JPH11162161A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11162161A
JPH11162161A JP9328827A JP32882797A JPH11162161A JP H11162161 A JPH11162161 A JP H11162161A JP 9328827 A JP9328827 A JP 9328827A JP 32882797 A JP32882797 A JP 32882797A JP H11162161 A JPH11162161 A JP H11162161A
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precharge
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンク数が増加してもタイミング制御回路の
回路面積を大幅に増加させない。 【解決手段】 タイミング制御回路35から出力され各
バンク1〜4を活性化状態またはプリチャージ状態とす
るための各種信号10、12〜16の状態をバンク選択
信号111〜114でラッチするためのラッチ回路61
4を各バンク1〜4毎に設け、複数のバンク1〜4で
1つのタイミング制御回路35を共有する。したがっ
て、バンク数が増加してもタイミング制御回路は1つの
ままですみ、タイミング制御回路の回路面積は大幅に増
加しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に記憶領域が複数のバンクによって構成される
半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の半導体記憶装置は、複数の
ビット線対と複数のワード線の交点にそれぞれメモリセ
ルが設けられていて、行アドレスによりワード線を選択
し、列アドレスによりビット線対を選択することにより
目的のメモリセルの記憶情報を読み出すことができるよ
うになっている。
【0003】そして、従来のDRAM等の半導体記憶装
置では、記憶容量の増加やビット線対の長さの制限等の
原因により記憶領域を複数のブロックに分割する方法が
用いられている。
【0004】そして、このような複数ブロック構成の半
導体記憶装置のメモリセルに記憶された記憶情報を読み
出すには、先ず行アドレスを指定し、続いて列アドレス
を指定するとともにブロックアドレスを指定する必要が
ある。そして、アドレスが指定された後に、外部からコ
マンドが与えられることによりデータの書き込みや読み
出しなど各種の動作を行うようになっている。
【0005】図14はこのような複数ブロックにより構
成された半導体記憶装置のブロック図である。
【0006】この従来の半導体記憶装置は、記憶領域が
ブロック121とブロック122とから構成される2ブ
ロック構成となっている。
【0007】この半導体記憶装置は、ブロック121、
122と、アドレスバッファ91と、タイミング制御回
路93とを有している。
【0008】タイミング制御回路93は、行アドレス活
性化信号30がアクティブとなると、先ずアドレスイネ
ーブル信号100をアクティブとし、予め定められたタ
イミングおよび順序でワード線ドライブ信号97、プリ
チャージ信号98、センスアンプイネーブル信号99を
ハイレベル(以下Hと称する。)からロウレベル(以下
Lと称する。)、LからHとする制御を行う。
【0009】ここで、行アドレス活性化信号30は外部
コマンドの指示によりアクティブとなる信号である。
【0010】アドレスバッファ91は、アドレスイネー
ブル信号100がアクティブとなるとアドレス信号32
のうちに含まれる行アドレスを行アドレス信号33とし
てラッチして出力し、アドレス信号32のブロックアド
レスによって指定されたブロックを活性化するためにブ
ロック選択信号901またはブロック選択信号902をH
とする。
【0011】ブロック121は、ビット線対411〜4
nと、ワード線401〜40mと、SAP、SANと、
ビット線対411〜41nとワード線401〜40mの交点
にそれぞれ設けられた複数のメモリセル17と、ビット
線対411〜41nにそれぞれ設けられたプリチャージ回
路181〜18nと、SAP、SAN間に設けられたプリ
チャージ回路19と、ビット線対411〜41nにそれぞ
れ設けられたセンスアンプ291〜29nと、行デコーダ
1151と、アンド回路101と、オア回路102と、
インバータ103と、アンド回路104と、インバータ
42と、pチャネルMOSトランジスタ38と、nチャ
ネルMOSトランジスタ39とから構成されている。
【0012】アンド回路101は、ワード線ドライブ信
号97とブロック選択信号901との論理積を演算し、
その演算結果をワード線ドライブ信号71として出力す
る。
【0013】行デコーダ1151は、ワード線ドライブ
信号71がHとなると、ワード線40 1〜40mのうちの
行アドレス信号33によって指定されるワード線を活性
化させる。
【0014】また、行デコーダ1151は、図15に示
すように、アドレスデコーダ1401〜140mから構成
されている。
【0015】アドレスデコーダ1401〜140mは、ワ
ード線401〜40mに対してそれぞれ設けられ、それぞ
れ対応したワード線のアドレスが設定されている。そし
て、アドレスデコーダ1401〜140mは、ワード線ド
ライブ信号71がHとなると動作し、行アドレス信号3
3の示すアドレスが設定されたアドレスの場合にその対
応するワード線を活性化させる。
【0016】インバータ103は、ブロック選択信号9
1を論理反転して出力する。
【0017】オア回路102は、インバータ103から
の出力信号とプリチャージ信号98の論理和を演算しそ
の演算結果を出力する。
【0018】プリチャージ回路181〜18nは、オア回
路102の出力信号がHとなるとビット線対411〜4
nをプリチャージし、ビット線対411〜41nを一定
のレベルの電位に固定し、同レベルとする。プリチャー
ジ回路19も同様に、オア回路102の出力信号がHと
なるとSAP、SANをプリチャージし、SAP、SA
Nを一定のレベルの電位に固定し、同レベルとする。
【0019】アンド回路104は、センスアンプイネー
ブル信号99とブロック選択信号901との論理積を演
算し、その演算結果をセンスアンプイネーブル91とし
て出力する。
【0020】インバータ42は、センスアンプイネーブ
ル信号91を論理反転して出力する。
【0021】pチャネルMOSトランジスタ38は、イ
ンバータ42からの出力信号がゲートに入力され、イン
バータ42からの出力信号がLになるとオンし、SAP
にVDD電位を印加する。
【0022】nチャネルMOSトランジスタ39は、セ
ンスアンプイネーブル信号91がゲートに入力され、セ
ンスアンプイネーブル信号91がHとなるとオンし、S
ANをグランド電位とする。
【0023】そして、pチャネルMOSトランジスタ3
8およびnチャネルMOSトランジスタ39が共にオン
することによりセンスアンプ291〜29nは動作状態と
なりビット線対411〜41nに出力された電圧を増幅し
て、図示しない列選択回路や入出力回路を通して外部に
出力する。
【0024】ブロック122は、ブロック選択信号90
1のかわりにブロック選択信号902が入力されている以
外は、ブロック121と同様な構成のため説明は省略す
る。
【0025】次に、この従来の半導体記憶装置の動作に
ついて図14、15および図16のタイミングチャート
を用いて説明する。
【0026】以下の説明は、読み出し動作について説明
するが、書き込み動作についても同様に行われる。
【0027】ここでは、ブロック121のビット線対4
1とワード線401の交点に設けられたメモリセル17
のデータを読み出す場合の動作について説明する。
【0028】先ず、t41で外部コマンドとアドレス信号
32が入力されると、外部コマンドにより行アドレス活
性化信号30がアクティブとなり、タイミング制御回路
93はアドレスイネーブル信号100をアクティブとす
る。そのため、アドレスバッファ91は、アドレス信号
32の行アドレスをラッチして行アドレス信号33とし
て出力するようになる。図16におけるアドレス信号3
2の白い部分は行アドレス信号33として読み込まれた
行アドレスの場所を示している。また、アドレスバッフ
ァ91は、ブロックアドレスがブロック121を示して
いるためブロック選択信号901をHとする。
【0029】次に、t42でタイミング制御回路93は、
プリチャージ信号98をLとすることによりプリチャー
ジ信号81をLとし、プリチャージ回路181〜18
nと、プリチャージ回路19を非活性化状態とする。そ
して、次に、タイミング制御回路93は、ワード線ドラ
イブ信号97をHとし、ワード線ドライブ信号71をH
とすることによりワード線401を活性化させる。そし
て、最後に、t43でセンスアンプイネーブル信号99を
Hとしてセンスアンプイネーブル信号91をHとするこ
とによりpチャネルMOSトランジスタ38、nチャネ
ルMOSトランジスタ39をオンさせ、センスアンプ2
1〜29nを活性化状態とする。
【0030】このことにより、ビット線対411とワー
ド線401の交点に設けられたメモリセル17に記憶さ
れたデータは、ビット線対411を介してセンスアンプ
291に出力され、増幅された後に出力される。
【0031】そして、このデータの読み出しが終了した
後には、ブロック121を非活性化状態とする動作が行
われる。具体的には、先ずt44でタイミング制御回路9
3がワード線ドライブ信号97をLとしてワード線ドラ
イブ信号71をLとしてワード線401を非活性化状態と
する。そして次に、t45でセンスアンプイネーブル信号
99をLとすることによりセンスアンプイネーブル信号
1をLとし、センスアンプ291〜29nを非活性化状
態とする。そして、最後に、t46でプリチャージ信号9
8をHとすることによりプリチャージ信号81をHと
し、プリチャージ回路181〜18n、19を活性化状態
とする。即ち、ビット線対411やSAP、SANをあ
る電位に充電し、かつ線間電位を同レベルにする。
【0032】しかし、このように半導体記憶装置を複数
のブロックにより構成し、1つのタイミング制御回路9
3でコントロールするようにすると、あるブロックの処
理を行っている間は他のブロックに対する処理を行うこ
