JPH10334568A - データ記録方法およびそれを用いたデータ記憶装置 - Google Patents

データ記録方法およびそれを用いたデータ記憶装置

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JPH10334568A
JPH10334568A JP14280197A JP14280197A JPH10334568A JP H10334568 A JPH10334568 A JP H10334568A JP 14280197 A JP14280197 A JP 14280197A JP 14280197 A JP14280197 A JP 14280197A JP H10334568 A JPH10334568 A JP H10334568A
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writing
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JP14280197A
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Akinari Ishida
秋也 石田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な構成でデータを正しく効率よく書き込
む。 【解決手段】チェンジャー34でスロット31のメディ
ア32を選択し、ドライブ33に装着してデータを書き
込む。書き込みはパケット単位で行う。ドライブ33と
チェンジャー34の動作を制御プロセッサ34で制御す
る。ドライブ33が書込期間中は、チェンジャー34の
動作を行わないものとし、1パケットデータの書込終了
後にチェンジャー34の動作を開始する。チェンジャー
34の動作中はドライブ33の書込動作を行わないもの
として、チェンジャー34の動作終了後にドライブ33
の書込動作を開始する。チェンジャー34で振動を生じ
てもデータの書込動作に影響を与えることがなくデータ
の書込精度を向上できる。パケット単位でデータの書き
込むので、チェンジャー34の動作開始までの待ち時間
を短くできる。振動を防止する構造等が不要となり構成
を安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録方法
およびそれを用いたデータ記憶装置に関する。詳しく
は、複数のメディアドライブで、複数の記録メディアか
ら所望の記録メディアを選択してデータを記録する際
に、記録メディアに対してデータを所定の単位毎に記録
するものとし、複数のメディアドライブでデータの書き
込み動作が行われているときには、データの書き込み動
作が終了するまで複数の記録メディアから所望の記録メ
ディアを選択してメディアドライブに装着するチェンジ
ャー機構の動作を行わないものとし、チェンジャー機構
の動作中は、複数のメディアドライブでのデータの書き
込み動作を行わないものとすることにより、記録メディ
アに対するデータの書き込み精度を向上させるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、記録メディアを有すると共に、こ
の記録メディアを切り替えて使用できるものとし、多く
のデータを記憶できるようにしたデータ記憶装置が知ら
れている。
【0003】このデータ記憶装置では、複数の記録メデ
ィアを保持するメディアスロットと、この記録メディア
にデータを記録したり、あるいは記録メディアに記録さ
れたデータを読み出すための複数のメディアドライブ
と、それぞれのメディアドライブで使用される記録メデ
ィアを切り替えるためのチェンジャー機構とを有してお
り、チェンジャー機構でメディアスロットから所望の記
録メディアを選択してそれぞれのメディアドライブに装
着し、このメディアドライブでデータの書き込みや読み
出しが行われる。このため、多くのデータを高速に記録
し、あるいは読み出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
データ記憶装置では、例えばメディアドライブで記録メ
ディアに対してデータの書き込みを実施している期間中
に、チェンジャー機構によって他のメディアドライブで
の記録メディアの切り替えが行われると、チェンジャー
機構で生じた振動によって書き込み動作中のメディアド
ライブでデータを正しく書き込むことができない場合が
生ずる恐れがある。
【0005】ここで、追記型記録メディアとして、例え
ば書き込み可能なコンパクトディスク(以下「CD−R
(CD Recordable)」という)を用いるものでは、データ
の書き込みエラーを生じた場合、データの追記や既に書
き込まれたデータの読み出しも行うことが出来ず、CD
−Rが使用できなくなってしまう。
【0006】このため、チェンジャー機構で生じた振動
がメディアドライブに伝わらないような構造や、振動に
