JPH10269672A - 光ディスク記録・再生装置 - Google Patents
光ディスク記録・再生装置Info
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- JPH10269672A JPH10269672A JP9164197A JP9164197A JPH10269672A JP H10269672 A JPH10269672 A JP H10269672A JP 9164197 A JP9164197 A JP 9164197A JP 9164197 A JP9164197 A JP 9164197A JP H10269672 A JPH10269672 A JP H10269672A
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- disk
- recording
- optical
- optical disk
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 光ディスクの交換に要する時間を短縮する。
【解決手段】 光ディスクD1〜D4を収容できるカー
トリッジケース9を収納するカートリッジ収納部3と、
収納した複数の光ディスクを保持しつつこれを順に記録
再生位置に位置決めするディスク保持交換手段6と、位
置決めした光ディスクを記録・再生する記録再生手段7
と、カートリッジ収納部とディスク保持交換手段との間
で光ディスクの受け渡しを行なうディスク出し入れ手段
4と、ディスク保持交換手段に保持させておいた光ディ
スクに対する情報の記録・再生が完了した時に複数の光
ディスクをカートリッジに戻すように制御するシステム
制御部27とを備え、1枚の光ディスクの記録再生が完
了する毎にこれを1枚ずつ落とし込めて、新たな光ディ
スクを記録再生位置にセットする。
トリッジケース9を収納するカートリッジ収納部3と、
収納した複数の光ディスクを保持しつつこれを順に記録
再生位置に位置決めするディスク保持交換手段6と、位
置決めした光ディスクを記録・再生する記録再生手段7
と、カートリッジ収納部とディスク保持交換手段との間
で光ディスクの受け渡しを行なうディスク出し入れ手段
4と、ディスク保持交換手段に保持させておいた光ディ
スクに対する情報の記録・再生が完了した時に複数の光
ディスクをカートリッジに戻すように制御するシステム
制御部27とを備え、1枚の光ディスクの記録再生が完
了する毎にこれを1枚ずつ落とし込めて、新たな光ディ
スクを記録再生位置にセットする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの記録
・再生装置に関し、特に、複数の光ディスクを1つのカ
ートリッジケースに収納して装置に装填し、複数の光デ
ィスクを交換しながら記録・再生する装置に関する。
・再生装置に関し、特に、複数の光ディスクを1つのカ
ートリッジケースに収納して装置に装填し、複数の光デ
ィスクを交換しながら記録・再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクは磁気テープに比べ
て記録容量が小さい。例えば、最近開発されたDVDの
再生専用ディスクは容量が4.7GB(ギガバイト)、
DVDの追記型ディスクの容量は3.9GB、DVD書
換可能ディスクは2.6GBである。また、CD−RO
MディスクやCDオーディオディスクの容量は1GBに
も満たない。これに対し、磁気テープでは、D−VHS
は容量が約44GB、DVCは約22GBであり、光デ
ィスクに比べてはるかに大容量である。
て記録容量が小さい。例えば、最近開発されたDVDの
再生専用ディスクは容量が4.7GB(ギガバイト)、
DVDの追記型ディスクの容量は3.9GB、DVD書
換可能ディスクは2.6GBである。また、CD−RO
MディスクやCDオーディオディスクの容量は1GBに
も満たない。これに対し、磁気テープでは、D−VHS
は容量が約44GB、DVCは約22GBであり、光デ
ィスクに比べてはるかに大容量である。
【0003】一方、光ディスクは磁気テープ筐体と比較
して厚みが薄いので、複数枚重ねてもあまり厚くならな
い。例えば、CDもDVDもその厚みは1.2mmであ
る。よって、複数の光ディスクを実質的に重ねたような
状態で装置にセットし、複数の光ディスクを交換しなが
ら、連続して記録・再生することで容量の少ないことを
補うことが可能である。例えば、複数枚のCDディスク
を再生装置のトレイにセットし、ディスクを1枚ずつ入
れ替えながら連続的に再生するオーディオ機器が普及し
ている。また、多数の光ディスクをオートチェンジャー
にセットし、必要なディスクをチェンジャーから取り出
して再生する装置が存在する。
して厚みが薄いので、複数枚重ねてもあまり厚くならな
い。例えば、CDもDVDもその厚みは1.2mmであ
る。よって、複数の光ディスクを実質的に重ねたような
状態で装置にセットし、複数の光ディスクを交換しなが
ら、連続して記録・再生することで容量の少ないことを
補うことが可能である。例えば、複数枚のCDディスク
を再生装置のトレイにセットし、ディスクを1枚ずつ入
れ替えながら連続的に再生するオーディオ機器が普及し
ている。また、多数の光ディスクをオートチェンジャー
にセットし、必要なディスクをチェンジャーから取り出
して再生する装置が存在する。
【0004】しかしながら、これらの装置では光ディス
クを個々に別々に取り扱うので、ディスクをセットする
際に順番を間違ったり、保管中に順序がバラバラになっ
たり、きずを付ける恐れがある。これらの問題を防ぐた
