JPS6330861B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印字装置に関し、特に、印字速度の速
いことが要求される場合、及び印字品質の高いこ
とが要求される場合の２種の用途を持つ衝撃型印
字装置に関する。

各種の印字方式において、コピー能力の点、使
用用紙の汎用性の点等からみて現在衝撃型印字方
式の役割は大きい。この衝撃型印字方式は従来大
別して母型活字をプラテンに押しつけることによ
り印字を形成する母型式印字と、複数のプリント
ワイヤ等をプラテンに押しつけドツトによりマト
リツクスを構成して印字を形成するドツト式印字
にわかれた。しかし、母型式印字の場合には、高
品位の印字は達成できるが、速度が遅くまたドツ
ト式の場合は、速度は速いが印字品位は劣る等、
一長一短の特徴をもつている。従つて、一台の印
字装置において、例えば下書きの印字と清書の印
字といつた相異なる要求の処理をさせる場合、印
字品位もしくは印字速度の点でともに満足のゆく
ものは得られなかつた。

従つて、本発明の目的は、ドツト式の印字と、
母型式の印字をともに行なうことにより、上記欠
点を除去した印字装置を提供することにある。

本発明によればプラテンに沿つて、印字部キヤ
リヤが往復動作を行なう印字装置において、前記
印字部キヤリヤ上に設けられ、活字部をプラテン
に対向する表面に有し裏面から打撃をうけるよう
にした活字ヘツドと、該活字ヘツドの裏面側に設
けられ、複数個のプリントワイヤ等を有し、ドツ
トマトリツクス型の印字を行なえるドツトヘツド
部と、ドツトヘツド−プラテン間の距離を変化さ
せるための前記ドツトヘツド部を移動させる機構
とを備え、前記ドツトヘツド部の複数個のプリン
トワイヤ等の駆動により、直接ドツトマトリツク
ス型の印字を行なえると共に活字の裏面を打撃し
活字式の印字を行なえるようにし、且つ前記ドツ
トマトリツクス型印字もしくは活字式印字に応じ
て前記ドツトヘツド部を移動させるようにしたこ
とを特徴とする印字装置が得られる。

次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。

第１図は本発明の第１の実施例の要部を示す斜
視図である。第１図において、本発明の第１の実
施例は印字媒体（用紙）１を巻きつけるプラテン
２と、このプラテン２に沿つて平行移動し、印字
用紙１に印字するキヤリアユニツト３と、印字用
紙１を装着するトラクタユニツト４とを含む。プ
ラテン２はパルスモータ５により駆動されるが、
この駆動力はパルスモータ５に直結されたモータ
ギヤ６からアイドルギヤ７を介してプラテンギヤ
８に伝達され、プラテンギヤ８に直結されたプラ
テン２に伝えられる。なお、このプラテン２はツ
マミ１５により手動回転させることができる。

トラクタユニツト４はプラテン２の回転と共に
駆動されるようになつており、この駆動力はプラ
テン２と直結されたプラテンギヤ９からアイドル
ギヤ１０を介してトラクタギヤ１１に伝達され
る。トラクタユニツト４はトラクタピン５０によ
り用紙を所定の量ずつ送るように構成されてい
る。

キヤリアユニツト３は活字ヘツド１２、ドツト
ヘツド１３およびリボンカセツト１４等が搭載さ
れている。このキヤリアユニツト３はガイドベア
リング１６が設けられており、このガイドベアリ
ング１６を介してガイドシヤフト１７上に載せら
れている。キヤリアユニツト３はスペーシングモ
ータ１８によつてプラテン２に沿つて移動する
が、スペーシングモータ１８の駆動力が２本のワ
イヤロープ１９ａ，１９ｂによつて伝えられる。
ワイヤロープ１９ａ，１９ｂは一端がスペーシン
グモータ１８に直結されているドライブプーリ２
０に取付けられ、ドライブプーリ２０に複数回巻
廻されたのち、フレームに取付けられたガイドプ
ーリ２１ａ，２２ａ，２１ｂ，２２ｂを介し、キ
ヤリアユニツト３に取付けられたガイドプーリ２
３ａ，２３ｂを介し、更にフレームに取付けられ
たガイドプーリ２４ａ，２４ｂを介して、他端が
キヤリアユニツト３に結合されている。

