JP3525572B2 - 媒体自動交換装置および記録再生装置 - Google Patents

媒体自動交換装置および記録再生装置

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JP3525572B2
JP3525572B2 JP23373095A JP23373095A JP3525572B2 JP 3525572 B2 JP3525572 B2 JP 3525572B2 JP 23373095 A JP23373095 A JP 23373095A JP 23373095 A JP23373095 A JP 23373095A JP 3525572 B2 JP3525572 B2 JP 3525572B2
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之則 岡崎
誠 藤田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/0014Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form

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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMや光磁気
ディスク、相変化光ディスク等の再生専用あるいは記録
再生可能な複数枚の光ディスク媒体の自動交換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】昨今、光ディスク媒体は大容量化とデー
タの記録/再生速度の高速化によりコンピュータ用の外
部メモリとしては無論のこと、画像処理用の媒体として
非常に注目を浴びており、大量のデータを管理、運用可
能な媒体自動交換装置(以下オートチェンジャー)が商
品化されている。また近年その設置スペースから小型の
オートチェンジャーが要求されており、トレーに載置し
た媒体を複数枚収納し、収納効率を向上させるとともに
取り扱い性を向上させたオートチェンジャーが提案され
ている。
【0003】以下、従来のオートチェンジャーについて
説明する。図8は従来のオートチェンジャーの一例を示
したものである。図において1はマガジン2にある媒体
(図示せず)を載置したトレー8を取り出し、矢印a方
向に移動してドライブ3に移送するトレー移送部で、ガ
イドシャフト4にガイドされ、駆動モータ7によりプー
リ6を介してベルト5により駆動されている。トレー8
には図9からわかるように媒体の収納凹部9が構成され
るとともにドライブ3のピックアップ14及びターンテ
ーブル13が進入可能な開口10と、ドライブ3に対し
位置決めを行う位置決め穴11と、トレー移送部1がマ
ガジン2からの取り出し/挿入を行うための切り欠き1
2が設けられている。またオートチェンジャーに搭載さ
れたドライブ3には媒体を装着して回転するターンテー
ブル13とこの媒体より信号を読みとるピックアップ1
4及びトレー8の位置決め穴11に対応した位置決めピ
ン15が設けられている。また、16は駆動モータ7及
びトレー移送部1、ドライブ3の駆動制御を行ったり、
ホスト(図示せず)や操作ボタン(図示せず)等の入力
に基づきオートチェンジャーの動作や媒体の情報などを
制御、管理するコントロール部である。
【0004】次にその動作について説明を行う。外部か
らコントロール部16に所定の媒体をドライブに装着す
る指令が入力された場合について述べる。まずコントロ
ール部16は、駆動モータ7、トレー移送部1に動作指
令信号を出力する。これにより、トレー移送部1は駆動
モータ7によってベルト5を介して矢印a、b方向に駆
動され、指定されたトレー8に対応した位置に移動を行
う。そしてトレー移送部1はマガジン2から切り欠き1
2を利用しトレー8を取り出す。次に、トレー8を収納
したトレー移送部1は矢印a方向に移動しトレー8の位
置決め穴11をドライブ3の位置決めピン15に係合さ
せ、トレー8のドライブ3に対する位置決めを行う。こ
の段階でコントロール部16はドライブ3に指令信号を
出力し、ドライブ3のターンテーブル13とピックアッ
プ14は開口10に進入すると同時にトレー8に載置さ
れた媒体をターンテーブル13上にセンタリングを行
い、トレー移送部1に構成したクランプ部(図示せず)
でターンテーブル13に固定する。この後、ターンテー
ブル13が回転し、ピックアップ14により信号の読み
出しが行われる。なお、この状態ではトレー8はドライ
ブ3に位置決めされかつ媒体とは接触しない高さ関係に
トレー移送部1内で保持されている。
【0005】再生の終了したトレー8の返却動作は次の
ように行われる。同様にコントロール部16は、指令信
号を出力してドライブ3のターンテーブル13を停止さ
せ、トレー移送部1を矢印b方向に駆動モータ7により
移動する。そして、媒体のターンテーブル13に対する
クランプを解除し、媒体をトレー8に載置した状態でマ
ガジン2の所定位置に移送し、切り欠き12を使用して
マガジン2に返却する。
【0006】次に、このオートチェンジャーで行われる
媒体の管理(媒体の有無、媒体の種類、媒体に記録され
ている内容など)について説明する。ユーザーによって
扉22を開けてマガジン2が挿入された後、扉22を閉
じると、扉開閉センサー(図示せず)の信号を検知して
コントロール部16は指令信号を送り、トレー移送部を
利用して全てのトレーを順番に取り出し媒体の有無を検
出するセンサー(図示せず)によってトレーに媒体が載
置されているかどうかの検出を行う。また、場合によっ
てはトレーをドライブ3まで移送して媒体をドライブ3
に設置し媒体の種類を判別したり、媒体の記録データの
情報、あるいは管理情報などの書き込みを行う。これら
の媒体に関する情報をコントロール部16に蓄えること
で上述した交換動作の際に媒体の収納位置や種類、内容
に関する情報を利用して動作指令を発行することができ
る。これら一連の作業をイニシャライズともいい、装置
の電源投入時やユーザーがマガジン2を交換したとき、
あるいはホストからイニシャライズ指令が発行されたと
きなどに行われる。
【0007】また、マガジン/トレー方式以外の従来例
としては、媒体を1枚収納したカートリッジを複数枚収
納するタイプのオートチェンジャーも多く用いられてい
る。この場合はカートリッジをオートチェンジャーに設
けたメールスロット(カートリッジをオートチェンジャ
ーへ挿入/排出する機構)を介して1枚ずつ出し入れす
るため、どのカートリッジがどの場所に収納されたかは
コントロール部が把握している。従ってコントロール部
は交換あるいは新たに挿入されたカートリッジに対して
のみ上述のイニシャライズ動作を行う。
【0008】次に、従来のオートチェンジャーに用いら
れる記録再生装置(ドライブ)について図10を用いて
