JPH0777617B2 - キレート化剤に吸着した重金属の溶離方法 - Google Patents
キレート化剤に吸着した重金属の溶離方法Info
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- JPH0777617B2 JPH0777617B2 JP62248278A JP24827887A JPH0777617B2 JP H0777617 B2 JPH0777617 B2 JP H0777617B2 JP 62248278 A JP62248278 A JP 62248278A JP 24827887 A JP24827887 A JP 24827887A JP H0777617 B2 JPH0777617 B2 JP H0777617B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は分解し易い官能基および/または溶離に難しい
官能基を有するキレート化剤に吸着した重金属を溶離す
る方法に関する。
官能基を有するキレート化剤に吸着した重金属を溶離す
る方法に関する。
〈従来の技術〉 キレート化剤に吸着した金属の溶離は、一般には金属を
吸着したキレート化剤を硫酸、塩酸等の鉱酸の水溶液と
接触処理することにより行われている。
吸着したキレート化剤を硫酸、塩酸等の鉱酸の水溶液と
接触処理することにより行われている。
またホスフィン基、ホスホニウム塩基、ホスホン酸基、
ホスフィン酸基、および一般式 で表される重金属との結合力が大きいアミノ燐酸基等の
燐系の官能基を有するキレート化剤に吸着したウラン、
インジウム、ガリウム、鉄、金、白金等の金属の溶離は
通常の溶離方法では難かしく、濃鉱酸による溶離または
左記に本願発明者らが提案した硫化ソーダまたは還元剤
を含有するアルカリ水溶液による溶離方法がある。(特
開昭61−042335号公報、特開昭61−293556号公報) 〈発明が解決しようとする問題点〉 重金属との結合力が大きい官能基を有するキレート化剤
に吸着した金属を鉱酸で溶離する場合、溶離性が悪く、
高濃度で大量の鉱酸が必要である。また高濃度の鉱酸を
大量に使用し溶離すると、キレート化剤の劣化を招きや
すい等の欠点がある。特にキレート化剤がアミドオキシ
ム基、イミドジオキシム基、イミドキシム基、ケトオキ
シム基、オキシム基、ホスホン酸エステル基、ホスフィ
ン酸エステル基等の耐酸、耐アルカリ性が劣る易分解性
の官能基を有する場合には官能基の分解による性能低下
をもたらし好ましくない。また硫化ソーダ、還元剤を含
有するアルカリ水溶液による溶離方法は、溶離後の溶離
液に含まれる溶離した金属を分解し、溶離液を再度溶離
剤として再使用する方法が技術的に難かしく、溶離剤費
用が嵩むという欠点がある。
ホスフィン酸基、および一般式 で表される重金属との結合力が大きいアミノ燐酸基等の
燐系の官能基を有するキレート化剤に吸着したウラン、
インジウム、ガリウム、鉄、金、白金等の金属の溶離は
通常の溶離方法では難かしく、濃鉱酸による溶離または
左記に本願発明者らが提案した硫化ソーダまたは還元剤
を含有するアルカリ水溶液による溶離方法がある。(特
開昭61−042335号公報、特開昭61−293556号公報) 〈発明が解決しようとする問題点〉 重金属との結合力が大きい官能基を有するキレート化剤
に吸着した金属を鉱酸で溶離する場合、溶離性が悪く、
高濃度で大量の鉱酸が必要である。また高濃度の鉱酸を
大量に使用し溶離すると、キレート化剤の劣化を招きや
すい等の欠点がある。特にキレート化剤がアミドオキシ
ム基、イミドジオキシム基、イミドキシム基、ケトオキ
シム基、オキシム基、ホスホン酸エステル基、ホスフィ
ン酸エステル基等の耐酸、耐アルカリ性が劣る易分解性
の官能基を有する場合には官能基の分解による性能低下
をもたらし好ましくない。また硫化ソーダ、還元剤を含
