JP2582429B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2582429B2
JP2582429B2 JP1043301A JP4330189A JP2582429B2 JP 2582429 B2 JP2582429 B2 JP 2582429B2 JP 1043301 A JP1043301 A JP 1043301A JP 4330189 A JP4330189 A JP 4330189A JP 2582429 B2 JP2582429 B2 JP 2582429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録媒体に記録を行なう記録装置に関す
る。特に本発明は、インクを有するインクシートから記
録媒体にインクを転写して、前記記録媒体に記録を行な
う記録装置に関する。
ここで記録装置としては、プリンタ、電子タイプライ
タ、ワードプロセッサ、複写機及びファクシミリ装置等
が含まれる。また適用される記録方式としては、インパ
クトタイプおよびノンインパクトタイプ等の公知の記録
方式が適用できる。
[従来の技術] 従来より、インパクトプリンタ、あるいは熱転写プリ
ンタなどにおいて、インクリボンを用いる記録装置が知
られている。この種の装置では、インクリボンの有効部
分の終端をフォトセンサなどによって検出し、リボンの
終端部を検出するとリボン終了の表示をしたり、あるい
は装置の動作を停止させる制御方式が知られている。
このような制御方式を採用することによってインクリ
ボンの終了に気づかずに記録を行なって、記録の途中で
インクリボンが終了してしまい記録不良を生じることを
防止している。
一方、記録の行なわれる記録紙は定型でなく、さまざ
まな大きさ、幅等のサイズがある。そこで、記録紙のサ
イズを検出して、記録紙のないたとえばプラテンなどと
領域に記録することを禁止したり、あるいは左右のマー
ジンを自動的に設定したりする機能を付加した記録装置
が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし従来、上記のインクリボン終端センサと、記録
紙サイズを検出する記録紙センサは、各々独立に設けら
れていた。そのため、検出系が複雑になったり、あるい
はコストの難しいという問題があった。そこでインクリ
ボンの終了検出機能あるいは記録紙のサイズ検出機能を
省略することも考えられるが、その場合には装置の性能
の低下を招く結果となる。
従って、本発明の目的は、信頼性の高い記録装置を提
供することである。
本発明の他の目的は、記録不良を未然に防止すること
のできる記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、装置の操作性能を向上させるこ
とのできる記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、装置を小型化することのできる
記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、装置コストの提言を可能とする
記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、インクシートの終了検出機能
と、記録媒体のサイズ検出機能とを備えた記録装置を提
供することである。
本発明の他の目的は、記録媒体のサイズを検出するこ
とによって、そのサイズに応じた記録領域を自動的に設
定することのできる記録装置を提供することである。
本発明の他の目的は、インクリボンを収納したインク
リボンカセットを装着し、前記インクリボンを介して記
録媒体に対して所定記録方式により記録を行なう記録装
置であって、前記インクリボンに対向配置され前記イン
クリボンの有効部分の終端を検出する検出手段と、前記
インクリボンカセットを移動させ前記検出手段の検出部
前方から前記インクリボンカセットを取り除いた状態で
前記検出手段を走査させ、前記記録媒体の端部を検出さ
せる制御手段とを有する記録装置を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明においては、上記の課題を達成するために、 記録用のインクを有するインクシートであって、その
インクシートの終了を報知するための報知部を有するイ
ンクシートを装着するためのインクシート装着部と、前
記インクシートに作用して前記記録媒体に記録を行なう
ための記録ヘッドと、前記インクシートの報知部を検出
する検出手段と、が配設されて前記記録媒体の搬送方向
