JPH0765469A - カートリッジ供給システムおよび方法 - Google Patents

カートリッジ供給システムおよび方法

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JPH0765469A
JPH0765469A JP6160272A JP16027294A JPH0765469A JP H0765469 A JPH0765469 A JP H0765469A JP 6160272 A JP6160272 A JP 6160272A JP 16027294 A JP16027294 A JP 16027294A JP H0765469 A JPH0765469 A JP H0765469A
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magazine
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デール・アレン・クリスチャンセン
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ケネス・ディーン・カミングス
David Conrad Graves
デビッド・コンラッド・グレーブス
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ジェームズ・リー・レンツ
Ernest Lockett Donald
ドナルド・アーネスト・ロケット
Guillermo Santamaria Robles
ギラーモ・サンタマリア・ローブルス
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • G11B15/682Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks
    • G11B15/6835Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks the cassettes being transferred to a fixed recorder or player using a moving carriage

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効マガジン容量を減らさず、優先処理が望
まれる時にマガジン内のカートリッジの所望の順序を変
更せずにカートリッジの単一供給を行うことができる自
動化カートリッジ供給機構を提供する。 【構成】 自動カートリッジ供給機構に、カートリッジ
・マガジンを受け取るマガジン・スロットが含まれ、単
一のカートリッジを直接受け取るための優先スロットが
含まれる。この自動カートリッジ供給機構は、カートリ
ッジ・マガジンの状態に無関係に、優先スロットを介し
てカートリッジを受け取ることができる。自動モードで
は、カートリッジが、マガジンから順次取り出され、処
理される。操作員が優先スロットに置いたカートリッジ
は、進行中のカートリッジ処理の直後に処理される。蓄
積モードでは、カートリッジが、処理のため優先スロッ
トを介して受け取られ、空のカートリッジ・マガジンに
順に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には駆動装置と
共に使用するための自動データ・カートリッジ供給機構
に関し、具体的には、処理のため駆動装置からカートリ
ッジを受け取り、駆動装置にカートリッジを移送する自
動カートリッジ供給機構に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・システムのテープ駆動装
置は、IBM社の3480カートリッジや3490Eカ
ートリッジなどのテープ・カートリッジを受け取るよう
構成することができる。カートリッジには、ある長さの
磁気テープが格納され、この磁気テープにデータを書き
込み、読み取ることができる。多くのテープ駆動装置
は、テープ・カートリッジを受け入れ、これを駆動装置
のテープ移送機構と読書きヘッドに移送する自動カート
リッジ供給機構と嵌合できる。自動カートリッジ供給機
構は、単一の供給スロットを介して一時に1つのカート
リッジを受け入れる構成と、複数のテープ・カートリッ
ジを含む取外し可能カートリッジ・マガジンと嵌合し、
これから一時に1つのカートリッジを受け入れる構成で
使用できる。
【0003】単一カートリッジ用の供給スロットを有す
る自動カートリッジ供給機構を用いると、駆動装置に自
動的に移送されるテープ・カートリッジを操作員が順次
挿入できるようになる。この形で、操作員は、次に処理
されるカートリッジを完全に制御でき、いつでもカート
リッジの計画された順序に割り込んで、高い優先順位の
カートリッジを挿入したり、順序外れでカートリッジを
処理することができる。しかし、単一の供給スロットだ
けを有する自動カートリッジ供給機構は、非常に非効率
的になる可能性がある。というのは、駆動装置が使用さ
れている時間の実質的にすべてにわたって操作員が必要
になるからである。さらに、拘束されていないカートリ
ッジは、なくなったり、誤った扱いをされたり、順序か
ら外れた位置に置かれる可能性がある。
【0004】取り外し可能カートリッジ・マガジンを受
け入れる自動カートリッジ供給機構を用いると、動作効
率を非常に高めることができる。カートリッジ・マガジ
ンには、通常は、それぞれが1つのカートリッジを受け
取る複数のカートリッジ・シェルフが含まれ、カートリ
ッジがマガジンに格納される順序または駆動装置によっ
て選択された順序でマガジンから駆動装置へカートリッ
ジ供給機構がカートリッジを移送できるようにカートリ
ッジ供給機構に結合される。通常のマガジンは、7個な
いし12個のカートリッジ容量を有する。カートリッジ
・マガジンによって、操作員が供給機構および駆動装置
に占有されなくなり、また、新しいカートリッジを供給
するために操作員が手動で介入しなければならない回数
も少なくなる。困ったことに、いったんカートリッジ・
マガジンをカートリッジ供給機構に装着したならば、ま
だマガジンに入っていない特定の優先カートリッジをす
ばやく効率的に処理する方法はない。通常は、操作員が
マガジンを取り外し、次に処理されるシェルフに所望の
カートリッジを挿入し、そのマガジンをカートリッジ供
給機構に戻さなければならない。したがって、次に処理
されるカートリッジを取り外し、所望の優先カートリッ
ジと交換できるように、次に処理されるカートリッジが
どれであるかを知る必要がある。進行中のテープ動作に
干渉せずにこのような取外し操作と交換操作を行うこと
は、非常に困難になる可能性がある。したがって、単一
の供給スロットを有する自動カートリッジ供給機構とは
異なり、マガジンを有する自動カートリッジ供給機構で
は、次に使用される特定のテープ・カートリッジを得る
ことが困難になる可能性がある。
【0005】カートリッジ・マガジンのうちの1つのシ
ェルフを優先シェルフとして指定することが既知であ
る。たとえば、Laser Magnetic Storage International
社のIndependence-brand Cartridge Tape SubsystemのH
ardware Maintenance Manualを参照されたい。指定され
た優先シェルフを有するマガジンを備えた典型的なカー
トリッジ供給機構では、優先モードまたは順次モードで
供給機構を作動させることができ、優先モードの場合、
優先シェルフにある未処理のカートリッジ(「優先カー
トリッジ」)が、現カートリッジの処理が完了した後に
処理される次カートリッジになるが、順次モードの場
合、マガジンのすべてのシェルフが順番に処理される。
優先モードでは、優先カートリッジを処理した後に、マ
ガジン内の残りのカートリッジが、通常の動作に従って
処理される。優先処理のためにカートリッジを挿入する
ためには、まず、アクセス・ドアを開き、シェルフのロ
ックを解除するか、他の方法でマガジン・シェルフへの
アクセスを可能にすることによって、マガジン・シェル
フへのアクセスを行う。
【0006】供給機構が順次モードで動作し、優先カー
トリッジを順序外れで処理しなければならない場合、優
先カートリッジを優先シェルフに挿入し、動作モードを
変更する前に、処理されるカートリッジの所定の順序の
一部としてマガジンの優先シェルフに置かれたカートリ
ッジのすべてを取り外さなければならない。これによっ
て、マガジン内のカートリッジの所定の順序付けが崩れ
る。また、マガジンから取り外されたカートリッジは、
保管のために便利な場所がないので、紛失や誤って扱わ
れる機会が生じる。これらの問題は、優先シェルフとし
てのみ使用するために常時1つのシェルフを予約するこ
とによって回避できる。しかし、優先シェルフとしてマ
ガジン・シェルフの1つを予約すると、マガジンの有効
カートリッジ容量が減る。逆に、マガジン・シェルフの
すべてを所定のカートリッジ順序のために常時使用し、
優先シェルフとして予約されるシェルフがない場合、優
先カートリッジの処理が面倒になり、時間がかかるよう
になる可能性がある。
【0007】上で述べたように、取外し可能カートリッ
ジ・マガジンを用いると、自動カートリッジ供給機構と
駆動装置のそばに操作員がつめる必要がなくなるので、
効率が高まる。自動化カートリッジ・ライブラリ・シス
テムには、移動するベルトにカートリッジを載せるロボ
ットが含まれ、このベルトによって、一時に1つのカー
トリッジが、単一の供給スロットを有するカートリッジ
供給機構に運ばれる。このロボットは、操作員の介入な
しにカートリッジ・ライブラリからカートリッジを検索
し、ベルトに引き渡すことができるので、効率が高ま
る。ロボット動作式自動カートリッジ・ライブラリ・シ
ステムで、カートリッジ・マガジンに対する互換性を有
する供給機構を使用できるならば有利であろう。この場
合、単一供給スロットの供給機構システムに対するカー
トリッジ・マガジン供給機構システムの利益を、カート
リッジ・ライブラリ・システムに拡張することができる
はずである。カートリッジ・マガジンに対する互換性を
有する従来の供給機構システムは、ロボット動作式カー
トリッジ・ライブラリ・システムとの互換性がない。従
来のカートリッジ・マガジン供給機構システムには、カ
ートリッジ・マガジンの保全性を保証するためにアクセ
ス・ドアとマガジン・ロック・バーが含まれる。これら
の特徴ならびに他の構成の詳細のために、このようなシ
