JPH0784987A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0784987A
JPH0784987A JP18206193A JP18206193A JPH0784987A JP H0784987 A JPH0784987 A JP H0784987A JP 18206193 A JP18206193 A JP 18206193A JP 18206193 A JP18206193 A JP 18206193A JP H0784987 A JPH0784987 A JP H0784987A
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雅雄 水上
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尚彦 小崎
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    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一チップに敷き詰めゲート領域と共に実装
されたマクロセルの動作性能を充分に引き出すことであ
る。 【構成】 クロック信号CLKに同期動作する敷詰めゲ
ート領域4と、クロック信号CLKよりも周波数の高い
クロック信号ckに同期動作するRAMコア7(マクロ
セル)との間に速度変換回路領域8を設ける。これは、
クロック信号CLKの周波数を逓倍したクロック信号c
kを形成し、敷き詰めゲート領域における所定単位動作
のアクセスサイクル期間にその複数動作サイクル分のア
クセス情報を敷き詰めゲート領域から並列的に受け、こ
れをクロック信号ckに同期する複数動作サイクル期間
に直列的にRAMコアに供給し、シングルポートのRA
Mコアを見掛け上デュアルポートRAMとしてアクセス
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に関す
るものであり、例えばASIC(Applicatio
n Specific IC)などと称されるカスタム
若しくはセミカスタム化された半導体集積回路に適用し
てその性能向上に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体集積回路における最近の微
細集積技術の進歩により、回路動作の高速化も実現され
ている。斯く事情の下では、種々の半導体集積回路の性
能をその応用システムレベルで、いかにバランス良く引
き出して有効に使い切るかが重要な技術課題である。こ
れを解決する一つの手法が特開平4−87362号公報
に記載されている。この技術は、複数個の半導体集積回
路を回路基板に実装する、いわゆるマルチチップシステ
ムに係わるものである。半導体集積回路間の信号伝送速
度は当該集積回路が実装される回路基板の物理的条件、
例えば信号配線の配線抵抗や寄生容量などによって決ま
るためそれ程向上しないが、半導体集積回路それ自体の
動作速度は回路素子の微細化などによる半導体集積回路
技術の進歩につれて著しく向上する。個々の半導体集積
回路自体についてはそのような技術の進歩があっても、
システム全体の性能は、半導体集積回路間の信号伝送速
度に律則されて、充分に向上できなくなる。上記従来技
術は、マルチチップ構成のシステム全体の性能を向上さ
せるように、半導体集積回路間の信号伝送速度と半導体
集積回路内部の速度との整合を図るための手法を提供す
るものである。すなわち、半導体集積回路間の信号伝送
速度は相対的に遅いことを前提に、半導体集積回路内部
では高速動作できるように、第1の半導体集積回路の出
力とそれを受ける別の第2の半導体集積回路の対応入力
との間に当該出力信号毎に複数本の信号線を設け、第1
の半導体集積回路の出力動作サイクル毎に当該出力を順
次異なる信号線に切換え出力するデマルチプレクサと、
そのデマルチプレクサの出力を上記第1の半導体集積回
路の出力動作サイクルに同期する第2の半導体集積回路
の入力動作サイクル毎に順次切換え選択して第2の半導
体集積回路の入力端子に導くマルチプレクサとを設けた
ものである。マルチプレクサ及びデマルチプレクサによ
る時分割数、すなわち単一の入出力端子に対応して設け
られる信号線の本数は、外部信号線を介して伝達できる
信号周波数と半導体集積回路における入出力動作周波数
との関係に従って決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術は実装基板上の信号線を介して伝達できる信号周波
数と半導体集積回路における入出力動作周波数との相違
を吸収する技術であり、高集積化の一途をたどる半導体
集積回路内部で将来起こるであろう回路ブロック間の動
作速度のギャップを解決しようとするものではない。本
発明者はそれについて以下のような検討を行った。
【0004】ASICと称されるような半導体集積回路
などはユーザが要求する機能を実現するための回路領域
として敷き詰めゲート領域を有する。敷き詰めゲート領
域は例えば繰り返し的に多数配置された基本回路の接続
態様によって所要の機能が実現される領域である。した
がってその領域は、トランジスタサイズがほぼ一定にさ
れ、所要の配線領域が予め随所に設けられ、比較的集積
度が低く、動作速度の高速化にもある程度の限界があ
る。一方、そのような半導体集積回路においては高集積
化のために所要のマクロセルを用いることができる。マ
クロセルはRAMやCPUなどといった一定の機能が予
め決定されて回路配置若しくは動作速度などの点におい
て最適化が施された回路ブロックである。マクロセルは
RAM等の機能ブロック単位で作られ、例えば人手を主
体とする設計によって敷き詰めゲート領域などの他の回
路部分より高密度に作られる。回路技術とプロセス技術
の進歩により、マクロセルのような部分は敷き詰めゲー
ト領域に形成されるような他の回路部分よりも動作の高
速化が得られる。
【0005】上記のようなマクロセルと敷き詰めゲート
領域が併存する半導体集積回路全体の動作性能を最大限
に引き出すには、それぞれの領域で可能な限り高速動作
させればよいが、そのためには、マクロセルの動作速度
に見合った複数動作サイクル分の情報を敷詰めゲート領
域の動作サイクルに従って並列的に与えなければなら
ず、また、このようにして並列的に与えられた複数動作
サイクル分の情報をマクロセルの動作に最適なタイミン
