JPH0781160A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0781160A
JPH0781160A JP22574393A JP22574393A JPH0781160A JP H0781160 A JPH0781160 A JP H0781160A JP 22574393 A JP22574393 A JP 22574393A JP 22574393 A JP22574393 A JP 22574393A JP H0781160 A JPH0781160 A JP H0781160A
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JP
Japan
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support plate
printing
type wheel
print
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP22574393A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Yasui
恒夫 安井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 葉書や封筒等の材質の固い用紙や小さい用紙
に対して確実に印字できるものでありながら、コンパク
トな印字装置1を提供する。 【構成】 印字装置1の本体2に傾斜状に立設したホル
ダフレーム6と平行状に花弁型活字ホイール7及びリボ
ンカセット10を配置し、これらと平行状に姿勢保持さ
せた平板な支持板5の表面に被印字媒体3を取付けす
る。駆動部材8にて活字ホイール7を回転させ、X方向
駆動モータ27及びY方向駆動モータ32にて支持板5
をXY方向に移動させる。所定の活字部7aが叩打部材
9の箇所に来ると、支持板5上の被印字媒体3に印字す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、花弁型活字ホイール
(デイジーホイール)にて、封筒、葉書、伝票等の被印
字媒体に印字する印字装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印字装置(プリンタ)におけるロ
ーラ状のプラテンの一側周面に対向させて印字ヘッドを
左右移動自在に設けたタイプでは、封筒、葉書、伝票等
の紙厚さが厚いものとか、面積が小さいものでは、これ
らを前記プラテンに巻付けて搬送させることができなか
ったり、ローラ状プラテンの円周面に上手く沿わせるよ
うに被印字媒体を湾曲できない等のため、印字作業を円
滑にできないという問題があった。
【0003】そのため、特開昭62−99167号公報
では、前記封筒のような被印字媒体を平板なテーブル上
に位置固定する一方、印字ヘッドをXY方向に移動する
移動ユニットに搭載しこの移動ユニットを前記テーブル
上に装着する構成が提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、封筒のような被印字媒体をテーブルに平
坦状に載置できるから、印字作業が容易になると共に、
印字品質も向上するという利点はあるものの、テーブル
の水平面における面積が大きくなり、事務机上等にこの
印字装置を配置すると占有する載置面積を取りすぎると
いう問題があった。
【0005】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、封筒や厚紙のような被印字媒体に
対する印字作業を可能としつつ、机等への占有面積も小
さくできるようにしたコンパクトな印字装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の印字装置は、花弁型活字ホイールを中心軸
線回りに回動させる駆動手段と、活字ホイールの裏面か
ら叩打する叩打手段と、活字ホイールにおける活字面と
対峙して被印字媒体を支持する平板状の支持板を、叩打
手段による印字方向と直角の2方向に移動させる移動手
段とを備えた印字装置であって、前記支持板を印字装置
の基部に対して45度以上で90度未満の傾斜状に配設
し、活字ホイールにおける叩打部の活字の表面側を通過
するインクリボンが内蔵されたリボンカセットを前記活
字ホイールの裏面側にて当該活字ホイールを含む平面と
略平行状に配設したものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は本発明の印字装置1の斜視図を示し、印
字装置1の本体2には、表面に封筒等の被印字媒体3を
バネ板製等の係止片4にて係止できる支持板5を水平面
に対して略45度以上で90度未満の傾斜状に保持し、
その状態で、当該支持板5の平面に沿って図1及び図2
のX方向とY方向とに移動可能に支持されている。
【0008】そして、前記支持板5の表面側に略45度
以上で90度未満の所定角度θの傾斜状にて立設したホ
ルダフレーム6には、その平面と平行な面にて回転可能
な花弁型の活字ホイール7と、該活字ホイール7をその
中心軸線回りに回動させる駆動部材8と、活字ホイール
7の裏面から前記支持板5の表面の被印字媒体3に向か
って叩打する叩打部材9と、活字ホイール7における叩
打部の活字の表面側(被印字媒体3の表面との間)を通
過するインクリボン11が内蔵されたリボンカセット1
0とが装着されている。このリボンカセット10は活字
ホイール7の裏面側にて当該活字ホイール7を含む平面
と略平行状に配設されている。
【0009】また、前記本体2に対してカールコード1
2を介して着脱自在に接続されたキーボード13には、
印字すべき文字などのデータや操作指令を入力するため
の操作パネル14が備えられている。次に、前記支持板
