JPH0222313Y2 - - Google Patents

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JPH0222313Y2
JPH0222313Y2 JP1983198097U JP19809783U JPH0222313Y2 JP H0222313 Y2 JPH0222313 Y2 JP H0222313Y2 JP 1983198097 U JP1983198097 U JP 1983198097U JP 19809783 U JP19809783 U JP 19809783U JP H0222313 Y2 JPH0222313 Y2 JP H0222313Y2
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pen
drive
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hammer
gear
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JP1983198097U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は色別の複数のペンを塔載している多色
ペン式プロツタに係るものであり、特に、適宜に
ペンの色換え選択とペンを押すハンマの駆動とを
1個のモータにて行なえるようにした簡単な機構
で安価となるペン駆動機構を提供することを目的
としたものである。
以下、本考案1の実施例を第1図乃至第4図と
共に説明する。第1図は多色ペン式プロツタの斜
視図である。図中の1はテーブルであり、このテ
ーブル1上の切欠き1a内に移送ローラ2が配設
されている。この移送ローラ2の軸3はステツピ
ングモータ(図示せず)に連結され、移送ローラ
2を正、逆回転させることにより、記録シートS
がテーブル1上にて図中Y方向へ往復移動する。
テーブル1の上方には、キヤリツジ4が設けら
れ、このキヤリツジ4は、互いに平行に設けられ
たガイド軸5とペン切換軸6に沿つて自在に移動
し、ステッピングモータ(図示せず)によつて駆
動されるワイヤWで牽引されて図中X方向へ往復
移動する。また、キヤリツジ4の下端に固定され
た支持板7と、キヤリツジ4の上部4aとの間に
は、ペンホルダ8が軸8aによつて回動自在に取
付けられている。このペンホルダ8には、4本の
ペンPがテーブル1に対し軸に対向して設けられ
且つテーブル1に対して近接・離反自在に保持さ
れている。この4本のペンPは水性あるいは油性
ペンであり、赤、青、黒、緑などに色分けされて
いる。また、各ペンPの先部には戻しばね9が外
装されており、戻しばね9の弾性力によつてペン
Pのペン先がテーブル1から離れる方向(垂直上
方)へ付勢されている。なお、前記支持板7の前
端部は、2本の押圧体7aに分岐されて夫々がV
字形状に折曲げられている。この折曲部7bがテ
ーブル1上の記録シートSを押えてペンPにする
書込動作を行ないやすいようにしている。4本の
ペンPのうち書込み位置(0にて示す位置)に至
つたものの基端には、ハンマ10が対向して設け
られている。このハンマ10のほぼ中央部は、ピ
ン11を中心に回動自在に支持されている。ピン
11には、ハンマばね12が巻装されており、こ
のハンマばね12の腕部12aがハンマ10の前
部上面に係止している。ハンマ10の後部上面に
は、駆動レバー13が対向して設けられており、
この駆動レバー13は板金製で、前記ガイド軸5
と平行に配設されている。また、駆動レバー13
の両端は、折り曲げられて折曲片13aが形成さ
れ、駆動ピン14が固設されている。なお、ガイ
ド軸5は本体フレーム(図示せず)の両側板に支
持されている。
一方、前記ペンホルダ8の下部にはペン保持部
15が一体に設けられている。ペン保持部15は
第2図に示すように、4本のペンPの先部をガイ
ドする穴15aが4ケ所形成され、且つ周囲に歯
15bが連続的に形成されている。また、前記ペ
ン切換軸6は、断面小判形状であり、キヤリツジ
4内にて、ウオームギヤ16が移動・回転自在に
設けられている。このウオームギヤ16は、前記
歯15bとかみ合つており、キヤリツジ4の移動
