JPH1193191A - マンホール等と管路の接続構造 - Google Patents

マンホール等と管路の接続構造

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JPH1193191A
JPH1193191A JP9273734A JP27373497A JPH1193191A JP H1193191 A JPH1193191 A JP H1193191A JP 9273734 A JP9273734 A JP 9273734A JP 27373497 A JP27373497 A JP 27373497A JP H1193191 A JPH1193191 A JP H1193191A
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JP
Japan
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manhole
hollow cylindrical
pipe
wall
male
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JP9273734A
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Inventor
Tsukasa Fukushima
司 福島
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Fuji Koatsu Concrete KK
Original Assignee
Fuji Koatsu Concrete KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業に熟練度を要することなく、経験の浅い
作業者でも簡単に、かつ短時間に接続が行なえ、挿通さ
せた線条やケーブルを損傷させることなく、確実な接続
が行なえるマンホール等と管路の接続構造を提供する。 【構成】 マンホール10等の壁12に1個または複数
の中空筒管14を埋め込み状に取り付け、この中空筒管
14の中空部に通信や電力用等の各種線条Lが挿通さ
れ、前記中空筒管14の前記マンホール10内側にはベ
ルマウス部16が設けられるとともに、前記マンホール
10外側には同マンホール10に接続されるべき管路1
8が着脱自在に接続される着脱連結部20が設けられて
なるマンホール等と管路の接続構造から構成される。現
場作業において精度を向上させ、作業の簡易、迅速性を
確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に敷設される
通信線や送配電線、ケーブルその他の接続、分岐、中継
あるいは配管等を行ない、故障時に試験や修理を行なう
マンホールとそれらの線条用の管路との接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に敷設された通信線や送配電
線等をマンホール、ハンドホール、フィンガーホールそ
の他の作業用箱(以下「マンホール」)内に引き入れて
他の線条やケーブルとの接続、配管、分岐作業を行なう
に際しては、通信線等の線条を内部に挿通させる管路と
マンホールとを接続させ、これらの線条を保護すること
が通常である。図13は、従来のマンホールの要部拡大
断面説明図であり、図において、予定される管路の接続
部分位置となるマンホールの側壁には本体壁のいずれか
を薄肉状に設けた盗み部あるいはノックアウト部が設け
られ、マンホール全体を地中に埋設させて現場でこの盗
み部をノックアウト破壊して線条の通線用孔を貫通さ
せ、これに管路を配置させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の接続方法では、作業現場でこのノックアウト部をハ
ツリ作業により破壊し、この部分に管路となる塩化ビニ
ール管等を貫通状にセットし、さらに、コンパネ等によ
り型枠を組み立て、内部にコンクリートを打設して管路
をマンホール壁に対して接続固定するものであった。し
たがって、まず、ノックアウト部のハツリ作業が誰でも
簡単にできるわけではなく、かなりの熟練を要し、作業
者が限定され、人件コストがかかる問題があった。ま
た、型枠の製作、及びそのセット作業にも同様に熟練し
た技術が必要であり、さらに、型枠材料コストもかかる
うえ、作業時間も掛かるものであった。加えて、コンク
リート打設後に2ないし3日の養生期間が必要であるか
ら、夜間作業後、朝には道路を開放せねばならないよう
