JP2003228982A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2003228982A
JP2003228982A JP2002020721A JP2002020721A JP2003228982A JP 2003228982 A JP2003228982 A JP 2003228982A JP 2002020721 A JP2002020721 A JP 2002020721A JP 2002020721 A JP2002020721 A JP 2002020721A JP 2003228982 A JP2003228982 A JP 2003228982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
input
semiconductor integrated
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002020721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003228982A5 (ja
Inventor
Shigeru Nakahara
茂 中原
Masayuki Iwahashi
誠之 岩橋
Takeshi Suzuki
武史 鈴木
Keiichi Higeta
恵一 日下田
Kazuo Kanetani
一男 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002020721A priority Critical patent/JP2003228982A/ja
Priority to US10/345,186 priority patent/US6826109B2/en
Publication of JP2003228982A publication Critical patent/JP2003228982A/ja
Publication of JP2003228982A5 publication Critical patent/JP2003228982A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/109Control signal input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/1045Read-write mode select circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1087Data input latches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/10Aspects relating to interfaces of memory device to external buses
    • G11C2207/104Embedded memory devices, e.g. memories with a processing device on the same die or ASIC memory designs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手の改善、応答性又は低消費電力のい
ずれかに適合した動作モードを選ぶこと、あるいは入力
セットアップ値を選ぶことが可能なRAMマクロを搭載
した半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 RAMマクロを第1動作モードでは、入
力信号の取り込みタイミングが第1時間とし、第2動作
モードでは、入力信号の取り込みタイミングが上記第1
時間よりも遅い第2時間にされてなる第2動作モードと
する。あるいは入力信号を取り込む入力回路と、上記入
力回路の出力信号をデコードするデコーダ回路とを含ん
だ半導体集積回路装置において、第1信号に基づいて上
記入力回路を活性化し、第2信号に基づいて上記デコー
ダ回路を活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、例えばRAMマクロを備えた大規模集積回
路に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明を成した後の公知例調査によって、
本願発明の特徴の1つである応答性と低消費電力とを関
連付けた2つの動作モードを持つメモリ回路に関する技
術として以下の通りの報告が成された。同期クロックを
生成するためのDLL回路を動作状態にして応答性を速
くしたアクティブパワーダウンモードと、上記DLL回
路の動作も停止させて消費電力の低減を図ったスタンバ
イパワーダウンモードとを備えた同期型メモリとして特
開2000−21165号公報及び特開2001−14
847号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような技術は、
いずれも内部に同期クロック生成回路を備えたものであ
りその適用範囲がそれに限定されてしまうものである。
本願発明者においては、クロックイネーブル信号もくし
はチップセレクト信号のようにメモリ回路を活性化する
信号を2信号以上設けて、それぞれの役割を設定するこ
とにより、応答性を優先させたモードと低消費電力を優
先させたモードとの2つのモードを設けることを考え
た。別の観点から、上記2つのモードは、書き込みデー
タのセットアップ値を2種類に設定するためにも利用で
きる。
【0004】この発明の目的は、使い勝手を改善したR
AMマクロ等を搭載した半導体集積回路装置を提供する
ことにある。この発明の他の目的は、応答性又は低消費
電力のいずれかに適合した動作モードを選ぶことが可能
なRAMマクロを搭載した半導体集積回路装置を提供す
ることにある。この発明の更に他の目的は、入力セット
アップ値を選ぶことが可能なRAMマクロを搭載した半
導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の
記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。RAMマクロにおいて第1動作モード
では、入力信号の取り込みタイミングが第1時間にさ
れ、第2動作モードでは、入力信号の取り込みタイミン
グが上記第1時間よりも遅い第2時間にされてなる第2
動作モードとを設ける。
【0006】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。半導体集積回路装置において、入力信号を取り込む
入力回路と、上記入力回路の出力信号をデコードするデ
コーダ回路とを含み、第1信号に基づいて上記入力回路
を活性化し、第2信号に基づいて上記デコーダ回路を活