更に第２図および第３図は、本発明の第１の実
施例のキヤリアユニツトの平面図および側面図で
ある。

第２図および第３図において、キヤリアユニツ
ト３はフロントキヤステイング２５に各機構が搭
載されている。このフロントキヤステイング２５
には花弁型活字ヘツド１２を回転駆動させるため
のローテートモータ２６とこのローテートモータ
２６の下部に活字選択するためのトランスジユー
サ２７とが設けられている。更にこのフロントキ
ヤステイング２５には花弁型活字ヘツド１２を上
下動せしめるためのバーチカルモータ２８が設け
られている。花弁型活字ヘツド１２のセレクシヨ
ン機構はローテートモータ２６の軸にトルクピー
ス２９がネジ３０によつて取付けられている。こ
のトルクピース２９に係合するバーチカルスライ
ドスリーブ３１はローテートモータ２６の軸に上
下動可能に取付けられており、且つトルクピース
２９に対して上方に押圧するスプリング３２が取
付けられていて、トルクピース２９の回転に伴な
つて回転するように構成されている。このバーチ
カルスライドスリーブ３１にはトルクデイスク３
３が設けられており、更にこのトルクデイスク３
３に花弁型活字ヘツド１２を取付け、且つ活字ヘ
ツド１２を固定するタイプホイールロツクピース
３４がトルクデイスク３３の軸上のピン３５に設
けられている。更にバーチカルスライドスリーブ
３１は溝を有していて、この溝にドライブカムフ
オロア３６に取付けられたローラ３７に係合して
いる。ドライブカムフオロア３６はバーチカルモ
ータ２８に取付けられている。バーチカルモータ
はパルスモータであつて、これの回転方向位置に
応じてバーチカルスライドスリーブ３１を上下に
移動させるようになつている。カードホルダ４４
は、カードホルダブラケツト３９に取付けられて
おり、用紙がプラテン２にそわないことがないよ
うにおさえる役目をしている。また、カードホル
ダブラケツト３９の１部は腕状にのびて、リボン
カセツト１４より引出されたインクリボン３８を
ガイドしている。

リボンカセツト１４は、リボンベース４０に、
着脱可能に取つけられている。リボンベース４０
は図示されていないフロントキヤステイングに固
定されたブラケツトにより支えられている。リボ
ンモータ４１はリボンベース４０に固定されてい
る。このリボンモータ４１の回転軸にウオーム４
３が固定されており、このウオーム４３はリボン
ベース４０に回転可能に取付けられたトルクシヤ
フト４２の一端に形成されたウオームギヤ４２′
とかみあつている。トルクシヤフト４２の他端は
リボンカセツト１４のフイードシヤフトと係合し
ており、これによつて、リボンモータ４１の回転
がリボンカセツト１４に伝達され、インクリボン
３８をフイードしている。

フロントキヤステイング２５はガイドキヤステ
イング４５に取付けられておりこのガイドキヤス
テイング４５にはガイドベアリング１６ａ，１６
ｂ，１６ｃがある角度をもつて取付られていて、
ガイドシヤフト１７ａ上を滑動するようになつて
いる。同様にフロントキヤステイング２５にはガ
イドベアリング１６ｄ，１６ｅがガイドシヤフト
１７ｂを上下に挾んで取付けられ、このガイドベ
アリング１６ｄ，１６ｅがガイドシヤフト１７ｂ
上を滑動するようになつている。これらのベアリ
ング１６ａ〜１６ｅはフロントキヤステイング２
５の両側に設けられている。

花弁型活字ヘツド１２は多数のフインガー４６
により構成され、このフインガー４６には各々活
字４７が上下２段に設けられている。この花弁型
活字ヘツド１２には中央下部に穴が設けられ、ト
ルクデイスク３３の軸に挿入されるようになつて
おり、タイプホイールロツクピース３４により固
定するように構成されている。

