JPH0769640B2 - 製本装置 - Google Patents
製本装置Info
- Publication number
- JPH0769640B2 JPH0769640B2 JP61256134A JP25613486A JPH0769640B2 JP H0769640 B2 JPH0769640 B2 JP H0769640B2 JP 61256134 A JP61256134 A JP 61256134A JP 25613486 A JP25613486 A JP 25613486A JP H0769640 B2 JPH0769640 B2 JP H0769640B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copy
- stapler
- copying machine
- copies
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、製本方法に関し、詳しくは、複写機より排出
されたコピーをスタックしホッチキス(商品名)等によ
って綴じ作業を行なう際の製本方法に関する。
されたコピーをスタックしホッチキス(商品名)等によ
って綴じ作業を行なう際の製本方法に関する。
(従来技術) 周知のように、複数枚から成る一組の原稿を複写機で複
写した場合、出来上がった複写物(以下、コピーとい
う)を人手によって隅角部の一個所あるいは一片の2、
3個所をホッチキス(商品名)等のステープラを用いて
綴じる場合がある。
写した場合、出来上がった複写物(以下、コピーとい
う)を人手によって隅角部の一個所あるいは一片の2、
3個所をホッチキス(商品名)等のステープラを用いて
綴じる場合がある。
ところで最近では、オフィスオートメーションの一環と
して、リサイクル型の自動原稿給送装置(RADF)が使用
されつつあり、この場合には、一組の原稿が自動的に複
写機のコンタクトガラス上に給送されて一回の原稿給送
に対して一回の露光が行なわれ、所要の回数循環させて
原稿を給送し、複写機からは一連の複写物、所謂、コピ
ーが所要の部数連続的に排出される。従って、連続して
排出される一組ずつのコピーを自動的にステープラで綴
じることのできる簡単な製本機を複写機のコピー排出口
に接続しておくと、製本作業に人手がかからず、製本作
業が高速化され好都合である。
して、リサイクル型の自動原稿給送装置(RADF)が使用
されつつあり、この場合には、一組の原稿が自動的に複
写機のコンタクトガラス上に給送されて一回の原稿給送
に対して一回の露光が行なわれ、所要の回数循環させて
原稿を給送し、複写機からは一連の複写物、所謂、コピ
ーが所要の部数連続的に排出される。従って、連続して
排出される一組ずつのコピーを自動的にステープラで綴
じることのできる簡単な製本機を複写機のコピー排出口
に接続しておくと、製本作業に人手がかからず、製本作
業が高速化され好都合である。
そこで、このような製本装置の一例としては、第12図に
示す装置がある。
示す装置がある。
すなわち、この製本装置100は、複写機本体200のコピー
排出口201に受入口101を接続させるようにして複写機本
体200に隣接して配置されている。
排出口201に受入口101を接続させるようにして複写機本
体200に隣接して配置されている。
そしてこの装置100の内部には、コピー受入口101に続い
てガイド2,3が設けられ、ガイド2,3に沿って受入ローラ
4,5が設けられると共に、コピー排出方向に関して前下
がりのトレイ6が設けてある。
てガイド2,3が設けられ、ガイド2,3に沿って受入ローラ
4,5が設けられると共に、コピー排出方向に関して前下
がりのトレイ6が設けてある。
また、トレイ6の側方には、コピーの移動方向と直交す
る方向に移動可能な一対のサイドガイド板7,8が設けら
れ、そしてトレイ6の最先端、換言すれば最下端位置近
傍には、コピーをステープルする場合に限ってトレイ6
上に進入するエンドストッパ9が設けられ、そしてこの
エンドストッパ9の両側近傍にはステープラ10が固定さ
れている。
る方向に移動可能な一対のサイドガイド板7,8が設けら
れ、そしてトレイ6の最先端、換言すれば最下端位置近
傍には、コピーをステープルする場合に限ってトレイ6
上に進入するエンドストッパ9が設けられ、そしてこの
エンドストッパ9の両側近傍にはステープラ10が固定さ
れている。
このような製本装置100にあっては、複写機本体200から
受入口101に対し頁順に導入されるコピーは、ガイド2,3
に案内されてトレイ6上を進行し、サイドガイド板7に
よっておよびエンドストッパ9によって側端および先端
を揃えられた状態でステープラ10によりステープルされ
る(例えば、特願昭60-180897号公報)。また、上記し
たサイドガイド板の一方をコピーの幅方向に移動させて
コピーをステープラが配置されている位置に向け移動さ
せてステープラにより綴じ作業を行う装置や、コピーそ
のものをその幅方向の一方端を把持することによって幅