とができないため、記憶容量が増加しブロックの数が増
加してくると記憶内容の読み出しに長時間を要するとい
う問題点があった。
【0033】この問題点を解決するために半導体記憶装
置を複数のブロックにより構成するのではなく、互いに
独立に動作することができるバンクにより構成する方法
が用いられている。
【0034】この複数のバンクにより構成された従来の
半導体記憶装置を図17を用いて説明する。図14中と
同番号は同じ構成要素を示すこの半導体記憶装置は、記
憶領域がバンク171〜174の4つに分割された4バ
ンク構成となっている。
【0035】この従来の半導体記憶装置は、バンク17
1〜174と、バンク171〜174にそれぞれ設けら
れたタイミング制御回路1101〜1104と、タイミン
グ制御回路1101〜1104にそれぞれ設けられたラッ
チ回路1111〜1114と、行アドレスバッファ42
と、バンクデコーダ143とから構成されている。
【0036】行アドレスバッファ42は、アドレス信号
32の行アドレスを行アドレス信号33として出力す
る。
【0037】バンクデコーダ143は、アドレス信号3
2のバンクアドレスが示すバンクを活性化するためのバ
ンク選択信号111〜114を一定時間アクティブとす
る。
【0038】ラッチ回路1111〜1114は、対応する
バンク選択信号111〜114がアクティブの場合のみ行
アドレス活性化信号30と行アドレス非活性化信号31
を読み込み、行アドレス活性化信号3がアクティブとな
ると行アドレス活性化信号1121をアクティブとし、
行アドレス非活性化信号31がアクティブとなると行ア
ドレス活性化信号1121をインアクティブとする。
【0039】タイミング制御回路1101〜1104は、
図14のタイミング制御回路93とアドレスイネーブル
信号100を出力する以外は同様な動作を行い、ワード
線ドライブ信号97の代わりにワード線ドライブ信号7
1〜74を出力し、プリチャージ信号98の代わりにプリ
チャージ信号81〜84を出力し、センスアンプイネーブ
ル信号99の代わりにセンスアンプイネーブル信号91
〜94を出力し、行アドレス活性化信号30の代わりに
行アドレス活性化信号1121が入力されている。
【0040】バンク171は、ビット線対411〜41n
と、ワード線401〜40mと、SAP、SANと、ビッ
ト線対411〜41nとワード線401〜40mの交点にそ
れぞれ設けられた複数のメモリセル17と、ビット線対
411〜41nにそれぞれ設けられたプリチャージ回路1
1〜18nと、SAP、SANの間に設けられたプリチ
ャージ回路19と、ビット線対411〜41nにそれぞれ
設けられたセンスアンプ291〜29nと、行デコーダ1
351と、インバータ42と、pチャネルMOSトラン
ジスタ38と、nチャネルMOSトランジスタ39とか
ら構成されている。
【0041】行デコーダ1351は、ワード線ドライブ
信号71がHとなると、バンク選択信号111によって行
アドレス信号33をラッチし、ワード線401〜40m
うちの行アドレス信号33によって指定されるワード線
を活性化させる。
【0042】また、行デコーダ1351は、図18に示
すように、アドレスデコーダ1401〜140mと、ラッ
チ回路1411とから構成されている。
【0043】ラッチ回路1411は、バンク選択信号1
1によって行アドレス信号33をラッチして出力す
る。そして、アドレスデコーダ1401〜140mは、ラ
ッチ回路1411によってラッチされて出力された行ア
ドレス信号33を入力している。
【0044】次に、この従来の半導体記憶装置の動作に
ついて説明する。
【0045】ここでは、バンク171のビット線対41
1とワード線401の交点に設けられたメモリセル17の
データを読み出す場合の動作について説明する。
【0046】先ず外部から行アドレス活性化信号30が
アクティブとなり、ワード線401のアドレスを示す行
アドレスとバンク171を示したバンクアドレスが含ま
れたアドレス信号32が入力される。そのため、行アド
レスバッファ42は、アドレス信号32の行アドレスを
アドレス信号33として出力し、バンクデコーダ143
はバンク選択信号111をアクティブとする。
【0047】そして、ラッチ回路1111は、バンク選
択信号111がアクティブとなり行アドレス活性化信号
30がアクティブとなったため行アドレス活性化信号1
121をアクティブとする。
【0048】そして、行アドレス活性化信号1121
アクティブとなったことにより、タイミング制御回路1
101はワード線ドライブ信号71、プリチャージ信号8
1、センスアンプイネーブル信号91を制御してメモリセ
ル17の読み出しおよび読み出し後の非活性化を行う。
【0049】この際に、行デコーダ1351は、バンク
選択信号111がアクティブとなったことにより行アド
レス信号33をラッチして、そのラッチした行アドレス
信号33が示すワード線401を活性化状態としてい
る。
【0050】ここで、バンク171においてメモリセル
17に記憶されたデータの読み出しが行われている間
に、バンク172の非活性化を指示する動作について説
明する。
【0051】先ず、外部から入力されるアドレス信号3
2に含まれるバンクアドレスが切り替わりバンク172
を指定するようになり、バンクデコーダ143はバンク
選択信号111をインアクティブとしバンク選択信号1
2をアクティブとする。そして、ラッチ回路1111
はバンク選択信号111がインアクティブとなったこと
により行アドレス活性化信号30、行アドレス非活性化
信号31の変化に左右されずに行アドレス活性化信号1
121をアクティブのままとする。また、行デコーダ1
351も同様に、バンク選択信号111がインアクティブ
となったことにより行アドレス信号33の変化に関係な
くワード線401を活性化状態とし続ける。このように
してバンク171では、行アドレス信号42の変化に影
響されずにデータの読み出しを行うことができる。
【0052】そして、バンク172では、バンク選択信
号112がアクティブとなり行アドレス非活性化信号3
1がアクティブとなったことによりバンク172の非活
性化がおこなわれる。
【0053】上記では、バンク171のデータの読み出
しとバンク172の非活性化を同時に行う場合について
の動作について説明したが、この従来の半導体記憶装置
では、同様にしてあるバンクのデータの読み出しまたは
非活性化と他のバンクのデータの読み出しと非活性化を
同時に行うことができる。
【0054】しかし、この従来の半導体記憶装置では、
バンク数と同数のタイミング制御回路が必要なため、バ
ンク数が増えればその数だけタイミング制御回路が必要
となる。
【0055】ここで、タイミング制御回路の一般的な回
路図の例を図19に示す。
【0056】図19に示されたタイミング制御回路19
2は、遅延回路1911〜1913とドライバ1901
1903とから構成されている。このタイミング制御回
路192は、入力信号194を入力して制御信号193
1〜1933を異なるタイミングで出力するためのもので
ある。
【0057】遅延回路1911〜1913は、それぞれ直
列に接続された複数のインバータにより構成されてい
る。そして、遅延回路1911〜1913も同様に直列に
接続されている。また、遅延回路1911の出力はドラ
イバ1901を介して制御信号1931として出力され、
遅延回路1912の出力はドライバ1902を介して制御
信号1932として出力され、遅延回路1913の出力は
ドライバ1903を介して制御信号1933として出力さ
れている。
【0058】ここで、制御信号1931〜1933は、ワ
ード線ドライブ信号71やプリチャージ信号81、センス
アンプイネーブル信号91などに相当する。
【0059】このようなタイミング制御回路192で
は、ドライバ1901〜1903は遅延回路1911〜1
913によって遅延した信号を制御信号1931〜193
3として各回路に供給するため、サイズの大きいインバ
ータを使う必要がある。そのため一般的にタイミング制
御回路の占める面積は他の回路に比べて比較的大きくな
り、近年の半導体記憶装置の記憶容量の増加に伴いバン
ク数が4、8、16、・・と増加すると、タイミング制
御回路の回路面積は大幅に増加することになる。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置では、バンク数と同数のタイミング制御回路が
必要なため、バンク数が増加するとタイミング制御回路
の回路面積が大幅に増加するという問題点があった。
【0061】本発明の目的は、バンク数が増加してもタ
イミング制御回路の回路面積が大幅に増加しない半導体
記憶装置を提供することである。
【0062】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の半導体記憶装置は、複数のバンク
と、前記複数のバンクに対して共通に設けられ、前記各
バンクを活性化状態とするための信号とプリチャージ状
態とするための信号をそれぞれ予め与えられた順序およ
びタイミングで出力するタイミング制御回路と、前記各
バンク毎に設けられ、前記タイミング制御回路から出力
された信号の状態をラッチするラッチ回路とを有する。
【0063】本発明は、タイミング制御回路から出力さ
れた信号の状態をラッチするためのラッチ回路を各バン
ク毎に設け、複数のバンクで1つのタイミング制御回路
を共有するようにしたものである。
【0064】したがって、バンク数が増加してもタイミ
ング制御回路の回路面積の大幅な増加を抑制することが
できる。
【0065】また、請求項2記載の半導体記憶装置は、
前記各ラッチ回路からそれぞれ出力される信号が、ワー
ド線の活性化を制御するワード線ドライブ信号と、プリ
チャージ動作を制御するプリチャージ信号と、センスア
ンプ動作を制御するためのセンスアンプイネーブル信号
であり、前記各バンクを活性化状態とするための信号
が、前記ワード線ドライブ信号をアクティブ状態に設定
するためのワード線ドライブ信号セット信号と、前記プ
リチャージ信号をインアクティブ状態とするためのプリ
チャージ信号リセット信号と、前記センスアンプイネー
ブル信号をアクティブ状態に設定するためのセンスアン
プイネーブル信号セット信号であり、前記各バンクをプ
リチャージ状態とするための信号が、前記ワード線ドラ
イブ信号をインアクティブ状態に設定するためのワード
線ドライブ信号リセット信号と、前記プリチャージ信号
