JPH0784317B2 - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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JPH0784317B2
JPH0784317B2 JP2067041A JP6704190A JPH0784317B2 JP H0784317 B2 JPH0784317 B2 JP H0784317B2 JP 2067041 A JP2067041 A JP 2067041A JP 6704190 A JP6704190 A JP 6704190A JP H0784317 B2 JPH0784317 B2 JP H0784317B2
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和平 小嶋
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    • B66B21/00Kinds or types of escalators or moving walkways
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
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    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエスカレーターや電動道路など人員を乗せて水
平方向あるいは傾斜方向に移動する乗客コンベアに係
り、特にリニアモータによつて駆動れさる乗客コンベア
に関する。
〔従来の技術〕
従来、リニアモータで踏板体を駆動する乗客コンベア
は、例えば特開昭62-100395号公報や特開昭62-136489公
報に記載のように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のリニアモータ駆動の乗客コンベアは、移動手
摺の駆動について配慮されておらず、安全な運転上問題
があった。
本発明の目的は、簡単な構成により移動手摺の駆動が行
えるリニアモータ駆動の乗客コンベアを提供することに
ある。
本発明のもう一つの目的は、安全な運転が行い得るリニ
アモータ駆動の乗客コンベアを提供することにある。
本発明の別の目的は、踏板体の円滑な移動が行なえるリ
ニアモータ駆動の乗客コンベアを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のある一面においては、無端状に連結され、移動
可能に案内された複数の踏板体と、これら踏板体を駆動
し踏板体移動方向に複数配置されたリニアモータと、前
記踏板体の移動と同期して移動する移動手摺とを備えた
乗客コンベアにおいて、前記踏板体の移動によって駆動
される回転体を設け、この回転体の回転を動力として前
記移動手摺を駆動する手摺駆動装置を設けたものであ
る。
また、本発明の別の一面においては、リニアモータの固
定子と踏板体との間に前記固定子とリニアモータの移動
子の隙間を一定に保持する隙間保持手段を設けたのであ
る。
〔作用〕 リニアモータによって駆動される踏板体の移動を動力と
して回転される回転体によって移動手段を移動するよう
に構成したので、乗客は移動手摺に案内されて安全に利
用することができ、手摺駆動用の駆動機を専用に設置す
る必要はなく、また間隔保持手段を設けることにより踏
板体とそれを案内する部材との間に集中する走行抵抗を
分散させて踏板体の走行を円滑にできる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図〜第5図について説明す
る。ここに示す実施例は水平方向に乗客を運搬する電動
道路であり、その構成を以下に説明する。主枠1は、例
えば断面L字形の山形鋼を組合せて構成した左右一対の
主枠部材2A,2Bと、これら左右一対の主枠部材2A,2Bをそ
の長手方向の複数個所で連結する水平部材3とで構成さ
れ、この主枠1に後述する踏板体5の往路用ガイドレー
ル4Uと復路用ガイドレール4Dを支持している(図示せ