グで与えることが必要になる。これに対処するには敷詰
めゲート領域とマクロセルとのインタフェース部分に上
記マルチプレクサやデマルチプレクサを単に挿入するだ
けでは済まない。
【0006】さらに、半導体集積回路内部における回路
ブロック間の動作速度のギャップは、選択すべきマクロ
セルの機能によっても実質的に吸収することができる。
例えば、敷詰めゲート領域における一つのメモリアクセ
スサイクル期間にマクロセルとしてのRAMを並列的に
リード及びライトするという仕様を満足させようとする
場合、当該RAMにデュアルポートRAMを採用すれば
その仕様を満足させることはできる。このときデュアル
ポートRAMは敷詰めゲート領域と同一速度で動作させ
れば充分である。しかしながら、上述のようにマクロセ
ルは高速動作可能であるから、このような利用形態は当
該マクロセルの機能を充分に発揮させてはいない。しか
も、複数ポート有するRAMはその周辺回路がシングル
ポートRAMの大凡2倍になってチップ占有面積が大き
くなる。このようなときに、高速動作可能なマクロセル
の動作速度を充分に発揮させようとする観点に立てば、
敷詰めゲート領域から並列的に発生されたリード及びラ
イトアクセスサイクルによってシングルポートのRAM
マクロセルが時系列的にリード及びライト動作できるよ
うにする付加回路が必要になる。
【0007】本発明の目的は、相互に異なる周波数のク
ロック信号に同期動作される複数の回路領域相互間にお
いて一方の回路領域からの並列的なアクセス指示とこれ
を受ける他方の回路領域における直列的なアクセス動作
とを同期的に行うことができる半導体集積回路を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、同一半導体基板に
敷き詰めゲート領域と共に実装されたマクロセルの動作
性能を充分に引き出すことができる半導体集積回路を提
供することにある。本発明の更に別の目的は、相対的に
高速動作可能なRAMの一つのポートを相対的に動作速
度の遅い回路領域からはマルチポートとしてアクセスで
きる半導体集積回路を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、第1のクロック信号に同期動作
される敷詰めゲート領域のような第1の回路領域と、上
記第1のクロック信号よりも周波数の高いクロック信号
に同期動作可能とされるマクロセルのような第2の回路
領域とを備えた半導体集積回路において、これと同一の
半導体基板に、上記第1の回路領域と第2の回路領域と
の間で情報の受け渡しを行うための速度変換回路領域を
設け、当該速度変換回路領域を、上記第1のクロック信
号に基づいて当該第1のクロック信号の周波数に対して
逓倍された周波数の第2のクロック信号を形成して上記
第2の回路領域に供給する逓倍クロック発生回路と、第
1の回路領域における所定単位動作のサイクル期間にそ
の複数動作サイクル分の情報を第1の回路領域から並列
的に受け、斯る並列的な情報を第2のクロック信号に同
期する複数動作サイクル期間に直列的に第2の回路領域
に供給する並列・直列変換回路とによって構成するもの
である。第2の回路領域から第1の回路領域への情報伝
達を考慮したときの上記速度変換回路領域は、第2の回
路領域が上記第2のクロック信号に同期動作してその複
数動作サイクル期間によって得られる情報を第2の回路
領域から直列的に受け、斯る直列的な情報を、第1のク
ロック信号で規定される所定単位動作のサイクル期間に
並列的に上記第1の回路領域に供給する直列・並列変換
回路を備える。或は、第2の回路領域が上記第2のクロ
ック信号に同期する動作サイクル期間で得た情報を受
け、斯る情報を、当該第2のクロック信号に同期する動
作サイクル期間を越えて上記第1の回路領域に供給する
引延ばし回路を備える。
【0011】上記マクロセルが、メモリアレイと、メモ
リアレイに対するデータの書込み及び読み出しを行うた
めに上記速度変換回路領域に結合されたアクセスポート
とを有するRAMコアであるとき、このRAMコアは、
上記速度変換回路を通すことによって上記第1の回路領
域からは見掛け上アクセスポートの数が上記第1のクロ
ック信号に対する第2のクロック信号の逓倍数倍にされ
る。例えば、第1のクロック信号に同期動作されるゲー
ト敷き詰め領域のような第1の回路領域と、上記第1の
クロック信号よりも周波数の高いクロック信号に同期動
作可能にされると共に、メモリアレイ及び当該メモリア
レイに対するデータの書込み及び読み出しを行うための
アクセスポートを有するRAMコアのような第2の回路
領域とを備えた半導体集積回路において、これと同一の
半導体基板に、上記第1の回路領域と第2の回路領域と
の間で情報の受け渡しを行うための速度変換回路領域を
設け、当該速度変換回路領域を、上記第1のクロック信
号に基づいて当該第1のクロック信号の周波数に対して
逓倍された周波数の第2のクロック信号を形成し上記第
2の回路領域に供給する逓倍クロック発生回路と、第1
の回路領域におけるメモリアクセスの単位動作サイクル
期間に複数動作サイクル分の複数のメモリアクセス情報
を第1の回路領域から並列的に受け、斯る並列的な複数
のメモリアクセス情報を第2のクロック信号に同期する
複数のメモリ動作サイクル期間に直列的に第2の回路領
域の一つのアクセスポートに供給する並列・直列変換回
路とによって構成するものである。このとき上記RAM
コアが、データの書込み及び読み出しに兼用されるアク
セスポートを有し、第1の回路領域にとってRAMコア
に対するアクセス動作の大半がデータ読み出しと書き込
みとを交互に行う動作であるとき、そのようなアクセス
態様の効率化に向けて上記速度変換回路を構成する場
合、当該速度変換回路は、上記第1の回路領域から第2
の回路領域へのアクセス制御信号と第1のクロック信号
とを第1の回路領域から受け、上記アクセス制御信号に
よって読出し及び書込みが並列的に指示されたときに、
上記第1のクロック信号に基づいて当該第1のクロック
信号の周波数に対して逓倍された周波数の第2のクロッ
ク信号と、当該第2のクロック信号に同期する読出し動
作とこれに続く書込み動作を順次指示するリード・ライ
ト信号とを形成して、上記第2の回路領域に供給する逓
倍クロック発生回路と、第1の回路領域におけるメモリ
アクセスの単位動作サイクル期間に書込み及び読出しの
ためのメモリアクセス情報を第1の回路領域から並列的