な作業現場においてはマンホールと管路の接続作業自体
がなかなか困難であり、昼間の道路封鎖等を余儀なくさ
れるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、作業に熟練度を要するこ
となく、経験の浅い作業者でも簡単に、かつ短時間に接
続が行なえ、また挿通させた線条やケーブルを損傷させ
ないような正確かつ、確実な接続が行なえる実用性に優
れた新規なマンホール等と管路の接続構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明のマンホール等と管路の接続構造は、マ
ンホール10等の壁12に1個または複数の中空筒管1
4を埋め込み状に取り付け、この中空筒管14の中空部
に通信や電力用等の各種線条Lが挿通され、前記中空筒
管14の前記マンホール10内側にはベルマウス部16
が設けられるとともに、前記マンホール10外側には同
マンホール10に接続されるべき管路18が着脱自在に
接続される着脱連結部20が設けられてなるマンホール
等と管路の接続構造から構成される。
【0006】また、前記着脱連結部20は、雌雄嵌合機
構であることとしても良い。
【0007】また、前記雌雄嵌合機構は、マンホール1
0に接続すべき管路18の端部18aに設けられた雄螺
子部24と、前記中空筒管14の内壁に刻設された雌螺
子部22と、を含むこととしても良い。
【0008】また、前記ベルマウス部16は前記中空筒
管の本体15と別体に構成され、該別体ベルマウス部1
6aは中空筒管本体15に着脱自在に取りつけられてな
ることとしても良い。
【0009】また、前記別体ベルマウス部16と中空筒
管本体15とは雌雄嵌合状態で連結されてなることとし
ても良い。
【0010】また、前記中空筒管14の雌螺子部22に
共通に嵌合する閉鎖キャップ30が必要に応じて嵌合固
定されてなることとしても良い。
【0011】さらに、本発明の他のマンホール等と管路
の接続構造においてはマンホール10等の壁12に穿孔
された通信や電力用等の各種線条Lが挿通される1個ま
たは複数の孔48と、該孔48を介して前記マンホール
10内側に配置されるベルマウス管50と、これに対応
して該マンホール10外側に配置される管路接続部52
と、を有し、前記ベルマウス管50と前記管路接続部5
2とは前記マンホール壁12を間に挟装するように配置
させて着脱自在に連結させる雌雄嵌合部54が設けられ
て構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のマンホール等と管路の接
続構造はマンホール等の壁に1個または複数の中空筒管
を埋め込み状に取り付け、この中空筒管の中空部に通信
や電力用等の各種線条が挿通され、前記中空筒管の前記
マンホール内側にはベルマウス部が設けられるととも
に、前記マンホール外側には同マンホールに接続される
べき管路が着脱自在に接続される着脱連結部が設けられ
ている。マンホール内側に配置される側にはベルマウス
部が設けられ、マンホール外側に対応する側には外部接
続用の管路との着脱連結部が設けられた中空筒管を、マ
ンホールの工場内等での製造段階でモルタル内に埋め込
み状に成形させておくことにより、マンホール等と管路
との接続作業現場では、単に管路側を中空筒管の着脱連
結部に装着させるだけの作業で接続が完了する。マンホ
ールは、ハンドホールでも良く、さらに小さく近時のフ
ィンガーホール等についても、同様の接続構造を実施で
きる。中空筒管は必要とされる条数に対応して埋め込み
製造するが、1個でも複数個でも良い。マンホールの内
壁側には必ずベルマウス部が配置されるので電力線や、
通信用の光ケーブル等の擦過損傷が許されないような線
条類の通線の場合には確実に管路の保護機能を実効化あ
らしめることとなる。着脱連結構成には種々の構成が考
えられ、例えば、螺子による螺合連結、差し込みインサ
ート構成、差し込み回動によるロック付き構成、ヒンジ
枢着その他の着脱連結構成としても良い。連結状態が確
実に保持し得るものが好適である。中空筒管の素材は合
成樹脂、軽合金、耐食性金属、セラミック材その他の任
意の耐食性材料を選択して良い。
【0013】前記着脱連結部は、雌雄嵌合機構であるこ
ととしても良い。螺合連結、差し込みインサートその他
の構成があるが、着脱が簡単であれば接続作業が熟練度
の高低に左右されず、また、短時間、簡単さ等の点で好
ましい。
【0014】前記雌雄嵌合機構は、マンホールに接続す
べき管路の端部に設けられた雄螺子部と、前記中空筒管
の内壁に刻設された雌螺子部と、を含むようにしても良
