JP2653537B2 - 手摺ベルト駆動装置 - Google Patents

手摺ベルト駆動装置

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JP2653537B2
JP2653537B2 JP4478490A JP4478490A JP2653537B2 JP 2653537 B2 JP2653537 B2 JP 2653537B2 JP 4478490 A JP4478490 A JP 4478490A JP 4478490 A JP4478490 A JP 4478490A JP 2653537 B2 JP2653537 B2 JP 2653537B2
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handrail belt
handrail
friction body
sprocket
belt
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博之 小笠原
哲夫 岩田
基博 中島
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、エスカレータやマンコンベヤー
(動く歩道)等に組込まれる手摺ベルト駆動装置に関す
る。
(従来の技術) 既に提案されているこの種のエスカレータやマンコン
ベヤー(動く歩道)等に組込まれる手摺ベルト駆動装置
は、第3図及び第4図に示されるように構成されてい
る。
即ち、第3図及び第4図において、建物の各階床との
間に傾斜して設置されたトラス1の上部キャビン1aに
は、一対の軸受2が設けられており、この両軸受2に
は、回転軸3が回転自在に軸装されている。又、この回
転軸3には、スプロケットによる従動車4、大スプロケ
ット5及び小スプロケット6が共軸一体にして軸装され
ており、この従動車4は駆動モータを備えた変速装置7
のスプロケットによる出力軸7aに伝動チェーン8を介し
て連結されている。さらに、上記大スプロケット5に
は、牽引チェーン9が上記トラス1の下部キャビンに設
けられた他の大スプロケットを介して巻装されており、
この牽引チェーン9には、多数の移動踏段10が連結され
ており、この各移動踏段10の各前ローラ10aと各後ロー
ラ10bとは、上記トラス1内に敷設された各ガイドレー
ル11に案内されながら移送されるようになっている。
一方、上記各移動踏段10の両側に位置する上記トラス
1には、各欄干パネル(図では片側のみ示す)12が立設
されており、この各欄干パネル12の外周には、手摺ガイ
ドレール13がループ状にして設けられている。又、この
手摺ガイドレール13には、手摺ベルト14が上記移動踏段
10と同期して移動するようにして掛け渡されて摺動自在
に巻装されており、この手摺ベルト14の表面側は、第4
図に示されるように、例えば、ゴム材による高摩擦体14
aで形成されており、この手摺ベルト14の内面側は、比
較的に摩擦のある帆布材14bで形成されている。さら
に、この手摺ベルト14の走行路の上記トラス1の傾斜部
には、扁平な取付部材15が傾斜部に沿って取付けられて
おり、この取付部材15には、複数の主動輪16と各スプロ
ケット17とが各回転軸18と共軸一体にして軸装されてお
り、上記取付部材15の中程には、中間ローラ19が軸装さ
れている。さらに又、上記各主動輪16は上記手摺ベルト
14の帆布材14bへ圧接して転動するようにして設けられ
ており、上記各主動輪16に向合った位置の上記トラス1
には、各可動枠体20が上記手摺ベルト14に対して直交し
て摺動自在に設けられている。又、この各可動枠体20に
は、複数の従動輪21が上記各主動輪16に向合い、しか
も、各コイルばね22でゴム材による高摩擦体14aへ付勢
して圧接転動するようにして設けられている。さらに、
上記可動枠体20の近傍の上記トラス1には、各ガイドロ
ーラ23、24が軸装されており、この各ガイドローラ23、
24及び上記小スプロケット6、各スプロケット17、中間
ローラ19には、伝動チェーン25が巻装されている。
従って、上述した手摺ベルト駆動装置は駆動機構とし
ての駆動モータに通電することにより、この駆動モータ
が駆動して、これに連結している変速装置7のスプロケ
ットによる出力軸7aが回転するから、この出力軸7aはこ