に共なつてウオームギヤ16も移動する。なお、
ペン切換軸6は、フレームの両側板に回転自在に
支持されている。
プロツクーの一方の側板には駆動円板20が回
転自在に支持されている。この駆動円板20は、
第2図ならびに第3図に示すように、カム21、
間欠歯車22、ならびに小歯車23が一体化され
ているものである。駆動円板20の側部には小型
のステッピングモータ24が設けられ、このステ
ッピングモータ24の回転軸に固設されたピンオ
ン25が小歯車23とかみ合つて、駆動円板20
がステッピングモータ24により駆動される。カ
ム21は、前記ハンマ10を駆動するためのもの
であり、円板周面21aとその一部に形成された
舌片状の切欠部21bとから成るものである。そ
して、前記駆動レバー13の折曲片13aに固定
されている駆動ピン14が円板周面21aに当接
している。第4図に示すように、ハンマ10は、
ハンマばね12によつて反時計方向(図中矢印
A)へ付勢されており、このハンマ10の後端に
よつて前記駆動レバー13の先部が時計方向(図
中矢印B)へ付勢されている。そして、この付勢
力により駆動レバー13がガイド軸5を中心とし
て時計方向へ回転力が作用して前記駆動ピン14
が円板周面21aに圧接している。カム21が回
転して駆動ピン14が切欠部21bの位置に至る
と前記ハンマばね12の付勢力によつて駆動ピン
14が円板周面21aから前記切欠部21b内へ
落ち込み、駆動レバー13が時計回りに回転す
る。そして、ハンマ10が反時計回りに回転し、
ハンマ10の先部がペンPを記録シートS方向へ
押し出すようになつている。
前記間欠歯車22は、ペンホルダ8を回転させ
てペンPの色換え選択動作を行なわせるためのも
のであり、周囲の歯部22aと欠損部22bとか
ら成る。また、間欠歯車22の側面には円弧状の
突起22cが一体に設けられている。一方、前記
ペン切換軸6の端部には歯車26とストツパカム
27が固設されており、ストツパカム27の先端
には凹状の摺接面27aが形成されている。この
摺接面27aは前記突起22cの外周面とほぼ同
じ曲率にて成形されている。
次に、上記構成による多色ペン式プロツタの動
作について説明する。記録シーナSはテーブル1
上に供給され、移送ローラ2とその上のピンチロ
ーラによつて挾持されて送られてくる。記録動作
は、2個のステッピングモータのうち一方によつ
て移送ローラ2を正、逆の往復回転させて記録シ
ートSを第1図矢印Y方向へ往復移動させると共
に、他方向のステッピングモータによつてワイヤ
Wを介してキヤリツジ4を第1図矢印X方向へ往
復移動させることによつて行なう。第3図におい
て、駆動円板20がイ方向へ回動し、駆動ピン1
4がカム21の円板周面21aに乗り上がつた状
態では、前述の如く、ハンマ10の後端が押し下
げられてハンマ10の先部が上がり、書込位置0
にあるペンPは戻しばね9の力によつて上昇して
ペンPの先が記録シートSから離れている。逆
に、駆動円板20をロ方向へ回転させて、駆動ピ
ン14をカム21の切欠部21b内へ落ち込ませ
ると、駆動レバー13は第4図において時計回り
に回動し、ハンマ10がハンマばね12の力によ
つて反時計回りに回動し、ハンマ10の先端が書
込位置0にあるペンPを戻しばね9に抗して押し
下げ、ペンP先が記録シートSに当接する。そし
て、この状態にて前記の如く記録シートSのY動
作とキヤリツジ4のX動作を制御することにより
記録シートS上に所定の文字、記号、図形などが
描かれる。
すなわち、ステッピングモータ24によつて、
駆動円板20を、イ方向へ小角度回転させるとペ
ンPが記録シートSから離れ、逆にロ方向へ小角
度回転させるとペンPが記録シートSへ圧接する
ことになる。このペンPの昇降駆動の際の駆動円
板20の往復回転角度は小角度であり、この間、
前記ストツパカム27の摺接面27aは前記突起
22bの外周面に摺接し、且つ歯車26は間欠歯
車22の欠損部22bに対向したままである。従
つて、ストツパカム27とペン切換軸6とは回転
しなく、ペンホルダ8も回転せず、所定のペンP
が書込み位置0に維持される。
次に書込み位置0のペンPを切換えて印字色を
換える場合には、ステッピングモータ24により
駆動円板20をイ方向へ約1回転させる。この回
転の初期にて駆動ピン14がカム21の切欠部2
