので、相当の重量となり、そのために蓋受枠をボルト等を介して斜壁管に強固に締結しなくも、蓋受枠を斜壁管に安定した状態で設置することが可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年になって都市の舗装が促進され、かつ緑地が宅地化されるようになって来ると、下水道に大量の雨水が流入し、前述のように蓋受枠をボルトを介して斜壁管に強固に連結していない場合には、マンホールの蓋受枠及び鉄蓋が浮上したり、或は飛散する事故が発生する等の問題があった。
【0005】
従って、この問題を解決するためには、従来使用されていた斜壁管を撤去し、その代りに蓋受枠をボルト止めすることが可能な新しい構造の斜壁管に交換しなければならない問題があった。それと同時に新しく設置した斜壁管を既設のマンホール躯体本体に強固に緊結したり、或は既設のマンホール躯対本体を構成する複数の直壁管を相互に緊結してマンホール全体を堅固にし、さらにこれ等の斜壁管及び直壁管相互の継ぎ目を止水構造にしなければならなかった。
【0006】
また、マンホールを新設する場合には、予め使用される蓋受枠が決定されているので、この蓋受枠に合わせた寸法を持った斜壁管を使用することには問題がないが、既設のマンホールを改良するために使用される斜壁管は、既設のマンホールに取付けられていた寸法やボルトの取付固定位置の異なる種々の蓋受枠に夫々対応させなければならないので、これ等を全て解決するためには多くの問題があった。
【0007】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法は、前述の多くの問題点に鑑み開発された全く新しい技術であって、特に既設マンホールの上部の周りの舗装を切断して除去すると共に、既設マンホールの斜壁管を新しい構造の斜壁管に交換し、一旦撤去されていた蓋受枠を新しい斜壁管に載置し、両者をボルト止めし、かつ必要に応じて新しい斜壁管を既設マンホール躯体本体に緊結し、さらに斜壁管及び蓋受枠の周りを埋戻して施工するようにした既設マンホールの改修施工法の技術を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法は、前述の多くの問題点を根本的に改善した技術であって、その第1発明の要旨は、鉄蓋が浮上或は飛散する事故を防止するための既設マンホールの改良施工法に於て、既設マンホールの上部の周りの舗装を切断して除去すると共に既設マンホールの斜壁管及び蓋受枠を夫々撤去し、その後に上縁上表面が巾広に形成されかつ該上縁上表面に内側から外側に向けて複数のインサートアンカーが配置埋設された構造を有する斜壁管を設置し、該斜壁管の上縁上に一旦撤去されていた蓋受枠を載置し、かつ該蓋受枠をボルトを介して前記斜壁管に取付固定し、さらに該斜壁管及び蓋受枠の周りを埋戻して施工することを特徴とした既設マンホールの改修施工法である。
【0009】
前述の第1発明に於ては、既設マンホールの上部の周りの舗装を切除して斜壁管及び蓋受枠を夫々撤去し、その後に上縁上表面にインサートアンカーが設けられている新しい斜壁管を設置したので、該斜壁管上に載置された一旦撤去されていた蓋受枠は、前記インサートアンカーを利用することによって、ボルトを介して前記斜壁管に強固に締結することが出来、これによって蓋受枠及びこの蓋受枠に被蓋された鉄蓋が浮上或は飛散することを防止出来る。
【0010】
また、上縁上表面に複数のインサートアンカーが内側から外側に向けて埋設された特定の構造を持った斜壁管を用いて施工するので、既設のマンホールに使用されていた蓋受枠の外径寸法が異なったり或はボルト孔の位置が異なっていた場合にも、これ等の多様な蓋受枠にも単種類の斜壁管で対応させて、これ等の異なる種類の蓋受枠を夫々斜壁管に強固にボルト止めすることが出来る。
【0011】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法の第発明の要旨は、前記斜壁管の下部内壁に複数のインサートアンカーを埋設し、該インサートアンカーと傾斜長穴を有する緊結プレートと及びボルトとを介して該斜壁管を既設マンホール躯体本体に緊結したことを特徴とした第1発明の既設マンホールの改修施工法である。
【0012】
前述の第発明に於ては、前記斜壁管の下部内壁に複数のインサートアンカーを埋設したので、このインサートアンカーを使用することによって、斜壁管を既設のマンホール躯体本体に緊結することが出来る。また、この緊結の際に、傾斜長穴を有する緊結プレートを使用した場合には、斜壁管をマンホール躯体本体により密着せしめた状態で緊結固定することが出来る。