ステムは、ロボット動作式カートリッジ・ライブラリ・
システムと非互換になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上の議論から、有効マ
ガジン容量を減らさず、優先処理が望まれる時にマガジ
ン内のカートリッジの所望の順序を変更せずにカートリ
ッジの単一供給を行うことができ、また、自動化カート
リッジ・ライブラリ・システムとの互換性を有する、マ
ガジン・ロード機能を有する自動カートリッジ供給機構
が必要であることは明白である。本発明は、この必要を
満たす。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、取外し可能カ
ートリッジ・マガジンを受け入れ、また、カートリッジ
・マガジンの状態と無関係に優先処理のためカートリッ
ジを受け取ることのできる優先スロットを別に有する、
自動カートリッジ供給機構を提供する。優先スロット
は、カートリッジ・マガジンから分離されているので、
優先カートリッジは、いつでも優先スロットに挿入で
き、マガジン処理に対する割込みが最小の状態で、マガ
ジン内のカートリッジの所定の順序を変更せずに処理で
きる。この形で、マガジンのシェルフのすべてをカート
リッジの所定の順序の処理に使用でき、供給機構が優先
カートリッジをアクセスできるようになる前にカートリ
ッジをマガジンから取り外す必要はない。さらに、優先
処理に関して、マガジン内のどのカートリッジが次に処
理されるのかを操作員が判定する必要はない。というの
は、この自動カートリッジ供給機構が、次に処理される
カートリッジとして優先スロット内のカートリッジを自
動的に選択するからである。最後に、カートリッジ・マ
ガジンのシェルフと優先スロットは、自動化カートリッ
ジ・ライブラリ・システムのロボットが、嵌合されたマ
ガジンのシェルフまたは優先スロットにカートリッジを
挿入し、回収できるように配置される。
【0010】本発明のもう1つの態様では、優先スロッ
トとマガジンを有する自動カートリッジ供給機構が、空
のマガジンを供給機構に接続でき、カートリッジを処理
のため優先スロットに挿入した後にマガジン内の次の占
有されていないシェルフに戻すことのできる動作モード
を提供する。この形で、所望のすべてのカートリッジの
順序を処理でき、マガジン内に蓄積できる。この特徴に
よって、自動カートリッジ供給機構の動作の柔軟性が増
し、カートリッジの置き間違いや誤った扱いの心配がな
い、カートリッジが挿入された順序が維持される単一ス
ロット処理がもたらされる。
【0011】本発明の他の特徴および長所は、例によっ
て本発明の原理を示す下記の好ましい実施例の説明から
明白になるはずである。
【0012】
【実施例】図1では、本発明に従って構成された自動カ
ートリッジ供給機構10に、カートリッジ・マガジン1
4と嵌合するためのマガジン・スロット12が含まれ、
また、手動で挿入されるカートリッジ18を受け取るた
めの優先スロット16が含まれる。テープ・カートリッ
ジには、たとえばIBM社の3480または3490Eテ
ープ・カートリッジを含めることができる。この自動カ
ートリッジ供給機構は、テープ移送機構と読書きヘッド
を含む駆動装置20とを係合するようになされている。
カートリッジ・マガジン14には、駆動装置による処理
のためのカートリッジを満たすことができる。このマガ
ジンをカートリッジ供給機構10のマガジン・スロット
12と嵌合した時、カートリッジが、自動的にマガジン
から取り外され、駆動装置に転送され、処理され、その
後、マガジンに戻される。このような動作の間のどの時
点でも、カートリッジを優先スロット16に手動で挿入
でき、そのカートリッジは、駆動装置内で進行中のマガ
ジン・カートリッジの処理が完了し、マガジン・カート
リッジがマガジンに戻された後に、駆動装置に移送さ
れ、処理される。
【0013】図1によれば、カートリッジ供給機構10
に、制御ボタン26を有する制御パネル25と、液晶表
示(LCD)パネル24とを有する表示アセンブリ22
が含まれる。LCDパネルは、システム・メッセージと
指示を操作員に表示するのに使用される。制御ボタン2
6は、動作モードの変更、手順の開始と終了、その他の
カートリッジ供給機構の動作の制御に、操作員によって
使用される。表示アセンブリ22は、表示角度を調節す
るため回転可能である。供給機構からのカートリッジ
は、インターフェース・スロット27を介して駆動装置
20に出入りする。
【0014】カートリッジ・マガジン14には、それぞ
れが1つのカートリッジ18を支持できる複数のマガジ
ン・シェルフ28が含まれる。カートリッジ供給機構1
0には、マガジンがカートリッジ供給機構と嵌合された
時にマガジンの各シェルフに隣接するか優先スロット1
6に隣接するように配置された複数のカートリッジ状況
インジケータ30が含まれる。カートリッジ状況インジ
ケータは、そのインジケータに関連するカートリッジの
状況に関して操作員に通知するのに使用される。たとえ
ば、好ましい実施例では、あるインジケータに関連する
カートリッジが駆動装置20内で処理中である場合に、
そのカートリッジ状況インジケータを緑で常時点灯させ
る。関連するカートリッジが駆動装置によって既に処理
されており、マガジンに戻されている場合、インジケー
タは点灯しない。「警告状態」は、インジケータを黄色
で常時点灯させることによって表示でき、より緊急の
「注意状態」は、インジケータを黄色で点滅させること
によって表示できる。
【0015】図2は、カートリッジ・マガジン14と共
にカートリッジ供給機構10を詳細に示す図である。図
を簡単にするため、駆動装置20は図2には示されてい
ない。図2によれば、カートリッジ供給機構10に、残
りの供給機構の構成要素が取り付けられるハウジング4
0が含まれる。カートリッジ供給機構の側面パネル42
は、ハウジング内の背面開口44を見せるために取り外
されている。図2では、反対側の側面パネル43も取り
外されている。背面開口には、供給機構と駆動装置のイ
ンターフェースが含まれ、それを介してカートリッジが
駆動装置20のインターフェース・スロット27(図
1)に引き渡される。すなわち、優先スロット16また
はカートリッジ・マガジン14のシェルフから取り外さ
れたカートリッジ18は、カートリッジ供給機構を介し
て移送され、供給機構の背面開口44を介して駆動装置
内に物理的に置かれる。供給機構移送アセンブリ46
は、カートリッジ供給機構内のカートリッジの移動のす
べてに使用され、この移動は、優先スロットまたはカー
トリッジ・マガジンからのカートリッジの取外しとそこ
への戻し、および、駆動装置へのカートリッジの移送と
駆動装置からのカートリッジの回収が含まれる。
【0016】図2によれば、カートリッジ供給機構10
の前部分に、優先スロット16とカートリッジ状況イン
ジケータ30を含むカートリッジ供給機構ベゼル48が
含まれる。このカートリッジ供給機構ベゼルは、ベゼル
囲い板50に取り付けられる。図2によれば、カートリ
ッジ状況インジケータ30に、各カートリッジ受取り位
置に近接したベゼル内の溝付きインジケータ窓52が含
まれ、この位置には、優先スロット16と、供給機構に
挿入された時のカートリッジ・マガジン14のマガジン
・シェルフ28が含まれる。好ましい実施例では、カー
トリッジ状況インジケータのそれぞれが、インジケータ
板56に取り付けられた2色発光ダイオード(LED)
54によって照らされ、インジケータ板56は、カート
リッジ供給機構ベゼル48の後ろでベゼル囲い板に取り
付けられる。カートリッジ供給機構ベゼル48とベゼル
囲い板50は、マガジン・スロット・フレーム58に取
り付けられ、マガジン・スロット・フレーム58は、カ
ートリッジ供給機構のハウジング40に取り付けられ
る。
【0017】優先スロット16に挿入されたカートリッ
ジは、優先スロット・アセンブリ60によって受け取ら
れる。優先スロット・アセンブリは、カートリッジを定
位置に保持し、したがって、そのカートリッジを、供給
機構移送アセンブリ46のカートリッジ供給機構トレイ
62によってスロット・アセンブリから取り外し、背面
開口44を介して駆動装置20(図1)に移送できる。
同様に、カートリッジ・マガジン14自体は、シェルフ
上のカートリッジを定位置に保持し、したがって、これ
らもカートリッジ供給機構トレイによってマガジン・シ
ェルフから取り外し、背面開口44を介して移送でき
る。
【0018】カートリッジ供給機構トレイ62は、3本
の垂直シャフト64、66および68に結合される。垂
直シャフトのうちの2本すなわち垂直シャフト64およ
び66は、カートリッジ供給機構トレイ62の両側に取
り付けられ、供給機構トレイの適切な位置決めと垂直移
動を保証する。第3の垂直シャフト68は、固定された
ナット70によってトレイに結合されたねじ山付き親ね
じである。駆動モータ72のシステムが、ねじ山付き親
ねじである垂直シャフト68を回転させる。ナット70
は、カートリッジ供給機構トレイ62に対して相対的に
定位置に固定されているので、駆動モータ72が垂直シ
ャフト68を回すにつれて、トレイが垂直に移動する。
当業者に既知のとおり、親ねじである垂直シャフト68
をカートリッジ供給機構トレイ62に結合し、その結
果、カートリッジをカートリッジ・マガジン14または
優先スロット16から取り外すかそこに戻す時、もしく
はカートリッジを駆動装置から回収するかそこに挿入す
る時に、親ねじの回転によってトレイの水平移動を引き
起こすこともできる。ハウジング40の頂部を、供給機
構カバー74によって閉じ、この供給機構カバー74
に、表示アセンブリ22を取り付ける。最後に、ハウジ
ング40の底部を、底カバー76によって閉じる。
【0019】カートリッジ供給機構10の動作を、図3
のブロック図を参照してさらに説明する。図3によれ
ば、カートリッジ供給機構10には、専用のマイクロプ
ロセッサが含まれず、カートリッジ供給機構の動作のす
べてが、駆動装置20の制御の下で実行される。具体的
にいうと、駆動装置中央処理装置(CPU)80が、論
理カード81のインターフェースを介して供給機構と通
信する。したがって、供給機構による処置の実行または
作業の完了という表現は、駆動装置CPUの制御の下で
の供給機構構成要素の動作を指すことを理解されたい。
また、自動カートリッジ供給機構は、供給機構の動作の
一部またはすべてを制御する中央処理装置を含むように
構成することも可能であることを理解されたい。
