JP2001035069A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JP2001035069A JP2001035069A JP11204142A JP20414299A JP2001035069A JP 2001035069 A JP2001035069 A JP 2001035069A JP 11204142 A JP11204142 A JP 11204142A JP 20414299 A JP20414299 A JP 20414299A JP 2001035069 A JP2001035069 A JP 2001035069A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速でディスク有無を検出するディスク有無
検出器が誤検出すると、誤検出したディスクには記録も
再生もできない。 【解決手段】 高速で記録媒体の有無を検出するディス
ク有無検出部を備えた記録再生装置において、記録媒体
を選択するディスク選択指示部と、ディスク有無検出器
によるディスク有無情報を記憶する第1の記憶部と、記
録媒体を記録再生部に搬送するディスク搬送部を制御す
る制御部と、記録媒体の搬送により検出されるディスク
有無情報を記憶する第2の記憶部を備え、制御部は、第
2の記憶部に選択した記録媒体のディスク有無情報が記
憶されていない場合は、第1の記憶部に記憶されたディ
スク有無情報に関わらず該記録媒体を記録再生部に搬送
するよう制御し、該記録媒体の搬送により検出されるデ
ィスク有無情報を第2の記憶部に記憶するよう制御する
記録再生装置。
検出器が誤検出すると、誤検出したディスクには記録も
再生もできない。 【解決手段】 高速で記録媒体の有無を検出するディス
ク有無検出部を備えた記録再生装置において、記録媒体
を選択するディスク選択指示部と、ディスク有無検出器
によるディスク有無情報を記憶する第1の記憶部と、記
録媒体を記録再生部に搬送するディスク搬送部を制御す
る制御部と、記録媒体の搬送により検出されるディスク
有無情報を記憶する第2の記憶部を備え、制御部は、第
2の記憶部に選択した記録媒体のディスク有無情報が記
憶されていない場合は、第1の記憶部に記憶されたディ
スク有無情報に関わらず該記録媒体を記録再生部に搬送
するよう制御し、該記録媒体の搬送により検出されるデ
ィスク有無情報を第2の記憶部に記憶するよう制御する
記録再生装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音楽信号等
のデータを記録及び再生する記録再生装置に関する。
のデータを記録及び再生する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体がミニディスク(以下、MDと
呼ぶ。)を例にして従来技術を説明する。従来技術とし
て、特開平08−102173号公報にMD記録再生装
置が開示されている。MDに記録された音楽信号を再生
する場合は、光ピックアップで読み出した信号を復調回
路で復調した後、MDフォーマットの圧縮データとして
バッファメモリ(記憶回路)に格納する。次に、バッフ
ァメモリ(記憶回路)から圧縮データを読み出し伸張回
路に入力しデータを伸長する。伸張されたデータはディ
ジタル−アナログ変換器(DAC)に入力され、アナロ
グ信号に変換される。
呼ぶ。)を例にして従来技術を説明する。従来技術とし
て、特開平08−102173号公報にMD記録再生装
置が開示されている。MDに記録された音楽信号を再生
する場合は、光ピックアップで読み出した信号を復調回
路で復調した後、MDフォーマットの圧縮データとして
バッファメモリ(記憶回路)に格納する。次に、バッフ
ァメモリ(記憶回路)から圧縮データを読み出し伸張回
路に入力しデータを伸長する。伸張されたデータはディ
ジタル−アナログ変換器(DAC)に入力され、アナロ
グ信号に変換される。
【0003】MDに音楽信号等の記録データを記録再生
する記録再生装置として、MDを複数枚格納するMD格
納部を備え、このMD格納部のディスクスロット番号を
指定することにより、指定されたMDが記録再生装置内
の記録再生部に搬送され記録再生するMDチェンジャ記
録再生装置がある。
する記録再生装置として、MDを複数枚格納するMD格
納部を備え、このMD格納部のディスクスロット番号を
指定することにより、指定されたMDが記録再生装置内
の記録再生部に搬送され記録再生するMDチェンジャ記
録再生装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなMDチェン
ジャ記録再生装置では、電源をオンしたときに、MDを
格納したMD格納部のディスクスロットの中のどのディ
スクスロット番号にMDが格納され、どのディスクスロ
ット番号に格納されていないかの検出を行う初期化の動
作を必要とする。格納枚数が少ないMD格納部を備える
記録装置ならば、ディスクスロットの全てのMDを順次
記録再生部に搬送し、ターンテーブルに載置して光ピッ
クアップのフォーカス動作を行い、フォーカスエラー信
号の波形をチェックしてMDの有無を検出することは、
時間的な支障となることはなかった。しかし、MDの枚
数が、例えば10枚以上又は100枚程度に格納枚数が
増えると、上述のようにディスクスロット内の全てのM
Dの有無を検出をするには長い時間を要することになる
ため、システムを起動する時間がMDチェンジャ記録再
生装置の起動時の初期化に要する時間に依存して長い時
間を要する。
ジャ記録再生装置では、電源をオンしたときに、MDを
格納したMD格納部のディスクスロットの中のどのディ
スクスロット番号にMDが格納され、どのディスクスロ
ット番号に格納されていないかの検出を行う初期化の動
作を必要とする。格納枚数が少ないMD格納部を備える
記録装置ならば、ディスクスロットの全てのMDを順次
記録再生部に搬送し、ターンテーブルに載置して光ピッ
クアップのフォーカス動作を行い、フォーカスエラー信
号の波形をチェックしてMDの有無を検出することは、
時間的な支障となることはなかった。しかし、MDの枚
数が、例えば10枚以上又は100枚程度に格納枚数が
増えると、上述のようにディスクスロット内の全てのM
Dの有無を検出をするには長い時間を要することになる
ため、システムを起動する時間がMDチェンジャ記録再
生装置の起動時の初期化に要する時間に依存して長い時
間を要する。
【0005】そのため、電源をオンしたときの最初の動
作として、高速でディスクの有無を検出することが可能
なディスク有無検出器を備え、このディスク有無検出器
によってMD格納部のどのディスクスロット番号にMD
があるかを検出する初期化の動作を短時間に行うことが
必要になってきた。ところが、ディスク有無の検出動作
中にディスク有無検出器のディスク検出感度が悪くなっ
たり、又は、何らかの故障が発生したためにMDが格納