と直交する方向に往復移動可能なキャリッジを有し記録
媒体に記録を行なう記録装置において、 前記検出手段の前方から前記インクシートを除き、前
記検出手段が前記記録媒体に対向するように前記インク
シートと前記検出手段とを相対的に変位させる変位手段
を設け、 前記検出手段を、前記インクシートの報知部の検出、
および前記記録媒体のサイズの検出に共用する 構成を採用した。
[作 用] 以上の構成によれば、インクリボンの終端を検出する
ための検出手段を用いて記録媒体の端部を検出できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明を適用した記録装置の一例として、活
字インパクト方式による電子タイプライタの外観斜視図
を示している。
また第2図は第1図に示したタイプライタの記録機構
部分の斜視図、第3図は第2図に示した記録機構部分の
上面図、第4図(A)は前記記録機構部分の記録状態を
示す側面図、第4図(B)は前記記録機構部分のインク
カセットの退避状態を示す側面図、第4図(C)は前記
記録機構のセンサ部分をプラテン側から見た正面図、第
4図(D)はそのA−A断面図である。
第1図において、符号1で示すものは文字、数字等の
画像情報を入力するためのキーボードで、アルファベッ
トキー等を所定のパターンで配列したものである。なお
図中、キーの表示は図示を省略する)。また1aは表示部
で、キー操作により入力された前記キーボード1の後方
部分に設けられたカバーCの内部には、画像記録機構が
収納される。この画像記録機構は主として、画像記録を
行なうべき記録媒体6(例えば普通紙、加工紙、OHPシ
ート等)を搬送するプラテン2と、記録ヘッド4、外周
部に多数の活字5aを配列したデイジーホイール5および
インクリボンを内蔵したリボンカセット8を有する。
なお前記記録ヘッド4、デイジーホイール5及びリボ
ンカセット8は後述するキャリッジ3に搭載されてい
る。また2aはフィードノブであり、手動で回転させるこ
とによってプラテン2を回転し、タイプライタ本体に装
着された記録媒体6を手動で搬送する。
第2図は第1図の記録機構をより詳細に示したもので
ある。
第2図においてプラテン2はローラで、モータ27等の
駆動手段(第6図)によって自動で回転駆動し、あるい
は前記ノブ2aによって手動で回転し、巻装された記録媒
体6を記録ヘッド4の走査方向と直角方向に搬送する。
なお装置本体に装着された記録媒体6は、プラテン2に
支持された状態でキャリッジ3の前部に固設された透明
部材などからなる記録媒体ガイド13により押圧されてい
る。
また記録ヘッド4は前述した通りキャリッジ3に搭載
されている。そしてこのキャリッジ3はプラテン2と平
行に配置されたガイドレールGに沿ってモータ25などの
駆動手段(第6図)によって左右に走査する。前記記録
ヘッド4は画情報に応じてソレノイド26などによって駆
動され、デイジーホイール5の活字5aを裏側から打撃す
る印字ハンマ(図示せず)を有する。
なお前記デイジーホイール5はモータ26(第6図)な
どによって回転され、画情報に応じた所定の活字5aが記
録ヘッド4のハンマの前方に移動するように制御され
る。またリボンカセット8に収納されたインクリボン7
は、記録ヘッド4を囲むように前方に突出した腕8a、8b
の間に張架され、駆動手段(不図示)によって常に新し
い部分が記録ヘッド4の前方に送り込まれる。
記録ヘッド4のハンマが画情報に応じて選択したデイ
ジーホイール5の活字5aを叩くと、この活字5aはインク
リボン7を介してプラテン2に保持された記録媒体6を
押圧し、インクが記録媒体6に転写され、記録媒体6に
画像が形成される。
また、本実施例ではリボンカセット8に内蔵されたイ
ンクリボン7の終端部を検出するため、フォトセンサ10
がキャリッジ3に保持されている。このフォトセンサ10
は、リボンカセット8の腕8a、8bの内側であって、記録
媒体6の装着された方向に向けてリボンガイド52に埋設
されており、インクリボン7をその裏側から走査する
(第3図、第4図(C)、(D)参照)。なお前記フォ
トセンサ10は、発光部および受光部からなる反射型のフ
ォトセンサで、インクリボン7の裏側の面を検出し、反
射光量の差によってインクリボン7の終端部を検出す
る。また前記リボンガイド52はキャリッジ3に固設され
ており、活字5a前面にリボン7をガイドするものであ
る。また前記終端部は、インクリボンの終端あるいは記
録可能領域の裏面に設けられている。終端部が記録可能
領域の裏面に設けられている場合には、リボンの終了を