い。なお、管路側を雌螺子部、中空筒管側を雄螺子部と
しても良いが、接続形態からすれば、管路の端部に雄螺
子部を設け、中空筒管側に雌螺子部を刻設する方が自然
であり、製作もしやすい。
【0015】前記ベルマウス部は前記中空筒管の本体と
別体に構成され、該別体ベルマウス部は中空筒管本体に
着脱自在に取りつけられてなることとしても良い。この
着脱連結構成も螺子着、インサート式、回転ロック式、
ヒンジ形その他の任意の構成で良い。前記別体ベルマウ
ス部と中空筒管本体とは雌雄嵌合状態で連結されてなる
ようにしても良い。
【0016】前記中空筒管の雌部に共通に嵌合する閉鎖
キャップが必要に応じて嵌合固定されてなることとして
も良い。キャップの形状、構造、大きさ等は任意に設定
しても良い。なお、この閉鎖キャップは雌部に嵌合する
雄部が必要である。
【0017】また、本発明のマンホール等と管路の接続
構造は、マンホール等の壁に穿孔された通信や電力用等
の各種線条が挿通される1個または複数の孔と、該孔を
介して前記マンホール内側に配置されるベルマウス管
と、これに対応して該マンホール外側に配置される管路
接続部と、を有し、前記ベルマウス管と前記管路接続部
とは前記マンホール壁を間に挟装するように配置させて
着脱自在に連結させる雌雄嵌合部が設けられている。こ
の場合でも通線予定位置に穿孔させた孔にベルマウス管
と管路接続部を対応させてマンホール壁の両側から同壁
を挟着させるように配置し、螺合等により締め込み連結
させることにより簡単にマンホールと管路との接続を実
現できる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の好適な実施
例を説明する。図1ないし図4は、本発明の第1実施例
にかかるマンホール等と管路の接続構造が示されてお
り、図5に示すような図示しない接続箱を設置させた中
空室Sを内部に有するマンホール10の縦壁12には予
め必要な条数の中空筒管14が埋め込み状に設けられて
いる。
【0019】すなわち、マンホール10の縦壁には1個
または複数の中空筒管14が例えば予め工場内において
マンホールの製作時にコンクリート内に埋め込み状に配
置され、壁を貫通するように設けられている。図1にお
いて、この中空筒管14の中空部には通信や電力用等の
各種線条Lが挿通される。そして、この中空筒管14の
マンホール内側すなわち、中空室S側にはベルマウス部
16が設けられるとともに、同中空筒管14のマンホー
ル外側には管路18が着脱自在に接続される着脱連結部
20が設けられている。本実施例において、この着脱連
結部20は雌雄嵌合機構から構成されている。
【0020】図1、2において、中空筒管14は、例え
ば塩化ビニール等の合成樹脂管からなり、一端14a開
口側はラッパ状、すなわち、円弧面状に内側から外側に
向かうにつれて拡大する開口からなるベルマウス部16
を有するとともに、他端14b開口側は外部から接続さ
れる管路18に雌雄嵌合する着脱連結部としての雌雄嵌
合機構が設けられ、全体としては中空の管、あるいは筒
体に構成されている。図1、2において、中空筒管14
は、略マンホールの壁厚に相当する管長からなり、壁厚
方向の半分がベルマウス部を形成するとともに、他の壁
厚方向半分側に後述する雌螺子部が形成されている。着
脱連結部20は、管路18と中空筒管14とが着脱自在
に連結し、連結状態を保持し得る構造であれば良く、単
に差し込み、あるいは嵌め込み嵌合方式、差し込み回転
その他のロック嵌合式、パチン状その他の錠前ロック式
その他任意の着脱連結手段であれば良い。
【0021】実施例において、雌雄嵌合機構は中空筒管
14のマンホール外面側となる他端側14bに設けられ
ている。実施例においてこの雌雄嵌合機構は、同中空筒
管14のマンホール外面側の内壁に設けられた雌螺子部
22と、マンホール10に接続すべき管路18の端部に
設けられた雄螺子部24と、を含む。
【0022】図において、マンホール外面側から装着嵌
合される管路18は、例えば塩化ビニール等の合成樹脂
からなるスリーブ状の管体からなり、一端開口18aの
外壁周面には雄螺子部24が刻設されている。実施例に
おいて管路18は、通信あるいは電力線等の線長の全体
にわたる管路としての管路本体をマンホールと接続する
ためのアダプタ部材として機能している。雄螺子部24
が中空筒管14の雌螺子部22に螺合し、雌雄嵌合機構
を構成する。図3に示すように、この管路18の本体側
外周には管の長手方向に複数の補強用リブが設けられて
いる。また、25は、スリーブ状管体から半径方向に周
状に突設されたストッパ鍔であり、該ストッパ鍔の取付
