JP2000113556A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JP2000113556A
JP2000113556A JP10277593A JP27759398A JP2000113556A JP 2000113556 A JP2000113556 A JP 2000113556A JP 10277593 A JP10277593 A JP 10277593A JP 27759398 A JP27759398 A JP 27759398A JP 2000113556 A JP2000113556 A JP 2000113556A
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drive
disk
shelf
transport unit
disc
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JP10277593A
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Yoshiaki Kusunoki
恵明 楠
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Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

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  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブの設置台数および設置位置の変更に
対応できるようにする。 【解決手段】 ドライブ収納位置において飛び出しスト
ッパ33の有無およびドライブ33からイジェクトされ
たディスク1の有無を検出し、棚3の位置において収納
されたディスク1の有無を検出するためのディスク位置
検出センサ43を搬送部11に設置し、搬送部11を棚
3とドライブ収納位置の間で移動させ、ディスク位置検
出センサ43によって、ディスクの有無を検出するとと
もに、飛び出しストッパ33の有無を検出し、飛び出し
ストッパ33の有無に従ってドライブ31の個数および
設置位置を判定し、制御部に保持されているディスク情
報(ディスク1の位置を示す情報)およびドライブ情報
(ドライブ31の設置位置を示す情報)を更新し、これ
により制御部に保持されているファームウエア57がド
ライブ31の最新の設置個数および設置位置に対応した
ものに変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、それぞれディス
クを収納する複数の棚と、1個または複数個のドライブ
とを備え、所望のディスクを所望のドライブに選択的に
自動搬送し、ドライブにおいてディスクに情報を記録し
またはディスクに記録されている情報を再生するライブ
ラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のライブラリ装置としては、例えば
特開平9−82072号公報に記載されているものがあ
る。図11は従来のライブラリ装置の構成を示す側面図
である。図11のライブラリ装置は、ディスク1が収納
される複数の棚103を備えたマガジン104と、ディ
スク1の再生または記録を行うドライブ131と、マガ
ジン104とドライブ131間でディスク1を移送する
搬送部111と、搬送部111を上下方向(垂直方向)
に移動するための駆動モータ115、プーリ116、ベ
ルト117、および上下方向のガイドシャフト118
と、搬送部111およびドライブ131の駆動および制
御を行う制御部151とを備えている。
【0003】また、搬送部111には、図示しないが、
棚103にディスク1が収納されているか否かを検出す
る透過型光センサからなるディスク位置検出センサと、
搬送部111がディスク1を掴んでいるか否か(搬送部
111にディスク1が載っているか否か)を検出するチ
ャッキングセンサと、搬送部111の高さを検出するセ
ンサとが設けられている。また、ドライブ131には、
ディスク1をイジェクトしたときにディスク1が過度に
飛び出さないように飛び出しストッパ(図示省略)が設
けられている。
【0004】図11のライブラリ装置において、あるデ
ィスク1に対して記録もしくは再生を行う場合、外部の
ホスト等からの命令により、搬送部111が該当するデ
ィスク1がある高さ位置まで上下移動し、そのディスク
1を搬送部111上に載せた後、搬送部111がドライ
ブ131の位置まで移動し、ドライブ131にディスク
1を挿入する。その後、ドライブ131がディスク1に
対して記録もしくは再生を行う。記録もしくは再生が終
了すると上記の動作と反対の動作を行うことによって、
ディスク1を元の収納されていた棚3に戻す。
【0005】上記搬送動作中の搬送部111、駆動モー
タ115、ドライブ131の制御は、制御部151に設
けられているROM(図示省略)にあらかじめ記録され
ているファームウエア(制御プログラム)に従って行わ
れる。このファームウエアには、起動時等における初期
化処理、ディスク1の搬送シーケンス、外部機器との通
信処理、エラー発生時のエラー処理等が網羅されてい
る。
【0006】ライブラリ装置には、複数のドライブ13
1を設置することができ、複数のディスク収納位置が用
意されているが、これらのディスク収納位置には、必ず
しもディスク131が設置されているわけではない。制
御部151が上記のファームウエアに従ってライブラリ
装置を制御するために、棚103やドライブ131に対
して、その位置を示すアドレスが振られており、ライブ
ラリ装置の制御部151や外部ホストはこのアドレスに
よって棚103やドライブ131の管理を行うととも
に、移動コマンド等の各種コマンドの引数として上記の
アドレスを指定している。従って、例えばドライブ13
1が設置されていないドライブ収納位置のアドレスが有
効になってはならないし、棚103および設置されてい
るドライブ131のアドレスは必ず有効になっている必
要がある。
【0007】また、ライブラリ装置は、ディスク1を収
納したままマガジン104を取り外し、外部でディスク
1を交換し、再度ライブラリ装置に設置することができ
る構成となっている。マガジン104の複数の棚103
には、ディスク1が収納されているものと、収納されて
いないものとがあり、上記のマガジン104の交換によ
り、ディスク1が収納されている棚位置が一挙に変化し
てしまう。このため、マガジン104が交換された場合
等に、ディスク位置検出センサによりマガジン104の
それぞれの棚103にディスク1が収納されているか否
かを検出し、棚情報(どの棚103にディスク1が収納
されているかを示す情報)を更新する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のライブラリ装置
では、ドライブの個数と設置位置は変化しないことを前
提としており、ファームウエアにおけるドライブの有効
アドレスは常に一定であり、変化することはない。この
ため、ドライブの個数や設置位置が変化した場合にはラ
イブラリ装置を停止させたり、ときにはライブラリ装置
を解体し、ファームウエアが記録されているROMを新
たなドライブの個数と設置位置に適したものに載せ変え
るか、もしくはスイッチ等で強制的にファームウエアの
内容を変更する必要があった。
【0009】また、ディスクに取り付けられている飛び
出しストッパの位置ずれや変形、あるいは飛び出しスト
ッパの付け忘れにより、イジェクトされたディスクがド
ライブから過度に飛び出し、搬送部に衝突したり、落下
することがあった。
【0010】また、ディスク位置検出センサに、ディス
クの両側面を挟み込む位置に発光部と受光部を設置した
透過型光センサを用いているために、ディスクを収納す
る棚や搬送部やドライブの飛び出しストッパの形状に大
きな制限が生じていた。また、発光部と受光部の距離が
離れているため、互いの相対位置を精密に合わせる必要
があった。また、搬送部には、ディスク位置検出センサ
の他に、チャッキングセンサや高さを検出するためのセ
ンサが設けられており、これによっても棚や搬送部やド
ライブの飛び出しストッパの形状に大きな制限が生じて
いた。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、ドライブの個数および設
置位置の変化に対応できるライブラリ装置を提供するこ
とを目的とするものである。また、飛び出しストッパの
