JPS5941284A

JPS5941284A - 記録装置

Info

Publication number: JPS5941284A
Application number: JP15304082A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Sakagami; 坂上　義徳
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1982-09-02
Filing date: 1982-09-02
Publication date: 1984-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ペンによる作図機能と、ワイヤドツトヘッド
による印字機能とを備えた記録装置に関するＯ最近、ペン式記録装置が実用化されている。この装置で
は、正逆両方向へ回転駆動されるプラテンによって、記
録シートが両方向へ移送される。

またペンを保持したキャリッジがプラテンの軸方向へ移
送され、ペンが記録シートに圧接式れる。

このプラテンとキャリッジの直交方向への移動を制御す
ることによって、記録シート上に図形、グラフあるいは
文字が描かれるものである。

この記録装置におけるペン動作によってアルファベット
、数字、カタカナ、ならびに漢字を記入することは可能
である。しかし、漢字等の複雑な構成のものは時間を要
する。ところが、通常の図面やグラフでは漢字による説
明文は不可欠である。

よって、従来のペン式記録装置では、図形あるいはグラ
フを描いた後、さらに漢字を印字するので多大な時間が
かかった。

本発明は、上記従来の問題点に着目したものであり、ペ
ンによって図形、グラフを描くとともに、漢字を効率的
に印字することもできる記録装置を提供することを目的
としている。

本発明による記録装置は、回転動作するプラテンと、こ
れと平行な２段のガイド軸を設け、この片方の段のガイ
ド軸上にペンを備えたベンキャリッジを移動自在に設け
、また他方の段のガイド軸上にワイヤドツトヘッドを備
えたドツトヘッドを移動自在に設けたものである。

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明による記録装置の斜視図、第２図はその
一部分の左側面図である。

図中の符号１はベースである。ベース１の前側には、垂
直な前側板２が設けられ、ベース１の左右両端部には左
側板３ならびに右側板４が設けられている。また、後部
にはガイド板５が設けられている。両側板３，４０間に
は円筒状のプラテン６の軸７が回転自在に支持きれてい
る。この軸７の右端、すなわち、右側板４の外方へ突出
している部分には歯車８が固設されている。ベース１の
右端部上にはパルスモータ９が設置されており、その回
転軸に固定きれたビニオン（図示せず）が前記歯車８に
噛み合っている。このパルスモータ９の正逆回転により
、プラテン６が両方向に回転駆動されるものである。プ
ラテン６の前方には上下２本のシート押え軸１１ならび
に１２が配設されている。上側のシート押え軸１１には
円柱状の圧接ローラ１３と、ソロパン玉形状の押えロー
ラ１４が各々１対ずつ自転自在に取付けられておシ、下
側の７−ト押え軸１２には円柱状の圧接ローラ１５が自
転自在に取付けられている。ノート押え軸１１．１２の
両端は支持板１６’ａと１６ｂに固定されている。この
支持板１６ａと１６ｂはスプリング１７ａと１７ｂによ
り、プラテン６の方向に付勢されており、前記各ローラ
１３，１４ならびに１５は、このスプリング１７ａと１
７ｂの弾性力によってプラテン６に圧接する。また、両
側板３，４の外側にはレバー１８ａと１８ｂが回動自在
に設けられている。このレバー１８ａと１８ｂの下部に
は押圧カム１８ｃと１８ｄが一体に形成されており、前
記支持板１６ａ、１６ｂと一体に動作する支持レバー１
９ａ、１９ｂに設けられたローラ２０ａ、２０ｂがこの
押圧カム１８　ｃ。

１８ｄに当接するようになっている。前記レバー１８ａ
、１８ｂを図の状態のように、後方へ立てておくと、押
圧カム１８ｃ、１８ｄがローラ２０ａ。

２０ｂを拘束して前方へ移動させ、支持レバー１９　ａ
、　　１９　ｂｔ介して支持板１６ａ、１６ｂをプラテ
ン６から離す方向へ動作させる。よって、図の状態では
各ローラ１３，１４ならびに１５がプラテン６から離れ
ている。記録シートｓは、この状態にて、ガイド板５上
からプラテン６の下側へ供給し、彎曲しているガイド板
先端５ａによって圧接ロー２１５とフリテン６の隙間へ
シート先端を導く。さらに、記録シートｓを矢印Ｘａ方
向へ移動はせ、上側の圧接ローラ１３、押えローラ１４
とプラテン６の間へ挿入する。そして、記録シートＳの
姿勢を正した後、レバー１８ａ、１８ｂを矢印の方向へ
倒す。これにょシ、押圧カム１８ｃ。