位置から先端側(マンホール内側)の外周に雄螺子部2
4が形成されている。さらに、この管路18のマンホー
ル接続側の他端側内壁には止水パッキン26が設けられ
ており、この管路18内に塩化ビニール管等からなる管
路本体28の端部側が突入嵌合される。実施例では管路
18と、管路本体28を別体として構成しているが、管
路本体自体の端部側外周面に雄螺子部を形成させて管路
18を形成させるようにしても良い。
【0023】中空筒管14は、予め必要が生じ得る部分
のマンホール壁に埋め込み設けられ、1個の場合もあり
得るが、通常は複数個設けられる。そして、すべての中
空筒管を同時に用いない場合もあり、このような場合に
は図4に示すような閉鎖キャップ30が外面側から嵌合
固定される。実施例において、この閉鎖キャップ30
は、同様に、合成樹脂製からなり、外周に雄螺子部を有
する把手部付き蓋体から構成され、この雄螺子部は前記
した中空筒管14の雌螺子部22に共通に螺合嵌着し得
るように形成されている。
【0024】これによって、作業現場ではマンホールの
ノックアウト壁を叩打してハツリ作業を行なうようなこ
とがなく、単に閉鎖キャップ30を取り外し、管路18
の雄螺子部を中空筒管14の雌螺子部22に螺着させ、
管路本体28を装着させるだけで極めて短時間にかつ高
能率に管路接続作業が完了する。また、コンクリート養
生のための期間を設ける必要がなく、作業現場をふさぐ
時間が非常に短時間となる。また、ハツリや型枠セット
等の熟練作業ではないから経験が浅い作業者でも簡単に
行なうことができる。
【0025】図6は、管路本体28が可撓管32の場合
を示しており、この場合でも例えば同可撓管の凹凸外面
の凸面部分に接着剤等を用いて突入嵌合するだけで簡単
に管路本体の接続、すなわち、管路のマンホールに対す
る接続を行なうこととなる。
【0026】図7は、例えば工場でこのようなマンホー
ル駆体そのものをコンクリートにより成形する場合の中
空筒管14の1つの例の構成を示しており、該中空筒管
自体を互いにスライドしつつ管の長さを伸縮させ得るよ
うに第1、第2筒管34、36に2分割の構成とし、一
端側にベルマウス部を構成するとともに、他端側の内壁
面に雌螺子部を設けている。そして、これらの筒管の間
に互いに離開方向に付勢するスプリング等の弾性部材3
7を介装させ、これによって、任意所望のマンホール壁
厚に対応させた中空筒管の管長として構成でき、種々の
壁厚のマンホールに対して適正な管長の中空筒管を形成
でき、製造上の汎用性が高いものとなる。
【0027】図8は、本発明のマンホール等と管路の接
続構造の第2実施例を示しており、第1実施例と同一部
材には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。こ
の実施例では、ベルマウス部16aは前記中空筒管14
の本体と別体に構成され、該別体ベルマウス部16aは
中空筒管本体15に着脱自在に取りつけられている。す
なわち、この実施例では、中空筒管14は、中空筒管本
体15と、別体ベルマウス部16aからなっている。
【0028】図9において、中空筒管本体15は、中空
の円筒直筒管からなり、図8に示すように、その両端開
口側の内壁には雌螺子部38a、38bが設けられてい
る。一方、図10に示すごとく、該筒管本体15と別体
に構成される別体ベルマウス部16aは、円筒部40
と、同円筒部40の一端からラッパ状あるいはベルマウ
ス状に拡開形成されたベル部42からなり、円筒部40
の外周面には雄螺子部40aが刻設されている。そし
て、この雄螺子部40aは筒管本体15の一方の雌螺子
部38aと螺合し、中空筒管のベルマウス部を構成す
る。
【0029】そして、マンホール外面側からは第1実施
例と同様の構成からなる管路18が例えば雌雄嵌合構成
により、その雄螺子部24を筒管本体15の雌螺子部3
8aに着脱可能に螺合連結させている。この第2実施例
においては、マンホール10を製造する段階で直筒状の
筒管本体15をマンホール壁の貫通方向に埋め込み成形
させる。そしてマンホール外面側から管路18を着脱自
在に接続するとともに、マンホールの内側については、
別体ベルマウス部16aを着脱自在に螺合連結させる。
このようにしても第1実施例と同様の作用効果を得るこ
ととなる。
【0030】この第2実施例において、別体ベルマウス
部16aは、筒管本体15に螺着させた場合にベル部4
2の端縁側がマンホールの壁よりもややマンホール内側
方向に突設して固定されている。実用上はこのようにマ
ンホール内壁からやや突設させたベルマウス部分を形成