方向に移動させてステープラの配置位置に対応させる装
置も提案されている(例えば、特開昭62-28802号公報、
特開昭62-285866号公報)。
受入口101に対し頁順に導入されるコピーは、ガイド2,3
に案内されてトレイ6上を進行し、サイドガイド板7に
よっておよびエンドストッパ9によって側端および先端
を揃えられた状態でステープラ10によりステープルされ
る(例えば、特願昭60-180897号公報)。また、上記し
たサイドガイド板の一方をコピーの幅方向に移動させて
コピーをステープラが配置されている位置に向け移動さ
せてステープラにより綴じ作業を行う装置や、コピーそ
のものをその幅方向の一方端を把持することによって幅
方向に移動させてステープラの配置位置に対応させる装
置も提案されている(例えば、特開昭62-28802号公報、
特開昭62-285866号公報)。
ところで、上述した構造の製本装置においては、ステー
プラ10が装置内で固定して設けてあるので、一組のコピ
ーを綴じる場合には、ステープラ10の位置までコピーを
移動させることが必要となり、この結果、ステープルさ
れる位置が、コピーの大きさおよび進行方向等に拘ら
ず、限定されてしまうことになる。しかも、コピーを幅
方向に移動させる場合には、移動を可能にするためのス
ペースが必要となることで製本作業に要するスペースが
大きくなり、製本作業に用いられる装置が大型化してし
まったり、さらには、排出されて一旦整合されているコ
ピーが移動中に不揃いとなって端縁の整合性を確保でき
なくなる等の問題があった。
プラ10が装置内で固定して設けてあるので、一組のコピ
ーを綴じる場合には、ステープラ10の位置までコピーを
移動させることが必要となり、この結果、ステープルさ
れる位置が、コピーの大きさおよび進行方向等に拘ら
ず、限定されてしまうことになる。しかも、コピーを幅
方向に移動させる場合には、移動を可能にするためのス
ペースが必要となることで製本作業に要するスペースが
大きくなり、製本作業に用いられる装置が大型化してし
まったり、さらには、排出されて一旦整合されているコ
ピーが移動中に不揃いとなって端縁の整合性を確保でき
なくなる等の問題があった。
また、小サイズコピーの場合には、ステープラとの対応
位置まで十分な移動を行なえなくなることや、揃えが不
十分となる虞れもあった。このことは、コピーの排出状
態が中央基準であるか、あるいは端面基準であるかによ
って影響が大きくなる。この場合の端面基準としては、
幅方向を左右方向とした場合には、右端寄りあるいは左
端寄りのいずれかを基準とするかを決める場合も含む。
位置まで十分な移動を行なえなくなることや、揃えが不
十分となる虞れもあった。このことは、コピーの排出状
態が中央基準であるか、あるいは端面基準であるかによ
って影響が大きくなる。この場合の端面基準としては、
幅方向を左右方向とした場合には、右端寄りあるいは左
端寄りのいずれかを基準とするかを決める場合も含む。
(目的) 本発明の目的は、複写機から排出されるコピーの幅方向
の大きさや排出状態の如何に拘らず如何様な箇所あるい
は複数箇所にステープルを行うことが可能な製本方法を
得るにある。
の大きさや排出状態の如何に拘らず如何様な箇所あるい
は複数箇所にステープルを行うことが可能な製本方法を
得るにある。
(構成) この目的を達成するため、本発明は、複写機の排出部か
ら排出される複数枚の複写物から成る一群の複写物をス
タックした状態でその複写物をステープルすることによ
って綴じる製本方法において、上記複写物の先端に対応
して同複写物の幅方向に移動可能な一対のステープラ
と、上記ステープラを変位させる手段と、を用い、上記
複写機から排出される一群の複写物の幅方向の大きさお
よび排出状態の少なくとも一つのデータに応じて上記変
位させる手段を介して上記ステープラを上記複写物の幅
方向に移動させて複写物の綴じ作業を行うことを特徴と
している。
ら排出される複数枚の複写物から成る一群の複写物をス
タックした状態でその複写物をステープルすることによ
って綴じる製本方法において、上記複写物の先端に対応
して同複写物の幅方向に移動可能な一対のステープラ
と、上記ステープラを変位させる手段と、を用い、上記
複写機から排出される一群の複写物の幅方向の大きさお
よび排出状態の少なくとも一つのデータに応じて上記変
位させる手段を介して上記ステープラを上記複写物の幅
方向に移動させて複写物の綴じ作業を行うことを特徴と
している。
本発明では、複写物の幅方向の大きさおよび排出状態の
うちの少なくとも一つのデータに応じて、複写物を動か
すことなくステープラを複写物の幅方向に移動させて綴
じ作業を行う。
うちの少なくとも一つのデータに応じて、複写物を動か
すことなくステープラを複写物の幅方向に移動させて綴
じ作業を行う。
以下、第1図乃至第11図において、本発明の実施例に適
用される製版装置の概要を説明する。
用される製版装置の概要を説明する。
第1図において、符号1000で示す製本装置は複写機2000
のコピー排出口2001に受入口1001を接続させるようにし