に受け、斯る並列的な複数のメモリアクセス情報を第2
のクロック信号に同期する複数のメモリ動作サイクル期
間に直列的に第2の回路領域の一つのアクセスポートに
供給する並列・直列変換回路と、第2の回路領域が上記
第2のクロック信号に同期する読出し動作サイクル期間
に上記メモリアレイから読出した情報を受け、斯る情報
を、当該第2のクロック信号に同期する読出し動作サイ
クル期間を越えて上記第1の回路領域に供給する引延ば
し回路とによって構成する。
【0012】上記マクロセル若しくはRAMコアのよう
な第2の回路領域は、速度変換回路領域と共に複合マク
ロセルと称する領域を構成する。これは、RAMコアの
ようなコアとなるマクロセルと上記速度変換に必要な回
路を搭載するマクロセルを合体させたものである。双方
のマクロセルはデータライブラリのような形態を以って
予め数種類のものが用意されていて、半導体集積回路に
実現すべき機能に応じて選択されることになる。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、速度変換回路領域は、
半導体集積回路の一部の回路領域として高速動作可能な
マクロセルなどを採用する場合に、敷き詰めゲート領域
のような周辺論理部分が高速に動作できなくても、チッ
プ内部で信号速度の変換を行うので、マクロセルを限界
近くの高速動作で使い切ることを可能にする。マクロセ
ルがRAMの場合には例えば敷き詰めゲート領域の動作
速度に対して2倍の高速化を図ることができれば、原理
的には2倍の面積分を以って当該RAMを一対採用し並
列動作させるのと同じ機能を果たしていることになるの
で、チップの高密度化に寄与する。
【0014】
【実施例】図1には本発明に係る半導体集積回路の一実
施例がチップイメージで示される。この半導体集積回路
は、ASIC例えばゲートアレイの手法を部分的に採用
して構成されるものであり、チップ1の周辺部には多数
のボンディングパッド2と入出力バッファ3が配置さ
れ、その中央部分には敷き詰めゲート領域4と複合マク
ロセル5が配置される。
【0015】上記敷き詰めゲート領域4は、繰り返し的
に多数配置された基本回路の接続態様によって所要の機
能が実現される。例えばゲートアレイの相補型MOS基
本セルが多数配置されて構成される。6はクロックパル
スジェネレータ(CPG)であり、例えば外部から供給
されるシステムクロック信号φを分周または単に整形し
て第1のクロック信号CLKを生成する。敷き詰めゲー
ト領域4の回路は当該第1のクロック信号CLKに同期
動作される。本実施例において第1のクロック信号CL
Kの周波数はfとされる。
【0016】上記複合マクロセル5は、RAMコア7と
速度変換回路領域8を含み、夫々はマクロセルとされ、
所要の機能を実現するために夫々選択されて合体された
複合的なマクロセルである。マクロセルは、上記敷詰め
ゲート領域4よりも回路素子の集積密度が高くされ、そ
の機能が予め決定されている機能ブロックである。また
複合マクロセルの構造にしておけば、コアと周辺部分と
の組合わせにより、多様な機能を持った複合マクロセル
を提供できることになり、マクロセル機能の充実化を図
ることができる。
【0017】マクロセルとしてのRAMコア7は、所定
の機能が予め決定されて回路配置若しくは動作速度など
の点において最適化が施されており、例えば人手を主体
とする設計によって敷き詰めゲート領域などの他の回路
部分より高密度に作られ、その結果として、敷き詰めゲ
ート領域4に形成される他の回路部分よりも動作の高速
化が得られる。このRAMコア7は上記第1のクロック
信号CLKよりも周波数の高いクロック信号に同期動作
可能とされる。
【0018】上記速度変換回路領域8は、RAMコア7
の同期クロック信号として第2のクロック信号ckを第
1のクロック信号CLKに基づいて形成する。第2のク
ロック信号ckは、第1のクロック信号CLKの周波数
に対して逓倍(例えばn倍)された周波数とされる。さ
らに速度変換回路領域8は、相互に異なる周波数のクロ
ック信号に同期動作される敷き詰めゲート領域4とRA
Mコア7相互間において敷き詰めゲート領域4からの並
列的なアクセス指示とこれを受けるRAMコア7におけ
る直列的なアクセス動作とを同期的に行うためのアクセ
ス情報の伝達速度変換を行う。速度変換回路領域8と敷
き詰めゲート領域4との回路的な接続は配線領域9を介
して行われる。
【0019】上記半導体集積回路は、特に制限されない
が、通信制御用の半導体集積回路であり、RAMコア7
は通信用時間スイッチの主要構成要素として利用され
る。
【0020】図2には上記RAMコア7の一例ブロック
図が示される。メモリアレイ10は、リード・ライト可
能なメモリセルMCがマトリクス配置され、メモリセル
MCの選択端子が対応する行のワード線WLに結合さ
れ、そのデータ入出力端子が対応する列のデータ線DL
に結合される。メモリセルMCを選択するためのアドレ
ス信号はアドレス入力端子aiからアドレスバッファ1
1に供給され、これがデコーダ12にて解読されること
により、ワード線選択信号とデータ線選択信号が形成さ
れる。ワード線選択信号はワードドライバ13に供給さ
れ、選択されるべきワード線がそれによって選択レベル
に駆動される。データ線選択信号はカラムスイッチ回路
14に供給され、それによって選択されるべきデータ線
をコモンデータ線15に結合する。コモンデータ線15
はリード・ライト制御回路16に結合される。リード・
ライト制御回路16は上記コモンデータ線15に結合さ
れたメモリセルMCに対して読み出しを行うか書き込み
を行うかを選択する。その動作はリード・ライト信号r
/wによって指示される。外部からの書き込みデータは
データ入力端子dinjからデータ入力バッファ17に
供給され、所定のタイミングを以ってリード・ライト制
御回路16に供給される。メモリセルMCからコモンデ
ータ線15に読み出されたデータは所定のタイミングで
リード・ライト制御回路16を介してセンスアンプ18
に供給され、これによって増幅された読出しデータはそ
の後段のデータ出力バッファ19から所定のタイミング
でデータ出力端子dojに出力される。20はRAMコ
ア7のタイミング発生回路であり、クロック信号ckに
同期して内部の各種動作タイミング信号を発生する。以
上より明らかなように上記RAMコア7は書き込み及び
読み出しが可能なシングルポートのRAMとされ、クロ