5をX方向及びY方向へ移動するための移動手段につい
て説明すると、本体2の基部には板状のスタンド16が
支軸15を中心に前後回動可能に装着されており、図示
しないロック部材にて、スタンド16が略水平状態に倒
れる位置(図3の二点鎖線参照)と前記傾斜角度θに傾
斜状の姿勢(図3の実線状態参照)に保持できる構成で
ある。
【0010】スタンド16の表面に固着したキャリッジ
支持枠17の上下端部には、各々外向きに断面V字状に
屈曲させた左右(X方向)に長手のガイドレール18,
18が形成されており、この上下両ガイドレール18,
18に外側から対峙するように、同じく断面V字状に屈
曲させた左右長手のガイドレール19,19を備えたキ
ャリッジ20が後述する案内部材21を介して左右移動
可能支持されている。
【0011】図5〜図7に示すように、案内部材21
は、略板状の保持体22に一対のボール23,23を転
動自在で抜け不能に設け、両ボール23,23の間に
は、保持体22に突設した軸部24にて回転自在に支持
されたピニオン25が設けられた構成である。他方、前
記ガイドレール18,19には各々ピニオン25に噛み
合うラックギヤ部26,26が穿設または凹み形成され
ている。これにより、ガイドレール18と19との両V
字状案内面に各ボール23が当接して転がり、また両ガ
イドレール18、19のラックギヤ部26,26に対し
てピニオン25が噛み合うので、当該ピニオン25ひい
ては保持体22が固定側であるガイドレール18の長手
方向に移動する距離の2倍の距離だけキャリッジ20が
移動するように構成されている。
【0012】そして、キャリッジ支持枠体17の表面側
に設けたX方向用の正逆回転可能な駆動モータ27にて
回転するギヤ28がキャリッジ20の裏面に固着された
左右長手のラック29に噛み合い、駆動モータ27の作
動にて、キャリッジ20をX方向に往復移動可能となっ
ている。また、図4に示すように、前記キャリッジ20
の左右両側には、上下(Y方向)に長手のガイドレール
30,30が外向きに前記と同様に断面V字状に屈曲さ
れて設けられている。他方、前記支持板5の裏面左右両
側には、前記と同様にガイドレール30,30に外側か
ら対峙するように、同じく断面V字状に屈曲させた上下
長手のガイドレール31,31が設けられ、このガイド
レール30,31に前記と同様に(図5〜図7参照)、
ラックギヤ26を凹み形成または穿設し、且つ前記と同
様の保持体22とボール23とピニオン25とからなる
案内部材21を介挿することにより、支持板5がキャリ
ッジ20に対して上下方向(Y方向)に移動自在に装着
されている。そして、図4に示すように、Y方向用の正
逆回転可能な駆動モータ32をキャリッジ20の表面に
固着し、該駆動モータ32にて回転するギヤ33を支持
板5の裏面に固着したラック34に噛み合わせ、駆動モ
ータ32の作動にて支持板5をY方向に往復移動可能に
構成するのである。
【0013】前記活字ホイール7はホルダフレーム6の
下面側(支持板5の表面と対面する側)に配置され、ホ
ルダフレーム6の上面側に設けた駆動部材8としての正
逆回転可能な選字モータ37に取付けられている。そし
て、活字ホイール7の活字部7aの裏面を支持板5の表
面に向かって叩打するための叩打部材9としての回動す
るハンマー35と電磁ソレノイド等のアクチュエータ3
6とが前記ホルダフレーム6の上部側に設けられてい
る。
【0014】次に、前記インクリボン11を内蔵したリ
ボンカセット10の構成について説明すると、当該リボ
ンカセット10はホルダフレーム6の上面側に平行状に
沿わせて着脱自在に装着されており、着脱に際してはカ
バー体50を外す。図9に示すように、リボンカセット
10におけるケース本体40は、未使用のリボン部を巻
回した供給スプール41と使用済みのリボン部を巻回し
た巻取りスプール42とが収納されるリボン収納部43
と、左右一対の中空アーム部44,44とから構成さ
れ、これらの上面は蓋体45にて覆われている。
【0015】リボンカセット10内のインクリボン11
は図9及び図10に示すように各中空アーム部44の先
端寄り部位に配設した三角状のガイド部材46により9
0度屈曲され、ガイドローラ47によりさらに90度屈
曲されて、中空アーム部44先端の通し孔48,49間
では、活字ホイール7における活字部7aの表面側(支
持板5の表面との間)で、インクリボン11が支持板5
表面と平行状に通過できるように構成されている。ま
た、前記通し孔48,49間を通過するインクリボン1
1は叩打部材9におけるハンマー35の頭部にて叩かれ
る活字部7aの表面側に横長に配置されるものである。
なお、使用済みのインクリボン11を巻取りスプール4
2に巻き取るためのリボン巻取りモータ51はホルダフ
レーム6の下面側に設けられており、リボン巻取りモー
タ51にて回転するカム軸(図示しない)が巻取りスプ
ール42に着脱自在に嵌挿し得るものである。
【0016】この構成により、支持板5を略水平状に倒
した状態で、当該支持板5の表面に封筒等の被印字媒体
3を係止片4を介して挟み、位置決めして固定する。次
いで、支持板5を図3のように水平に対してθの角度だ
け傾斜するように起立させて、ロック部材にてその姿勢
を保持する。そして、キーボード13の操作パネル14
のスペースキーから支持板5のX方向及びY方向への移
動指令を入力すると、X方向駆動モータ27及びY方向
駆動モータ32が作動して、被印字媒体3における印字
開始位置に活字ホイール7の上端の活字部7aが位置す
るように、支持板5が移動する。
【0017】次に、印字すべき文字をキー入力すると、
CPU等からなる制御部52の指令信号にて選字モータ
37が回転し、所定の活字がハンマー35作動して所定
の活字部7aを叩打し、インクリボン11のインクにて
被印字媒体3に1文字だけ印字されるのである。この印