【0020】カートリッジ供給機構10を制御するほか
に、駆動装置CPUは、駆動装置の読書きヘッド82を
制御し、駆動装置のテープ移送機構84も制御する。テ
ープ移送機構は、ヘッドの回りにテープを巻き付け、テ
ープの方向を制御する。カートリッジ供給機構によって
扱われるカートリッジが、テープ・カートリッジでない
場合、駆動装置に、適当な処理のための他のシステムが
含まれるはずであることを理解されたい。たとえば、磁
気ディスクは、テープ移送機構ではなく磁気ディスク装
置によって扱われるはずである。図3によれば、駆動装
置CPU80は、供給機構の駆動モータ72を制御し、
カートリッジ供給機構のLCDパネル24を駆動し、カ
ートリッジ供給機構の制御ボタン26から入力を受け取
り、カートリッジ状況インジケータ30を制御し、供給
機構移送アセンブリ46のカートリッジ/マガジン・セ
ンサ・システム86を制御する。このセンサ・システム
については、以下で詳細に説明する。図3によれば、駆
動装置CPU80は、起動側とも称するホスト・コンピ
ュータ88に結合され、駆動装置は、このホスト・コン
ピュータ88からコマンドとデータ要求を受け取ること
ができる。
【0021】図4は、カートリッジ・マガジン14がカ
ートリッジ供給機構のマガジン・スロット12に挿入さ
れ、供給機構が駆動装置20に係合された状態のカート
リッジ供給機構10の断面図の形で、構成の追加の詳細
を示す図である。図4によれば、カートリッジ供給機構
トレイ62が、優先スロット16からカートリッジ18
を受け取るための位置にある時、この供給機構トレイの
位置は、垂直移動なしで駆動装置20のテープ移送機構
84にそのカートリッジを即座に転送するための位置で
もある。この移送は、供給機構トレイを駆動装置20に
向かって水平に移動することによって達成される。こう
すると、優先スロットから駆動装置にカートリッジを移
動するのに必要な時間が短くなる。選択された動作モー
ドに応じて、カートリッジ供給機構トレイ62は、図4
に示された優先スロット16に隣接する初期位置または
ホーム位置から、マガジン・シェルフ28のうちのいず
れかに隣接する位置に移動し、そのマガジン・シェルフ
からカートリッジを回収し、その後、ホーム位置に登
り、駆動装置に向かって移動することができる。
【0022】カートリッジ供給機構10に挿入されたカ
ートリッジ・マガジン14を示す図4および図5に、優
先スロット16内またはマガジン・シェルフ28内のい
ずれかでカートリッジを保存できる2つの位置が示され
ている。この2つの位置を、搬入位置および搬出位置と
称する。カートリッジの一部は、搬入位置102にある
状態で図示されており、この搬入位置102は、カート
リッジが操作員によってカートリッジ・マガジンに挿入
され、したがって、カートリッジ供給機構トレイ62が
これを受け取ることができる時に、そのカートリッジが
占める位置である。搬入位置では、カートリッジの外側
の縁が、カートリッジ・マガジンの縁とほぼ同一面にな
り、処理の準備ができている。カートリッジの一部は、
搬出位置104にある状態で図示されている。搬出位置
では、カートリッジの外側の縁が、カートリッジ・マガ
ジン(または優先スロット)から、16mmなどの比較
的短い距離だけ外に延びる。搬出位置は、カートリッジ
が、駆動装置20によって処理された後に優先スロット
またはマガジン・シェルフに戻された時に占める位置で
ある。搬出位置では、操作員が簡単にカートリッジを取
り外せるようになっている。
【0023】図4によれば、優先スロット16とカート
リッジ・マガジン14のマガジン・シェルフ28は、搬
出位置104にあるカートリッジが、優先スロット内と
マガジン・シェルフ内のどちらにあるかに無関係に、そ
の外側の縁が同一の垂直平面内に位置合せされるように
構成される。したがって、搬入位置102内のカートリ
ッジも、優先スロット内とマガジン・シェルフ内のどち
らにあるかに無関係に垂直に位置合せされる。この位置
合せと、アクセス・ドアその他の障害がないことがあい
まって、カートリッジ供給機構10とカートリッジ・マ
ガジン14に、ロボット動作式自動カートリッジ・ライ
ブラリ・システムに対する互換性を持たせることができ
る。ロボットをプログラミングして、ライブラリからカ
ートリッジを検索し、その後、カートリッジを取り外
し、優先スロットまたはマガジン・シェルフのいずれか
に挿入することができる。というのは、優先スロットと
マガジン・シェルフの相対的な垂直位置が既知であり、
カートリッジの取外しと挿入に必要な水平到達距離が、
どちらも固定されているからである。こうして、高めら
れた効率に関するカートリッジ・マガジンの長所が、カ
ートリッジ・ライブラリ・システムにも拡張される。
【0024】図4によれば、カートリッジ供給機構10
に、エミッタ90およびレシーバ92を含む大域カート
リッジ検出システムならびにエミッタ94およびレシー
バ96(破線で図示)を含むマガジン検出システムが含
まれる。これら2つのシステムは、図3のブロック図に
示されたカートリッジ/マガジン・センサ・システム8
6の一部である。カートリッジ検出システムのエミッタ
90は、カートリッジ検出システムのレシーバ92に向
けられる光ビームを放つ。取り付けられたカートリッジ
・マガジン14のマガジン・シェルフ28のどれかの、
未処理の搬入位置102にカートリッジが含まれる場
合、エミッタ90からのビームが遮られ、レシーバ92
によって受け取られない。これによって、マガジン・シ
ェルフのうちの1つに未処理のカートリッジが含まれる
ことが、駆動装置CPU80に示される。同様の形で、
エミッタ94とレシーバ96は、カートリッジ・マガジ
ン14が供給機構10と嵌合されているかどうかを駆動
装置CPUに示す。マガジンが供給機構に嵌合されてい
ない場合、エミッタ94の発するビームが、供給機構内
でエミッタから水平の方向に置かれるレシーバ96によ
って受け取られる。カートリッジ・マガジン14が供給
機構と嵌合されている場合、エミッタ94からのビーム
が遮られ、レシーバ96によって受け取られない。これ
によって、マガジンが供給機構と嵌合されていること
が、駆動装置CPUに示される。これらのセンサ・シス
テムからの表示は、以下で詳細に説明する供給機構の諸
動作モードの動作にとって重要なものである。
【0025】図6、図7および図8は、カートリッジ・
マガジン14を示し、特に、マガジンのカートリッジ・
ロック機構を示す図である。カートリッジ・ロックに
は、カートリッジ・マガジンの垂直の長さに沿って延
び、各カートリッジのもどり止と係合する回転可能バー
102が含まれる。操作員は、マガジンを供給機構に嵌
合する前に、ロック・アーム104を用いて、このバー
を3つの位置のうちの1つに移動する。カートリッジ・
ロックは、ロックが図6に示された閉位置または図7に
示された自由位置にあり、カートリッジ・マガジンがカ
ートリッジ供給機構から取り外される場合に、各カート
リッジ18が、カートリッジ・マガジンの取外しの時点
でたまたまそのカートリッジが置かれていた、搬入位置
または搬出位置のいずれかの物理位置にロックされるよ
うに設計される。カートリッジ・マガジン14がカート
リッジ供給機構10に導入される時にロックが開位置に
ある場合、移送ロック機構がディスエーブルされる。し
たがって、マガジンが供給機構と嵌合している時に、操
作員がカートリッジを自由に取り外し、導入することが
できる。マガジンが供給機構と嵌合していない時には、
カートリッジ・ロックが図8に示された開位置にある場
合に限って、カートリッジの取外しと導入を行える。こ
の形で、カートリッジ・ロック機構によって、マガジン
を移送する時に、どのカートリッジでも、誤ってカート
リッジ・マガジンから落とすことがないことが保証され
る。さらに、操作員は、カートリッジ供給機構によって
処理されたカートリッジと未処理のカートリッジをすば
やく判定できる。処理状況を簡単に識別できるのは、ま
だ搬入位置にあるカートリッジが、まだカートリッジ供
給機構によって処理されておらず、搬出位置にあるカー
トリッジが、既に駆動装置に移送され、駆動装置によっ
て処理された後に、優先スロットまたはマガジン・シェ
ルフに戻されたことが、操作員にわかっているからであ
る。
【0026】カートリッジ・ロック機構の閉位置は、カ
ートリッジ・マガジン14がカートリッジ供給機構10
に導入されていない時だけ変更できるように設計されて
いる。カートリッジ・マガジンがカートリッジ供給機構
に導入された後、ロック・アーム104へのアクセス
が、カートリッジ供給機構ベゼル48とベゼル囲い板5
0によって防止され、したがって、ロックの状態を変更
できなくなる。この形で、閉位置を用いることで、以下
で詳細に説明するカートリッジ供給機構の特定の動作モ
ードの選択が簡単になる。ロックが閉位置の状態でカー
トリッジ・マガジンがカートリッジ供給機構にロードさ
れる場合に、操作員がカートリッジを取り外したり交換
することはできず、カートリッジ供給機構10だけがカ
ートリッジを取り外し、戻せることが、閉位置によって
保証される。
【0027】図9は、優先スロット(図9には示されな
い)に隣接したホーム位置と供給機構に嵌合したマガジ
ンのシェルフの間で垂直に移動することのできる位置に
ある供給機構移送アセンブリ46を示す図である。カー
トリッジ供給機構トレイ62には、搬出エミッタ106
/レシーバ108対と搬入エミッタ110/レシーバ1
12対を含むカートリッジ存在センサ・システムが含ま
れる。搬出エミッタ/レシーバ対は、供給機構トレイが
位置決めされている特定のシェルフまたはスロットの搬
出位置にカートリッジが存在するかどうかを検出する。
搬入エミッタ/レシーバ対は、シェルフまたは優先スロ
ットの搬入位置にカートリッジが存在するかどうかを検
出する。搬出エミッタ106と搬入エミッタ110は、
関連するレシーバ108または112によって受け取ら
れるビームを作る。カートリッジが搬入位置にあり、カ
ートリッジ供給機構トレイ62がそのカートリッジに隣
接している場合、両方のビームが、それぞれのレシーバ
によって受け取られなくなる。これによって、搬入カー
トリッジが示される。搬出エミッタ106からのビーム
だけが受け取られない場合、搬出位置のカートリッジが
示される。このカートリッジ存在センサ・システムは、
図3に示されたカートリッジ/マガジン・センサ・シス
テム86の一部であり、たとえば次の使用可能な占有さ
れていないマガジン・シェルフなどを突き止める際に駆