め、複数枚の光ディスクを1つのカートリッジケースに
収納し、このカートリッジケースを装置に装填し、光デ
ィスクを1枚ずつ交換しながら連続して記録・再生する
装置が提案されている。また、1枚の光ディスクを納め
たディスクカートリッジを複数個マガジンに収納し、こ
のマガジンを装置に装填し、ディスクカートリッジを1
個ずつ交換しながら連続して記録・再生する装置も提案
されている(特開平7−29291号公報、特開平7−
320373号公報等)。
クを個々に別々に取り扱うので、ディスクをセットする
際に順番を間違ったり、保管中に順序がバラバラになっ
たり、きずを付ける恐れがある。これらの問題を防ぐた
め、複数枚の光ディスクを1つのカートリッジケースに
収納し、このカートリッジケースを装置に装填し、光デ
ィスクを1枚ずつ交換しながら連続して記録・再生する
装置が提案されている。また、1枚の光ディスクを納め
たディスクカートリッジを複数個マガジンに収納し、こ
のマガジンを装置に装填し、ディスクカートリッジを1
個ずつ交換しながら連続して記録・再生する装置も提案
されている(特開平7−29291号公報、特開平7−
320373号公報等)。
【0005】これら従来の装置で、カートリッジケース
(以下、これもマガジンと呼ぶ)に4枚の光ディスクを
収納した場合の概略の動作手順を図9に示す。4枚の光
ディスクを収納したマガジンを記録再生装置の挿入口か
ら装置に装填する(S1)。そして、例えば操作ボタ
ン、例えば<記録>ボタンを押すと、1枚目のディスク
がマガジンから取り出されて、ドライブ部に装着され
(S2)、ディスクが回転し、信号がピックアップを経
て光ディスクに記録或いは再生される(S3)。1枚目
のディスクへの記録或いは再生が終わると、ディスクの
回転が停止し、1枚目のディスクはマガジンに戻される
(S4)。
(以下、これもマガジンと呼ぶ)に4枚の光ディスクを
収納した場合の概略の動作手順を図9に示す。4枚の光
ディスクを収納したマガジンを記録再生装置の挿入口か
ら装置に装填する(S1)。そして、例えば操作ボタ
ン、例えば<記録>ボタンを押すと、1枚目のディスク
がマガジンから取り出されて、ドライブ部に装着され
(S2)、ディスクが回転し、信号がピックアップを経
て光ディスクに記録或いは再生される(S3)。1枚目
のディスクへの記録或いは再生が終わると、ディスクの
回転が停止し、1枚目のディスクはマガジンに戻される
(S4)。
【0006】次いで、2枚目のディスクが同様にマガジ
ンから取り出され、信号が記録或いは再生され、マガジ
ンに戻される。更に、3枚目、4枚目のディスクが順次
マガジンから取り出され、信号が記録或いは再生され
て、マガジンに戻されるという手順が繰り返される(S
5のNO)。4枚のディスクへの記録或いは再生が終了
し、4枚目のディスクがマガジンに戻されると(S5の
YES)、マガジンを装置から取り出す(S6)。
ンから取り出され、信号が記録或いは再生され、マガジ
ンに戻される。更に、3枚目、4枚目のディスクが順次
マガジンから取り出され、信号が記録或いは再生され
て、マガジンに戻されるという手順が繰り返される(S
5のNO)。4枚のディスクへの記録或いは再生が終了
し、4枚目のディスクがマガジンに戻されると(S5の
YES)、マガジンを装置から取り出す(S6)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の装置にあっては、1枚の光ディスクへの記録ま
たは再生が終わる度に、ディスクをマガジンに戻し、次
のディスクを取り出して装填しなければならいので、こ
の間に数秒の時間を要してしまう。このため、記録の場
合であれば、ディスク交換に要する時間である数秒間分
の信号を記録しておくために、装置内にかなり大容量の
メモリを準備する必要があり、コスト高を招来してしま
う。
の従来の装置にあっては、1枚の光ディスクへの記録ま
たは再生が終わる度に、ディスクをマガジンに戻し、次
のディスクを取り出して装填しなければならいので、こ
の間に数秒の時間を要してしまう。このため、記録の場
合であれば、ディスク交換に要する時間である数秒間分
の信号を記録しておくために、装置内にかなり大容量の
メモリを準備する必要があり、コスト高を招来してしま
う。
【0008】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものであり、本発明
の目的は、光ディスク交換に要する時間を短縮すること
ができる光ディスク記録・再生装置を提供することにあ
る。
これを有効に解決すべく創案されたものであり、本発明
の目的は、光ディスク交換に要する時間を短縮すること
ができる光ディスク記録・再生装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、複数の光ディスクを収容できるカート
リッジケースを収納するカートリッジ収納部と、このカ
ートリッジ収納部に収納されたカートリッジケース内の
複数の光ディスクを保持しつつこれを順に記録再生位置
に位置決めするディスク保持交換手段と、前記記録再生
位置に位置決めされた光ディスクに対して情報を記録・
再生する記録再生手段と、前記カートリッジ収納部と前
記ディスク保持交換手段との間で前記光ディスクの受け
渡しを行なうためのディスク出し入れ手段と、前記ディ
スク保持交換手段に保持させておいた光ディスクに対す
る情報の記録・再生が完了した時に前記複数の光ディス
クを前記カートリッジに戻すように制御するシステム制
御部とを備えるように構成したものである。
解決するために、複数の光ディスクを収容できるカート
リッジケースを収納するカートリッジ収納部と、このカ