１８　ｄｉｊｏ−ラ２０　ａ、　　２０　ｂカら離れ、
支持レバー１９ａ、１９ｂがスプリング１７ａ、１７ｂ
の弾性力によシ動作し、支持板１６ａ、１６ｂがプラテ
ン６の方向へ引かれ、各ローラ１３，１４゜１５とプラ
テン６との間に記録シートｓが挾持される（第２図参照
）。その後はプラテン６の正逆回転によシ、記録シート
が矢印Ｘａ−Ｘｂ方向へ移送される。

プラテン６の前方には、下段に１本のガイド軸２２が、
上段に２本のガイド軸３８　ａ、　　３８　ｂ（第１図
では一部破断して示している）が各々プラテン−６と平
行に設けられている。下段のガイド軸２２上にはベンキ
ャリッジ４０が移動自在に設けられ、また、上段のガイ
ド軸３８ａ、３８ｂ上にはドツトキャリッジ５０が移動
自在に設けられている。ベンキャリッジ４０の端部には
ガイド溝４０ａが形成されており、これが前側板２の上
端折曲部２ａを挾む状態になっている。ベンキャリッジ
４０はガイド軸２２と折曲部２ａとにガイドされ、一定
の姿勢を維持してＹａ−Ｙｂ方向に移動できるものであ
る。下段のガイド軸２２は断面が小判形状であり（第２
図参照）、また、その両端は両側板３と４に回動自在に
支持きれている。

また、右側板４の外側には、ベース１を折曲げて成形し
た取付板１ａが設けられており、これにソＬ／／イド２
３が取付けられている。このソレノイド２３の励磁駆動
によりガイド軸２２が一定角度回動するようになってい
る。これは、後述のベン切換機構の動力源となるもので
ある。

一方、左側板３の後部内側、すなわち、ガイド板５の下
側にはパルスモータ２４が装備されており、このパルス
モータ２４の回転軸にビニオン２５が固設きれている。

また、左側板３の外面に設けられたボス２６には歯車２
７と、駆動ブーＩＪ２８゜２９の軸が固定されて支持さ
れている。歯車２７はビニオン２５と噛み合っている。

また、図では詳しく記載されていないが、歯車２７と駆
動プーリ２８との間、ならびに歯車２７と駆動プーリ２
９の間は各々電磁クラッチを介して連結されている。

よって、歯車２７はパルスモータ２４による駆動時には
常に回転するが、駆動プーリ２８ならびに２９は電気信
号により回転動作を断続できるようになっている。駆動
プーリ２８にはワイヤ３１が複数条に巻かれている。こ
のワイヤ３１の一端は左側板３に支持されている従動プ
ーリ３２に掛けられ、さらに、左側板３に形成された穴
３ａ内を通って、前記ペンキャリッジ４０の左端に接続
されている。同じく、ワイヤ３１の他端は、下側に位置
する従動プーリ３３に掛けられ、左側板３に形成きれた
切欠き３ｂ内を通り、装置内を通って、右側板４の外方
へ延び、右側板４の外側に設けた従動プーリ（図示せず
）に掛けられ、さらに、右側板４の穴４ａから装置内に
入り、ドツトキャリッジ５０の下側を通って、ベンキャ
リッジ４０の右端に接続されている。すなわち、駆動プ
ーリ２８が回転すると、ワイヤ３１に引かれて、ベンキ
ャリッジ４０がＹａ−Ｙｂ方向へ移動するようになって
いる。一方、駆動プーリ２９には別のワイヤ３４が複数
条巻かれている。このワイヤ３４の一端は、同じく左側
板３の外側に設けた従動プーリ３５に掛けられ、左側板
３の穴３ｃから装置内に入り、ベンキャリッジ４０の上
側を通って、ドツトキャリッジ５０の左端に接続されて
いる。また、駆動プーリ２９に巻かれたワイヤ３４の他
端は、従動プーリ３６に掛けられ、左側板３の下端の切
欠き（図示せず）を通って装置内に延びている。