【0013】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法の第発明の要旨は、既設マンホールの各コンクリート直壁管の内周面の継手部の上下に夫々棒状ゴムを所定の間隔を保ってリング状に配置し、かつ両者の棒状ゴム間にプライマと弾性シーリング材とを順に塗布して各コンクリート管の継ぎ目を止水構造に構成したことを特徴とした請求項1または請求項の既設マンホールの改修施工法である。
【0014】
前述の第発明に於ては、既設マンホールの各コンクリート直壁管の内周面の継手部の上下に夫々棒状ゴムをリング状に配置したので、棒状ゴムで枠を形成することが出来る。そしてこの枠内にプライマと弾性シーリング材とを順に塗布したので、継ぎ目上に肉厚の止水帯を形成することが出来、これによってマンホール躯体本体の漏水を防止することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係る既設マンホールの改修施工法の一実施例を具体的に説明すると、図1は本発明に係る改修施工法を完了した後のマンホール要部の縦断面図、図2は既設のマンホールの斜壁管、蓋受枠及び鉄蓋を撤去する状態の縦断面図、図3はマンホール躯体本体内に落下防止用ネットと作業用踊場を設ける状態の説明図ある。
【0016】
図4はマンホール躯体本体内の直壁管の継ぎ目を止水構造にする状態の説明図、図5は本発明の施工法に使用される斜壁管の説明図、図6は既設マンホールに使用されている蓋受枠と鉄蓋との数例を示す平面図、図7は図5の斜壁管に種類の異なる蓋受枠をボルト止めした状態の断面説明図、図8はマンホール躯体本体と斜壁管との接合状態を示す要部の説明図である。
【0017】
図1乃至図8に於て、本発明に係る既設マンホールの改修施工法の一実施例を具体的に説明すると次の通りである。本発明に於ては、先ず図2に示す如く、既設のマンホール1の上部の周りの舗装2を切断して、舗装2及び土砂を除去する。その後で既設のマンホール1の上部に設置されていた斜壁管3、蓋受枠4及び鉄蓋5をクレーン6を介して撤去する。
【0018】
前述のように斜壁管3が撤去された後の既設マンホール1の直壁管或は現場打コンクリートで形成されるマンホール躯体本体7内の内壁所定位置に、図3に示す如く、ハンマードリル8を介して穴9を穿設し、その穴9内にアンカー10を打ち込み、更にこのアンカー10を利用して落下防止用ネット11を取付ける。さらにマンホール躯体本体7の内周壁の上部に作業用の踊場12を設置する。
【0019】
次に図1に示す如く、マンホール躯体本体7を構成する複数の直壁管の夫々を緊結プレート13と緊結ボルト14とを介して相互に緊結する。該緊結プレート13の上部には特に拡大図で明らかな如く傾斜長穴15が穿設されている。
【0020】
従って、この傾斜長穴15に緊結ボルト14を挿入して、緊結ボルト14で緊結プレート13を軽く締め付けた後で、緊結ボルト14の周りの緊結プレート13を傾斜長穴15に沿って移動させることによって、各直壁管の隙間を無くして相互に密接させ、その後で緊結ボルト14を強く締め付けることによってマンホール躯体本体7を強固に構成することが出来る。
【0021】
その後、図4に示す如く、マンホール躯体本体7の各直壁管の内周壁に設けられた継ぎ目16の上下に夫々棒状ゴム17をリング状に配置して両者間にシーリング材(特に弾性シーリング材)の充填枠を形成する。
【0022】
このように構成された充填枠の中に刷毛等を介してプライマ18を塗布した後にシーリング材19を肉厚に充填する。シーリング材19の充填が完了した後で、コテ20でシーリング材19の表面を均一にならし、シーリング材19が固化した後に上下に配置されていた棒状ゴム17を除去し、マンホール躯体本体7に設けられた継ぎ目16に止水構造層を構成することが出来る。
【0023】
前述のように既設マンホール1のマンホール躯体本体7の補強及び止水構造の施工が完了した後で、図1、図5及び図8に示すような特殊の構造を有する斜壁管21をマンホール躯体本体7の上縁に載置する。
【0024】
前述の斜壁管21は図に明らかな如く、その上縁22の上表面22aは巾広(肉厚状)に形成されている。即ち上縁22の上表面22aは、通常の斜壁管の上縁の上表面の巾(約110mm)の約2倍の200mmに形成されている。
【0025】