異常を検出し、飛び出しストッパの異常による事故を防
止できるライブラリ装置を提供することを目的とするも
のである。さらにまた、棚、搬送部、および飛び出しス
トッパの形状の自由度を大きくすることができるライブ
ラリ装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1記載のライブラリ装置は、ディ
スクをそれぞれ収納する複数の棚と、複数のドライブ収
納位置に選択的に設置され、内部にロードしたディスク
の有無を検出し、ロードしたディスクに情報を記録しま
たはロードしたディスクに記録されている情報を再生す
る1個または複数個のドライブと、ドライブからイジェ
クトされたディスクが過度に飛び出すことを防ぐために
ドライブに設置された飛び出しストッパと、棚とドライ
ブ収納位置の間を移動し、ディスクを棚からドライブに
またはドライブから棚に搬送する搬送部と、搬送部の位
置を検出するための複数のスリットを設けたスリット板
と、スリットを検出するために搬送部に設置されたスリ
ットセンサと、ドライブ収納位置において飛び出しスト
ッパの有無およびドライブからイジェクトされたディス
クの有無を検出し、またそれぞれの棚位置において収納
されたディスクの有無を検出するために搬送部に設置さ
れたディスク位置検出センサと、ドライブの個数および
設置位置を示すドライブ情報、ドライブにロードされた
ディスクまたはドライブからイジェクトされたディスク
が存在するドライブの位置とディスクが収納されている
棚の位置とを示すディスク情報、ならびに前記ディスク
情報および前記ドライブ情報に応じて搬送部の動作を制
御するためのファームウエアをメモリまたはROMに保
持しており、外部とのコマンドの授受を制御するととも
に、前記ファームウエアに従って搬送部の動作を制御す
る制御部とを備え、搬送部を棚位置およびドライブ収納
位置に移動させてディスク位置検出センサにより検出し
たディスクの有無とドライブにより検出したドライブの
内部にロードされているディスクの有無とに従って前記
ディスク情報を更新するとともに、搬送部をドライブ収
納位置に移動させてディスク位置検出センサにより検出
した飛び出しストッパの有無に従ってドライブの個数お
よび設置位置を判定し、前記ドライブ情報を更新するこ
とにより、ドライブの個数および設置位置の変化に対応
できるようにしたものである。
【0013】請求項2記載のライブラリ装置は、ディス
ク位置検出センサによる飛び出しストッパの検出信号に
基づいて飛び出しストッパの設置位置および形状に異常
があるか否かを判定することにより、飛び出しストッパ
の異常による事故を防止できるようにしたものである。
【0014】請求項3記載のライブラリ装置は、ドライ
ブを保持するドライブ保持部材をディスク位置検出セン
サによって検出し、このドライブ保持部材の有無に従っ
てドライブの個数と設置位置を判定することにより、ド
ライブの個数および設置位置の変化に対応できるように
したものである。
【0015】請求項4記載のライブラリ装置は、棚に収
納されたディスクの有無を検出するディスク位置検出セ
ンサとして反射型光センサを用いることにより、棚およ
び搬送部の形状の自由度を大きくしたものである。
【0016】請求項5記載のライブラリ装置は、ドライ
ブ収納位置において飛び出しストッパの有無およびドラ
イブからイジェクトされたディスクの有無を検出し、ま
たそれぞれの棚位置において収納されたディスクの有無
を検出するディスク位置検出センサとして、反射型光セ
ンサを用いることにより、ドライブの個数および設置位
置の変化に対応できるようにするとともに、棚、搬送
部、および飛び出しストッパの形状の自由度を大きくし
たものである。
【0017】請求項6記載のライブラリ装置は、飛び出
しストッパに異常があるか否かを判定するために飛び出
しストッパの有無、設置位置、および形状を検出するデ
ィスク位置検出センサとして、反射型光センサを用いる
ことにより、飛び出しストッパの異常による事故を防止
できるようにするとともに、棚、搬送部、および飛び出
しストッパの形状の自由度を大きくしたものである。
【0018】請求項7記載のライブラリ装置は、搬送部
に設置され、搬送部上において、棚に収納されたディス
クまたはドライブからイジェクトされたディスクを掴
む、あるいは掴んでいたディスクを離して棚またはドラ
イブに挿入する前進位置、前進位置よりも僅かに後退し
たディスク検出位置、および棚またはドライブから離れ
た後退位置の間を移動するピッカー部と、ピッカー部が
後退位置に移動したときに、ピッカー部がディスクを掴
んでいるか否かを検出するとともに、ピッカー部がディ
スク検出位置に移動したときに、ドライブからイジェク
トされたディスクの有無および棚に収納されたディスク
の有無を検出するためにピッカー部に設置されたチャッ
キングセンサとを備え、前記チャッキングセンサとし
て、ドライブ設置位置または棚位置においてピッカー部
がディスク検出位置に移動したときに、ドライブからイ
ジェクトされたディスクまたは棚に収納されたディスク
を照射し、反射光を受光できるように配置された反射型
光センサを用い、ドライブ設置および棚位置においてピ
ッカー部をディスク検出位置に移動させ、チャッキング
センサからのディスクの検出信号に従ってドライブから
イジェクトされたディスクの有無および棚に収納されて
いるディスクの有無を判定することにより、ディスク位
置検出センサを設置する必要がなくなるので、棚、搬送
部、および飛び出しストッパの形状の自由度を大きくし
たものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の第
1の実施の形態のライブラリ装置の機構構成を示す斜視
図である。また、図2は本発明の第1の実施の形態のラ
イブラリ装置の機構構成を示す側面図である。図1およ
び図2において、ディスク1はマガジン4のそれぞれの
棚3に収納されている。このライブラリ装置は、ディス
ク1を収納したままマガジン4を取り外し、外部でディ
スク1を交換し、ディスク1の交換が済んだマガジン4
を再度ライブラリ装置に設置することができる構成とな
っている。そのため、ディスク1の交換が一括で可能で
あり、外部とのディスク交換時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0020】ドライブ31は、内部にロードしたディス
ク1に情報を記録しまたはディスク1に記録されている
情報を再生するものであり、ドライブ保持部材32を介
してライブラリ装置の複数のドライブ収納位置に選択的
に設置されている。また、ドライブ31は、ディスク1
を内部にロードしているか否かを検出する。ドライブ3
1には、ディスク1がドライブ31からイジェクトされ
たときに、ディスク1が過度に飛び出すことにより、デ
ィスク1と後述する搬送部11が衝突したり、ディスク
1がライブラリ装置内に落下するのを防ぐために、飛び
出しストッパ33が設けられている。この飛び出しスト
ッパ33により、イジェクトされたディスク1の飛び出
し量を既定値に押さえることができ、後述するピッカー
部12が所定位置でディスク1を掴むことが可能にな
る。実施の形態1のライブラリ装置では、ディスク1が
収納されるマガジン4とドライブ31とが高さ(垂直方
向の位置)を違えて同じ水平位置に配置されており、後
述する搬送部11が上下(垂直方向)に動作することに
よって棚3およびドライブ31におけるディスク1の受
け渡し位置に到達することができる構成をとっている。
なお、横方向(水平方向)に棚3とドライブ31が配置
されている構成であっても機能的には同等である。
【0021】搬送部11は、ディスク1を棚3からドラ
イブ31に、もしくはドライブ31から棚3に搬送す
る。搬送部11は、駆動モータ15とプーリ16間に張
ったベルト17に駆動モータ15のトルクを伝達するこ
とにより、ガイドシャフト18に沿って上下方向(垂直
方向)に駆動される。搬送部11をマガジン4の棚3や
ドライブ31の高さ位置に対して位置決めするために、
搬送部11の近傍には、最下段の原点位置、ドライブ収
納位置、およびマガジン4のそれぞれの棚位置を示す複
数のスリット41を備えたスリット板41aが設置され
ている。また、搬送部11には、スリット41を検出す
るスリットセンサ42が設置されている。スリットセン
サ42は、発光部と受光部を相対させた凹型形状をなす
透過型光センサである。この凹型部にスリット板41a
が位置し、搬送部11の上下動に伴ってスリット41を
検出していく。スリット41の検出信号は、例えばスリ
ット41有りでHI、無しでLOとなる。この検出信号