ートリッジ収納部に収納されたカートリッジケース内の
複数の光ディスクを保持しつつこれを順に記録再生位置
に位置決めするディスク保持交換手段と、前記記録再生
位置に位置決めされた光ディスクに対して情報を記録・
再生する記録再生手段と、前記カートリッジ収納部と前
記ディスク保持交換手段との間で前記光ディスクの受け
渡しを行なうためのディスク出し入れ手段と、前記ディ
スク保持交換手段に保持させておいた光ディスクに対す
る情報の記録・再生が完了した時に前記複数の光ディス
クを前記カートリッジに戻すように制御するシステム制
御部とを備えるように構成したものである。
【0010】ディスク出し入れ手段は、カートリッジ収
納部に収容されたカートリッジケースから順次複数枚の
光ディスクを取り出し、これを、ディスク保持交換手段
へ、例えば段積み状態で保持させる。そして、記録再生
手段としてのピックアップが、一番下の光ディスクに対
する記録、或いは再生が完了したならば、この光ディス
クを処理済み位置へ移動させると同時に上方に待機して
いた次の光ディスクを記録再生位置に位置決めする。そ
して、前述と同様にこの位置決めされた光ディスクに対
して情報の記録或いは再生を行なう。以下、同様にして
ディスク保持交換手段に保持されている複数枚の光ディ
スクの全てに対して情報の記録、或いは再生が完了した
ならば、これらのディスクをディスク出し入れ手段は元
のカートリッジケース内に戻すことになる。
納部に収容されたカートリッジケースから順次複数枚の
光ディスクを取り出し、これを、ディスク保持交換手段
へ、例えば段積み状態で保持させる。そして、記録再生
手段としてのピックアップが、一番下の光ディスクに対
する記録、或いは再生が完了したならば、この光ディス
クを処理済み位置へ移動させると同時に上方に待機して
いた次の光ディスクを記録再生位置に位置決めする。そ
して、前述と同様にこの位置決めされた光ディスクに対
して情報の記録或いは再生を行なう。以下、同様にして
ディスク保持交換手段に保持されている複数枚の光ディ
スクの全てに対して情報の記録、或いは再生が完了した
ならば、これらのディスクをディスク出し入れ手段は元
のカートリッジケース内に戻すことになる。
【0011】従って、記録或いは再生済みの光ディスク
の排除と、新たな光ディスクの位置決めを略同時に行な
うことができ、交換作業を迅速且つ、容易に行なうこと
が可能となる。また、カートリッジ収納部には、カート
リッジ検出手段が設けられており、カートリッジケース
の存否を確認するようになっている。更に、ディスク出
し入れし手段は、例えば光ディスクを保持できるアーム
部と、これを旋回或いは上下移動させるアーム駆動部よ
りなり、カートリッジケースとディスク保持交換手段間
における光ディスクの受け渡しを行うようになってい
る。
の排除と、新たな光ディスクの位置決めを略同時に行な
うことができ、交換作業を迅速且つ、容易に行なうこと
が可能となる。また、カートリッジ収納部には、カート
リッジ検出手段が設けられており、カートリッジケース
の存否を確認するようになっている。更に、ディスク出
し入れし手段は、例えば光ディスクを保持できるアーム
部と、これを旋回或いは上下移動させるアーム駆動部よ
りなり、カートリッジケースとディスク保持交換手段間
における光ディスクの受け渡しを行うようになってい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光ディスク
記録・再生装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明に係る光ディスク記録・再生装置を示
す概略構成図、図2はディスク出し入れ手段を示す図、
図3はディスク保持交換手段を示す側面図、図4はディ
スク保持交換手段を示す部分断面斜視図、図5はディス
ク保持交換手段を示す斜視図、図6はディスク保持手段
の開閉状態を示す図、図7は光ディスクとディスク保持
交換手段の出没突起部との位置関係を示す図である。
記録・再生装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。図1は本発明に係る光ディスク記録・再生装置を示
す概略構成図、図2はディスク出し入れ手段を示す図、
図3はディスク保持交換手段を示す側面図、図4はディ
スク保持交換手段を示す部分断面斜視図、図5はディス
ク保持交換手段を示す斜視図、図6はディスク保持手段
の開閉状態を示す図、図7は光ディスクとディスク保持
交換手段の出没突起部との位置関係を示す図である。
【0013】図1に示すように、この光ディスク記録・
再生装置1は全体が筐体2に覆われており、この内部に
カートリッジ収納部3と、ディスク出し入れ手段4と、
ドライブユニット5が配置され、このドライブユニット
5には、ディスク保持交換手段6と記録再生手段として
のピックアップ7が収容される。上記カートリッジ収納
部3には、挿入口8を介してカートリッジケース9を出
し入れできるようになっており、このカートリッジケー
ス9内は、複数例えば4段に仕切られており、それぞれ
の仕切りに1枚ずつの光ディスクDを収容できるように
なっている。そして、このカートリッジ収納部3にはカ
ートリッジ検出手段10が設けられ、ここにおけるカー
トリッジ9の存否を確認できるようになっている。この
カートリッジ検出手段10は、例えば2個のスイッチを
収納部底部にカートリッジケースの長さよりも僅かに短
い長さに相当する距離だけ離間させて設けることにより
構成され、両スイッチがオン状態の時にカートリッジケ
ース9が正しく装填されているものと判断することがで
きる。
再生装置1は全体が筐体2に覆われており、この内部に