予告することになる。
ここでリボンカセット8は、キャリッジ3上にフレー
ム48を介して支持されている。このフレーム48はキャリ
ッジ3に対して軸47を中心に揺動自在に支持されてい
る。なお48aはクリップで、インクリボンカセット8を
フレーム48に着脱可能に装着する。またこのフレーム48
の下部にはラック部51が設けられており、ラック部51は
キャリッジ3に搭載されたモータ24(第6図の)回転軸
11に固定されたピニオンギア50と噛み合っている。さら
にフレーム48およびキャリッジ3の間には、スプリング
48bが弾装されている。このスプリング48bは、フレーム
48に下方への引っ張り力を与える。
前記構成により、ピニオンギヤ50をモータ24によって
回転させることにより、軸47を中心にしてフレーム48は
上下方向へ回動する。そこでリボンカセット8はフレー
ム48を介して第4図(A)(記録可能状態)、及び第4
図(B)(待機状態)に示すように揺動される。記録可
能状態では第4図(A)に示すように、リボンカセット
8は下方の位置に揺動され、インクリボン7がデイジー
ホイール5と対向する。この状態では、フォトセンサ10
は図示のようにインクリボン7を裏側から検出可能であ
る。
一方、ピニオンギア50が時計周りに回転駆動される
と、リボンカセット8はフレーム48を介して軸47を中心
に第4図(B)に示すように上方へ揺動され、待機状態
となる。これによってリボンカセット8の腕8aに張架さ
れたインクリボン7はデイジーホイール5の上方位置に
上昇する。
このとき、リボンカセット8の揺動によりフォトセン
サ10の前方位置からインクリボン7が存在しなくなり、
フォトセンサ10は記録媒体ガイド13の透光性基材13aを
介してプラテン2上の記録媒体6に対向する。
さてフォトセンサ10は第4図(A)(第4図(C)の
一点鎖線で示す状態)に示す記録状態では、所定タイミ
ングでインクリボン7の裏面の反射率を検出する。ここ
でインクリボン7の終端部近傍の裏面には、金属箔など
からなる高反射率の部材が張り付けられており、その他
の部分ではインクリボン7の裏面は黒色である。そこで
フォトセンサ10は、リボン終端部以外の領域ではハイレ
ベルを出力し、終端部の高反射率の部材を検出するとロ
ーレベルを検出するものとする。
一方、所望のタイミング(例えば記録媒体6を装着し
た際等)で、第4図(B)(第4図(C)の点線で示す
状態)に示す待機状態にリボンカセット8をシフトアッ
プすることにより、前述した通り、フォトセンサ10はプ
ラテン2上の記録媒体6に対向する。この状態で、キャ
リッジ3を左右に走査することにより、フォトセンサ10
も左右に走査し、プラテン2上の反射率を検出する。通
常、紙などの記録媒体6は白色など高反射率であり、プ
ラテン2は黒色のゴムなどの低反射率部材であるから、
両者の反射率の差によってフォトセンサ10は記録媒体6
の端部位置を検出することができる。
ここで、第4図(B)(第4図(C)の点線で示す状
態)に示す待機状態において、キャリッジ3をプラテン
2の幅方向に移動させた際のフォトセンサ10の出力変化
を第5図に示す。
図示のように、キャリッジ3を左端から右へ、モータ
25等の駆動機構によって移動させていくと、センサ10の
出力レベルはタイミング14において記録媒体6の左端を
検出し、ハイレベルからローレベルに変わる。同様に、
タイミング15において記録媒体6の右端を検出してロー
レベルからハイレベルに変わる。従ってこの検出レベル
の変化点とキャリッジ3の走査位置とを対応させること
によって、記録媒体6の幅及びプラテン2に対する位置
を認識できる。
次に第6図に、前述した記録機構を制御する制御系の
構造を示す。
第6図において、符号16はキーボード1からの入力情
報を入力するための入力制御部で、キーボード1からの
入力情報はMPU17に入力される。MPU17はアドレスおよび
データバスDを介して次の各部と接続される。
まず、符号18は後述のプログラムを格納したROM、符
号22は記録データのバッファなどとして用いられるRAM
で、その内部には制御用の各種レジスタが設定される。
また、符号21はタイマで、MPU17の制御はこのタイマ2
1の計時に従って進められる。符号19は入出力ポートな
どからなる拡張回路で、記録制御回路20を介してセンサ
群23、第2図に示すピニオンギア50を回転させ、リボン
カセット8をシフトするリボンシフトモータ24、キャリ
ッジを駆動するキャリッジモータ25、その他のモータ、
ソレノイド26(例えばデイジーホイール5の回転、ヘッ