は、後述する制御部51に取り込まれる。棚3やドライ
ブ31の高さ位置は原点スリットからのスリット数によ
って求めることができる。
【0022】また、搬送部11には、棚3に収納された
ディスク1、ドライブ31からイジェクトされたディス
ク1、およびドライブ31の飛び出しストッパ33を検
出するためにディスク位置検出センサ43が設置されて
いる。このディスク位置検出センサ43は、発光部と受
光部がディスク1の両側面を挟んで相対するように配置
された透過型光センサであり、ディスク1および飛び出
しストッパ33が無い場合は発光部から発した光がその
まま受光部で検知され、ディスク1または飛び出しスト
ッパ33が有る場合は発光部から発した光がディスク1
または飛び出しストッパ33によって遮られて光が検知
されない。ディスク位置検出センサ43による検出信号
は、例えばディスク1または飛び出しストッパ33が有
る場合にHI、ディスク1および飛び出しストッパ33
が無い場合にLOとなる。
【0023】図3は本発明の第1の実施の形態のライブ
ラリ装置における制御部51の構成図である。図3にお
いて、制御部51は、マイコン52と、ROM53と、
揮発性RAMを用いたメモリ54と、I/O LSI5
5と、SCSI(Small Computer System Interface )
コントローラ56と、モータドライブ回路60とを備え
ている。マイコン52、ROM53、メモリ54、I/
O LSI55、SCSIコントローラ56、および外
部ホストは、バス58によって接続されている。
【0024】ROM53には、ライブラリ装置のファー
ムウエア57(制御プログラム)が記録されている。メ
モリ54には、ライブラリ装置の電源の投入とともにフ
ァームウエア57がロードされる。また、メモリ54に
は、設置されているドライブ31の個数および設置位置
を示すドライブ情報、ならびにディスク1が収納されて
いる棚3の位置とディスク1がイジェクトされたままに
なっているドライブ31の設置位置とディスク1がロー
ドされているドライブ31の設置位置とを示すディスク
情報が記憶される。マイコン52は、メモリ54にロー
ドされたファームウエア57に従い、スリットセンサ4
2およびディスク位置検出センサ43から入力される検
出信号を参照しながらライブラリ装置を制御する。
【0025】I/O LSI55は、ディスク1に記録
する情報およびディスク1から再生された情報をドライ
ブ31との間で通信する。また、I/O LSI55
は、内部にディスク1をロードしている否かを示すドラ
イブ31からの検出信号をマイコン52に転送する。S
CSIコントローラ56は、マイコン52と外部ホスト
およびライブラリ装置内に設置されたドライブ31との
間のSCSI通信を制御する。モータドライブ回路60
は、マイコン52およびI/O LSI55からの命令
に従って駆動モータ15およびピッカー部モータ19を
駆動する。
【0026】実施の形態1のライブラリ装置の棚3の位
置、ドライブ31の収納位置、搬送部11等のエレメン
トには、外部ホストからのディスク1の搬送コマンドに
答えるために、固有のアドレスが振られており、上記の
搬送コマンドは、搬送位置(搬送元および搬送先)のア
ドレスを指定するものである。また、ファームウエア5
7は、上記のドライブ情報および上記のディスク情報を
参照しながら搬送動作を制御する制御プログラムであ
る。ディスク情報は、電源投入時、マガジン4の交換
時、あるいはディスク情報更新コマンドの受信時に更新
される。また、ドライブ情報は、電源投入時、ドライブ
31の設置台数または設置位置の変更時、あるいはドラ
イブ情報更新コマンドの受信時に更新される。
【0027】ドライブ情報の更新動作は、スリットセン
サ42からの検出信号を参考にして搬送部11を移動さ
せ、ドライブ収納位置において、ディスク位置検出セン
サ43によって飛び出しストッパ33の有無を検出し、
飛び出しストッパ33の有無に従って、それぞれのドラ
イブ収納位置にドライブ31が設置されているか否かを
判別し、この判別結果に従ってドライブ情報を更新する
ものである。また、ディスク情報の更新動作は、スリッ
トセンサ42からの検出信号を参考にして搬送部11を
移動させ、ディスク位置検出センサ43からの検出信号
によって、ドライブ31の設置位置において、イジェク
トされているディスク1の有無を判別し、マガジン4の
それぞれの棚位置において、収納されているディスク1
の有無を判別するとともに、ドライブ31からの検出信
号によってそれぞれのドライブ31の内部にロードされ
ているディスク1の有無を判別し、これらの判別結果に
従ってディスク情報を更新するものである。ドライブ情
報の更新動作とディスク情報の更新動作は、同時に実施
することが可能である。なお、ROM53として書き換
え可能なものを用い、ディスク情報およびドライブ情報
をファームウエア57とともにROM53に記録してお
き、ドライブ情報/ディスク情報の更新動作時にROM
53内のディスク情報/ドライブ情報を更新するように
しても良い。
【0028】次に、ディスク1の搬送動作について説明
する。外部ホストから制御部51にディスク1の移動コ
マンドあるいは交換コマンドが入力されると、制御部5
1は、搬送部11を現在位置から搬送元のディスク位置
に移動させる。つまり、駆動モータ15を動かし、スリ
ット41をスリットセンサ42によって逐次読み込み、
読み込んだスリット数をカウントする。そして、スリッ
ト41のカウントが目的のスリット数に達すると駆動モ
ータ15の回転を停止させ、搬送部11を停止させる。
次に、制御部51は、ピッカー部モータ19を動かし、
ピッカー部12を前進させ、搬送元のディスク1をピッ
カー部12に掴み込ませ、搬送部11に取り込む。ディ
スク1が搬送部11に取り込まれると、搬送先へと前述
の方法と同様に搬送部11を移動させ、停止させる。そ
の後、ピッカー部12を前進させ、搬送部11のディス
ク1を搬送先に置き、ピッカー部12を搬送部11に戻
す。以上により、一連の動作を終了する。
【0029】本実施の形態では、マガジン4の一括交換
およびドライブ31の増設、減設、設置位置変更が可能
である。このため搬送動作の前に、マガジン4上のディ
スク1の配置およびドライブ31上のディスク1の配
置、さらにはドライブ31の設置位置をあらかじめ把握
しておく必要がある。さもなければ、ディスク1が無い
位置からディスク1を取り出そうとする動作や、ディス
ク1が有る位置にさらにディスク1を入れようとする動
作が発生する可能性がある。以下に、マガジン4の棚位
置およびドライブ位置でのディスク1の有無の検出方法
について説明する。まず、搬送部11を原点位置である
最下段のスリット位置に移動させる。次に、搬送部11
を上方向に移動させ、その移動の際にスリットセンサ4
2の検出信号から搬送部11の高さ位置を判別し、ドラ
イブ位置においてディスク位置検出センサ43の検出信
号からイジェクトされたディスク1の有無を判別し、棚
位置においてディスク位置検出センサ43の検出信号か
ら棚3に収納されたディスク1の有無を判別し、これら
の判別結果をメモリ54上の各エレメントに振り当てら
れたアドレスに貯えていく。そして、搬送部11が最上
段まで達すると搬送部11の移動動作を終了する。
【0030】次に、ドライブ収納位置でのドライブ31
の有無の検出方法について説明する。ディスク位置検出
センサ43は、棚3に収納されたディスク1およびドラ
イブ31からイジェクトされたディスク1を検出するた
めにディスク1の両側面を挟むように配置されている
が、同時にドライブ31の高さ位置(設置位置)では、
さらに飛び出しストッパ33を検出できるように配置さ
れている。ドライブ31にはディスク1のイジェクトの
際の飛び出しを防ぐために必ず飛び出しストッパ33が
設けられているため、飛び出しストッパ33の有無とド
ライブ31の有無とは一意的に対応する。従って、飛び
出しストッパ33の有無を検出することにより、ドライ
ブ31が設置されているか否かを判別できる。
【0031】次に、ドライブ情報/ディスク情報の更新
動作について説明する。ディスク情報の更新動作は、基
本的にはディスク1の配置位置が変更された場合および
不明になった場合に実施されるものである。また、ドラ
イブ情報の更新動作は、基本的にはドライブ31の設置
台数および設置位置が変更された場合および不明になっ
た場合に実施されるものであり、ライブラリ装置の電源
投入時やドライブ31の増設、減設、設置位置変更がな
された場合に、自動的に実施されるようにしても良い
し、手動的に外部ホストからドライブ情報/ディスク情
