JPS5925654Y2 - シリアルプリンタの印字機構 - Google Patents
シリアルプリンタの印字機構Info
- Publication number
- JPS5925654Y2 JPS5925654Y2 JP9394080U JP9394080U JPS5925654Y2 JP S5925654 Y2 JPS5925654 Y2 JP S5925654Y2 JP 9394080 U JP9394080 U JP 9394080U JP 9394080 U JP9394080 U JP 9394080U JP S5925654 Y2 JPS5925654 Y2 JP S5925654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- type
- hammer
- pawl gear
- rotates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、卓上計算機や計測器の印字装置として用いら
れるシリアルプリンタの印字機構に関する。
れるシリアルプリンタの印字機構に関する。
卓上計算機に使用される小型のシリアルプリンタの印字
機構は、周囲に活字を設けかつ行方向に移動可能な活字
輪と、該活字輪を回転させて所望の活字を印字位置に駆
動する活字選択機構と、1行分の長さを有し揺動自在に
枢支された印字ハンマーと、該印字ハンマーを駆動する
プランジャ機構とを有し、活字輪を最下位桁に位置させ
、所望の活字が印字位置に至ったとき、プランジャ機構
を駆動して印字ハンマーとインクを付着させた活字との
間に挿入されている記録用紙を活字に押し付けて最下位
桁の印字を行なう。
機構は、周囲に活字を設けかつ行方向に移動可能な活字
輪と、該活字輪を回転させて所望の活字を印字位置に駆
動する活字選択機構と、1行分の長さを有し揺動自在に
枢支された印字ハンマーと、該印字ハンマーを駆動する
プランジャ機構とを有し、活字輪を最下位桁に位置させ
、所望の活字が印字位置に至ったとき、プランジャ機構
を駆動して印字ハンマーとインクを付着させた活字との
間に挿入されている記録用紙を活字に押し付けて最下位
桁の印字を行なう。
さらに活字輪を次の印字桁に移動させて上述の如き印字
動作を繰返し行なって1行の印字を終了する。
動作を繰返し行なって1行の印字を終了する。
ところで、上述の如き印字機構の活字輪は活字選択動作
時に高速回転して所望の活字を印字位置に移動させるが
、活字輪やこれを駆動する駆動機構にかなりのイナーシ
ャが働くため、所望の活字が少し印字位置を過ぎた所で
印字を行なったり、又活字選択機構の動作タイミングの
少しのずれから、活字が正確な印字位置に至る少し手前
で印字を行なうようなことがあるが、このような場合、
印字された文字は所謂アッパープリント、アンダープリ
ントされた状態となり、印字品質の低下を来す。
時に高速回転して所望の活字を印字位置に移動させるが
、活字輪やこれを駆動する駆動機構にかなりのイナーシ
ャが働くため、所望の活字が少し印字位置を過ぎた所で
印字を行なったり、又活字選択機構の動作タイミングの
少しのずれから、活字が正確な印字位置に至る少し手前
で印字を行なうようなことがあるが、このような場合、
印字された文字は所謂アッパープリント、アンダープリ
ントされた状態となり、印字品質の低下を来す。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新規な考案で
あって、その目的は回転する活字輪に印字ハンマーを打
ち付けて印字を行なうプリンタにおいて、活字輪を回転
させて所望の活字を印字位置に運ぶ場合、常に活字が正
確な位置に来るような活字輪駆動機構を提供することに
ある。
あって、その目的は回転する活字輪に印字ハンマーを打
ち付けて印字を行なうプリンタにおいて、活字輪を回転
させて所望の活字を印字位置に運ぶ場合、常に活字が正
確な位置に来るような活字輪駆動機構を提供することに
ある。
次に本考案の一実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
する。
第1図はシリアルプリンタの要部を示す斜視図である。
同図において、1は回転軸である。回転軸1には逆回転
防止用のつめ歯車1aが取付けられている。
防止用のつめ歯車1aが取付けられている。
2は活字輪である。活字輪2は回転軸1にスプライン結
合されている。
合されている。