しても良い。なお、このベルマウス部分の突設部分を設
けないために、図8の鎖線示のようにマンホールの製造
段階で筒管本体15の管長さを短く形成してマンホール
壁内方向に後退させて端部を位置せしめ、同時に該マン
ホール壁の内側部分をラッパ状に切欠させて別体ベルマ
ウス部が収容され得るように成形するようにしても良
い。
【0031】この第2実施例の場合においても、図11
に示すように、例えば工場でマンホール駆体をコンクリ
ートにより成形する場合、中空筒管本体15を互いにス
ライドしつつ管の長さを伸縮させ得るように第1、第2
筒管44、46に2分割の構成とし、一端側内壁に別体
ベルマウス部連結用の雌螺子部を設けるとともに、他端
側の内壁面にも雌螺子部を設けて外部側の管路との着脱
連結を行なうようにしても良い。また、この実施例にお
いてもすべての中空筒管を同時に用いない場合、閉鎖キ
ャップ30を螺合固定させておき、適宜、必要に応じて
この閉鎖キャップ30を取り外し、簡易にベル部42及
び管路18を連結接続させることとなる。
【0032】次に図12に基づいて、本発明のマンホー
ル等と管路の接続構造の第3実施例について説明する
が、第1実施例と同一部材には同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。本実施例では、マンホール(1
0)等の壁(12)に穿孔された通信や電力用等の各種
線条が挿通される1個または複数の孔48と、該孔48
を介して前記マンホール内側に配置されるベルマウス管
50と、これに対応して該マンホール外側に配置される
管路接続部52と、を有し、ベルマウス管50と該管路
接続部52とは前記マンホール壁(12)を間に挟装す
るように配置させて着脱自在に連結させる雌雄嵌合部5
4が設けられて構成される。
【0033】この実施例では、マンホールの工場内等で
の製造段階では単に必要な条数の貫通孔を設けるか、ま
たは製造段階では薄肉の壁厚のノックアウト部を設けて
おき、接続作業現場でこの部分をノックアウト破壊させ
て貫通させ現場で孔を形成させるようにしても良い。し
たがって、この実施例では単にマンホールの壁、例えば
縦壁に貫通状に1個または複数個の孔が穿孔されている
だけである。そして、孔48には、マンホール内側に配
置される筒部56とベル部58が一体的に形成されたベ
ルマウス管50のその筒部56が同孔48内に貫入され
て配置されている。この筒部56の外周には雄螺子部6
0が形成されている。
【0034】一方、このベルマウス管50に対応してこ
のマンホール10の外側にはベルマウス管50に対向
し、間にマンホール壁を挟装するようにして管路接続部
52が配置されている。この管路接続部52は、図示の
ようにストッパ鍔62を備えたスリーブ管筒状に形成さ
れており、その内壁には雌螺子部64が設けられてい
る。そして、この管路接続部52の雌螺子部64はベル
マウス管50の雄螺子部60と螺合連結する。この管路
接続部52の雌螺子部64とベルマウス管50の雄螺子
部60により雌雄嵌合部54が形成されている。なお、
図中66は、パッキン部材であり、ベルマウス管50の
ベル部の裏面側とマンホール内壁との間、及びストッパ
鍔62とマンホール外壁との間に介装されて、水密を行
なうとともに、雌雄嵌合部54の螺着状態を確実にして
いる。
【0035】この実施例の場合には、マンホールの製造
段階において中空筒体を埋め込み形成する必要がない。
また接続作業現場でノックアウト部を叩打して破壊して
孔を穿孔させる場合でも、単にマンホールの内側と外側
から雌雄の螺子部分を占め込む作業だけで良いから接続
作業はやはり非常に簡単である。また、短時間にかつ、
熟練度を要することなく、誰でも簡易に作業を行なえる
ものである。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のマンホ
ール等と管路の接続構造によれば、マンホール等の壁に
1個または複数の中空筒管を埋め込み状に取り付け、こ
の中空筒管の中空部に通信や電力用等の各種線条が挿通
され、前記中空筒管の前記マンホール内側にはベルマウ
ス部が設けられるとともに、前記マンホール外側には同
マンホールに接続されるべき管路が着脱自在に接続され
る着脱連結部が設けられているので、マンホールと管路
との接続作業に際しては、着脱連結部において管路を例
えば螺子込み連結、挿し込み連結、その他の連結方法に
よりワンタッチで短時間に行なえ、しかも作業に熟練度
を要することなく、経験の浅い作業者でも簡単に遂行す
ることが可能である。また、ベルマウス部は予めマンホ