カートリッジ収納部3と、ディスク出し入れ手段4と、
ドライブユニット5が配置され、このドライブユニット
5には、ディスク保持交換手段6と記録再生手段として
のピックアップ7が収容される。上記カートリッジ収納
部3には、挿入口8を介してカートリッジケース9を出
し入れできるようになっており、このカートリッジケー
ス9内は、複数例えば4段に仕切られており、それぞれ
の仕切りに1枚ずつの光ディスクDを収容できるように
なっている。そして、このカートリッジ収納部3にはカ
ートリッジ検出手段10が設けられ、ここにおけるカー
トリッジ9の存否を確認できるようになっている。この
カートリッジ検出手段10は、例えば2個のスイッチを
収納部底部にカートリッジケースの長さよりも僅かに短
い長さに相当する距離だけ離間させて設けることにより
構成され、両スイッチがオン状態の時にカートリッジケ
ース9が正しく装填されているものと判断することがで
きる。
【0014】ディスク出し入れ手段4は、図2に示すよ
うに先端部に吸引により光ディスクDを吸引保持する弾
性体よりなる吸引口11を備えたアーム部12を有し、
このケース部12を例えばボールネジよりなるアーム駆
動部13により上下移動及び旋回移動可能としている。
これにより、カートリッジケース9内とディスク保持交
換手段6との間で光ディスクDの受け渡しを可能として
いる。また、アーム部12を多関節構造として、これを
伸縮できるようにしてもよい。尚、光ディスクの受け渡
しが可能ならば、ディスク出し入れ手段4は、この構成
に限定されないのは勿論である。
うに先端部に吸引により光ディスクDを吸引保持する弾
性体よりなる吸引口11を備えたアーム部12を有し、
このケース部12を例えばボールネジよりなるアーム駆
動部13により上下移動及び旋回移動可能としている。
これにより、カートリッジケース9内とディスク保持交
換手段6との間で光ディスクDの受け渡しを可能として
いる。また、アーム部12を多関節構造として、これを
伸縮できるようにしてもよい。尚、光ディスクの受け渡
しが可能ならば、ディスク出し入れ手段4は、この構成
に限定されないのは勿論である。
【0015】上記ディスク保持交換手段6は、図1及び
図3乃至図7に示すように、例えば図示しないスピンド
ルモータを有するディスク駆動機構14により回転され
る回転軸15を有しており、この下部には受け部21が
設けられる。この回転軸15の直径は、光ディスクDの
中心に設けた装着口16よりも僅かに小さく設定され
て、これに複数、例えば少なくとも4枚の光ディスクD
を積層状態で保持できるようになっている。この回転軸
15の上端は、截頭円錐形状に側面にテーパが設けら
れ、光ディスクDの着脱を容易にしている。
図3乃至図7に示すように、例えば図示しないスピンド
ルモータを有するディスク駆動機構14により回転され
る回転軸15を有しており、この下部には受け部21が
設けられる。この回転軸15の直径は、光ディスクDの
中心に設けた装着口16よりも僅かに小さく設定され
て、これに複数、例えば少なくとも4枚の光ディスクD
を積層状態で保持できるようになっている。この回転軸
15の上端は、截頭円錐形状に側面にテーパが設けら
れ、光ディスクDの着脱を容易にしている。
【0016】この回転軸15の途中には、回転軸15を
その中心方向へ窪ませた3つの凹部が設けられ、この凹
部に断面円弧状になされた3つのフラップ17が設けら
れており、各フラップ17は、その一端部を回転軸15
側に軸支し、ここを支点18として外側へ所定の量だけ
開閉可能になされている。これにより、フラップ17の
上面で、光ディスクDの裏面の中心部側を保持する。ま
た、このフラップ17の上面より、光ディスク1枚分の
厚みの距離L1、例えば1.2mmだけ上方に、軸半径
方向へ出没可能になされた非常に薄い3つの出没突起1
9が各フラップ17に一体的に設けられている。図6
(A)はフラップ17が閉じている状態を示し、図6
(B)はフラップ17が開いている状態を示す。図7に
示すように、この出没突起19は、光ディスクDの中央
部の装着口16を取り囲むようにして僅かに厚み方向へ
窪ませて設けた窪部20に向けて、フラップ17が回転
することで出没され、必要に応じて上下に積層される光
ディスク間を区切るようになっている。すなわち、フラ
ップ17が閉じた時には、出没突起19は回転軸15か
ら外へ出るようになり、逆に、フラップ17が開いた時
には、出没突起19は回転軸15の内側に入る。
その中心方向へ窪ませた3つの凹部が設けられ、この凹
部に断面円弧状になされた3つのフラップ17が設けら
れており、各フラップ17は、その一端部を回転軸15
側に軸支し、ここを支点18として外側へ所定の量だけ
開閉可能になされている。これにより、フラップ17の
上面で、光ディスクDの裏面の中心部側を保持する。ま
た、このフラップ17の上面より、光ディスク1枚分の
厚みの距離L1、例えば1.2mmだけ上方に、軸半径
方向へ出没可能になされた非常に薄い3つの出没突起1
9が各フラップ17に一体的に設けられている。図6
(A)はフラップ17が閉じている状態を示し、図6
(B)はフラップ17が開いている状態を示す。図7に
示すように、この出没突起19は、光ディスクDの中央
部の装着口16を取り囲むようにして僅かに厚み方向へ
窪ませて設けた窪部20に向けて、フラップ17が回転
することで出没され、必要に応じて上下に積層される光
ディスク間を区切るようになっている。すなわち、フラ
ップ17が閉じた時には、出没突起19は回転軸15か
ら外へ出るようになり、逆に、フラップ17が開いた時
には、出没突起19は回転軸15の内側に入る。
【0017】従って、光ディスクD1の厚みL1が1.