ず)。前記踏板体5は、乗客が乗ることができる水平な
踏面部6とその裏側に設けた補強部材7A,7Bより構成さ
れ高さ寸法hcを有する。そして前記踏板体5は踏面部6
の幅方向に位置する補強部材7Aを貫通する軸8を備え、
この軸8の両端に前記踏板体5の移動を案内する案内手
段である転動ローラ9を回転自在に支持している。前記
軸8は踏板体5の移動方向の前後部に夫々設けられてい
るので、1つの踏板体5当り4つの転動ローラ9で前記
往路用ガイドレール4U,復路用ガイドレール4D上を移動
する。このように構成された各踏板体5は無端状に構成
された条体であるチエーン10に前記軸8を連結支持させ
ることにより、無端状に連結されることになる。そし
て、このように構成された踏板体5はリニアモータ11に
よつて駆動される。このリニアモータ11は、図示は省略
するも固定子鉄心とこの固定子鉄心に巻かれた固定子コ
イルとよりなる固定子13と、この固定子13と対向する移
動子12とからなる例えば、リニア・インダクシヨン・モ
ータであり、商用電源あるいはインバーターを介して駆
動される。前記移動子12はアルミニウムや銅などの非磁
性導体を単独で、あるいは磁性体の表面に非磁性導体を
重ねた複合材からなり、前記踏板体5の裏側の補強材7B
にボルト締結あるいは溶接などの公知の手段で直接取付
けられている。この移動子12(12A,12M)は、前記踏板
体5の幅方向の両側の対称位置に取付けられる。一方、
前記固定子13は、前記移動子12A,12Bと対向するように
前記主枠1の水平部材3に支持される。即ち、前記固定
子13(13A,13B)は夫々支持枠14に固定され、この支持
枠14を前記隣接する水平部材3に跨がつて固定している
(第3図)。ここで、隣接する前記水平部材3の間隔L
内で、前記踏板体5の往路と復路の間Xに配設される前
記固定子13A,13Bは、その高さ寸法haが前記水平部材3
の高さ寸法hbと高さ方向で重なり合うように支持され、
前記移動子12A,12Bとは微少隙間gをもつて接近してい
る。
以上は踏板体5の往路側であるが、復路側は第4図に示
すように、踏板体5の裏側に固設された移動子12A,12B
に対向するように前記固定子13A,13Bが下向きに、前記
支持枠14を介して隣接する前記水平部材3間に支持され
ている。
ところで、前記支持枠14は、前記踏板体5に貫通した前
記軸8と微少隙間δ(第3図)をもつて対向する案内縁
14Gを有し、運転中に固定子13と移動子12との間に発生
する磁気吸引力M,Nにより前記軸8が撓んで前記踏板体
5が前記固定子13側に引寄せられるのを制限して、前記
磁気吸引力が前記転動ローラ9への負荷とならないよう
にしている。
また、前記固定子13(13A,13B)及び前記移動子12(12
A,12B)は、前記踏板体5の移動方向及び幅方向に沿つ
て扁平に形成及び配置されている。そして、前記踏板体
5の裏側に固設された移動子12は、この踏板体5の撓み
を減少させる強度部材の機能を有する。
また、前記主枠1の左右一対の主枠部材2A,2Bの上部に
は取付け具15が固設され、この取付け具15に欄干パネル
16の下部が固定される。この欄干パネル16の周縁に沿つ
て前記踏板体5と同期速度で移動する移動手摺17があ
る。そして、前記欄干パネル16の下部の固定部を、内側
カバー18及び外側カバー19によつて被つている。
以上のように構成された電動道路は、前記固定子13を励
磁することにより、前記移動子12に駆動力が発生し、こ
の移動子12と一体の前記踏板体5は往路側ガイドレール
4U及び復路側ガイドレール4Dに沿つて移動し、乗客の運
搬を可能とする。
ところで、前記固定子13と前記移動子12とを夫々扁平に
形成し、その状態で上下に重なるように配設したので、
前記固定子13を前記踏板体5の往路と復路の間で、しか
も前記主枠1の水平部材3間に位置させることができ、
その結果、踏板体5の踏面部6の復路側と復路側の間隔
S(第2図)を従来の電動道路とほぼ同じ程度にするこ
とができる。そのため、電動道路をリニアモータ駆動と
することにより、往路側の踏板体5の踏面部6より下方
の高さ寸法云い代えれば主枠1の高さを増加させると云