ドツトヘツド１３は、ネジ６６によつて、ドツ
トヘツドホルダー６５に固定されている。ドツト
ヘツドホルダー６５の両側面には、ガイドピン６
４ａ，６４ｂが、また後端両側面にはサポートピ
ン６２ａ，６２ｂが取付けられている。ガイドピ
ン６４ａ，６４ｂは、フロントキヤステイング２
５の上部へのびた左右の腕にある長円形のガイド
穴５９に挿入されており、またサポートピン６２
ａ，６２ｂはフロントキヤステイング２５にアー
ム軸６０により回転可能に支持されたアーム６１
ａ，６１ｂの一端のガイド穴に回転可能に係合し
ていて、アーム６１ａ，６１ｂの角度によつて、
ドツトヘツド１３とプラテン２の距離が変えられ
るように、ドツトヘツドホルダー６５を支持して
いる。アームスプリング６３ａ，６３ｂはアーム
６１ａ，６１ｂに、ドツトヘツド１３をプラテン
から遠ざける方向に力を与えている。レバー６７
ａ，６７ｂは、フロントキヤステイング２５に回
転自在にとりつけられており、その一端にはシヤ
フト７０ａ，７０ｂを介してベアリング６９ａ，
６９ｂがバーチカルスライドスリーブ３１の溝部
上部に係合するよう取付けられている。レバ６７
ａ，６７ｂの他の一端にはベアリング７１ａ，７
１ｂがとりつけられておりバーチカルスライドス
リーブ３１が、最下段にきたときにアーム６１
ａ，６１ｂにそれぞれ当接し、ドツトヘツド１３
をプラテン２に近づける方向にアーム６１ａ，６
１ｂを回転させる。

レバースプリング６８ａ，６８ｂはレバー６７
ａ，６７ｂに、ベアリング６９ａ，６９ｂが、バ
ーチカルスライドスリーブの溝部上部に押しつけ
られる方向の力を与えている。

次に第４図は本発明の実施例に用いられるドツ
トヘツド１３の構成を示す。第４図において、ド
ツトヘツド１３は電磁マグネツト５１が励起され
るとアーマチユア５２が吸引されアーマチユア５
２と接触しているワイヤ５３が飛びだすように構
成され、且つ印字終了後ワイヤリセツトスプリン
グ５４及びアーマチユアリセツトスプリング５５
によつて元の状態に復帰するように構成されてい
る。第４図に示す第１の実施例のドツトヘツド１
３はマグネツト−アーマチユア−ワイヤの組合せ
は２対のみ表わされているが実際にはマグネツト
−アーマチユアは円周方向に例えば７個並べられ
ており、プリントワイヤ５３はガイド５７をとお
つて、先端においては、例えば縦一列にならべら
れる。

次に本発明の第１の実施例の動作について第５
図〜第７図を参照して説明する。まず、母型式印
字を行なう場合は印字の命令が印字装置にはいる
と、制御部（図示せず）からの指令により活字選
択動作が行なわれる、すなわち活字ヘツド１２
は、ローテートモータ２６により回転方向に位置
決めされ、またバーチカルモータ２８により活字
ヘツドの上段もしくは下段の選択を行なう。この
とき、レバ６７ａ，６７ｂは第５図および第６図
に示すようにバーチカルスライドスリーブ３１の
動作に従つて回転するが、アーム６１ａ，６１ｂ
には接触せず、従つてドツトヘツド１３はプラテ
ンからはなれた位置にある。活性が選択位置にな
つた時点でドツトヘツド１３は励磁されプリント
ワイヤが飛び出して活字ヘツド１２を裏面より打
撃する。これにより活字ヘツド１２上の活字は、
インクリボン３８及び用紙２を介しプラテン１に
押しつけられ活字の形にインクが用紙に転写され
る。