性化する回路を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る半導体
集積回路装置に搭載されるRAMマクロの一実施例のブ
ロック図が示されている。特に制限されないが、この実
施例のRAMマクロは、比較的小さな記憶容量を持つス
タティック型RAMに向けられている。例えば、メモリ
セルは、4カラム(ビット線対)×256ロウ(ワード
線)×72ビット≒72K(ビット)のような記憶容量
を持つ。
【0008】上記のようにメモリアレイ部が、256本
のワード線を持つので、その中の1つを選択するために
ロウ系選択回路として次の回路が設けられる。アドレス
信号a(5─2)の4ビットと、アドレス信号a(9─
6)の4ビットとは、それぞれアドレス入力回路及びラ
ッチ回路に伝えられる。上記ラッチ回路の出力信号は、
それぞれXプリデコーダ1とXプリデコーダ2に入力さ
れ,これらの2つのXプリデコーダ1,2からそれぞれ
1/16のデコード信号が形成され、メインデコーダ及
びドライバに伝えられて256本のワード線の中から1
本のワード線を選択する1/256の選択信号が形成さ
れる。
【0009】カラム系選択回路は、上記4対のビット線
から1つを選択するために、アドレス信号a(1−0)
の2ビットが用いられる。これらのアドレス信号a(1
─0)は、アドレス入力回路及びラッチ回路に伝えられ
る。上記ラッチ回路の出力信号は、Yデコーダに伝えら
れて1/4のデコード信号が形成され、ドライバを介し
てカラムスイッチに伝えられる。
【0010】この実施例では、各ビット線に書き込みア
ンプWA(4×72)が設けられ、かかる書き込みアン
プに対して、上記カラム選択信号及び書き込み制御信号
号we(71─0)と書き込みデータd(71−0)の
アンド信号がゲート回路G02を対して伝えられる。つ
まり、カラム選択信号により1/4に選択された72個
の書き込みアンプWA(71−0)のうち、書き込み制
御信号we(71−0)で指定されたアンプに対して書
き込みデータd(71─0)が伝えられる。書き込み制
御信号we(71−0)は、書き込みデータd(71─
0)を1ビット単位でマスクを設定する信号として用い
られる。一方、カラムスイッチを通して選択されたビッ
ト線の読み出し信号は、センスアンプSAによって増幅
され、72ビットの読み出し信号q(71−0)がパラ
レルに出力される。
【0011】この実施例では、特に制限されないが、ク
ロック信号ckにより内部動作が動作させるクロック同
期式とされる。クロック信号ckは、クロックイネーブ
ル信号としての第1信号(ブロックセレクト)bsによ
りその入力が制御される。つまり、クロック信号ckに
よりラッチ回路に供給し、その入力に供給された第1信
号bsを取り込んで保持する。このラッチ回路の出力信
号によりアンドゲート回路G01を制御して、クロック
信号ckの入力を許可し、前記アドレス信号a(9−
0)及び書き込み制御信号we(71−0)、書き込み
データd(71−0)と、本願において新たに設けられ
た第2信号(アレイセレクト)asを取り込むラッチ回
路とセンスアンプに伝える。入力が許可されたクロック
信号により、これらのラッチ回路の動作が有効とされ
る。
【0012】この実施例では、入力回路とラッチ回路と
を別の回路ブロックとして示しているが、後述するよう
にラッチ回路と入力回路とは1つの回路で構成される。
それ故、上記ゲート回路を通して入力されたクロック信
号により、上記信号bs,ck以外の入力信号を受ける
入力回路が活性化されるものとなる。また、センスアン
プSAは、72個もの多数が設けられるので、クロック
信号をセンスアンプに伝えるドライバが設けられる。
【0013】上記第2信号は、特に制限されないが、前
記Xデコーダ1,2、Yデコーダ、及びセンスアンプS
Aに活性化信号としてのクロック信号を伝えるドライバ
を活性化する信号として用いられる。これにより、この
実施例のRAMマクロは、上記第1信号bsを非活性化
レベルとする第1スタンバイモードと、上記第1信号b
sを活性化し、第2信号asを非活性化レベルとする第
2スタンバイモードの2種類のスタンバイモードを備え
ることとなる。
【0014】上記第1スタンバイモードでは、第1信号
bsが非活性状態であり、このときにはクロック信号c
kを受ける入力回路と、第1信号bsを受ける入力回路
及びラッチ回路のみが動作状態であり、他の回路は全て
非活性状態となり、メモリ動作時の消費電流に対して約
99%の消費電流を削減することができる。つまり、こ
のスタンバイモード1では上記第1信号bsを受ける入
力回路及びラッチ回路のみしか動作状態にならないた
め、メモリ回路全体の動作時の1%程度した消費電流が
発生せず、低消費電力モードとなる。
【0015】上記第2スタンバイモードでは、第1信号
bsが活性状態であるため、アドレス信号、書き込み制
御信号及び書き込みデータや第2信号に対応した入力回
路及びラッチ回路が動作状態となり、第2信号asによ
りXプリデコーダ1,2、ドライバ以降の各内部回路を
非動作状態とするものであるために、メモリ動作時の消
費電流に対して約90%の消費電流を削減することがで
きる。つまり、このスタンバイモード2では動作時の1
0%程度の消費電流を上記入力回路において発生するも
のである。しかし、その反面、入力回路が動作状態であ
るために、第2信号により活性化されるRAMマクロで
の応答性を速くすることができる。
【0016】上記第1信号bsによりRAMマクロを活
性化するときと、上記第2信号asによりRAMマクロ
を活性化するときとでは、上記のように応答性と消費電
力化との間で2通りの動作モードを設定できることの
他、後述するように信号bsにるスタンバイモード1か
らのアクセスと、信号asによるスタンバイモード2か
らのアクセスとにより入力信号のセットアップ値を2通
りにすることができる。
【0017】図2には、上記RAMマクロの一実施例の
具体的回路図が示されている。メモリアレイは、データ
ブロックDB0−DB71からなる。データブロックD
B0−DB71は、DB0が例示的に示されているよう
に、カラム0−3を有し、そのうちカラム0に対応した
一対のビット線には、MC0〜MC255のように25
6のメモリセルが設けられる。これらのメモリセルMC
0〜MC255は、それぞれがサブワード線に接続され
る。RMCは、冗長用メモリセルであり、いずれかのサ
ブワード線、又はそれに接続されるメモリセルに不良が
発生した場合に置き換えられる。
【0018】上記サブワード線は、サブワードライバS
WDにより駆動される。特に制限されないが、各データ
ブロックDB0〜D71に対応して上記のようなサブワ
ードドライバSWDが設けられ、メインデコーダXDE
Cにより駆動されるメインワード線の選択信号を受け
て、それぞれのサブワード線を選択する。
【0019】クロックバッファCKGは、クロック信号
ckにより第1信号bsを取込んでラッチし、それのラ