説明する。
【0009】図10は図8におけるドライブ3の内部構
成の概略図で図8と同じ番号を付与している構成要素は
説明を省略する。図において17は媒体であるディス
ク、18はターンテーブル13を回転させるスピンドル
モーター、19はピックアップ14とスピンドルモータ
ー18の駆動制御を行うと共にピックアップ14からの
信号を受け取るドライブ制御部である。ドライブ制御部
19はオートチェンジャーのコントロール部16からの
指令に応じて動作し、指令に応じて読みとったデータを
転送したり、ドライブ3の状態を報告したりする機能を
持つ。20はディスク17上の情報を正確に検出するた
めにドライブ制御部19の自動調整を行う自動調整部で
ある。以下ドライブ3の動作について詳述する。
【0010】ドライブ3のターンテーブル13にディス
ク17がクランプされるとドライブ制御部はスピンドル
モーター18を駆動してディスク17を回転させる。こ
の時、ディスク17の反射率のばらつき等やクランプ位
置のばらつきによりピックアップ14を駆動制御すると
きに固定パラメータで制御しては場合によっては全く信
号が読みとれない場合が生ずる。また、そのような状態
にまで至らなくても正確な駆動制御ができないために検
出された信号のエラー率が高かったり、何度も再読み出
しを試みるためにデータ読み出しや転送に時間がかかっ
てしまうという問題点があった。そこで従来よりこれら
の変動成分を吸収するための種々の自動調整方式が提案
されている(例えば特開平1−89034、特開平7−
153106、等)。自動調整部20はこのような変動
成分吸収のために用いられるものであり、学習アルゴリ
ズムにより最も高精度にディスク17上のデータを読み
出すために必要な制御パラメータを自動調整する機能を
有する。ドライブ制御部19は自動調整部20により最
適な制御パラメータがセットされて以降、ディスク17
上のデータ読み出しが行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では以下に示すような問題が生ずる。
【0012】すなわち、上述したディスクの反射率等や
クランプ位置のばらつきなどに対応するために自動調整
を行うことが不可欠であるものの、これらの学習アルゴ
リズムではテスト信号を印加して最適パラメータに調整
するというステップを何度か繰り返す必要がありディス
クをクランプしてから実際にデータを読み出せるように
なるまで非常に時間がかかってしまうという問題点があ
った。オートチェンジャーとしてはディスクを載置した
トレーをいかに速くマガジンからドライブに移送してセ
ットしてもその移送時間と同等程度の自動調整時間が必
要になってしまうため装置全体の効率が大きく低下せざ
るを得なかった。またこの動作はディスクがセットされ
る度に行われるので、仮にディスクAについて一度学習
しても次にディスクBがセットされるとこのドライブは
ディスクBについて学習する。そして再びディスクAが
セットされても以前の学習結果は消えているので再度学
習する必要がある。また仮に以前に調整したディスクに
対する制御パラメータを記憶していてもこの自動調整を
終えなければディスク上のデータを読み出せないため、
設置されたディスクが以前に学習したどのディスクに相
当するかを判別できない。従って従来のドライブでは毎
回学習して自動調整を行うのでディスクをセットしてか
らデータを読み出せるようになるまでの起動時間が長く
なり、これを用いたオートチェンジャーの効率が低下す
る。これは特にネットワークに接続して使用されている
環境ではその影響は非常に大きい。さらに搭載されたド
ライブが記録/再生のいずれかのみに対応したドライブ
であるために、オートチェンジャーとしては再生もしく
は記録/再生のいずれかの単一媒体にのみ対応できるも
のであり近年注目を浴びているCD−ROMなどの再生
専用の媒体と記録再生可能な光ディスク媒体を混在して
使用することはできないという問題も有していた。
【0013】本発明ではこの問題を解決し、再生専用の
媒体も記録再生可能な媒体も処理可能であって、データ
読み出しまでの起動時間が短く、稼働効率の高いオート
チェンジャーを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の媒体自動交換装置は、再生専用の媒体ある
いは記録再生可能な媒体を載置し処理可能な記録再生装
置と、前記媒体を収納する収納部と、前記収納部から前
記記録再生装置へ前記媒体を移送する媒体移送部と、前
記記録再生装置と前記媒体移送部、及び前記媒体の管理
及び制御を行う管理制御部とを備え、前記記録再生装置
は、前記媒体を載置した時、前記媒体の信号を再生ある
いは記録するために必要な制御パラメータを自動調整
し、調整した前記制御パラメータを保持する自動調節部
を有し、前記管理制御部は、前記自動調節部によって自
動調整されて保持された前記制御パラメータ、当該制御
パラメータに対応する前記媒体および前記記録再生装置
の管理識別情報とを記憶すると共に、前記媒体を前記記
録再生装置で処理する際に、前記媒体及び前記記録再生
装置の当該管理識別情報から対応する制御パラメータを
検索し、前記制御パラメータが記憶されていない場合は
前記自動調整部に自動調整を行うよう指令し、自動調整
されて保持された制御パラメータを前記媒体及び前記記
録再生装置の管理識別情報と共に記憶し、前記管理制御
部の記憶内容が最後に更新された時から予め設定した時
間を経過した場合、前記記憶内容を消去する構成、再生
専用の媒体あるいは記録再生可能な媒体を載置し処理可
能な記録再生装置と、前記媒体を収納する収納部と、前
記収納部から前記記録再生装置へ前記媒体を移送する媒
体移送部と、前記記録再生装置と前記媒体移送部、及び
前記媒体の管理及び制御を行う管理制御部とを備え、前
記記録再生装置は、前記媒体を載置した時、前記媒体の
信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメー
タを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持す
る自動調節部を有し、前記管理制御部は、前記自動調節
部によって自動調整されて保持された前記制御パラメー
タ、当該制御パラメータに対応する前記媒体および前記
記録再生装置の管理識別情報とを記憶すると共に、電源
投入時および外部からの初期化指令により、前記収納部
内に収納されている前記媒体を、媒体移送部を用いて前
記記録再生装置に順次載置して自動調整を行い、得られ
たそれぞれの制御パラメータを前記媒体及び前記記録再
生装置の前記管理識別情報と共に記憶する構成、再生専
用の媒体あるいは記録再生可能な媒体を載置し処理可能
な記録再生装置と、前記媒体を収納する収納部と、前記
収納部から前記記録再生装置へ前記媒体を移送する媒体
移送部と、前記記録再生装置と前記媒体移送部、及び前