ド4のハンマの打ち出し等)及びプラテン等の搬送系を
駆動するモータ27などの機構を制御する。
なお、前記センサ群23には、前述のフォトセンサ10、
その他必要なセンサが含まれる。このセンサ10の検出信
号は記録制御回路20を介して拡張回路19に入力され、拡
張回路19は必要に応じてMPU17に割り込みをかけ、セン
サ10の検出状態をMPU17に知らせ、この情報に基づいて
前述記録機構を制御する。
次に第7図及び第8図に示すフローチャートを用い
て、前述した動作制御について説明する。
第7図は、記録用紙挿入時にフォトセンサ10によって
前記記録用紙6の左右端部の位置を検出し、マージン
(画像記録領域)を自動的に設定するフローチャート
で、この処理を実行する制御プログラムは前記ROM18に
記憶されている。
まずステップS1で、手動操作によって前記タイプライ
タの用紙挿入口30からプラテン2に達する位置まで記録
用紙6を差し込み、用紙6をセットする。そしてキーボ
ード1の用紙挿入キー(トップオブフォームあるいは自
動給紙等の入力手段)を押下して用紙挿入情報を入力す
る。この用紙挿入キーの押下によって、次に述べる各ス
テップが進行する。
まずステップS2で、退避状態に在る記録媒体ガイド13
が用紙6を押えるとともに、キャリッジ3を記録幅の中
央付近まで移動する。この操作によって、用紙6はスム
ーズに給送できる状態となる。次にステップS3で、プラ
テン2を所定量回転させて、記録位置まで用紙6を自動
給送する。次にステップS4で、キャリッジ3をホームポ
ジション(記録幅左端)へ移動させる。ステップS5で、
リボンシフトモータ24を駆動して、リボンカセット8を
シフトアップし、第4図(B)(第4図(C)の点線で
示す状態)に示す状態にする。
そして、ステップS6において、キャリッジモータ25を
駆動してキャリッジ3を右方向へ1ステップ(または所
定の距離)移動させ、ステップS7においてフォトセンサ
10の出力をチェックする。ここでその出力がハイレベル
であればプラテン2の表面を検出していることになり、
その位置には記録用紙6がないので、ステップS6へ戻り
同じ動作を繰り返す。
一方、ステップS7において、フォトセンサ10の出力が
ローレベルであればその場所には記録用紙6が存在する
ことになる。そこで、そのときのキャリッジ3の位置が
記録用紙6の左端であることをステップS8でRAM22のレ
ジスタに記憶し、ステップS9に進む。
ステップS9ではさらにキャリッジ3を1ステップ(ま
たは所定の距離)移動させ、ステップS10において、フ
ォトセンサ10の出力をチェックし、出力がローレベルで
あればその位置には記録用紙6が存在している。そこで
ステップS9へ戻って同じ動作を繰り返す。
次に、ステップS10において、フォトセンサ10の出力
がローレベルからハイレベルを検出すると、その地点は
再びプラテン2を直接検出していることになる。そこ
で、記録用紙6の右端であることをステップS11におい
てRAM22に記憶する。そしてステップS12でリボンシフト
モータ24を駆動して、第4図(A)(第4図(C)の一
点鎖線で示した状態)に示した記録可能状態の位置に戻
す。
次にステップS13で、用紙6の左端、右端それぞれの
位置から所定量(例えば1インチと規定する、あるいは
キー入力等によって操作者が所望の長さを設定できるよ
うにしても良い)内側の位置を演算して、その地点を左
右マージンの位置としてRAM22に記憶する。そしてステ
ップS14で、キャリッジ3をホームポジションへ移動す
る。そしてステップS15で処理を終了し、次に述べる
「記録命令」の入力待ちの状態となる。
一方第8図は、フォトセンサ10によって前記インクリ
ボン7の終端を検出するフローチャートで、この処理を
実行する制御プログラムは前記ROM18に記憶されてい
る。
まずキャリッジ3は、第4図(A)(第4図(C)の
一点鎖線で示す状態)に示す記録可能状態に在る。そし
てステップS21で、キーボード1の記録命令キーが押下
されて記録開始命令が入力される。次にステップS22
で、1文字分の所定量だけリボン送り機構(不図示)に
よってリボン7が巻き取られて、記録ヘッド4の前方に
供給される。そして、ステップS23においてデイジーホ
イール5の活字5aの選択、キャリッジ3の位置移動など
の後、記録ヘッド4のハンマ打撃によって用紙6に画像
記録が行なわれる。
次にステップS24において、フォトセンサ10の出力信
号をチェックし、レベルがハイレベルであればフォトセ
ンサ10前方にインクリボン7の終端を報知するために、
リボン7の終端裏面に貼付された銀色テープが到達して