有するアルカリ水溶液による溶離方法は、溶離後の溶離
液に含まれる溶離した金属を分解し、溶離液を再度溶離
剤として再使用する方法が技術的に難かしく、溶離剤費
用が嵩むという欠点がある。
かかる事情に鑑み、本発明者らは、上記のような不都合
を克服したキレート化剤に吸着した金属の溶離方法を開
発すべく検討を行った結果、ポリアミノカルボン酸を溶
離剤として用いることにより、前記官能基を有するキレ
ート化剤から比較的低濃度の溶離剤により溶離が可能で
あり、かつ金属溶離後の溶離液から比較的簡単に溶離剤
成分の回収が可能な溶離方法を見い出し、本発明を完成
するに至った。
を克服したキレート化剤に吸着した金属の溶離方法を開
発すべく検討を行った結果、ポリアミノカルボン酸を溶
離剤として用いることにより、前記官能基を有するキレ
ート化剤から比較的低濃度の溶離剤により溶離が可能で
あり、かつ金属溶離後の溶離液から比較的簡単に溶離剤
成分の回収が可能な溶離方法を見い出し、本発明を完成
するに至った。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、分子中にオキシム基、ホスホン酸エ
ステル基、ホスフィン酸エステル基およびアミノ燐酸基
から選ばれた少なくとも一種の官能基を有するキレート
化剤に吸着したガリウム、インジウム、鉄、アルミニウ
ム、ウラン、ニオブおよびタンタルから選ばれた少なく
とも一種の金属をポリアミノポリカルボン酸またはその
塩からなる溶離剤にて溶離することを特徴とするキレー
ト化剤に吸着した金属の溶離方法である。
ステル基、ホスフィン酸エステル基およびアミノ燐酸基
から選ばれた少なくとも一種の官能基を有するキレート
化剤に吸着したガリウム、インジウム、鉄、アルミニウ
ム、ウラン、ニオブおよびタンタルから選ばれた少なく
とも一種の金属をポリアミノポリカルボン酸またはその
塩からなる溶離剤にて溶離することを特徴とするキレー
ト化剤に吸着した金属の溶離方法である。
本発明方法の対象とするキレート化剤は、(1) アク
リロニトリル、α−クロルアクリロニトリル、シアン化
ビニリデン、メタアクリロニトリル等のシアン化ビニル
系単量体の重合体またはシアン化ビニル系単量体と共重
合が可能な他のエチレン系不飽和単量体との共重合体
に、ヒドロキシルアミンまたはその誘導体を反応させて
得られるアミドキシム基、イミドキシム基、イミドジオ
キシム基、ヒドロキサム酸基を有するキレート化剤、
(2) クロルメチル基、ブロムメチル基等のハロゲン
化アルキル基または臭素、ヨウ素等のハロゲン原子を有
するスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、フェノール
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の重合体にリチ
ウムジフェニルホスフィン、ナトリウムジフェニルホス
フィン、リチウムフェニルホスフィン、トリクレジルホ
スフィン等のホスフィン化合物またはこれらの混合物を
反応させることにより得られるホスフィン基またはホス
ホニウム塩基を有するキレート化剤、(3) クロルメ
チル基、ブロムメチル基等のハロゲン化アルキル基を有
するスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、フェノール
樹脂、アニリン樹脂、m−フェニレン重合体(以下、ハ
ロゲン化アルキル基を有する樹脂と称する。)に亜燐酸
トリエチル、亜燐酸トリフェニル、亜燐酸トリメチル等
の亜燐酸誘導体またはこれらの混合物(以下、これらを
亜燐酸誘導体と称する。)を反応させることにより得ら
れるホスホン酸エステル基を有するキレート化剤、
(4) 1級または2級のアミノ基を有する樹脂にクロ
ルメチルホスホン酸ジエチル、クロルメチルホスホン酸
ジエチルクロルメチルホスホン酸ジフェニル、クロルメ