動装置CPU80によって使用される。次の使用可能シ
ェルフを見つけることは、以下でさらに説明する供給機
構動作モードの一部の動作にとって重要である。
【0028】カートリッジ供給機構10は、6つの動作
モードのうちの1つで動作することができる。これらの
動作モードには、手動モード、自動モード、システム・
モード、蓄積モード、ランダム・モードおよびライブラ
リ・モードが含まれる。カートリッジ供給機構のモード
は、ライブラリ・システム接続によって自動的にセット
されるライブラリ・モードを除いて、制御ボタン26を
使用してLCDパネル24上のメニューから操作員によ
って選択される。動作モードのそれぞれを、以下で順に
説明する。
【0029】駆動装置20と係合された時のカートリッ
ジ供給機構10の動作は、図10に示された流れ図のス
テップによって表される。この流れ図のステップは、駆
動装置CPU80内のソフトウェア・プログラムとして
実施できる。まず、ステップ190で、操作員が、LC
Dパネル24に表示されたモードのリストの中から所望
の動作モードを選択する。この選択は、たとえば制御ボ
タン26を使用して動作モードを指定することによって
行われる。この指定は、ステップ192で駆動装置CP
Uに入力される。指定の入力は、"ENTER"制御ボタンを
押すことによって行える。ステップ194で、駆動装置
CPUが、所望のモードの動作のために正しい条件が存
在することを検査する。矛盾があれば、LCDパネルを
介して操作員に知らせる。最後に、ステップ196で、
供給機構が、優先スロットまたはカートリッジ・マガジ
ンと駆動装置の間でのカートリッジ移動を実行する。動
作モードの詳細を、以下で説明する。
【0030】図11は、手動モードの動作で行われるス
テップを示す流れ図である。この流れ図は、駆動装置C
PU80内のソフトウェア・プログラムとして実施でき
る。手動モードでは、操作員がカートリッジを一時に1
つロードできる。まず、操作員は、制御ボタン26を使
用してLCDパネル24から手動モードを選択し、入力
することによって、カートリッジ供給機構10を手動モ
ードにする(ステップ202)。駆動装置20は、ステ
ップ204で検査を行って、優先スロット内にカートリ
ッジが存在するかどうかを判定する。カートリッジが存
在する場合、それを処理する。カートリッジが存在しな
い場合、駆動装置CPUは、ステップ206で検査を行
って、制御パネル25のSTART(開始)ボタンが押され
たかどうかを判定する。
【0031】STARTボタンが押されなかった場合、駆動
装置CPU80は、ステップ204の優先スロット内の
カートリッジの検査に戻る。STARTボタンが押された場
合、駆動装置CPU80は、図4に示された大域カート
リッジ検出システムを使用し、カートリッジ・マガジン
14のうちの少なくとも1つのシェルフの搬入位置また
は未処理位置に、カートリッジが含まれるかどうかを判
定する。この判定は、判断ステップ208によって表さ
れる。未処理のカートリッジを突き止められない場合、
供給機構は、ステップ222および224で、ディスエ
ーブル状態にされ、その状態で、操作員からの次のコマ
ンドを待つ。マガジン内で未処理カートリッジが突き止
められる場合すなわち、ステップ208の肯定側の出口
に進む場合、ステップ210で、カートリッジ供給機構
トレイ62が、搬入位置にカートリッジを有する最初の
シェルフを突き止めるまで、カートリッジ・マガジンを
下にインデクシングする。カートリッジの突止めは、図
9に示されたカートリッジ存在センサ・システムが未処
理カートリッジの存在を示すまで、駆動装置CPUがカ
ートリッジ供給機構トレイ62をカートリッジ・マガジ
ン14の下方向にインデクシングすることによって達成
される。
【0032】次に、ステップ212で、その未処理カー
トリッジを有するシェルフのカートリッジ状況インジケ
ータを緑で常時点灯して、それが使用中であることを示
す。ステップ214で、未処理カートリッジを供給機構
に移送し、処理する。カートリッジを処理した後に、供
給機構は、そのカートリッジを取得した元のシェルフに
それを戻そうと試みる。駆動装置CPUが、ステップ2
16で検査を行って、その未処理カートリッジを取得し
た元のシェルフが、現在カートリッジによって占有され
ているかどうかを判定する。カートリッジ存在センサ・
システムが、そのシェルフがまだ空であると示した場
合、ステップ218で、そのカートリッジを元のシェル
フに戻す。ステップ220で、そのシェルフのカートリ
ッジ状況インジケータを消す。最後に、ステップ222
で、供給機構をディスエーブル状態にする。
【0033】カートリッジを取得した元のマガジン・シ
ェルフが占有されている場合、すなわち、操作員がその
マガジン・シェルフに未処理のカートリッジを置いた場
合が、判断ステップ216の肯定回答である。ステップ
226で、駆動装置が、問題のシェルフのカートリッジ
状況インジケータを消す。ステップ228で、駆動装置
CPUが、処理済みのカートリッジを優先スロット16
に戻そうと試み、まず、優先スロットが占有されている
かどうかを判定するため検査を行う。優先スロットが占
有されていない場合、ステップ230で、処理済みカー
トリッジを優先スロットに戻す。その後、ステップ22
2および224で、供給機構がディスエーブル状態にさ
れる。優先スロットもカートリッジによって占有されて
いる場合、ステップ232で、駆動装置CPUが、優先
スロットのカートリッジ状況インジケータを黄色で点滅
させて、注意状態を示す。その後、ステップ222およ
び224で、供給機構が、ディスエーブル状態に入り、
次の処置を待つ。
【0034】手動モードでは、供給機構が、優先スロッ
ト16内のカートリッジも受け入れる。ステップ204
で、供給機構が手動モードであり、カートリッジが優先
スロットに置かれている場合、ステップ234で、駆動
装置CPUが、優先スロットのカートリッジ状況インジ
ケータを緑で常時点灯して、そのカートリッジが使用中
であることを示す。その後、ステップ236で、そのカ
ートリッジを処理する。その後、判断ステップ238
で、供給機構が、そのカートリッジを優先スロットに戻
そうと試みる。優先スロットが占有されている場合、ス
テップ240で、優先スロットのカートリッジ状況イン
ジケータを黄色で点滅させて、注意状態を示す。その
後、ステップ222および224で、供給機構がディス
エーブル状態にされる。優先カートリッジを処理した後
に優先スロットが占有されていない場合、ステップ24
2で、そのカートリッジを優先スロットに戻し、ステッ
プ244で、優先スロットのカートリッジ状況インジケ
ータを消し、ステップ222および224で、供給機構
をディスエーブル状態にする。
【0035】この流れ図には、カートリッジ18が処理
され、その元の位置に戻され、優先スロット16の搬入
位置にカートリッジがない時に、手動モードが打ち切ら
れ、カートリッジ供給機構10の動作が停止することが
示されている。この流れ図には、操作員が表示アセンブ
リ22上の"start feeder"(供給機構始動)を押すこと
によって手動モードを選択したが、カートリッジ供給機
構がカートリッジ・マガジン14のどのシェルフの搬入
位置でもカートリッジを検出できない場合にも、手動モ
ードが打ち切られることが示されている。図11には、
余分なカートリッジの状態が発見された場合、すなわ
ち、カートリッジ供給機構がカートリッジの処理を完了
したが、処理済みのカートリッジを戻せる位置(空のス
ロットまたはシェルフ)がないことを発見した場合に
も、手動モードが打ち切られ、動作が停止することが示
されている。最後に、この流れ図には、マガジンが導入
されていないのに、操作員が制御パネルのカートリッジ
供給機構開始ボタンを押した場合に、手動モードが停止
されることが示されている。
【0036】手動モードでは、カートリッジ供給機構1
0がカートリッジの処理中または他の理由で使用中であ
る際に、カートリッジ18がカートリッジ・マガジン1
4の優先スロット16に置かれ、手動モードが選択され
ている場合に、カートリッジ供給機構が、優先スロット
のカートリッジ状況インジケータを活動化して、緑で常
時点灯させる。カートリッジ供給機構がその現在の動作
を完了した時に、カートリッジ供給機構は、優先スロッ
ト16内のカートリッジを駆動装置20へ自動的に移送
する。
【0037】蓄積モードでは、操作員が、一時に1つの
カートリッジを処理し、処理済みのカートリッジをカー
トリッジ・マガジン14に蓄積することができる。蓄積
モードでは、カートリッジは必ず、処理のために優先ス
ロット16から受け取られ、処理の後にマガジン・シェ
ルフ28に戻される。これによって、操作員が、特定の
カートリッジを優先スロットに挿入し、後に処分するた
め処理済みカートリッジをマガジンに蓄積できるように
なる。蓄積モードを開始する前に、カートリッジ・マガ
ジンを空にする必要はない。
【0038】図12は、蓄積モードを示す流れ図であ
る。この流れ図は、駆動装置CPU80内のソフトウェ
ア・プログラムとして実施できる。ステップ302で、
蓄積モードを選択し、入力することによって、操作員が
カートリッジ供給機構10を蓄積モードにした後に、ス
テップ304で、すべてのマガジン・シェルフ28のカ
ートリッジ状況インジケータ30が、関連するカートリ
ッジが使用中であることを示すようにセットされる、す
なわち、各マガジン・シェルフのインジケータが、緑で
常時点灯する。これによって、操作員に、カートリッジ
・マガジン14全体が蓄積モード・ホッパとして使用す
るために予約されていることを想起させる。蓄積モード
の処理は、判断ステップ306で、カートリッジを優先
スロットの搬入位置に挿入することによって開始され
る。
【0039】カートリッジが優先スロット16に置かれ
ていない場合、カートリッジ供給機構10は、判断ブロ
ック306の否定側からその入力に戻る制御線によって
示されるように、蓄積モードで待機し続ける。カートリ
ッジが優先スロットに置かれた場合、ステップ308
で、優先スロットのカートリッジ状況インジケータを緑
で常時点灯させて、そのカートリッジが使用中であるこ
とを示す。駆動装置20が使用可能である時には、ステ
ップ310で、そのカートリッジを優先スロットから駆
動装置にロードし、処理する。カートリッジを優先スロ
ットからロードする時に、優先スロットのカートリッジ
状況インジケータを消す(ステップ312)。優先スロ
ットから受け取ったカートリッジが処理された後に、供