ック信号ckに同期してダイナミックに動作される。
【0021】図3には上記速度変換回路領域8の一実施
例ブロック図が示される。同図に示される速度変換回路
領域8は、敷き詰めゲート領域4の回路がRAMコア7
を見掛け上デュアルポートRAMとしてアクセスできる
ようにするものである。特に、同図に示される構成は、
敷き詰めゲート領域4の回路がメモリアクセスの単位動
作サイクル期間に並列的な書き込みアクセス又は並列的
な読み出しアクセスをRAMコア7に対して行えるよう
にする。そのアクセスを受けるRAMコア7は実際には
直列的に動作し、高速処理される。
【0022】すなわち、速度変換回路8は、敷き詰めゲ
ート領域4から並列的に供給される2種類のアドレス信
号A(A)i、A(B)iを直列に変換してRAMコア7のアド
レス入力端子aiに供給するアドレス並列・直列変換回
路30と、敷き詰めゲート領域4から並列的に供給され
る2種類の書き込みデータDin(A)j、Din(B)jを直列に
変換してRAMコア7のデータ入力端子dinjに供給す
るライトデータ並列・直列変換回路31と、RAMコア
7のデータ出力端子dojから直列的に出力された読み
出しデータを並列に変換してデータDo(A)j、Do(B)jを
出力するリードデータ直列・並列変換回路32と、上記
第1のクロック信号CLKに基づいて当該第1のクロッ
ク信号CLKの周波数(f)に対して逓倍例えば2倍さ
れた周波数(2f)の第2のクロック信号ckを形成し
てRAMコア7に供給する逓倍クロック発生回路33と
を備える。上記ライトデータ並列・直列変換回路31は
リード・ライト信号R/W(A),R/W(B)によっ
てリード動作が指示されるときその出力は高インピーダ
ンス状態に制御される。上記リードデータ直列・並列変
換回路32はリード・ライト信号R/W(A),R/W
(B)によってライト動作が指示されるときその出力は
高インピーダンス状態に制御される。尚、同図において
34はRAMコア7のテスト回路であり、TESTDin
はテストデータ入力、TESTDoはテストデータ出力
である。
【0023】アドレス並列・直列変換回路30はクロッ
ク信号CLKに同期してアドレス信号A(A)i、A(B)iを
並列的に取り込む。クロック信号CLKのサイクルで規
定される敷き詰めゲート領域側4のメモリアクセスサイ
クルにおいてリード・ライト信号R/W(A),R/W
(B)で示される動作モードがライト動作の時、ライト
データ並列・直列変換回路31はクロック信号CLKに
同期して書き込みデータDin(A)j、Din(B)jを並列的に
取り込む。このようにして並列的に取り込まれたアドレ
ス信号及び書き込みデータは、クロック信号ckに同期
して直列的にRAMコア7に供給される。リード・ライ
ト信号R/W(A),R/W(B)によって書き込み動
作が指示されたRAMコア7において、クロック信号C
LKの1サイクルに2サイクル変化されるクロック信号
ckの最初のサイクルではA系のアドレス信号A(A)iに
よって選択されたメモリセルにA系の書き込みデータD
in(A)jが書き込まれ、クロック信号ckの次のサイクル
ではB系のアドレス信号A(B)iによって選択されたメモ
リセルにB系の書き込みデータDin(B)jが書き込まれ
る。一方、クロック信号CLKのサイクルで示されるメ
モリアクセスサイクルにおいてリード・ライト信号R/
W(A),R/W(B)で示される動作モードがリード
動作の時は、クロック信号ckの最初のサイクルではA
系のアドレス信号A(A)iによって選択されたメモリセル
からの読み出しデータがRAMコア7のデータ出力端子
dojからリードデータ直列・並列変換回路32に供給
されてラッチされ、これに続くクロック信号ckの次の
サイクルではB系のアドレス信号A(B)iによって選択さ
れたメモリセルからの読み出しデータがリードデータ直
列・並列変換回路32にラッチされ、所定のタイミング
を以ってデータ直列・並列変換回路32から双方の読み
出しデータDo(A)j、Do(Bj)が並列的に読み出される。
【0024】したがって、図3に示される速度変換回路
領域8を採用することにより、敷き詰めゲート領域4の
回路はシングルポートのRAMコア7を見掛け上デュア
ルポートRAMとしてアクセスできるようになる。特
に、本実施例においては敷き詰めゲート領域4の回路に
よる並列アクセスは読み出し又は書き込みの一方に限ら
れているが、半導体集積回路全体としての利用形態がそ
れで充分であれば、デュアルポートを有するRAMコア
を採用する場合に比べて当該RAMのチップ占有面積を
著しく低減でき、敷き詰めゲート領域4にとってはそれ
と同様のアクセス速度を得ることができる。
【0025】図4には上記速度変換回路領域8の別の実
施例ブロック図が示される。同図に示される速度変換回
路領域8も上記実施例同様に、敷き詰めゲート領域4の
回路がRAMコア7を見掛け上デュアルポートRAMと
してアクセスできるようにするものであるが、敷き詰め
ゲート領域4からの並列アクセスは読み出しと書き込み
動作が並列される態様とされる点で上記実施例と相違す
る。すなわち、見掛け上のデュアルポートの一方のポー
トはリード専用ポートとみなされ、他方のポートはライ
ト専用ポートとみなされる。
【0026】図4の速度変換回路8は、敷き詰めゲート
領域4から並列的に供給される読み出しアドレス信号A
(R)i及び書き込みアドレス信号A(W)iを直列に変換し
てRAMコア7のアドレス入力端子aiに供給するアド
レス並列・直列変換回路40と、敷き詰めゲート領域4
から供給される書き込みデータDinjを所定のタイミン
グを以ってRAMコア7のデータ入力端子dinjに供給
する書き込みデータ供給回路41と、RAMコア7のデ
ータ出力端子dojから出力されたデータをラッチして
読み出しデータDojの出力期間を敷き詰めゲート領域の
4にとって望ましい期間引き延ばしする引き延ばし回路
42と、逓倍クロック発生回路43とを備える。
【0027】上記逓倍クロック発生回路43は、上記第
1のクロック信号CLK、書き込み動作を指示するライ
トイネーブル信号WE、及び読み出し動作を指示するリ
ードイネーブル信号REが供給され、ライトイネーブル
信号WE及びリードイネーブル信号REによって書込み
及び読出しが並列的に指示されたとき、上記第1のクロ
ック信号CLKに基づいて当該第1のクロック信号CL