されているにもかかわらず特定のディスクスロットだけ
がMD無しと検出されるような誤検出が行われることが
ある。
作として、高速でディスクの有無を検出することが可能
なディスク有無検出器を備え、このディスク有無検出器
によってMD格納部のどのディスクスロット番号にMD
があるかを検出する初期化の動作を短時間に行うことが
必要になってきた。ところが、ディスク有無の検出動作
中にディスク有無検出器のディスク検出感度が悪くなっ
たり、又は、何らかの故障が発生したためにMDが格納
されているにもかかわらず特定のディスクスロットだけ
がMD無しと検出されるような誤検出が行われることが
ある。
【0006】従来装置の場合、電源をオンしたときに行
われるディスク有無の検出結果に基づいて、MD無しと
判定したディスクスロット番号のMDについては記録再
生部に搬送することさえ行われないために、そのMDに
はデータを記録も再生もすることも出来ない状態になっ
ていた。本発明は、叙上の不便さを改善するため、MD
格納部に収納されている記録媒体を確実に記録再生部に
搬送し記録再生できるようにした記録再生装置を得るこ
とが目的である。
われるディスク有無の検出結果に基づいて、MD無しと
判定したディスクスロット番号のMDについては記録再
生部に搬送することさえ行われないために、そのMDに
はデータを記録も再生もすることも出来ない状態になっ
ていた。本発明は、叙上の不便さを改善するため、MD
格納部に収納されている記録媒体を確実に記録再生部に
搬送し記録再生できるようにした記録再生装置を得るこ
とが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の記録媒
体を格納するディスク格納部と該ディスク格納部に格納
された記録媒体の有無を検出するディスク有無検出部と
前記記録媒体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と
前記記録媒体に記録データを記録または再生する記録再
生部を備えた記録再生装置において、前記ディスク格納
部の記録媒体を選択するディスク選択指示部と、前記デ
ィスク有無検出器によって検出されたディスク有無の情
報を記憶する第1の記憶部と、前記ディスク選択指示部
によって指示された前記ディスク格納部の記録媒体を選
択し前記記録再生部に搬送するよう前記ディスク搬送部
を制御する制御部と、記録媒体の搬送または記録再生動
作により検出されるディスク有無情報を記憶する第2の
記憶部を備え、前記制御部は、前記ディスク選択指示部
によって選択された記録媒体のディスク有無検出情報が
前記第2の記憶部に記憶されていない場合は、該記録媒
体の前記第1の記憶部に記憶されたディスク有無検出情
報に関わらず該記録媒体を前記記録再生部に搬送するよ
う前記ディスク搬送部を制御し、該記録媒体の搬送また
は記録再生動作により検出されるディスク有無情報を前
記第2の記憶部に記憶するよう前記第2の記憶部を制御
する記録再生装置である。
体を格納するディスク格納部と該ディスク格納部に格納
された記録媒体の有無を検出するディスク有無検出部と
前記記録媒体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と
前記記録媒体に記録データを記録または再生する記録再
生部を備えた記録再生装置において、前記ディスク格納
部の記録媒体を選択するディスク選択指示部と、前記デ
ィスク有無検出器によって検出されたディスク有無の情
報を記憶する第1の記憶部と、前記ディスク選択指示部
によって指示された前記ディスク格納部の記録媒体を選
択し前記記録再生部に搬送するよう前記ディスク搬送部
を制御する制御部と、記録媒体の搬送または記録再生動
作により検出されるディスク有無情報を記憶する第2の
記憶部を備え、前記制御部は、前記ディスク選択指示部
によって選択された記録媒体のディスク有無検出情報が
前記第2の記憶部に記憶されていない場合は、該記録媒
体の前記第1の記憶部に記憶されたディスク有無検出情
報に関わらず該記録媒体を前記記録再生部に搬送するよ
う前記ディスク搬送部を制御し、該記録媒体の搬送また
は記録再生動作により検出されるディスク有無情報を前
記第2の記憶部に記憶するよう前記第2の記憶部を制御
する記録再生装置である。
【0008】また、本発明は、複数の記録媒体を格納す
るディスク格納部と該ディスク格納部に格納された記録
媒体の有無を検出するディスク有無検出部と前記記録媒
体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と前記記録媒
体に記録データを記録または再生する記録再生部を備え
た記録再生装置において、前記記録媒体はミニディスク
とする記録再生装置である。
るディスク格納部と該ディスク格納部に格納された記録
媒体の有無を検出するディスク有無検出部と前記記録媒
体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と前記記録媒
体に記録データを記録または再生する記録再生部を備え
た記録再生装置において、前記記録媒体はミニディスク
とする記録再生装置である。
【0009】また、本発明は、複数の記録媒体を格納す
るディスク格納部と該ディスク格納部に格納された記録
媒体の有無を検出するディスク有無検出部と前記記録媒
体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と前記記録媒
体に記録データを記録または再生する記録再生部を備え
た記録再生装置において、前記記録媒体はコンパクトデ
ィスクとする再生装置である。
るディスク格納部と該ディスク格納部に格納された記録
媒体の有無を検出するディスク有無検出部と前記記録媒
体を記録再生部に搬送するディスク搬送部と前記記録媒
体に記録データを記録または再生する記録再生部を備え
た記録再生装置において、前記記録媒体はコンパクトデ
ィスクとする再生装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の記録再生装置の一実施例
として、MDチェンジャ記録再生装置について説明す
る。MDチェンジャ記録再生装置は、MDを64mm×
72mm×5mmサイズのカートリッジ内に回転自在に
配設し、該カートリッジ内のMDに音声信号等の記録デ
ータを記録又は再生可能としたMDチェンジャ記録再生
装置である。本実施例では、MDカートリッジを100
枚格納可能なMDチェンジャ記録再生装置を用いて説明
する。
として、MDチェンジャ記録再生装置について説明す
る。MDチェンジャ記録再生装置は、MDを64mm×
72mm×5mmサイズのカートリッジ内に回転自在に
配設し、該カートリッジ内のMDに音声信号等の記録デ
ータを記録又は再生可能としたMDチェンジャ記録再生
装置である。本実施例では、MDカートリッジを100
枚格納可能なMDチェンジャ記録再生装置を用いて説明
する。
【0011】図1は、本発明の一実施例のMDチェンジ