給機構は、駆動装置からそのカートリッジを検索し、ス
テップ314で検査を行って、カートリッジ・マガジン
14内に使用可能な空きシェルフがあるかどうかを判定
する。空きシェルフの突止めは、図9に示されたカート
リッジ存在センサ・システムが空のシェルフを示すま
で、カートリッジ供給機構トレイ62をカートリッジ・
マガジン14の下方向にインデクシングすることによっ
て行われる。使用可能な空きシェルフがある場合、ステ
ップ316で、カートリッジを次の使用可能マガジン・
シェルフに移動する。
【0040】ステップ318で、マガジンに置かれたカ
ートリッジが、最後の使用可能マガジン・シェルフであ
ったシェルフを占有する場合(ステップ318の肯定回
答)、ステップ320で、そのカートリッジ・マガジン
に関連するカートリッジ状況インジケータのすべてを黄
色で常時点灯させて、警告状態を示す。その後、ステッ
プ322および323で、供給機構をディスエーブル状
態にし、供給機構は、この状態で単に次のコマンドを待
つ。カートリッジがマガジンの最後の使用可能スロット
を占有しなかった場合、ステップ322で、警告状態を
表示せずに処理を継続する。最後の使用可能マガジン・
シェルフにカートリッジが置かれることを検出できるの
は、たとえば、カートリッジ供給機構トレイ62がその
移動範囲の底にある時を駆動装置CPUが検出するから
である。
【0041】カートリッジが処理されたが、使用可能な
空きマガジン・シェルフがない場合すなわち、判断ステ
ップ314の否定側の場合、駆動装置CPUは、ステッ
プ324で、優先スロット16が占有されているかどう
かを判定する。優先スロットが占有されていない場合、
ステップ326で、そのカートリッジを優先スロットに
戻し、ステップ328で、優先スロットのカートリッジ
状況インジケータを黄色で常時点灯させて、警告状態を
示す。ステップ322で供給機構をディスエーブルし
て、蓄積モードの処理を継続する。判断ステップ324
で、優先スロットが占有されている場合、ステップ33
0で、優先スロットのカートリッジ状況インジケータを
黄色で点滅させて、注意状態を示し、ステップ322で
処理を継続する。
【0042】カートリッジ供給機構10の全体動作なら
びに手動モードおよび蓄積モードの説明を助ける図1
0、図11および図12を考慮すれば、流れ図を使用し
た説明なしでも残りの動作モードを理解できるはずであ
る。
【0043】自動モードでは、操作員が、カートリッジ
・マガジン14からのカートリッジ18で駆動装置20
を継続的に使用中にすることができる。カートリッジ供
給機構10は、マガジン内のカートリッジのすべてが処
理済みになるまで、カートリッジ・マガジンから駆動装
置へカートリッジを順次自動的に供給する。操作員は、
ホスト・プロセッサ上で走行するアプリケーション・プ
ログラムの必要に応じて、単に所望のカートリッジを優
先スロット16に挿入することによって、特定のカート
リッジを駆動装置に供給できる。この優先カートリッジ
は、駆動装置20に次に移送されるカートリッジとし
て、カートリッジ供給機構10によって自動的に選択さ
れる。優先カートリッジが処理された時、カートリッジ
供給機構は、処理済みのカートリッジを自動的に優先ス
ロットに戻し、カートリッジ・マガジンからのカートリ
ッジの処理を再開する。カートリッジ供給機構は、カー
トリッジ・マガジンからの未処理のカートリッジを、そ
の使用可能度の順で選択する。
【0044】自動モードでは、カートリッジ供給機構1
0の動作を妨げずに、処理済みカートリッジをカートリ
ッジ・マガジン14から取り外すことができ、未処理の
カートリッジをその位置に追加できる。カートリッジ供
給機構は、その動作で次に使用可能な未処理カートリッ
ジの選択を継続する。自動モードを開始する時には、カ
ートリッジ供給機構が初期設定され、その結果、カート
リッジ・マガジンの先頭が、現在のシェルフであるとみ
なされるようになる。カートリッジ供給機構は、LCD
パネル24上で自動モードを選択し、制御パネル25上
の開始ボタンを押すことによって、自動モードで作動さ
せることができる。最後のカートリッジが処理され、元
のマガジン・シェルフ28または優先スロット16に戻
され、優先スロットまたはマガジンのシェルフのどちら
の搬入(未処理)位置にもカートリッジが残っていない
時に、自動モードが自動的にディスエーブルされる。自
動モードが選択され、開始ボタンが押されたが、マガジ
ンまたは優先スロットのどちらの搬入位置にもカートリ
ッジがない場合には、自動モードは開始されず、ディス
エーブルされる。最後に、カートリッジ供給機構によっ
て警告状態が発見される場合には、自動モードがディス
エーブルされる。
【0045】システム・モードでは、操作員に、カート
リッジ・マガジン14からのカートリッジを連続的に駆
動装置20に供給し続けるための追加機構が提供され
る。システム・モードは、自動モードに類似している
が、カートリッジ・ローディングの制御が、起動側とも
称するホスト・コンピュータによって走行されるアプリ
ケーション・プログラムのコマンドに与えられる点が異
なる。すなわち、最初の未処理のカートリッジをマガジ
ンから取り外し、駆動装置に移送した後、後続のロード
・コマンドは、起動側の制御下にある。カートリッジ供
給機構10は、カートリッジ・マガジン14内のすべて
のカートリッジが処理されるまで、起動側装置からのコ
マンドのそれぞれに応答してカートリッジ18をロード
する。しかし、システム・モードであっても、操作員
は、単に優先スロットにカートリッジを挿入することに
よって、特定のカートリッジをアプリケーション・プロ
グラムに供給できる。この優先カートリッジは、自動的
に、カートリッジ供給機構によって次に選択されるカー
トリッジになる。優先カートリッジが処理された時、カ
ートリッジ供給機構は、起動側の制御下でのカートリッ
ジ・マガジンからのカートリッジ処理を自動的に再開す
る。
【0046】自動モードと同様に、カートリッジ供給機
構10の動作を妨げずに、システム・モードの間に処理
済みのカートリッジをカートリッジ・マガジン14から
取り外すことができ、未処理のカートリッジをその位置
に置換することができる。システム・モードは、LCD
パネル24上でシステム・モードを選択し、制御パネル
25上の"START"ボタンを押すことによってイネーブル
することができる。すべてのカートリッジが処理され、
カートリッジ・マガジン14と優先スロット16の搬入
位置に残りのカートリッジがない場合には、システム・
モードが自動的にディスエーブルされる。同様に、カー
トリッジ供給機構が、システム・モードの開始時にマガ
ジンまたは優先シェルフのどちらの搬入位置でもカート
リッジを検出できない場合にも、システム・モードがデ
ィスエーブルされる。最後に、カートリッジ供給機構に
よって注意状態が発見される場合に、システム・モード
がディスエーブルされる。
【0047】ランダム・モードでは、カートリッジ供給
機構10を、完全にホスト・コンピュータ88によって
制御されるカートリッジの内蔵式ライブラリとして作動
させることができる。起動側は、所与のマガジン・シェ
ルフ28からカートリッジ18を選択するコマンドを作
成し、そのカートリッジを処理し、マガジン・シェルフ
に戻す。供給源シェルフと宛先シェルフの制御は、完全
に起動側にゆだねられており、同一のシェルフである必
要はない。優先スロットに置かれたカートリッジは、自
動的に駆動装置からのコマンドによって次に処理される
カートリッジにはならない。カートリッジ供給機構と駆
動装置は、優先スロット内のカートリッジの存在につい
て起動側(またはホスト・プロセッサ)に通知するが、
優先スロット内のカートリッジをアクセスするために
は、起動側自体が、そのカートリッジを具体的にアドレ
ス指定しなければならない。すなわち、ランダム・モー
ドでは、優先スロットが、ホスト・プロセッサによって
アクセスされるもう1つのアドレス可能カートリッジ位
置でしかない。さらに、ランダム・モードでは、優先ス
ロットを介して供給機構からカートリッジを取り外し、
挿入することができる。
【0048】ランダム・モード時にカートリッジ・マガ
ジン14内のカートリッジの順序の保全性を保証するた
めに、カートリッジ・ロック機構が図6に示された閉位
置にあることを駆動装置CPUが要求することが好まし
い。これによって、いったんマガジンがロックされ、カ
ートリッジ供給機構に導入されたならば、マガジンへの
カートリッジの追加または取外しを行えなくなる。カー
トリッジ・ロックの状態は、カートリッジ供給機構によ
って感知できる。カートリッジ供給機構のカートリッジ
/マガジン・センサ・システム86を用いると、マガジ
ンが導入されていないか取り外されている(これによっ
てランダム・モードのディスエーブルがもたらされる)
ことを、駆動装置が判定できるようになる。カートリッ
ジ・マガジンは、ランダム・モードの間に閉位置にロッ
クされなければならないので、優先スロットが、マガジ
ン・ライブラリへの入出力ポートとして使用され、その
結果、ロックされたマガジンの保全性を侵害する必要な
しに、駆動装置と供給機構によってマガジンにカートリ
ッジを追加でき、そこから取り外せるようになる。すな
わち、起動側は、それ自体の制御下で、優先スロットか
ら任意の空きマガジン・シェルフまたは駆動装置自体へ
カートリッジを移動でき、マガジン・シェルフまたは駆
動装置から優先スロットへカートリッジを移動できる。
ライブラリ目録とその目録の制御は、ランダム・モード
では完全に起動側の責任であり、オペレータが変更する
ことはできない。
【0049】ランダム・モードがイネーブルされるの
は、次の3つの条件が満たされる場合だけである。ま
ず、マガジンがカートリッジ供給機構に導入されなけれ
ばならず、第2に、カートリッジ・ロックが閉状態でな
ければならず、最後に、操作員がカートリッジ供給機構
の制御パネルの開始ボタンを選択しなければならない。
カートリッジ・マガジンがカートリッジ供給機構から取
り外されているか、カートリッジ供給機構によって注意
状態が発見される場合には、カートリッジ供給機構がデ
ィスエーブルされる。ランダム・モードでは、カートリ
ッジ・マガジン・シェルフの状況インジケータのすべて
を緑の常時点灯にセットして、使用中状態を示す。これ
らのインジケータは、ランダム・モードがディスエーブ
ルされない限り、その状態のままになる。
【0050】ライブラリ・モードは、自動化カートリッ