Kの周波数(f)に対して逓倍(例えば2倍)された周
波数(2f)の第2のクロック信号ckを形成し、さら
に、当該第2のクロック信号ckに同期する読出し動作
とこれに続く書込み動作とを順次指示するリード・ライ
ト信号r/wとを形成してRAMコア7に供給する。上
記リード・ライト信号r/wは、RAMコア7のリード
サイクルとライトサイクルを切り換える切換えパルスと
して機能され、アドレス並列・直列変換回路40、書き
込みデータ供給回路41、及び引き延ばし回路42にも
供給される。
【0028】上記リード・ライト信号r/wにてRAM
コア7にリードサイクルが指示されると、これに応じて
アドレス並列・直列変換回路40はリードアドレスA
(R)iを読み込み、ライトサイクルが指示されるとラ
イトアドレスA(W)iを読み込む。特に制限されない
が、書き込みデータ供給回路41はRAMコア7のリー
ドサイクルの指示に呼応して予め書き込みデータDinj
をデータ入力端子dinjに与える。この間にRAMコア
7からデータ出力端子dojに読み出されたデータは引き
延ばし回路42を介して次のライトサイクルに亘って出
力が維持される。このライトサイクルにおいては、予め
RAMコア7に供給されて保持されている書き込みデー
タDinjが書き込みアドレスA(W)iに従ったメモリセル
に書き込まれる。
【0029】特に制限されないが、逓倍クロック発生回
路43に与えられるライトイネーブル信号WEとリード
イネーブル信号REの何れかが非活性状態にされている
ときは、RAMコア7における一連のリードサイクルと
ライトサイクルの一方が無効にされる。換言すれば、敷
き詰めゲート領域4から読み出し及び書き込みの並列ア
クセスが指示されないとき、RAMコア7は第1のクロ
ック信号CLKのサイクル動作期間にシングルポートの
RAMとして機能される。
【0030】図5には上記図4の詳細な一例論理回路図
が示され、図6にはその動作タイミングチャートの一例
が示される。
【0031】図5の逓倍クロック発生回路43において
第1のクロック信号CLKの入力段には2段のノンイン
バータ(論理反転を伴わない遅延成分若しくは波形整形
又は増幅機能を持った回路要素と理解されたい)NI
1、NI2とインバータIV1との直列回路によって遅
延回路が形成される。一方の入力にクロック信号CLK
を受けるアンドゲートAN1はその遅延回路で得られる
遅延時間をパルス幅とするクロック信号を出力する。ア
ンドゲートAN1の出力はアンドゲートAN2を通して
リードクロックrckとされる。アンドゲートAN2の
他方の入力には上記リードイネーブル信号REが供給さ
れ、リード動作を指示する時に“H”レベルにされる当
該信号REが“L”レベルにされると、リードクロック
rckは消滅し、リードサイクルが禁止される。
【0032】ライトクロックwckは、アンドゲートA
N1の出力をノンインバータNI3、遅延要素DL、及
びノンインバータNI4を介してリードクロックrck
から遅延させ、アンドゲートAN3を通して生成され
る。アンドゲートAN3の他方の入力には上記ライトイ
ネーブル信号WEが供給され、ライト動作を指示すると
きに”H”レベルにされる当該信号WEが“L”レベル
にされると、ライトクロックwckは消滅し、ライトサ
イクルが禁止される。
【0033】リードクロックrckとライトクロックw
ckはオアゲートOR1へ与えられ、このオアゲートO
R1から上記第2のクロック信号ckが出力される。し
たがってこの第2のクロック信号ckは、リードクロッ
クrckとライトクロックwckの双方が有効なとき、
換言すれば、ライトイネーブル信号WEとリードイネー
ブル信号REにて並列的にリード及びライト動作が指示
されたとき、第1のクロック信号CLKの周波数の2倍
に逓倍された周波数を持つことになる。一方、リード又
ライトの何れか一方だけが指示されるときは、第2のク
ロック信号ckは実質的にリードクロックrck又はw
ckに等しいクロック信号とされ、その周波数は第1の
クロック信号CLKに等しくされる。
【0034】上記リードクロックrckとライトクロッ
クwckはインバータIV2とIV3を通して、ナンド
ゲートNA1及びNA2で構成されるスタティックラッ
チ回路へ入力され、切換えパルスが作られる。ノンイン
バータNI5から出力される切換えパルスは、RAMコ
ア7のリードサイクルとライトサイクルを切り換えるた
めのパルスであり、リード・ライト信号r/wとされ
る。このリード・ライト信号r/wは“H”レベルの時
リード動作を指示し、“L”レベルの時ライト動作を指
示する。
【0035】ノンインバータNI5及びNI6から出力
される切換えパルスは、アドレス並列・直列変換回路4
0のアンドゲートAN4とAN5に供給される。夫々の
アンドゲートAN4,AN5の他方の入力には、リード
アドレスA(R)iとライトアドレスA(W)iが供給され、相
補的に変化される上記切換えパルスによりリードアドレ
スA(R)iとライトアドレスA(W)iを選択する。アンドゲ
ートAN4とAN5の出力はオアゲートOR2で論理和
が採られて多重化され、RAMコア7のアドレス入力端
子aiに供給される。
【0036】上記書き込みデータ供給回路41は、ノン
インバータNI5から出力される切換えパルスをアンド
ゲートAN6に受ける。アンドゲートAN6の他方の入
力端子には書き込みデータDinjが供給され、リード・
ライト信号r/wの”H”レベルに同期して書き込みデ
ータDinjをRAMコア7のデータ入力端子dinjに
供給する。
【0037】上記データ引き延ばし回路42はインバー
タIV4及びIV5からなるスタティックラッチ回路を
有し、インバータIV5は、インバータIV4より小さ
なトランジスタで構成されており、その出力インピーダ
ンスが高いため、NMOSトランジスタQ1で構成され
るトランスファゲートを介してのRAMコアの読み出し
データdojのラッチが容易に行える。Q1のゲートは
リード・ライト信号r/wでコントロールされる。すな
わちr/wが“H”のときQ1はオンし、r/wが
“L”になる直前の読み出しデータdojの状態をラッ
チする。これにより、RAMコア7のデータ出力端子d
ojから出力されるデータがリードサイクルに続くライ
トサイクルに亘って出力期間が引き延ばされて複合マク
ロセルの出力信号Dojが得られる。なお、図5におい
てアドレス並列・直列変換回路40、書込みデータ供給