ャ記録再生装置の構成を示す図である。MD1Aは、M
Dチェンジャ記録再生装置内のMD格納部25に格納さ
れたMDカートリッジである。MD1A内に配設された
MDであるMD1は、ターンテーブル2Bに載置されタ
ーンテーブル2B上で回転する。サーボ制御回路3は、
スライドモータ18とスピンドルモータ2Aと光ピック
アップ4を制御する。光ピックアップ4は、MD1に記
録された信号を再生し、再生された信号はヘッドアンプ
5で増幅され、EFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)/ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-So
lomon Code)変調・復調回路7に入力される。EFM/
ACIRC変調・復調回路7は入力された信号から音声
の圧縮データを復調する。
ャ記録再生装置の構成を示す図である。MD1Aは、M
Dチェンジャ記録再生装置内のMD格納部25に格納さ
れたMDカートリッジである。MD1A内に配設された
MDであるMD1は、ターンテーブル2Bに載置されタ
ーンテーブル2B上で回転する。サーボ制御回路3は、
スライドモータ18とスピンドルモータ2Aと光ピック
アップ4を制御する。光ピックアップ4は、MD1に記
録された信号を再生し、再生された信号はヘッドアンプ
5で増幅され、EFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)/ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-So
lomon Code)変調・復調回路7に入力される。EFM/
ACIRC変調・復調回路7は入力された信号から音声
の圧縮データを復調する。
【0012】復調された圧縮データは、耐震用バッファ
メモリである記憶回路9に記録され蓄積される。記憶回
路9から読み出された圧縮データは、ATRAC(Adap
tive Transform Acoustic Coding)変調・復調回路1
0に入力されて音声データに復調される。DAC(デジ
タル−アナログ変換器)12は、復調された音声データ
をデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換された
アナログ信号は再生信号として出力端子13から出力さ
れる。
メモリである記憶回路9に記録され蓄積される。記憶回
路9から読み出された圧縮データは、ATRAC(Adap
tive Transform Acoustic Coding)変調・復調回路1
0に入力されて音声データに復調される。DAC(デジ
タル−アナログ変換器)12は、復調された音声データ
をデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換された
アナログ信号は再生信号として出力端子13から出力さ
れる。
【0013】ADC(アナログ−デジタル変換器)11
は、入力端子14から入力される音楽等のアナログ信号
をデジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号
は、ATRAC変調・復調回路10に入力される。AT
RAC変調・復調回路10は入力されたデジタル信号を
圧縮データに変調し、耐振用メモリコントローラ8によ
って圧縮データを記憶回路9に入力するよう制御され
る。記憶回路9は入力された圧縮データを順次記憶して
いくが、記憶回路9の記憶量が所定の量に達したとき、
耐振用メモリコントローラ8は、記憶回路9に蓄積され
た圧縮データを読み出してEFM/ACIRC変調復調
回路7に入力するよう制御する。
は、入力端子14から入力される音楽等のアナログ信号
をデジタル信号に変換する。変換されたデジタル信号
は、ATRAC変調・復調回路10に入力される。AT
RAC変調・復調回路10は入力されたデジタル信号を
圧縮データに変調し、耐振用メモリコントローラ8によ
って圧縮データを記憶回路9に入力するよう制御され
る。記憶回路9は入力された圧縮データを順次記憶して
いくが、記憶回路9の記憶量が所定の量に達したとき、
耐振用メモリコントローラ8は、記憶回路9に蓄積され
た圧縮データを読み出してEFM/ACIRC変調復調
回路7に入力するよう制御する。
【0014】EFM/ACIRC変調復調回路7は、入
力された圧縮データをACIRC変調及びEFMの変調
を行い、その出力を磁気ヘッド駆動回路17に入力す
る。磁気ヘッド駆動回路17は、記録するEFM信号に
対応したN極及びS極の磁界を発生し、磁気ヘッド16
を介し、MD1に磁界を加える。一方、磁気ヘッド16
に対向する位置に配設された光ピックアップ4からは、
高出力のレーザ光がMD1に照射される。MD1には、
磁気ヘッド16からの磁界と光ピックアップ4からの高
出力のレーザ光による熱の2つの作用により、記録信号
が記録される。
力された圧縮データをACIRC変調及びEFMの変調
を行い、その出力を磁気ヘッド駆動回路17に入力す
る。磁気ヘッド駆動回路17は、記録するEFM信号に
対応したN極及びS極の磁界を発生し、磁気ヘッド16
を介し、MD1に磁界を加える。一方、磁気ヘッド16
に対向する位置に配設された光ピックアップ4からは、
高出力のレーザ光がMD1に照射される。MD1には、
磁気ヘッド16からの磁界と光ピックアップ4からの高
出力のレーザ光による熱の2つの作用により、記録信号
が記録される。
【0015】システムコントローラ15は光ピックアッ
プ4を移動するためのスライド指令の信号をサーボ制御
回路3に入力し、サーボ制御回路3はスライド指令の信
号に基づいてスライドモータ18にスライドモータ駆動
電圧を印加する。スライドモータ18は回転して光ピッ
クアップ4がMDの半径方向に移動する。
プ4を移動するためのスライド指令の信号をサーボ制御
回路3に入力し、サーボ制御回路3はスライド指令の信
号に基づいてスライドモータ18にスライドモータ駆動
電圧を印加する。スライドモータ18は回転して光ピッ
クアップ4がMDの半径方向に移動する。
【0016】また、システムコントローラ15は、サー
ボ制御回路3とEFM/ACIRC変調復調回路7と耐
振用メモリコントローラ8の各部とバスラインを介して
接続され制御データの送信及び受信を行う。サーボ制御
回路3は、MD1に記録再生を行うために光ピックアッ
プ4の制御を行う制御信号を送受信し、EFM/ACI
RC変調復調回路7は、MD1に記録再生をする信号の
変調又は復調を行うための制御信号を送受信する。ま
た、耐振用メモリコントローラ8は、記憶回路9の圧縮
データの読み出し書き込みのための制御信号を送受信す
る。
ボ制御回路3とEFM/ACIRC変調復調回路7と耐
振用メモリコントローラ8の各部とバスラインを介して
接続され制御データの送信及び受信を行う。サーボ制御
回路3は、MD1に記録再生を行うために光ピックアッ