ジ・ライブラリをサポートするよう設計されている。自
動ライブラリの1例が、IBM社の3495テープ・ラ
イブラリ・データ・サーバ・システムである。カートリ
ッジ供給機構10のライブラリ・モードは、駆動装置2
0がライブラリ構成に導入される時だけに適用される。
この駆動装置は、起動側によってライブラリ・モードに
入るよう指示される。すなわち、ライブラリ・モード
は、操作員パネルを介して操作員が起動できる機能では
ない。ライブラリ・モードでのカートリッジ供給機構の
動作は、カートリッジのロードが起動側によって制御さ
れるという点ではシステム・モードの動作に類似してい
るが、この場合、カートリッジ供給機構が、システム・
コマンドを使用して使用可能カートリッジを求めるマガ
ジン検索を開始する。カートリッジ・マガジンまたは優
先スロットからのカートリッジの取外しと追加は、自動
化ライブラリによって、通常はロボットを使用すること
によって、実行される。しかし、マガジン自体は、通常
はロボットによっては取り外されない。
【0051】したがって、本発明は、カートリッジ・マ
ガジンを受け入れ、優先処理のため一時に1つカートリ
ッジを受け取る別の優先スロットをも有するカートリッ
ジ供給機構を提供する。この形で、本発明によるカート
リッジ供給機構は、単一供給システムの長所と従来のマ
ガジン・システムの長所を提供すると同時に、そのよう
なシステムの負の態様を削減する。このような構成を用
いると、さまざまな独自の動作モードを実施できるよう
になる。
【0052】上記では、本発明の内容を伝達できるよう
に、現在好ましい実施例に関して本発明を説明してき
た。しかし、本明細書には具体的に記載されていない
が、本発明を適用できる、カートリッジ供給機構のため
の構成が多数存在する。したがって、本発明は、本明細
書に記載の具体的な実施例に限定されるものとみなして
はならず、本発明がカートリッジ供給機構全般に関する
広い利用性を有することを理解されたい。したがって、
添付の請求項の範囲に含まれる修正、変形または同等配
置のすべてが、本発明の範囲に含まれるとみなされなけ
ればならない。
【0053】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0054】(1)駆動装置による処理のためのカート
リッジを受け取るようになされた複数のシェルフを有す
る取外し可能カートリッジ・マガジンを受け取るための
マガジン・ポートと、前記駆動装置による処理のための
カートリッジを直接受け取るようになされた優先スロッ
トと、前記取外し可能カートリッジ・マガジンのシェル
フの1つまたは前記優先スロットのいずれかからカート
リッジを検索し、該カートリッジを前記駆動装置に移送
する、移送機構とを具備する、処理のため駆動装置にカ
ートリッジを供給するためのカートリッジ供給システ
ム。 (2)前記移送機構が、カートリッジが検索された元の
シェルフ位置または優先スロット位置へ前記駆動装置か
らカートリッジを戻すようになされていることを特徴と
する、上記(1)に記載の供給システム。 (3)前記移送機構が、前記優先スロットから受け取っ
たカートリッジを、カートリッジ・マガジンの次に使用
可能な占有されていないシェルフに戻すようになされて
いることを特徴とする、上記(2)に記載の供給システ
ム。 (4)前記移送機構に、前記優先スロットまたは前記取
外し可能カートリッジ・マガジンに隣接する、カートリ
ッジを受け取るための初期位置から、前記駆動装置に隣
接する位置へ移動でき、カートリッジを戻すためにもう
一度前記初期位置に移動することのできる、カートリッ
ジ受取りトレイが含まれることを特徴とする、上記
(1)に記載の供給システム。 (5)前記移送機構に、カートリッジが前記優先スロッ
ト内または前記カートリッジ・マガジンのシェルフ内に
存在するかどうかを示すセンサ・アセンブリが含まれる
ことを特徴とする、上記(4)に記載の供給システム。 (6)前記センサ・アセンブリが、前記カートリッジ・
マガジンのシェルフ上または前記優先スロット内のいず
れかにある処理済みカートリッジと未処理カートリッジ
との間で区別を行うようになされていることを特徴とす
る、上記(5)に記載の供給システム。 (7)前記移送機構が、前記優先スロットに隣接する位
置から、前記カートリッジ・マガジン・シェルフのうち
のいずれかに隣接する位置へ移動するようになされてい
ることを特徴とし、さらに、前記トレイが前記マガジン
・シェルフからカートリッジを受け取っており、前記ト
レイをマガジンに戻す際に、前記シェルフがカートリッ
ジによって占有されていることを前記センサ・アセンブ
リが示す場合に、コントローラが前記移送機構を前記優
先スロットに移動するように、移送機構の移動を制御す
る前記コントローラを含む、上記(5)に記載の供給シ
ステム。 (8)前記移送機構を元のカートリッジ・マガジン・シ
ェルフから前記優先スロットに移動した後に、前記優先
スロットもカートリッジによって占有されていることを
前記センサ・アセンブリが示す場合に、前記コントロー
ラが注意状態を示すことを特徴とする、上記(7)に記
載の供給システム。 (9)前記コントローラが、前記駆動装置の中央処理装
置に結合された論理カードを具備することを特徴とす
る、上記(7)に記載の供給システム。 (10)操作員からコマンドを受け取るための制御パネ
ルと、操作員にメッセージを表示するための表示パネル
と、カートリッジを受け取り、該カートリッジを駆動装
置に移送するための移動可能供給機構の移送アセンブリ
と、カートリッジを置くことのできる複数のシェルフを
有するカートリッジ・マガジンと嵌合するようになされ
ており、前記供給機構の前記移送アセンブリが前記駆動
装置に移送するため前記マガジンからカートリッジを受
け取れるようにする、受取りスロットと、前記カートリ
ッジ・マガジンに無関係に前記駆動装置に移送するため
前記供給機構の前記移送アセンブリによってカートリッ
ジを受け取れるように、カートリッジを受け取るように
なされた優先スロットと、を具備する、カートリッジ処
理用の駆動装置中央プロセッサとカートリッジ移送アセ
ンブリと読書きヘッドとを含む前記駆動装置と係合する
ようになされ、前記駆動装置にカートリッジを供給し、
前記駆動装置から処理済みカートリッジを検索するよう
になされたカートリッジ供給機構。 (11)前記供給機構の前記移送アセンブリが、処理済
みのカートリッジを、該カートリッジを受け取った元の
マガジン・シェルフまたは優先スロットへ、前記駆動装
置から戻すことを特徴とする、上記(10)に記載のカ
ートリッジ供給機構。 (12)前記供給機構の前記移送アセンブリが、前記優
先スロットから受け取った処理済みカートリッジを、前
記カートリッジ・マガジンの次に使用可能な占有されて
いないシェルフに戻すようになされていることを特徴と
する、上記(11)に記載のカートリッジ供給機構。 (13)前記供給機構の前記移送アセンブリに、前記優
先スロット内またはカートリッジ・マガジンのシェルフ
内にカートリッジが存在するかどうかを示すセンサ・ア
センブリが含まれることを特徴とする、上記(11)に
記載のカートリッジ供給機構。 (14)前記供給機構の前記移送アセンブリが、前記カ
ートリッジ・マガジンのシェルフからカートリッジを受
け取り、処理の後に前記シェルフに処理済みカートリッ
ジを戻すようになされ、さらに、前記マガジン・シェル
フがカートリッジによって占有されていることを前記セ
ンサ・アセンブリが示す場合に、処理済みカートリッジ
を前記優先スロットに戻すようになされていることを特
徴とする、上記(13)に記載のカートリッジ供給機
構。 (15)前記カートリッジ供給機構が、さらに、前記優
先スロットと前記カートリッジ・マガジンの各シェルフ
との状況を示す複数のカートリッジ状況インジケータを
具備することを特徴とする、上記(14)に記載のカー
トリッジ供給機構。 (16)前記供給機構の前記移送アセンブリが処理済み
カートリッジを前記カートリッジ・マガジンに戻す試み
に失敗した時に、前記優先スロットがカートリッジによ
って占有されていることを前記センサ・アセンブリが示
す場合に、前記優先スロットの前記状況インジケータ
が、注意状態を示すことを特徴とする、上記(15)に
記載のカートリッジ供給機構。 (17)前記カートリッジ供給機構が、自動モードで動
作可能であり、該自動モードにおいて、前記カートリッ
ジ・マガジンのすべてのシェルフに、カートリッジをロ
ードすることができ、前記駆動装置中央プロセッサが、
前記マガジン内のカートリッジを順次処理でき、さら
に、前記マガジン内のカートリッジの処理に割り込ん
で、前記優先スロットに置かれたカートリッジを処理
し、その後、処理済みの優先カートリッジを前記優先ス
ロットに戻すことを特徴とする、上記(10)に記載の
カートリッジ供給機構。 (18)前記駆動装置が、前記優先スロットにカートリ
ッジが置かれる時に、前記優先カートリッジの処理の前
にカートリッジの処理を完了することを特徴とする、上
記(17)に記載のカートリッジ供給機構。 (19)前記カートリッジ供給機構が、蓄積モードで動
作可能であり、該蓄積モードにおいて、前記カートリッ
ジが、前記優先スロットから受け取られ、前記駆動装置
によって処理され、前記カートリッジ・マガジン内の次
に使用可能な空きシェルフに戻されることを特徴とす
る、上記(10)に記載のカートリッジ供給機構。 (20)前記カートリッジ供給機構が、自動モードで動
作可能であり、該自動モードにおいて、前記カートリッ
ジ供給機構が、前記マガジンからカートリッジを受け取
り、前記駆動装置中央プロセッサが、自動的に次カート
リッジを順次選択し、さらに、ホスト・プロセッサから
の特定のカートリッジに関する割込み要求を受け取るこ
とができ、次に処理されるカートリッジとして前記優先
スロットに置かれたカートリッジを自動的に処理するこ
とを特徴とする、上記(10)に記載のカートリッジ供
給機構。 (21)前記カートリッジ供給機構が、システム・モー
ドで動作可能であり、該システム・モードにおいて、前
記駆動装置中央プロセッサが、前記カートリッジ・マガ
ジンからのカートリッジの受取り、処理および戻しを制
御することを特徴とする、上記(10)に記載のカート
リッジ供給機構。 (22)ホスト・プロセッサと通信し、処理のためカー
トリッジを受け取る駆動装置プロセッサと、駆動装置と
嵌合し、該駆動装置との間でカートリッジを順次移送す
るカートリッジ供給機構であって、カートリッジを置く
ことのできる複数のシェルフを有する取外し可能カート