をアクティブ状態とするためのプリチャージ信号セット
信号と、前記センスアンプイネーブル信号をインアクテ
ィブ状態に設定するためのセンスアンプイネーブル信号
リセット信号である。
【0066】また、請求項3記載の発明は、複数のビッ
ト線対と複数のワード線の交点にそれぞれ設けられた複
数のメモリセルと、前記各ビット線対毎にそれぞれ設け
られプリチャージ信号がアクティブとなると前記各ビッ
ト線対をプリチャージする複数のプリチャージ回路と、
前記各ビット線対毎にそれぞれ設けられセンスアンプイ
ネーブル信号がアクティブとなると前記各ビット線対間
に出力された電圧を増幅する複数のセンスアンプと、バ
ンクが活性化される時に行アドレスが示すワード線選択
非選択とをラッチする行ラッチ回路を内臓し、ワード線
ドライブ信号がアクティブとなると前記行ラッチ回路が
示す前記ワード線を活性化状態とする行デコーダとを有
する複数のバンクと、行アドレス活性化信号がアクティ
ブとなるとワード線ドライブ信号セット信号、プリチャ
ージ信号リセット信号およびセンスアンプイネーブル信
号セット信号を予め定められた順序およびタイミングで
制御するアクティブタイミングチェーンと、行アドレス
非活性化信号がアクティブとなるとワード線ドライブ信
号リセット信号、プリチャージ信号セット信号およびセ
ンスアンプイネーブル信号リセット信号を予め定められ
た順序およびタイミングで制御するプリチャージタイミ
ングチェーンとから構成されているタイミング制御回路
と、アドレス信号に含まれるバンクアドレスによって示
されるバンクを選択するためのバンク選択信号をアクテ
ィブとするバンクデコーダと、前記アドレス信号に含ま
れる行アドレスを前記行アドレス信号として出力する行
アドレスバッファと、前記各バンク毎に設けられ、前記
各バンク選択信号がそれぞれ入力され、対応した前記バ
ンク選択信号がアクティブな場合に、前記ワード線ドラ
イブ信号セット信号がアクティブとなると前記ワード線
ドライブ信号をアクティブとし、前記ワード線ドライブ
信号リセット信号がアクティブとなると前記ワード線ド
ライブ信号をインアクティブとし、前記プリチャージ信
号セット信号がアクティブとなると前記プリチャージ信
号をアクティブとし、前記プリチャージ信号リセット信
号がアクティブとなると前記プリチャージ信号をインア
クティブとし、前記センスアンプイネーブル信号セット
信号がアクティブとなると前記センスアンプイネーブル
信号をアクティブとし、前記センスアンプイネーブル信
号リセット信号がアクティブとなると前記センスアンプ
イネーブル信号をインアクティブとする複数のラッチ回
路とを有する。
【0067】本発明は、タイミング制御回路から出力さ
れた信号の状態をバンク選択信号によりラッチするため
のラッチ回路を各バンク毎に設け、複数のバンクで1つ
のタイミング制御回路を共有するようにしたものであ
る。
【0068】したがって、バンク数が増加してもタイミ
ング制御回路の回路面積の大幅な増加を抑制することが
できる。
【0069】また、請求項4記載の半導体記憶装置は、
前記各ラッチ回路が、前記ワード線ドライブ信号セット
信号と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に
出力信号をアクティブとする第1の論理回路と、前記ワ
ード線ドライブ信号リセット信号と前記バンク選択信号
とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブとす
る第2の論理回路と、前記プリチャージ信号セット信号
と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力
信号をアクティブとする第3の論理回路と、前記プリチ
ャージ信号リセット信号と前記バンク選択信号とが共に
アクティブの場合に出力信号をアクティブとする第4の
論理回路と、前記センスアンプイネーブル信号セット信
号と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に出
力信号をアクティブとする第5の論理回路と、前記セン
スアンプイネーブル信号リセット信号と前記バンク選択
信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブ
とする第6の論理回路と、前記第1の論理回路の出力信
号によりセットされ、前記第2の論理回路の出力信号に
よりリセットされ、出力信号を前記ワード線ドライブ信
号として出力する第1のフリップフロップ回路と、前記
第3の論理回路の出力信号によりセットされ、前記第4
の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信号を
前記プリチャージ信号として出力する第2のフリップフ
ロップ回路と、前記第5の論理回路の出力信号によりセ
ットされ、前記第6の論理回路の出力信号によりリセッ
トされ、出力信号を前記センスアンプイネーブル信号と
して出力する第3のフリップフロップ回路とから構成さ
れる。
【0070】また、請求項5記載の半導体記憶装置は、
前記アドレス信号に含まれるプリチャージバンクアドレ
スによって示されるバンクを選択するためのプリチャー
ジバンク選択信号をアクティブとするプリチャージバン
クデコーダをさらに有し、前記ラッチ回路は前記プリチ
ャージバンク選択信号がアクティブの場合にのみプリチ
ャージ動作を行うための信号であるワード線ドライブ信
号リセット信号、プリチャージ信号セット信号およびセ
ンスアンプイネーブル信号リセット信号を有効とする。
【0071】本発明は、プリチャージバンクデコーダを
さらに設け、プリチャージを行うバンクをバンクアドレ
スとは別のプリチャージバンクアドレスにより指定する
ことができるようにしたものである。
【0072】したがって、あるバンクのセットシーケン
スを行っている最中に、他のバンクのリセットシーケン
スを行うことができる。
【0073】また、請求項6記載の半導体記憶装置は、
前記各ラッチ回路が、前記ワード線ドライブ信号セット
信号と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に
出力信号をアクティブとする第1の論理回路と、前記ワ
ード線ドライブ信号リセット信号と前記プリチャージバ
ンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をア
クティブとする第2の論理回路と、前記プリチャージ信
号セット信号と前記プリチャージバンク選択信号とが共
にアクティブの場合に出力信号をアクティブとする第3
の論理回路と、前記プリチャージ信号リセット信号と前
記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号
をアクティブとする第4の論理回路と、前記センスアン
プイネーブル信号セット信号と前記バンク選択信号とが
共にアクティブの場合に出力信号をアクティブとする第
5の論理回路と、前記センスアンプイネーブル信号リセ
ット信号と前記プリチャージバンク選択信号とが共にア
クティブの場合に出力信号をアクティブとする第6の論
理回路と、前記第1の論理回路の出力信号によりセット
され、前記第2の論理回路の出力信号によりリセットさ
れ、出力信号を前記ワード線ドライブ信号として出力す
る第1のフリップフロップ回路と、前記第3の論理回路
の出力信号によりセットされ、前記第4の論理回路の出
力信号によりリセットされ、出力信号を前記プリチャー
ジ信号として出力する第2のフリップフロップ回路と、
前記第5の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
第6の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
号を前記センスアンプイネーブル信号として出力する第
3のフリップフロップ回路とから構成される。
【0074】また、請求項7記載の半導体記憶装置は、
複数のビット線対と複数のワード線の交点にそれぞれ設
けられた複数のメモリセルと、前記各ビット線対毎にそ
れぞれ設けられプリチャージ信号がアクティブとなると
前記各ビット線対をプリチャージする複数のプリチャー
ジ回路と、前記各ビット線対毎にそれぞれ設けられセン
スアンプイネーブル信号がアクティブとなると前記各ビ
ット線対間に出力された電圧を増幅する複数のセンスア
ンプと、ワード線ドライブ信号がアクティブとなると動
作し、行アドレス信号をバンク選択信号がアクティブの
場合のみラッチして前記行アドレス信号が示す前記ワー
ド線を活性化状態とする行デコーダとを有する複数のバ
ンクと、行アドレス活性化信号がアクティブとなるとワ
ード線ドライブ信号セット信号および前記センスアンプ
イネーブル信号がアクティブとなるタイミングを制御す
るための信号であるセンスイネーブル信号を予め定めら
れた順序およびタイミングで制御するアクティブタイミ
ングチェーンと、行アドレス非活性化信号がアクティブ
となるとプリチャージ信号セット信号およびセンスアン
プイネーブル信号リセット信号を予め定められた順序お
よびタイミングで制御するプリチャージタイミングチェ
ーンとから構成されているタイミング制御回路と、アド
レス信号に含まれるバンクアドレスによって示されるバ
ンクを選択するためのバンク選択信号をアクティブとす
るバンクデコーダと、前記アドレス信号に含まれるプリ
チャージバンクアドレスによって示されるバンクを選択
するためのプリチャージバンク選択信号をアクティブと
するプリチャージバンクデコーダと、前記アドレス信号
に含まれる行アドレスを前記行アドレス信号として出力
する行アドレスバッファと、前記各バンク毎に設けら
れ、前記各バンク選択信号がそれぞれ入力され、対応し
た前記バンク選択信号および前記ワード線ドライブ信号
セット信号がアクティブとなると前記ワード線ドライブ
信号をアクティブとし、前記プリチャージバンク選択信
号がアクティブとなると前記ワード線ドライブ信号をイ
ンアクティブとし、前記プリチャージバンク選択信号お
よび前記プリチャージ信号セット信号がアクティブとな
ると前記プリチャージ信号をアクティブとし、前記バン
ク選択信号がアクティブとなると前記プリチャージ信号
をインアクティブとし、前記バンク選択信号および前記
センスイネーブル信号がアクティブとなると前記センス
アンプイネーブル信号をアクティブとし、前記プリチャ
ージバンク選択信号および前記センスアンプイネーブル