チルホスホン酸ジクレジル、クロルメチルホスフィン酸
エチル等のハロゲン化アルキル燐酸エステルまたはこれ
らの混合物を反応させることにより得られるアミノアル
キレン燐酸エステル基を有するキレート化剤、(5)
前記アミノアルキレン燐酸エステル基を有するキレート
樹脂を加水分解するか、または前記アミノアルキレン燐
酸エステル基を有する樹脂構造の時に用いた亜燐酸誘導
体を、亜燐酸に変える以外は全く同様にして反応させる
ことにより得られるアミノアルキレン燐酸基を有するキ
レート化剤、(7) その他ジブチル燐酸エステル、2
−エチルヘキシル−フェニルホスホン酸エステル、ジブ
チル〔(ジエチル−カルバモイル)メチル〕ホスホン酸
エステル、ジ−(2−エチルヘキシル)−燐酸エステ
ル、2−エチルヘキシルイソブチルジチオ燐酸、4−ノ
ニル−サリチルアルドキシム、o−ヒドロキシ−p−ノ
ニル−アセトフェノンオキシム、ラウリルアミドキシ
ム、4−オクチルベンズアミドキシム、トリブチルアミ
ン、トリ−オクチルフォスフィンオキシド、2−エチル
ヘキシルイソブチルジチオ燐酸等の水難溶性キレート化
剤等が挙げられる。
リロニトリル、α−クロルアクリロニトリル、シアン化
ビニリデン、メタアクリロニトリル等のシアン化ビニル
系単量体の重合体またはシアン化ビニル系単量体と共重
合が可能な他のエチレン系不飽和単量体との共重合体
に、ヒドロキシルアミンまたはその誘導体を反応させて
得られるアミドキシム基、イミドキシム基、イミドジオ
キシム基、ヒドロキサム酸基を有するキレート化剤、
(2) クロルメチル基、ブロムメチル基等のハロゲン
化アルキル基または臭素、ヨウ素等のハロゲン原子を有
するスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、フェノール
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の重合体にリチ
ウムジフェニルホスフィン、ナトリウムジフェニルホス
フィン、リチウムフェニルホスフィン、トリクレジルホ
スフィン等のホスフィン化合物またはこれらの混合物を
反応させることにより得られるホスフィン基またはホス
ホニウム塩基を有するキレート化剤、(3) クロルメ
チル基、ブロムメチル基等のハロゲン化アルキル基を有
するスチレン−ジビニルベンゼン共重合体、フェノール
樹脂、アニリン樹脂、m−フェニレン重合体(以下、ハ
ロゲン化アルキル基を有する樹脂と称する。)に亜燐酸
トリエチル、亜燐酸トリフェニル、亜燐酸トリメチル等
の亜燐酸誘導体またはこれらの混合物(以下、これらを
亜燐酸誘導体と称する。)を反応させることにより得ら
れるホスホン酸エステル基を有するキレート化剤、
(4) 1級または2級のアミノ基を有する樹脂にクロ
ルメチルホスホン酸ジエチル、クロルメチルホスホン酸
ジエチルクロルメチルホスホン酸ジフェニル、クロルメ
チルホスホン酸ジクレジル、クロルメチルホスフィン酸
エチル等のハロゲン化アルキル燐酸エステルまたはこれ
らの混合物を反応させることにより得られるアミノアル
キレン燐酸エステル基を有するキレート化剤、(5)
前記アミノアルキレン燐酸エステル基を有するキレート
樹脂を加水分解するか、または前記アミノアルキレン燐
酸エステル基を有する樹脂構造の時に用いた亜燐酸誘導
体を、亜燐酸に変える以外は全く同様にして反応させる
ことにより得られるアミノアルキレン燐酸基を有するキ
レート化剤、(7) その他ジブチル燐酸エステル、2
−エチルヘキシル−フェニルホスホン酸エステル、ジブ
チル〔(ジエチル−カルバモイル)メチル〕ホスホン酸
エステル、ジ−(2−エチルヘキシル)−燐酸エステ
ル、2−エチルヘキシルイソブチルジチオ燐酸、4−ノ
ニル−サリチルアルドキシム、o−ヒドロキシ−p−ノ
ニル−アセトフェノンオキシム、ラウリルアミドキシ