プ4の制御を行う制御信号を送受信し、EFM/ACI
RC変調復調回路7は、MD1に記録再生をする信号の
変調又は復調を行うための制御信号を送受信する。ま
た、耐振用メモリコントローラ8は、記憶回路9の圧縮
データの読み出し書き込みのための制御信号を送受信す
る。
【0017】操作部23は、MDチェンジャ記録再生装
置の動作を指示する入力部であり、録音再生の開始また
は停止等の指令信号を送信する操作キー等を備える。操
作部23の操作キーで指示した信号はシステムコントロ
ーラ15に入力される。表示部19は、システムコント
ローラ15から送信される各種データを表示するための
液晶等の表示装置である。
置の動作を指示する入力部であり、録音再生の開始また
は停止等の指令信号を送信する操作キー等を備える。操
作部23の操作キーで指示した信号はシステムコントロ
ーラ15に入力される。表示部19は、システムコント
ローラ15から送信される各種データを表示するための
液晶等の表示装置である。
【0018】本実施例では、100枚のMDカートリッ
ジが格納可能なようにMD格納部25がMDチェンジャ
記録再生装置内に設けられている。ディスク搬送部26
は、MD格納部25から操作部23で指定されたMDカ
ートリッジを選択して、選択されたMDカートリッジを
記録再生部2に搬送し、さらにMDカートリッジ内に配
設されたMDをターンテーブル2Bに載置する動作を行
う。ターンテーブル2Bに載置されたMDは、ヘッド1
6及び光ピックアップ4により記録再生が行われる。以
上の制御動作は、システムコントローラ15がローディ
ング制御回路27を指令してディスク搬送部26を駆動
制御し、さらに、サーボ制御回路27を指令して記録再
生部2を駆動制御することによって達成される。
ジが格納可能なようにMD格納部25がMDチェンジャ
記録再生装置内に設けられている。ディスク搬送部26
は、MD格納部25から操作部23で指定されたMDカ
ートリッジを選択して、選択されたMDカートリッジを
記録再生部2に搬送し、さらにMDカートリッジ内に配
設されたMDをターンテーブル2Bに載置する動作を行
う。ターンテーブル2Bに載置されたMDは、ヘッド1
6及び光ピックアップ4により記録再生が行われる。以
上の制御動作は、システムコントローラ15がローディ
ング制御回路27を指令してディスク搬送部26を駆動
制御し、さらに、サーボ制御回路27を指令して記録再
生部2を駆動制御することによって達成される。
【0019】MD格納部25は、100枚のMDカート
リッジを格納するが、MD格納部25の全てのスロット
にMDカートリッジが格納されているとは限らない。し
たがって、どのディスクスロットにMDカートリッジが
入っているかを検出する必要がある。本実施例では、高
速検出可能なディスク有無検出部28が検出した情報を
システムコントローラ15に取り込みメモリ部24に記
憶し、さらに、ディスク搬送部がMDカートリッジを選
択し搬送する動作の結果に基づいた情報を同じくメモリ
部24に記憶することによって、ディスクスロット内の
MDカートリッジの有無の管理を行うようにした。これ
は、記録再生装置のMDカートリッジの格納枚数が多い
場合において、記録再生装置の電源をオンしたときやM
D格納部25に新たなMDカートリッジを追加したり、
又は、MDカートリッジを排出した後でもディスク選択
がスムーズに行なわれるようにするために必要なディス
ク管理の手段である。
リッジを格納するが、MD格納部25の全てのスロット
にMDカートリッジが格納されているとは限らない。し
たがって、どのディスクスロットにMDカートリッジが
入っているかを検出する必要がある。本実施例では、高
速検出可能なディスク有無検出部28が検出した情報を
システムコントローラ15に取り込みメモリ部24に記
憶し、さらに、ディスク搬送部がMDカートリッジを選
択し搬送する動作の結果に基づいた情報を同じくメモリ
部24に記憶することによって、ディスクスロット内の
MDカートリッジの有無の管理を行うようにした。これ
は、記録再生装置のMDカートリッジの格納枚数が多い
場合において、記録再生装置の電源をオンしたときやM
D格納部25に新たなMDカートリッジを追加したり、
又は、MDカートリッジを排出した後でもディスク選択
がスムーズに行なわれるようにするために必要なディス
ク管理の手段である。
【0020】記録信号は、入力端子14からADC(ア
ナログ−デジタル変換器)11に入力され、ADC11
によってアナログ信号がデジタル信号に変換される。変
換されたデジタル信号は、ATRAC変調・復調回路1
0で圧縮され、この圧縮データがメモリコントローラ8
を介し、EFM/ACIRC変調復調回路7に入力され
る。EFM/ACIRC変調・復調回路7で変調された
信号は、磁気ヘッド駆動回路17に入力され、磁気ヘッ
ド16を介してMD1に記録される。これら、メモリコ
ントローラ8、EFM/ACIRC変調復調回路7、サ
ーボ制御回路3は、マイクロコンピュータ等のシステム
コントローラ15で制御される。
ナログ−デジタル変換器)11に入力され、ADC11
によってアナログ信号がデジタル信号に変換される。変
換されたデジタル信号は、ATRAC変調・復調回路1
0で圧縮され、この圧縮データがメモリコントローラ8
を介し、EFM/ACIRC変調復調回路7に入力され
る。EFM/ACIRC変調・復調回路7で変調された
信号は、磁気ヘッド駆動回路17に入力され、磁気ヘッ
ド16を介してMD1に記録される。これら、メモリコ
ントローラ8、EFM/ACIRC変調復調回路7、サ
ーボ制御回路3は、マイクロコンピュータ等のシステム
コントローラ15で制御される。
【0021】また、DAT(Digital Audio Tape Recor
der)20、CDプレーヤ21からのデジタル音楽信号
は、IF(インターフェースボード)22を介して、A
TRAC変調・復調回路10へ入力される。
der)20、CDプレーヤ21からのデジタル音楽信号
は、IF(インターフェースボード)22を介して、A
TRAC変調・復調回路10へ入力される。
【0022】MDに記録された音楽等の記録データを編
集する操作は、システムコントローラ15と接続された
操作部23によって行なわれる。編集に必要な情報であ
る記録再生時間情報、トラック情報等は、液晶表示装置
等の表示装置19に表示される。
集する操作は、システムコントローラ15と接続された
操作部23によって行なわれる。編集に必要な情報であ
る記録再生時間情報、トラック情報等は、液晶表示装置
等の表示装置19に表示される。
【0023】次に、本実施例のMDチェンジャ記録再生
装置の動作について説明する。図2は、本実施例のMD
チェンジャ記録再生装置において、MDチェンジャ記録
再生装置に電源が投入されたときのディスクの有無を検
出する動作ついて説明するフローチャートである。
装置の動作について説明する。図2は、本実施例のMD