報の更新コマンドが入力されたときに実施されるように
しても良い。
【0032】図4は本発明の第1の実施の形態のライブ
ラリ装置におけるドライブ情報/ディスク情報の更新手
順(ドライブ自動認識の手順)を示すフローチャートで
ある。図4において、ドライブ自動認識が開始されると
(ステップ101)、まず搬送部11を原点位置に移動
させる(ステップ102)。次に、駆動モータ15を動
作させることによって搬送部11を原点から上方向に移
動させていく(ステップ103)。このとき、搬送部1
1の高さ位置を検出するためにスリットセンサ42から
の検出信号を読み込んでいき(ステップ104)、同時
に飛び出しストッパ33およびディスク1を検出するた
めの検出センサ43からの検出信号も読み込んでいく
(ステップ105)。
【0033】ここで、実施の形態1のライブラリ装置に
は、M個(Mは正の整数)のドライブ収納位置があり、
つまり最大M個のドライブ31を設置可能であるものと
する。また、マガジン4にはN個の棚3が設けられてい
るものとする。従って、スリット板41aには、原点ス
リットの他に、M個の(Mは正の整数)ドライブ収納位
置およびマガジン4のN(Nは2以上の整数)個の棚位
置に対応するように、M+N個以下のスリット41が設
けられている。ここで、1個のスリット41が複数個の
ドライブ収納位置または棚位置に対応していても良い。
スリットセンサ42の検出信号によってスリット位置を
検出し、このスリット位置に基づいて、m(mは1から
Mまで任意の整数)番目のドライブ収納位置にドライブ
31が設置されている場合の飛び出しストッパ位置、ま
たはm番目のドライブ設置位置にドライブ31が設置さ
れており、このドライブ31のディスク1がイジェクト
されている場合のイジェクトディスク位置、あるいはマ
ガジン4のn(nは1からNまで任意の整数)番目の棚
位置を判断する(ステップ106)。
【0034】ステップ106で検出したポジションが、
m番目のドライブ収納位置における飛び出しストッパ位
置である場合には(ステップ107)、そのポジション
でのディスク位置検出センサ43の出力波形がHIであ
れば(ステップ108)、m番目のドライブ収納位置に
ドライブ31が設置されていると判断する(ステップ1
09)。また、上記のポジションでのディスク位置検出
センサ43の出力波形がLOであれば(ステップ10
8)、m番目のドライブ設置位置にはドライブ31が設
置されていないと判断する(ステップ110)。
【0035】また、ステップ106で検出したポジショ
ンがm番目のドライブ収納位置におけるイジェクトディ
スク位置であり、かつステップ108〜110でm番目
のドライブ収納位置にドライブ31が設置されていると
判断した場合には(ステップ111)、そのポジション
でのディスク位置検出センサ43の出力波形がHIであ
れば(ステップ112)、m番目のディスク収納位置に
設置されているドライブ31にイジェクトされたディス
ク1が有ると判断する(ステップ113)。また、上記
のポジションでのディスク位置検出センサ43の出力波
形がLOであれば(ステップ112)、m番目のディス
ク収納位置に設置されているドライブ31にはイジェク
トされたディスク1が無いと判断する(ステップ11
3)。
【0036】また、ステップ106で検出したポジショ
ンがn番目の棚位置である場合には(ステップ11
5)、そのポジションでのディスク位置検出センサ43
の出力波形がHIであれば(ステップ116)、n番目
の棚3にディスク1が有ると判断する(ステップ11
7)。また、上記のポジションでのディスク位置検出セ
ンサ43の出力波形がLOであれば(ステップ11
6)、n番目の棚3にはディスク1が無いと判断する
(ステップ118)。
【0037】これらステップ109、110、113、
114、117、118の判別結果に従って、m番目の
ドライブ収納位置におけるドライブ31の有無、m番目
のドライブ収納位置におけるイジェクトされたディスク
1の有無、n番目の棚3における収納されたディスク1
の有無に該当するアドレスのステータスをメモリ54に
随時書き込んでいく(ステップ120)。そして、搬送
部11が最上段位置に到達していなければ(ステップ1
19)、ステップ103に戻り、ステップ103〜11
8、120の処理を繰り返す。この処理を搬送部11が
最上段位置に到達するまで繰り返すことによって、ドラ
イブ31の個数と設置位置、ドライブ31からイジェク
トされたままになっているディスク1、および棚3に収
納されているディスク1を把握することができる。ま
た、設置されているそれぞれのドライブ31は、ドライ
ブ31の内部にディスク1がロードされているか否かを
検出し、検出信号を制御部51のI/O LSI55を
介してマイコン52に送信する。これにより、ドライブ
31にロードされているディスク1を把握することがで
きる。
【0038】搬送部11が最上段に到達したら(ステッ
プ119)、搬送部11の移動を終了し(ステップ12
1)、ドライブ情報を更新するとともに、つまりドライ
ブの収納位置を示すアドレスに対してドライブの有効ま
たは無効の設定を更新するとともに、ディスク情報を更
新する(ステップ122)。これによって、外部ホスト
からのディスク搬送コマンドに対して、ライブラリ装置
の最新のディスク情報およびドライブ情報を速やかに報
告できるとともに、ディスク搬送コマンドに付随するド
ライブのアドレス指定に対して、速やかに有効または無
効を判定することができる。
【0039】このように実施の形態1によれば、搬送部
11をドライブ収納位置に移動させ、ディスク位置検出
センサ43によって検出したドライブ31の有無、ドラ
イブ31からイジェクトされたディスク1の有無、棚3
に収納されたディスク1の有無、およびドライブ31に
よって検出したロードされているディスク1の有無に従
ってディスク情報およびドライブ情報を更新し、これに
よりファームウエア57が、棚3およびドライブ31に
おける最新のディスク位置と、ドライブ31の最新の設
置個数および設置位置とに対応したものに変更されるよ
うにし、ファームウエア57がドライブ31の最新の設
置個数および設置位置に対応したものに変更されるよう
にしたことにより、ファームウエアの載せ替えや、切り
替えのためのスイッチを再設定をすることなく、ドライ
ブの個数および設置位置の変化に対応できる。また、飛
び出しストッパ33が付いていないドライブ31の収納
位置では、ドライブ31が設置されていないと判別され
るので、飛び出しストッパの付け忘れによる飛び出した
ディスクと搬送部の衝突やディスクの落下を防止するこ
とができる。
【0040】実施の形態2.実施の形態2のライブラリ
装置の構造は、上記実施の形態1のライブラリ装置(図
1および図2参照)と同様である。実施の形態2のライ
ブラリ装置は、ディスク位置検出センサ43の出力波形
がドライブ31の飛び出しストッパ33の位置および形
状によって変化することを利用して、飛び出しストッパ
33の位置および形状を検査することを特徴とする。な
お、実施の形態2のライブラリ装置においても、上記実
施の形態1と同様にドライブ31の有無を検出すること
が可能である。
【0041】次に、飛び出しストッパ33を検査する動
作について説明する。上記実施の形態1と同様に、搬送
部11を最下段の原点位置から上方向に移動させ、この
ときのスリットセンサ42の出力波形およびディスク位
置検出センサ43の出力波形を読み込んでいく。実施の
形態2では、飛び出しストッパ33が正規位置にある場
合のディスク位置検出センサ43の出力波形をあらかじ
め記憶しておく。つまり、正規位置にある飛び出しスト
ッパ33のディスク位置検出センサ43による出力波形
が、スリット41のスリットセンサ42による出力波形
に相対する位置を記憶しておく。そして、飛び出しスト
ッパ33が正規位置にある場合のディスク位置検出セン
サ43の出力波形と、搬送部11を移動させて読み込ん
だ実際のディスク位置検出センサ43の出力波形とを比
較し、両者に差があれば、飛び出しストッパ33に異常
があると判断する。
【0042】図5は飛び出しストッパの位置がずれてい
る場合のドライブの側面図である。図5において、ライ
ブラリ装置には、第1のドライブD1および第2のドラ
イブD2が搭載されており、第1のドライブD1の飛び
出しストッパST1は正規位置にあるが、第2のドライ
ブD2の飛び出しストッパST2は正規位置になく、位
置ずれしている。また、図6は図5の飛び出しストッパ
を検査したときのスリットセンサ42およびディスク位
置検出センサ43の出力波形を示す図である。図6に示