このため、回転軸1が矢印A方向に回転すると活字輪2
もこれにつれて回転し、又キャリッジ3が回転軸1に沿
って移動するとき、活字輪2も回転軸1に沿って移動し
て桁上げされる。
もこれにつれて回転し、又キャリッジ3が回転軸1に沿
って移動するとき、活字輪2も回転軸1に沿って移動し
て桁上げされる。
4は印字ハンマーで軸4aに回転自在に軸承され、常時
引張りばね5により矢印Bと反対方向に引張られている
。
引張りばね5により矢印Bと反対方向に引張られている
。
4bはノhンマ一部、4Cは印字ハンマー4の端部に突
出して取付けられた押圧片である。
出して取付けられた押圧片である。
押圧片4Cは可撓性の板状体からなり、その先端はつめ
歯車1aの歯近くに位置している。
歯車1aの歯近くに位置している。
6はシャーシに立設され可撓性板状体からなる逆転防止
片であり、その先端はつめ歯車1aの歯と弾接している
。
片であり、その先端はつめ歯車1aの歯と弾接している
。
7はハンマーカムで゛ある。
ハンマーカム7はハンマーカム軸8に取付けられている
。
。
9は印字ハンマー4のハンマ一部4bと活字輪2との間
に挿通されている記録用紙である。
に挿通されている記録用紙である。
次に本考案の実施例動作について説明する。
まずキャリッジ3が第1図矢印り方向に移動して活字輪
2を最下位桁に移動させた後、回転軸1を矢印A方向に
回転させ活字選択動作を行ない、所望の活字2aが印字
位置に達したとき回転軸1の回転を止める。
2を最下位桁に移動させた後、回転軸1を矢印A方向に
回転させ活字選択動作を行ない、所望の活字2aが印字
位置に達したとき回転軸1の回転を止める。
ところが、活字輪1の慣性などの働きで、活字2aが第
2図に示すように印字位置より少し進んだ所で停止する
場合がある。
2図に示すように印字位置より少し進んだ所で停止する
場合がある。
次のシーケンス動作によりハンマーカム軸8が矢印C方
向に回転すると、ハンマーカム7も回転してこれが印字
ハンマー4の背面を押圧し、これを軸4aを中心として
矢印B方向に回動させる。
向に回転すると、ハンマーカム7も回転してこれが印字
ハンマー4の背面を押圧し、これを軸4aを中心として
矢印B方向に回動させる。
印字ハンマー4が矢印B方向へ移動すると、押圧片4C
の先端がまずつめ歯車1aの歯と接触してこれを逆転方
向に押圧し、逆転防止片6の先端がつめ歯車1aの歯の
段部に当接するつめ歯車1aを第3図矢印下方向に回転
させる。
の先端がまずつめ歯車1aの歯と接触してこれを逆転方
向に押圧し、逆転防止片6の先端がつめ歯車1aの歯の
段部に当接するつめ歯車1aを第3図矢印下方向に回転
させる。
つめ歯車1aが微少回転すると、回転軸1も微少回転し
、かつ活字輪2も回転する。
、かつ活字輪2も回転する。
そして、逆転防止片6の先端がつめ歯車1aの段部に当
接した状態では、活字2aは正確な印字位置に位置する
。
接した状態では、活字2aは正確な印字位置に位置する
。
活字2aが正確な印字位置に達した後もハンマーカム軸
8は回転し続けるため、印字ハンマー4は矢印B方向に
回動し続ける。
8は回転し続けるため、印字ハンマー4は矢印B方向に
回動し続ける。
しかしながら、つめ歯車1aは逆転防止片6により矢印
下方向への回転は阻止される。
下方向への回転は阻止される。
このため、押圧片4Cはつめ歯車1aの歯を押圧しなが
らこの上を滑る。
らこの上を滑る。
そして、印字ハンマー4のハンマ一部4bが記録用紙9
を活字2aに押し付け、活字2aの表面に塗布したイン
キを記録用紙に付着させて印字を行なつ。
を活字2aに押し付け、活字2aの表面に塗布したイン
キを記録用紙に付着させて印字を行なつ。
ハンマーカム軸8が回転してその先端が印字ハンマー4
の背面から離れると、印字ハンマー4は引張りばね5の
力で矢印B方向と反対方向に回動して第2図の状態に戻
り、1つの文字の印字動作は終了する。
の背面から離れると、印字ハンマー4は引張りばね5の
力で矢印B方向と反対方向に回動して第2図の状態に戻
り、1つの文字の印字動作は終了する。
さらに上位桁における印字が必要な場合にはキャリッジ
3を第3図矢印下方向に1桁分だけ移動させて活字輪を
桁上げした後、上述の如き印字動作を行なうものである
。
3を第3図矢印下方向に1桁分だけ移動させて活字輪を
桁上げした後、上述の如き印字動作を行なうものである
。
上記実施例はキャリッジに1個のみの活字を設けたプリ