ール等の製造段階で埋め込み状に成形されるので該マン
ホールの縦壁等へのベルマウス部の設置位置や角度等が
正しく設定され、挿通させた線条やケーブルの擦過損傷
が確実に防止でき、接続作業精度が高いとともに、作業
上の実用性が極めて高いものである。また、作業現場で
はマンホールのノックアウト壁を叩打してハツリ作業を
行なうようなことがなく、単に管路の雄螺子部等を中空
筒管の雌螺子部等に螺着させ、管路本体を装着させるだ
けで極めて短時間にかつ高能率に管路接続作業が完了す
る。また、コンクリート養生のための期間を設ける必要
がなく、作業現場をふさぐ時間が非常に短時間となる。
また、ハツリや型枠セット等の熟練作業ではないから経
験が浅い作業者でも簡単に行なうことができる。
【0037】また、前記着脱連結部は、雌雄嵌合機構で
あることとすることにより、例えば、螺合、挿し込み連
結、挿し込み回転ロックその他の雌雄の連結構造によ
り、連結状態を確実に行なえるとともに、装着が例えば
螺着作業等の場合には極めて簡単であり、作業経験や熟
練度を要さず、かつ、短時間に正確にマンホール壁と管
路との接続を行なうことが可能である。
【0038】また、前記雌雄嵌合機構は、マンホールに
接続すべき管路の端部に設けられた雄螺子部と、前記中
空筒管の内壁に刻設された雌螺子部と、を含むことによ
り、管路側の雄螺子部を中空筒管の雌螺子部に螺着させ
るだけの極めて簡単な作業により、未経験者であって
も、短時間で、正確なマンホール壁と管路との接続作業
の実効を確保させることが可能である。
【0039】また、前記ベルマウス部は前記中空筒管の
本体と別体に構成され、該別体ベルマウス部は中空筒管
本体に着脱自在に取りつけられることとすることによ
り、マンホールの製造段階では、同マンホールの縦壁等
に直筒状の中空筒管本体を埋め込み成形させておけば良
く、接続作業時には管路をマンホール外部側から、別体
ベルマウス部を同マンホール内部側から装着連結させる
だけの簡単な作業により管路或は別体ベルマウス部を例
えば螺子込み連結、挿し込み連結、その他の連結方法に
よりワンタッチで短時間に行なえ、しかも作業に熟練度
を要することなく、経験の浅い作業者でも簡単に遂行す
ることが可能である。中空筒管本体と、管路、或は別体
ベルマウス部との着脱連結状態を正しいマンホール壁と
管路あるいはベルマウス部との連結を行なわせ得るよう
な連結部構成としておけば、中空筒管本体を、マンホー
ルの製造時に埋め込み状に正しく配置させることによ
り、マンホールの縦壁等に管路接続を行なわせ、しか
も、正しいベルマウス部の形成が行なわれる結果、挿通
させた線条やケーブルの擦過損傷が確実に防止でき、接
続作業精度が高いとともに、作業上の実用性が極めて高
いものである。
【0040】また、前記別体ベルマウス部と中空筒管本
体とは雌雄嵌合状態で連結することにより、例えば、螺
合、挿し込み連結、挿し込み回転ロックその他の雌雄の
連結構造により、連結状態を確実に行なえるとともに、
装着が例えば螺着作業等の場合には極めて簡単であり、
作業経験や熟練度を要さず、かつ、短時間に正確にマン
ホール壁の内側にベルマウス部を構成させることが可能
である。
【0041】また、前記中空筒管の雌部に共通に嵌合す
る閉鎖キャップが必要に応じて嵌合固定されてなること
により、取りつけた中空筒管のうちの未使用のものにつ
いては、閉鎖キャップにより該中空筒管における、マン
ホール内外の連通を遮断しておき、必要に応じて、該キ
ャップを簡易に取り外し、接続されるべき管路を螺合固
定等の手法により即時に連結させ得るから、法規制によ
る未使用管路の閉鎖の必要性の場合等に柔軟に対応させ
ることが可能である。雌部は雌螺子部の場合にはキャッ
プ側に雄螺子部が形成されており、インサート形、回転
ロック形等の場合には、同中空筒管の雌部に対応する雄
部が構成されるから確実な閉鎖状態を簡易に、かつ確実
に確保し得る。
【0042】また、マンホール等と管路の接続構造にか
かる発明において、マンホール等の壁に穿孔された通信
や電力用等の各種線条が挿通される1個または複数の孔
と、該孔を介して前記マンホール内側に配置されるベル
マウス管と、これに対応して該マンホール外側に配置さ
れる管路接続部と、を有し、前記ベルマウス管と前記管
路接続部とは前記マンホール壁を間に挟装するように配
置させて着脱自在に連結させる雌雄嵌合部を設けたこと
により、マンホールの製造段階においては単に接続用の
貫通孔、あるいは貫通孔形成用のノックアウト薄肉部を
形成しておき、接続作業現場で単にマンホールの内側と
外側から雌雄の螺子部分を占め込む作業だけで良いから