字操作を繰り返して、所望の文字列を印字することがで
きる。印字作業を終了すれば、ロック部材を解除して支
持板5を倒し、次の被印字媒体3と差し替えるのであ
る。
【0018】このように、本発明の印字装置1では、印
字作業時に、支持板5を水平面に対して90度〜45度
程度傾斜状に保持することにより、当該支持板5の表面
側に対して浮き上がることなく被印字媒体3が載置する
ことができ、叩打部材9による印字品質を損なうことが
ない。しかも、机等の載置部分に対する占有面積を一層
少なくすることができる。さらに、前述のように、ホル
ダフレーム6、活字ホイール7、リボンカセット10及
び支持板5を印字装置1の本体基部に対して傾斜状で且
つ平行状に配置しているので、本体1の上部において無
駄な空間が発生せず、コンパクトな印字装置を提供する
ことができる。
【0019】なお、好ましくは、支持板5の水平面に対
する傾斜角度を45度〜70度に保持する。その理由
は、被印字媒体3をホールドするための位置決め係止片
4が支持板5の上側と縦方向との2方向でしかホールド
していないため、封筒等の被印字媒体3を支持している
支持板5の傾斜角度が70度を越えると、他の2方向の
箇所で被印字媒体3が浮き上がって、印字品質を悪化さ
せることがある。また、支持板5の傾斜角度が45度以
内であれば、机等の載置面に対する占有面積が大きくな
って装置のコンパクト化を図れないからである。
【0020】また、前記実施例では、キーボード13を
本体2に対して外付けしていたが、本体2にキーボード
等の操作パネルを一体的に設けても良いし、文字入力デ
ータ等をパーソナルコンピュータやワードプロセッサか
ら受けるようにしても良い。
【0021】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明の
印字装置では、支持板表面に被印字媒体を平坦な状態で
係止しているので、封筒のように被印字媒体の厚さが厚
いとか湾曲し難い材質であっても、また、被印字媒体が
葉書や伝票のように面積が小さいものであっても、確実
に支持して印字できると共にその印字品質も向上すると
いう効果を奏する。
【0022】そして、前記支持板を、印字装置載置面に
対して傾斜状に保持したから、机等に対する占有面積が
少なくなり、さらに、この支持板と平行状に活字ホイー
ル、リボンカセットを配置してあるから、本体上部側で
の嵩も少なくでき、無駄な空間が発生せず、コンパクト
な印字装置とすることでがきるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字装置の斜視図である。
【図2】印字装置の正面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】案内部材の一部切欠き斜視図である。
【図6】ボール箇所で破断した案内部材の断面図であ
る。
【図7】ピニオン箇所で破断した案内部材の断面図であ
る。
【図8】叩打部材の正面図である。
【図9】リボンカセットの斜視図である。
【図10】インクリボンの屈曲状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 印字装置 2 本体 3 被印字媒体 4 係止片 5 支持板 6 ホルダフレーム 7 活字ホイール 8 駆動部材 9 叩打部材 10 リボンカセット 11 インクリボン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花弁型活字ホイールを中心軸線回りに回
    動させる駆動手段と、前記活字ホイールの裏面から叩打
    する叩打手段と、前記活字ホイールにおける活字面と対
    峙して被印字媒体を支持する平板状の支持板を、前記叩
    打手段による印字方向と直角の2方向に移動させる移動
    手段とを備えた印字装置であって、前記支持板を印字装
    置の基部に対して45度以上で90度未満の傾斜状に配
    設し、前記活字ホイールにおける叩打部の活字の表面側
    を通過するインクリボンが内蔵されたリボンカセットを
    前記活字ホイールの裏面側にて当該活字ホイールを含む
    平面と略平行状に配設したことを特徴とする印字装置。
JP22574393A 1993-09-10 1993-09-10 印字装置 Pending JPH0781160A (ja)

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JP22574393A JPH0781160A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 印字装置

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JP22574393A JPH0781160A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 印字装置

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JPH0781160A true JPH0781160A (ja) 1995-03-28

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ID=16834147

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JP22574393A Pending JPH0781160A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 印字装置

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