信号リセット信号がアクティブとなると前記センスアン
プイネーブル信号をインアクティブとする複数のラッチ
回路とを有する。
【0075】本発明は、プリチャージバンク選択信号を
ワード線ドライブ信号をリセットするための信号として
使用し、バンク選択信号をプリチャージ信号をリセット
するための信号およびセンスアンプイネーブル信号をセ
ットするための信号として使用し、センスイネーブル信
号によりセンスアンプイネーブル信号がアクティブとな
るタイミングを制御するようにしたものである。
【0076】したがって、タイミング制御回路から各ラ
ッチ回路へ出力される信号の数を減らすことができ、タ
イミング制御回路と各ラッチ回路の間の配線を減らすと
共にタイミング制御回路の回路面積が小さくなるように
したものである。
【0077】また、請求項8記載の半導体記憶装置は、
前記各ラッチ回路が、前記ワード線ドライブ信号セット
信号と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合に
出力信号をアクティブとする第1の論理回路と、前記プ
リチャージ信号セット信号と前記バンク選択信号とが共
にアクティブの場合に出力信号をアクティブとする第2
の論理回路と、前記センスアンプイネーブル信号リセッ
ト信号と前記バンク選択信号とが共にアクティブの場合
に出力信号をアクティブとする第3の論理回路と、前記
第1の論理回路の出力信号によりセットされ、前記プリ
チャージバンク選択信号によりリセットされ、出力信号
を前記ワード線ドライブ信号として出力する第1のフリ
ップフロップ回路と、前記第2の論理回路の出力信号に
よりセットされ、前記バンク選択信号によりリセットさ
れ、出力信号を前記プリチャージ信号として出力する第
2のフリップフロップ回路と、前記バンク選択信号によ
りセットされ、前記第3の論理回路の出力信号によりリ
セットされる第3のフリップフロップ回路と、前記セン
スイネーブル信号がアクティブとなると前記第3のフリ
ップフロップ回路の出力信号をラッチして前記センスア
ンプイネーブル信号として出力する回路とから構成され
る。
【0078】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0079】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の半導体記憶装置の構成を示したブロック図で
ある。図17中と同番号は同じ構成要素を示す。
【0080】本実施形態の半導体記憶装置は、バンク1
〜4と、バンク1〜4にそれぞれ設けられたラッチ回路
1〜64と、行アドレスバッファ42と、バンクデコー
ダ43と、タイミング制御回路35とから構成されてい
る。
【0081】タイミング制御回路35は、アクティブタ
イミングチェーン37とプリチャージタイミングチェー
ン36とから構成されている。
【0082】アクティブタイミングチェーン37は、行
アドレス活性化信号30がアクティブとなるとワード線
ドライブ信号セット信号10、プリチャージ信号リセッ
ト信号14、センスアンプイネーブル信号セット信号1
5を予め定められた順序およびタイミングで制御する。
【0083】プリチャージタイミングチェーン36は、
行アドレス非活性化信号31がアクティブとなるとワー
ド線ドライブ信号リセット信号12、プリチャージ信号
セット信号13、センスアンプイネーブル信号リセット
信号16を予め定められた順序およびタイミングで制御
する。
【0084】また、タイミング制御回路35は、行アド
レス活性化信号30または行アドレス非活性化信号31
のどちらかがアクティブとなるとアドレスイネーブル信
号34をアクティブとする。
【0085】バンクデコーダ43は、アドレスイネーブ
ル信号34がアクティブの場合に動作し、アドレス信号
32に含まれるバンクアドレスの示すバンクが活性化す
るようにバンク選択信号111〜114のどれか1つをア
クティブとする。
【0086】ラッチ回路61〜64は、バンク選択信号1
1〜114がそれぞれ入力され、対応したバンク選択信
号111〜114がアクティブな場合に、ワード線ドライ
ブ信号セット信号10がHとなるとワード線ドライブ信
号71をHとし、ワード線ドライブ信号リセット信号1
2がHとなるとワード線ドライブ信号71をLとし、プ
リチャージ信号リセット信号14がHとなるとプリチャ
ージ信号81をLとし、プリチャージ信号セット信号1
3がHとなるとプリチャージ信号81をHとし、センス
アンプイネーブル信号セット信号15がHとなるとセン
スアンプイネーブル信号91をHとし、センスアンプイ
ネーブル信号リセット信号16がHとなるとセンスアン
プイネーブル信号91をLとする。
【0087】また、ラッチ回路61は、図2に示すよう
に、フリップフロップ回路20〜22と、アンド回路2
3〜28とから構成されている。
【0088】アンド回路23は、ワード線ドライブ信号
セット信号10とバンク選択信号111との論理積演算
を行いその演算結果を出力する。
【0089】アンド回路24は、ワード線ドライブ信号
リセット信号12とバンク選択信号111との論理積演
算を行いその演算結果を出力する。
【0090】アンド回路25は、プリチャージ信号セッ
ト信号13とバンク選択信号111との論理積演算を行
いその演算結果を出力する。
【0091】アンド回路26は、プリチャージ信号リセ
ット信号14とバンク選択信号11 1との論理積演算を
行いその演算結果を出力する。
【0092】アンド回路27は、センスアンプイネーブ
ル信号セット信号15とバンク選択信号111との論理
積演算を行いその演算結果を出力する。
【0093】アンド回路28は、センスアンプイネーブ
ル信号リセット信号16とバンク選択信号111との論
理積演算を行いその演算結果を出力する。
【0094】フリップフロップ回路20は、アンド回路
23の出力信号によりセットされ、アンド回路24の出
力信号によりリセットされ、その出力信号をワード線ド
ライブ信号71として出力する。
【0095】フリップフロップ回路21は、アンド回路
25の出力信号によりセットされ、アンド回路26の出
力信号によりリセットされ、その出力信号をプリチャー
ジ信号81として出力する。
【0096】フリップフロップ回路22は、アンド回路
27の出力信号によりセットされ、アンド回路28の出
力信号によりリセットされ、その出力信号をセンスアン
プイネーブル信号91として出力する。
【0097】ここで、フリップフロップ回路20〜22
は、入力信号がLからHになった場合にセットおよびリ
セットされるような論理で構成されている。
【0098】またラッチ回路62〜64は、ラッチ回路6
1と同様な構成であり、バンク選択信号111の代わりに
それぞれバンク選択信号112〜114が入力され(図示
されていない。)、ワード線ドライブ信号71の代わり
にワードドライブ信号72〜74をそれぞれ出力し、プリ
チャージ信号81の代わりにプリチャージ信号82〜84
をそれぞれ出力し、センスアンプイネーブル信号91
代わりにセンスアンプイネーブル信号92〜94をそれぞ
れ出力する。
【0099】バンク1〜4は、図17のバンク171〜
174に対して、行デコーダ135 1〜1354を行デコ
ーダ51〜54に置き換えたものである。
【0100】行デコーダ51は、図3に示すように、ア
ドレスデコーダ561〜56mと、nチャネルMOSトラ
ンジスタ541〜54mと、インバータ511〜51mと、
インバータ521〜52mと、アンド回路501〜50
mと、ナンド回路55と、pチャネルMOSトランジス
タ53とから構成されている。
【0101】アドレスデコーダ561〜56mは、ワード
線401〜40mに対応したアドレスがそれぞれ設定され
ていて、行アドレス信号33の示すアドレスが設定され
たアドレスの場合に出力信号をLとする。
【0102】nチャネルMOSトランジスタ541〜5
mは、バンク選択信号111がゲートに入力され、アド
レスデコーダ561〜56mの出力信号がドレインに接続
され、バンク選択信号111がHとなるとオンし、アド
レスデコーダ561〜56mの出力信号をソースに出力す
る。
【0103】ナンド回路55は、ワード線ドライブ信号
リセット信号12とバンク選択信号111との論理積演
算の結果を反転して出力する。
【0104】pチャネルMOSトランジスタ53は、ナ
ンド回路55の出力信号がゲートに入力され、ナンド回
路55の出力信号がLとなるとオンしnチャネルMOS
トランジスタ541〜54mのそれぞれのソースをVDD
電位とする。
【0105】インバータ511〜51mとインバータ52
1〜52mは、それぞれラッチ回路を構成し、nチャネル
MOSトランジスタ541〜54mのソースの電位をラッ
チして出力する。
【0106】アンド回路501〜50mは、インバータ5
1〜51mとインバータ521〜52mとによって構成さ
れるラッチ回路によってラッチされた信号とワード線ド
ライブ信号71との論理積演算をそれぞれ行い、その演
算結果をそれぞれワード線401〜40mに出力する。
【0107】次に、本実施形態の動作について図1、
2、3および図4のタイミングチャートを用いて参照し
て説明する。
【0108】ここでは、バンク1のビット線対411
ワード線401の交点に設けられたメモリセル17のデ
ータを読み出す場合のセットシーケンスの動作について
説明する。
【0109】先ずt11で外部から外部コマンドが入力さ
れ、ワード線401のアドレスを示す行アドレスとバン
ク1を示すバンクアドレスが含まれたアドレス信号32
が入力されると、行アドレス活性化信号30が一定期間
アクティブとなる。
【0110】すると、タイミング制御回路35は、行ア
ドレス活性化信号30がアクティブとなったことにより
アドレスイネーブル信号34を一定期間アクティブとす
る。そして、行アドレスバッファ42は、アドレス信号
32の入力により行アドレス信号33を出力し、バンク
デコーダ43はバンク選択信号111を一定期間アクテ
ィブとする。
【0111】そして、タイミング制御回路35のアクテ
ィブタイミングチェーン37は、先ずt12でプリチャー
ジ信号リセット信号14を一定期間アクティブとする。
ここでバンク選択信号111はアクティブであるため、
ラッチ回路61のフリップフロップ回路21はリセット
されそれまでHであったプリチャージ信号81はLに変
化する。これにより、プリチャージ回路181〜18n
19はプリチャージ動作を停止する。