本発明に使用される斜壁管21に於ては、上縁22の上表面22aの巾を大きくしたので、図(a)、(b)、(c)に示す如き、外径寸法の異なるマンホール用の蓋受枠23、24、25のいずれも設置することが出来るように構成されている。前記蓋受枠23の外径は820mm、蓋受枠24の外径は900mm、蓋受枠25の外径は1,000mmである。
【0026】
前記蓋受枠23、24、25には、孔、切溝等よりなるボルト挿通部26が任意の場所に複数個づつ設けられている。図で明らかな如く、これ等のボルト挿通部26は、蓋受枠23、24に於ては、夫々6個所に設けられており、蓋受枠25に於ては4個所に設けられている。また、これ等の蓋受枠23、24、25には夫々鉄蓋23a、24a、25aが開閉自在に被蓋されている。
【0027】
本発明に使用される斜壁管21の上縁22の上表面22aには、前述の蓋受枠23、24、25の夫々のボルト挿通部26に対応して、特に図5に示す如く、インサートアンカー27が内側から外側に向って3重に、かつ一つの円周上に12個が夫々配列されるように埋設されている。
【0028】
前述のように、上縁22の上表面22aに、内側から外側に向けて3重に各12個づつインサートアンカー27を同心円状に埋設した場合には、前述の蓋受枠23、24、25のボルト挿通部26をいずれかのインサートアンカー27に合致させることが出来る。
【0029】
従って、別に用意したボルトを用いて、該ボルト挿通部26にボルト28を挿通すると共に、このボルト28の先端部をインサートアンカー27の中心部に設けられたネジ孔に螺合させることによって、蓋受枠23、24、25のいずれかを斜壁管21に強固に取付固定することが出来る。
【0030】
前述の実施例に於ては、斜壁管21の上縁22の上表面22aに、インサートアンカー27を内側から外側に向けて3重に埋設したが、これ等のインサートアンカー27は、既存の蓋受枠の径及びボルト挿通部26に対応して多重に、かつ所望の位置に予め埋設しておくことが出来る。
【0031】
また、本発明に使用される斜壁管21の下部内側の下縁には、特に図5(a)に明らかな如く、所定巾の止水用溝29が設けられている。図中30は斜壁管21の内周壁に取付けられたステップである。また、斜壁管21の下部内周壁には4個のインサートアンカー32が埋設されている。
【0032】
さらに、本発明に使用される斜壁管21の下部外周壁の所定位置には、特に図5(a)によって明らかな如く、ほぼ垂直状の直線部31が設けられており、これによって斜壁管21の下部を肉薄にすると共に、その外径を小さくし、斜壁管21の全体の重量を軽くしている。
【0033】
次に、図1に示す如く、マンホール躯体本体7上に前記斜壁管21を設置し、この斜壁管21を該斜壁管21の下部内壁に設けられたインサートアンカー32を利用して、緊結プレート13及び緊結ボルト14によってマンホール躯体本体7に取付固定する。続いて斜壁管21の上縁22上に、今迄除去されていた蓋受枠25(或は蓋受枠23)を載置し、両者をボルト28で強固に結合させた後で、マンホールの上部の周りに舗装33を埋戻すことによって、改修を完了させることが出来る。前述のように施工の途中でマンホール躯体本体7内に取付けられた落下防止用ネット11及び踊場12は、必要に応じて作業工程の途中或は完了後に撤去する。
【0034】
前記斜壁管21をマンホール躯体本体7に水密状態に設置する場合には、特に図8(a)、(b)に示す如く、マンホール躯体本体7の上縁上表面に敷モルタル34を施した上に斜壁管21の下縁を当接し、さらに斜壁管21の止水用溝29とマンホール躯体本体7の上縁上表面とによって形成される隙間にはシーリング材35を充填し、かつ斜壁管21の外周壁に設けられた直線部31とマンホール躯体本体7の上表面とによって形成される段部にはモルタル36を塗着することによって、斜壁管21とマンホール躯体本体7との接合部を止水状態に保つことが出来る。図中37は高さ調節用のスペーサーである。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法に於ては、既設マンホールの上部の周りの舗装を切除して斜壁管及び蓋受枠を夫々撤去し、その後に上縁上表面にインサートアンカーが設けられている新しい斜壁管を設置したので、該斜壁管上に載置された一旦撤去されていた蓋受枠は、前記インサートアンカーを利用することによって、ボルトを介して前記斜壁管に強固に締結することが出来る効果があり、これによって蓋受枠及びこの蓋受枠に被蓋された鉄蓋が浮上或は飛散することを防止出来る効果を有している。