回路41、及びデータ引き伸ばし回路42は夫々1ビッ
ト分の構成が代表的に示されている。
【0038】次に図5に示される実施例の動作を図6の
タイミングチャートを参照しながら説明する。図6には
シングルポートのRAMコア7を見掛け上リード専用ポ
ートとライト専用ポートを有するデュアルポートRAM
として動作させるときの動作タイミングが示される。
【0039】図6において時刻T0〜T2までの期間
(第1のクロック信号CLKの1周期)は敷き詰めゲー
ト領域4の回路におけるメモリアクセス動作の単位サイ
クル期間とされる。敷き詰めゲート領域4は第1のクロ
ック信号CLKに同期して時刻T0〜T2の期間にメモ
リリードアクセスサイクルとメモリライトアクセスサイ
クルを並列的に起動する。すなわち、ライトイネーブル
信号WE及びリードイネーブル信号REを”H”レベル
に活性化すると共に、リードアドレスA(R)iとライトア
ドレスA(W)iを出力し、且つ書き込みデータDinjを出
力する。これにより逓倍クロック発生回路43は、ノン
インバータNI、NI2、及びインバータIV1によっ
て構成される遅延回路の遅延時間に相当する期間”H”
レベルとされるリードクロックrckを生成し、更にノ
ンインバータNI3、遅延要素DL、及びノンインバー
タNI4にて構成される遅延時間だけ遅れて”H”レベ
ルにされるライトクロックwckを生成する。このリー
ドクロックrckとライトクロックwckの論理和が第
2のクロック信号ckとしてRAMコア7に供給され
る。RAMコア7において当該クロック信号ckの1周
期が基本的な単位動作サイクル期間とされ、最初のサイ
クル期間(時刻T0〜T1)にはリード・ライト信号r
/wにてRAMコア7にリード動作が指示され、次のサ
イクル期間(時刻T1〜T2)にはリード・ライト信号
r/wにてRAMコア7にライト動作が指示される。
【0040】上記リードサイクルにおいてはリードアド
レスA(R)iがアドレス入力端子aiに供給されると共
に、書き込みデータDinjが予めデータ入力端子din
jに供給される。これによってRAMコア7は予め書き
込みデータをデータ入力バッファ17に保持する。これ
に並行してRAMコア7はリードアドレスに従ったメモ
リセルのデータ入出力端子をコモンデータ線15に結合
し、リードライト信号r/wにて制御されるリード・ラ
イト制御回路16を通して当該読み出しデータをセンス
アンプ18に供給し、出力端子dojから読み出しデー
タを出力する。RAMコア7から読み出されたデータ
は、リードライト信号r/wが”L”レベルにされるラ
イトサイクルに亘って引き延ばし回路42から敷き詰め
ゲート領域4に供給される。これによって敷き詰めゲー
ト領域4の回路は時刻T1を越えたタイミングを以って
リードデータを取り込むことができる。換言すれば、ク
ロック信号CLKに同期したアクセスサイクル期間でリ
ードデータを取り込むことができる。
【0041】時刻T1にRAMコア7にライトサイクル
が指示されると、これに同期して書き込みアドレスA
(W)iがアドレス入力端子aiに供給され、これによって
RAMコア7は当該アドレスに従ったメモリセルのデー
タ入出力端子をコモンデータ線15に結合する。そし
て、リードライト信号r/wにてライトサイクルが指示
されるデータ入力バッファ17は、予め取り込んだ書き
込みデータをリード・ライト制御回路16を介してコモ
ンデータ線15に供給することによって、上記選択され
たメモリセルにデータを書き込む。
【0042】尚、図5の回路構成において、速度変換回
路領域8とRAMコア7は、敷き詰めゲート領域4にお
けるメモリアクセス動作の単位サイクル期間にリードア
クセス又はライトアクセスだけを受け付けることができ
る。すなわち、リードイネーブル信号REが”H”レベ
ル、ライトイネーブル信号WEが”L”レベルにされ、
更にリードアドレスA(R)iが供給されると、図6の時刻
T0〜T2の単位アクセスサイクル期間にリードクロッ
クrckだけが生成され、これに応じてクロック信号c
kは1回だけクロック変化される。リード・ライト信号
r/wはその間”H”レベルに維持され、これによって
RAMコア7に対してリードアクセスだけが行われる。
リードイネーブル信号REが”L”レベル、ライトイネ
ーブル信号WEが”H”レベルにされ、更にライトアド
レスA(W)iが供給されると、リードクロックrckは変
化されず(換言すれば時刻T0においてクロック信号c
kは変化されず)、図6の時刻T1のライトクロックw
ckの変化に同期してクロック信号ckが形成される。
これにより、時刻T1〜T2の期間にRAMコア7はラ
イト動作を行う。尚、図5に従えば、書き込みデータ供
給回路41はリード・ライト信号r/wの”H”レベル
期間に書込みデータDinjをデータ入力端子dinjに供
給するようになっているから、当該単独ライト動作は単
独リードアクセスの次に指示されなければならない。
【0043】図5に示される実施例によれば以下の作用
効果がある。 (1)敷き詰めゲート領域4の回路は速度変換回路領域
8を介することにより、シングルポートのRAMコア7
を見掛け上リード専用ポートとライト専用ポートの有る
デュアルポートRAMとしてアクセスできる。 (2)換言すれば、速度変換回路領域8は、高速動作可
能なマクロセルとしてのRAMコア7を採用する場合
に、敷き詰めゲート領域4で構成されるその周辺論理部
分が高速に動作できなくても、半導体集積回路チップ内
部で信号速度の変換を行うので、RAMコア7を限界近
くの高速動作で使い切ることができる。 (3)本実施例においてはシングルポートのRAMコア
7を見掛け上リード専用ポートとライト専用ポートの有
るデュアルポートRAMとしてアクセスできるに止み、
読み出しの並列化や書き込みの並列化を行うことはでき
ないが、半導体集積回路全体としての利用形態がそれで
充分であれば、完全独立な2個のポートを有するデュア
ルポートのRAMコアを採用する場合に比べて当該RA
Mのチップ占有面積を著しく低減でき、敷き詰めゲート
領域4にとってはそれと同様のアクセス速度を得ること
ができる。 (4)RAMコア7におけるリードとライトの直列的な
アクセスにおいてリード動作を先行させるので、この点
においても全体としての動作の高速化を実現することが
できる。すなわち、データ読み出し動作時にはその動作
の高速化を図るためにデータ線のレベルは電源電圧に対
してフルスイングされることはない。例えば、メモリセ