記媒体の管理及び制御を行う管理制御部とを備え、前記
記録再生装置は、前記媒体を載置した時、前記媒体の信
号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメータ
を自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持する
自動調節部を有し、前記管理制御部は、前記自動調節部
によって自動調整されて保持された前記制御パラメー
タ、当該制御パラメータに対応する前記媒体および前記
記録再生装置の管理識別情報とを記憶し、前記記録再生
装置に前記媒体を載置して処理する際にエラーが発生し
た場合は再度自動調整を行い、得られた制御パラメータ
で当該媒体を処理すると共に、前記管理制御部の前記記
録再生装置と前記媒体の組み合わせに対する制御パラメ
ータの記憶内容を更新する構成、再生専用の媒体あるい
は記録再生可能な媒体を載置し処理可能な記録再生装置
と、前記媒体を収納する収納部と、前記収納部から前記
記録再生装置へ前記媒体を移送する媒体移送部と、前記
記録再生装置と前記媒体移送部、及び前記媒体の管理及
び制御を行う管理制御部とを備え、前記記録再生装置
は、前記媒体を載置した時、前記媒体の信号を再生ある
いは記録するために必要な制御パラメータを自動調整
し、調整した前記制御パラメータを保持する自動調節部
を有し、前記管理制御部は、前記自動調節部によって自
動調整されて保持された前記制御パラメータ、当該制御
パラメータに対応する前記媒体および前記記録再生装置
の管理識別情報とを記憶すると共に、前記管理制御部の
記憶内容が最後に更新された時から予め設定した時間を
経過した場合、前記記憶内容に対応する前記記録再生装
置及び前記媒体の組み合わせに対して自動調整を行い、
新たに得られた制御パラメータで当該記憶内容を更新す
る構成、再生専用の媒体あるいは記録再生可能な媒体を
載置し処理可能な複数の記録再生装置と 、前記媒体を収
納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
制御部とを備え、前記記録再生装置は、前記媒体を載置
した時、前記媒体の信号を再生あるいは記録するために
必要な制御パラメータを自動調整し、調整した前記制御
パラメータを保持する自動調節部を有し、前記管理制御
部は、前記自動調節部によって自動調整されて保持され
た前記制御パラメータ、当該制御パラメータに対応する
前記媒体および前記記録再生装置の管理識別情報とを記
憶すると共に、前記媒体移送部を制御して収納されてい
る媒体の中のいずれかひとつの基準となる媒体をそれぞ
れの前記記録再生装置に順に載置し、それぞれの自動調
整部によって自動調整を行った結果保持された制御パラ
メータを記憶し、次に複数の前記記録再生装置のいずれ
かひとつの基準となる記録再生装置において収納されて
いる全ての媒体に関して自動調整を行って得られた制御
パラメータを記憶する機能を有し、前記収納されている
媒体のうち任意の媒体を前記記録再生装置で処理する際
に、前記処理する媒体と前記基準となる記録再生装置に
対応する制御パラメータと前記基準となる媒体と前記処
理する記録再生装置に対応する制御パラメータと前記基
準となる媒体と前記基準となる記録再生装置に対応する
制御パラメータから、前記処理する媒体と前記処理する
記録再生装置に対応する制御パラメータを生成し自動制
御部に転送すると共に前記記録再生装置に前記自動調整
部による自動調整を行わず転送された制御パラメータを
用いて前記媒体を処理するよう指令する構成、再生専用
の媒体あるいは記録再生可能な媒体を載置し処理可能な
記録再生装置と、前記媒体を収納する収納部と、前記収
納部から前記記録再生装置へ前記媒体を移送する媒体移
送部と、前記記録再生装置と前記媒体移送部、及び前記
媒体の管理及び制御を行う管理制御部とを備え、前記記
録再生装置は、前記媒体を載置した時、前記媒体の信号
を再生あるいは記録するために必要な制御パラメータを
自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持する自
動調節部を有し、前記管理制御部は、前記自動調節部に
よって自動調整されて保持された前記制御パラメータ、
当該制御パラメータに対応する前記媒体および前記記録
再生装置の管理識別情報とを記憶すると共に、予め全て
の前記媒体と前記記録再生装置の組み合わせについて自
動調整を行い、得られたそれぞれの制御パラメータを前
記媒体及び前記記録再生装置の前記管理識別情報と共に
記憶するモードと、前記媒体を前記記録再生装置で処理
する際に、前記媒体及び前記記録再生装置の当該管理識
別情報から対応する制御パラメータを検索し、前記制御
パラメータが記憶されていない場合のみ前記記録再生装
置に前記自動調整部による自動調整を行うよう指令し、
自動調整されて保持された当該制御パラメータを前記媒
体及び前記記録再生装置の管理識別情報と共に記憶する
モードの両方を備え切り替え可能である構成、の何れか
を備えるものである。
【0015】
【作用】この構成により、一度学習した制御パラメータ
を再利用し、同一の組み合わせに対して再学習する時間
をなくすことができるため、ディスク媒体を処理する際
の起動時間が著しく短縮され装置、あるいは装置が接続
されているシステム全体の稼働効率を上げることができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図
1、図2、図3、図4を用いて説明する。図において1
はマガジン2にある媒体(図示せず)を載置したトレー
8を取り出し、矢印a方向に移動してドライブ3に移送
するトレー移送部で、ガイドシャフト4にガイドされ、
駆動モータ7によりプーリ6を介してベルト5により駆
動されている。トレー8には図2からわかるように媒体
の収納凹部9が構成されるとともにドライブ3のピック
アップ14及びターンテーブル13が進入可能な開口1
0と、ドライブ3に対し位置決めを行う位置決め穴11
と、トレー移送部1がマガジン2からの取り出し/挿入
を行うための切り欠き12が設けられている。またオー
トチェンジャーに搭載されたドライブ3には媒体を装着
して回転するターンテーブル13とこの媒体より信号を
読みとるピックアップ14及びトレー8の位置決め穴1
1に対応した位置決めピン15が設けられている。ま
た、16は駆動モータ7及びトレー移送部1、ドライブ
3の駆動制御を行ったり、ホスト(図示せず)や操作ボ
タン(図示せず)等の入力に基づきオートチェンジャー
の動作や媒体の情報などを制御、管理するコントロール
部である。図3は図1におけるドライブ3の内部構成の
概略図で図1と同じ番号を付与している構成要素は説明
を省略する。図3において17は媒体であるディスク、
18はターンテーブル13を回転させるスピンドルモー
ター、19はピックアップ14とスピンドルモーター1