【0036】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法に於て、前述の如く、上縁上表面に複数のインサートアンカーが内側から外側に向けて埋設された特定の構造を持った斜壁管を用いて施工する場合には、既設のマンホールに使用されていた蓋受枠の外径寸法が異なったり或はボルト孔の位置が異なっていた場合にも、単種類の斜壁管で対応させて、これ等の異なる種類の蓋受枠を夫々斜壁管に強固にボルト止めすることが出来る効果を有している。
【0037】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法に於て、前記斜壁管の下部内壁に複数のインサートアンカーを埋設した場合には、このインサートアンカーを使用することによって、斜壁管を既設のマンホール躯体本体に緊結することが出来る効果がある。また、この緊結の際に、傾斜長穴を有する緊結プレートを使用した場合には、斜壁管をマンホール躯体本体により密着せしめた状態で緊結固定することが出来る効果を有している。
【0038】
本発明に係る既設マンホールの改修施工法に於て、既設マンホールの各コンクリート管の内周面に設けられた継ぎ目の上下に夫々棒状ゴムをリング状に配置した場合には、棒状ゴムで枠を形成することが出来る効果がある。そしてこの枠内にプライマとシーリング材とを順に塗布した場合には、継ぎ目上に肉厚の止水帯を形成することが出来る効果があり、これによってマンホール躯体本体の漏水を防止することが出来る効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る改修施工法を完了した後のマンホール要部の縦断面図である。
【図2】 既設のマンホールの斜壁管、蓋受枠及び鉄蓋を撤去する状態の縦断面図である。
【図3】 マンホール躯体本体内に落下防止用ネットと作業用踊場を設ける状態の説明図である。
【図4】 マンホール躯体本体内の直壁管の継ぎ目を止水構造にする状態説明図である。
【図5】 本発明の施工法に使用される斜壁管の説明図である。
【図6】 既設マンホールに使用されている蓋受枠と鉄蓋との数例を示す平面図である。
【図7】 図5の斜壁管に種類の異なる蓋受枠をボルト止めした状態の断面説明図である。
【図8】 マンホール躯体本体と斜壁管との接合状態を示す要部の説明図である。
【符号の説明】
1 …既設マンホール
2 …舗装
3 …斜壁管
4 …蓋受枠
5 …鉄蓋
6 …クレーン
7 …マンホール躯体本体
8 …ハンマードリル
9 …穴
10 …アンカー
11 …落下防止用ネット
12 …踊場
13 …緊結プレート
14 …緊結ボルト
15 …傾斜長穴
16 …継ぎ目
17 …棒状ゴム
18 …プライマ
19 …シーリング材
20 …コテ
21 …斜壁管
22 …上縁
22a …上表面
23 …蓋受枠
23a …鉄蓋
24 …蓋受枠
24a …鉄蓋
25 …蓋受枠
25a …鉄蓋
26 …ボルト挿通部
27 …インサートアンカー
28 …ボルト
29 …止水用溝
30 …ステップ
31 …直線部
32 …インサートアンカー
33 …舗装
34 …敷モルタル
35 …シーリング材
36 …モルタル
37 …スペーサー

Claims (3)

  1. 鉄蓋が浮上或は飛散する事故を防止するための既設マンホールの改良施工法に於て、既設マンホールの上部の周りの舗装を切断して除去すると共に既設マンホールの斜壁管及び蓋受枠を夫々撤去し、その後に上縁上表面が巾広に形成されかつ該上縁上表面に内側から外側に向けて複数のインサートアンカーが配置埋設された構造を有する斜壁管を設置し、該斜壁管の上縁上に一旦撤去されていた蓋受枠を載置し、かつ該蓋受枠をボルトを介して前記斜壁管に取付固定し、さらに該斜壁管及び蓋受枠の周りを埋戻して施工することを特徴とした既設マンホールの改修施工法。
  2. 前記斜壁管の下部内壁に複数のインサートアンカーを埋設し、該インサートアンカーと傾斜長穴を有する緊結プレートと及びボルトとを介して該斜壁管を既設マンホール躯体本体に緊結したことを特徴とした請求項1の既設マンホールの改修施工法。
  3. 既設マンホールの各コンクリート直壁管の内周面の継手部の上下に夫々棒状ゴムを所定の間隔を保ってリング状に配置し、かつ両者の棒状ゴム間にプライマと弾性シーリング材とを順に塗布して各コンクリート管の継ぎ目を止水構造に構成したことを特徴とした請求項1または請求項の既設マンホールの改修施工法。
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