て複写機2000に隣接して配置されている。
のコピー排出口2001に受入口1001を接続させるようにし
て複写機2000に隣接して配置されている。
製本装置1000の内部には、受入口1001から延長してコピ
ーの搬送路Aが一対のガイド板15,16によって形成さ
れ、その要所には搬送路Aをはさんで対向当接する一対
の搬送ローラ17が複数組配置されている。
ーの搬送路Aが一対のガイド板15,16によって形成さ
れ、その要所には搬送路Aをはさんで対向当接する一対
の搬送ローラ17が複数組配置されている。
この搬送路Aにおける受入口1001と反対側の位置には、
ステープルされないコピーを排出するための排出口1002
が設けてあり、この排出口1002には、コピー受け18が製
本装置1000の壁部に設けてある。
ステープルされないコピーを排出するための排出口1002
が設けてあり、この排出口1002には、コピー受け18が製
本装置1000の壁部に設けてある。
一方、この搬送路Aにおける排出口1002の近傍は、図に
おいて下方に分岐しており、その分岐位置には、図示し
ない駆動手段に連結された揺動可能な分岐爪19が設けて
ある。
おいて下方に分岐しており、その分岐位置には、図示し
ない駆動手段に連結された揺動可能な分岐爪19が設けて
ある。
搬送路Aから分岐した搬送路Bは、一対のガイド板20a,
20bによって構成され、その要所には、搬送路Bをはさ
んで対向当接する一対の搬送ローラ21が複数組設けられ
ている。そして搬送路Bの末端近傍には、搬送路Aと平
行する簀子状の中間スタック部であるトレイ22が配置さ
れている。
20bによって構成され、その要所には、搬送路Bをはさ
んで対向当接する一対の搬送ローラ21が複数組設けられ
ている。そして搬送路Bの末端近傍には、搬送路Aと平
行する簀子状の中間スタック部であるトレイ22が配置さ
れている。
このトレイ22は、コピーの導入先端側に直立したストッ
パ22aが形成され、コピーの先端を衝止する。
パ22aが形成され、コピーの先端を衝止する。
そしてトレイ22のストッパ22a近傍には、後述するが、
コピーの幅方向に移動可能な一対のステープラ23が、ま
た、トレイ22の下部には、コピー先端と衝合する片部材
24aを固定した搬送ベルト24が位置している。この搬送
ベルト24は、複数のローラ25,26,27に掛け渡されて平面
部が、コピーの排出方向(図中、矢印で示す方向)に移
動するようになっている。
コピーの幅方向に移動可能な一対のステープラ23が、ま
た、トレイ22の下部には、コピー先端と衝合する片部材
24aを固定した搬送ベルト24が位置している。この搬送
ベルト24は、複数のローラ25,26,27に掛け渡されて平面
部が、コピーの排出方向(図中、矢印で示す方向)に移
動するようになっている。
一方、前述した搬送路Aには、コピーの紐綴じ用孔を形
成するためのパンチ28が搬送路A内に進退自在に設けて
あり、そしてパンチ28と対向する下部には、パンチの際
にコピー先端を衝止する揺動可能な係止片29が配置して
ある。
成するためのパンチ28が搬送路A内に進退自在に設けて
あり、そしてパンチ28と対向する下部には、パンチの際
にコピー先端を衝止する揺動可能な係止片29が配置して
ある。
また、トレイ22の上部には、揺動可能な支持アーム30a
の先端にコロ31を取り付けた給送部材30が配置され、そ
してトレイ22のコピー排出口1003側にはこの排出口1003
に連通するコピー受け32が製本装置1000の壁部に固定さ
れている。
の先端にコロ31を取り付けた給送部材30が配置され、そ
してトレイ22のコピー排出口1003側にはこの排出口1003
に連通するコピー受け32が製本装置1000の壁部に固定さ
れている。
そして搬送路Aにおけるコピー受入口1001側近傍、パン
チ28に至る前方、排出口1002,1003の近傍、また、搬送
路Bにおけるトレイ22に至る前方には、コピーの通過に
よって作動されるスイッチS1,S2,S3,S4,S5がそれぞれ設
けられ、そのアクチュエータをコピーの搬送路内に進入
させている。
チ28に至る前方、排出口1002,1003の近傍、また、搬送
路Bにおけるトレイ22に至る前方には、コピーの通過に
よって作動されるスイッチS1,S2,S3,S4,S5がそれぞれ設
けられ、そのアクチュエータをコピーの搬送路内に進入
させている。
なお、スイッチS6は、搬送ベルト24の移動方向における
ステープラ23の前方に位置して片部材24aと対応してい
る。
ステープラ23の前方に位置して片部材24aと対応してい
る。
このスイッチS6は、片部材24aによって作動され、この
作動時、搬送ベルト24を停止して同ベルト24を始発位置
に置く。
作動時、搬送ベルト24を停止して同ベルト24を始発位置
に置く。
一方、前述した中間スタック部であるトレイ22の両側方
には、後述するガイドフェンス34が配位されている。
には、後述するガイドフェンス34が配位されている。
すなわち、ステープラ23は、第2図示のように、コピー