8の駆動制御を行うと共にピックアップ14からの信号
を受け取るドライブ制御部である。ドライブ制御部19
はオートチェンジャーのコントロール部16からの指令
に応じて動作し、指令に応じて読みとったデータを転送
したり、ドライブ3の状態を報告したりする機能も持
つ。20はディスク17上の情報を正確に検出するため
にドライブ制御部19がスピンドルモーター18、ピッ
クアップ14を駆動制御する際の制御パラメータに関し
て自動調整を行う自動調整部である。
【0017】ここでまずオートチェンジャーの媒体交換
動作について説明する。外部からコントロール部16に
所定のディスク媒体をドライブに装着し処理するよう指
令が入力された場合には、まずコントロール部16は、
駆動モータ7、トレー移送部1に動作指令信号を出力す
る。これにより、トレー移送部1は駆動モータ7によっ
てベルト5を介して矢印a、b方向に駆動され、指定さ
れたディスク媒体を載置するトレー8に対応した位置に
移動を行う。そしてトレー移送部1はマガジン2から切
り欠き12を利用しトレー8を取り出す。次に、トレー
8を収納したトレー移送部1は矢印a方向に移動しトレ
ー8の位置決め穴11をドライブ3の位置決めピン15
に係合させ、トレー8のドライブ3に対する位置決めを
行う。この段階でコントロール部16はドライブ3に指
令信号を出力し、ドライブ3のターンテーブル13とピ
ックアップ14は開口10に進入すると同時にトレー8
に載置された媒体をターンテーブル13上にセンタリン
グを行い、トレー移送部1に構成したクランプ部(図示
せず)でターンテーブル13に固定する。この後、ター
ンテーブル13が回転し、ピックアップ14により信号
の読み出しが行われる。なお、この状態ではトレー8は
ドライブ3に位置決めされかつ媒体とは接触しない高さ
関係にトレー移送部1内で保持されている。
【0018】再生の終了したトレー8の返却動作は次の
ように行われる。同様にコントロール部16は指令信号
を出力してドライブ3のターンテーブル13を停止さ
せ、トレー移送部1を矢印b方向に駆動モータ7により
移動する。そして、媒体のターンテーブル13に対する
クランプを解除し、媒体をトレー8に載置した状態でマ
ガジン2の所定位置に移送し、切り欠き12を使用して
マガジン2に返却する。
【0019】次に媒体を処理する際のドライブ3および
コントロール部16の動作について詳述する。まず、こ
のオートチェンジャーで行われる媒体の管理(媒体の有
無、媒体の種類、媒体を処理するために必要な制御パラ
メータ)について説明する。ユーザーによって扉22を
開けてマガジン2が挿入された後、扉22を閉じると、
扉開閉センサー(図示せず)の信号を検知してコントロ
ール部16は指令信号を送り、トレー移送部を利用して
全てのトレーを順番に取り出し媒体の有無を検出するセ
ンサー(図示せず)によってトレーに媒体が載置されて
いるかどうか、媒体は再生専用媒体か記録再生可能な媒
体かの媒体種別の検出を行う。そしてその後媒体を載置
したトレーをドライブ3まで移送して媒体をドライブ3
に載置すると、ドライブ3のドライブ制御部19と自動
調整部20に指令してピックアップ14で媒体上のデー
タを読み出したり、書き込みあるいは消去するための制
御パラメータの自動調整を行う。すなわち、光ディスク
用ドライブでは媒体の形状(反り等)や特性のばらつき
(反射率等)、あるいはクランプ時の偏心ばらつきなど
種々の変動要因が存在するためこれらを補正する必要が
あるためである。調整手順としてはまずドライブ3のタ
ーンテーブル13にディスク17がクランプされるとド
ライブ制御部はスピンドルモーター18を駆動してディ
スク17を回転させる。この時、自動調整部20は上述
した変動成分吸収のために搭載された学習アルゴリズム
により最も高精度にディスク17上のデータを読み出す
ために必要な制御パラメータに自動調整する。ドライブ
制御部19は自動調整部20により最適な制御パラメー
タがセットされて以降、ディスク17上のデータ処理が
可能となる。次にこれら調整すべき制御パラメータの中
で、媒体とドライブの組み合わせに依存して変動する制
御パラメータ、例えばピックアップのフォーカシングや
トラッキングの制御ゲイン、光出力パワー、トラッキン
グオフセット等を媒体とドライブの組み合わせ情報と共
にコントロール部に記憶する。これを全ての媒体と全て
のドライブの組み合わせに対して順次行い、上述した情
報を記憶する。これら一連の作業をイニシャライズとも
いい、装置の電源投入時やホストからイニシャライズ指
令が発行されたときなどに行われる。
【0020】次に外部からの指令により、ドライブで媒
体を処理する場合の手順について図4を用いて説明す
る。図4に示すようにまずコントロール部16が所定の
媒体を所定のドライブで読み出し、書き込みあるいは消
去などの処理を行う指令を受け取ると、コントロール部
は媒体とドライブの組み合わせ情報からこれに対する制
御パラメータ情報を検索する。ドライブ3におけるドラ
イブ制御部19は、自動調整を行うかあるいは自動調整
を中止して自動調整部20に保持されている制御パラメ
ータ値を用いて駆動制御するか選択可能に構成されてお
り、外部からの指令によりいずれかのモードで動作す
る。また自動調整部20において保持される制御パラメ
ータは外部から読み出し、書き込み可能な構成となって
いる。そこで、コントロール部16で検索した結果、制
御パラメータが存在すればこれをドライブ3の自動調整
部20に転送すると共にドライブ制御部19に対して自
動調整を中止し転送された値を用いて制御するように指
令する。またコントロール部16で検索の結果、該当す
る媒体とドライブの組み合わせに対する制御パラメータ
が抽出できなかった場合は該当ドライブに該当媒体をト
レー移送部1によって移送し自動調整を行うよう指令す
る。そして得られた制御パラメータをコントロール部1
6に転送するよう指令する。この後実際に媒体を処理す
るわけであるが、もしドライブ3が自動調整部20に保
持された制御パラメータを用いて制御したときに正常に
媒体を処理することができずエラーとなった場合にはコ
ントロール部16はドライブ制御部19、自動調整部2
0によって改めて自動調整を実施するよう指令し、その
後に媒体の処理を行い、同時に得られた新たな制御パラ
メータを媒体およびドライブの情報と共に記憶する。こ
のような図4に示した処理を行うことによって実際にド
ライブ3で媒体であるディスク17を処理する際は自動
調整の時間を著しく短縮することができ、ドライブの起
動時間を短くできる。そしてユーザーを待たせることも
なく、またシステム全体の稼働効率の高いオートチェン
ジャーを提供するものである。なお本実施例においては
ドライブを1台としたが必ずしもこの構成に限るもので
はなく複数台のドライブを有していても全ての組み合わ
せに対して制御パラメータを学習するだけで全く同様の
効果が得られることは言うまでもない。