う問題はなく、電動道路の大形化をなくすことができ
る。
また、前記移動子12A,12Bは、踏板体5の幅方向の両端
側に片寄らせて固設したので、前記固定子13A,13Bによ
る磁気吸引力による前記転動ローラ9を支点として前記
踏板体5を固定子13A,13B側へ変位させるモーメントを
最少限にとどめることができ、その分前記踏板体5の剛
性を低くして軽量化できる。
さらに、本実施例によれば、前記踏板体5の往路側と復
路側とに夫々対向するように固定子13A,13Bは配置した
ので、無端状に連結された前記踏板体5には第5図に矢
印P,Qで示すように平均的に駆動力を発生させることが
できる。そのために、踏板体5の往路及び復路側の駆動
力がバランスするので、各踏板体5を円滑に移動させる
ことができると共に、各固定子13に作用する反力FP,FQ
は向きが反対となるので互いに打消し合い、各固定子13
を支持している水平部材3には反力FP,FQが作用するこ
とはない。このほか、各踏板体5を無端状に連結するチ
エーン10は駆動力を伝える必要がないので、隣接する踏
板体5が離れない程度の強度を有するもので十分であ
る。
次に、第6図及び第7図によつて移動手摺17の駆動と踏
板体5の制動について説明する。チエーン10によつて無
端状に連結された複数の踏板体5は、往路と復路とが反
転する電動道路の両乗降口部で夫々一対のスプロケツト
21A,21Bにより案内されている。この一対のスプロケツ
ト21A,21Bは主枠1に支承された回転軸20に固設された
前記チエーン10を巻掛けている。この一対のスプロケツ
ト21A,21Bを固設した回転軸20のうち少なくとも一方側
の乗降口部の回転軸20には、一対の駆動スプロケツト22
A,22Bが固設されている。そして、この駆動スプロケツ
ト22A,22Bには伝達チエーン23が夫々巻掛けられ、移動
手摺17を駆動する手摺駆動装置24を駆動するようにして
いる。この手摺駆動装置24の一例としては、前記移動手
摺17を定位置に保持する従動ローラ26と、この従動ロー
ラ26上に移動手摺17を押圧する駆動ローラ25とよりな
り、前記伝達チエーン23はこの駆動ローラ25を回転駆動
するものである。
さらに、前記回転軸20の前記駆動スプロケツト22Aの外
側には回転円盤27が固設され、その外周部に対向してブ
レーキ装置28が設けられている。このブレーキ装置28の
一例としては、前記回転円板27の両面を挾持する機構を
有するデイスクブレーキ装置がある。
上記構成において、リニアモータ(図示せず)の駆動力
を得て複数の踏板体5が移動すると、各踏板体5を支持
するチエーン10が回動し、このチエーン10によつて前記
スプロケツト21A,21Bが回転される。このスプロケツト2
1A,21Bの回転により前記回転軸20上の前記駆動スプロケ
ツト22A,22Bが回転するので、それに巻掛けた伝達チエ
ーン23は、手摺駆動装置24の駆動ローラ25を回転させ、
従動ローラ26との間で移動手摺17を挟圧して移動させ
る。一方、電動道路の運転を停止させる必要が生じた場
合には、ブレーキ装置28を作動させて前記回転円板27を
制動する。この回転円板27の制動により、前記回転軸2
0,スプロケツト21A,21B,チエーン10を介して前記踏板体
5が停止される。
以上のように構成したので、移動手摺17を駆動させるた
めに、特別に駆動機を設ける必要はなく、また踏板体5
の移動を停止するために従来のような駆動機と一体のブ
レーキ装置は必要なく、簡単な構成にして移動手摺の駆
動と踏板体の制動を行うことができる。さらに、踏板体
5と移動手摺17間の同期も、踏板体17の移動を動力とし
て移動手摺17が駆動されるので、例えば駆動スプロケツ
ト22A,22Bのギヤ比を正しく選ぶことにより、簡単に同
期をとることができる。
以上説明した実施例は、リニアモータの固定子13によつ
て、移動子12を備えた踏板体5を移動する構成であり、
各踏板体5は互いに干渉しないように隙間をもつて隣接
する構成である。こため、第8図に示すように、各踏板
体5D,5F,5Rが矢印方向に駆動されている場合、固定子13
によつて駆動力を得ている踏板体5Dは、前記固定子13を