れに掛け渡された伝動チェーン8を介してスプロケット
による従動車4を回転するから、これと共軸一体をなす
大スプロケット5及び小スプロケット6も共に回転す
る。すると、この大スプロケット5に巻装された牽引チ
ェーン9は多数の移動踏段10を各ガイドレール11に案内
されながら一定方向へ移送される。
他方、上記小スプロケット6が回転すると、この小ス
プロケット6に巻装された伝動チェーン25が各スプロケ
ット17、中間ローラ19、各ガイドローラ23、24を回転す
るので、上記各スプロケット17と一体をなす各主動輪16
が回転する。すると、この各主動輪16と圧接転動する各
従動輪21とで挟持された上記手摺ベルト14が上記移動踏
板10と同期して同一方向へ移動するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した手摺ベルト駆動装置における
手摺ベルト14は、この手摺ベルト14の内面側を帆布材14
bとし、この帆布材14bと各主動輪16との間では摩擦力が
必要であり、他方、上記手摺ベルト14が案内される手摺
ガイドレール13と手摺ベルト14の帆布材14bとは摩擦を
低減する必要があるにも拘らず、この手摺ベルト14の帆
布材14bは摩擦条件に関して二律背反する条件を満たさ
なければならず、このため、上記手摺ガイドレール13と
手摺ベルト14では上記手摺ベルト14の摺動抵抗が増大す
る傾向となり、しかも、上述した手摺ベルト駆動装置で
は、上記手摺ベルト14の挟圧力を増大せざるを得なくな
り、これに起因して、この手摺ベルト14の表面に各主動
輪16の圧痕が残るばかりでなく、過大な挟圧力のため
に、手摺ベルト14の寿命が短くなる等の難点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、手摺ベルトの表面と各主動輪との間では摩擦力を増
大するようにし、他方、手摺ガイドレールと手摺ベルト
の内面との間では摩擦抵抗を低減して上記手摺ベルトの
摩擦条件を満足するようにし、上記手摺ベルトの表面に
各主動輪の圧痕を残すことのないようにして、手摺ベル
トの寿命を長くするようにした手摺ベルト駆動装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用) 本発明は、欄干パネルの手摺ガイドレールに手摺ベル
トを掛け渡して設け、この手摺ベルトの表面側に高摩擦
体を形成し、上記手摺ベルトの内面側に低摩擦体を形成
し、上記手摺ベルトの走行路のトラスに上記高摩擦体へ
圧接して転動する複数の主動輪を設け、この各主動輪に
向合って上記低摩擦体へ付勢して圧接転動する各従動輪
を設け、上記手摺ベルトの表面と各主動輪との間では摩
擦力を増大するようにし、他方、手摺ガイドレールと手
摺ベルトの内面との間では摩擦抵抗を低減して上記手摺
ベルトの摩擦条件を満足するようにし、上記手摺ベルト
の表面に各主動輪の圧痕を残すことのないようにして手
摺ベルトの寿命を長くするようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材に
は、同じ符号を付して説明する。
第1図乃至第3図において、符号12は、前記各移動踏
段10の両側に位置する上記トラス1に立設された一対を
なす欄干パネル(第3図では片側のみ示す)であって、
この各欄干パネル12の外周には、手摺ガイドレール13が
ループ状にして設けられている。又、この手摺ガイドレ
ール13には、手摺ベルト14が上記移動踏段10と同期して
移動するようにして掛け渡されて摺接自在に巻装されて
おり、この手摺ベルト14の表面側は、第2図に示される
ように、例えば、ゴム材による高摩擦体14aで形成され
ており、この手摺ベルト14の内面側は、第2図に示され
るように、帆布材14bと低摩擦体(低摩擦シート)14cと
を重合して形成されている。さらに、この手摺ベルト14
の高摩擦体14a側の走行路に位置する上記トラス1の傾
斜部には、扁平な取付部材30が取付けられており、この
取付部材30には、複数の主動輪31と各スプロケット32と
が各回転軸33と共軸一体にして軸装されており、上記取
付部材30の中程には、中間ローラ34が軸装されている。
さらに又、上記各主軸輪31は上記手摺ベルト14のゴム材
による高摩擦体14aへ圧接して転動するようにして設け
られており、上記各主動輪31に向合った位置の上記トラ