ンタであるが、回転軸に複数個の活字輪を配設したよう
なプリンタなど、回転軸により活字輪を回転させて活字
選択を行ない、印字ハンマーを活字に打ち付けて印字動
作を行なうようなプリンタにも本考案が適用できること
はいうまでもないことである。
ンタであるが、回転軸に複数個の活字輪を配設したよう
なプリンタなど、回転軸により活字輪を回転させて活字
選択を行ない、印字ハンマーを活字に打ち付けて印字動
作を行なうようなプリンタにも本考案が適用できること
はいうまでもないことである。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、印字動作
を行なう際に活字輪が不正確な位置に停止しても、印字
ハンマーに取付けられた押圧片が印字ハンマーの移動の
際活字輪を回転させて活字を正確な印字位置まで移動さ
せるので、記録用紙の正確な位置に文字・記号が印字さ
れ、従来に比較して格段に印字品質の良い記録ができる
。
を行なう際に活字輪が不正確な位置に停止しても、印字
ハンマーに取付けられた押圧片が印字ハンマーの移動の
際活字輪を回転させて活字を正確な印字位置まで移動さ
せるので、記録用紙の正確な位置に文字・記号が印字さ
れ、従来に比較して格段に印字品質の良い記録ができる
。
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、第2図及
び第3図は同印字動作を説明する側面図である。 図中、1は回転軸、1aはつめ歯車、2は活字輪、2a
は活字、3はキャリッジ、4は印字ハンマー、4aは軸
、4bはハンマ一部、4Cは押圧片、5は引張りは゛ね
、6は逆転防止片、7はハンマーカム、8はハンマーカ
ム軸、9は記録用紙である。
び第3図は同印字動作を説明する側面図である。 図中、1は回転軸、1aはつめ歯車、2は活字輪、2a
は活字、3はキャリッジ、4は印字ハンマー、4aは軸
、4bはハンマ一部、4Cは押圧片、5は引張りは゛ね
、6は逆転防止片、7はハンマーカム、8はハンマーカ
ム軸、9は記録用紙である。
Claims (1)
- 周上に活字を設けた活字輪を回転させる回転軸に逆転防
止用のつめ歯車を設けるとともに、逆転防止片の先端を
該つめ歯車の歯と接触せしめ、印字ハンマーには押圧片
を設けてその先端をつめ歯車に臨ませ、印字ハンマーが
印字動作を行なう際押圧片がつめ歯車を逆転方向に押圧
することを特徴とするシリアルプリンタの印字機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9394080U JPS5925654Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | シリアルプリンタの印字機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9394080U JPS5925654Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | シリアルプリンタの印字機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5716354U JPS5716354U (ja) | 1982-01-27 |
JPS5925654Y2 true JPS5925654Y2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=29455874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9394080U Expired JPS5925654Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | シリアルプリンタの印字機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925654Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-03 JP JP9394080U patent/JPS5925654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5716354U (ja) | 1982-01-27 |
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