ルがスタティック型メモリセルである場合、データが読
み出されるべき相補データ線はVccのような電源電圧
寄りで変化され、その電位差がセンスアンプで増幅され
てデータ出力バッファに伝達される。これに対して書き
込み動作では相補データ線はVccのような電源電圧と
Vssのような電源電圧(接地電位)とに駆動される。
したがって、書き込み後に読み出しを行うと、書き込み
によってVssレベルにされたデータ線をVccのよう
な電源電圧にプリチャージするのに少なからず時間を要
し、即座に読み出し動作を開始できなくなるからであ
る。
【0044】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0045】例えば、第2の回路領域としてのマクロセ
ルはRAMコアに限定されず、レジスタのような記憶手
段を入出力ポートとして有する回路やその他の回路に変
更することができる。また、第1の回路領域はゲートア
レイの基本セルを適用した敷き詰めゲート領域に限定さ
れず、第2の回路領域に比べて動作の遅い回路領域であ
ればよい。
【0046】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である通信用
時間スイッチとして利用されるRAMをマクロセルとす
る半導体集積回路の適用した場合について説明したが本
発明はそれに限定されるものではなく、その他の通信制
御用半導体集積回路やシングルチップマイクロコンピュ
ータなどにも適用できる。
【0047】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0048】(1)すなわち、プロセスの進歩と回路技
術の進歩によって第2の回路領域としてのマクロセルの
動作速度は今後更に向上でき、ASICにおける敷き詰
めゲート領域のような第1の回路領域の動作速度を充分
に上廻るようになる。このために、半導体集積回路内部
において第1の回路領域の動作クロック信号に対して逓
倍周波数のクロック信号を発生させ、速度変換回路領域
を介して第2の回路領域としてのマクロセルと第1の回
路領域に形成された回路との間で情報のやり取りを行う
ようにすることにより、マクロセルのような第2の回路
領域を限界近くの高速動作で使い切ることができる。 (2)例えば第2の回路領域のマクロセルがRAMコア
であるとき、敷き詰めゲート領域の回路は速度変換回路
領域を介することにより、見掛け上マルチポートRAM
としてアクセスできる。 (3)上記により、実際にマルチポートを有するデュア
ルポートのRAMコアを採用する場合に比べて当該RA
Mのチップ占有面積を著しく低減でき、敷き詰めゲート
領域にとってはそれと同様のアクセス速度を得ることが
できる。 (4)RAMコアにおけるリードとライトの直列的なア
クセスにおいてリード動作を先行させることにより、直
列的なリード及びライト動作の全体的な動作速度の高速
化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体集積回路のチッ
プイメージを示す平面図である。
【図2】RAMコアの一例ブロック図である。
【図3】速度変換回路領域の一実施例ブロック図であ
る。
【図4】速度変換回路領域の別の実施例ブロック図であ
る。
【図5】図4の速度変換回路領域の詳細を示す一例論理
回路図である。
【図6】図5の論理回路にリードとライト動作が並列的
に指示されたときの一例動作タイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 チップ 4 敷き詰めゲート領域 5 複合マクロセル 6 クロックパルスジェネレータ 7 RAMコア 8 速度変換回路領域 9 配線領域 CLK 第1のクロック信号 ck 第2のクロック信号 10 メモリアレイ 11 アドレスバッファ 12 デコーダ 13 ワードドライバ 14 カラムスイッチ回路 15 コモンデータ線 16 リード・ライト制御回路 17 データ入力バッファ 18 センスアンプ 19 データ出力バッファ 20 タイミング発生回路 ai アドレス入力端子 r/w リード・ライト信号 dinj データ入力端子 doj データ出力端子 30 アドレス並列・直列変換回路 A(A)i,A(B)i アドレス信号 31 ライトデータ並列・直列変換回路 Din(A)j,Din(B)j 書き込みデータ R/W(A),R/W(B) リード・ライト信号 32 リードデータ直列・並列変換回路 Do(A)j,Do(B)j 出力データ 33 逓倍クロック発生回路 40 アドレス並列・直列変換回路 A(R)i 読み出しアドレス A(W)i 書き込みアドレス 41 書き込みデータ供給回路 Dinj 書き込みデータ 42 引き延ばし回路 Doj 読み出しデータ 43 逓倍クロック発生回路 WE ライトイネーブル信号 RE リードイネーブル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 陽一 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小崎 尚彦 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目480番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 品川 敏 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロック信号に同期動作される第
    1の回路領域と、 上記第1のクロック信号よりも周波数の高いクロック信
    号に同期動作可能とされる第2の回路領域と、 第1の回路領域と第2の回路領域との間で情報の受け渡
    しを行うための速度変換回路領域と、を一つの半導体基
    板に備え、 上記速度変換回路領域は、上記第1のクロック信号に基
    づいて当該第1のクロック信号の周波数に対して逓倍さ
    れた周波数の第2のクロック信号を形成し上記第2の回
    路領域に供給する逓倍クロック発生回路と、 第1の回路領域における所定単位動作のサイクル期間に
    その複数動作サイクル分の情報を第1の回路領域から並
    列的に受け、斯る並列的な情報を第2のクロック信号に
    同期する複数動作サイクル期間に直列的に第2の回路領