1bから円板周面21aに乗り上がつてペンPが
記録シートSから離れる。さらに駆動円板20を
イ方向へ回転させるとストツパカム27の摺接面
27aから前記突起22bが外れ、間欠歯車22
の歯部22aが歯車26とかみ合い、歯車26と
ともにペン切換軸6が回転する。そして、ペン切
換軸6に設けられた前記ウオームギヤ16がペン
ホルダ8と一体の前記ペン保持部15の歯15b
に動力を伝達してペンホルダ8を回転させる。駆
動円板20がイ方向へ約1回転し、駆動ピン14
が切欠部21bの直前に至つたときにペンホルダ
8が約90度回転し別の色のペンPが書込み位置0
に至る。このとき歯車26は歯部22aから外れ
て再び欠損部22cに対向し、且つストツパカム
27の摺接面27aが突起22bに摺接する。従
つて、ペン切換後、再びペン切換軸6は停止す
る。切換えられた後のペンPを記録シートSへ再
び当接させる場合には、駆動円板20をさらにイ
方向へ回転させ、駆動ピン14を切欠部21b内
へ落下させる。これにより駆動レバー13が回動
し、その後の動作は前述と同じになり、ハンマ1
0が動作して0に位置しているペンPの先部を記
録シートSに圧接する。さらに、その後駆動円板
20を小角度内にて往復回転させることにより、
ペンPは記録シートSに対して当接離反を繰返
す。
上述のように本考案は、記録シートに沿つて相
対的に移動するキヤリツジと、該キヤリツジ上に
回動動作可能に搭載されたペンホルダと、該ペン
ホルダに保持される複数個のペンと、これらのペ
ンのうち書込み位置にあるペンを前記記録シート
方向へ押圧するハンマと、該ハンマに当接し該ハ
ンマを駆動するとともにその一端部に駆動ピンが
固接された駆動レバーと、円板周面とその一部に
形成された舌片状の切欠部とからなるカムと、歯
部と欠損部とからなり側面に円弧状の突起が一体
形成された間欠歯車とが一体形成された駆動部材
と、該駆動部材を回転させる駆動手段と、フレー
ムの両側板に回転自在に支持され、その端部には
先端に前記突起の外周面とほぼ同じ曲率にて形成
された摺接面が形成されたストツパカムと歯車と
が固接されかつ前記ペンホルダを回転させペンの
切替えを行なうペン切替え軸と、を備えてなる多
色ペン式プロツタにおいて、前記駆動レバーの駆
動ピンは前記カムに圧接されており、前記駆動部
材の回転により該駆動ピンがカムの円板周面から
切欠き部内に落ち込むことにより前記駆動レバー
が回動し前記ハンマを駆動することによつてペン
が記録シートに押圧され、前記駆動ピンが前記カ
ムの円板周面に乗り上がつた状態ではペン先が前
記記録シートから離れるとともに、このペンの昇
降駆動の際の前記駆動円板の回動動作時は、前記
ストツパカムの摺接面は前記突起の外周面に摺接
し、かつ歯車は前記間欠歯車の欠損部に対向した
状態で所定のペンが書込み位置に保持され、ペン
切替え時は前記駆動円板を所定方向に1回転させ
ることによりストッパカムの摺接面から前記突起
がはずれ前記間欠歯車の歯部が前記ペン切替え軸
の歯車と噛み合いペン切替え軸が回転することに
より前記ペンホルダが回転してペンの切替えを行
う構成としたことにより単一の駆動手段でペン動
作とペン色換えとが可能になつて簡単な機構で安
価なペン駆動機構が得られ、また、ペン動作中は
ペン色換え機構が不動作になり且つペン色換え機
構が動作中はペン動作が行なわれないためにペン
色換え動作中にペンが記録シートに接触するとい
うような不良もなくなつて動作が確実になり、ま
た、ペンの上下動を駆動カムの小角度の回動で行
なうことができるため動作の切換も早くなる等の
実用的な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであり、第
1図は多色ペン式プロツタの斜視図を示し、第2
図はハンマ及び色換え駆動機構の分解斜視図を示
し、第3図は駆動カムの側面図を示し、第4図は
ハンマ駆動機構の側面図を示したものである。 1……テーブル、2……移送ローラ、4……キ
ヤリツジ、6……ペン切換軸、8……ペンホル
ダ、10……ハンマ、13……駆動レバー、14
……駆動ピン、15b……歯、20……駆動円
板、21……カム、21b……切欠部、21d…
…舌片部、22……間欠歯車、22a……歯部、
22c……突起、24……ステッピングモータ、