いないので、次の画像記録が可能であり、次の文字の記
録シーケンスであるステップS22に戻る。
一方、ステップS24において、レベルがローレベルで
あればインクリボン終端に貼付された高反射率部材であ
る銀色テープがフォトセンサ10前方に到達していること
になる。そこでステップS25において、リボンエンドの
アラームを発して次の記録シーケンスを行なうことを禁
止し、ステップS26の終了で一連のシーケンスを終え
る。あるいは、リボン終了の予告を行ない、所定の画像
記録を続行させる。
なお第8図は記録中のシーケンスであるから、リボン
カセット8は第4図(A)の位置にある。
また記録用紙6に対する画像記録は、前述の第7図に
示すステップS13で定めた左右マージン位置の範囲内で
行なうことは言うまでもない。
以上の実施例によれば、記録媒体ガイド13に透光性材
料を使用することによって、フォトセンサ10の発光、反
射光がこのガイド13を通過可能としフォトセンサ10によ
る検出を行なうように構成されている。
しかし、第9図に示すように、記録媒体ガイド27に非
透光性の部材を用いる場合には、フォトセンサ10の発光
の照射、反射部に開口部27aを設けて、直接プラテンま
たは紙を露出するようにすることによって記録媒体ガイ
ドを非透光性の材質で構成することもできる。
また、以上の実施例においては記録媒体6の端部検出
と1つのリボンカセットのリボンエンド検出を実行する
構成であったが、さらに多数のリボンを用いる場合には
第10図のような構造も考えられる。
第10図においては、リボンカセット8以外に修正テー
プまたは他のインクリボン28(例えばイクの色ちがい、
あるいはインクの性質の違い等)が設けられている。す
なわちリボン28はリール28aに巻かれており、記録ヘッ
ド4の前方位置に張架される。このリボン28はフレーム
48に取り付けられており、フレーム48のシフトによりリ
ボンカセット8とともにシフトされる。この場合にはリ
ボン7の終端部に加えてリボン28の終端部にも高反射率
の部材を設け、さらにリボンカセット8のシフトポジシ
ョンを3つに制御し、その位置に対応してインクリボン
7、リボン28、記録媒体6の終端部をそれぞれ判別する
ことが可能になる。このような構成によれば、紙の端部
検出と複数のリボンのリボンエンド検出を行なうことが
できる。
なお以上述べた実施例では、インパクト記録方式によ
る画像記録装置を例にあげて説明したが、本発明はこれ
に限定されることなく、例えば熱転写等のノンインパク
ト記録方式等、インクシートを用いる画像記録方式に適
用することができる。またインクシートとしては、実施
例で用いたインクリボンなどの他に、例えば幅広のもの
等も含まれる。
またインクシートの終了端を報知する報知部として
は、実施例で用いた金属箔などの張り付けの他に、例え
ば塗料の着色あるいは印刷等を用いても良い。さらに反
射光量の差によって前記報知部を検出する場合には、実
施例で示した様に報知部を高反射率にする場合のみなら
ず、報知部をリボンの他の裏面よりも低反射率にしても
良い。さらに、リボンの終了を報知するための報知部
は、リボンの使用可能領域の最終端に設置することに限
定されず、使用可能領域内に設置しても良い。この場合
には、リボンの終了を予告することができる。
またさらに、前記報知部を検出するための検出手段と
しては、前記実施例で用いたフォトセンサの他に例えば
レーザーセンサ等公知の手段を用いることができる。ま
た、前記実施例では、記録媒体のサイズを検出する際
に、インクシートを上方へ退避させる例を示したが本発
明はこれに限定されることなく、例えばセンサを上方も
しくは下方へ退避させるようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、インクシート
の終了を報知する報知部を検出する検出手段の前方から
インクシートを除き、検出手段が記録媒体に対向するよ
うにインクシートと検出手段とを相対的に変位させる変
位手段を設け、検出手段を、インクシートの報知部の検
出、および記録媒体のサイズの検出に共用するようにし
ているので、部品点数を減少し、装置を小型軽量かつ簡
単安価に構成でき、インクシートの終了報知機能、およ
び記録媒体サイズ検出機能の双方を随時働かせることの
できる優れた記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した電子タイプライタ
装置の外観斜視図、第2図は第1図の装置の記録機構を
示した斜視図、第3図は第2図の構成要部の上面図、第
4図(A)、(B)は第2図の機構の動作を示した側面
図、第4図(C)は前記記録機構のセンサ部分をプラテ
ン側からみた正面図、第4図(D)はそのA−A断面
図、第5図は第2図のフォトセンサの出力を示したタイ
ミングチャート図、第6図は第1図の装置の制御系のブ
ロック図、第7図および第8図は第6図のMPUの制御手
順をそれぞれ示したフローチャート図、第9図、第10図
はそれぞれ異なる記録機構の側面図である。 1……キーボード、2……プラテン 3……キャリッジ、4……記録ヘッド 5……デイジーホイール 6……記録媒体、7……インクリボン 8……リボンカセット、10……フォトセンサ 16……入力制御部、17……MPU 18……ROM、19……拡張回路 20……記録制御回路、21……タイマ 22……RAM、23……センサ群 25……キャリッジモータ 47……軸、48……フレーム 49……リボンカセット 50……ピニオンギヤ、51……ラック部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−158083(JP,A) 特開 昭60−145875(JP,A) 特開 昭59−220393(JP,A) 特開 昭61−102281(JP,A) 特開 昭60−220780(JP,A) 特開 昭60−192679(JP,A) 特開 昭61−21674(JP,A) 特開 昭62−16158(JP,A) 実開 昭60−17357(JP,U)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用のインクを有するインクシートであ
    って、そのインクシートの終了を報知するための報知部
    を有するインクシートを装着するためのインクシート装
    着部と、前記インクシートに作用して前記記録媒体に記
    録を行なうための記録ヘッドと、前記インクシートの報
    知部を検出する検出手段と、が配設されて前記記録媒体
    の搬送方向と直交する方向に往復移動可能なキャリッジ
    を有し記録媒体に記録を行なう記録装置において、 前記検出手段の前方から前記インクシートを除き、前記
    検出手段が前記記録媒体に対向するように前記インクシ
    ートと前記検出手段とを相対的に変位させる変位手段を
    設け、 前記検出手段を、前記インクシートの報知部の検出、お
    よび前記記録媒体のサイズの検出に共用することを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記報知部は前記インクシートの終端に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の記録装置。
  3. 【請求項3】前記報知部は、前記インクシートの画像記
    録可能領域内の裏面に設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】前記検出手段による前記報知部の検出に基
    づき、装置の動作を停止させる制御手段を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記検出手段による前記報知部の検出に基
    づき、インクシートの終了を使用者に予告する手段を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の記
    録装置。
  6. 【請求項6】前記検出手段が検出した前記記録媒体の幅
    サイズに基づき前記記録媒体に対する記録領域を設定す
    る制御手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】前記検出手段が、反射型フォトセンサによ
    り構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の記録装置。
  8. 【請求項8】前記インクシートが所定のカセットに収容
    され、このカセットを介して、前記インクシートの前記
    キャリッジへの搭載、および前記インクシートと前記検
    出手段との相対移動が行なわれることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】前記インクシートが幅狭のシートインクリ
    ボンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の記録装置。
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