チェンジャ記録再生装置において、MDチェンジャ記録
再生装置に電源が投入されたときのディスクの有無を検
出する動作ついて説明するフローチャートである。
【0024】図2のフローチャートは、MDチェンジャ
記録再生装置に電源が投入されたとき、又は、MD格納
部25にMDカートリッジが追加された後、又はMDカ
ートリッジが排出された後に、MDカートリッジの正し
い格納状態を検出するための動作であり、検出した結果
をメモリ部24に記憶するように制御する動作について
説明したものである。
記録再生装置に電源が投入されたとき、又は、MD格納
部25にMDカートリッジが追加された後、又はMDカ
ートリッジが排出された後に、MDカートリッジの正し
い格納状態を検出するための動作であり、検出した結果
をメモリ部24に記憶するように制御する動作について
説明したものである。
【0025】はじめに、システムコントローラ15の内
部レジスタの数値を検査する最初のディスク番号である
ディスクスロット番号1に設定する。これは、ディスク
スロット番号の1から順番に最後の番号100まで順次
ディスク有無の検出を行うためである。(ステップS
1)
部レジスタの数値を検査する最初のディスク番号である
ディスクスロット番号1に設定する。これは、ディスク
スロット番号の1から順番に最後の番号100まで順次
ディスク有無の検出を行うためである。(ステップS
1)
【0026】ステップ1で設定した内部レジスタの検査
ディスク番号の数値に相当するディスクスロット番号に
MDカートリッジがあるかどうかをディスク有無検出器
28で検出する。ディスク有無検出器28は、ディスク
搬送部26に取り付けられたフォトダイオードとフォト
トランジスタを備えた光センサであり、MDカートリッ
ジによって光が遮断されたかどうかによってMDカート
リッジの有無を検出する信号を出力する。
ディスク番号の数値に相当するディスクスロット番号に
MDカートリッジがあるかどうかをディスク有無検出器
28で検出する。ディスク有無検出器28は、ディスク
搬送部26に取り付けられたフォトダイオードとフォト
トランジスタを備えた光センサであり、MDカートリッ
ジによって光が遮断されたかどうかによってMDカート
リッジの有無を検出する信号を出力する。
【0027】ディスク有無検出器28が光を遮断する信
号を検出し、この検出信号をシステムコントローラ15
に入力してシステムコントローラ15が「ディスク有
り」と判断した場合は、ステップS3へ移行し、検査し
たディスクスロット番号の検出データをメモリ部24に
入力する。メモリ部24はディスク有無管理テーブルに
「ディスク有り」の検出データを記憶する。
号を検出し、この検出信号をシステムコントローラ15
に入力してシステムコントローラ15が「ディスク有
り」と判断した場合は、ステップS3へ移行し、検査し
たディスクスロット番号の検出データをメモリ部24に
入力する。メモリ部24はディスク有無管理テーブルに
「ディスク有り」の検出データを記憶する。
【0028】検査するディスクスロットにMDカートリ
ッジがないとき、ディスク有無検出器28は光を透過す
る信号を検出し、この検出信号をシステムコントローラ
15に入力してシステムコントローラ15が「ディスク
無し」と判断した場合は、ステップS4へ移行し、検査
したディスクスロット番号の検出データをメモリ部24
に入力しする。メモリ部24はディスク有無管理テーブ
ルに「ディスク無し」の検出データを記憶する。(ステ
ップS2)、(ステップS3)
ッジがないとき、ディスク有無検出器28は光を透過す
る信号を検出し、この検出信号をシステムコントローラ
15に入力してシステムコントローラ15が「ディスク
無し」と判断した場合は、ステップS4へ移行し、検査
したディスクスロット番号の検出データをメモリ部24
に入力しする。メモリ部24はディスク有無管理テーブ
ルに「ディスク無し」の検出データを記憶する。(ステ
ップS2)、(ステップS3)
【0029】図4は、メモリ部24に記憶されたディス
ク有無のデータを説明するディスク有無管理テーブルを
示す。図4の(a)のディスク有無管理テーブルは、記
録再生装置の電源をオンしたときに、シテムコントロー
ラ15がローディング制御回路27に指令してディスク
搬送部26を移動するよう駆動制御し、MD格納部25
のディスクスロットの全てのMDの有無を検出した検出
結果を示す。また、図4の(b)は図4の(a)のディ
スク有無のデータを更正するためのデータが記憶されて
いるメモリ部24の内容を示したディスク有無管理テー
ブルであり、詳細な説明は後述する。
ク有無のデータを説明するディスク有無管理テーブルを
示す。図4の(a)のディスク有無管理テーブルは、記
録再生装置の電源をオンしたときに、シテムコントロー
ラ15がローディング制御回路27に指令してディスク
搬送部26を移動するよう駆動制御し、MD格納部25
のディスクスロットの全てのMDの有無を検出した検出
結果を示す。また、図4の(b)は図4の(a)のディ
スク有無のデータを更正するためのデータが記憶されて
いるメモリ部24の内容を示したディスク有無管理テー
ブルであり、詳細な説明は後述する。
【0030】ステップS2において、ディスクスロット
にディスクが有ると判断された場合は、メモリ部24に
図4の(a)のように「1(ディスク有り)」を意味す
るデータを記憶する。ディスクが無しと判断された場合
は、メモリ部24に図4の(a)のように「0(ディス
ク無し)」を意味するデータを記憶する。(ステップS
3)、(ステップS4)
にディスクが有ると判断された場合は、メモリ部24に
図4の(a)のように「1(ディスク有り)」を意味す
るデータを記憶する。ディスクが無しと判断された場合
は、メモリ部24に図4の(a)のように「0(ディス
ク無し)」を意味するデータを記憶する。(ステップS
3)、(ステップS4)
【0031】検査ディスクの最後のディスクスロット番
号であるディスクスロット番号100まで検出したかど
うかをチェックし、終了してしていない場合には、ステ
ップS6に移行する。内部レジスタに設定されたディス
クスロット番号の数値に1を加えてステップS12に戻
り、MDカートリッジの有無を検出する動作を継続す
る。(ステップS5)、(ステップS6)
号であるディスクスロット番号100まで検出したかど
うかをチェックし、終了してしていない場合には、ステ
ップS6に移行する。内部レジスタに設定されたディス
クスロット番号の数値に1を加えてステップS12に戻
り、MDカートリッジの有無を検出する動作を継続す
る。(ステップS5)、(ステップS6)
【0032】上述のディスク有無検出動作の検出結果
が、図4の(a)のようにディスク1、4、5…100
が「1(ディスク有り)」で、ディスク2、3が「0
(ディスク無し)」とすると、従来技術では、この図4
(a)の情報をもとに、MDカートリッジが無いと検出
されたディスクスロット番号のMDカートリッジは記録