【0112】そして、アクティブタイミングチェーン3
7は、次にt13でワード線ドライブ信号セット信号10
を一定期間アクティブとする。ここで、バンク選択信号
11 1はアクティブであるため、ラッチ回路61のフリッ
プフロップ回路20はセットされそれまでLであったワ
ード線ドライブ信号71はHに変化する。そして、行デ
コーダ51では、行アドレス信号33はワード線401
アドレスを示しているため、アドレスデコーダ561
出力信号はアクティブであるLとなる。そして、バンク
選択信号111がHであることによりnチャネルMOS
トランジスタ541はオンし、アドレスデコーダ561
出力であるLの信号はインバータ511に入力される。
そのため、アンド回路501にはHの信号が入力され
る。ここでワード線ドライブ信号71はHとなっている
ため、ワード線401は活性化される。ここで、ワード
線ドライブ信号リセット信号12はLの信号となってい
るのでナンド回路55の出力信号はHとなりpチャネル
MOSトランジスタ53はオンしていない。
【0113】そして、アクティブタイミングチェーン3
7は、最後にt14でセンスアンプイネーブル信号セット
信号15を一定期間アクティブとする。ここでバンク選
択信号111はアクティブであるのでフリップフロップ
回路22はセットされセンスアンプイネーブル信号91
はHとなる。このことによりビット線対411に出力さ
れたいたメモリセル17の記憶内容は増幅され出力され
る。そして、t15でバンク選択信号111がLになり、
セットシーケンスを終了する。
【0114】次に、メモリセル17のデータの読み出し
が終了した後にバンク1を非活性化するリセットシーケ
ンスの動作について説明する。
【0115】先ず、t15で上記の状態から行アドレス非
活性化信号31が一定期間アクティブとなる。そのた
め、読み出し時と同様な動作により、アドレスイネーブ
ル信号34は一定期間アクティブとなり、バンク選択信
号111も一定期間アクティブとなる。そして、タイミ
ング制御回路35のプリチャージタイミングチェーン3
6は、ワード線ドライブ信号リセット信号12を一定期
間アクティブとする。このことによりラッチ回路61
フリップフロップ回路20はリセットされワード線ドラ
イブ信号71はLとなり、ワード線401は非活性化され
る。
【0116】次に、t17でプリチャージタイミングチェ
ーン36は、センスアンプイネーブル信号リセット信号
16を一定期間アクティブとする。このことにより、ラ
ッチ回路61のフリップフロップ回路22はリセットさ
れセンスアンプイネーブル信号91はLとなりセンスア
ンプ291〜29nはオフとなる。
【0117】最後に、t18でプリチャージタイミングチ
ェーン36は、プリチャージ信号セット信号13を一定
期間アクティブとする。このことにより、ラッチ回路6
1のフリップフロップ回路21はセットされプリチャー
ジ信号81はHとなりプリチャージ回路181〜18n
19はプリチャージ動作を開始する。そして、t19でバ
ンク選択信号111がLになりリセットシーケンスを終
了する。
【0118】本実施形態の半導体記憶装置では、タイミ
ング制御回路35から出力された信号による指示は、バ
ンク1〜4毎に設けられた各ラッチ回路61〜64によっ
てラッチされるので、図17の従来の半導体記憶装置と
同様に、図5に示すように例えばバンク1のセット動作
を行ってそのバンクの読み/書き動作が終了する前でも
バンク2のリセットシーケンスを行うことができる。
【0119】本実施形態では、上記で説明したように1
つのタイミング制御回路35で独立して動作を行う複数
のバンク1〜4の動作を制御することができるので、バ
ンクの数が増加しても増加したバンクにラッチ回路を設
ければ大きな回路面積を有するタイミング制御回路35
は1つのままでよい。そのため、バンク数が増加したこ
とによるタイミング制御回路の回路面積を増加させずに
すむ。
【0120】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態の半導体記憶装置について説明する。
【0121】図6は、本実施形態の半導体記憶装置の構
成を示したブロック図である。図1中と同番号は同じ構
成要素を示す。
【0122】本実施形態の半導体記憶装置は、図1の上
記第1の実施形態の半導体記憶装置に対して、ラッチ回
路61〜64をラッチ回路661〜664に置き換え、バン
ク1〜4をバンク61〜64で置き換え、プリチャージ
バンクデコーダ44を新たに設けたものである。即ち、
アクティブ用のバンクとプリチャージ用のバンクを独立
に動作させるようにしたものである。
【0123】プリチャージバンクデコーダ44は、アド
レス信号32に含まれるプリチャージを行うバンクを指
示するためのプリチャージバンクアドレスによって示さ
れるバンクに対応するプリチャージバンク選択信号47
1〜474をHとする。
【0124】ラッチ回路661〜664は、ラッチ回路6
1〜64に対して、それぞれプリチャージバンク選択信号
471〜474を入力するようにし、プリチャージバンク
選択信号471〜474がHの場合にはバンク選択信号1
1〜114がLの場合でも、ワード線ドライブ信号リセ
ット信号12、プリチャージ信号セット信号13、セン
スアンプイネーブル信号リセット信号16がHとなった
場合にフリップフロップ20〜22がリセットされるよ
うにしたものである。
【0125】ラッチ回路661〜664は、図7に示すよ
うに、図2に示したラッチ回路61〜64に対して、アン
ド回路24、25、28に入力されていたバンク選択信
号111の代わりにプリチャージバンク選択信号471
入力するようにしたものである。
【0126】バンク61〜64は、バンク1〜4に対し
て、行デコーダ51〜54をそれぞれ行デコーダ651
654に置き換えたものである。
【0127】行デコーダ651〜654は、行デコーダ5
1〜54に対して、図8に示すように、ナンド回路55が
ワード線ドライブ信号リセット信号12とプリチャージ
バンク選択信号471との論理積演算の反転結果を出力
するようにしたものである。
【0128】次に、本実施形態の動作について図6〜図
10を用いて説明する。
【0129】ここでは、図9に示すように、バンク61
のセットシーケンスを行っている最中にバンク62のリ
セットシーケンスを開始する動作を行う場合を用いて説
明する。
【0130】先ず、t21で行アドレス活性化信号30が
アクティブとなり、タイミング制御回路35はアドレス
イネーブル信号34をアクティブとする。このことによ
り、バンクデコーダ43はバンク選択信号111をHと
し、行アドレスバッファ42はアドレス信号32に含ま
れる行アドレスを行アドレス信号33として出力する。
ここで、図10のタイミングチャートにおけるアドレス
信号32において「」で示された部分は、行アドレス
信号33として取り込まれた行アドレスを示している。
そして、その後にタイミング制御回路35のアクティブ
タイミングチェーン37は、t22でプリチャージ信号リ
セット信号14、t23でワード線ドライブ信号セット1
0、t26でセンスアンプイネーブル信号セット信号15
を予め定められたタイミングで一定時間Hとする。ここ
までの動作は図10のタイミングチャートにおけるアク
ティブシーケンス57によって示されている。t28でバ
ンク選択信号111がLになりセットシーケンスを終了
する。
【0131】上記の動作により、バンク61では、先ず
22でラッチ回路661において、プリチャージ信号リ
セット信号14とバンク選択信号111がHになったこ
とによりフリップフロップ回路21はリセットされ、プ
リチャージ信号81はLとなる。次に、t23でワード線
ドライブ信号セット信号10がHとなったことによりワ
ード線ドライブ信号71がHとなり、行デコーダ651
よりワード線401が活性化される。そして、最後にt
26でセンスアンプイネーブル信号セット信号15がHと
なったことにより、センスアンプイネーブル信号91
Hとなり、t28で選択信号111がLになりバンク61
のアクティブシーケンスは完了する。ここまでの動作は
図10のタイミングチャートにおけるバンク61の内部
信号59によって示されている。
【0132】そして、このバンク61においてアクティ
ブシーケンスが行われている最中に、アドレス信号32
におけるバンクアドレスがバンク62を示すものに変化
し、行アドレス非活性化信号31がアクティブとされ
る。ここで、図10のアドレス信号32において「」
で示された部分は、この変化したバンクアドレス及び行
アドレスを示している。このことにより、プリチャージ
バンクデコーダ44は、プリチャージバンク選択信号4
2をHとし、タイミング制御回路35のプリチャージ
タイミングチェーン36は、t25でワード線ドライブ信
号リセット信号12、t27でセンスアンプイネーブル信
号リセット信号16、t29でプリチャージ信号セット信
号13を予め定められたタイミングチャートで一定時間
Hとする。ここまでの動作は図10のタイミングチャー
トにおけるリセットシーケンス58によって示されてい
る。
【0133】上記の動作により、ラッチ回路662にお
いて、ワード線ドライブ信号リセット信号12とプリチ
ャージバンク選択信号472が共にHとなったことによ
りフリップフロップ回路20がリセットされワード線ド
ライブ信号72はLとなる。このことにより、バンク6
2に設けられている行デコーダ652(図示されず。)
はバンク62におけるワード線401を非活性化する。
そして、センスアンプイネーブル信号リセット信号16
とプリチャージバンク選択信号472が共にHとなった
ことにより、ラッチ回路662におけるフリップフロッ
プ回路22はリセットされセンスアンプイネーブル信号
2がLとなる。そして、最後にプリチャージ信号セッ
ト信号13がHとなったことによりラッチ回路662
おけるフリップフロップ回路21はセットされプリチャ
ージ信号82がHとなりバンク62のリセットシーケン
スは完了する。ここまでの動作は図10のタイミングチ
ャートにおけるバンク62の内部信号60によって示さ
れている。
【0134】本実施形態では、プリチャージバンクデコ
ーダ44を設けたために、異なるバンクのセットシーケ
ンスとリセットシーケンスを平行して行うことができ
る。即ち、あるバンクのデータを読み出している間に、
他のバンクのリセットシーケンスを行うことができるの