更にドツト式の印字を行なう場合は印字の命令
が印字装置にはいると制御部はまずバーチカルモ
ータ２８によりバーチカルスライドスリーブ３１
は第７図に示すように最も低い位置になる。この
ためレバー６１ａ，６１ｂは回転してベアリング
７１ａ，７１ｂが、アーム６１ａ，６１ｂにそれ
ぞれ当接しアーム６１ａ，６１ｂを回転させ、ド
ツトヘツド１３をプラテン２に近付けドツト印字
に適当な間隔となる。また、活字ヘツド１２はバ
ーチカルスライドスリーブ３１と一体となつてい
るためドツトヘツド１３のプリントワイヤから退
避した位置となつている。この状態で、制御部は
印字を構成するのに必要なドツトに対応するマグ
ネツトを励磁させる。これにより、飛び出したプ
リントワイヤはインクリボン及び用紙を介してプ
ラテンに押しつけられ、ドツト状にインクが用紙
に転写する。なお、キヤリツジはプリントワイヤ
の構成により適当量移動し、上記ドツト状の転写
をくりかえすことにより印字を達成する。紙送り
及びキヤリヤユニツト３の横送りについては母型
式及びドツト式ともにパルスモータ５及びスペー
シングモータ１８によつて制御される。なお、ド
ツトヘツドの励磁に対応してリボンモータ４１
は、一定量回転され、インクリボン３８をフイー
ドする。

以上第１の実施例では、ドツト式印字時は、活
字ヘツド部を活字選択のために上下させる機構を
そのまま用いて、活字ヘツド部を退避させるとと
もに、この退避動作に伴なつて作動する機構によ
りドツトヘツド部を移動させているが、本発明の
主旨とするところは、特許請求の範囲に記載した
とおりであつて、上記構造に限定されない。例え
ば、第１の実施例において、アーム６１ａ，６１
ｂを動作させるのを、レバー６７ａ，６７ｂによ
つて行つたが、他の方法として、ドツトヘツド固
有のソレノイドで動かす、もしくは手動にするこ
とも可能である。更にまた、本発明の第２の実施
例の動作について第８〜第１０を参照して説明す
る。第８図、第９図、第１０図には本発明の第２
の実施例を示す。第８図において活字ヘツド１２
の一部には切欠部４０を有している。ドツトヘツ
ド１３は第１の実施例と同様アーム６１ａ，６１
ｂによりプラテン２との距離を変えることがで
き、本第２の実施例においては、第９図および第
１０図に示すようにその一端は、ストツパ７２
ａ，７２ｂに当接している。ストツパ７２ａ，７
２ｂは長方形をしていてその中央部の取付ピンに
よりフロントキヤステイング２５に回転可能に取
りつけられている。第９図は、活字式印字時を示
している。すなわち、ストツパ７２ａ，７２ｂは
長辺側でアーム６１ａ，６１ｂと接しドツトヘツ
ド１３はプラテン２からはなれた位置となつてい
る。第１０図はドツト式印字時を示す。すなわ
ち、ストツパ７２ａ，７２ｂは手動で、短辺側が
アーム６１ａ，６１ｂと接するように回され、ア
ーム６１ａ，６１ｂは移動し、ドツトヘツド１３
は、プラテン２に近づく。活字ヘツド１２は切欠
の位置が選択されドツトヘツド１３と活字ヘツド
１２が干渉しない位置となる。

以上、第１、第２の実施例について説明してき
たが本発明の主旨は特許請求の範囲に示した通り
であり、これら実施例に種々の変更を加えうるの
は明らかである。例えば、第１の実施例におい
て、アームの動作を手動で行なう、もしくは専用
の動力（例えばソレノイド）を用いる。または、
第２の実施例において、アームの動作を専用の動
力によつて行なう、あるいは、活字の切欠部を利
用せず活字をとりはずしてドツト式印字を行な
う。また、これら実施例はいずれもいわゆるカツ
プ状の活字ヘツドを用いているが、第１１図に示
すようなひなぎく形の活字ヘツド７３でも同様に
行ないうる。第１１図において、活字選択モータ
７５、トランスデユーサ７６に取りつけデイスク
７４を介して取付けられている活字ヘツド７３は
ドツトヘツド１３により打撃されてるように構成
されており、ドツト式の印字の場合はこのドツト
ヘツド１３をプラテン２に接近させるように前記
第１、第２の実施例のごとく構成することは可能
である。

本発明は以上説明したように、ドツトヘツドを
活字ヘツドの後方に構成することにより一台の印
字装置でドツト式印字と母型式印字の双方を行な
える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す斜視図、
第２図は本発明の第１の実施例の主要部を示す平
面図、第３図は本発明の第１の実施例の主要部を
示す側面図、第４図は本発明の第１の実施例のド
ツトヘツド部の構成図（断面図）、第５図、第６
図、第７図は本発明の第１の実施例の主要部の側
面図であつて第５図は、活字式印字時の下段活字
選択時を示す図、第６図は活字式印字時の上段活
字選択時を示す図、第７図はドツト式印字時を示
す図、第８図は本発明の第２の実施例の活字ヘツ
ドの斜視図、第９図、第１０図は本発明の第２の
実施例の主要部の側面図であつて、第９図は活字
式印字時を示す図、第１０図はドツト式印字時を
示す図、第１１図はひなぎく状の活字ヘツドを用
いたときのドツトヘツドと活字ヘツドの対応を示
す斜視図である。 １……印字媒体、２……プラテン、３……キヤ
リヤユニツト、４……トラクタユニツト、５……
パルスモータ、６……モータギヤ、７……アイド
ルギヤ、８……プラテンギヤ、９……プラテンギ
ヤ、１０……アイドルギヤ、１１……トラクタギ
ヤ、１２……活字ヘツド、１３……ドツトヘツ
ド、１４……リボンカセツト、１５……ツマミ、
１６ａ〜１６ｅ……ガイドベアリング、１７ａ，
１７ｂ……ガイドシヤフト、１８……スペーシン
グモータ、１９ａ，１９ｂ……ワイヤロープ、２
０……ドライブプーリ、２１ａ，２１ｂ，２２
ａ，２２ｂ，２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂ…
…ガイドプーリ、２５……フロントキヤステイン
グ、２５ａ……ドツトヘツド支持軸、２６……ロ
ーテートモータ、２７……トランスジユーサ、２
８……バーチカルモータ、２９……トルクピー
ス、３０……ネジ、３１……バーチカルスライド
スリーブ、３２……スプリング、３３……トルク
デイスク、３４……活字ヘツドロツクピース、３
５……ピン、３６……ドライブカムフオロク、３
７……ローラ、３８……インクリボン、３９……
カードホルダブラケツト、４０……切欠部、４３
……カードホルダ、４４……活字選択位置、４５
……ガイドキヤステイング、４６……フインガ、
４７……活字、４８ａ，４８ｂ……プレツシヤロ
ーラ、４９……ベールローラ、５０……トラクタ
ピン、５１……電磁マグネツト、５２……アーマ
チユア、５３……ワイヤ、５４……ワイヤリセツ
トスプリング、５５……アーマチユアリセツトス
プリング、５６……バツクストツパ、５７……ワ
イヤガイド、５８……ルビーガイド、５９……ガ
イド穴、６０……アーム軸、６１ａ，６１ｂ……
アーム、６２……サポートピン、６３……アーム
スプリング、６４……ガイドピン、６５……ドツ
トヘツドホルダー、６６……ネジ、６７ａ，６７
ｂ……レバー、６８……レバースプリング、６９
ａ，６９ｂ……ベアリング、７０ａ，７０ｂ……
シヤフト、７１ａ，７１ｂ……ベアリング、７２
ａ，７２ｂ……ストツパ、７３……活字ヘツド
（ひなぎく形）、７４……取りつけデイスク、７５
……活字選択モータ、７６……トランスデユー
サ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ プラテンに沿つて印字部キヤリヤが往復動作
   を行なう印字装置において、前記印字部キヤリヤ
   上に設けられ活字部を前記プラテンに対向する表
   面に有し裏面から打撃をうけるようにした活字ヘ
   ツドと、該活字ヘツドの裏面側に設けられ複数個
   のプリントワイヤを有しドツトマトリツクス型の
   印字を行なえるドツトヘツド部と、前記活字部が
   前記プラテンと前記ドツトヘツド部との間から退
   避するように前記活字ヘツドを作動させる手段
   と、ドツトヘツド−プラテン間の距離を変化させ
   るための前記ドツトヘツド部を移動させる機構と
   を備え、前記ドツトヘツド部の複数個のプリント
   ワイヤの駆動により直接ドツトマトリツクス型の
   印字を行なえると共に前記活字ヘツドを退避する
   ことによつて活字の裏面を打撃し活字式の印字を
   行なえるようにし、且つ前記ドツトマトリツクス
   型印字もしくは活字式印字に応じて前記ドツトヘ
   ツド部を移動させるようにしたことを特徴とする
   印字装置。