ム、4−オクチルベンズアミドキシム、トリブチルアミ
ン、トリ−オクチルフォスフィンオキシド、2−エチル
ヘキシルイソブチルジチオ燐酸等の水難溶性キレート化
剤等が挙げられる。
中でも本発明方法は、アミドキシム基、イミドジオキシ
ム基、イミドキシム基、オキシム基、ヒドロキサム酸基
等の=NOHで示されるオキシム基を有する耐アルカリ、
耐酸性に劣るキレート化剤、および前記の燐系の官能基
がアミノメチレン基を介して結合してなる重金属に対し
て非常に強固に結合したキレート化剤に特に著しく効果
が認められ、好ましく用いられる。本発明において用い
られる金属を吸着したキレート化剤は、金属がどのよう
な方法で吸着されたものであってもさしつかえない。
ム基、イミドキシム基、オキシム基、ヒドロキサム酸基
等の=NOHで示されるオキシム基を有する耐アルカリ、
耐酸性に劣るキレート化剤、および前記の燐系の官能基
がアミノメチレン基を介して結合してなる重金属に対し
て非常に強固に結合したキレート化剤に特に著しく効果
が認められ、好ましく用いられる。本発明において用い
られる金属を吸着したキレート化剤は、金属がどのよう
な方法で吸着されたものであってもさしつかえない。
また吸着される金属の種類も特に制限されないが、前記
燐系の官能基を有するキレート化剤に吸着し、溶難し難
い金属としてはガリウム、ウラン、インジウム、ニオ
ブ、タンタル、アルミニウム、鉄等が挙げられる。
燐系の官能基を有するキレート化剤に吸着し、溶難し難
い金属としてはガリウム、ウラン、インジウム、ニオ
ブ、タンタル、アルミニウム、鉄等が挙げられる。
本発明方法で用いるポリアミノポリカルボン酸またはそ
の塩からなる溶離剤とは、ポリアルキレンポリアミンの
アミノ基にアルキレンカルボン酸基を付与してなる水に
可溶な化合物の水溶液で、本発明方法で用いるキレート
可剤に吸着した金属に対して溶離性を示すものであれば
いかなる物でも使用できる。
の塩からなる溶離剤とは、ポリアルキレンポリアミンの
アミノ基にアルキレンカルボン酸基を付与してなる水に
可溶な化合物の水溶液で、本発明方法で用いるキレート
可剤に吸着した金属に対して溶離性を示すものであれば
いかなる物でも使用できる。
これらのポリアミノポリカルボン酸またはその塩(以
下、ポリアミノポリカルボン酸類と称する。)として
は、一般にはエチレンジアミン4酢酸、エチレンジアミ
ン4酢酸の1〜4のナトリウム、カリウム、カルシウム
またはマグネシウム塩、ジエチレントリアミン5酢酸、
ジエチレントリアミン5酢酸の1〜5ナトリウム塩、カ
リウム、カルシウムまたはマグネシウム塩等のポリアミ
ノポリカルボン酸またはそのアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニアまたはアミンとの塩が挙げられる。
塩を形成していない遊離のポリアミノポリカルボン酸は
水に対する溶解度が小さく、水溶液にするには温度を上
げる必要があるので、ポリカルボン酸の一部または全部
が塩を形成しているものが好ましく用いられる。
下、ポリアミノポリカルボン酸類と称する。)として
は、一般にはエチレンジアミン4酢酸、エチレンジアミ
ン4酢酸の1〜4のナトリウム、カリウム、カルシウム
またはマグネシウム塩、ジエチレントリアミン5酢酸、
ジエチレントリアミン5酢酸の1〜5ナトリウム塩、カ
リウム、カルシウムまたはマグネシウム塩等のポリアミ
ノポリカルボン酸またはそのアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニアまたはアミンとの塩が挙げられる。
塩を形成していない遊離のポリアミノポリカルボン酸は
水に対する溶解度が小さく、水溶液にするには温度を上
げる必要があるので、ポリカルボン酸の一部または全部
が塩を形成しているものが好ましく用いられる。
溶離剤としてポリアミノポリカルボン酸類の濃度が約0.