【0021】次に図5を用いて本発明の第2の実施例に
おけるオートチェンジャーについて説明する。
【0022】図において図1と重複する部分については
詳しい説明を省略する。1はマガジン2(2a、2b)
にある媒体(図示せず)を載置したトレー8を取り出
し、矢印a方向に移動してドライブ3に移送するトレー
移送部で、ガイドシャフト4にガイドされ、駆動モータ
7によりプーリ6を介してベルト5により駆動されてい
る。マガジン2には複数のトレー8が収納されており、
扉22を開閉することでユーザーが自由にマガジンを交
換できる構成になっている。また各マガジンの2a、2
bの着脱を検出する着脱センサー21a、21bが設置
されている。
【0023】このオートチェンジャーで行われる電源投
入時や外部からの指令を受けた場合におけるイニシャラ
イズの動作は本発明の第1の実施例で説明した通りであ
る。
【0024】次に、ユーザーがマガジン2aのみを交換
した場合についての動作を説明する。マガジン2aが交
換された場合、コントロール部16は着脱センサー21
aの信号を検出する。また同時に着脱センサー21bの
信号をモニターしマガジン2bが交換されていないこと
を確認すると、交換されたマガジン2aに収納されたト
レー、媒体についてのみ前述したイニシャライズ動作を
行う。そしてマガジン2aに収納される媒体に関する情
報(媒体の有無、種別など)及び媒体とドライブの組み
合わせに対する制御パラメータに関する情報のみを更新
する。このとき交換されていないマガジン2bについて
は以前の情報をそのまま保持する。
【0025】このように、交換されたマガジンのみにつ
いて、イニシャライズを行い、データの更新を行うこと
でイニシャライズにかかる時間を著しく短縮することが
でき、しかも媒体を処理する際の起動時間も著しく短縮
することができる。そして、オートチェンジャーの稼働
効率、さらにはオートチェンジャーが接続されているシ
ステム全体の稼働効率を高めることが可能となる。なお
本実施例においてはマガジンの交換を検出するために着
脱センサーを用いたが、必ずしもこの構成に限るもので
はなく例えば着脱センサーを用いなくてもホストから交
換したマガジンを指定し、そのマガジンのみについてイ
ニシャライズするように指令を与えてもよい。さらにイ
ニシャライズ時間の短縮にはならないが、全てのマガジ
ン、媒体について再度イニシャライズしても媒体処理時
の起動時間は短縮できるのでその方法を用いてもよい。
この方法は特に収納しうるマガジン数が少ないときに特
別な着脱センサーを付加せずにすみ、また全体のイニシ
ャライズ時間もそう長くないので特に有効である。また
本実施例ではマガジン単位で媒体を交換する構成として
いるが、媒体を載置したトレーあるいはカートリッジ単
位で媒体を収納、管理するオートチェンジャーの場合に
も各トレー、カートリッジの交換に応じて制御パラメー
タの更新を行うことでディスク処理時の起動時間短縮、
そしてイニシャライズ時間の短縮を実現できることはい
うまでもない。
【0026】また本実施例では設けられていないがオー
トチェンジャーに対して媒体を挿脱可能なメールスロッ
トを具備している装置も多く、この場合、どの媒体が交
換されたかはコントロール部が把握可能なので容易に交
換された媒体、カートリッジあるいは媒体を含むマガジ
ンについてイニシャライズ動作を行って、関連する制御
パラメータのみを更新することが可能である。またドラ
イブが複数台あっても同様に処理を行うことが可能で、
起動時間を短縮することができる。
【0027】次に図6に本発明の第3の実施例における
オートチェンジャーの概略図を示す。図1に示した本発
明の第1の実施例とはドライブ3を2台搭載し(3a、
3b)、扉22を開いて容易にドライブを交換可能に構
成している点が異なる。またドライブ3a、3bの交換
を検知するドライブ着脱センサー23a、23bが設け
てありコントロール部16にドライブ3a、3bが交換
有無についての信号を出力する。そしてドライブ3に対
してトレー移送部1からトレー8を保持して位置決めす
るローディングメカ24a、24bを設けている。
【0028】次に、本実施例におけるオートチェンジャ
ーの動作について説明する。媒体の交換動作については
第1、第2の実施例とは異なるローディングメカ24の
部分についてのみ説明する。
【0029】まずトレー8を収納したトレー移送部1は
矢印a方向に移動しローディングメカ24にトレーを挿
入する。ローディングメカ24はトレー8の位置決め穴
11をドライブ3の位置決めピン15に係合させ、トレ
ー8のドライブ3に対する位置決めを行う。この段階で
コントロール部16はドライブ3に指令信号を出力し、
ドライブ3のターンテーブル13とピックアップ14が
開口10(図2)に進入すると同時にトレー8に載置さ
れた媒体をターンテーブル13上にセンタリングを行
い、ローディングメカ24に構成したクランプ部(図示
せず)でターンテーブル13に固定する。この後、ター
ンテーブル13が回転し、ピックアップ14により信号
の読み出しが行われる。なお、この状態ではトレー8は
ドライブ3に位置決めされかつ媒体とは接触しない高さ
関係にローディングメカ24内で保持されている。
【0030】再生の終了したトレー8の返却動作は次の
ように行われる。同様にコントロール部16の指令信号
に基づきターンテーブル13を停止させると、媒体のタ
ーンテーブル13に対するクランプを解除し、トレー移
送部1はローディングメカ24からトレー及び媒体を引
き出す。そして媒体をトレー8に載置した状態でマガジ
ン2の所定位置に移送し、切り欠き12を使用してマガ
ジン2に返却する。
【0031】このオートチェンジャーで行われる電源投
入時や外部からの指令を受けた場合におけるイニシャラ
イズの動作は本発明の第1の実施例で説明した通りであ
る。
【0032】次に、ドライブ3aのみを交換した場合に
ついての動作を説明する。ドライブ3aが交換された場
合、コントロール部16はドライブ着脱センサー23a
の信号を検出する。また同時に着脱センサー23bの信
号をモニターしドライブ3bが交換されていないことを
確認すると、交換されたドライブ3aに対して内部に収
納している全ての媒体との組み合わせについて前述した
イニシャライズ動作を行う。そしてドライブ3aとそれ
ぞれの媒体との組み合わせに対する制御パラメータに関
する情報のみを更新する。このとき交換されていないド
ライブ3bについては以前の情報をそのまま保持する。
【0033】このように、交換されたドライブのみにつ
いて、イニシャライズを行い、データの更新を行うこと
でイニシャライズにかかる時間を著しく短縮することが
でき、しかも媒体を処理する際の起動時間も著しく短縮
することができる。そして、オートチェンジャーの稼働
効率、さらにはオートチェンジャーが接続されているシ
ステム全体の稼働効率を高めることが可能となる。なお