    域に供給する並列・直列変換回路とを備えて、成るもの
    であることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記速度変換回路領域は更に、第2の回
    路領域が上記第2のクロック信号に同期動作してその複
    数動作サイクル期間によって得られる情報を第2の回路
    領域から直列的に受け、斯る直列的な情報を、第1のク
    ロック信号で規定される所定単位動作のサイクル期間に
    並列的に上記第1の回路領域に供給する直列・並列変換
    回路を備えて成るものであることを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記速度変換回路領域は更に、第2の回
    路領域が上記第2のクロック信号に同期する動作サイク
    ル期間で得た情報を受け、斯る情報を、当該第2のクロ
    ック信号に同期する動作サイクル期間を越えて上記第1
    の回路領域に供給する引延ばし回路を備えて成るもので
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 上記第1の回路領域は、繰返し的に多数
    配置された基本回路の接続態様によって所要の機能が実
    現された敷詰めゲート領域であり、 上記第2の回路領域は、上記敷詰めゲート領域よりも回
    路素子の集積密度が高くされて所要の機能が実現された
    マクロセルであることを特徴とする請求項2又は3記載
    の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 上記マクロセルは、メモリアレイと、メ
    モリアレイに対するデータの書込み及び読み出しを行う
    ために上記速度変換回路領域に結合されたアクセスポー
    トとを有するRAMコアであり、このRAMコアは、上
    記速度変換回路を通すことによって上記第1の回路領域
    からは見掛け上アクセスポートの数が上記第1のクロッ
    ク信号に対する第2のクロック信号の逓倍数倍にされた
    ものであることを特徴とする請求項4記載の半導体集積
    回路。
  6. 【請求項6】 第1のクロック信号に同期動作される第
    1の回路領域と、 上記第1のクロック信号よりも周波数の高いクロック信
    号に同期動作可能にされると共に、メモリアレイ及び当
    該メモリアレイに対するデータの書込み及び読み出しを
    行うためのアクセスポートを有する第2の回路領域と、 第1の回路領域から第2の回路領域をアクセス可能にす
    るための速度変換回路領域と、を一つの半導体基板に備
    え、 上記速度変換回路領域は、上記第1のクロック信号に基
    づいて当該第1のクロック信号の周波数に対して逓倍さ
    れた周波数の第2のクロック信号を形成し上記第2の回
    路領域に供給する逓倍クロック発生回路と、 第1の回路領域におけるメモリアクセスの単位動作サイ
    クル期間に複数動作サイクル分の複数のメモリアクセス
    情報を第1の回路領域から並列的に受け、斯る並列的な
    複数のメモリアクセス情報を第2のクロック信号に同期
    する複数のメモリ動作サイクル期間に直列的に第2の回
    路領域の一つのアクセスポートに供給する並列・直列変
    換回路とを備えて、成るものであることを特徴とする半
    導体集積回路。
  7. 【請求項7】 上記速度変換回路領域は更に、第2の回
    路領域が上記第2のクロック信号に同期するメモリ動作
    サイクル期間に上記メモリアレイから読出した情報を受
    け、斯る情報を、当該第2のクロック信号に同期するメ
    モリ動作サイクル期間を越えて上記第1の回路領域に供
    給する引延ばし回路を備えて成るものであることを特徴
    とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 第1のクロック信号に同期動作される第
    1の回路領域と、 上記第1のクロック信号よりも周波数の高いクロック信
    号に同期動作可能にされると共に、メモリアレイ及び当
    該メモリアレイに対するデータの書込み及び読み出しに
    兼用されるアクセスポートを有する第2の回路領域と、 第1の回路領域から第2の回路領域をアクセス可能にす
    るための速度変換回路領域と、を一つの半導体基板に備
    え、 上記第1の回路領域は、繰返し的に多数配置された基本
    回路の接続態様によって所要の機能が実現された敷詰め
    ゲート領域であり、 上記第2の回路領域は、上記敷詰めゲート領域よりも回
    路素子の集積密度が高くされて所要の機能が実現された
    マクロセルであり、 上記速度変換回路領域は、上記第1の回路領域から第2
    の回路領域へのアクセス制御信号と第1のクロック信号
    とを第1の回路領域から受け、上記アクセス制御信号に
    よって読出し及び書込みが並列的に指示されたときに、
    上記第1のクロック信号に基づいて当該第1のクロック
    信号の周波数に対して逓倍された周波数の第2のクロッ
    ク信号と、当該第2のクロック信号に同期する読出し動
    作とこれに続く書込み動作とを順次指示するリード・ラ
    イト信号とを形成して、上記第2の回路領域に供給する
    逓倍クロック発生回路と、 第1の回路領域におけるメモリアクセスの単位動作サイ
    クル期間に書込み及び読出しのためのメモリアクセス情
    報を第1の回路領域から並列的に受け、斯る並列的な複
    数のメモリアクセス情報を第2のクロック信号に同期す
    る複数のメモリ動作サイクル期間に直列的に第2の回路
    領域の一つのアクセスポートに供給する並列・直列変換
    回路と、 第2の回路領域が上記第2のクロック信号に同期する読
    出し動作サイクル期間に上記メモリアレイから読出した
    情報を受け、斯る情報を、当該第2のクロック信号に同
    期する読出し動作サイクル期間を越えて上記第1の回路
    領域に供給する引延ばし回路とを備えて、成るものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路。
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