2mmであるのに対して窪部20の深さL2は、僅か
0.2mm程度なので、上下に積層される光ディスクの
2つの窪部20、20間に出没突起19を挿入するため
に、この厚みは、0.4mm以下、例えば0.3mm程
度に設定する。また、回転軸15の上方には、これに積
層保持された光ディスクを下方へ押圧して回転時の脱落
を防止するためのおさえ22が着脱可能に設けられ、図
示しないバネにより、所定のバネ力で光ディスクを下方
へ付勢するようになっている。
2mmであるのに対して窪部20の深さL2は、僅か
0.2mm程度なので、上下に積層される光ディスクの
2つの窪部20、20間に出没突起19を挿入するため
に、この厚みは、0.4mm以下、例えば0.3mm程
度に設定する。また、回転軸15の上方には、これに積
層保持された光ディスクを下方へ押圧して回転時の脱落
を防止するためのおさえ22が着脱可能に設けられ、図
示しないバネにより、所定のバネ力で光ディスクを下方
へ付勢するようになっている。
【0018】また、ピックアップ7は、ピックアップ駆
動機構23により駆動されるが、このピックアップ7を
必要に応じて光ディスクDの直下より外側へ退避させる
ことができるようになっている。このピックアップ駆動
機構23及び先のディスク駆動機構14は、ドライブユ
ニット制御部24によりその動作が制御される。また、
この装置1には、各種の必要な指令を入力するための図
示しない操作ボタンを有する操作部25及び必要なメッ
セージを操作者に対して知らせる、例えばLCD等より
なる表示手段26が設けられる。そして、この装置全体
の動作はシステム制御部27により制御される。
動機構23により駆動されるが、このピックアップ7を
必要に応じて光ディスクDの直下より外側へ退避させる
ことができるようになっている。このピックアップ駆動
機構23及び先のディスク駆動機構14は、ドライブユ
ニット制御部24によりその動作が制御される。また、
この装置1には、各種の必要な指令を入力するための図
示しない操作ボタンを有する操作部25及び必要なメッ
セージを操作者に対して知らせる、例えばLCD等より
なる表示手段26が設けられる。そして、この装置全体
の動作はシステム制御部27により制御される。
【0019】次に、本発明装置の動作について説明す
る。まず、カートリッジケース9に複数枚(例えば4
枚)の光ディスクD1〜D4を収容して、このカートリ
ッジケース9を装置1の挿入口8から装置内のカートリ
ッジ収納部3に装填する。カートリッジケース9が装置
に正しく装填されると、カートリッジ検出手段10がカ
ートリッジケース9が装填されたことを検出し、システ
ム制御部27へ信号を送る。
る。まず、カートリッジケース9に複数枚(例えば4
枚)の光ディスクD1〜D4を収容して、このカートリ
ッジケース9を装置1の挿入口8から装置内のカートリ
ッジ収納部3に装填する。カートリッジケース9が装置
に正しく装填されると、カートリッジ検出手段10がカ
ートリッジケース9が装填されたことを検出し、システ
ム制御部27へ信号を送る。
【0020】次いで、システム制御部27は、ディスク
出し入れ手段4を制御駆動してその吸引口11で光ディ
スクを吸着保持することによって4枚の光ディスクD1
〜D4の全てを、カートリッジケース9の一番下の仕切
りから順に、1枚ずつ順次ドライブユニット5のディス
ク保持交換手段6に装着する。各ディスクD1〜D4
は、搬送順にディスク保持交換手段6の回転軸15にそ
の装着口16が挿通される。この時、回転軸15に設け
た各フラップ17は、外側に開いており、出没突起19
は、図5に示すように回転軸15内に収まっているの
で、従って、光ディスクD1〜D4は搬送順に下方より
上方に向けて段積み状態で積層される。すなわち、最初
に装着された(1枚目の)ディスクD1が記録・再生の
ための正しい位置に保持され、2番目以降に装着された
(2枚目、3枚目、4枚目の)ディスクD2〜D4は、
順次その上側に積層して保持される。4枚の光ディスク
D1〜D4が全て装着保持されると、システム制御部2
7は表示手段26に例えば”スタンバイ”の表示を行な
い、装置は記録・再生可能な状態となって待機する。
出し入れ手段4を制御駆動してその吸引口11で光ディ
スクを吸着保持することによって4枚の光ディスクD1
〜D4の全てを、カートリッジケース9の一番下の仕切
りから順に、1枚ずつ順次ドライブユニット5のディス
ク保持交換手段6に装着する。各ディスクD1〜D4
は、搬送順にディスク保持交換手段6の回転軸15にそ
の装着口16が挿通される。この時、回転軸15に設け
た各フラップ17は、外側に開いており、出没突起19
は、図5に示すように回転軸15内に収まっているの
で、従って、光ディスクD1〜D4は搬送順に下方より
上方に向けて段積み状態で積層される。すなわち、最初
に装着された(1枚目の)ディスクD1が記録・再生の
ための正しい位置に保持され、2番目以降に装着された
(2枚目、3枚目、4枚目の)ディスクD2〜D4は、
順次その上側に積層して保持される。4枚の光ディスク
D1〜D4が全て装着保持されると、システム制御部2
7は表示手段26に例えば”スタンバイ”の表示を行な
い、装置は記録・再生可能な状態となって待機する。
【0021】ここで、操作部25の図示しない操作ボタ
ン、例えば<記録>ボタンを押すと、システム制御部2
7はドライブユニット制御部24を経てドライブユニッ
ト25を駆動し、最初の(1枚目の)光ディスクD1へ
の記録を始める。すなわち、ドライブユニット制御部2
4がディスク駆動機構14を回転制御駆動して光ディス
クを回転させ、また、ピックアップ駆動機構23を制御
駆動して、ピックアップ7をスタート位置まで移動し、
次いで、フォーカス制御、トラッキング制御しながらピ
ックアップ7を駆動する。そして、ピックアップを経て
ディスクに信号が記録される。1枚目の光ディスクD1
の記録が終了すると、システム制御部27の指示によ
り、ドライブユニット制御部24はディスク駆動機構1
4を停止させてディスクD1の回転を一旦停止し、ま
た、ピックアップ駆動機構22を駆動して、ピックアッ
プ7を一旦ディスクの外へ退避させる。
ン、例えば<記録>ボタンを押すと、システム制御部2
7はドライブユニット制御部24を経てドライブユニッ
ト25を駆動し、最初の(1枚目の)光ディスクD1へ
の記録を始める。すなわち、ドライブユニット制御部2
4がディスク駆動機構14を回転制御駆動して光ディス