01〜2モル濃度の水溶液が好ましく用いられる。
01〜2モル濃度の水溶液が好ましく用いられる。
溶離剤濃度が約0.01モル濃度未満の水溶液を用いる場合
には、金属の溶離が実質的に起きないか、または金属の
溶離速度が遅く、溶離に長時間を要するし、一方、約2
モル濃度以上にしてもそれに見合った効果は得られな
い。
には、金属の溶離が実質的に起きないか、または金属の
溶離速度が遅く、溶離に長時間を要するし、一方、約2
モル濃度以上にしてもそれに見合った効果は得られな
い。
溶離剤は一般には水溶液として使用されるが、接触処理
に差し支えない限り、有機溶媒を含んでいてもよい。
に差し支えない限り、有機溶媒を含んでいてもよい。
溶離剤の使用量は特に制限されるものではなく、ポリア
ミノポリカルボン酸類の種類、濃度、キレート化剤の種
類、吸着された金属の種類、含量等によって変わる。こ
れは適宜予備実験を行うことによって設定することがで
きる。一般には溶離剤に含まれるポリアミノポリカルボ
ン酸類量が、キレート化剤に吸着した金属量に対して約
1〜100倍モル、好ましくは3〜10倍モルの範囲になる
に用いられる。
ミノポリカルボン酸類の種類、濃度、キレート化剤の種
類、吸着された金属の種類、含量等によって変わる。こ
れは適宜予備実験を行うことによって設定することがで
きる。一般には溶離剤に含まれるポリアミノポリカルボ
ン酸類量が、キレート化剤に吸着した金属量に対して約
1〜100倍モル、好ましくは3〜10倍モルの範囲になる
に用いられる。
金属を吸着したキレート化剤と溶離剤の接触温度は特に
制限されるものではないが、通常0〜100℃で実施され
る。特に金属イオンと強固な結合を形成するアミノアル
キレン基を介して結合してなる燐系の官能基を有するキ
レート化剤の場合は、約40℃以上で実施することにより
著しい溶離効果が認められるので、溶離剤を加熱して接
触させる等して溶離を行うのが好ましい。
制限されるものではないが、通常0〜100℃で実施され
る。特に金属イオンと強固な結合を形成するアミノアル
キレン基を介して結合してなる燐系の官能基を有するキ
レート化剤の場合は、約40℃以上で実施することにより
著しい溶離効果が認められるので、溶離剤を加熱して接
触させる等して溶離を行うのが好ましい。
接触時間は特に制限されるものではない。
接触方法も特に制限されるものではなく、例えば樹脂状
のキレート化剤を充填した塔中へ溶離剤を通液する方
法、溶離剤の中へ樹脂状のキレート化剤を浸漬し、次い
で濾過分離する方法、溶離剤中に液状のキレート化剤を
加え、接触攪拌後、静置分離する方法等が採用される。
のキレート化剤を充填した塔中へ溶離剤を通液する方
法、溶離剤の中へ樹脂状のキレート化剤を浸漬し、次い
で濾過分離する方法、溶離剤中に液状のキレート化剤を
加え、接触攪拌後、静置分離する方法等が採用される。
溶離された金属イオンを含む溶離液(以下、単に溶離液
と称する。)は溶離液をpH2.5以下にすることにより、
金属イオンと配位していないポリアミノカルボン酸を容
易に分離することができる。すなわち、溶離液をpH2.5
以下にすることにより金属イオン、および金属イオンと
コンプレックを作っているポリアミノカルボン酸は溶液
中に残り、金属イオンと配位していない溶離液中の大部
分のポリアミノポリカルボン酸が析出する。これを濾過
等の方法により分離回収し、繰り返し使用することがで
きる。
と称する。)は溶離液をpH2.5以下にすることにより、
金属イオンと配位していないポリアミノカルボン酸を容
易に分離することができる。すなわち、溶離液をpH2.5
以下にすることにより金属イオン、および金属イオンと
コンプレックを作っているポリアミノカルボン酸は溶液
中に残り、金属イオンと配位していない溶離液中の大部
分のポリアミノポリカルボン酸が析出する。これを濾過
等の方法により分離回収し、繰り返し使用することがで
きる。
また溶離液中に残っている金属イオンは、ポリアミノポ
リカルボン酸とコンプレックを形成して溶液状に存在し
ているので、ポリアミノポリカルボン酸を分解処理、ま
たはポリアミノポリカルボン酸とコンプレックスを形成
している金属よりも、より安定なコンプレックを形成す
る金属を添加する方法等によって、ポリアミノポリカル
ボン酸と金属イオンとのコンプレックスを打ち崩すこと
により、金属の水酸化物として析出回収したり、あるい
は溶離液をそのまま還元剤による還元処理、または電解
等を実施することによって、金属を回収することができ
る。
リカルボン酸とコンプレックを形成して溶液状に存在し
ているので、ポリアミノポリカルボン酸を分解処理、ま
たはポリアミノポリカルボン酸とコンプレックスを形成
している金属よりも、より安定なコンプレックを形成す
る金属を添加する方法等によって、ポリアミノポリカル
ボン酸と金属イオンとのコンプレックスを打ち崩すこと
により、金属の水酸化物として析出回収したり、あるい