ッチ出力によりゲート回路が制御されてクロック信号c
kの入力が許可されて、内部クロック信号cka,ck
b,ckbck,ckp等が形成される。これらの内部
クロック信号cka,ckb,ckbck,ckpによ
り、アドレス信号a5−a2、a9−a6及びa1,a
0と第1信号asを受ける各入力回路及びラッチ回路X
AB1,2、YAB、ASBの動作が制御される。
【0020】書き込みデータwdと書き込み制御信号w
eは、WD/WEバッファから入力される。これらの信
号wd/weは、それぞれがラッチ回路FFに入力さ
れ、上記クロックバッファCKGから取り込まれたクロ
ック信号ckrwdにより動作が制御される。
【0021】入力回路及びラッチ回路と、メモリアレイ
部の具体的構成は、次に説明するが、プリデコーダXP
Dは、入力回路と類似の回路により構成される。例え
ば、アドレス信号a5−a3の3ビットにより、6対の
相補アドレス信号xbと、アドレス信号a2に対応した
一対の相補アドレス信号xbck0を組み合わせて、1
6対のプリデコード信号xpdを生成する。
【0022】つまり、上記a5−a3の相補アドレス信
号は、8通りのプリデコード動作を行う並列形態に接続
された入力MOSFETのゲートに供給される。同じ回
路が2組設けられて上記相補アドレス信号が供給され、
一方の組に一対の相補アドレス信号xbck0の一方
が、他方の組に相補アドレス信号xbck0の他方が供
給されて、それぞれの組の論理動作を有効として上記1
6通りのプリデコード信号を形成する。アドレス信号a
9−a6においても同様な回路が設けられて上記16通
りのプリデコード信号を形成する。
【0023】メインデコーダXDECは、上記16通り
のプリデコード信号xpdとxpeとを組み合わせて2
56通りのワード線選択信号を形成する。冗長プリデコ
ーダRPXD,RXDECは、不良アドレスへのアクセ
スがあったときに、冗長メモリセルRMCの選択信号を
形成する。
【0024】図3には、上記RAMマクロにおけるメモ
リアレイ部の一実施例の具体的回路図が示されている。
メモリセルMCは、Pチャンネル型MOSFETQ1,
Q3とNチャンネル型MOSFETQ2,Q4からなる
2つのCMOSインバータ回路の入力と出力とを交差接
続されたラッチ回路と、その一対の入出力ノードと一対
の相補ビット線との間に設けられたアドレス選択用のN
チャンネル型MOSFETQ5,Q6から構成される。
これらのMOSFETQ5,Q6のゲートは、ワード線
に接続される。
【0025】上記相補ビット線には、ライトアンプを構
成するMOSFETQ11,Q12と、それを駆動する
インバータ回路N1,N2及Pチャンネル型MOSFE
TQ7,Q9、Nチャンネル型MOSFETQ9,Q1
0からなるライトアンプが設けられる。上記MOSFE
TQ9,Q10には書き込みデータwl,wrが伝えら
れる。MOSFETQ13,Q14及びMOSFETQ
15は、ビットプリチャージ(イコライズ)回路であ
り、カラム選択信号がインバータ回路N3,N4を通し
て伝えられる。この信号は、上記ライトアンプを選択す
る信号としても用いられる。
【0026】ゲート回路G1は、読み出しイネーブル信
号により制御されて、上記カラム選択信号をカラムスイ
ッチMOSFETQ15,Q16に伝える。カラムスイ
ッチMOSFETQ15,Q16は、Pチャンネル型か
らなり、上記相補ビット線をコモンデータ線に接続させ
る。一対のコモンデータ線に対して4対の相補ビット線
が設けられており、上記カラム選択信号によりいずれか
1つの相補ビット線がコモンデータ線に接続される。
【0027】コモンデータ線には、MOSFETQ17
〜Q19からなるコモンデータ線プリチャージ回路が設
けられる。コモンデータ線とセンスアンプの入力との間
には、容量カット用のPチャンネル型MOSFETQ2
0,Q21が設けられる。センスアンプの入力部にも、
MOSFETQ22〜Q24からなるプリチャージ回路
が設けられる。
【0028】センスアンプは、Pチャンネル型MOSF
ETQ25,Q27とNチャンネル型MOSFETQ2
6とQ28からなるCMOSインバータ回路の入力と出
力とを互いに交差接続してなるラッチ回路と、かかるラ
ッチ回路に動作電圧としての回路の接地電位を供給する
Nチャンネル型MOSFETQ29から構成される。上
記入力部の容量カット用のPチャンネル型MOSFET
Q20,Q21と上記Nチャンネル型MOSFETQ2
9のゲートには、インバータ回路N6を対してセンスア
ンプ活性化信号が供給される。
【0029】コモンデータ線プリチャージ信号によりプ
リチャージ動作が終了し、コモンデータ線にはカラム選
択信号により選択された相補ビット線の読み出し信号が
伝えられる。この信号は、容量カット用のPチャンネル
型MOSFETQ20とQ21を介してセンスアンプの
入力部に伝えられる。センスアンプ活性化信号がアクテ
ィブになると、上記容量カット用のPチャンネル型MO
SFETQ20,Q21がオフ状態となり、センスアン
プの入力部とコモンデータ線は切り離される。それ故、
Nチャンネル型MOSFETQ29のオン状態により、
上記ラッチ回路を構成するCMOSインバータ回路の正
帰還動作によってハイレベル/ロウレベルの増幅信号が
高速に形成されてラッチされる。
【0030】上記センスアンプを構成するラッチ回路の
出力信号は、インバータ回路を介して、Pチャンネル型
MOSFETQ31、Q33とNチャンネル型MOSF
ETQ32、Q34からなるトライステート出力回路に
伝えられる。この出力回路は、上記センスアンプの出力
信号が共にハイレベルのプリチャージ状態のときには、
上記Pチャンネル型MOSFETQ31、Q33とNチ
ャンネル型MOSFETQ32、Q34が共にオフ状態
となり、出力ハイインピーダンス状態にされる。出力部
には、CMOSインバータ回路N9,N10からなるラ
ッチ回路と、出力回路N11が設けられる。
【0031】図4には、上記RAMマクロにおける入力
部の一実施例の具体的回路図が示されている。この実施
例の入力部は、入力とラッチとを1つの回路により構成
される。この実施例では、信号dataが入力信号であ
り、書き込みデータd(71−0)の他に、アドレス信
号a0〜a9、信号bs、as、we(71−0)に対
応した入力回路にも用いられる。
【0032】入力信号dataとホールド信号hold
−ck及びクロック信号/ckとリセット信号rese
t−ckは、それぞれゲート回路G60,G61を介し
て入力される。入力&ラッチ回路は、ゲートとドレイン
とが互いに交差接続されてラッチ形態のPチャンネル型
MOSFETQ65,Q66、Nチャンネル型MOSF
ETQ61,Q62と、上記MOSFETQ61に並列
接続された入力MOSFETQ60と、上記MOSFE
TQ60〜Q62に回路の接地電位に対応した動作電圧
を供給するNチャンネル型MOSFETQ68と、上記
MOSFETQ60〜62の共通接続されたソース及び