接続作業はやはり非常に簡単であり、短時間にかつ、熟
練度を要することなく、誰でも簡易に良好な精度の管路
とマンホール壁との接続構造を得ることが可能となる。
ノックアウト部を叩打して破壊して孔を穿孔させる場合
でも同様の効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るマンホール等と管路
の接続構造の要部を示す要部拡大断面説明図である。
【図2】中空筒管のベルマウス側から見た斜視説明図で
ある。
【図3】管路の斜視説明図である。
【図4】中空筒管の雌螺子部等に螺合される閉鎖キャッ
プの全体斜視図である。
【図5】管路を接続する前のマンホールの全体斜視説明
図である。
【図6】管路本体を可撓管により構成させた場合の実施
例を示す要部拡大断面説明図である。
【図7】マンホールに中空筒管を埋め込み成形させる際
の中空筒管の構成を示す概略断面説明図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るマンホール等と管路
の接続構造の要部を示す要部拡大断面説明図である。
【図9】第2実施例に係るマンホール等と管路の接続構
造の直筒状の中空筒管本体の斜視説明図である。
【図10】本発明の第2実施例に係るマンホール等と管
路の接続構造のベル部の拡大斜視説明図である。
【図11】マンホールに中空筒管を埋め込み成形させる
際の中空筒管の構成を示す概略断面説明図である。
【図12】本発明の第3実施例に係るマンホール等と管
路の接続構造の要部を示す要部拡大断面説明図である。
【図13】従来のマンホール等と管路の接続構造にかか
るマンホール縦壁の薄肉ノックアウト部を示す一部省略
要部拡大断面説明図である。
【符号の説明】
10 マンホール 12 縦壁 14 中空筒管 15 中空筒管本体 16a 別体ベルマウス部 18 管路 20 着脱連結部 22 雌螺子部 24 雄螺子部 30 閉鎖キャップ 40 円筒部 42 ベル部 44 第1筒管 46 第2筒管 48 孔 50 ベルマウス管 52 管路接続部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール等の壁に1個または複数の中
    空筒管を埋め込み状に取り付け、 この中空筒管の中空部に通信や電力用等の各種線条が挿
    通され、 前記中空筒管の前記マンホール内側にはベルマウス部が
    設けられるとともに、 前記マンホール外側には同マンホールに接続されるべき
    管路が着脱自在に接続される着脱連結部が設けられてな
    るマンホール等と管路の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記着脱連結部は、雌雄嵌合機構である
    請求項1記載のマンホール等と管路の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記雌雄嵌合機構は、マンホールに接続
    すべき管路の端部に設けられた雄螺子部と、前記中空筒
    管の内壁に刻設された雌螺子部と、を含む請求項1記載
    のマンホール等と管路の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記ベルマウス部は前記中空筒管の本体
    と別体に構成され、該別体ベルマウス部は中空筒管本体
    に着脱自在に取りつけられてなる請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のマンホール等と管路の接続構造。
  5. 【請求項5】 前記別体ベルマウス部と中空筒管本体と
    は雌雄嵌合状態で連結されてなる請求項4記載のマンホ
    ール等と管路の接続構造。
  6. 【請求項6】 前記中空筒管の雌部に共通に嵌合する閉
    鎖キャップが必要に応じて嵌合固定されてなる請求項2
    ないし5のいずれかに記載のマンホール等と管路の接続
    構造。
  7. 【請求項7】 マンホール等の壁に穿孔された通信や電
    力用等の各種線条が挿通される1個または複数の孔と、 該孔を介して前記マンホール内側に配置されるベルマウ
    ス管と、 これに対応して該マンホール外側に配置される管路接続
    部と、を有し、 前記ベルマウス管と前記管路接続部とは前記マンホール
    壁を間に挟装するように配置させて着脱自在に連結させ
    る雌雄嵌合部が設けられてなるマンホール等と管路の接
    続構造。
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