は溶離液をそのまま還元剤による還元処理、または電解
等を実施することによって、金属を回収することができ
る。
このようにして金属イオンが溶離されたキレート化剤は
そのまま、あるいは必要に応じて水および/または水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水
酸化マグネシウム、アンモニア等の塩基性水溶液、塩
酸、硫酸、硝酸、燐酸等の酸性水溶液で処理をした後、
再び金属イオンの吸着捕集剤として繰り返し用いること
ができる。
そのまま、あるいは必要に応じて水および/または水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水
酸化マグネシウム、アンモニア等の塩基性水溶液、塩
酸、硫酸、硝酸、燐酸等の酸性水溶液で処理をした後、
再び金属イオンの吸着捕集剤として繰り返し用いること
ができる。
〈発明の効果〉 本発明方法によれば、従来、溶離剤の溶離剤により官能
基の分解劣化が起こる為に、溶離剤の濃度、温度、接触
時間等、繁雑な方法によりキレート化剤の劣化抑制を実
施していたアミドキシム基、イミドキシム基、イミドジ
オキシム基、ケトオキシム基、オキシム基、ヒドロキサ
ム酸基、ホスホン酸エステル基およびホスフィン酸エス
テル基の如き、易分解性官能基を有するキレート化剤の
溶離時における官能基の劣化を大幅に抑制することが可
能であり、さらにホスフィン基、ホスホニウム塩基、ホ
スホン酸基、アミノ燐酸基等の燐系の官能基を有したキ
レート化剤、特にこれら燐系官能基がアミノアルキレン
基を介して結合してなる官能基を有するキレート化剤か
らの重金属の溶離を容易に行うことが可能となった。ま
た本発明方法に用いる溶離剤の成分濃度は、従来一般に
用いられている溶離剤濃度に比べて低濃度でも可能であ
り、かつ過剰分については容易に回収し、再利用がで
き、その工業的価値は極めて大きいものがある。
基の分解劣化が起こる為に、溶離剤の濃度、温度、接触
時間等、繁雑な方法によりキレート化剤の劣化抑制を実
施していたアミドキシム基、イミドキシム基、イミドジ
オキシム基、ケトオキシム基、オキシム基、ヒドロキサ
ム酸基、ホスホン酸エステル基およびホスフィン酸エス
テル基の如き、易分解性官能基を有するキレート化剤の
溶離時における官能基の劣化を大幅に抑制することが可
能であり、さらにホスフィン基、ホスホニウム塩基、ホ
スホン酸基、アミノ燐酸基等の燐系の官能基を有したキ
レート化剤、特にこれら燐系官能基がアミノアルキレン
基を介して結合してなる官能基を有するキレート化剤か
らの重金属の溶離を容易に行うことが可能となった。ま
た本発明方法に用いる溶離剤の成分濃度は、従来一般に
用いられている溶離剤濃度に比べて低濃度でも可能であ
り、かつ過剰分については容易に回収し、再利用がで
き、その工業的価値は極めて大きいものがある。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例によって限定されない。
が、本発明はこれら実施例によって限定されない。
実施例1、比較例1 アミドキシム基を有するキレート化剤であるスミキレー
ト MC−60(住友化学工業(株)製)1000mlを内径50mm
のカラムに充填し、ウラン濃度が3.1ppbの海水を上向流
で、空間速度(SV)が50hr-1で120時間通液を行い、ウ
ランを吸着させた。
ト MC−60(住友化学工業(株)製)1000mlを内径50mm
のカラムに充填し、ウラン濃度が3.1ppbの海水を上向流
で、空間速度(SV)が50hr-1で120時間通液を行い、ウ
ランを吸着させた。
次いで第1表に示す組成の溶離剤を室温下、下向流でSV
=10hr-1で3時間通し、キレート化剤に吸着されたウラ
ンの溶離を行った。
=10hr-1で3時間通し、キレート化剤に吸着されたウラ
ンの溶離を行った。
次にイオン交換水を上向流でSV=10hr-1で1時間通し、
キレート化剤の水洗を行った。
キレート化剤の水洗を行った。
上記の方法で海水中のウランの吸着および溶離を所定回
数繰り返し、そのキレート化剤の吸着量を調べた。結果
を第1表に示す。
数繰り返し、そのキレート化剤の吸着量を調べた。結果
を第1表に示す。
実施例2 アクリロニトリルとジビニルベンゼンの共重合体に硫酸
ヒドロキシルアミンとヒドラジン水溶液を反応させて得
たオキシム基を有する樹脂状キレート化剤1を内径20
mmのカラムに充填し、ガリウム濃度が180ppm、18重量%
のNaOHを含有するアルミナ製造工程のバイヤー液200
を13時間で流してガリウムを吸着させた。
ヒドロキシルアミンとヒドラジン水溶液を反応させて得
たオキシム基を有する樹脂状キレート化剤1を内径20
mmのカラムに充填し、ガリウム濃度が180ppm、18重量%
のNaOHを含有するアルミナ製造工程のバイヤー液200
を13時間で流してガリウムを吸着させた。
次いで水2を流下させた後、0.5モル/濃度のジエ