リッジ・マガジンと嵌合するようになされたマガジン・
ポートを含み、カートリッジを直接受け取るようになさ
れた優先スロットを含む、前記カートリッジ供給機構と
を含み、前記カートリッジ供給機構が、蓄積モードと自
動モードとで動作するようになされ、前記蓄積モードで
は、前記カートリッジ供給機構が、前記優先スロットに
置かれたカートリッジを検索し、該カートリッジを前記
駆動装置に移送し、次の占有されていないマガジン・ス
ロットに戻し、前記自動モードでは、前記カートリッジ
供給機構が、カートリッジを検索し、該カートリッジを
前記駆動装置に移送し、前記カートリッジが検索された
元のスロットまたはマガジン・シェルフにカートリッジ
を戻すようになっていることを特徴とするホスト・プロ
セッサと共に使用するためのカートリッジ処理システ
ム。 (23)未処理カートリッジが検索され、前記駆動装置
に移送された後、または、処理済みカートリッジが駆動
装置から移送され、該カートリッジが検索された元の位
置に戻された後に、前記優先スロットに隣接する初期位
置に戻る移動可能供給機構の移送機構が、前記カートリ
ッジ供給機構に含まれることを特徴とする、上記(2
2)に記載のシステム。 (24)前記優先スロットまたは前記カートリッジ・マ
ガジンのいずれかに隣接する、カートリッジを受け取る
ための初期位置から、前記駆動装置に隣接する位置へ移
動でき、もう一度初期位置に戻ることのできる移動可能
供給機構の移送アセンブリが、前記カートリッジ供給機
構に含まれることを特徴とする、上記(22)に記載の
システム。 (25)前記優先スロット内または前記カートリッジ・
マガジンのシェルフ内にカートリッジが存在するかどう
かを示すセンサ・システムが、前記供給機構の移送アセ
ンブリに含まれることを特徴とする、上記(24)に記
載のシステム。 (26)前記センサ・システムが、前記マガジン・シェ
ルフ上または前記優先スロット内の、処理済みのカート
リッジと未処理のカートリッジとの間で区別を行うよう
に適合されていることを特徴とする、上記(25)に記
載のシステム。 (27)前記カートリッジ供給機構が、さらに、ランダ
ム・モードで動作するようになされ、このとき、供給機
構の移送機構が、前記駆動装置プロセッサの制御の下で
嵌合した前記カートリッジ・マガジンからカートリッジ
を検索し、前記ホスト・プロセッサの制御の下で前記優
先スロットからカートリッジを検索することを特徴とす
る、上記(22)に記載のシステム。 (28)嵌合されたマガジンからカートリッジを取り外
すことも挿入することもできないロック位置のカートリ
ッジ・ロックを有する前記カートリッジ・マガジンが前
記カートリッジ供給機構に嵌合されない限り、前記駆動
装置プロセッサが前記ランダム・モードをイネーブルし
ないことを特徴とする、上記(27)に記載のシステ
ム。 (29)(a)指定されたカートリッジ供給機構の優先
スロットからカートリッジを受け取るステップと、
(b)前記カートリッジを駆動装置に移送するステップ
と、(c)前記カートリッジ供給機構に取り付けられた
カートリッジ・マガジンの占有されていないシェルフに
前記カートリッジを戻すステップと(d)前記カートリ
ッジ・マガジンのすべてのシェルフが処理済みカートリ
ッジで占有されるまで、ステップ(a)ないし(c)を
繰り返すステップとを含む、カートリッジ供給機構でカ
ートリッジを受け取り、処理のためホスト・プロセッサ
に接続された前記駆動装置にカートリッジを供給する方
法。
【0055】
【発明の効果】本発明の実施により、有効マガジン容量
を減らさず、優先処理が望まれる時にマガジン内のカー
トリッジの所望の順序を変更せずにカートリッジの単一
供給を行うことができ、また、自動化カートリッジ・ラ
イブラリ・システムとの互換性を有する、マガジン・ロ
ード機能を有する自動カートリッジ供給機構の必要性も
満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された自動カートリッジ供
給機構とマガジンを、それらが接続される駆動装置と共
に示す透視図である。
【図2】図1に示された自動カートリッジ供給機構の分
解透視図である。
【図3】図1に示されたカートリッジ供給機構と駆動装
置の機能ブロック図である。
【図4】図1に示された自動カートリッジ供給機構とマ
ガジンの断面図である。
【図5】図1に示されたカートリッジ供給機構とマガジ
ンの透視図である。
【図6】図1に示された自動カートリッジ供給機構と共
に使用するためのカートリッジ・マガジンの透視図であ
る。
【図7】図1に示された自動カートリッジ供給機構と共
に使用するためのカートリッジ・マガジンの透視図であ
る。
【図8】図1に示された自動カートリッジ供給機構と共
に使用するためのカートリッジ・マガジンの透視図であ
る。
【図9】図2に示されたカートリッジ移送アセンブリの
透視図である。
【図10】図1に示された供給機構と駆動装置の動作を
示す流れ図である。
【図11】図1に示された供給機構と駆動装置の動作を
示す流れ図である。
【図12】図1に示された供給機構と駆動装置の動作を
示す流れ図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ供給機構 12 マガジン・スロット 14 カートリッジ・マガジン 16 優先スロット 20 駆動装置 22 表示アセンブリ 62 カートリッジ供給機構トレイ 68 垂直シャフト 72 駆動モータ 90 エミッタ 92 レシーバ 94 エミッタ 96 レシーバ 106 搬出エミッタ 108 レシーバ 110 搬入エミッタ 112 レシーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・ディーン・カミングス アメリカ合衆国85719アリゾナ州ツーソン、 イースト・セブンス・ストリート2346 (72)発明者 デビッド・コンラッド・グレーブス アメリカ合衆国85718アリゾナ州ツーソン、 マンザニータ・アベニュー2780 (72)発明者 ジェームズ・リー・レンツ アメリカ合衆国85712アリゾナ州ツーソン、 ノース・バイア・アンブローサ5481 (72)発明者 ドナルド・アーネスト・ロケット アメリカ合衆国85749アリゾナ州ツーソン、 ノース・プラシータ・コパン2765 (72)発明者 ギラーモ・サンタマリア・ローブルス アメリカ合衆国85715アリゾナ州ツーソン、 イースト・リバー・ロード6230

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動装置による処理のためのカートリッジ
    を受け取るようになされた複数のシェルフを有する取外
    し可能カートリッジ・マガジンを受け取るためのマガジ
    ン・ポートと、 前記駆動装置による処理のためのカートリッジを直接受
    け取るようになされた優先スロットと、 前記取外し可能カートリッジ・マガジンのシェルフの1
    つまたは前記優先スロットのいずれかからカートリッジ
    を検索し、該カートリッジを前記駆動装置に移送する、
    移送機構とを具備する、処理のため駆動装置にカートリ
    ッジを供給するためのカートリッジ供給システム。
  2. 【請求項2】前記移送機構が、カートリッジが検索され
    た元のシェルフ位置または優先スロット位置へ前記駆動
    装置からカートリッジを戻すようになされていることを
    特徴とする、請求項1に記載の供給システム。
  3. 【請求項3】前記移送機構が、前記優先スロットから受
    け取ったカートリッジを、カートリッジ・マガジンの次
    に使用可能な占有されていないシェルフに戻すようにな
    されていることを特徴とする、請求項2に記載の供給シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記移送機構に、前記優先スロットまたは
    前記取外し可能カートリッジ・マガジンに隣接する、カ
    ートリッジを受け取るための初期位置から、前記駆動装
    置に隣接する位置へ移動でき、カートリッジを戻すため
    にもう一度前記初期位置に移動することのできる、カー
    トリッジ受取りトレイが含まれることを特徴とする、請
    求項1に記載の供給システム。
  5. 【請求項5】前記移送機構に、カートリッジが前記優先
    スロット内または前記カートリッジ・マガジンのシェル
    フ内に存在するかどうかを示すセンサ・アセンブリが含
    まれることを特徴とする、請求項4に記載の供給システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記センサ・アセンブリが、前記カートリ
    ッジ・マガジンのシェルフ上または前記優先スロット内
    のいずれかにある処理済みカートリッジと未処理カート
    リッジとの間で区別を行うようになされていることを特
    徴とする、請求項5に記載の供給システム。
  7. 【請求項7】前記移送機構が、前記優先スロットに隣接
    する位置から、前記カートリッジ・マガジン・シェルフ
    のうちのいずれかに隣接する位置へ移動するようになさ
    れていることを特徴とし、さらに、前記トレイが前記マ
    ガジン・シェルフからカートリッジを受け取っており、
    前記トレイをマガジンに戻す際に、前記シェルフがカー
    トリッジによって占有されていることを前記センサ・ア
    センブリが示す場合に、コントローラが前記移送機構を
    前記優先スロットに移動するように、移送機構の移動を
    制御する前記コントローラを含む、請求項5に記載の供
    給システム。
  8. 【請求項8】前記移送機構を元のカートリッジ・マガジ
    ン・シェルフから前記優先スロットに移動した後に、前
    記優先スロットもカートリッジによって占有されている
    ことを前記センサ・アセンブリが示す場合に、前記コン
    トローラが注意状態を示すことを特徴とする、請求項7
    に記載の供給システム。
  9. 【請求項9】前記コントローラが、前記駆動装置の中央
    処理装置に結合された論理カードを具備することを特徴
    とする、請求項7に記載の供給システム。
  10. 【請求項10】操作員からコマンドを受け取るための制
    御パネルと、 操作員にメッセージを表示するための表示パネルと、 カートリッジを受け取り、該カートリッジを駆動装置に