本実施例においてはドライブの交換を検出するために着
脱センサーを用いたが、必ずしもこの構成に限るもので
はなく例えば着脱センサーを用いなくてもホストから交
換したドライブを指定してもよいのは第2の実施例と同
様である。さらにイニシャライズ時間の短縮にはならな
いが、全てのドライブについて再度イニシャライズして
も媒体処理時の起動時間は短縮できるのでその方法を用
いてもよい。この方法は特にドライブの設置台数が少な
いときに特別な着脱センサーを付加せずにすみ、また全
体のイニシャライズ時間もそう長くないので特に有効で
ある。
【0034】次に本発明の第4の実施例について図7を
用いて説明する。第4の実施例における構成及び媒体交
換に関する動作については第1の実施例と同じであるの
で説明は省略するがコントロール部16には制御パラメ
ータと共にこれを更新した時刻も併せて記憶しておく。
図7は、所定の媒体を所定のドライブで処理するよう外
部(ホストなど)からコントロール部16に指示した場
合の動作フローについて示している。
【0035】まず、図7に示すように、コントロール部
16は外部から所定の媒体を所定のドライブで処理する
よう指示されると、それらの管理識別情報から対応する
制御パラメータと最終更新時刻tuを検索する。その結
果制御パラメータが存在すればそれが最終更新時刻tu
と現在時刻tから、経過時間t−tuが一定時間(最長
更新間隔:Δt)以上経過していないことを確認した上
で該当ドライブの自動調整部に転送すると同時に自動調
整を中止し、転送した制御パラメータを用いて駆動制御
するよう指令する。もし、対応する制御パラメータが存
在しない場合、あるいは存在していても前回に制御パラ
メータを更新あるいは記憶した時刻からΔt以上経過し
ている場合は、該当媒体をトレー移送部1で該当ドライ
ブに移送して装着し、自動調整を行うよう指令する。そ
して結果として得られた制御パラメータを転送し、デー
タを更新する。以降の動作フローは第1の実施例の場合
と同様である。このように、一定時間以上経過した制御
パラメータのデータを使用しないことで、経時変化や環
境の変動などに対応することが可能となる。すなわち、
自動調整せずに以前の古いデータを用いて駆動制御した
場合に発生するエラーの防止が可能となり、信頼性が高
く、最終的に最も速く媒体の処理を実行できるオートチ
ェンジャーを提供しうるものである。
【0036】また図7には記載していないが、コントロ
ール部16がバッファメモリを有し、前回データ更新
後、一定時間が経過し制御パラメータ値を更新した場
合、更新する前の値と更新後の値を比較してその差が一
定値以上ある場合は、媒体あるいはドライブが劣化した
可能性があるため、その旨をオートチェンジャーの表示
部に表示したり、ホストにメッセージを転送し注意を促
してもよい。さらに本実施例においては、外部ホストか
ら媒体処理の指令を受けてから初めて制御パラメータの
最終更新時刻からの経過時間を計算しそれに応じて上述
したような処理を行ったが、必ずしもこの構成に限るも
のではなく、コントロール部16が例えば一定時間間隔
Δtc毎に記憶されている制御パラメータの最終更新時刻
をチェックし、現時刻までに所定の時間(Δt)以上経
過しているデータがあればその組み合わせについて再度
自動調整を行って制御パラメータのデータを更新してお
くという構成も可能である。
【0037】次に本発明の第5の実施例について説明す
る。本実施例は第1の実施例と構成及び媒体交換の動作
は同じであるがイニシャライズ動作の内容が異なる。す
なわち、第1の実施例では電源投入時あるいは外部から
の指令によってイニシャライズ動作を行い、その中でオ
ートチェンジャー内に収納されている媒体全てとドライ
ブの組み合わせの数だけ自動調整を行い予めコントロー
ル部16に制御パラメータを記憶しておくが、本実施例
においてはイニシャライズ動作中にはまったく制御パラ
メータの自動調整は行わない。従って、外部のホストな
どから特定の媒体を所定のドライブで処理するように指
令されたとき、以前に処理したことがなく初めての組み
合わせであれば図4に示した制御パラメータが存在しな
い場合になり、自動調整を行ってこの段階でコントロー
ル部16は制御パラメータを記憶する。このようにして
次々と処理を進めていくに従って徐々にコントロール部
16は媒体とドライブの種々の組み合わせにおける制御
パラメータを学習していくことになる。また本実施例に
おいては第2の実施例や第3の実施例で述べたマガジン
や媒体(カートリッジ含む)あるいはトレーを交換した
場合、またはドライブを交換した場合に対しては、交換
されたマガジン等やドライブに関連した制御パラメータ
についてコントロール部が従来記憶していたデータをク
リアする。そして新たに収納された媒体やドライブを用
いた組み合わせで処理をする時に初めて上述したように
自動調整を行う。そして第4の実施例で述べたような制
御パラメータを学習してから一定時間経過したような場
合についても該当するデータをクリアするだけである。
このように構成することで初期のイニシャライズ時また
は媒体やドライブ交換時、そして一定時間経過毎に必要
な全ての組み合わせに対して媒体をドライブに装着し自
動調整、制御パラメータ取得という時間のかかる処理を
行う必要がなく、ユーザーはすぐにオートチェンジャー
を使い始めることができしかも徐々に起動時間が短縮さ
れて装置の稼働効率が上がっていくようなオートチェン
ジャーを構成することが可能となる。
【0038】次に本発明の第6の実施例について説明す
る。第6の実施例においては第3の実施例とその構成要
素及び媒体交換の動作は全く同じであるが、イニシャラ
イズ時の動作と記憶する制御パラメータ、及び媒体処理
時の制御パラメータの生成方法が異なる。すなわち、第
3の実施例においては第1の実施例で詳述したのと同じ
方法で収納されている全ての媒体と全てのドライブの組
み合わせについてまずイニシャライズ動作中に自動調整
を行い得られた制御パラメータを記憶していた。ところ
が搭載するドライブの台数あるいは収納する媒体の枚数
が増えれば増えるほど記憶すべき制御パラメータの数が
多くなっていき記憶のためのメモリーを多く消費してし
まいコストアップや大型化につながる可能性もあった。
本実施例では搭載するドライブの数や収納する媒体の枚
数が増えてもできるだけ少ないメモリーで同様の効果を
得るための方式について述べる。本実施例では、オート
チェンジャーにドライブがN台搭載されており、媒体が
M枚収納されている場合について説明する。
【0039】上述した第1〜第5の実施例では、イニシ
ャライズの方法にそれぞれ差異はあるものの基本的に全
てのドライブと全ての媒体との組み合わせに関する制御
パラメータを自動調整により得て、これを記憶する必要
があった。この時記憶する管理情報はN×M組あり、そ
のうちの制御パラメータ値を(ドライブNo.、媒体No.)