再生部に搬送されないため、そのディスクスロット番号
にはMDカートリッジがあったとしても記録又は再生動
作を行うことが出来なかった。
が、図4の(a)のようにディスク1、4、5…100
が「1(ディスク有り)」で、ディスク2、3が「0
(ディスク無し)」とすると、従来技術では、この図4
(a)の情報をもとに、MDカートリッジが無いと検出
されたディスクスロット番号のMDカートリッジは記録
再生部に搬送されないため、そのディスクスロット番号
にはMDカートリッジがあったとしても記録又は再生動
作を行うことが出来なかった。
【0033】上述の課題で説明したとおり、ディスク有
無検出器28の検出感度が悪くなったか又はディスク有
無検出器が何らかの原因で故障してしまった場合のよう
に、あるディスクスロットの位置にはMDカートリッジ
があるにも関わらず「ディスク無し」と検出されると、
そのMDカートリッジのMDに記録データを記録も再生
も出来なくなってしまう。
無検出器28の検出感度が悪くなったか又はディスク有
無検出器が何らかの原因で故障してしまった場合のよう
に、あるディスクスロットの位置にはMDカートリッジ
があるにも関わらず「ディスク無し」と検出されると、
そのMDカートリッジのMDに記録データを記録も再生
も出来なくなってしまう。
【0034】図3は、本実施例のMDチェンジャ記録再
生装置において、選択指示したディスクの有無を判定す
る動作を説明するフローチャートである。はじめに、操
作者がMDカートリッジを選択する操作キーを行ったか
どうかを確認する。(ステップS10)
生装置において、選択指示したディスクの有無を判定す
る動作を説明するフローチャートである。はじめに、操
作者がMDカートリッジを選択する操作キーを行ったか
どうかを確認する。(ステップS10)
【0035】MDカートリッジを選択するための操作キ
ーが押されていた場合には、選択されたディスクスロッ
ト番号Nをディスク選択の目標番号として設定する。次
に、ディスクスロット番号NにMDカートリッジがある
かどうかをメモリ部24のメモリAに記憶されたディス
ク有無検出結果を示す図4の(a)に示したディスク有
無管理テーブルから読み取る。(ステップS11)、
(ステップS12)
ーが押されていた場合には、選択されたディスクスロッ
ト番号Nをディスク選択の目標番号として設定する。次
に、ディスクスロット番号NにMDカートリッジがある
かどうかをメモリ部24のメモリAに記憶されたディス
ク有無検出結果を示す図4の(a)に示したディスク有
無管理テーブルから読み取る。(ステップS11)、
(ステップS12)
【0036】例えば、選択されたディスクスロット番号
が3であった場合には、ディスクスロット番号3のMD
カートリッジは、「0(ディスク無し)」となっている
ためMDカートリッジは「無い」となるが、ディスクス
ロット番号3のメモリBにはディスク有無のデータが記
憶されていないため、「確実に無い」かどうかの判定は
未だ行われていないことになる。したがって、ステップ
S13の判定では、NOとなりステップS14へ移行す
る。(ステップS13)、(ステップS14)
が3であった場合には、ディスクスロット番号3のMD
カートリッジは、「0(ディスク無し)」となっている
ためMDカートリッジは「無い」となるが、ディスクス
ロット番号3のメモリBにはディスク有無のデータが記
憶されていないため、「確実に無い」かどうかの判定は
未だ行われていないことになる。したがって、ステップ
S13の判定では、NOとなりステップS14へ移行す
る。(ステップS13)、(ステップS14)
【0037】メモリBにディスク有無のデータが記憶さ
れている場合は、MDカートリッジが「確実に有る」か
「確実に無い」かの判定がなされている。MDカートリ
ッジが「有り」の場合にはメモリ部24のメモリBに
「1(ディスク有り)」を意味するディスク有無のデー
タが記録されており、「無し」の場合にはメモリBに
「0(ディスク無し)」を意味するディスク有無のデー
タが記録されている。
れている場合は、MDカートリッジが「確実に有る」か
「確実に無い」かの判定がなされている。MDカートリ
ッジが「有り」の場合にはメモリ部24のメモリBに
「1(ディスク有り)」を意味するディスク有無のデー
タが記録されており、「無し」の場合にはメモリBに
「0(ディスク無し)」を意味するディスク有無のデー
タが記録されている。
【0038】メモリBに記憶された内容は図4の(b)
に示される。メモリBに記憶されたディスク有無データ
によってディスクスロットにMDカートリッジが「確実
に有る」か「確実に無い」かの判定がなされたかを判断
することができる。
に示される。メモリBに記憶されたディスク有無データ
によってディスクスロットにMDカートリッジが「確実
に有る」か「確実に無い」かの判定がなされたかを判断
することができる。
【0039】例えば、ディスクスロット番号1は、図4
(a)の検出では「1(ディスク有り)」で、図4の
(b)の検出でも「1(ディスク有り)」とされ、メモ
リAとメモリBともに「1(ディスク有り)」が記憶さ
れているため「確実に有る」と判定される。
(a)の検出では「1(ディスク有り)」で、図4の
(b)の検出でも「1(ディスク有り)」とされ、メモ
リAとメモリBともに「1(ディスク有り)」が記憶さ
れているため「確実に有る」と判定される。
【0040】同様に、ディスクスロット番号2の場合に
は、図4の(a)で示されたディスク有無管理テーブル
では「0(ディスク無し)」で、図4の(b)で示され
たディスク有無管理テーブルでも「0(ディスク無
し)」とされ、メモリAとメモリBともに「0(ディス
ク無し)」がメモリ部24に記憶されていることにな
る。したがって、MDカートリッジは「確実に無い」と
判定される。ディスクスロット番号5以降は、メモリB
には何のデータも記憶されていないため「確実に有る」
か「確実に無い」かの判定がなされていないことにな
る。
は、図4の(a)で示されたディスク有無管理テーブル
では「0(ディスク無し)」で、図4の(b)で示され
たディスク有無管理テーブルでも「0(ディスク無
し)」とされ、メモリAとメモリBともに「0(ディス
ク無し)」がメモリ部24に記憶されていることにな
る。したがって、MDカートリッジは「確実に無い」と
判定される。ディスクスロット番号5以降は、メモリB
には何のデータも記憶されていないため「確実に有る」
か「確実に無い」かの判定がなされていないことにな
る。
【0041】ステップS13でNOと判断されると、ス
テップS14で、ディスク搬送部26はディスクスロッ
ト番号NのMDカートリッジを選択し、記録再生部2に
搬送する動作を開始する。システムコントローラ15
は、MDカートリッジのローディング動作が正常に行わ
れ、MDがターンテーブル2Bに載置されて光ピックア
ップ4のフォーカシング動作が正常に行われたかどうか
を判定する。メモリ部24の初期化を行ったときに検出