の先端に対応し、そしてガイドフェンス34はコピーの端
縁にそれぞれ対応して設けられている。
の先端に対応し、そしてガイドフェンス34はコピーの端
縁にそれぞれ対応して設けられている。
このステープラ23は、図示しないステッピングモータに
連動してコピーの幅方向に移動できるように構成され、
そしてガイドフェンス34も、図示しないステッピングモ
ータに連動してコピーの幅方向に移動できるようになっ
ている。
連動してコピーの幅方向に移動できるように構成され、
そしてガイドフェンス34も、図示しないステッピングモ
ータに連動してコピーの幅方向に移動できるようになっ
ている。
これらステープラ23とガイドフェンス34とは、それぞれ
一対の組合せで構成されているが、その移動は互いにあ
るいは独立して移動するようになっている。
一対の組合せで構成されているが、その移動は互いにあ
るいは独立して移動するようになっている。
上述したステッピングモータは、第3図示のように、製
本装置での製本作業を実施するために用いられる制御部
を成すマイクロコンピュータ33に接続されたドライバ35
によって駆動される。
本装置での製本作業を実施するために用いられる制御部
を成すマイクロコンピュータ33に接続されたドライバ35
によって駆動される。
すなわち、マイクロコンピュータ33は複写機1000の制御
用CPUに接続されるとともに、図示しないインターフェ
イスを介して前述した各スイッチが接続されている。
用CPUに接続されるとともに、図示しないインターフェ
イスを介して前述した各スイッチが接続されている。
マイクロコンピュータ33には、複写機2000の制御用CPU
かららシリアルにデータが転送され、そのデータの内容
としては、複写機2000から排出されるコピーに対しての
ステープル位置、ステープル数並びにコピーの大きさお
よび排出状態(中央基準、端面基準)がある。
かららシリアルにデータが転送され、そのデータの内容
としては、複写機2000から排出されるコピーに対しての
ステープル位置、ステープル数並びにコピーの大きさお
よび排出状態(中央基準、端面基準)がある。
このようなデータを転送されたマイクロコンピュータ33
は、そのデータに対応してステッピングモータを駆動
し、ステープラ23およびガイドフェンス34をコピーに対
応させる。
は、そのデータに対応してステッピングモータを駆動
し、ステープラ23およびガイドフェンス34をコピーに対
応させる。
本実施例は以上のような構造であるから、第7、8図に
示すフローチャートによって動作を説明すると次の通り
である。
示すフローチャートによって動作を説明すると次の通り
である。
すなわち、第7図において、製本装置1000の電源が投入
されると、一対のガイドフェンス34が第2図における2
点鎖線で示すホームポジションに在るかを判別したうえ
でその確認を行ない、かつ、一対のステープラ23が第2
図における2点鎖線で示すホームポジションに在るかを
判別してその確認を行なう。
されると、一対のガイドフェンス34が第2図における2
点鎖線で示すホームポジションに在るかを判別したうえ
でその確認を行ない、かつ、一対のステープラ23が第2
図における2点鎖線で示すホームポジションに在るかを
判別してその確認を行なう。
そして、本実施例にあっては、複写機2000の制御用CPU
の指令に基づいて作動が行なわれ、第8図示のように、
複写機2000から排出されて来るコピーにパンチが必要か
どうかを判別してパンチが必要な場合には、搬送路A中
で係止片29を進入させるとともにパンチ28を作動させて
コピーに紐綴じ用の孔明けを行ない、かつこのコピーが
ステープルを要しない一枚のものであるか、あるいはス
テープルを要する一組のコピーであるかを判別し、搬送
路の切換えを行なう。
の指令に基づいて作動が行なわれ、第8図示のように、
複写機2000から排出されて来るコピーにパンチが必要か
どうかを判別してパンチが必要な場合には、搬送路A中
で係止片29を進入させるとともにパンチ28を作動させて
コピーに紐綴じ用の孔明けを行ない、かつこのコピーが
ステープルを要しない一枚のものであるか、あるいはス
テープルを要する一組のコピーであるかを判別し、搬送
路の切換えを行なう。
単独のコピーである場合には搬送路Aを通過したコピー
はコピー受け18に排出され、そして一組のコピー群であ
る場合には、トレイ22によって最終コピーがストックさ
れたのを確認したうえでステープラ23によってステープ
ルされる。この後、コピーは、給送部材30の退避に寄っ
て22上で排出態位におかれ、搬送ベルト24の移動に伴っ
て片部材24aにより押し動かされてコピー受け32に排出
され、そして搬送ベルト24はスイッチS6を作動すること
により始発態位におかれる。
はコピー受け18に排出され、そして一組のコピー群であ
る場合には、トレイ22によって最終コピーがストックさ
れたのを確認したうえでステープラ23によってステープ
ルされる。この後、コピーは、給送部材30の退避に寄っ