クを回転させ、また、ピックアップ駆動機構23を制御
駆動して、ピックアップ7をスタート位置まで移動し、
次いで、フォーカス制御、トラッキング制御しながらピ
ックアップ7を駆動する。そして、ピックアップを経て
ディスクに信号が記録される。1枚目の光ディスクD1
の記録が終了すると、システム制御部27の指示によ
り、ドライブユニット制御部24はディスク駆動機構1
4を停止させてディスクD1の回転を一旦停止し、ま
た、ピックアップ駆動機構22を駆動して、ピックアッ
プ7を一旦ディスクの外へ退避させる。
【0022】次いで、ディスク保持交換手段6が、記録
の終わった1枚目のディスクD1を下方へ移動させると
同時に、2枚目の光ディスクD2を記録・再生のための
正しい位置へ装着保持する。このディスクの移動は、各
フラップ17を閉じることで各フラップ17に一体的に
設けられる各出没突起19を外側へ突出させ、これによ
って、上下に積層される光ディスク間、ここでは光ディ
スクD1、D2間の窪部20(図6参照)に出没突起1
9が挿入し、この出没突起19によりこれより上方に位
置する光ディスクD2〜D4を受ける。これと同時に、
今まで外方へ広がっていた3つのフラップ17は内側に
閉じて、この外側面を回転軸15の外周面と同じレベ
ル、或いはそれよりも内側に位置させる。すると、今ま
でこのフラップ17により支持されていた記録済みの光
ディスクD1が自重により落下し、下方に位置する受け
部21により受けられることになる。
の終わった1枚目のディスクD1を下方へ移動させると
同時に、2枚目の光ディスクD2を記録・再生のための
正しい位置へ装着保持する。このディスクの移動は、各
フラップ17を閉じることで各フラップ17に一体的に
設けられる各出没突起19を外側へ突出させ、これによ
って、上下に積層される光ディスク間、ここでは光ディ
スクD1、D2間の窪部20(図6参照)に出没突起1
9が挿入し、この出没突起19によりこれより上方に位
置する光ディスクD2〜D4を受ける。これと同時に、
今まで外方へ広がっていた3つのフラップ17は内側に
閉じて、この外側面を回転軸15の外周面と同じレベ
ル、或いはそれよりも内側に位置させる。すると、今ま
でこのフラップ17により支持されていた記録済みの光
ディスクD1が自重により落下し、下方に位置する受け
部21により受けられることになる。
【0023】次に、一旦閉じたこのフラップ17を再度
開いて、上記出没突起19を回転軸15の内側へ没する
ことにより、この上方に積層されていた3枚の光ディス
クD2〜D4は、一段ずつ下方に落下し、そして、最下
部の光ディスクD2は、すでに開いているフラップ17
によって受け止められ、このディスクD2が記録再生位
置に位置決めされることになる。次に、システム制御部
27は、引き続き、1枚目の光ディスクD1と同様な手
順で2枚目の光ディスクD2への記録を開始する。こう
して、順次、2枚目、3枚目、4枚目の光ディスクD2
〜D4への記録が行なわれることになる。
開いて、上記出没突起19を回転軸15の内側へ没する
ことにより、この上方に積層されていた3枚の光ディス
クD2〜D4は、一段ずつ下方に落下し、そして、最下
部の光ディスクD2は、すでに開いているフラップ17
によって受け止められ、このディスクD2が記録再生位
置に位置決めされることになる。次に、システム制御部
27は、引き続き、1枚目の光ディスクD1と同様な手
順で2枚目の光ディスクD2への記録を開始する。こう
して、順次、2枚目、3枚目、4枚目の光ディスクD2
〜D4への記録が行なわれることになる。
【0024】このようにして、4枚の光ディスクD1〜
D4の全ての記録が終了すると、システム制御部27
は、ドライブユニット制御部24を経て光ディスクの回
転を停止し、また、ピックアップ7をディスク半径の外
側へ退避させ、ドライブユニット5を停止する。尚、途
中で記録を中止する場合も、システム制御部27は同様
にドライブユニット5を停止する。この中止は、例え
ば、2枚目の記録の途中で<停止>ボタンを押したよう
な場合も含む。次に、システム制御部27は、ディスク
出し入れ手段4を駆動して、記録の終わった4枚の光デ
ィスクD1〜D4を上から順に、すなわち最後に装着さ
れたディスクから順にカートリッジケース9に戻す。こ
の時は、ディスク出し入れ手段4は、光ディスクをカー
トリッジケース9の一番上の仕切りから順に戻すので、
各光ディスクD1〜D4は元の正しい仕切りの位置に戻
される。
D4の全ての記録が終了すると、システム制御部27
は、ドライブユニット制御部24を経て光ディスクの回
転を停止し、また、ピックアップ7をディスク半径の外
側へ退避させ、ドライブユニット5を停止する。尚、途
中で記録を中止する場合も、システム制御部27は同様
にドライブユニット5を停止する。この中止は、例え
ば、2枚目の記録の途中で<停止>ボタンを押したよう
な場合も含む。次に、システム制御部27は、ディスク
出し入れ手段4を駆動して、記録の終わった4枚の光デ
ィスクD1〜D4を上から順に、すなわち最後に装着さ
れたディスクから順にカートリッジケース9に戻す。こ
の時は、ディスク出し入れ手段4は、光ディスクをカー
トリッジケース9の一番上の仕切りから順に戻すので、
各光ディスクD1〜D4は元の正しい仕切りの位置に戻
される。
【0025】4枚の光ディスクD1〜D4が全てカート
リッジケース9内に戻されると、システム制御部27は
表示手段26に、例えば”記録終了、ディスク取り出し
可”の表示を行なうので、カートリッジケース9をカー
トリッジ収納部3から取り出すことができる。操作ボタ
ンの<再生>ボタンを押した時も、上記記録時の動作と
同様に再生動作が行なわれる。このように、本発明の装
置では、光ディスク1枚の記録・再生が終わる毎にディ
スクをカートリッジケース9に戻して、次のディスクを
取り出してドライブユニット5に装着するようにした従
来装置とは異なり、予めカートリッジケース9内の全て
の光ディスクをドライブユニット5に装着しておき、1
枚の光ディスクの記録・再生が終わると、ドライブユニ
ット5のディスク保持交換手段6が、このディスクを移
動すると同時に次の光ディスクをセットするので、ごく
短時間で次の光ディスクの記録・再生がスタートでき
る。
リッジケース9内に戻されると、システム制御部27は
表示手段26に、例えば”記録終了、ディスク取り出し
可”の表示を行なうので、カートリッジケース9をカー
トリッジ収納部3から取り出すことができる。操作ボタ