強いメディアドライブが必要とされ、データ記憶装置が
高価となってしまう。
【0007】また、振動を押さえるために、チェンジャ
ー機構の動作速度を遅いものとすると、記録メディアの
交換に時間を要してしまいデータの書き込みや読み出し
を高速に行うことができない。
【0008】そこで、この発明では、安価な構成でデー
タを正しく効率よく書き込むことができるデータ記録方
法およびそれを用いたデータ記憶装置を提供するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ記
録方法は、複数のメディアドライブのそれぞれで、複数
の記録メディアから所望の記録メディアを選択してデー
タを記録する際に、録メディアに対してデータを所定の
単位毎に記録するものとし、複数のメディアドライブで
データの書き込み動作が行われているときには、データ
の書き込み動作が終了するまで複数の記録メディアから
所望の記録メディアを選択する選択動作を行わないもの
とし、複数のメディアドライブで複数の記録メディアか
ら所望の記録メディアを選択する選択動作が行われてい
る期間中は、選択動作が終了するまで複数のメディアド
ライブでのデータの書き込み動作を行わないものであ
る。
【0010】また、この発明に係るデータ記憶装置は、
複数の記録メディアと、記録メディアにデータを書き込
む複数のメディアドライブと、複数の記録メディアから
記録メディアを選択して複数のメディアドライブに装着
するチェンジャー機構と、複数のメディアドライブとチ
ェンジャー機構の動作を制御する制御手段とを有し、複
数のメディアドライブでは、装着された記録メディアに
対してデータを所定の単位毎に記録するものとし、制御
手段では、複数のメディアドライブでデータの書き込み
動作が行われているときには、データの書き込みが終了
するまでチェンジャー機構の動作を行わないものとし、
チェンジャー機構の動作中は、チェンジャー機構の動作
が終了するまで複数のメディアドライブでのデータの書
き込み動作を行わないものである。
【0011】この発明においては、記録メディア例えば
追記型の光ディスクに対してデータがパケット単位で記
録され、メディアドライブの動作を示す情報に基づき複
数のメディアドライブのいずれかがデータの書き込み動
作中であると判別されたときには、複数の記録メディア
から所望の記録メディアを選択してメディアドライブに
装着するチェンジャー機構の動作が停止されて振動の発
生が防止される。その後、データの書き込み動作中のメ
ディアドライブで1パケットのデータの書き込みが終了
されて、メディアドライブの動作を示す情報に基づき、
全てのメディアドライブでデータの書き込み動作が終了
されたと判別されたときにはチェンジャー機構の動作が
開始される。また、チェンジャー機構の動作を示す情報
に基づき、チェンジャー機構が動作であることが判別さ
れたときには、振動が複数のメディアドライブに加えら
れることから複数のメディアドライブでのデータの書き
込み動作が停止される。その後、チェンジャー機構の動
作を示す情報に基づき、チェンジャー機構の動作が終了
されたと判別されたときにはメディアドライブによって
記録メディアに対してのデータの書き込み動作が開始さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係るデータ記憶
装置の実施の形態について説明する。図1において、デ
ータ記憶装置10はネットワーク50を介してホストコ
ンピュータ等(図示せず)に接続されており、ホストコ
ンピュータ等からのデータ書込命令に基づいてネットワ
ーク50を介して供給されたデータがデータ記憶装置1
0に記憶される。またホストコンピュータ等からのデー
タ読出命令に基づいて、データ記憶装置10に記憶され
たデータがネットワーク50上に読み出される。
【0013】データ記憶装置10は制御部20とチェン
ジャー部30で構成されている。制御部20の制御プロ
セッサ21では、ネットワーク50を介して供給された
データ書込命令やデータ読出命令に応じて後述するチェ
ンジャー部30の制御が行われる。メモリ22にはネッ
トワーク50を介して供給されたデータが一時蓄えられ
て、順次ハードディスク23に記憶される。またハード
ディスク23から読み出されたデータは、メモリ22を
介してチェンジャー部30に供給される。
【0014】チェンジャー部30には、記録メディアを
複数保持するメディアスロット31や、記録メディア3
2にデータを記録したり、記録メディア32に記録され
たデータを読み出すためのメディアドライブ33が複数
設けられている。さらに、メディアスロット31に保持
された記録メディア32を選択してメディアドライブ3
3に装着したり、メディアドライブ33に装着されてい
る記録メディア32をメディアスロット31の所定の位
置に収納するチェンジャー機構34が設けられている。
【0015】このように構成されたデータ記憶装置10
では、ネットワーク50を介して供給されたデータ書込