すように、検出された飛び出しストッパST1の出力波
形は、記憶されている正規位置の飛び出しストッパST
1の出力波形と一致している(なお、基準になるのは、
第1ドライブD1用スリットSL2の出力波形であ
る)。しかし、検出された飛び出しストッパST2の出
力波形は、記憶されている正規位置の飛び出しストッパ
ST2の出力波形からずれている(なお、基準になるの
は、第2ドライブD2用スリットSL2の出力波形であ
る)。ライブラリ装置の制御部51は、第2ドライブD
2の飛び出しストッパST2が正規位置からずれてお
り、飛び出しストッパST2に異常があると判断する。
【0043】図5および図6に示した飛び出しストッパ
33の位置ずれの他に、飛び出しストッパ33が変形し
ていたり、飛び出しストッパ33がドライブ31に取り
付けられていない場合にも、異常と判断される。飛び出
しストッパ33の異常を認識した場合には、例えば上位
ホスト等に警告を発することにより、速やかな処置を講
ずることができる。これにより、ドライブ31からイジ
ェクトされたディスク1が搬送部11と衝突して搬送部
11を破損にいたらしめたり、ディスク1がライブラリ
装置内に転落してショートする等の事故を防ぐことがで
きる。
【0044】なお、ドライブ31からイジェクトされた
ディスク1の検出波形と飛び出しストッパ33の検出波
形が近接するために判定が困難な場合は、イジェクトさ
れたディスク1をドライブ31内にロードするか、また
は棚3に収納し、イジェクトされたディスク1が無い状
態で飛び出しストッパ33の位置および形状の異常を検
出するようにすれば、検出精度を高くすることができ
る。
【0045】このように実施の形態2によれば、ディス
ク位置検出センサ43によってドライブ31の飛び出し
ストッパ33を検出することにより、ドライブ31から
ディスク1がイジェクトされたときにディスク1の過度
の飛び出しを抑制する飛び出しストッパ33の異常(位
置ずれ、変形、付け忘れ)を判別することができるの
で、飛び出したディスク1と搬送部11の衝突、飛び出
したディスク1の落下等の事故を防止することができ
る。
【0046】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態
3のライブラリ装置におけるドライブの構成を示す側面
図である。実施の形態3のライブラリ装置においては、
ドライブ31はドライブ保持部材34によってライブラ
リ装置に設置されている。このドライブ保持部材34
は、ディスク位置検出センサ32で検出できる位置まで
延びている。なお、図7には飛び出しストッパ33が示
されていないが、上記実施の形態1と同様に、飛び出し
ストッパ33を設けることも可能である。
【0047】上記実施の形態1のライブラリ装置は、ド
ライブ31の飛び出しストッパ33をディスク位置検出
センサ43で検出することによりドライブ31の台数と
設置位置を判別していたのに対し、実施の形態3のライ
ブラリ装置は、ドライブ31を保持するドライブ保持部
材34の有無をディスク位置検出センサ43で検出する
ことによりドライブ31の台数と設置位置を判別するこ
とを特徴とする。ドライブ31をライブラリ装置に設置
するには必ずドライブ保持部材34を必要とするため
に、ドライブ保持部材34の有無とドライブ31の有無
は一意的に対応し、ドライブ保持部材34を検出するこ
とがドライブ31を検出することと等価になる。
【0048】次に、ドライブ31の有無を検出し、ドラ
イブ情報を更新する動作について説明する。搬送部11
を最下段の原点位置から上方向に移動させ、搬送部11
に設けられたスリットセンサ42およびディスク位置検
出センサ43の出力波形を読み込み、スリットセンサ4
2の出力波形によってドライブ収納位置におけるドライ
ブ保持部材32の配置位置を検出する。このドライブ保
持部材34の配置位置において、ディスク位置検出セン
サ43の出力波形がHIであれば、上記のドライブ収納
位置にドライブ31が設置されていると判定し、ディス
ク位置検出センサ43の出力波形がLOであれば、上記
のドライブ収納位置にはドライブ31が設置されていな
いと判定する。そして、全てのドライブ収納位置におけ
るドライブ31の有無を検出したら、ドライブ情報(ど
のドライブ収納位置にドライブ31が設置されているか
を示す情報)を更新する。
【0049】被検出物が飛び出しストッパ33のような
可動物体でなく、静止物体であるドライブ保持部材34
であるため、飛び出しストッパ33を検出する場合より
も検出精度を上げることができる。また、ドライブ保持
部材34の形状の自由度は、飛び出しストッパ33のそ
れよりも大きいので、ドライブ保持部材34の形状を最
適化することにより、飛び出しストッパ33を検出する
場合よりも検出精度を上げることができる。さらに、ド
ライブ保持部材を検出することによりドライブの有無を
判別するので、飛び出しストッパを設けていないドライ
ブの有無を判別することが可能となる。
【0050】このように実施の形態3によれば、ディス
ク位置検出センサ43によってドライブ保持部材34の
有無を検出することによりドライブ31の有無を判別す
るようにしたので、上記実施の形態1と同様にドライブ
の増減が生じてもファームウエアの載せ替え、切り替え
が不要になることに加え、飛び出しストッパ33を検出
する場合よりも検出精度を上げることができる。また、
飛び出しストッパを設けていないドライブの有無を判別
することが可能となる。
【0051】実施の形態4.図8は本発明の実施形態4
のライブラリ装置におけるディスク位置検出センサ、ド
ライブ、および飛び出しストッパの構成を示す図であ
り、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図
である。図8に示すように、搬送部11には、ディスク
位置検出センサ45が設けられている。このディスク位
置検出センサ45は、反射型光センサであり、搬送部1
1が上下方向に移動したときに、ドライブ31からイジ
ェクトされたディスク1の側面近傍、および棚3に収納
されたディスク1の側面近傍を通過するように配置され
ている。
【0052】上記実施の形態1ないし3のライブラリ装
置のディスク位置検出センサ43は、発光部と受光部が
被検出物を挟み込むように配置された透過型光センサで
あったのに対し、実施の形態4のライブラリ装置は、デ
ィスク位置検出センサ45が、垂直方向に配置された棚
3およびドライブ31の側面に、つまり異なる高さに位
置するディスク1の側面に、水平方向から光を照射する
反射型光センサであることを特徴とする。反射型光セン
サは、透過型光センサよりもコンパクトであり、設置場
所の制約が少ない。また、透過型光センサのように発光
部と受光部が離れた構造でなく一体構造であるため、発
光部と受光部の相対的位置決め精度を必要としない。
【0053】次に、ディスク1の有無を検出し、ディス
ク情報を更新する動作について説明する。搬送部11を
最下段の原点位置から上方向に移動させ、スリットセン
サ42からの出力波形から高さ位置を判定しながら、ド
ライブ設置位置においては、ディスク位置検出センサ4
5の出力波形からイジェクトされたディスク1の有無を
判定し、また棚位置においては、ディスク位置検出セン
サ45の出力波形から収納されたディスク1の有無を判
定し、ディスク情報(どのドライブ31にロードされた
ディスク1またはイジェクトされたディスク1があり、
どの棚3にディスク1が収納されているかを示す情報)
を更新する。ディスク位置検出センサ45の出力波形
は、例えばディスク1の側面で反射された光を受光した
ときにHIになり、反射光を受光していないときにLO
となる。
【0054】このように実施の形態4によれば、ディス
ク位置検出センサ45を反射型光センサにしたことによ
り、ディスク位置検出センサ45がコンパクトになり、
設置場所の制約が少なくなるので、ディスク位置検出セ
ンサ45の形状や位置の自由度が大きくなる。また、透
過型光センサのような発光部と受光部の位置決め調整が
不要になる。
【0055】実施の形態5.図9は本発明の実施形態5
のライブラリ装置におけるディスク位置検出センサ、ド
ライブ、および飛び出しストッパの構成を示す図であ
り、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図
である。図9に示すように、搬送部11には、ディスク
位置検出センサ45が設けられている。このディスク位
置検出センサ45は、上記実施の形態4と同じ反射型光
センサであり、搬送部11が上下方向に移動したとき
に、ドライブ31からイジェクトされたディスク1の側