さらに、右側板４の外側へ出て、右側板４の外側に設け
た従動ブー９（図示せず）に掛けられ、右側板４の上方
の穴４ｂから装置内へ再び入り、ドツトキャリッジ５０
の右端に連結されている。すなわち、駆動プーリ２９が
回転すると、ワイヤ３４に引かれて、ドツトキャリッジ
５０が矢印Ｙａ　−Ｙｂ方向へ移動するようになってい
る。なお、第２図に示すように、ベンキャリッジ４０と
ドツトキャリッジ５０は上下２段にて互いに干渉し合う
ことなく、Ｙａ−Ｙｂ方向へ移動するようになっている
。

また、ペンキャリッジ４０上には、軸４１を中心として
回転動作するベンホルダ４２が備えられている（第２図
参照）。ペンホルダ４２の周囲には４本のペンＰが着脱
自在に保持きれている（第１図ではペンＰを１本のみ図
示している）。この４本のべ／Ｐは黒、青、赤、緑など
４色の色別のものが使用されている。ペンホルダ４２の
後部にはラチェット４３“が一体に回転するように設け
られている。また、ベンキャリッジ４０上には、このラ
チェット４３と係合する爪板４４が昇降自在に設けられ
ており、且つスプリング４５により下降方向に付勢きれ
ている。さらに、ペンキャリッジ４０内に挿通されてい
る断面小判形状の前記ガイド軸２２と嵌合するレバー４
６も設けられており、このレバー４６は爪板４４の下端
に当接している。前記ソレノイド２３が励磁してガイド
軸２２が第２図において反時計方向に回動するとレバー
４６が爪板４４を押し上げ、ソレノイド２３を非励磁状
態にするとスプリング４５により爪板４４が下降する。

これを繰返すことにより、爪板４４がラチェット４３を
回転させ、このラチェット４３とともにペンホルダ４２
が回転する。この動作により、所望の色彩のペンＰを書
込位置（最上位置）に移動できる。またペンホルダ４２
のプラテン６側には、板ばね４７が設けられており、各
ペンＰのペン先は、この板ばね４７に係合している。こ
の板ばね４７の弾性力により、ペンＰはプラテン６から
離れる方向に付勢されている０書込位置にあるペンＰの
後端にはハンマ４８が当接している。

このハンマ４８はベンキャリッジ４０に搭載したソレノ
イド（図示せず）によって駆動され、ベンＰを板ばね４
７の弾性力に対抗してプラテン６の方向に押し、ペン先
を記録シートＳへ圧接きせるように作用する。

一方、ドツトキャリッジ５０上には、所定ビット数のワ
イヤドツトヘッド５１が装備されており、その先端部は
、プラテン６に対し、微少隙間を介して対向している。

また５図示しないが、インクリボンなどの印字用インク
の供給手段も設けられている。

次に、上記構成による記録装置の動作を説明する０記録シートを装填する際には、各レバー１８ａ。

１８ｂを第１図の状態に立てておき、圧接ローラ１３．
１５．ならびに押えローラ１４をプラテン６から離して
おく。記録シートＳは、先端をガイド板５上に沿ってプ
ラテン６の下側へ挿入し、矢印Ｘａ力方向導き出す。そ
して、記録シートＳを各ｏ−ラ１３．　１４．　１５と
プラテン６の間にセットする。その後、レバー１８ａ、
１８ｂを矢印方向へ倒し、各ローラ１３，１４．１５を
スブリノグ１７ａ、１７ｂの力によりプラテン６に圧接
させ、記録シートをプラテン６に巻付けて保持させる（
第２図の状態）。