26……歯車、27……ストツパカム、S……記
録シート、P……ペン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録シートに沿つて相対的に移動するキヤリツ
    ジと、 該キヤリツジ上に回動動作可能に搭載されたペ
    ンホルダと、 該ペンホルダに保持される複数個のペンと、 これらのペンのうち書込み位置にあるペンを前
    記記録シート方向へ押圧するハンマと、 該ハンマに当接し該ハンマを駆動するとともに
    その一端部に駆動ピンが固接された駆動レバー
    と、 円板周面とその一部に形成された舌片状の切欠
    部とからなるカムと、歯部と欠損部とからなり側
    面に円弧状の突起が一体形成された間欠歯車とが
    一体形成された駆動部材と、 該駆動部材を回転させる駆動手段と、 フレームの両側板に回転自在に支持され、その
    端部には先端に前記突起の外周面とほぼ同じ曲率
    にて形成された摺接面が形成されたストツパカム
    と歯車とが固接され、かつ前記ペンホルダを回転
    させペンの切替えを行なうペン切替え軸と、 を備えてなる多色ペン式プロツタにおいて、 前記駆動レバーの駆動ピンは前記カムに圧接さ
    れており、前記駆動部材の回転により該駆動ピン
    がカムの円板周面から切欠き部内に落ち込むこと
    により前記駆動レバーが回動し前記ハンマを駆動
    することによつてペンが記録シートに押圧され、
    前記駆動ピンが前記カムの円板周面に乗り上がつ
    た状態ではペン先が前記記録シートから離れると
    ともに、このペンの昇降駆動の際の前記駆動円板
    の回動動作時は、前記ストツパカムの摺接面は前
    記突起の外周面に摺接し、かつ歯車は前記間欠歯
    車の欠損部に対向した状態で所定のペンが書込み
    位置に保持され、ペン切替え時は前記駆動円板を
    所定方向に1回転させることによりストッパカム
    の摺接面から前記突起がはずれ前記間欠歯車の歯
    部が前記ペン切替え軸の歯車と噛み合いペン切替
    え軸が回転することにより前記ペンホルダが回転
    してペンの切替えを行うことを特徴とする多色ペ
    ン式プロツタ。
JP19809783U 1983-12-23 1983-12-23 多色ペン式プロツタ Granted JPS60105146U (ja)

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JP19809783U JPS60105146U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 多色ペン式プロツタ

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JP19809783U JPS60105146U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 多色ペン式プロツタ

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Publication Number Publication Date
JPS60105146U JPS60105146U (ja) 1985-07-18
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JP19809783U Granted JPS60105146U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 多色ペン式プロツタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128032U (ja) * 1982-02-25 1983-08-30 アルプス電気株式会社 ペン式多色記録装置

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JPS60105146U (ja) 1985-07-18

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