上記Pチャンネル型MOSFETとNチャンネル型MO
SFETの交差接続点にそれぞれ電源電圧を供給するリ
セット用のPチャンネル型MOSFETQ63、Q64
及びQ67とから構成される。
【0033】上記ゲート回路G60を通した入力信号d
ataは、Nチャンネル型MOSFETQ60のゲート
に伝えられる。この実施例のラッチ回路は、上記入力信
号dataに対応してMOSFETQ60がオフ状態な
らば、クロック信号/ckに対応してMOSFETQ6
8がオン状態になったとき、チッチ回路を構成するNチ
ャンネル型MOSFETQ62がオン状態に、Pチャン
ネル型MOSFETQ65がオン状態に安定するような
適当なオフセットが設けられている。また、上記オフセ
ットは、上記入力信号dataに対応してMOSFET
Q60がオン状態ならば、クロック信号/ckに対応し
てMOSFETQ68がオン状態になったとき、チッチ
回路を構成するNチャンネル型MOSFETQ62がオ
フ状態に、Pチャンネル型MOSFETQ65がオフ状
態に安定するようにされる。
【0034】図5には、図4の入力回路の動作の一例を
説明するためのタイミング図が示されている。クロック
信号/ckがハイレベルからロウレベルの立ち下がり
(外部クロックckのロウレベルからハイレベルへの立
ち上がり)のエッジに同期して、上記リセット用のPチ
ャンネル型MOSFETQ63、Q64及びQ67がオ
フ状態にされて、Nチャンネル型MOSFETQ68が
オン状態にされ、入力信号dataによるMOSFET
Q60のオン状態/オフ状態に対応して増幅動作とその
保持(ラッチ)動作とが行われる。入力信号data
は、ホールド信号holdがロウレベルの期間のみ有効
とされ、かかる信号hold−ckが前記図2のクロッ
ク入力回路CKGに示されているようにクロック信号/
ckを遅延させた反転信号(ckb)とすることによ
り、上記クロック信号/ckの立ち下がりの一定期間の
みの入力信号dataが取り込まれて、エッジ同期動作
のラッチ回路とされる。
【0035】上記のような増幅とラッチ動作のために、
クロック信号/ckの立ち下がりエッジに先行してハイ
レベル又はロウレベルに確定させるというセットアップ
時間が設けられる。また、信号reset─ckが前記
図2のクロック入力回路CKGに示されているようにク
ロック信号/ckを遅延させた反転信号(ckp)とす
ることにより、その立ち上がりにより上記MOSFET
Q68をオフ状態にしてメモリセルの選択動作のために
必要な一定期間のみ入力回路&ラッチ回路を動作させる
ようにするものである。このことは、類似の回路が用い
られるデコーダ(プリデコーダ)でも同様である。した
がって、ワード線は、メモリセルの読み出し又は書き込
みに必要な一定時間のみ選択状態にされ、読み出し信号
は出力のラッチ回路に保持されているので問題ない。
【0036】図6は、この発明に用いられる入力回路の
他の一実施例の回路図が示されている。この実施例は、
いわゆるドミノ回路型アドレスバッファが用いられる。
第1の入力であるMOSFETQ46のゲートに入力信
号dataを供給し、クロック信号ckによりPチャン
ネル型のプリチャージMOSFETQ44とNチャンネ
ル型MOSFETQ47を動作させて、入力信号dat
aの反転信号を形成する。第2の入力であるMOSFE
TQ42のゲートにインバータ回路N41を介した反転
の入力信号dataを供給し、クロック信号ckにより
Pチャンネル型のプリチャージMOSFETQ40とN
チャンネル型MOSFETQ43を動作させて、上記反
転の入力信号dataの反転信号を形成する。
【0037】クロック信号ckがロウレベルになると、
上記プリチャージMOSFETQ40とQ44がオン状
態になるので、出力qとqbは、ロウレベルになり、前
記図4の実施例回路と同様にリセットされる。Pチャン
ネル型MOSFETQ41とインバータ回路N40は、
ラッチ回路を構成し、入力信号によりNチャンネル型M
OSFETQ42がオフ状態のときのプリチャージレベ
ル保持する。同様に、Pチャンネル型MOSFETQ4
5とインバータ回路N41は、ラッチ回路を構成し、入
力信号によりNチャンネル型MOSFETQ46がオフ
状態のときのプリチャージレベル保持する。上記インバ
ータ回路N40とN42は、プリデコーダを駆動するド
ライバも兼ねている。
【0038】図7には、この発明に用いられる入力回路
の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施
例は、いわゆるスタティックのフリップフロップ型アド
レスが用いられる。スールラッチ回路からなるマスター
フリップフロップとスレーブフリップフロップを組み合
わせて、クロックckの立ち上がりに入力信号を取り込
み、保持するというものである。この構成の入力&ラッ
チ回路を用いた場合には、プリデコーダ以降の回路を上
記メモリセルの読み出し又は書き込みに要する時間だけ
動作させるようにするためには、プリデコーダにクロッ
クckを供給してパルス化されたデコード信号を形成す
るようにすればよい。
【0039】図8には、前記RAMマクロの動作の一例
を説明するためのタイミング図が示されている。この実
施例のRAMマクロでは、前記のように2種類のスタン
バイモード1と2を持つが、いずれもメモリセルのデ
ータは保持され、1サイクルで通常動作モードに復帰
が可能であり、RAMマロク毎の活性化の制御が可能
である。
【0040】クロック信号ckの1サイクル毎に制御信
号weのハイレベル/ロウレベルに対応してライト(Wr
ite)/リード(Read) 及び信号bs,asに対応してス
タンバイ(stanby)1、2の各モードが設定できる。例え
ば、クロック信号ckの1サイクル目では、信号bs,
asがハイレベルで活性状態であり、信号weのハイレ
ベルに対応してライトサイクルが指定され、アドレスa
0にデータd0の書き込みが実施される。続いて、2サ
イクル目では信号weがロウレベルとなり、アドレスa
1に対応してメモリセルに記憶されてデータq1が出力
される。
【0041】3サイクル目では、セットアップ時間tsbs
を持って先行して信号bsがロウレベルにされることに
よりスタンバイ1モードとされる。同様に、4サイクル
目では、セットアップ時間tsasを持って先行して信号a
sがロウレベルにされることによりスタンバイ2モード
とされる。このセットアップ時間tsasは、アドレス信号
のセットアップ時間tas と同じくされる。
【0042】4サイクル目では、セットアップ時間tsas
を持って先行して信号asがハイレベルに、アドレス信
号a0が入力されることにより、信号weのロウレベル
によりリードモードが指示されて、アドレスa0に対応
した読み出しデータq0が出力される。上記のデータq
0が出力されるまでの間、前の読み出しデータq1が保
持されている。
【0043】上記のスタンバイモード1からスタンバイ