で表すと、
【0040】
【数1】
【0041】となる。
【0042】これに対し本実施例による方法を以下に述
べる。 (1) N台のドライブのうち基準となるドライブ(便宜上
ドライブKとする)を選択し、そのドライブKに対して
全ての媒体(1〜M)を順次移送して自動調整を行い、
制御パラメータを記憶する。このとき当然ながら同時に
媒体情報(媒体番号、媒体有無、媒体種別等)も記憶す
る。従ってこの段階でM組の管理情報が記憶され、それ
ぞれの制御パラメータ値は、
【0043】
【数2】
【0044】となる。
【0045】(2) 次に1枚の基準となる媒体を選択し
(媒体L)、同一の媒体Lをドライブ1〜M(Kを除
く)に対して順次移送して自動調整を行い、
【0046】
【数3】
【0047】の制御パラメータを得、これを記憶する。
記憶するのは以上(数2)、(数3)の値のみでよく、
(M+N−1)個のデータとなる。これは第1〜第5の
実施例で示した方法に対し(N−1)×(M−1)個だ
けメモリーが少なくて済む。
【0048】(3) 次に、ドライブiで媒体jを処理する場
合は、以下のようにして制御パラメータ(i,j)を得る。
すなわち、
【0049】
【数4】
【0050】で求める。この(i,j)の制御パラメータを
実施例1〜5に示したように該当ドライブの自動調整部
に転送して駆動することで、起動時間を大幅に短縮でき
る。
【0051】以上述べたように本実施例の方式によれ
ば、少ないメモリー量で同等の効果が得られ、またイニ
シャライズ動作時に実際に載置して自動調整する媒体の
数が減ることから短時間でイニシャライズを終了できる
という効果も有する。
【0052】また本実施例においては(数4)で示した
ように差分によって制御パラメータを生成したが、これ
を、
【0053】
【数5】
【0054】によって得るようにしてもよく、ドライブ
の特性、媒体のばらつき方などによって使い分けること
でより高精度な制御パラメータの生成が可能となる。ま
た(数4)、(数5)のような線形計算ではなくドライ
ブや媒体のばらつき、特性によってそれらの特長を盛り
込んだ非線形の生成式を用いることも可能でありそれに
よってさらに制御パラメータの生成精度が向上する。
【0055】また、(数2)、(数3)の形で制御パラ
メータを記憶し、媒体を処理する際の制御パラメータを
(数4)あるいは(数5)により生成したが、例えば記
憶時に予め差分情報として(数3)の代わりに
【0056】
【数6】
【0057】の形で記憶し、制御パラメータを生成する
ときに
【0058】
【数7】
【0059】としてもよいのは(数4)、(数7)を比
較すれば明白である。これ以外にも種々の記憶、生成の
バリエーションが考えられるが、基準となる媒体と各ド
ライブの組み合わせに対する制御パラメータ群と基準と
なるドライブと各媒体の組み合わせに対する制御パラメ
ータ群から処理する媒体と処理するドライブの組み合わ
せに対する制御パラメータを生成するという考え方であ
れば、起動時間を短縮しつつ使用するメモリーの量を少
なくすることができ、短時間でイニシャライズを終了で
きるという効果を持つのは明らかである。
【0060】なお、第1〜第4、第6の実施例において
は、イニシャライズ動作において各ドライブと各媒体の
組み合わせに対する自動調整を行うモードであるのに対
し、第5の実施例では使用するに従って順次自動調整を
していって学習していくというモードであるという違い
があるが、必ずしもどちらか一方のみのモードである必
要はなく、両方のモードを搭載して選択可能に構成して
もよい。このように構成することで、搭載ドライブ台数
や収納媒体枚数に応じて、またユーザーの用途、好みに
応じて切り替えることで種々の使用環境において最適の
動作を実現でき稼働効率を向上させることができる。
【0061】また、第1〜第6の実施例においてコント
ロール部に制御パラメータ等のデータを記憶したが、こ
の記憶部分を不揮発性メモリで構成することで、電源の
切断時などにもこれまでの記憶内容が消去されずにその
まま継続して使用することが可能となる。従って時間の
かかるイニシャライズ動作も不要でシステム回復の時間
が短くて済み稼働効率が向上するという効果を有する。
【0062】さらに全ての実施例においてトレー/マガ
ジン方式のオートチェンジャーを用いて説明したが必ず
しもこの構成に限るものではなくマガジン方式を取らな
いトレー方式のオートチェンジャーやカートリッジ方式
のオートチェンジャーなどにも適用可能であって全く同
様の効果を有することは言うまでもない。
【0063】また全ての実施例において再生専用の媒体
あるいは記録再生可能な媒体を処理可能な記録再生装置
を用いたが、必ずしもこの構成に限るものではなく、再
生専用の媒体しか処理できない記録再生装置、あるいは
記録再生可能な媒体しか処理できない記録再生装置を用
いても、上記双方の媒体を混在して処理可能であるとい
う効果は失われるものの起動時間を著しく短縮し装置を
含むシステム全体の稼働効率を向上させるという効果を
有することは明らかである。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、再生専用
の媒体及び記録再生可能な媒体の両方を処理/収納/交
換可能であって、ディスク媒体を処理する際の起動時間
が著しく短縮され装置、あるいは装置が接続されてい
るシステム全体の稼働効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオートチェンジ
ャーの構成図
【図2】第1の実施例におけるトレーの平面図
【図3】第1の実施例におけるドライブの詳細図
【図4】第1の実施例におけるイニシャライズ動作のフ
ロー説明図
【図5】本発明の第2の実施例におけるオートチェンジ
ャーの構成図
【図6】本発明の第3の実施例におけるオートチェンジ
ャーの構成図
【図7】本発明の第4の実施例におけるイニシャライズ
動作のフロー説明図
【図8】本発明の従来例におけるオートチェンジャーの
構成図
【図9】従来例におけるトレーの平面図
【図10】従来例におけるドライブの詳細図
【符号の説明】
1 トレー移送部 2 マガジン 3 ドライブ 4 ガイドシャフト 5 ベルト 6 プーリ 7 駆動モータ 8 トレー 16 コントロール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−289520(JP,A) 特開 平2−98880(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 - 27/34,7/00,7/22

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な記録再生装置と、前記媒体を収
    納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
    記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
    記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
    制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶すると共に、前記媒体を前記記録再生装
    置で処理する際に、前記媒体及び前記記録再生装置の当
    該管理識別情報から対応する制御パラメータを検索し、
    前記制御パラメータが記憶されていない場合は前記自動
    調整部に自動調整を行うよう指令し、自動調整されて保
    持された制御パラメータを前記媒体及び前記記録再生装
    置の管理識別情報と共に記憶し、前記管理制御部の記憶
    内容が最後に更新された時から予め設定した時間を経過
    した場合、前記記憶内容を消去することを特徴とする媒
    体自動交換装置。
  2. 【請求項2】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な記録再生装置と、前記媒体を収
    納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
    記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
    記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