通過した踏板体5Fを隙間Gを縮めて押し、前記固定子13
に至つていない踏板体5Rをチエーン10を介して引張る。
この押しと引張りが前記固定子13を通過するたびに行な
われるので、特に駆動中の踏板体5Dが通過した踏板体5F
を押すときに衝突音が発生し、常時騒音を発することに
なる。
そこで、前記各踏板体5D,5F,5Rの隣接する踏板体との対
向部に、両者の隙間Gをほぼ一定に保持する間隔子29を
設けて両者間の隙間Gの変化を少なくするようにしたの
である。隣接踏板体間に隙間Gの変化がなくなれば、衝
突そのものがなくなるので、衝突音の発生がなくなる。
さらに、前記間隔子29をゴムやばね等の弾性体とするこ
とにより、緩衝機能をもたせることができる。ところ
で、第8図において、前記間隔子29は、例えば一方の踏
板体5Dの進行方向の前端Aに設けて隣接する他方の踏板
体5Dの進行方向の後端Bに対向させたものを示している
が、対向する前端A及び後端Bに夫々間隔子29を設けて
もよく、また一つの踏板体5Dの前端両方に間隔子29を設
け、この踏板体5Dと前後に隣接する踏板体には間隔子29
を設けないようにしてもよい。
このほか、前記踏板体5(5D,5F,5R)は、第2図に示す
ように、貫通した軸8の両端に転動ローラ9を設けて往
路側ガイドレール4U上を走行させている。しかし、リニ
アモータ動作時に、固定子13に電磁吸引力が働くと、踏
板体5は移動子12を介して下向きに変位しようとする。
その変位を少なくするために、軸8を太くすることも考
えられるが、軸8を太くしたとしても軸端に設けた転動
ローラ9の軸受(図示せず)には大きな荷重が作用する
と共に、転動ローラ9には騒音を低減する目的で外周に
ゴムタイヤを装着しているが、このゴムタイヤを圧縮さ
せて前記移動子12と固定子13との対向隙間を狭くするこ
とがある。前記ゴムタイヤの必要以上の圧縮は、ゴムタ
イヤの寿命を低下させることになり、また、固定子13と
移動子12との隙間が狭くなることは両者を接触させるこ
とになり、かつ駆動力を変化させて踏板体の円滑な移動
を阻害することになる。
そこで、第8図,第9図に示すように、固定子13の移動
子12と対向する表面に両者の隙間gを一定にする摺動体
からなる隙間保持体30A,30Bを踏板体の進行方向に沿つ
て設けたのである。
上記構成により、前記移動子12と前記固定子13との隙間
gは、両者間に電磁吸引力が作用したとしても前記間隔
保持体30A,30Bによつてほぼ一定に保持することができ
る。そのために、前記転動ローラ9の軸8を太くする必
要はなく、また前記転動ローラ9にゴムタイヤが装着さ
れている場合でもそのゴムタイヤを必要以上に圧縮させ
ることはない。さらに、前記隙間gが一定になるので、
リニアモータによる駆動力はほぼ一定となる。尚、前記
転動ローラ9はゴムタイヤを装着しているので、乗客が
乗込んだときのゴムタイヤの圧縮量に見合つた分、前記
間隙保持体30A,30Bと移動体12との間にあらかじめ僅か
な隙間を設けておくことで、前記間隔保持体30A,30Bで
踏板体の全荷重を受ける不都合はなくなる。
ところで、前記間隔保持体30A,30Bは、揺動体であり、
当然摩擦が小さく耐摩耗性の非磁性材料で形成される。
しかし、前記移動体12と接触して摺動する以上、摺動抵
抗や摺動音が発生することは避けられない。そこで、第
10図に示すように、踏板体5Dの裏側の移動体12から前記
固定子13の表面に向つて非磁性の回転体31を突出させる
のである。この回転体31により、前記摺動抵抗及び摺動
音はなくなる。尚、前記回転体31の突出寸法は、前記移
動体12と前記固定体13との隙間gを基準に設定される。
以上の説明は水平方向に移動する電動道路について説明
したが、傾斜して配置される電動道路について適用でき
るのは勿論である。
さらに、傾斜角を30度前後としてエスカレーターについ
ても適用することができる。第11図は、エスカレーター
の踏板体32を示すもので、乗客が乗る踏板体33と、この
踏板体33の両方向の両側を支えるほぼ三角形状の補強枠
34と、前記踏面部33の後端側から下部に延在し前記補強
枠34に支持されるライザ35と、前記補強枠34の下部の前