モード2に切り替えて次のサイクルでリードモードにし
ているが、このことは本願発明の上では格別な意味を持
たない。このような動作も可能であるという程度のもの
と理解されたい。実際には、前記の説明したようにスタ
ンバイモード1からメモリアクセスを行う場合と、スタ
ンバイモード2からメモリアクセスを行う場合との2通
りができるということに本願発明の特徴がある。
【0044】図9には、この発明に係るRAMマクロの
セットアップを説明するための構成図が示されている。
この実施例では、RAMマクロをフリップフロップFF
と見立てて説明する。フリップフロップFFにおいて、
クロックckは伝達経路での遅延時間をもってフリッ
プフロップFFのクロック端子ckに入力され、データ
dはそのまま遅延なくフリップフロップFFのデータ端
子dに伝えられるとする。このときのセットアップse
tupは、上記クロック端子ckに伝えられるクロック
信号ck’とデータdとの時間差に相当する。つま
り、セットアップsetupは、フリップフロップFF
においてクロック端子ckにクロック信号が伝えられた
時には、それに同期して取り込むためのデータdの入力
に要する時間に対応し、クロックに対してデータがセッ
トアップ時間だけ先行していることが必要であること
を現している。
【0045】同図のようにクロック信号ckの伝達経路
に遅延を設けた場合、フリップフロップFFのクロック
端子ckに伝えられるクロック信号ck’は遅延時間
だけ遅れた信号とされる。この場合、上記伝達経路の遅
延時間も含んだブラックボックスでみると、クロック
信号ckとデータdとの間の実質的なセットアップse
tupは、前記フリップフロップFFののようにデー
タが先行するいわぱプラス時間ものではなく、−の
ように、クロック信号ckよりもデータdが遅れたマイ
ナスの時間に設定することもできる。
【0046】このことを参考にして、本願発明に係るR
AMマクロについてのセットアップを説明すると、スタ
ンバイモード1からRAMマクロをアクセスする場合に
は、図1又は図2のように、クロック信号ckにより信
号bsを取り込み、取り込んだ信号bsによりゲート回
路を制御して上記クロック信号ckをアドレス入力回路
等に供給するものである。したがって、スタンバイモー
ド1からメモリアクセスを開始するには、クロック信号
ckに対して信号bsをセットアップ時間tsbsだけ先行
してハイレベルにする必要がある。
【0047】これに対して、アドレス信号a0〜a9等
の他の入力信号は、それを取り込む入力回路には、上記
のようにクロック信号が遅れて伝えられるので実際には
信号bsよりも遅くてもよいが、RAMマクロをアクセ
スするプロセッサ等の信号発生源からみると、信号bs
の他のアドレスa0〜a9及び信号asやデータd(7
1─0)等も同じタイミングで一斉に出力するので、結
局スタンバイモード1からのメモリアクセスを行う場合
のセットアップ時間は、クリティカルな上記信号bsで
律則されることになる。この場合には、クロック信号c
kに遅延は生じないから、図9のの時間は0となり、
のセットアップ時間、例えば160psecがセット
アップ時間とされる。
【0048】スタンバイモード2からRAMマクロをア
クセスする場合には、図1又は図2のように、クロック
信号ckはゲート回路を通して遅れてアドレスa0〜a
9及び信号asやデータd(71─0)を取り込み入力
回路に伝えられる。したがって、スタンバイモード2か
らのメモリアクセスを行う場合のセットアップ時間は、
信号asやアドレス信号aで律則される。この場合に
は、クロック信号ckにゲート回路G01等による遅延
が生じるから、図9のの時間は0ではなく例えば17
0psec程度の遅延時間が発生し、セットアップ時間
は、160−170=−10psecのように小さくで
きる。
【0049】このようにセットアップ時間が小さくと
き、とくにマイナスの時間を持つときには、クロック信
号ckに対して遅れてアドレス信号a、データdを形成
することができ、RAMマクロをセクセスするプロセッ
サ等のメモリ制御回路のからみた場合、メモリアクセス
信号の生成が容易になるとい利点が生じる。
【0050】以上のことから、信号bsをロウレベルに
するスタンバイモード1では、パワー削減効果が−99
%程度の大きくできる反面、かかるスタンバイモード1
からメモリアクセスを開始するときにセッチアップ値は
例えば160psecのように大きくなり、応答性が悪
くなる。
【0051】信号bsをハイレベルとして信号asをロ
ウレベルにするスタンバイモード2では、パワー削減効
果が−90%程度とスタンバイモード1よりも小さくな
る反面、かかるスタンバイモード2からメモリアクセス
を開始するときにセッチアップ値は例えば−10pse
cのように小さくなり、応答性の改善が図られる。
【0052】このような2通りのスタンバイモード1,
2を持たせることにより、RAMマクロの用途、つまり
はスタイバイ時の低消費電力を優先させるか用途か、あ
るいは応答性を優先させる用途かに応じた最適化が可能
となる。または、1つのRAMマクロをそれをアクセス
する動作モードに応じて最適化した使い方ができるとい
う利点が生じる。
【0053】図10には、この発明に係る半導体集積回
路装置に搭載されるRAMマクロの他の一実施例のブロ
ック図が示されている。この実施例は、前記図1の実施
例の変形例であり、Xプリデコーダ1を前記図1ではス
タンバイモード2により抑止していたが、これをスタン
バイモード1に変更したものである。この理由は、スタ
ンバイモード2により抑止を行うとすると、信号asの
制御される回路が前記図1ではXプリデコーダ1,2、
Yデコーダ及びセンスアンプの活性化を行うドライバの
ように回路規模が大きく、その負荷、つまりはファンア
ウト数が大きくなる。
【0054】この実施例では、Xプリデコーダ1を信号
bsで制御されるゲート回路を通したクロック信号で動
作させることにより、上記信号asの負荷の軽減を図る
ものである。この場合、スタンバイモード2ではXプリ
デコーダ1も動作しプリデコード信号を出力するが、メ
インデコーダは動作をしないからメモリアレイの選択動
作は行われれず、メモリ選択動作に関しては前記図1の
実施例と同様なスタンバイモード2を実現できる。
【0055】図11には、この発明に係る半導体集積回
路装置に搭載されるRAMマクロを用いたメモリ回路の
一実施例のブロック図が示されている。この実施例で
は、2つのRAMマクロを組み合わせて記憶容量を2倍
に拡大させたキャシュメモリを構成する。例えば、レジ
スタファイルにおいて、2つのデータをバイプラインラ
ッチを介してアドレスアダーで演算してアドレス信号を
生成してパンプラインラッチに伝える。上記アドレス信
号は、2つのRAMマクロにおいてアドレス信号a(9
−0)を共通に供給し、最上位ビットのアドレス信号a
(10)を信号asに割り当てて供給する。つまり、一
方のRAMマクロの信号asにはアドレス信号a(1