この記録シートＳに図形あるいはグラフなどを描く際に
は、キャリッジ移動用のパルスモータ２４を始動し、同
時に電磁クラッチにより歯車２７と駆動プーリ２８を接
続する。駆動プーリ２８の回転力はワイヤ３１を介して
ペンキャリッジ４０に伝ワリ、パルスモータ２４の回転
に応じて、ベンキャリッジ４０がＹａ−Ｙｂ方向へ移動
する。一方、パルスモータ９によりプラテン６を回転駆
動して、プラテン６と各ローラ１３，１４．１５とに挟
片された記録シートＳを矢印Ｘａ−Ｘｂ方向へ送る。そ
して、ペンキャリッジ４０上のソレノイドにより・・ン
マ４８を動作させ、書込位置（図の最上位置）にあるペ
ンＰを記録ノートに圧接させる。ペンキヤリノン４０の
Ｙａ−Ｙｂ方向の移動と、記録シートのＸａ−Ｘｂ力方
向移動を制御することにより、記録シート上にペンによ
る図形、グラフなどが描かれる。ペンＰの色を切換える
ときには、ソレノイド２３を繰返し励磁きせ、ガイド軸
２２を往復回動きせる。この回動力がベンキャリッジ４
０上のラチェット機構４３．４４を動作させ、ベンホル
ダ４２が回転（７て、所望の色彩のペンＰが書込位置（
図の最上位置）へ移動する。

また、ペン書きによる図形、グラフ中に漢字などの文字
を書込む際には、電磁クラッチにより歯車２７の動力が
駆動ブー９２９へ伝わるように切換える。駆動プーリ２
９の動力はワイヤ３４を介してドツトキャリッジ５０に
伝わる。ドツトキャリッジ５０を移動させ、且つプラテ
ン６を回転でせて記録ンートＳを送り出し、ワイヤドツ
トヘッド５１の先端部を記録ソートＳ上の印字箇所に位
置決めする。その後は、パルスモータ２４によりドツト
キャリッジ５０を所定速度でＹａ力方向移動させ、且つ
ワイヤドツトヘッド５１によるワイヤインパクトを行な
い、所定の漢字などを印字する。

なお１図示の実施例では、キャリッジ４０．５０を駆動
するためのパルスモータ２４を１個装備し、歯車２７と
駆動ブー！Ｊ２８，２９との動力伝達を電磁クラッチに
よって切換えるようにしているが、コノパルスモータを
２個設け、片方のモータでベンキャリッジ４０を駆動し
、他方のモータでドツトキャリッジ５０を駆動するよう
にしてもよい。

以上のように、本発明によれば、プラテンに対向するペ
ンと、ワイヤドツトヘッドを設けたので、記録ノートに
ペンによる文字、図形を描いた後、ワイヤドツトヘッド
により、漢字などを直ちに印字し、あるいは漢字からも
することができる。よって、１つの記録装置にて、図面
全体の製作ができるようになり、記録作業が楽になる。

また、ベンキャリッジとドツトキャリッジを、２段に設
けたガイド軸上にて別々に移動するように設けたので、
例えばペンを使用しているときに、ワイヤドツトヘッド
が動作の妨げにならない。よって、ペンの移動範囲をガ
イド軸方向へ広く確保でき、作図範囲が広く効率がよく
なる。また、ペンによる作図中にワイヤドツトヘッドを
次に予定される印字箇所に予め移動させておけば、作図
後に直ちに印字動作を行なうことができ、さらに、ペン
とワイヤドツトを同時に動作させて作図と印字を同時に
行なうこともでき、記録動作を迅速に行なうことができ
るなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による記録装置の斜視図、第２図はその
一部分を示す左側面図である。１・・・ベース、　　　　　３，４・・・側板、６・・
・プラテン、　　　　７・・・プラテンの軸、９・・・
プラテン駆動用のパルスモータ、２２・・・下段のガイ
ド軸、３８　ａ、　　３８　ｂ・・・上段のガイド軸、２４・
・・キャリッジ駆動用のパルスモータ、４０・・・ペン
キャリッジ、　４８・・・ハンマ、Ｐ・・・ペン、　　
　　　　５０・・・ドツトキャリッジ、５１・・・ワイ
ヤドットヘッド

Claims

【特許請求の範囲】

表面に記録シートを保持して正逆両方向へ回転駆動され
るプラテンと、このプラナ／の軸と平行な２段のガイド
軸を設け、片段のガイド軸上には、記録シートに圧接す
るペンを搭載したペンキャリッジを移動自在、に設け、
他殺のガイド軸上には、記録シートに対向するワイヤド
ツトヘッドを搭載したドツトキャリッジを移動自在に設
けて成る記録装置。