て22上で排出態位におかれ、搬送ベルト24の移動に伴っ
て片部材24aにより押し動かされてコピー受け32に排出
され、そして搬送ベルト24はスイッチS6を作動すること
により始発態位におかれる。
前述したステープルを要するコピーが複写機2000から排
出された場合には、複写機2000の制御用CPUによるコピ
ーに関するデータが転送されることによってマイクロコ
ンピュータ33が作動する。
出された場合には、複写機2000の制御用CPUによるコピ
ーに関するデータが転送されることによってマイクロコ
ンピュータ33が作動する。
すなわち、マイクロコンピュータ33は第5図示Aのよう
に、複写機2000の制御用CPUからのデータが中央基準の
コピーであるかどうかを第9図におけるステップST1で
チェックし、中央基準である場合には、そのコピーサイ
ズをステップST2,ST3でチェックし、いま、A3版サイズ
であるとすると、ガイドフェンス34をその大きさの幅に
合わすべくステッピングモータを駆動するとともに、ス
テープラ23の位置をその大きさの幅に合わすべくステッ
ピングモータを駆動する。この場合、実施例ではステー
プラ23が、ガイドフェンス34のホームポジションに対応
している。そして、ステープラ23によるステープル位置
が端面基準である場合の左あるいは右の一点止めである
かをステップST4でチェックし、その止めに対応してス
テープラフラグをステップST5,ST6により“1"にセット
して、ステープラ23を作動させて第4図(A),(B)
における符号Sで示すステープル位置にステープルを行
なう。
に、複写機2000の制御用CPUからのデータが中央基準の
コピーであるかどうかを第9図におけるステップST1で
チェックし、中央基準である場合には、そのコピーサイ
ズをステップST2,ST3でチェックし、いま、A3版サイズ
であるとすると、ガイドフェンス34をその大きさの幅に
合わすべくステッピングモータを駆動するとともに、ス
テープラ23の位置をその大きさの幅に合わすべくステッ
ピングモータを駆動する。この場合、実施例ではステー
プラ23が、ガイドフェンス34のホームポジションに対応
している。そして、ステープラ23によるステープル位置
が端面基準である場合の左あるいは右の一点止めである
かをステップST4でチェックし、その止めに対応してス
テープラフラグをステップST5,ST6により“1"にセット
して、ステープラ23を作動させて第4図(A),(B)
における符号Sで示すステープル位置にステープルを行
なう。
また、ステープル位置が左右いずれでもない場合には、
2点止めと判別し、一対のステープラ23を中央部に移動
さすべくステッピングモータを駆動させてステープラ23
を作動させて第4図(C)示のようにステープルを行な
う。
2点止めと判別し、一対のステープラ23を中央部に移動
さすべくステッピングモータを駆動させてステープラ23
を作動させて第4図(C)示のようにステープルを行な
う。
一方、A3版ではないサイズの場合にも、ステップST3に
おいてステープル位置を同様に判別したうえで設定する
(図において符号Cで示すフローチャートの内容を実行
する)。
おいてステープル位置を同様に判別したうえで設定する
(図において符号Cで示すフローチャートの内容を実行
する)。
また、マイクロコンピュータ33は、第5図B示のよう
に、複写機2000の制御用CPUからのデータが端面基準で
ある場合には、第10図におけるステップST10,ST11によ
ってコピーのサイズをチェックし、いまA3版であるとす
ると、第6図示のようにガイドフェンス34およびステー
プラ23の一方をそのサイズに対応させて移動さすべくス
テッピングモータを駆動する。
に、複写機2000の制御用CPUからのデータが端面基準で
ある場合には、第10図におけるステップST10,ST11によ
ってコピーのサイズをチェックし、いまA3版であるとす
ると、第6図示のようにガイドフェンス34およびステー
プラ23の一方をそのサイズに対応させて移動さすべくス
テッピングモータを駆動する。
そして、第9図の場合と同様に、ステープル位置をチェ
ックした上で、ステープラ23の一方あるいは両方を作動
させてステープルを行なう。
ックした上で、ステープラ23の一方あるいは両方を作動
させてステープルを行なう。
このように、マイクロコンピュター33にあっては、複写
機2000から排出されるコピーのサイズおよび排出状態、
そしてステープル位置並びにステープル数に対応してガ
イドフェンス34およびステープラ23の作動が制御され
る。
機2000から排出されるコピーのサイズおよび排出状態、
そしてステープル位置並びにステープル数に対応してガ
イドフェンス34およびステープラ23の作動が制御され
る。
なお、第11図は、各スイッチとステープラおよび搬送路
に介在する部材の作動時機を示すタイミングチャートで
ある。
に介在する部材の作動時機を示すタイミングチャートで
ある。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複写