チレントリアミン5酢酸3ナトリウム水溶液5を第2
表に示した温度にて1時間で流し、キレート化剤に吸着
されたガリウムの溶離を行った。
チレントリアミン5酢酸3ナトリウム水溶液5を第2
表に示した温度にて1時間で流し、キレート化剤に吸着
されたガリウムの溶離を行った。
次にイオン交換水2で水洗を行った後、上記の方法で
ガリウム含有液の通液及び溶離を繰り返したところ、ガ
リウムの溶離量は第2表に示すような結果であった。
ガリウム含有液の通液及び溶離を繰り返したところ、ガ
リウムの溶離量は第2表に示すような結果であった。
実施例3、比較例2 実施例2で用いたのと同一のキレート化剤を用い、溶離
剤として0.2モル/濃度のエチレンジアミン4酢酸マ
グネシウム塩水溶液(実施例3)と、0.2モル/濃度
の塩酸水溶液(比較例2)を加熱して40℃で溶離した以
外は、実施例2と同様に吸着・溶離の繰り返しを行っ
た。ガリウム吸着量は第3表に示すような結果であっ
た。
剤として0.2モル/濃度のエチレンジアミン4酢酸マ
グネシウム塩水溶液(実施例3)と、0.2モル/濃度
の塩酸水溶液(比較例2)を加熱して40℃で溶離した以
外は、実施例2と同様に吸着・溶離の繰り返しを行っ
た。ガリウム吸着量は第3表に示すような結果であっ
た。
実施例4 ポリメチレンポリアミノポリメチレンホスホン酸基を有
する市販のキレート化剤であるスミキレート MC−95
(住友化学工業(株)製)200mlを内径30mmのカラムに
充填し、塔頂よりCu2+濃度が5g/、Fe3+濃度が100mg/
、H2SO4濃度が10%の水溶液をSV=10hr-1で25流し
た。
する市販のキレート化剤であるスミキレート MC−95
(住友化学工業(株)製)200mlを内径30mmのカラムに
充填し、塔頂よりCu2+濃度が5g/、Fe3+濃度が100mg/
、H2SO4濃度が10%の水溶液をSV=10hr-1で25流し
た。
次いで水1を流下させた後、0.1モル/濃度のエチ
レンジアミン4酢酸2ナトリウムのpH4.5の水溶液を50
℃で1流下させ、キレート化剤に吸着した金属の溶離
を行った。
レンジアミン4酢酸2ナトリウムのpH4.5の水溶液を50
℃で1流下させ、キレート化剤に吸着した金属の溶離
を行った。
次いで該溶離液に硫酸を加えpH2、温度を20℃に調整
し、析出したエチレンジアミン4酢酸を濾過して回収し
た。
し、析出したエチレンジアミン4酢酸を濾過して回収し
た。
回収したエチレンジアミン4酢酸の全量に、不足分のエ
チレンジアミン4酢酸分として、エチレンジアミン4酢
酸2ナトリウムを加え、これにアルカリ分として固形の
苛性ソーダを新たに補充してpH4.5、0.1モル/濃度の
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウムの水溶液に調製
し、溶離剤として繰り返し使用したところ、第4表に示
すような結果を得た。
チレンジアミン4酢酸分として、エチレンジアミン4酢
酸2ナトリウムを加え、これにアルカリ分として固形の
苛性ソーダを新たに補充してpH4.5、0.1モル/濃度の
エチレンジアミン4酢酸2ナトリウムの水溶液に調製
し、溶離剤として繰り返し使用したところ、第4表に示
すような結果を得た。
比較例3 溶離剤をエチレンジアミン4酢酸2ナトリウムに変えて
2モル/濃度の硫酸水溶液を用い、かつ溶離剤は毎回
新たに調整して用いた以外は実施例4と同様に吸着、溶
離の繰り返しを行った。結果を第5表に示す。
2モル/濃度の硫酸水溶液を用い、かつ溶離剤は毎回
新たに調整して用いた以外は実施例4と同様に吸着、溶
離の繰り返しを行った。結果を第5表に示す。
実施例5、比較例4 市販のポリアルキレンポリアミノポリメチレンホスホン
酸基を有するキレート変剤スキミレートMC−95(住友化
学社製)1gを、ウラン、インジウム、ガリウム、鉄、ア
ルミニウム、ニオブまたはタンタルの100mg/濃度の10
%硫酸水溶液100mlと3時間振盪接触処理を行った後、
濾過水洗を行い、次いで該重金属イオンを吸着したキレ
ート化剤に40℃、0.3モル/濃度のエチレンジアミン
4酢酸2ナトリウムの水溶液100ml(実施例5)、また
は40℃、30%濃度の硫酸水溶液100ml(比較例4)と1
時間振盪接触処理を行ったところ、第6表に示すような
結果を得た。
酸基を有するキレート変剤スキミレートMC−95(住友化
学社製)1gを、ウラン、インジウム、ガリウム、鉄、ア
ルミニウム、ニオブまたはタンタルの100mg/濃度の10
%硫酸水溶液100mlと3時間振盪接触処理を行った後、
濾過水洗を行い、次いで該重金属イオンを吸着したキレ
ート化剤に40℃、0.3モル/濃度のエチレンジアミン
4酢酸2ナトリウムの水溶液100ml(実施例5)、また
は40℃、30%濃度の硫酸水溶液100ml(比較例4)と1
時間振盪接触処理を行ったところ、第6表に示すような