0)をそのまま供給し、他方のRAMマクロの信号as
にはインバータ回路で反転したアドレス信号a(10)
を供給する。
【0056】RAMマクロは、信号asによりいずれか
一方がアクティブなり、他方はスタンバイモード2とな
る。スタンバイモード2では、前記のようにセンスアン
プSAが活性化されず、出力がハイインピーダンス
(H)となるので、上記アクティブとなるRAMマクロ
からの出力信号がパイプラインラッチに伝えられる。こ
のとき、前記図3の実施例のようにそれぞれのRAMマ
クロにおいてラッチ回路N9,N10と出力回路N11
が設けられた場合には、2つのRAMマクロの3状態出
力回路を利用したワイヤードオア論理が採れないから、
信号a(10)のハイレベル/ロウレベルによりいずれ
か一方の出力回路N11を出力ハイインピーダンス状態
にするようにすればよい。
【0057】つまり、RAMマクロとしてはセンスアン
プSAの出力回路のみを搭載し、パイプラインラッチの
入力部に、図3に示したインバータ回路N9とN10で
構成されるラッチ回路と、出力回路N11を設けるよう
にすればよい。この実施例では、信号asを用いること
により、セットアップ時間を前記のように小さくできる
から、その分アドレスアダー等での演算時間を確保する
ことができ、RAMマクロの記憶容量を、1つのRAM
マクロを最小単位として複数のRAMマクロを組み合わ
せて様々に設定できるから設計工数を削減することがで
きる。なお、応答性がそれほど要求されない場合、つま
りはディレイがクリティカルでない場合には、信号as
に代えて信号bsを用いることもできる。
【0058】図12には、この発明に係るRAMマクロ
の拡張方法を説明するための構成図が示されている。前
記図1、図2のようなRAMマクロが複数搭載された半
導体集積回路装置において、それを2個組み合わせる場
合、つまりはユーザーによる記憶容量の拡張(A)は、
as端子に前記のようにアドレス信号/a(10)とa
(10)を割り当て、マルチプレクサの入力(0)と
(1)に供給し、かかるマルチプレクサをアドレス信号
a(10)でいずれか一方の入力(0)又は(1)選択
して出力信号dmを得る。前記図11の実施例は上記
(A)の例に対応している。RAM設計者により記憶容
量を拡張する場合(B)には、単純にセンスアンプSA
の出力回路をワイヤードオア接続とし、そこに前記のよ
うなラッチ回路と出力回路を設けるようにすればよい。
【0059】図13には、この発明に係る半導体集積回
路装置の一実施例の全体構成図が示されている。同図に
示された各回路ブロックは、実際の半導体チップ上にお
ける幾何学的な配置に合わせて示されいてる。
【0060】この実施例は、1チップマイコロプロセッ
サに向けられており、インストラクション・キャッシュ
(I Cache :Instruction Cache)、インストラクショ
ン・トランスレイション・ルック−エイサイド・バッフ
ァ(I TLB:InstructionLook-aside Buffer) 、イ
ンストラクション・タグ(I Tag:Instruction Tag)
、データ・キャッシュ(D Cache :Data Cache) 、
データ・トランスレイション・ルック−エイサイド・バ
ッファ(D TLB:Data Look-aside Buffer)、データ
・タグ(D Tag:Data Tag)、メモリ・マネイジメント
・ユニット(MMU:Memory Management Unit)、インス
トラクション・ユニット(IU:Instruction Unit)、イ
クセクション・ユニット(EXU:Execution Unit) 、
フロテーング・ポイント・ユニット(FPU:Floatrin
g Point Unit) 及びテスト回路(BIST CONTR
OLLER)等から構成される。
【0061】上記各回路ブロックには、それぞれの機能
に対応して設けられた複数のRAMマクロを含んでお
り、そのメモリアクセスタイムがかかる各回路ブロック
での動作速度に大きな影響を及ぼす。この実施例では、
上記のように2種類のスタンバイモード1と2とを備え
ており、それぞれの役割や、動作モードに対応した最適
化が可能となり、かつ、上記の動作を維持したまままで
記憶容量も複数のRAMマクロを組み合わせることで柔
軟に対応できるので、RAMマクロの最適化や設計工数
の低減を図ることができる。
【0062】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、R
AMマクロは、クロック信号により同期して動作するも
のの他、信号bsとasのような2つの信号の組み合わ
せによって2通りのスタンバイモード、つまりは動作が
停止させられる回路ブロックがその動作シーケンスに適
合させて決められるようにするものであればよい。以上
の説明では主として本発明者によってなされた発明をそ
の背景となった利用分野である複数のRAMマクロを内
蔵したマイクロプロセッサのようなLSIに適用した場
合について説明したが、本発明はそれに限定されるもの
でなく、RAMそのものが1つの半導体集積回路装置で
あってもよいし、RAMの他入力信号に応答して一定の
出力信号を形成するものであれば何であってもよい。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。RAMマクロにおいてメモリセル選択
開始タイミングに対する書き込みデータの入力タイミン
グが第1時間にされる第1動作モードと、メモリセル選
択開始タイミングに対する書き込みデータの入力タイミ
ングが上記第1時間よりも遅い第2時間にされる第2動
作モードとを設けることにより、セットアップ時間を2
通りに設定でき、システム又は動作モードでの最適化が
可能になる。
【0064】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。半導体集積回路装置において、入力信号を取り込む
入力回路と、上記入力回路の出力信号をデコードするデ
コーダ回路とを含み、第1信号に基づいて上記入力回路
を活性化し、第2信号に基づいて上記デコーダ回路を活
性化する回路を設けることにより、スタンバイモードを
2通りに設定でき、システム又は動作モードでの最適化
及びRAMマクロにあっては記憶容量の拡張を簡単にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体集積回路装置に搭載され
るRAMマクロの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のRAMマクロの一実施例を示す具体的回
路図である。
【図3】図1のRAMマクロにおけるメモリアレイ部の
一実施例を示す具体的回路図である。
【図4】図1のRAMマクロにおける入力部の一実施例
を示す具体的回路図である。
【図5】図4の入力回路の動作の一例を説明するための
タイミング図である。