したディスク有無のデータを記憶したメモリAのディス
ク有無データに対してローディング動作と光ピックアッ
プ4のフォーカシングの動作の結果をメモりBに記憶す
る。メモリA及びメモリBにディスク有無のデータが記
憶されていれば、ディスク有無の判定はメモリBのディ
スク有無の検出結果をメモリAのディスク有無の検出結
果より優先する。(ステップS15)、(ステップS1
6)、(ステップS17)
テップS14で、ディスク搬送部26はディスクスロッ
ト番号NのMDカートリッジを選択し、記録再生部2に
搬送する動作を開始する。システムコントローラ15
は、MDカートリッジのローディング動作が正常に行わ
れ、MDがターンテーブル2Bに載置されて光ピックア
ップ4のフォーカシング動作が正常に行われたかどうか
を判定する。メモリ部24の初期化を行ったときに検出
したディスク有無のデータを記憶したメモリAのディス
ク有無データに対してローディング動作と光ピックアッ
プ4のフォーカシングの動作の結果をメモりBに記憶す
る。メモリA及びメモリBにディスク有無のデータが記
憶されていれば、ディスク有無の判定はメモリBのディ
スク有無の検出結果をメモリAのディスク有無の検出結
果より優先する。(ステップS15)、(ステップS1
6)、(ステップS17)
【0042】例えば、ディスクスロット番号3を指定し
た場合には、最初に行われる初期化時でのディスク有無
検出では「ディスク無し」であったが、本当にないかど
うかを調べるのにMDカートリッジのローディング動作
が行われる。ステップS15で、MDカートリッジのロ
ーディング動作が完了し、光ピックアップ4のフォーカ
シング動作が完了した場合には、YESとなり、ステッ
プS16へ移り、ディスクスロット番号Nのディスク有
無管理テーブルのメモリBに「確実に有る」ことを示す
データが記憶される。即ち、ディスクスロット番号3の
場合なら、図4の(b)のように「1(ディスク有
り)」を意味するディスク有無データがメモリBに記憶
される。これにより、ディスクスロット番号3に関して
は、最初のディスク有無検出時にはディスク有無検出器
の光センサー等の故障により正確な検出がなされなかっ
たと推定することができる。
た場合には、最初に行われる初期化時でのディスク有無
検出では「ディスク無し」であったが、本当にないかど
うかを調べるのにMDカートリッジのローディング動作
が行われる。ステップS15で、MDカートリッジのロ
ーディング動作が完了し、光ピックアップ4のフォーカ
シング動作が完了した場合には、YESとなり、ステッ
プS16へ移り、ディスクスロット番号Nのディスク有
無管理テーブルのメモリBに「確実に有る」ことを示す
データが記憶される。即ち、ディスクスロット番号3の
場合なら、図4の(b)のように「1(ディスク有
り)」を意味するディスク有無データがメモリBに記憶
される。これにより、ディスクスロット番号3に関して
は、最初のディスク有無検出時にはディスク有無検出器
の光センサー等の故障により正確な検出がなされなかっ
たと推定することができる。
【0043】ステップS16を実行した後は、ステップ
S19へ移行し、MDカートリッジがある場合の動作を
実行する。したがって、MDへ記録データの再生や記録
が可能となる。従来技術であれば、図3のステップS1
3の時点で、図4の(a)のメモリAのディスク有無管
理テーブルを参照し、MDカートリッジが無いとする
「ディスク無し」を確認すると、「ディスク無し」の動
作であるステップS18へ移行してしまい、ディスクス
ロット番号3のMDに対しては録音も再生も行うことが
出来なかったが、本発明により再生も記録も可能にな
る。
S19へ移行し、MDカートリッジがある場合の動作を
実行する。したがって、MDへ記録データの再生や記録
が可能となる。従来技術であれば、図3のステップS1
3の時点で、図4の(a)のメモリAのディスク有無管
理テーブルを参照し、MDカートリッジが無いとする
「ディスク無し」を確認すると、「ディスク無し」の動
作であるステップS18へ移行してしまい、ディスクス
ロット番号3のMDに対しては録音も再生も行うことが
出来なかったが、本発明により再生も記録も可能にな
る。
【0044】ステップS15で正常にロードディング動
作又は光ピックアップ4のフォーカシング動作が出来な
かった場合には、ステップS17へ移行しメモリBのデ
ィスク有無管理テーブルに「確実に無し」を意味するデ
ータを記憶する。
作又は光ピックアップ4のフォーカシング動作が出来な
かった場合には、ステップS17へ移行しメモリBのデ
ィスク有無管理テーブルに「確実に無し」を意味するデ
ータを記憶する。
【0045】ここで、「確実に有る」又は「確実に無
し」といった判定が終わったにも関わらず、ステップS
14で指定したMDカートリッジのローディング動作を
その都度実行するとその度にローディング動作の時間が
かかってしまうため、余分なローディング動作を行わな
いようにステップS13や、ステップS20によりディ
スクの有無を確実に判定したかの動作が実行されるよう
にされている。
し」といった判定が終わったにも関わらず、ステップS
14で指定したMDカートリッジのローディング動作を
その都度実行するとその度にローディング動作の時間が
かかってしまうため、余分なローディング動作を行わな
いようにステップS13や、ステップS20によりディ
スクの有無を確実に判定したかの動作が実行されるよう
にされている。
【0046】以上のようにして、短時間でディスク有無
を検出することのできるディスク有無検出器を備えたM
Dチェンジャ記録再生装置であって、ディスク有無検出
器の検出機能が故障し誤ったディスク有無の検出がされ
ても、操作部23によって指定されたディスクスロット
番号のMDを選択して確実にデータを記録又は再生を行
うことができる。
を検出することのできるディスク有無検出器を備えたM
Dチェンジャ記録再生装置であって、ディスク有無検出
器の検出機能が故障し誤ったディスク有無の検出がされ
ても、操作部23によって指定されたディスクスロット
番号のMDを選択して確実にデータを記録又は再生を行
うことができる。
【0047】本実施例では、MDを取り上げて説明した
が、半導体メモリ装置や着脱式のHDD(ハードディス
ク)装置またはDVD−RAM(Digital Versatile Di
sc-Random Access Memory)等の他の記録媒体にデータ
を記録再生する記録再生装置でも利用することが出来
る。
が、半導体メモリ装置や着脱式のHDD(ハードディス
ク)装置またはDVD−RAM(Digital Versatile Di
sc-Random Access Memory)等の他の記録媒体にデータ
を記録再生する記録再生装置でも利用することが出来
る。
【0048】
【発明の効果】本発明により、高速で記録媒体の有無を
検出することができるディスク有無検出器を備え、複数