ンの<再生>ボタンを押した時も、上記記録時の動作と
同様に再生動作が行なわれる。このように、本発明の装
置では、光ディスク1枚の記録・再生が終わる毎にディ
スクをカートリッジケース9に戻して、次のディスクを
取り出してドライブユニット5に装着するようにした従
来装置とは異なり、予めカートリッジケース9内の全て
の光ディスクをドライブユニット5に装着しておき、1
枚の光ディスクの記録・再生が終わると、ドライブユニ
ット5のディスク保持交換手段6が、このディスクを移
動すると同時に次の光ディスクをセットするので、ごく
短時間で次の光ディスクの記録・再生がスタートでき
る。
【0026】次に、以上の動作を図8に示すフローチャ
ートに基づいてまとめて説明する。まず、4枚の光ディ
スクD1〜D4が収容されたカートリッジケース9を、
装置に装填し(S21)、次に、この4枚の光ディスク
を、ディスク出し入れ手段4を用いてドライブユニット
5のディスク保持交換手段6に積層装着する(S2
2)。次に、一番下に位置する光ディスクから情報の記
録或いは再生を順次開始し(S23)、1枚の光ディス
クの記録、或いは再生が完了する毎に(S24のN
O)、完了した光ディスクを下方へ移動させ、また、同
時に、未処理の光ディスクも一段下方へ移動させてこれ
を記録再生位置に位置決めする(S25)。
ートに基づいてまとめて説明する。まず、4枚の光ディ
スクD1〜D4が収容されたカートリッジケース9を、
装置に装填し(S21)、次に、この4枚の光ディスク
を、ディスク出し入れ手段4を用いてドライブユニット
5のディスク保持交換手段6に積層装着する(S2
2)。次に、一番下に位置する光ディスクから情報の記
録或いは再生を順次開始し(S23)、1枚の光ディス
クの記録、或いは再生が完了する毎に(S24のN
O)、完了した光ディスクを下方へ移動させ、また、同
時に、未処理の光ディスクも一段下方へ移動させてこれ
を記録再生位置に位置決めする(S25)。
【0027】そして、同様に、この光ディスクに対して
も情報の記録或いは再生を行ない(S23)、最終的に
4枚の光ディスク全てに対して記録或いは再生を行なっ
たならば(S24のYES)、再度ディスク出し入れ手
段4を用いて、4枚の光ディスクD1〜D4をドライブ
ユニット5からカートリッジケース9内に戻す(S2
6)。そして、このカートリッジケース9を装置から取
り出して操作を完了する(S27)。このような光ディ
スク記録・再生装置は、コンピュータデータの記録・再
生、ビデオ/オーディオの記録再生などに利用可能であ
る。
も情報の記録或いは再生を行ない(S23)、最終的に
4枚の光ディスク全てに対して記録或いは再生を行なっ
たならば(S24のYES)、再度ディスク出し入れ手
段4を用いて、4枚の光ディスクD1〜D4をドライブ
ユニット5からカートリッジケース9内に戻す(S2
6)。そして、このカートリッジケース9を装置から取
り出して操作を完了する(S27)。このような光ディ
スク記録・再生装置は、コンピュータデータの記録・再
生、ビデオ/オーディオの記録再生などに利用可能であ
る。
【0028】また、光ディスクには、再生のみ可能な再
生専用光ディスク、1回だけ記録可能で何回でも再生可
能な追記型光ディスク、何回でも書換及び再生の可能な
書換型光ディスクがあるが、本発明はいずれの光ディス
クの記録・再生装置にも応用可能である。尚、以上の説
明で用いた光ディスク記録・再生装置とは、記録専用の
装置又は再生専用の装置或いはこれら両方の装置を含め
た概念である。また、ここではカートリッジケースに4
枚の光ディスクを収容する場合を例にとって説明した
が、この数値に限定されないのは勿論である。
生専用光ディスク、1回だけ記録可能で何回でも再生可
能な追記型光ディスク、何回でも書換及び再生の可能な
書換型光ディスクがあるが、本発明はいずれの光ディス
クの記録・再生装置にも応用可能である。尚、以上の説
明で用いた光ディスク記録・再生装置とは、記録専用の
装置又は再生専用の装置或いはこれら両方の装置を含め
た概念である。また、ここではカートリッジケースに4
枚の光ディスクを収容する場合を例にとって説明した
が、この数値に限定されないのは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク記録・再生装置によれば、次のように優れた作用効果
を発揮することができる。装置に装填したカートリッジ
ケース内の全ての光ディスクを予めディスク保持交換手
段に装填しておき、1枚の光ディスクの記録・再生が終
わると、この処理済みのディスクを移動すると同時に次
に未処理の光ディスクを記録再生位置にセットするの
で、ごく短時間で次の光ディスクの記録・再生がスター
トできる。従って、光ディスクを交換するに要する時間
が短いので、この間の信号を蓄えておくための補助のメ
モリは小容量で済み、コスト高を抑制することができ
る。また、複数枚の光ディスクを1つのカートリッジケ
ースに収容しているので、使用者は複数枚の光ディスク
を一体として、あたかも1枚のディスクのように取り扱
えるので、ディスクがバラバラになったり、その内の一
部がなくなったりすることがない。
ク記録・再生装置によれば、次のように優れた作用効果
を発揮することができる。装置に装填したカートリッジ
ケース内の全ての光ディスクを予めディスク保持交換手
段に装填しておき、1枚の光ディスクの記録・再生が終
わると、この処理済みのディスクを移動すると同時に次
に未処理の光ディスクを記録再生位置にセットするの
で、ごく短時間で次の光ディスクの記録・再生がスター
トできる。従って、光ディスクを交換するに要する時間
が短いので、この間の信号を蓄えておくための補助のメ
モリは小容量で済み、コスト高を抑制することができ
る。また、複数枚の光ディスクを1つのカートリッジケ
ースに収容しているので、使用者は複数枚の光ディスク
を一体として、あたかも1枚のディスクのように取り扱
えるので、ディスクがバラバラになったり、その内の一
部がなくなったりすることがない。
【図1】本発明に係る光ディスク記録・再生装置を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】ディスク出し入れ手段を示す図である。
【図3】ディスク保持交換手段を示す側面図である。
【図4】ディスク保持交換手段を示す部分断面斜視図で
ある。
ある。
【図5】ディスク保持交換手段を示す斜視図である。