ス1には、各可動枠体35が上記手摺ベルト14に対して直
交して摺動自在に設けられている。又、この各可動枠体
35には、複数の従動輪36が上記各主動輪31に向合い、し
かも、各コイルばね37で低摩擦体14cへ付勢して圧接転
動するように設けられている。さらに、上記各可動枠体
35の近傍の上記トラス1には、各ガイドローラ38、39が
軸装されており、この各ガイドローラ38、39、前記各ガ
イドローラ23、24、前記小スプロケット6、上記各スプ
ロケット32、上記中間ローラ34には、伝動チェーン40が
巻装されている。
従って、今、第3図において、駆動モータに通電する
ことにより、この駆動モータが駆動して、これに連結し
ている変速装置7のスプロケットによる出力軸7aが回転
するから、この出力軸7aはこれに掛け渡された伝動チェ
ーン8を介してスプロケットによる従動車4を回転する
から、これと共軸一体をなす大スプロケット5及び小ス
プロケット6も共に回転する。すると、この大スプロケ
ット5に巻装された牽引チェーン9は多数の移動踏段10
を各ガイドレール11に案内されながら移送される。
他方、上記小スプロケット6が回転すると、この小ス
プロケット6に巻装された伝動チェーン40が各スプロケ
ット23、38を介して各スプロケット32、中間ローラ34を
回転するので、上記各スプロケット32と一体をなす各主
動輪31が回転する。すると、この各主動輪31と圧接転動
する従動輪36とで挟持された上記手摺ベルト14が上記移
動踏段10と同期して同一方向へ移動すると共に、上記手
摺ベルト14は手摺ガイドレール13を摺動して移動する
際、この手摺ガイドレール13と手摺ベルト14の内面側に
形成された低摩擦体14cで摩擦抵抗を低減している。
なお、本発明はエスカレータに適用した実施例につい
て説明したが、これをマンコンベヤー(動く歩道)に適
用できること勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、欄干パネルの手摺
ガイドに手摺ベルトを掛け渡して設け、この手摺ベルト
の表面側に高摩擦体を形成し、上記手摺ベルトの内面側
に低摩擦体を形成し、上記手摺ベルトの走行路のトラス
に上記高摩擦体へ圧接して転動する複数の主動輪を設
け、この各主動輪に向合って上記低摩擦体へ付勢して圧
接して転動する各従動輪を設け、上記手摺ベルトの表面
と各主動輪との間では摩擦力を増大するようにし、他
方、手摺案内レールと手摺ベルトの内面との間では摩擦
を低減して上記手摺ベルトの摩擦抵抗を低減するように
しているので、上記手摺ベルトの表面に各主動輪の圧痕
を残すことのないようにして手摺ベルトの寿命を長くす
ることができるばかりでなく、手摺ベルトの走行抵抗を
低減して走行時の駆動力を軽減して省エネルギー化を図
ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の手摺ベルト駆動装置の要部を示す側
面図、第2図は、第1図中の鎖線A−Aに沿う拡大断面
図、第3図は、既に提案されている手摺ベルト駆動装置
を組込んだエスカレータの一部を示す断面図、第4図
は、第3図中の鎖線B−Bに沿う拡大断面図である。 12……欄干パネル、13……手摺ガイドレール、14……手
摺ベルト、14a……高摩擦体、14c……低摩擦体、30……
取付部材、31……主動輪、32……スプロケット、35……
可動部材、36……従動輪、37……コイルばね、40……伝
動チェーン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】欄干パネルの手摺ガイドレールに掛け渡し
    て設けられた手摺ベルトと、この手摺ベルトの表面側に
    形成された高摩擦体と、上記手摺ベルトの内面側に形成
    された低摩擦体と、上記手摺ベルトの走行路のトラスに
    設けられた上記高摩擦体へ圧接して転動する複数の主動
    輪と、この各主動輪に向合って上記低摩擦体へ付勢して
    圧接転動するように設けられた各従動輪とを具備したこ
    とを特徴とする手摺ベルト駆動装置。
JP4478490A 1990-02-26 1990-02-26 手摺ベルト駆動装置 Expired - Lifetime JP2653537B2 (ja)

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