枚の記録媒体を格納する記録再生装置において、記録再
生装置の起動時にディスク有無検出器の誤動作によりデ
ィスク無しと検出されたディスクスロット番号を指定し
て再生または記録しようとしたときであっても、指定し
たディスクスロット番号の記録媒体を選択し記録再生部
に搬送する動作を実行し、この動作の結果に基づいて得
たディスク有無の情報を記憶部に記憶してディスク有無
の判定をするようにしたため、ディスク有無検出器がデ
ィスクの有無を誤検出していても記録媒体に記録データ
を確実に記録又は再生をすることができる。
検出することができるディスク有無検出器を備え、複数
枚の記録媒体を格納する記録再生装置において、記録再
生装置の起動時にディスク有無検出器の誤動作によりデ
ィスク無しと検出されたディスクスロット番号を指定し
て再生または記録しようとしたときであっても、指定し
たディスクスロット番号の記録媒体を選択し記録再生部
に搬送する動作を実行し、この動作の結果に基づいて得
たディスク有無の情報を記憶部に記憶してディスク有無
の判定をするようにしたため、ディスク有無検出器がデ
ィスクの有無を誤検出していても記録媒体に記録データ
を確実に記録又は再生をすることができる。
【図1】 本発明の一実施例のMDチェンジャ記録再生
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図2】 本実施例のMDチェンジャ記録再生装置のデ
ィスク有無検出を行う動作を説明するフローチャートで
ある。
ィスク有無検出を行う動作を説明するフローチャートで
ある。
【図3】 本実施例のMDチェンジャ記録再生装置にお
いて、選択指示したディスクの有無を判定する動作を説
明するフローチャートである。
いて、選択指示したディスクの有無を判定する動作を説
明するフローチャートである。
【図4】 本実施例のMDチェンジャ記録再生装置のメ
モリ部24に記憶されたディスク有無のデータを説明す
るディスク有無管理テーブルである。
モリ部24に記憶されたディスク有無のデータを説明す
るディスク有無管理テーブルである。
1 MD(光磁気ディスク) 1A MDカートリッジ 2 記録再生部 2A スピンドルモータ 2B ターンテーブル 3 サーボ制御回路 4 光ピックアップ 5 ヘッドアンプ 6 アドレスレコーダ 7 EFM/CIRC変調・復調回路 8 耐震用メモリコントローラ 9 記憶回路(バッファメモリ) 10 ATRAC変調・復調回路 11 ADC 12 DAC 13 出力端子 14 入力端子 15 システムコントローラ 16 記録ヘッド 17 ヘッド駆動回路 18 スライドモータ 19 表示部 20 DAT 21 CDプレーヤ 22 IF 23 操作部 24 メモリ部 25 MD格納部 26 ディスク搬送部 27 ローディング制御回路 28 ディスク有無検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の記録媒体を格納するディスク格納
部と該ディスク格納部に格納された記録媒体の有無を検
出するディスク有無検出部と前記記録媒体を記録再生部
に搬送するディスク搬送部と前記記録媒体に記録データ
を記録または再生する記録再生部を備えた記録再生装置
において、前記ディスク格納部の記録媒体を選択するデ
ィスク選択指示部と、前記ディスク有無検出器によって
検出されたディスク有無の情報を記憶する第1の記憶部
と、前記ディスク選択指示部によって指示された前記デ
ィスク格納部の記録媒体を選択し前記記録再生部に搬送
するよう前記ディスク搬送部を制御する制御部と、記録
媒体の搬送または記録再生動作により検出されるディス
ク有無情報を記憶する第2の記憶部を備え、前記制御部
は、前記ディスク選択指示部によって選択された記録媒
体のディスク有無情報が前記第2の記憶部に記憶されて
いない場合は、該記録媒体の前記第1の記憶部に記憶さ
れたディスク有無情報に関わらず該記録媒体を前記記録
再生部に搬送するよう前記ディスク搬送部を制御し、該
記録媒体の搬送または記録再生動作により検出されるデ
ィスク有無情報を前記第2の記憶部に記憶するよう前記
第2の記憶部を制御することを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の記録再生装置にお
いて、前記記録媒体はミニディスクであることを特徴と
する記録再生装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の記録再生装置にお
いて、前記記録媒体はコンパクトディスクであることを
特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204142A JP2001035069A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204142A JP2001035069A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001035069A true JP2001035069A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16485541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11204142A Withdrawn JP2001035069A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001035069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008293587A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Alpine Electronics Inc | ディスク装置 |
JP2010061737A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Kenwood Corp | 光ディスク再生装置 |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP11204142A patent/JP2001035069A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008293587A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Alpine Electronics Inc | ディスク装置 |
JP2010061737A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Kenwood Corp | 光ディスク再生装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |