JPS5945169A

JPS5945169A - 印字装置

Info

Publication number: JPS5945169A
Application number: JP15707982A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Sakagami; 坂上　義徳; Akio Kato; 明夫加藤
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1982-09-09
Filing date: 1982-09-09
Publication date: 1984-03-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】置に関する。

最近、コンピュータの出力装置などに、ワイヤドツトヘ
ッドを備えた印字装置（ワイヤドットマトリツクスプリ
ンタ）が使用されている。この装置は、ワイヤドツトヘ
ッドを記録シートに沿って移動させ、ワイヤドツトヘッ
ド内のワイヤを選択的に駆動させ、このワイヤインパク
トにより文字などの情報を記入するものである。

この印字装置の通常の使用方法は、ワイヤドツトヘッド
を横方向へ直線的に移動させ、この移動方向に対して直
交する姿勢の文字を記入するようにしている。この種の
従来の印字装置によって、例えば第１図に示すＪ：うな
縦書き文字を記入しようとする場合には、横書きの文字
の場合と異なる制御プログラムが必要となる。また、第
２図に示すように、ワイヤドツトヘッドの移動方向（行
方向）に対して、文字を一定角度傾斜させて印字しよう
とする場合には、制御プログラムを変更するか、あるい
はワイヤドツトヘッドを傾斜させてキャリッジに搭載し
なければなら々い。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので
あり、ワイヤインパクトの制御プログラムを変更するこ
となく、印字される文字を傾斜させたり、あるいは縦向
きに配列することができる印字装置を提供することを目
的としている。

本発明による印字装置は、プラテンに沿って移動するキ
ャリッジ上に設けたワイヤドツトヘッドを回動変位自在
に支持したことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例を第３図以下の図面によって説明
する。

第３図は本発明による印字装置の全体構造の概略を示す
平面図、第４図はその主要部を示す糸ｌ視図、第５（Ａ
）図以下は、ワイヤドツトヘッドの回動機構の動作図で
ある。

図中の符号１は円柱形状のプラテンであり、その軸２は
ベース側板３ａ、３ｂに回動自在に支持されている０軸
２の一端には歯車４が固設さ′ｈ、ており、この歯車４
はパルスモータ５によって駆動されている。また、プラ
テンｌの表面にはシート押えローラ６ａ、６ｂが圧接し
ており、記録シートＳはこのシート押えローラ６ａ、６
ｂによってプラテン１に圧接されて保持されている。パ
ルスモータ５の駆動によりプラテン１が回転すると、記
録シートＳは第４図の矢印Ｙ方向へ送り出せるようにな
る。まだ、パルスモータ５を逆転させれば、記録シート
Ｓを逆方向へ送り出すこともできる。

プラテン１の前方位置には、２本のガイド軸１１゜１２
が平行に配置されており、このガイド軸１１゜１２上に
て、キャリッジ３０が矢印Ｘ方向へ移動自在に設置され
ている。キャリッジ３０の両端にはワイヤ１３が接続さ
れている。このワイヤ１３は左右両側に位置している駆
動プーリ１４と従動プーリ１５に掛けられており、且つ
ワイヤ１３の中間にはテンション用のスプリング１６が
介装されている。駆動プーリ１４はパルスモータ１７に
よって駆動されており、この駆動力はワイヤ１３を介し
てキャリッジ３０に伝わり、キャリッジ３０が矢印Ｘ方
向に移動するようになっている。第４図に示すように、
前記ガイド軸１１は断面が小判形状であり、その右端に
はレバー１８が固設されている。レバー１８の先端には
スプリング１９が固設されており、その弾性力により、
レバー１日はストッパ２１に当接する方向へ付勢されて
いる。

まだ、このレバー１８にはンレノイド２２のプランジャ
２２ａが連結されている。ンレノイド２２を励磁させ、
プランジャ２２ａを吸引すると、ガイド軸１１は矢印Ｚ
ａ力方向一定角度回動し、ンレノイド２２を非励磁にす
るとスプリング１９の弾性力によりガイド軸１１は矢印
ｚｂ力方向戻る。

これを繰返すことにより、キャリッジ３０上に搭載され
たワイヤドツトヘッド３１が回動駆動されるものである
（回動機構は以下に説明する）０キヤリツジ３０の下面
には軸受部３０ａ、３０ｂ。

３０ｃ　（第５の）図参照）が形成されており、前記ガ
イド軸１１はこれに挿通されている。また、キャリッジ
３０の側壁にはガ４イド溝３０ｄが形成されており、こ
のガイド溝３０ｄが前記ガイド軸１２に対して摺動する
ようになっている。キャリッジ３０の上面にはホルダ３
０ｅが形成されており、ワイヤドツトヘッド３１の先部
はこのホルダ３０ｅに回動自在に支持されている。寸だ
、ワイヤドツトヘッド３１の後端に一体に形成されてい
る軸３１ａはキャリッジ３０の後壁に回動自在に支持さ
れている。ワイヤドツトヘッド３１の後面にはラチェッ
ト３２が一体となって回動するように設けられている。

キャリッジ３０の後壁内面には、ラチェット３２に係合
する板ばね３３が固設されており、同じく、後壁内面に
は、ラチェット３２に係合する爪体３４が設けられてい
る。この爪体３４にはピン３５．３６が固定されており
、このピン３５゜３６が後壁の穴にガイドされて、爪体
３４が上下方向に動作するようになっている。また、ピ
ン３５と、後壁に固定されたピン３７との間にスプリン
グ３８が掛けられており、その弾性力によシ爪体３４は
下向きに付勢されている。一方、キャリッジ３０の下面
の軸受３０ｂと３０Ｃの間にはハンマ３９が介装されて
いる。このハンマ３９はガイド軸１１と一体的に回動す
るものであり、また、ハンマ３９の先端は爪体３４の下
面に当接している。

次に、上記構成による印字装置の動作を説明する。

この印字装置では、キャリッジ３０上にてワイヤドツト
ヘッド３１が回動するようになっている。

その回動動作は第５（Ａ）図〜第６（Ｃ）図に示されて
いる。第５（Ａ）図〜第５（Ｃ）図はソレノイド２２の
非励磁状態を示している。このとき、スプリング１９に
よって、レバー１８ならびにガイド軸１１は矢印ｚｂ力
方向回動している。よって、ガイド軸１１と一体に回動
するハンマ３９は爪体３４を押し上げておらず、爪体３
４はスプリング３８の力によって下降している。第６（
Ａ）図〜第６（Ｃ）図はソレノイド２２の励磁状態を示
している。このときレバー１日はプランジャ２２ａによ
って引き上げられ、ガイド軸１１は矢印Ｚａ力方向回動
した状態に々る。よって、このガイド軸１１と一体に回
動するハンマ３９は爪体３４を押し上げる。以上のよう
にソレノイド２２の励磁、非励磁を繰返すと、爪体３４
が上下に往復動し、これと係合しているラチェット３２
ならびにラチェット３２と一体のワイヤドツトヘッド３
１が回動動作する。なお、ラチェット３２の逆転は板は
ね３３によって阻止される０ワイヤドツトヘッド３１によって、通常の横書きの印字
動作を行なう場合には、ワイヤドツトヘッド３１を回動
させず、ワイヤ配列がキャリッジ３０の移動方向（Ｘ方
向）に対して直交する姿勢にワイヤドツトヘッド３０を
維持させておく。印字動作は、パルスモータ１７を始動
し、ワイヤ１３を介して、キャリッジ３０を矢印Ｘ方向
へ移動させる。そして、ワイヤドツトヘッド３０のワイ
ヤを選択的にインパクトさせる。図では省略しているが
、ワイヤドツトヘッド３１と記録シートＳとの間にはイ
ンクリボンが介在しており、ワイヤインパクトに応じた
文字が記録シートＳ上に記入される。１つの行の記入が
完了した後、キャリッジ３０を初期位置に復帰させ、且
つパルスモータ５によってプラテンｌを回動させ、記録
シートＳを１行分送り出す。そして、次の行の印字を行
なう。

寸だ、第２図に示すように、文字を傾斜させて横書きの
印字を行なう場合には、ソレノイド２２を励磁させ、前
記回動動作によって、ワイヤドツトヘッド３１を一定角
度傾斜させる。印字動作は通常の横書きの場合と同様に
、キャリッジ３０をＸ方向へ移動させる。そして、通常
の横書き動作と同じ制御プログラムによって、ワイヤを
選択的にインパクトさせる。その結果、傾斜文字を横書
きにて印字できることになる。