結果を得た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01G 33/00 C 35/00 E 43/00 D 49/00 Z (56)参考文献 特開 昭48−103476(JP,A) 特開 昭61−293555(JP,A) 特開 昭61−42335(JP,A) 特開 昭61−293556(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】分子中にオキシム基、ホスホン酸エステル
基、ホスフィン酸エステル基およびアミノ燐酸基から選
ばれた少なくとも一種の官能基を有するキレート化剤に
吸着したガリウム、インジウム、鉄、アルミニウム、ウ
ラン、ニオブおよびタンタルから選ばれた少なくとも一
種の金属をポリアミノポリカルボン酸またはその塩から
なる溶離剤にて溶離することを特徴とするキレート化剤
に吸着した金属も溶離方法。 - 【請求項2】ポリアミノポリカルボン酸がエチレンジア
ミン4酢酸またはジエチレントリアミン5酢酸である特
許請求の範囲第1項記載のキレート化剤に吸着した金属
の溶離方法。 - 【請求項3】ポリアミノポリカルボン酸の塩がアルカリ
金属塩、アルカ土類金属塩、アンモニウム塩およびアミ
ンとの塩からなる群より選ばれた少なくとも一種の塩で
ある特許請求の範囲第1項記載のキレート化剤に吸着し
た金属の溶離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248278A JPH0777617B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | キレート化剤に吸着した重金属の溶離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248278A JPH0777617B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | キレート化剤に吸着した重金属の溶離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6490043A JPS6490043A (en) | 1989-04-05 |
JPH0777617B2 true JPH0777617B2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=17175733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62248278A Expired - Lifetime JPH0777617B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | キレート化剤に吸着した重金属の溶離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777617B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2666469B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1997-10-22 | 住友化学工業株式会社 | 有機化合物溶液の精製方法 |
JP4643541B2 (ja) * | 2006-10-17 | 2011-03-02 | 東亞合成株式会社 | 塩化第一鉄液中からのインジウム化合物の製造方法 |
CN110484263B (zh) * | 2019-07-02 | 2021-11-23 | 广东省生态环境技术研究所 | 一种复合淋滤剂及其应用 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123279B2 (ja) * | 1972-04-17 | 1976-07-15 | ||
JPS6142335A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-02-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | キレ−ト化剤に吸着した金属の溶離方法 |
JPH064139B2 (ja) * | 1985-05-28 | 1994-01-19 | 住友化学工業株式会社 | キレ−ト化剤に吸着した金属の溶離方法 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62248278A patent/JPH0777617B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6490043A (en) | 1989-04-05 |
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