面近傍、ドライブ31の飛び出しストッパ33の側面近
傍、および棚3に収納されたディスク1の側面近傍を通
過し、反射型光センサからの照射光が、ディスク1の側
面および飛び出しストッパ33の側面を照射するように
配置されている。
【0056】実施の形態5のライブラリ装置は、ディス
ク位置検出センサ45が、垂直方向に配置された棚3お
よびドライブ31の側面に、つまり異なる高さに位置す
るディスク1の側面および異なる高さに位置する飛び出
しストッパ33の側面に、水平方向から光を照射する反
射型光センサであり、このディスク位置検出センサ45
によりドライブ31および飛び出しストッパ33を検出
することにより、ディスク1の有無およびドライブ31
の有無を判別することを特徴とする。飛び出しストッパ
33の有無とドライブ31の有無は一意的に対応するた
め、飛び出しストッパ33を検出することがドライブ3
1を検出することと等価になる。
【0057】次に、ディスク1の有無およびドライブ3
1の有無を検出し、ディスク情報およびドライブ情報を
更新する動作について説明する。搬送部11を最下段の
原点位置から上方向に移動させ、スリットセンサ42か
らの出力波形から高さ位置を判定しながら、ドライブ収
納位置における飛び出しストッパ位置ではディスク位置
検出センサ45の出力波形から飛び出しストッパ33の
有無を判定し、ドライブ収納位置におけるイジェクトデ
ィスク位置ではディスク位置検出センサ45の出力波形
からイジェクトされたディスク1の有無を判定し、また
棚位置ではディスク位置検出センサ45の出力波形から
収納されたディスク1の有無を判定し、ディスク情報
(どのドライブ31にロードされたディスク1またはイ
ジェクトされたディスク1があり、マガジン4のどの棚
3にディスク1が収納されているかを示す情報)および
ドライブ情報(どのドライブ設置位置にドライブ31が
設置されているかを示す情報)を更新する。ディスク位
置検出センサ45の出力波形は、例えばディスク1の側
面または飛び出しストッパ33の側面で反射された光を
受光したときにHIになり、反射光を受光していないと
きにLOとなる。ドライブ情報の更新により、ファーム
ウエア57は、ドライブ31の設置個数および設置位置
に対応したものに自動的に変更される。
【0058】このように実施の形態5によれば、反射型
光センサを用いたディスク位置検出センサ45によって
検出した、ドライブ31の有無、ドライブ31からイジ
ェクトされたディスク1の有無、および棚3に収納され
たディスク1の有無に従ってディスク情報およびドライ
ブ情報を更新し、これによりファームウエア57が、棚
3およびドライブ31における最新のディスク位置と、
ドライブ31の最新の設置個数および設置位置とに対応
したものに変更されるようにしたことにより、ドライブ
の増減が生じてもファームウエアの載せ替え、切り替え
が不要になるとともに、ディスク位置検出センサ45の
形状や位置の自由度が大きくなり、透過型光センサのよ
うな発光部と受光部の位置決め調整が不要になる。
【0059】実施の形態6.実施の形態6のライブラリ
装置の構造は、上記実施の形態5のライブラリ装置と同
様である。実施の形態6のライブラリ装置は、ディスク
位置検出センサ45の出力波形がドライブ31の飛び出
しストッパ33の位置および形状によって変化すること
を利用して、飛び出しストッパ33の位置および形状を
検査することを特徴とする。なお、実施の形態6のライ
ブラリ装置においても、上記実施の形態5と同様にドラ
イブ31の有無を検出することが可能である。
【0060】次に、飛び出しストッパ33を検査する動
作について説明する。上記実施の形態5と同様に、搬送
部11を最下段の原点位置から上方向に移動させ、この
ときのスリットセンサ42の出力波形およびディスク位
置検出センサ45の出力波形を読み込んでいく。実施の
形態6では、上記実施の形態2と同様に、飛び出しスト
ッパ33が正規位置にある場合のディスク位置検出セン
サ45の出力波形をあらかじめ記憶しておく。そして、
飛び出しストッパ33が正規位置にある場合のディスク
位置検出センサ43の出力波形と、搬送部11を移動さ
せて読み込んだ実際のディスク位置検出センサ43の出
力波形とを比較し、両者に差があれば、飛び出しストッ
パ33に異常があると判定する。
【0061】図5に示すドライブの飛び出しストッパを
検査したときの反射型光センサのディスク位置検出セン
サ45の出力波形は、図6に示す透過型光センサのディ
スク位置検出センサ43の出力波形と同様になる。ま
た、飛び出しストッパ33の位置ずれの他に、飛び出し
ストッパ33が変形していたり、飛び出しストッパ33
がドライブ31に取り付けられていない場合にも、異常
と判断される。飛び出しストッパ33を異常と判別した
場合には、例えば上位ホスト等に警告を発することによ
り、速やかな処置を講ずることができる。これにより、
ドライブ31からイジェクトされたディスク1が搬送部
11と衝突して搬送部11を破損にいたらしめたり、デ
ィスク1がライブラリ装置内に転落してショートする等
の事故を防ぐことができる。
【0062】なお、ドライブ31からイジェクトされた
ディスク1の検出波形と飛び出しストッパ33の検出波
形が近接するために判定が困難な場合は、イジェクトさ
れたディスク1をドライブ31内にロードするか、また
は棚3に収納し、イジェクトされたディスク1が無い状
態で飛び出しストッパ33の位置および形状の異常を検
出するようにすれば、検出精度を高くすることができ
る。
【0063】このように実施の形態6によれば、反射型
のディスク位置検出センサ45によってドライブ31の
飛び出しストッパ33を検出することにより、飛び出し
ストッパ33の異常(位置ずれ、変形、付け忘れ)を判
別することができるので、飛び出したディスク1と搬送
部11の衝突、飛び出したディスク1の落下等の事故を
防止することができる。
【0064】実施の形態7.図10は本発明の実施の形
態7のライブラリ装置の全体構造を示す斜視図である。
なお、図10において、図1と同じものには同じ符号を
付してある。実施の形態7のライブラリ装置は、上記実
施の形態1のライブラリ装置において、搬送部11のピ
ッカー部12にチャッキングセンサ44を設置し、ディ
スク位置検出センサ43を削除したものである。
【0065】ピッカー部12は、搬送部11上におい
て、棚3またはドライブ31のディスク1を掴むための
前進位置、前進位置よりも僅かに後退した棚3またはド
ライブ31近傍のディスク検出位置、および棚3または
ドライブ31から離れた後退位置の間を移動する。この
ピッカー部12は、ディスク1を搬送する動作のときに
は、搬送部11がディスク1の搬送元に移動して停止し
たら、前進位置に移動し、搬送元のディスク1を掴み、
後退位置に移動する。また、搬送部11がディスク1の
搬送先に移動して停止したら、前進位置に移動し、掴ん
でいたディスク1を離して棚3またはドライブ31に挿
入し、後退位置に移動する。また、ピッカー部12は、
ディスク情報を更新する動作のときには、搬送部11が
それぞれのディスク設置位置およびそれぞれの棚位置に
移動して停止するごとに、ディスク1の有無を検出する
ためにディスク検出位置に移動する。
【0066】チャッキングセンサ44は、ドライブ設置
位置または棚位置においてピッカー部12がディスク検
出位置に移動したときに、ドライブ31からイジェクト
されたディスク1または棚3に収納されたディスク1の
近傍に位置し、上記のディスクを照射し、反射光を受光
できるように配置された反射型光センサである。このチ
ャッキングセンサ44は、ディスク1の搬送動作におい
てピッカー部12が後退位置に移動したときに、ピッカ
ー部12がディスク1を掴んでいるか否かを検出する。
また、チャッキングセンサ44は、ディスク情報の更新
動作において、搬送部11がドライブ設置位置または棚
位置に移動して停止し、ピッカー部12がディスク検出
位置に移動したときに、ドライブ31からイジェクトさ
れたディスク1の有無または棚3に収納されたディスク
の有無を検出する。チャッキングセンサ44の出力波形
は、例えばディスク1の上端面で反射された光を受光し
ているときにHIとなり、反射光を受光していないとき
にLOになる。
【0067】次に、ディスク情報を更新する動作につい
て説明する。制御部51は、搬送部11をドライブ設置
位置およびそれぞれの棚位置に移動させ、ドライブ設置
および棚位置においてそれぞれピッカー部12をディス
ク検出位置に移動させ、チャッキングセンサ44からの
ディスク1の検出信号に従ってドライブ31からイジェ