次に、第１図に示すように、横向きの文字を縦配列にて
印字する場合には、ソレノイド２２の励磁、非励磁を繰
返し、ワイヤドツトヘッド３１を回動させて、ワイヤド
ツトヘッド３１内のワイヤの配列がＸ方向に向く姿勢、
すなわち、ワイヤドツトヘッド３１を９０度回動させた
姿勢にする０印字動作の際には、キャリッジ３０を停止
させておく。そして、パルスモータ５によってプラテン
１を回転駆動させ、記録シートＳを矢印Ｙ方向へ送り出
す。これに合わせて、ワイヤドツトヘッド３１内のワイ
ヤを選択的にインパクト動作させ、第１図のような縦配
列の印字を行なうことができる。この際のワイヤを選択
的に駆動するだめの制御プログラムは、通常の横書き動
作の場合と同じである。

−１だ、ワイヤドツトヘッド３１を一定角度傾斜さぜ、
キャリッジ３０のＸ方向への移動と、記録シートＳのＹ
方向への移動を同時に行ないながらワイヤインパクトさ
せれば、記録シートＳ上に斜め方向に配列する印字も可
能である。

なお、図示の実施例では、円柱形状のプラテン１を示し
たが、このプラテンを平面秋にし、記録シートＳを送り
出すためのローラを別途設けてもよい。また、キャリッ
ジ３０上にてワイヤドツトヘッド３１を回動させるだめ
の機構として、キャリッジ３０上に小型モータを搭載し
、これによりワイヤドツトヘッド３１を回動させてもよ
い。また、ワイヤドツトヘッド３１を手動で回動させる
ようにしてもよい。さらに、ワイヤドツトヘッド３１を
キャリッジ３０上にて着脱自在に保持させ、ワイヤドツ
トヘッド３１を回動変位させるときに、一旦ワイヤドツ
トヘッド３１を取り外し、一定角度回動させた姿勢にて
再び装着する方式でもよい０以上のように本発明によれ
ば、ワイヤドットヘラドをキャリッジ３０＋にて回動変
位自在に保持したので、第１図、第２図に示すような、
縦配列文字や傾胴文字の印字が可能になる。また、この
際ワイヤを選択してインパクトするだめの制御プログラ
ムは通常の横書きの場合と全く同じでよい。

そのだめ、同一のプログラムにて種々の印字動作が可能
になり、印字装置の使用用途の拡大を図ることができる
。

さらに、請求の範囲第（２）項に記載するように、プラ
テンを円柱形状にして回転駆動し、記録シートをＹ方向
へ連続的に送り出せるようにすれば、第１図の縦配列文
字や斜め配列の文字の印字を自由自在にできるように彦
る。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は記録シート上における文字の配列を示
す平面図、第３図は本発明による印字装置の概略構造を
示す平面図、第４図はその主要部の斜視図、第５（Ａ）
図は非励磁状態のソレノイドを示す側面図、第５（Ｂ）
図はそのときのワイヤドツトヘッドの回動機構を示す正
面図、第５（Ｃ）図はその右側面図、第６（Ａ）図は励
磁状態のソレノイドを示す斜視図、第６（Ｂ）図はその
ときのワイヤドツトヘッドの回動機構を示す正面図、第
６（Ｃ）図はその右側面図である。１・・・プラテン、　５・・・プラテン駆動用モータ、
１３・・・ワイヤ、１７・・・キャリッジ駆動用モータ
、３０・・・キャリッジ、　　３１・・・ワイヤドツト
ヘッド、１１．２２，３２，３４．３９・・・ワイヤドツトヘッドの回動機構、Ｓ俸・・言己録シート出願人　　アルプス電気株式会社代理人　　　弁理士　野　崎　照　夫

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラテンに沿って移動するキャリッジ上に、ワイ
ヤドツトヘッドが搭載されており、このワイヤドツトヘ
ッドは、先端がプラテンに対向する姿勢にて、印字文字
が傾斜する方向へ回動変位自在に支持されて成る印字装
置。
（２）　　プラテンは円柱形状で、且つモータによって
両方向へ回転駆動されており、このプラテンの表面に保
持した記録シートを、キャリッジの移動方向と直交する
方向へ送り出せるようにした特許請求の範囲第（１）項
記載の印字装置。