    制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶すると共に、電源投入時および外部から
    の初期化指令により、前記収納部内に収納されている前
    記媒体を、媒体移送部を用いて前記記録再生装置に順次
    載置して自動調整を行い、得られたそれぞれの制御パラ
    メータを前記媒体及び前記記録再生装置の前記管理識別
    情報と共に記憶することを特徴とする媒体自動交換装
    置。
  3. 【請求項3】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な記録再生装置と、前記媒体を収
    納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
    記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
    記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
    制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶し、前記記録再生装置に前記媒体を載置
    して処理する際にエラーが発生した場合は再度自動調整
    を行い、得られた制御パラメータで当該媒体を処理する
    と共に、前記管理制御部の前記記録再生装置と前記媒体
    の組み合わせに対する制御パラメータの記憶内容を更新
    することを特徴とする媒体自動交換装置。
  4. 【請求項4】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な記録再生装置と、前記媒体を収
    納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
    記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
    記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
    制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶すると共に、前記管理制御部の記憶内容
    が最後に更新された時から予め設定した時間を経過した
    場合、前記記憶内容に対応する前記記録再生装置及び前
    記媒体の組み合わせに対して自動調整を行い、新たに得
    られた制御パラメータで当該記憶内容を更新することを
    特徴とする媒体自動交換装置。
  5. 【請求項5】 管理制御部は更新前の記憶内容と更新後
    の記憶内容を比較する記憶内容比較部を有し制御パラメ
    ータの更新前後の差が所定の値より大きい場合は、所定
    のメッセージを表示あるいは外部に所定の信号を出力す
    ることを特徴とする請求項に記載の媒体自動交換装
    置。
  6. 【請求項6】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な複数の記録再生装置と、前記媒
    体を収納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装
    置へ前記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装
    置と前記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行
    う管理制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶すると共に、前記媒体移送部を制御して
    収納されている媒体の中のいずれかひとつの基準となる
    媒体をそれぞれの前記記録再生装置に順に載置し、それ
    ぞれの自動調整部によって自動調整を行った結果保持さ
    れた制御パラメータを記憶し、次に複数の前記記録再生
    装置のいずれかひとつの基準となる記録再生装置におい
    て収納されている全ての媒体に関して自動調整を行って
    得られた制御パラメータを記憶する機能を有し、前記収
    納されている媒体のうち任意の媒体を前記記録再生装置
    で処理する際に、前記処理する媒体と前記基準となる記
    録再生装置に対応する制御パラメータと前記基準となる
    媒体と前記処理する記録再生装置に対応する制御パラメ
    ータと前記基準となる媒体と前記基準となる記録再生装
    置に対応する制御パラメータから、前記処理する媒体と
    前記処理する記録再生装置に対応する制御パラメータを
    生成し自動制御部に転送すると共に前記記録再生装置に
    前記自動調整部による自動調整を行わず転送された制御
    パラメータを用いて前記媒体を処理するよう指令する
    とを特徴とする媒体自動交換装置。
  7. 【請求項7】 再生専用の媒体あるいは記録再生可能な
    媒体を載置し処理可能な記録再生装置と、前記媒体を収
    納する収納部と、前記収納部から前記記録再生装置へ前
    記媒体を移送する媒体移送部と、前記記録再生装置と前
    記媒体移送部、及び前記媒体の管理及び制御を行う管理
    制御部とを備え、 前記記録再生装置は前記媒体を載置した時、前記媒体
    の信号を再生あるいは記録するために必要な制御パラメ
    ータを自動調整し、調整した前記制御パラメータを保持
    する自動調節部を有し、 前記管理制御部は前記自動調節部によって自動調整さ
    れて保持された前記制御パラメータ、当該制御パラメー
    タに対応する前記媒体および前記記録再生装置の管理識
    別情報とを記憶すると共に、予め全ての前記媒体と前記
    記録再生装置の組み合わせについて自動調整を行い、得
    られたそれぞれの制御パラメータを前記媒体及び前記記
    録再生装置の前記管理識別情報と共に記憶するモード
    と、前記媒体を前記記録再生装置で処理する際に、前記
    媒体及び前記記録再生装置の当該管理識別情報から対応
    する制御パラメータを検索し、前記制御パラメータが記
    憶されていない場合のみ前記記録再生装置に前記自動調
    整部による自動調整を行うよう指令し、自動調整されて
    保持された当該制御パラメータを前記媒体及び前記記録
    再生装置の管理識別情報と共に記憶するモードの両方を
    備え切り替え可能であることを特徴とする媒体自動交換
    装置。
  8. 【請求項8】管理制御部は媒体を記録再生装置で処理す
    る際に、前記媒体及び前記記録再生装置の管理識別情報
    から対応する制御パラメータを検索し、前記制御パラメ
    ータが記憶されている場合は自動調整部に前記制御パラ
    メータを転送すると共に前記記録再生装置に前記自動調
    整部による自動調整を行わず転送された制御パラメータ
    を用いて前記媒体を処理するよう指令することを特徴と
    する請求項1〜4、または7のいずれかに記載の媒体自
    動交換装置。
  9. 【請求項9】管理制御部は媒体を記録再生装置で処理す
    る際に、前記媒体及び前記記録再生装置の管理識別情報
    から対応する制御パラメータを検索し、前記制御パラメ
    ータが記憶されていない場合は前記自動調整部に自動調
    整を行うよう指令し、自動調整されて保持された制御パ
    ラメータを前記媒体及び前記記録再生装置の管理識別情
    報と共に記憶することを特徴とする請求項2〜4、7ま
    たは8のいずれかに記載の媒体自動交換装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないしのいずれかに記載の媒
    体自動交換装置に搭載可能であって、再生専用の媒体あ
    るいは記録再生可能な媒体を載置し処理可能で、前記媒
    体を載置した時前記媒体の信号を再生あるいは記録する
    ために必要な制御パラメータを自動調整し調整した前記
    制御パラメータを保持する自動調整部を有し、前記自動
    調整部に保持された前記制御パラメータは外部から読み
    出し、書き込み、消去可能であると共に外部からの指令
    によって自動調整の実効可否を選択可能であることを特
    徴とする記録再生装置。
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