機から排出された複写物を移動させることなくステープ
ラを幅方向に移動させることができるので、複写物を移
動させるためのスペースを必要としないで済むので、製
本作業に用いられる装置の大型化を招くことが防止でき
る。しかも、排出されて一旦端縁を揃えられている複写
物を移動させないので、その移動中に端縁が不揃いにな
るような事態が防止される。さらに、複写機から排出さ
れる複写物の幅方向の大きさおよび排出状態の如何に拘
らず、幅方向の大きさおよび排出状態の内の少なくとも
一つのデータに応じて複写物の綴じ位置を設定すること
ができる。これにより、複写機の型式に拘らず、上記デ
ータが出力さえされることが可能であれば、要求される
綴じ作業を行うことができるので、製本作業に用いられ
る装置を複写機に対して共通化することも可能になる。
機から排出された複写物を移動させることなくステープ
ラを幅方向に移動させることができるので、複写物を移
動させるためのスペースを必要としないで済むので、製
本作業に用いられる装置の大型化を招くことが防止でき
る。しかも、排出されて一旦端縁を揃えられている複写
物を移動させないので、その移動中に端縁が不揃いにな
るような事態が防止される。さらに、複写機から排出さ
れる複写物の幅方向の大きさおよび排出状態の如何に拘
らず、幅方向の大きさおよび排出状態の内の少なくとも
一つのデータに応じて複写物の綴じ位置を設定すること
ができる。これにより、複写機の型式に拘らず、上記デ
ータが出力さえされることが可能であれば、要求される
綴じ作業を行うことができるので、製本作業に用いられ
る装置を複写機に対して共通化することも可能になる。
第1図は本発明の実施例による製本装置の全体構成を説
明する図、第2図は本発明実施例における一態様を示す
平面図、第3図は本発明実施例に用いる制御系のブロッ
ク図、第4図は本発明実施例の一作用を示すコピーの平
面図、第5図は本発明実施例に適用されるコピーの排出
態様を示す平面図、第6図は本発明実施例による別態様
を示す平面図、第7図ないし第10図は本発明実施例の作
動を示すフローチャート、第11図は本発明実施例のタイ
ミングチャート、第12図は従来の製本装置の断面図であ
る。 23……ステープラ、34……ガイドフェンス、33……マイ
クロコンピュータ、1000……製本装置、2000……複写
機。
明する図、第2図は本発明実施例における一態様を示す
平面図、第3図は本発明実施例に用いる制御系のブロッ
ク図、第4図は本発明実施例の一作用を示すコピーの平
面図、第5図は本発明実施例に適用されるコピーの排出
態様を示す平面図、第6図は本発明実施例による別態様
を示す平面図、第7図ないし第10図は本発明実施例の作
動を示すフローチャート、第11図は本発明実施例のタイ
ミングチャート、第12図は従来の製本装置の断面図であ
る。 23……ステープラ、34……ガイドフェンス、33……マイ
クロコンピュータ、1000……製本装置、2000……複写
機。
Claims (1)
- 【請求項1】複写機の排出部から排出される複数枚の複
写物から成る一群の複写物をスタックした状態でその複
写物をステープルすることによって綴じる製本方法にお
いて、 上記複写物の先端に対応して同複写物の幅方向に移動可
能な一対のステープラと、 上記ステープラを変位させる手段と、 を用い、上記複写機から排出される一群の複写物の幅方
向の大きさおよび排出状態の少なくとも一つのデータに
応じて上記変位させる手段を介して上記ステープラを上
記複写物の幅方向に移動させて複写物の綴じ作業を行う
ことを特徴とする製本方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61256134A JPH0769640B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 製本装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61256134A JPH0769640B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 製本装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8155701A Division JP2603821B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 製本方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63109448A JPS63109448A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0769640B2 true JPH0769640B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=17288373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61256134A Expired - Lifetime JPH0769640B2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 製本装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769640B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2707091B2 (ja) * | 1988-02-09 | 1998-01-28 | コニカ株式会社 | 記録紙処理装置 |