    移送するための移動可能供給機構の移送アセンブリと、 カートリッジを置くことのできる複数のシェルフを有す
    るカートリッジ・マガジンと嵌合するようになされてお
    り、前記供給機構の前記移送アセンブリが前記駆動装置
    に移送するため前記マガジンからカートリッジを受け取
    れるようにする、受取りスロットと、 前記カートリッジ・マガジンに無関係に前記駆動装置に
    移送するため前記供給機構の前記移送アセンブリによっ
    てカートリッジを受け取れるように、カートリッジを受
    け取るようになされた優先スロットと、 を具備する、カートリッジ処理用の駆動装置中央プロセ
    ッサとカートリッジ移送アセンブリと読書きヘッドとを
    含む前記駆動装置と係合するようになされ、前記駆動装
    置にカートリッジを供給し、前記駆動装置から処理済み
    カートリッジを検索するようになされたカートリッジ供
    給機構。
  11. 【請求項11】前記供給機構の前記移送アセンブリが、
    処理済みのカートリッジを、該カートリッジを受け取っ
    た元のマガジン・シェルフまたは優先スロットへ、前記
    駆動装置から戻すことを特徴とする、請求項10に記載
    のカートリッジ供給機構。
  12. 【請求項12】前記供給機構の前記移送アセンブリが、
    前記優先スロットから受け取った処理済みカートリッジ
    を、前記カートリッジ・マガジンの次に使用可能な占有
    されていないシェルフに戻すようになされていることを
    特徴とする、請求項11に記載のカートリッジ供給機
    構。
  13. 【請求項13】前記供給機構の前記移送アセンブリに、
    前記優先スロット内またはカートリッジ・マガジンのシ
    ェルフ内にカートリッジが存在するかどうかを示すセン
    サ・アセンブリが含まれることを特徴とする、請求項1
    1に記載のカートリッジ供給機構。
  14. 【請求項14】前記供給機構の前記移送アセンブリが、
    前記カートリッジ・マガジンのシェルフからカートリッ
    ジを受け取り、処理の後に前記シェルフに処理済みカー
    トリッジを戻すようになされ、さらに、前記マガジン・
    シェルフがカートリッジによって占有されていることを
    前記センサ・アセンブリが示す場合に、処理済みカート
    リッジを前記優先スロットに戻すようになされているこ
    とを特徴とする、請求項13に記載のカートリッジ供給
    機構。
  15. 【請求項15】前記カートリッジ供給機構が、さらに、
    前記優先スロットと前記カートリッジ・マガジンの各シ
    ェルフとの状況を示す複数のカートリッジ状況インジケ
    ータを具備することを特徴とする、請求項14に記載の
    カートリッジ供給機構。
  16. 【請求項16】前記供給機構の前記移送アセンブリが処
    理済みカートリッジを前記カートリッジ・マガジンに戻
    す試みに失敗した時に、前記優先スロットがカートリッ
    ジによって占有されていることを前記センサ・アセンブ
    リが示す場合に、前記優先スロットの前記状況インジケ
    ータが、注意状態を示すことを特徴とする、請求項15
    に記載のカートリッジ供給機構。
  17. 【請求項17】前記カートリッジ供給機構が、自動モー
    ドで動作可能であり、該自動モードにおいて、前記カー
    トリッジ・マガジンのすべてのシェルフに、カートリッ
    ジをロードすることができ、前記駆動装置中央プロセッ
    サが、前記マガジン内のカートリッジを順次処理でき、
    さらに、前記マガジン内のカートリッジの処理に割り込
    んで、前記優先スロットに置かれたカートリッジを処理
    し、その後、処理済みの優先カートリッジを前記優先ス
    ロットに戻すことを特徴とする、請求項10に記載のカ
    ートリッジ供給機構。
  18. 【請求項18】前記駆動装置が、前記優先スロットにカ
    ートリッジが置かれる時に、前記優先カートリッジの処
    理の前にカートリッジの処理を完了することを特徴とす
    る、請求項17に記載のカートリッジ供給機構。
  19. 【請求項19】前記カートリッジ供給機構が、蓄積モー
    ドで動作可能であり、該蓄積モードにおいて、前記カー
    トリッジが、前記優先スロットから受け取られ、前記駆
    動装置によって処理され、前記カートリッジ・マガジン
    内の次に使用可能な空きシェルフに戻されることを特徴
    とする、請求項10に記載のカートリッジ供給機構。
  20. 【請求項20】前記カートリッジ供給機構が、自動モー
    ドで動作可能であり、該自動モードにおいて、前記カー
    トリッジ供給機構が、前記マガジンからカートリッジを
    受け取り、前記駆動装置中央プロセッサが、自動的に次
    カートリッジを順次選択し、さらに、ホスト・プロセッ
    サからの特定のカートリッジに関する割込み要求を受け
    取ることができ、次に処理されるカートリッジとして前
    記優先スロットに置かれたカートリッジを自動的に処理
    することを特徴とする、請求項10に記載のカートリッ
    ジ供給機構。
  21. 【請求項21】前記カートリッジ供給機構が、システム
    ・モードで動作可能であり、該システム・モードにおい
    て、前記駆動装置中央プロセッサが、前記カートリッジ
    ・マガジンからのカートリッジの受取り、処理および戻
    しを制御することを特徴とする、請求項10に記載のカ
    ートリッジ供給機構。
  22. 【請求項22】ホスト・プロセッサと通信し、処理のた
    めカートリッジを受け取る駆動装置プロセッサと、 駆動装置と嵌合し、該駆動装置との間でカートリッジを
    順次移送するカートリッジ供給機構であって、カートリ
    ッジを置くことのできる複数のシェルフを有する取外し
    可能カートリッジ・マガジンと嵌合するようになされた
    マガジン・ポートを含み、カートリッジを直接受け取る
    ようになされた優先スロットを含む、前記カートリッジ
    供給機構とを含み、 前記カートリッジ供給機構が、蓄積モードと自動モード
    とで動作するようになされ、前記蓄積モードでは、前記
    カートリッジ供給機構が、前記優先スロットに置かれた
    カートリッジを検索し、該カートリッジを前記駆動装置
    に移送し、次の占有されていないマガジン・スロットに
    戻し、前記自動モードでは、前記カートリッジ供給機構
    が、カートリッジを検索し、該カートリッジを前記駆動
    装置に移送し、前記カートリッジが検索された元のスロ
    ットまたはマガジン・シェルフにカートリッジを戻すよ
    うになっていることを特徴とするホスト・プロセッサと
    共に使用するためのカートリッジ処理システム。
  23. 【請求項23】未処理カートリッジが検索され、前記駆
    動装置に移送された後、または、処理済みカートリッジ
    が駆動装置から移送され、該カートリッジが検索された
    元の位置に戻された後に、前記優先スロットに隣接する
    初期位置に戻る移動可能供給機構の移送機構が、前記カ
    ートリッジ供給機構に含まれることを特徴とする、請求
    項22に記載のシステム。
  24. 【請求項24】前記優先スロットまたは前記カートリッ
    ジ・マガジンのいずれかに隣接する、カートリッジを受
    け取るための初期位置から、前記駆動装置に隣接する位
    置へ移動でき、もう一度初期位置に戻ることのできる移
    動可能供給機構の移送アセンブリが、前記カートリッジ
    供給機構に含まれることを特徴とする、請求項22に記
    載のシステム。
  25. 【請求項25】前記優先スロット内または前記カートリ
    ッジ・マガジンのシェルフ内にカートリッジが存在する
    かどうかを示すセンサ・システムが、前記供給機構の移
    送アセンブリに含まれることを特徴とする、請求項24
    に記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記センサ・システムが、前記マガジン
    ・シェルフ上または前記優先スロット内の、処理済みの
    カートリッジと未処理のカートリッジとの間で区別を行
    うように適合されていることを特徴とする、請求項25
    に記載のシステム。
  27. 【請求項27】前記カートリッジ供給機構が、さらに、
    ランダム・モードで動作するようになされ、このとき、
    供給機構の移送機構が、前記駆動装置プロセッサの制御
    の下で嵌合した前記カートリッジ・マガジンからカート
    リッジを検索し、前記ホスト・プロセッサの制御の下で
    前記優先スロットからカートリッジを検索することを特
    徴とする、請求項22に記載のシステム。
  28. 【請求項28】嵌合されたマガジンからカートリッジを
    取り外すことも挿入することもできないロック位置のカ
    ートリッジ・ロックを有する前記カートリッジ・マガジ
    ンが前記カートリッジ供給機構に嵌合されない限り、前
    記駆動装置プロセッサが前記ランダム・モードをイネー
    ブルしないことを特徴とする、請求項27に記載のシス
    テム。
  29. 【請求項29】(a)指定されたカートリッジ供給機構
    の優先スロットからカートリッジを受け取るステップ
    と、 (b)前記カートリッジを駆動装置に移送するステップ
    と、 (c)前記カートリッジ供給機構に取り付けられたカー
    トリッジ・マガジンの占有されていないシェルフに前記
    カートリッジを戻すステップと (d)前記カートリッジ・マガジンのすべてのシェルフ
    が処理済みカートリッジで占有されるまで、ステップ
    (a)ないし(c)を繰り返すステップとを含む、カー
    トリッジ供給機構でカートリッジを受け取り、処理のた
    めホスト・プロセッサに接続された前記駆動装置にカー
    トリッジを供給する方法。
JP6160272A 1993-08-13 1994-07-12 カートリッジ供給システムおよびカートリッジ処理システム Expired - Fee Related JP2784441B2 (ja)

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