【図6】この発明に用いられる入力回路の他の一実施例
を示す回路図である。
【図7】この発明に用いられる入力回路の更に他の一実
施例を示す回路図である。
【図8】図1のRAMマクロの動作の一例を説明するた
めのタイミング図である。
【図9】この発明に係るRAMマクロのセットアップを
説明するための構成図である。
【図10】この発明に係る半導体集積回路装置に搭載さ
れるRAMマクロの他の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】この発明に係る半導体集積回路装置に搭載さ
れるRAMマクロを用いたメモリ回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図12】この発明に係るRAMマクロの拡張方法を説
明するための構成図である。
【図13】この発明に係る半導体集積回路装置の一実施
例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
MC…メモリセル、WA…ライトアンプ、SA…センス
アンプ、FF…フリップフロップ、SWD…サブワード
ドライバ、G01〜G61…ゲート回路、Q1〜Q61
…MOSFET、N1〜N61…インバータ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 武史 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 日下田 恵一 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 金谷 一男 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 HH04 JJ03 JJ21 KB42 KB43 KB44 KB46 KB50 KB82 PP01 5F038 DF05 DF08 DF14 DF16 EZ20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1動作モードでは、入力信号の取り込
    みタイミングが第1時間にされ、 第2動作モードでは、入力信号の取り込みタイミングが
    上記第1時間よりも遅い第2時間にされてなるRAMマ
    クロを備えてなることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記RAMマクロは、 入力信号を取り込む入力回路と、 上記入力回路の出力信号をデコードするデコーダ回路と
    を含み、 第1信号に基づいて上記入力回路を活性化し、第2信号
    に基づいて上記デコーダ回路を活性化してなることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 クロック入力端子とゲート回路とを更に備え、 上記第1信号は、上記クロック入力端子により入力され
    たクロック信号に同期して取り込まれて上記ゲート回路
    を制御する信号であり、 上記ゲート回路は、上記クロック入力端子から入力され
    た信号を、上記入力回路を活性化する信号として用いら
    れることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記入力回路は、上記第2信号を取り込む回路を含むも
    のであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 入力信号を取り込む入力回路と、 上記入力回路の出力信号をデコードするデコーダ回路と
    を含み、 第1信号に基づいて上記入力回路を活性化し、第2信号
    に基づいて上記デコーダ回路を活性化してなる回路を備
    えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 クロック入力端子とゲート回路とを更に備え、 上記第1信号は、上記クロック入力端子により入力され
    たクロック信号に同期して取り込まれて上記ゲート回路
    を制御する信号であり、 上記ゲート回路は、上記クロック入力端子から入力され
    た信号を、上記入力回路を活性化する信号として用いら
    れることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記デコーダ回路は、メモリセルの選択信号を形成する
    ものであり、 上記第2信号は、メモリセルからの読み出し信号を出力
    する出力回路の活性化信号としても用いられるものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記デコーダ回路は、第1と第2のプリデコーダと、上
    記第1と第2のプリデコーダ回路の出力信号を受けてワ
    ード線の選択信号を形成するメインデコーダ回路を含
    み、 上記第1のプリデコーダは、上記第1信号に基づいて活
    性化され、 上記第2プリデコーダ及びメインデコーダ回路は、上記
    第2信号に基づいて活性化されるものであることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記入力回路又はデコーダ回路は、上記クロック信号が
    アクティブレベルにされてから一定期間のみ有効な出力
    信号を送出してメモリセルに書き込み又は読み出し動作
    を行うのに必要な一定期間のみ選択状態にするものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記回路は、RAMマクロを構成するものであり、 複数の回路ブロックのうちの1つを構成するものである
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 上記RAMマクロは、複数個を有し、それぞれの出力回
    路の出力が共通の出力ノードに接続されることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
JP2002020721A 2002-01-29 2002-01-29 半導体集積回路装置 Pending JP2003228982A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002020721A JP2003228982A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 半導体集積回路装置
US10/345,186 US6826109B2 (en) 2002-01-29 2003-01-16 Semiconductor integrated circuit device with a RAM macro having two operation modes for receiving an input signal at different timings