JP2783326B2 (ja) * | 1988-05-09 | 1998-08-06 | 株式会社リコー | 記録紙処理装置 |
US5037077A (en) * | 1988-07-01 | 1991-08-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming after-treatment apparatus |
US5020784A (en) * | 1988-09-27 | 1991-06-04 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for arranging papers |
JP2784037B2 (ja) * | 1989-04-20 | 1998-08-06 | 株式会社リコー | 記録紙処理装置 |
JP2783327B2 (ja) * | 1989-04-18 | 1998-08-06 | 株式会社リコー | 記録紙処理装置 |
JP2784036B2 (ja) * | 1989-04-20 | 1998-08-06 | 株式会社リコー | 画像形成後処理装置 |
JP2809731B2 (ja) * | 1989-08-07 | 1998-10-15 | 株式会社リコー | 画像形成装置の後処理装置 |
US5088721A (en) * | 1990-07-10 | 1992-02-18 | Ikegami Tsushinki Co., Ltd. | Transporting device and sorter with the same |
US5110102A (en) * | 1990-07-10 | 1992-05-05 | Ikegami Tsushinki Co., Ltd. | Article pressing device and sorter with the same |
JP2695034B2 (ja) * | 1990-07-10 | 1997-12-24 | 池上通信機株式会社 | ソータ |
JP2746468B2 (ja) * | 1990-07-10 | 1998-05-06 | 池上通信機株式会社 | ソータ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58184942A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-28 | Canon Inc | 照明装置 |
JPS5922797A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 複写物綴ぢ合せ装置 |
JPS5922979A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 熱接着性被覆糸 |
JPS5969346A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-19 | Fuji Xerox Co Ltd | フイニツシヤ付丁合装置 |
US4516714A (en) * | 1983-12-21 | 1985-05-14 | Xerox Corporation | High speed duplicator with sorter/stapling apparatus and stapler positioning control |
JPS62285866A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機等の紙とじ装置 |
JPS62288002A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-14 | キヤノン株式会社 | シ−ト後処理装置 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP61256134A patent/JPH0769640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63109448A (ja) | 1988-05-14 |
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