【図6】ディスク保持手段の開閉状態を示す図である。
【図7】光ディスクとディスク保持交換手段の出没突起
部との位置関係を示す図である。
部との位置関係を示す図である。
【図8】本発明装置の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】従来装置の動作を示すフローチャートである。
1…光ディスク記録・再生装置、3…カートリッジ収納
部、4…ディスク出し入れ手段、5…ドライブユニッ
ト、6…ディスク保持交換手段、7…ピックアップ、9
…カートリッジケース、10…カートリッジ検出手段、
12…アーム部、13…アーム駆動部、14…ディスク
駆動機構、27…システム制御部、D1〜D4…光ディ
スク。
部、4…ディスク出し入れ手段、5…ドライブユニッ
ト、6…ディスク保持交換手段、7…ピックアップ、9
…カートリッジケース、10…カートリッジ検出手段、
12…アーム部、13…アーム駆動部、14…ディスク
駆動機構、27…システム制御部、D1〜D4…光ディ
スク。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の光ディスクを収容できるカートリ
ッジケースを収納するカートリッジ収納部と、このカー
トリッジ収納部に収納されたカートリッジケース内の複
数の光ディスクを保持しつつこれを順に記録再生位置に
位置決めするディスク保持交換手段と、前記記録再生位
置に位置決めされた光ディスクに対して情報を記録・再
生する記録再生手段と、前記カートリッジ収納部と前記
ディスク保持交換手段との間で前記光ディスクの受け渡
しを行なうためのディスク出し入れ手段と、前記ディス
ク保持交換手段に保持させておいた光ディスクに対する
情報の記録・再生が完了した時に前記複数の光ディスク
を前記カートリッジに戻すように制御するシステム制御
部とを備えたことを特徴とする光ディスク記録・再生装
置。 - 【請求項2】 前記カートリッジ収納部には、カートリ
ッジケースの存否を検出するためのカートリッジ検出手
段が設けられることを特徴とする請求項1記載の光ディ
スク記録・再生装置。 - 【請求項3】 前記ディスク保持交換手段は、これに保
持される複数の光ディスクを一体的に回転すると共に、
記録再生が完了する毎に光ディスクを順次位置送り載置
可能になされていることを特徴とする請求項1または2
記載の光ディスク記録・再生装置。 - 【請求項4】 前記ディスク出し入れ手段は、前記光デ
ィスクを着脱保持できるアーム部と、このアーム部を移
動可能とするアーム駆動部よりなることを特徴とする請
求項1乃至3記載の光ディスク記録・再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164197A JPH10269672A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 光ディスク記録・再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164197A JPH10269672A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 光ディスク記録・再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269672A true JPH10269672A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14032163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164197A Pending JPH10269672A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 光ディスク記録・再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269672A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058950A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 記録媒体作成管理装置及び記録媒体の収納管理方法 |
JP2014013639A (ja) * | 2012-06-04 | 2014-01-23 | Panasonic Corp | ディスク装置 |
JP2014026713A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-02-06 | Panasonic Corp | ディスク装置 |
EP2833358A4 (en) * | 2012-03-28 | 2016-02-17 | Panasonic Corp | DISK |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP9164197A patent/JPH10269672A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007058950A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Seiko Epson Corp | 記録媒体作成管理装置及び記録媒体の収納管理方法 |
JP4631601B2 (ja) * | 2005-08-23 | 2011-02-16 | セイコーエプソン株式会社 | 記録媒体作成管理装置及び記録媒体の収納管理方法 |
EP2833358A4 (en) * | 2012-03-28 | 2016-02-17 | Panasonic Corp | DISK |
JP2014013639A (ja) * | 2012-06-04 | 2014-01-23 | Panasonic Corp | ディスク装置 |
JP2014026713A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-02-06 | Panasonic Corp | ディスク装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041105 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050329 |