後に軸支された前転動ローラ36と後転動ローラ37によつ
て構成されており、ガイドレール38上を走行する。ま
た、隣接する踏板体32Aとの連結は、図示を省略した
が、前記軸動ローラ36,37の軸をチエーンに支持させて
いる点で、前記電動道路と同じである。そして、前記両
側の補強枠34の前記前転動ローラ36と前記後転動ローラ
37の軸支部間に、夫々支持具40を介してリニアモータの
移動子39を取付けている。勿論、この移動子39は、踏板
体32の移動方向と幅方向に沿つて扁平に形成されてい
る。この移動子39と対向するリニアモータの固定子は、
図示を省略するが、電動道路における固定子と同じよう
な設置構成である。そしてまた、リニアモータ駆動時に
隣接する踏板体32,32Aが衝突するのを防止するために、
後段の踏板体32の前記補強枠34の前端に間隔子41を設
け、この間隔子41を前段の踏板体32Aのライザ下端35Sに
対向させて突出させている。勿論、このライザ下端35S
の裏側には補強枠34が位置しているので、間隔子41の衝
突によつて前記ライザ下端が変形することはない。
以上の各説明において、各踏板体5(5D,5F,5R),33
は、チエーン10を介して無端状に連結されたものであ
る。そのため、後側の踏板体に駆動力が作用すると、チ
エーンが容易にたるんでしまうので、前側の踏板体に後
側の踏板体が追突するのであり、これを防止するために
間隔子29,41が必要となるのである。第12図に示すの
は、前記間隔子29,41を必要とすることのない、踏板体
5の連結構造である。即ち、隣接する踏板体5間を直接
連結具42で連結するのである。勿論、この連結具42は剛
体で形成されており、各踏板体5の補強部材7Aに、ピン
43,44によつて回転的に連結されている。上記連結構成
によれば、第12図中左側の踏板体5が矢印方向に駆動さ
れて移動すると、図中右側の踏板体5は連結具42を介し
て押されるので、両踏板体5の隙間Gは変化しない。そ
のため、両踏板体5の衝突はなくなり、衝突による騒音
や踏板体5の損傷はなくなる。
次に、第13図,第14図について説明する。第13図は、踏
板体5の往路側と復路側に夫々対向して、リニアモータ
の固定子13を夫々配置したものであり、乗客混雑時には
全固定子13を励磁して運転している。しかし、乗客がい
ない時やいても少数の時には、踏板体5の往路側終端の
固定子13G単体あるいは復路側始端の固定子13Rを併用し
て励磁する。このような運転とすることにより、往路側
の踏板体はすべて引張られて移動するようになるので、
無理なく移動することができる。しかし、往路側始端及
び復路側終端の固定子を励磁した場合には、往路側の踏
板体はすべて押出されることになるので、踏板体5がチ
エーンで連結されている場合にはチエーンがたるんで踏
板体がガイドレールから浮上ることが懸念されるので、
良策とは云えない。
また、第14図は、踏板体5の往路側に対向して、リニア
モータの全固定子13を配置したものであり、全固定子13
を励磁することにより、往路側のほとんどの踏板体5が
常に駆動力を得ることができるので、乗客を乗せて安定
に走行することができる。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、リニアモータによって駆動
される踏板体の移動を動力として回転させる回転体によ
って移動手摺を移動するはように構成したので、簡単な
構成により移動手摺の駆動が行え、乗客に対して安全な
運転を行えるリニアモータ駆動の乗客コンベアを得るが
できる。
さらに、リニアモータの固定子と移動子との間や隣接踏
板体との間に、隙間保持手段や間隔子を設けることによ
り、踏板体の移動を円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による乗客コンベアの一実施例を示す一
部破断側面図、第2図は第1図II-II線に沿う縦断拡大
正面図、第3図は第1図破断部の拡大図、第4図は第1
図IV-IV線に沿う縦断拡大正面図、第5図はリニアモー
タの固定子の支持構造を示す側面図、第6図は本発明に
よる乗客コンベアの移動手摺の駆動機構を示す概略側面