クトされたディスク1の有無および棚3に収納されてい
るディスク1の有無を判定する。また、設置されている
それぞれのドライブ31からのディスク1の検出信号に
従ってドライブ31にロードされているディスク1の有
無を判定する。全てのドライブ設置位置および全ての棚
位置においてディスク1の有無を判別したら、メモリ5
4のディスク情報を更新する。これにより、ディスク1
の有無を判別するための専用のディスク位置検出センサ
43を用いずに、ディスク情報を更新することができ
る。
【0068】このように実施の形態7によれば、ピッカ
ー部12に反射型光センサからなるチャッキングセンサ
44を設置し、このチャッキングセンサ44によって、
ピッカー部12がディスク1を掴んでいるか否かを検出
するとともに、棚3に収納されているディスク1の有無
およびドライブ31からイジェクトされているディスク
1の有無を検出するようにしたことにより、ディスク1
の有無を検出するためのディスク位置検出センサを設置
する必要がなくなるので、棚、搬送部、および飛び出し
ストッパの形状の自由度を大きくすることができるとと
もに、装置コストを低減できる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載のライブラリ装置によれ
ば、搬送部をドライブ収納位置に移動させ、ディスク位
置検出センサによって検出した飛び出しストッパの有無
に従ってドライブ情報を更新し、これによりファームウ
エアがドライブの最新の設置個数および設置位置に対応
したものに変更されるようにしたことにより、ファーム
ウエアの載せ替えや、切り替えのためのスイッチを再設
定をすることなく、ドライブの個数および設置位置の変
化に対応できるという効果がある。また、飛び出しスト
ッパが付いていないドライブの収納位置では、ドライブ
が設置されていないと判別されるので、飛び出しストッ
パの付け忘れによる飛び出したディスクと搬送部の衝突
やディスクの落下を防止することができるという効果が
ある。
【0070】請求項2記載のライブラリ装置によれば、
ディスク位置検出センサによってドライブの飛び出しス
トッパを検出することにより、飛び出しストッパの異常
(位置ずれ、変形、付け忘れ)を判別することができる
ので、飛び出したディスクと搬送部の衝突、飛び出した
ディスクの落下等の事故を防止することができるという
効果がある。
【0071】請求項3記載のライブラリ装置によれば、
ディスク位置検出センサによってドライブ保持部材の有
無を検出することによりドライブの有無を判別するよう
にしたので、請求項1記載のライブラリ装置と同様にド
ライブの増減が生じてもファームウエアの載せ替え、切
り替えが不要になることに加え、飛び出しストッパを検
出する場合よりも検出精度を上げることができるという
効果がある。また、飛び出しストッパを設けていないド
ライブの有無を判別することが可能となるという効果が
ある。
【0072】請求項4記載のライブラリ装置によれば、
ディスク位置検出センサを反射型光センサにしたことに
より、ディスク位置検出センサがコンパクトになり、設
置場所の制約が少なくなるので、ディスク位置検出セン
サの形状や位置の自由度が大きくなるという効果があ
る。また、透過型光センサのような発光部と受光部の位
置決め調整が不要になるという効果がある。
【0073】請求項5記載のライブラリ装置によれば、
反射型光センサを用いたディスク位置検出センサに検出
した飛び出しストッパの有無に従ってドライブ情報を更
新し、これによりファームウエアがドライブの最新の設
置個数および設置位置に対応したものに変更されるよう
にしたことにより、ドライブの増減が生じてもファーム
ウエアの載せ替え、切り替えが不要になるとともに、デ
ィスク位置検出センサの形状や位置の自由度が大きくな
り、透過型光センサのように発光部と受光部の位置決め
調整が不要になるという効果がある。
【0074】請求項6記載のライブラリ装置によれば、
反射型のディスク位置検出センサによってドライブの飛
び出しストッパを検出することにより、飛び出しストッ
パの異常(位置ずれ、変形、付け忘れ)を判別すること
ができるので、飛び出したディスクと搬送部の衝突、飛
び出したディスクの落下等の事故を防止することができ
るという効果がある。
【0075】請求項7記載のライブラリ装置によれば、
ピッカー部に反射型光センサからなるチャッキングセン
サを設置し、このチャッキングセンサによって、ピッカ
ー部がディスクを掴んでいるか否かを検出するととも
に、棚に収納されているディスクの有無およびドライブ
からイジェクトされているディスクの有無を検出するよ
うにしたことにより、ディスクの有無を検出するための
ディスク位置検出センサを設置する必要がなくなるの
で、棚、搬送部、および飛び出しストッパの形状の自由
度を大きくすることができるとともに、装置コストを低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のライブラリ装置の全
体構造を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のライブラリ装置の全
体構造を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のライブラリ装置にお
ける制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1のライブラリ装置にお
けるドライブ情報およびディスク情報の更新手順を示す
フローチャートである。
【図5】 飛び出しストッパの位置がずれている場合の
ドライブの側面図である。
【図6】 図5の飛び出しストッパを検査したときのス
リットセンサおよびディスク位置検出センサの出力波形
を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態3のライブラリ装置にお
けるドライブの構成を示す側面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4のライブラリ装置にお
けるディスク位置検出センサ、ドライブ、および飛び出
しストッパの構成を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態5のライブラリ装置にお
けるディスク位置検出センサ、ドライブ、および飛び出
しストッパの構成を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態7のライブラリ装置の
全体構造を示す斜視図である。
【図11】 従来のライブラリ装置の全体構造を示す側
面図である。
【符号の説明】
11 搬送部、 12 ピッカー部、 31 ドライ
ブ、 34 ドライブ保持部材、 33 飛び出しスト
ッパ、 41 スリット、 41a スリット板、 4
2 スリットセンサ、 43 ディスク位置検出センサ
(透過型光センサ)、 44 チャッキングセンサ、
45 ディスク位置検出センサ(反射型光センサ)、
51 制御部、 53 ROM、 54 メモリ、 5
7 ファームウエア。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをそれぞれ収納する複数の棚
    と、 複数のドライブ収納位置に選択的に設置され、内部にロ
    ードしたディスクの有無を検出し、ロードしたディスク
    に情報を記録しまたはロードしたディスクに記録されて
    いる情報を再生する1個または複数個のドライブと、 ドライブからイジェクトされたディスクが過度に飛び出
    すことを防ぐためにドライブに設置された飛び出しスト
    ッパと、 棚とドライブ収納位置の間を移動し、ディスクを棚から
    ドライブにまたはドライブから棚に搬送する搬送部と、 搬送部の位置を検出するための複数のスリットを設けた
    スリット板と、 スリットを検出するために搬送部に設置されたスリット
    センサと、 ドライブ収納位置において飛び出しストッパの有無およ
    びドライブからイジェクトされたディスクの有無を検出
    し、またそれぞれの棚位置において収納されたディスク
    の有無を検出するために搬送部に設置されたディスク位
    置検出センサと、 ドライブの個数および設置位置を示すドライブ情報、ド
    ライブにロードされたディスクまたはドライブからイジ
    ェクトされたディスクが存在するドライブの位置とディ
    スクが収納されている棚の位置とを示すディスク情報、
    ならびに前記ディスク情報および前記ドライブ情報に応