で処理の高速化が図れる。しかし、アドレス信号32は
セットシーケンスを行うためのバンクを指定するためと
リセットシーケンスを行うためのバンクを指定するため
の両方に使用されるため、これらのシーケンスを同時に
開始させることはできない。しかし、プリチャージを行
うバンクのアドレスを指定するためのプリチャージアド
レス信号をアドレス信号32とは別に設けて、行アドレ
ス活性化信号30と行アドレス非活性化信号31を別の
コマンドにより独立に制御することができるようにすれ
ばセットシーケンスとリセットシーケンスを完全に独立
して動作することができる。つまり、セットシーケンス
とリセットシーケンスを同時に行うことも可能となる。
【0135】プリチャージバンクデコーダ44に行アド
レス非活性化信号31に同期したアドレスイネーブル信
号34相当の信号を入力し、デコード出力をマスクする
ようにしてもよい。
【0136】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態の半導体記憶装置について説明する。
【0137】図11は、本実施形態の半導体記憶装置の
構成を示したブロック図である。図6中と同番号は同じ
構成要素を示す本実施形態の半導体記憶装置は、図6の
上記第2の実施形態の半導体記憶装置に対して、ラッチ
回路661〜664をラッチ回路961〜964に置き換
え、タイミング制御回路35をタイミング制御回路13
5に置き換えたものである。
【0138】タイミング制御回路135は、タイミング
制御回路35に対して、アクティブタイミングチェーン
37をアクティブタイミングチェーン137に置き換
え、プリチャージタイミングチェーン36をプリチャー
ジタイミングチェーン136に置き換えたものである。
【0139】アクティブタイミングチェーン137は、
アクティブタイミングチェーン37に対して、プリチャ
ージ信号リセット信号14とセンスアンプイネーブル信
号15を出力しないようにし、センスアンプイネーブル
信号91の出力されるタイミングを制御するための信号
であるセンスイネーブル信号97を出力するようにした
ものでありそれ以外の動作については同様である。
【0140】また、本実施形態では、アドレスイネーブ
ル信号34は行アドレス活性化信号30がアクティブと
なるときのみアクティブとなり、行アドレス非活性化信
号31がアクティブとなるときは出力しないようにし
た。これは、アドレスイネーブル信号34に同期させて
バンク選択信号111〜114を出力するようにしている
が、リセットシーケンスではアドレス非活性化信号31
がアクティブになってからセンスアンプイネーブル信号
リセット信号16やプリチャージ信号セット信号13を
アクティブにするまでに余裕があるので、あえてアドレ
スイネーブル信号34に同期させなくてもよい。このた
め、本実施形態では、アクティブシーケンスのみアドレ
スイネーブル信号34を出力するようにしている。
【0141】プリチャージタイミングチェーン136
は、プリチャージタイミングチェーン36に対して、ワ
ード線ドライブ信号リセット信号12を出力しないよう
にしたものでありそれ以外の動作については同様であ
る。
【0142】ラッチ回路961〜964は、図12に示す
ように、第2の実施形態のラッチ回路661〜664に対
して、センスイネーブル信号97を入力するようにし、
アンド回路24、26、27を削除し、バンク選択信号
111がHとなるとフリップフロップ回路21がリセッ
トされフリップフロップ回路22がセットされるように
し、プリチャージバンク選択信号471がHとなるとフ
リップフロップ回路20がリセットされるようにし、イ
ンバータ71、72、75、76と、pチャネルMOS
トランジスタ73と、nチャネルMOSトランジスタ7
4とを新たに設けるようにしたものである。
【0143】インバータ71は、フリップフロップ回路
22からの出力信号を反転して出力する。
【0144】nチャネルMOSトランジスタ74は、ゲ
ートにセンスイネーブル信号97が入力され、ドレイン
がインバータ71の出力に接続され、センスイネーブル
信号97がHとなるとオンしインバータ71からの出力
信号をソースに出力する。インバータ72は、インバー
タ71からの出力信号を反転してpチャネルMOSトラ
ンジスタ73のゲートに出力する。
【0145】pチャネルMOSトランジスタ73は、イ
ンバータ72からの出力信号がLになるとオンし、nチ
ャネルMOSトランジスタ74のソースをVDD電位と
する。
【0146】インバータ75、76はラッチ回路を構成
し、nチャネルMOSトランジスタ74のソースに出力
された電位をラッチしてセンスアンプイネーブル信号9
1として出力する。
【0147】次に、本実施形態の動作について図11、
12および図13のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0148】ここでは、バンク61のビット線対411
とワード線401の交点に設けられたメモリセル17の
データを読み出す場合のセットシーケンスの動作につい
て説明する。
【0149】先ず、t31で行アドレス活性化信号30が
一定時間アクティブとなり、タイミング制御回路135
がアドレスイネーブル信号34をアクティブとすること
によりバンクデコーダ43がバンク選択信号111をH
とし、また行アドレスバッファ42が行アドレス信号3
3を出力する動作は上記第1および第2の動作と同様で
ある。そして、タイミング制御回路135のアクティブ
タイミングチェーン137は、t32でワード線ドライブ
信号セット信号10、t33でセンスイネーブル信号97
をそれぞれ予め定められたタイミングでHとする。
【0150】先ず、t31でバンク選択信号111がHと
なったことにより、ラッチ回路961のフリップフロッ
プ回路21がリセットされ、プリチャージ信号81がL
となる。
【0151】そして、次にt32でワード線ドライブ信号
セット信号10がHとなったことにより、ラッチ回路9
1のフリップフロップ回路20がセットされワード線
ドライブ信号71がHとなる。
【0152】そして、最後に、t33でセンスイネーブル
信号97がHとなったことによりnチャネルMOSトラ
ンジスタ74がオンするが、この際にバンク選択信号1
1がHとなりフリップフロップ回路22がセットされ
ていることにより、フリップフロップ回路22の出力信
号は図13に示すようにHとなっている。そのため、イ
ンバータ71の出力信号はLとなっていて、nチャネル
MOSトランジスタ74のソースにはLの信号が出力さ
れることとなる。そして、このLの信号はインバータ7
5、76によりラッチされるとともに論理反転されてH
となり、センスアンプイネーブル信号91として出力さ
れる。
【0153】次に、リセットシーケンスを行う際の動作
について説明する。
【0154】本実施形態の半導体記憶装置では、リセッ
トシーケンスのための信号を出力するプリチャージタイ
ミングチェーン136からワード線ドライブ信号リセッ
ト信号12が出力されない以外は、上記で説明した第2
の実施形態と同様な動作が行われるため共通する動作に
ついては説明を省略する。
【0155】このワード線ドライブ信号リセット信号1
2が出力されない代わりに、本実施形態のラッチ回路9
1では、フリップフロップ回路20はプリチャージバ
ンク選択信号471によってリセットされ、ワード線ド
ライブ信号71がLとなる。
【0156】本実施形態では、タイミング制御回路13
5からラッチ回路961〜964へ出力される信号が4本
ですむことにより、配線を減らすことができるとともに
タイミング制御回路135において異なるタイミングの
信号を生成するための回路を減らすことができるため回
路面積を減らすことができる。また、アクティブシーケ
ンスにおいて、ワード線ドライブ信号71がHとなるま
でバンク選択信号111をHとしておけば良いのでタイ
ミング設計が容易になる。
【0157】上記第1〜第3の実施形態では、バンクの
数が4つの場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなくバンクの数が変化しても同様に適
用することができるものである。
【0158】また、上記第1〜第3の実施形態では、ラ
ッチ回路61〜64、661〜664、961〜964でプリ
チャージ信号リセット信号14やワード線ドライブ信号
セット信号10等の信号をラッチするようにしていた
が、アクティブシーケンスとリセットシーケンスの最初
の信号だけをラッチして、他の信号はラッチ回路61
4、661〜664、961〜964内に信号生成回路を
設けて生成するようにしてもよい。例えば、プリチャー
ジ信号リセット信号14をラッチしたことを検出して、
これより一定時間遅延したワード線ドライブ信号セット
信号10を生成するようにしてもよい。このようにする
ことで、配線の面積を第3の実施形態よりさらに減らす
ことができ、また処理の多重化を図れる。
【0159】また、上記第1〜第3の実施形態では、ワ
ード線401〜40mとビット線対411〜41nとの間に
複数のメモリセル17が設けられている構造の半導体記
憶装置について説明した。しかし、ワード線を設けるこ
とのできる長さには限界があるため、上記の実施形態に
おけるワード線401〜40mをメモリセル17に直接接
続されないメインワード線とし、そのメインワード線を
さらに複数のサブワード線に分割するサブ行デコーダを
設け、このサブワード線とビット線対411〜41nとの
交点にメモリセル17を設けるようにした構造の半導体
装置も存在する。この場合には、サブ行デコーダを制御
する信号は行デコーダにより生成される場合もあり、ま
た他の回路により生成される場合もある。しかし、一般
的に「ワード線」という場合には、サブワード線および
メインワード線さらに上記の実施形態で説明したワード
線401〜40mの全ての意味を含んでいる。本発明は、
このようなサブワード線を有する構造の半導体装置にも
同様に適用することができるものである。
【0160】尚、本発明はバンクの行アドレスの活性
化、非活性化に関するものであり、チップへのデータの
入力、チップからのデータの出力方法は従来の汎用のD
RAM、SDRAMと同等であれば良い。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)複数のバンクで1つのタイミング制御回路を共有
するようにしたので、バンク数が増加してもタイミング
制御回路の回路面積の大幅な増加を抑制することができ
る。 (2)複数のバンクで1つのタイミング制御回路を共有
するので各バンクごとのセット・リセットシーケンスの
タイミングを均一化できる。 (3)各バンクごとにタイミング微調整を行う場合は、
ラッチ回路の後段に小さなディレイ素子を追加すること
で基準タイミングから相対的に明確な値のタイミング調
整を行うことができる。 (4)タイミング制御回路にセットリセットタイミング
チェーンを別々に設けることにより異なるバンクのアク
ティブ・プリチャージを同時に行えることによりチップ
パフォーマンスが向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体記憶装置の構
成を示したブロック図である。
【図2】図1中のラッチ回路61の構成を示したブロッ
ク図である。
【図3】図1中の行デコーダ51の構成を示したブロッ
ク図である。
【図4】図1の半導体記憶装置の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図5】図1の半導体記憶装置におけるバンク1のセッ
トシーケンスとバンク2のリセットシーケンスのタイミ
ングを説明するための図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の半導体記憶装置の構
成を示したブロック図である。
【図7】図6中のラッチ回路661の構成を示したブロ
ック図である。
【図8】図6中の行デコーダ651の構成を示したブロ
ック図である。
【図9】図6の半導体記憶装置におけるバンク61のセ
ットシーケンスとバンク62のリセットシーケンスのタ
イミングを説明するための図である。
【図10】図6の半導体記憶装置の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態の半導体記憶装置の
構成を示したブロック図である。
【図12】図11中のラッチ回路961の構成を示した
ブロック図である。
【図13】図11の半導体記憶装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図14】従来の半導体記憶装置の構成を示したブロッ
ク図である。
【図15】図14中の行デコーダ1151の構成を示し
たブロック図である。
【図16】図14の半導体記憶装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図17】従来の他の半導体記憶装置の構成を示したブ
ロック図である。
【図18】図17中の行デコーダ1351の構成を示し
たブロック図である。
【図19】一般的なタイミング制御回路の構成を示した
回路図である。
【符号の説明】
1〜4 バンク 51〜54 行デコーダ 61〜64 ラッチ回路 71〜74 ワード線ドライブ信号 81〜84 プリチャージ信号 91〜94 センスアンプイネーブル信号 10 ワード線ドライブ信号セット信号 111〜114 バンク選択信号 12 ワード線ドライブ信号リセット信号 13 プリチャージ信号セット信号 14 プリチャージ信号リセット信号 15 センスアンプイネーブル信号セット信号 16 センスアンプイネーブル信号リセット信号 17 メモリセル 181〜18n プリチャージ回路 19 プリチャージ回路 20〜22 フリップフロップ回路 23〜28 アンド回路 291〜29n センスアンプ 30 行アドレス活性化信号 31 行アドレス非活性化信号 32 アドレス信号 33 行アドレス信号 34 アドレスイネーブル信号 35 タイミング制御回路 36 プリチャージタイミングチェーン 37 アクティブタイミングチェーン 38 pチャネルMOSトランジスタ 39 nチャネルMOSトランジスタ 401〜40m ワード線 411〜41n ビット線対 42 行アドレスバッファ 43 バンクデコーダ 44 プリチャージバンクデコーダ 471〜474 プリチャージバンク選択信号 501〜50m アンド回路 511〜51m インバータ 521〜52m インバータ 53 pチャネルMOSトランジスタ 541〜54m nチャネルMOSトランジスタ 55 ナンド回路 561〜56m アドレスデコーダ 57 アクティブシーケンス 58 リセットシーケンス 59 バンク61の内部信号 60 バンク62の内部信号 61〜64 バンク 651〜654 行デコーダ 661〜664 ラッチ回路 71、72 インバータ 73 pチャネルMOSトランジスタ 74 nチャネルMOSトランジスタ 75、76 インバータ 80 ドライバ部 81 行ラッチ部 901、902 ブロック選択信号 91 アドレスバッファ 93 タイミング制御回路 961〜964 ラッチ回路 97 センスイネーブル信号 98 プリチャージ信号 99 センスアンプイネーブル信号 100 アドレスイネーブル信号 101 アンド回路 102 オア回路 103 インバータ 104 アンド回路 1101〜1104 タイミング制御回路 1111〜1114 ラッチ回路 1121 行アドレス活性化信号 121、122 ブロック 135 タイミング制御回路 136 プリチャージタイミングチャートチェーン 137 アクティブタイミングチェーン 1401〜140m アドレスデコーダ 1411〜1414 ラッチ回路 143 バンクデコーダ 171〜174 バンク 1911〜1913 遅延回路 192 タイミング制御回路 1931〜1933 制御信号 194 入力信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバンクと、前記複数のバンクに対
    して共通に設けられ、前記各バンクを活性化状態とする
    ための信号とプリチャージ状態とするための信号をそれ
    ぞれ予め与えられた順序およびタイミングで出力するタ
    イミング制御回路と、 前記各バンク毎に設けられ、前記タイミング制御回路か
    ら出力された信号の状態をラッチするラッチ回路とを有
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記各ラッチ回路からそれぞれ出力され
    る信号が、ワード線の活性化を制御するワード線ドライ
    ブ信号と、プリチャージ動作を制御するプリチャージ信
    号と、センスアンプ動作を制御するためのセンスアンプ
    イネーブル信号であり、 前記各バンクを活性化状態とするための信号が、前記ワ
    ード線ドライブ信号をアクティブ状態に設定するための
    ワード線ドライブ信号セット信号と、前記プリチャージ
    信号をインアクティブ状態とするためのプリチャージ信
    号リセット信号と、前記センスアンプイネーブル信号を
    アクティブ状態に設定するためのセンスアンプイネーブ
    ル信号セット信号であり、 前記各バンクをプリチャージ状態とするための信号が、
    前記ワード線ドライブ信号をインアクティブ状態に設定
    するためのワード線ドライブ信号リセット信号と、前記
    プリチャージ信号をアクティブ状態とするためのプリチ
    ャージ信号セット信号と、前記センスアンプイネーブル
    信号をインアクティブ状態に設定するためのセンスアン
    プイネーブル信号リセット信号である請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数のビット線対と複数のワード線の交
    点にそれぞれ設けられた複数のメモリセルと、前記各ビ
    ット線対毎にそれぞれ設けられプリチャージ信号がアク
    ティブとなると前記各ビット線対をプリチャージする複
    数のプリチャージ回路と、前記各ビット線対毎にそれぞ
    れ設けられセンスアンプイネーブル信号がアクティブと
    なると前記各ビット線対間に出力された電圧を増幅する
    複数のセンスアンプと、バンクが活性化される時に行ア
    ドレスが示すワード線選択非選択とをラッチする行ラッ
    チ回路を内臓し、ワード線ドライブ信号がアクティブと
    なると前記行ラッチ回路が示す前記ワード線を活性化状
    態とする行デコーダとを有する複数のバンクと、 行アドレス活性化信号がアクティブとなるとワード線ド
    ライブ信号セット信号、プリチャージ信号リセット信号
    およびセンスアンプイネーブル信号セット信号を予め定
    められた順序およびタイミングで制御するアクティブタ
    イミングチェーンと、行アドレス非活性化信号がアクテ
    ィブとなるとワード線ドライブ信号リセット信号、プリ
    チャージ信号セット信号およびセンスアンプイネーブル
    信号リセット信号を予め定められた順序およびタイミン
    グで制御するプリチャージタイミングチェーンとから構
    成されているタイミング制御回路と、 アドレス信号に含まれるバンクアドレスによって示され
    るバンクを選択するためのバンク選択信号をアクティブ
    とするバンクデコーダと、 前記アドレス信号に含まれる行アドレスを前記行アドレ
    ス信号として出力する行アドレスバッファと、 前記各バンク毎に設けられ、前記各バンク選択信号がそ
    れぞれ入力され、対応した前記バンク選択信号がアクテ
    ィブな場合に、前記ワード線ドライブ信号セット信号が
    アクティブとなると前記ワード線ドライブ信号をアクテ
    ィブとし、前記ワード線ドライブ信号リセット信号がア
    クティブとなると前記ワード線ドライブ信号をインアク
    ティブとし、前記プリチャージ信号セット信号がアクテ
    ィブとなると前記プリチャージ信号をアクティブとし、
    前記プリチャージ信号リセット信号がアクティブとなる
    と前記プリチャージ信号をインアクティブとし、前記セ
    ンスアンプイネーブル信号セット信号がアクティブとな
    ると前記センスアンプイネーブル信号をアクティブと
    し、前記センスアンプイネーブル信号リセット信号がア
    クティブとなると前記センスアンプイネーブル信号をイ
    ンアクティブとする複数のラッチ回路とを有する半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記各ラッチ回路が、 前記ワード線ドライブ信号セット信号と前記バンク選択
    信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブ
    とする第1の論理回路と、 前記ワード線ドライブ信号リセット信号と前記バンク選
    択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティ
    ブとする第2の論理回路と、 前記プリチャージ信号セット信号と前記バンク選択信号
    とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブとす
    る第3の論理回路と、 前記プリチャージ信号リセット信号と前記バンク選択信
    号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブと
    する第4の論理回路と、 前記センスアンプイネーブル信号セット信号と前記バン
    ク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアク
    ティブとする第5の論理回路と、 前記センスアンプイネーブル信号リセット信号と前記バ
    ンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をア
    クティブとする第6の論理回路と、 前記第1の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第2の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記ワード線ドライブ信号として出力する第1のフ
    リップフロップ回路と、 前記第3の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第4の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記プリチャージ信号として出力する第2のフリッ
    プフロップ回路と、 前記第5の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第6の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記センスアンプイネーブル信号として出力する第
    3のフリップフロップ回路とから構成される請求項3記
    載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス信号に含まれるプリチャー
    ジバンクアドレスによって示されるバンクを選択するた
    めのプリチャージバンク選択信号をアクティブとするプ
    リチャージバンクデコーダをさらに有し、前記ラッチ回
    路は前記プリチャージバンク選択信号がアクティブの場
    合にのみプリチャージ動作を行うための信号であるワー
    ド線ドライブ信号リセット信号、プリチャージ信号セッ
    ト信号およびセンスアンプイネーブル信号リセット信号
    を有効とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記各ラッチ回路が、 前記ワード線ドライブ信号セット信号と前記バンク選択
    信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブ
    とする第1の論理回路と、 前記ワード線ドライブ信号リセット信号と前記プリチャ
    ージバンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信
    号をアクティブとする第2の論理回路と、 前記プリチャージ信号セット信号と前記プリチャージバ
    ンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をア
    クティブとする第3の論理回路と、 前記プリチャージ信号リセット信号と前記バンク選択信
    号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブと
    する第4の論理回路と、 前記センスアンプイネーブル信号セット信号と前記バン
    ク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアク
    ティブとする第5の論理回路と、 前記センスアンプイネーブル信号リセット信号と前記プ
    リチャージバンク選択信号とが共にアクティブの場合に
    出力信号をアクティブとする第6の論理回路と、 前記第1の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第2の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記ワード線ドライブ信号として出力する第1のフ
    リップフロップ回路と、 前記第3の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第4の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記プリチャージ信号として出力する第2のフリッ
    プフロップ回路と、 前記第5の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    第6の論理回路の出力信号によりリセットされ、出力信
    号を前記センスアンプイネーブル信号として出力する第
    3のフリップフロップ回路とから構成される請求項5記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 複数のビット線対と複数のワード線の交
    点にそれぞれ設けられた複数のメモリセルと、前記各ビ
    ット線対毎にそれぞれ設けられプリチャージ信号がアク
    ティブとなると前記各ビット線対をプリチャージする複
    数のプリチャージ回路と、前記各ビット線対毎にそれぞ
    れ設けられセンスアンプイネーブル信号がアクティブと
    なると前記各ビット線対間に出力された電圧を増幅する
    複数のセンスアンプと、ワード線ドライブ信号がアクテ
    ィブとなると動作し、行アドレス信号をバンク選択信号
    がアクティブの場合のみラッチして前記行アドレス信号
    が示す前記ワード線を活性化状態とする行デコーダとを
    有する複数のバンクと、行アドレス活性化信号がアクテ
    ィブとなるとワード線ドライブ信号セット信号および前
    記センスアンプイネーブル信号がアクティブとなるタイ
    ミングを制御するための信号であるセンスイネーブル信
    号を予め定められた順序およびタイミングで制御するア
    クティブタイミングチェーンと、行アドレス非活性化信
    号がアクティブとなるとプリチャージ信号セット信号お
    よびセンスアンプイネーブル信号リセット信号を予め定
    められた順序およびタイミングで制御するプリチャージ
    タイミングチェーンとから構成されているタイミング制
    御回路と、 アドレス信号に含まれるバンクアドレスによって示され
    るバンクを選択するためのバンク選択信号をアクティブ
    とするバンクデコーダと、 前記アドレス信号に含まれるプリチャージバンクアドレ
    スによって示されるバンクを選択するためのプリチャー
    ジバンク選択信号をアクティブとするプリチャージバン
    クデコーダと、 前記アドレス信号に含まれる行アドレスを前記行アドレ
    ス信号として出力する行アドレスバッファと、 前記各バンク毎に設けられ、前記各バンク選択信号がそ
    れぞれ入力され、対応した前記バンク選択信号および前
    記ワード線ドライブ信号セット信号がアクティブとなる
    と前記ワード線ドライブ信号をアクティブとし、前記プ
    リチャージバンク選択信号がアクティブとなると前記ワ
    ード線ドライブ信号をインアクティブとし、前記プリチ
    ャージバンク選択信号および前記プリチャージ信号セッ
    ト信号がアクティブとなると前記プリチャージ信号をア
    クティブとし、前記バンク選択信号がアクティブとなる
    と前記プリチャージ信号をインアクティブとし、前記バ
    ンク選択信号および前記センスイネーブル信号がアクテ
    ィブとなると前記センスアンプイネーブル信号をアクテ
    ィブとし、前記プリチャージバンク選択信号および前記
    センスアンプイネーブル信号リセット信号がアクティブ
    となると前記センスアンプイネーブル信号をインアクテ
    ィブとする複数のラッチ回路とを有する半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記各ラッチ回路が、 前記ワード線ドライブ信号セット信号と前記バンク選択
    信号とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブ
    とする第1の論理回路と、 前記プリチャージ信号セット信号と前記バンク選択信号
    とが共にアクティブの場合に出力信号をアクティブとす
    る第2の論理回路と、 前記センスアンプイネーブル信号リセット信号と前記バ
    ンク選択信号とが共にアクティブの場合に出力信号をア
    クティブとする第3の論理回路と、 前記第1の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    プリチャージバンク選択信号によりリセットされ、出力
    信号を前記ワード線ドライブ信号として出力する第1の
    フリップフロップ回路と、 前記第2の論理回路の出力信号によりセットされ、前記
    バンク選択信号によりリセットされ、出力信号を前記プ
    リチャージ信号として出力する第2のフリップフロップ
    回路と、 前記バンク選択信号によりセットされ、前記第3の論理
    回路の出力信号によりリセットされる第3のフリップフ
    ロップ回路と、 前記センスイネーブル信号がアクティブとなると前記第
    3のフリップフロップ回路の出力信号をラッチして前記
    センスアンプイネーブル信号として出力する回路とから
    構成される請求項7記載の半導体記憶装置。
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