図、第7図は第6図の平面図、第8図は本発明による他
の実施例を示す往路側踏板体とリニアモータの固定子と
の関係を示す側面図、第9図は第8図IX-IX線に沿う縦
断拡大図、第10図は第9図の変形例を示す縦断拡大図、
第11図は本発明による踏板体の変形例を示す側面図、第
12図は踏板体の連結構造を示す第8図相当図、第13図及
び第14図は夫々リニアモータの固定子の配置を示す側面
図である。 1……主枠、5……踏板体、11……リニアモータ、12
(12A,12B)……移動子、13(13A,13B)……固定子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66B 23/14 D 9426−3F (56)参考文献 特開 平1−256492(JP,A) 特開 昭59−36083(JP,A) 特開 平1−197297(JP,A) 特開 昭62−70190(JP,A) 特開 昭57−90378(JP,A) 実開 昭63−173173(JP,U) 実公 昭33−6628(JP,Y1)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連結され、移動可能に案内された
    複数の踏板体と、これら踏板体を駆動し踏板移動方向に
    複数配置されたリニアモータと、前記踏板体の移動と同
    期して移動する移動手摺とを備えた乗客コンベアにおい
    て、前記踏板体の移動によって駆動される回転体を設
    け、この回転体の回転を動力として前記移動手摺を駆動
    する手摺駆動装置を設けたことを特徴とする乗客コンベ
    ア。
  2. 【請求項2】前記回転体は、ブレーキ装置の制動力を受
    ける回転部材を有することを特徴とする請求項1記載の
    乗客コンベア。
  3. 【請求項3】前記回転体は、この回転体の回転を動力と
    して回転する第1の回転体と第2の回転体とを有し、前
    記第1の回転体によって前記移動手摺は駆動され、前記
    第2の回転体によってブレーキ装置の制動力を受けるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の乗
    客コンベア。
  4. 【請求項4】無端状に連結され、移動可能に案内された
    複数の踏板体と、これら踏板体を駆動し踏板体移動方向
    に複数配置されたリニアモータとを備えた乗客コンベア
    において、前記リニアモータは、前記踏板体に設けられ
    た移動子と、この移動子に対向し前記踏板体の往路と復
    路の間に設置された複数の固定子とで構成され、前記固
    定子と移動子との対向面が上下方向にあり、かつ前記踏
    板体は、幅方向の両側を案内手段によって移動を案内さ
    れており、この両側の案内手段の内側の前記固定子と移
    動子との間には両者の隙間を保持する隙間保持手段が設
    けられていることを特徴とする乗客コンベア。
  5. 【請求項5】前記踏板体は、回転的に連結された剛体連
    結具を介して隣接踏板体と連結されていることを特徴と
    する請求項1又は4記載の乗客コンベア。
  6. 【請求項6】前記固定子は、往路側を移動する移動子と
    復路側を移動する移動子に対して交互に対向するように
    配置されていることを特徴とする請求項1又は4記載の
    乗客コンベア。
  7. 【請求項7】前記踏板体の変位を制限する変位制限手段
    が、主枠に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は4記載の乗客コンベア。
  8. 【請求項8】無端状に連結され、移動可能に案内された
    複数の踏板体と、これら踏板体を駆動するリニアモータ
    とを備えた乗客コンベアにおいて、前記踏板体の隣接す
    る踏板体に対向する位置に、隣接する踏板体との間隔を
    保持し緩衝機能を有する間隔子を設けたことを特徴とす
    る乗客コンベア。
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