    じて搬送部の動作を制御するためのファームウエアをメ
    モリまたはROMに保持しており、外部とのコマンドの
    授受を制御するとともに、前記ファームウエアに従って
    搬送部の動作を制御する制御部とを備え、 前記制御部が、搬送部を棚位置およびドライブ収納位置
    に移動させてディスク位置検出センサにより検出したデ
    ィスクの有無とドライブにより検出したドライブの内部
    にロードされているディスクの有無とに従って前記ディ
    スク情報を更新するとともに、搬送部をドライブ収納位
    置に移動させてディスク位置検出センサにより検出した
    飛び出しストッパの有無に従ってドライブの個数および
    設置位置を判定し、前記ドライブ情報を更新することを
    特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 ディスクをそれぞれ収納する複数の棚
    と、 ディスクに情報を記録しまたはディスクに記録されてい
    る情報を再生するドライブと、 ドライブからイジェクトされたディスクが過度に飛び出
    すことを防ぐためにドライブに設置された飛び出しスト
    ッパと、 棚とドライブの間を移動し、ディスクを棚からドライブ
    にまたはドライブから棚に搬送する搬送部と、 搬送部の位置を検出するための複数のスリットを設けた
    スリット板と、 ドライブ設置位置において飛び出しストッパの有無、設
    置位置、および形状を検出し、またそれぞれの棚位置に
    おいて収納されたディスクの有無を検出するために搬送
    部に設置されたディスク位置検出センサと、 搬送部の動作を制御するためのファームウエアを保持し
    ており、外部とのコマンドの授受を制御するとともに、
    前記ファームウエアに従って搬送部の動作を制御する制
    御部とを備え、 前記制御部が、搬送部をドライブ設置位置に移動させ、
    ディスク位置検出センサによる飛び出しストッパの検出
    信号に基づいて、飛び出しストッパの付け忘れ、位置ず
    れ、および変形による異常があるか否かを判定すること
    を特徴とするライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 ディスクをそれぞれ収納する複数の棚
    と、 複数のドライブ収納位置に選択的に設置され、内部にロ
    ードしたディスクの有無を検出し、ロードしたディスク
    に情報を記録しまたはロードしたディスクに記録されて
    いる情報を再生する1個または複数個のドライブと、 ドライブを保持するためにドライブに設置されているド
    ライブ保持部材と、 棚とドライブ収納位置の間を移動し、ディスクを棚から
    ドライブにまたはドライブから棚に搬送する搬送部と、 搬送部の位置を検出するための複数のスリットを設けた
    スリット板と、 スリットを検出するために搬送部に設置されたスリット
    センサと、 ドライブ収納位置においてドライブ保持部材の有無およ
    びドライブからイジェクトされたディスクの有無を検出
    し、またそれぞれの棚位置において収納されたディスク
    の有無を検出するために搬送部に設置されたディスク位
    置検出センサと、 ドライブの個数および設置位置を示すドライブ情報、ド
    ライブにロードされたディスクまたはドライブからイジ
    ェクトされたディスクが存在するドライブの位置とディ
    スクが収納されている棚の位置とを示すディスク情報、
    ならびに前記ディスク情報および前記ドライブ情報に応
    じて搬送部の動作を制御するためのファームウエアをメ
    モリまたはROMに保持しており、外部とのコマンドの
    授受を制御するとともに、前記ファームウエアに従って
    搬送部の動作を制御する制御部とを備え、 前記制御部が、搬送部を棚位置およびドライブ収納位置
    に移動させてディスク位置検出センサにより検出したデ
    ィスクの有無とドライブにより検出したドライブの内部
    にロードされているディスクの有無とに従って前記ディ
    スク情報を更新するとともに、搬送部をドライブ収納位
    置に移動させてディスク位置検出センサにより検出した
    飛び出しストッパの有無に従ってドライブの個数および
    設置位置を判定し、前記ドライブ情報を更新することを
    特徴とするライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 ディスクをそれぞれ収納する複数の棚
    と、 ディスクに情報を記録しまたはディスクに記録されてい
    る情報を再生するドライブと、 ディスクを棚からドライブにまたはドライブから棚に搬
    送する搬送部と、 搬送部の位置を検出するための複数のスリットを設けた
    スリット板と、 スリットを検出するために搬送部に設置されたスリット
    センサと、 それぞれの棚位置において収納されたディスクの有無を
    検出するために搬送部に設置されたディスク位置検出セ
    ンサと、 搬送部の動作を制御するためのファームウエアを保持し
    ており、外部とのコマンドの授受を制御するとともに、
    前記ファームウエアに従って搬送部の動作を制御する制
    御部とを備え、 前記ディスク位置検出センサが、棚に収納されたディス
    クの側面近傍を通過するように配置された反射型光セン
    サであることを特徴とするライブラリ装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスク位置検出センサが、 棚に収納されたディスクの側面近傍、ドライブからイジ
    ェクトされたディスクの側面近傍、および飛び出しスト
    ッパの側面近傍を通過するように配置された反射型光セ
    ンサであることを特徴とする請求項1記載のライブラリ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク位置検出センサが、棚に収
    納されたディスクの側面近傍および飛び出しストッパの
    側面近傍を通過するように配置された反射型光センサで
    あることを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。
  7. 【請求項7】ディスクをそれぞれ収納する複数の棚と、 ディスクに情報を記録しまたはディスクに記録されてい
    る情報を再生するドライブと、 ディスクを棚からドライブにまたはドライブから棚に搬
    送する搬送部と、 搬送部に設置され、搬送部上において、棚に収納された
    ディスクまたはドライブからイジェクトされたディスク
    を掴む、あるいは掴んでいたディスクを離して棚または
    ドライブに挿入する前進位置、前進位置よりも僅かに後
    退したディスク検出位置、および棚またはドライブから
    離れた後退位置の間を移動するピッカー部と、 搬送部の位置を検出するための複数のスリットを設けた
    スリット板と、 スリットを検出するために搬送部に設置されたスリット
    センサと、 ピッカー部が後退位置に移動したときに、ピッカー部が
    ディスクを掴んでいるか否かを検出するとともに、ピッ
    カー部がディスク検出位置に移動したときに、ドライブ
    からイジェクトされたディスクの有無および棚に収納さ
    れたディスクの有無を検出するためにピッカー部に設置
    されたチャッキングセンサと、 搬送部の動作を制御するためのファームウエアをメモリ
    またはROMに保持しており、外部とのコマンドの授受
    を制御するとともに、前記ファームウエアに従って搬送
    部の動作を制御する制御部とを備え、 前記チャッキングセンサが、ドライブ設置位置または棚
    位置においてピッカー部がディスク検出位置に移動した
    ときに、ドライブからイジェクトされたディスクまたは
    棚に収納されたディスクを照射し、反射光を受光できる
    ように配置された反射型光センサであり、 前記制御部が、ドライブ設置位置およびそれぞれの棚位
    置においてピッカー部をディスク検出位置に移動させ、
    チャッキングセンサからのディスクの検出信号に従って
    ドライブからイジェクトされたディスクの有無および棚
    に収納されているディスクの有無を判定することを特徴
    とするライブラリ装置。
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