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002020721A JP2003228982A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003228982A true JP2003228982A (ja) 2003-08-15
JP2003228982A5 JP2003228982A5 (ja) 2005-08-18

Family

ID=27606291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002020721A Pending JP2003228982A (ja) 2002-01-29 2002-01-29 半導体集積回路装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6826109B2 (ja)
JP (1) JP2003228982A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3948933B2 (ja) * 2001-11-07 2007-07-25 富士通株式会社 半導体記憶装置、及びその制御方法
US7443737B2 (en) 2004-03-11 2008-10-28 International Business Machines Corporation Register file
US20080168257A1 (en) * 2007-01-05 2008-07-10 Glenn Lawrence Marks Interface assembly for coupling a host to multiple storage devices
US20140184288A1 (en) * 2012-12-27 2014-07-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor circuit and method for operating the same
WO2018052647A1 (en) 2016-09-19 2018-03-22 Dow Corning Corporation Personal care compositions including a polyurethane-polyorganosiloxane copolymer
EP3515961A1 (en) 2016-09-19 2019-07-31 Dow Silicones Corporation Polyurethane-polyorganosiloxane copolymer and method for its preparation
JP6840228B2 (ja) 2016-09-19 2021-03-10 ダウ シリコーンズ コーポレーション 皮膚接触接着剤並びにその調製方法及び使用

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4018159B2 (ja) * 1993-06-28 2007-12-05 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路
JP2697633B2 (ja) 1994-09-30 1998-01-14 日本電気株式会社 同期型半導体記憶装置
JPH08329680A (ja) 1995-05-30 1996-12-13 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP4178225B2 (ja) 1998-06-30 2008-11-12 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 集積回路装置
JP2000048565A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Mitsubishi Electric Corp 同期型半導体記憶装置
JP2001014847A (ja) 1999-06-30 2001-01-19 Toshiba Corp クロック同期回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6826109B2 (en) 2004-11-30
US20030142526A1 (en) 2003-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE41245E1 (en) Semiconductor memory device
US7581070B2 (en) Multi-chip package device having alternately-enabled memory chips
JP2006344367A (ja) 同期式半導体メモリ装置のカラム選択ライン制御回路及びその制御方法
JP4159657B2 (ja) 同期型半導体記憶装置
JPH09128977A (ja) スタティック型ランダムアクセスメモリ
JP2006196166A (ja) バースト動作が可能なsramメモリ装置
KR20080036529A (ko) 저전력 디램 및 그 구동방법
JPH11162161A (ja) 半導体記憶装置
JPH0383299A (ja) 半導体記憶装置
JP2003228982A (ja) 半導体集積回路装置
JP3123473B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3725270B2 (ja) 半導体装置
KR100548096B1 (ko) 동기식메모리장치
US6735101B2 (en) Semiconductor memory
KR100373221B1 (ko) 동기식메모리장치
JP4327482B2 (ja) 同期型半導体記憶装置
KR100615610B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 컬럼 인에이블 신호발생방법
JP2004158084A (ja) 半導体集積回路装置
JP2001067878A (ja) 半導体記憶装置
KR100390238B1 (ko) 뱅크 어드레스를 이용한 반도체 메모리 소자의 어드레스제어 장치
JP2937203B2 (ja) 半導体メモリ装置
KR100723774B1 (ko) 소비 전력을 감소시키는 버퍼 제어 회로 및 이를 포함하는반도체 메모리 장치
JP2004014119A (ja) 半導体記憶装置
JPH11134871A (ja) 同期式メモリ装置
KR20000021309A (ko) 멀티뱅크 디램의 초기화 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080402