命令やデータ読出命令に対しての制御が制御部20の制
御プロセッサ21で行われる。ここで、制御プロセッサ
21の制御動作について図2および図3のフローチャー
トを用いて説明する。
【0016】図2は、ネットワーク50を介して供給さ
れたデータ書込命令がデータ記憶装置10に供給された
ときの処理を示しており、データ書込命令が供給される
とステップST1ではデータ書込命令を解析してチェン
ジャー部30のメディアスロット31に保持された記録
メディア32のいずれの記録メディアにデータを記録す
るかが決定される。
【0017】次にステップST2では、複数のメディア
ドライブ33での記録メディアの装着状態、装着された
記録メディアの使用状態や使用頻度、チェンジャー機構
の物理的位置などから、ステップST1で選択された記
録メディアに対してのデータの記録をいずれのメディア
ドライブで行うかが決定されて、ステップST3に進
む。
【0018】ステップST3では、データの書き込みの
準備が完了したことを示す情報がネットワーク50を介
してホストコンピュータ等に供給されて、書き込むデー
タがネットワーク50を介してデータ記憶装置10に供
給される。このデータは、制御部20のバッファとして
のメモリ22に一時蓄えられて順次ハードディスク23
に書き込まれる。
【0019】ステップST4でデータが全てデータ記憶
装置10に記憶されたときには、データの書き込みが終
了したことを示す情報がネットワーク50を介してホス
トコンピュータ等に供給される。なお、ホストコンピュ
ータ等からのデータの供給に比べて、制御プロセッサ2
1やメモリ22およびハードディスク23等での処理に
要する時間が長いものとされたときには、データの供給
が一時待機され、その後、制御プロセッサ21やメモリ
22およびハードディスク23でデータの処理が可能と
されたときに、再びネットワーク50を介してデータの
供給が開始される。
【0020】図3は、記録メディアに対してのデータの
記録動作を示すフローチャートである。
【0021】ステップST11ではハードディスク23
にデータが所定量以上記憶されたか、あるいはデータが
全て記憶されたかが判別される。ここで、データが所定
量以上ハードディスク23に記憶された場合あるいはデ
ータが全て記憶された場合はステップST12に進み、
他の場合にはステップST11に戻って引き続きデータ
がハードディスク23に記憶される。
【0022】ステップST12に進むと、書き込みフラ
グがオフ状態(OFF)とされているか否かが判別され
る。ここで、メディアドライブ33でデータの書き込み
動作が行われて書き込みフラグがオン状態(ON)とさ
れているときにはステップST12に戻り、メディアド
ライブ33でのデータの書き込み動作が終了されて、書
き込みフラグがオフ状態とされるまで待機される。
【0023】メディアドライブ33でデータの書き込み
動作が終了されて、ステップST12で書き込みフラグ
がオフ状態であることが検出されるとステップST13
に進み、チェンジャー駆動中フラグがオン状態とされ
る。
【0024】次に、ステップST14では、チェンジャ
−機構34を駆動して上述のステップST1で選択され
た記録メディアがステップST2で決定されたメディア
ドライブに装着されてステップST15に進む。
【0025】ステップST15では、ステップST2で
決定されたメディアドライブにステップST1で選択さ
れた記録メディアの装着が完了したことにより、チェン
ジャー駆動中フラグがオフ状態とされてステップST1
6に進む。
【0026】ステップST16では、チェンジャー駆動
中フラグがオフ状態とされているかを判別することによ
り、他のメディアドライブで記録メディアの交換が行わ
れているか否かが判別される。ここで、チェンジャー機
構34によって他のメディアドライブで記録メディアの
交換が行われており、チェンジャー駆動中フラグがオン
状態とされているときにはステップST16に戻り、記
録メディアの交換が完了されてチェンジャー駆動中フラ
グがオフ状態とされるまで待機される。
【0027】ステップST16で、他のメディアドライ
ブでの記録メディアの交換が完了されてチェンジャー駆
動中フラグがオフ状態であることが検出されるとステッ
プST17に進み、メディア書き込み中フラグがオン状
態とされる。
【0028】ステップST17でメディア書き込み中フ
ラグをオン状態としてステップST18に進むと、ステ
ップST18では書き込むデータがパケット化されると
共に、1パケットのデータが所定のフォーマットとされ
て記録ディアに書き込まれる。この1パケットデータの
書き込み処理が終了するとステップST19に進む。
【0029】ステップST19でメディア書き込み中フ
ラグがオフ状態とされてステップST20に進むと、ス
テップST20では書き込むデータがまだ残っているか
否かが判別される。このステップST20で、書き込む
データがまだ残っていると判別されたときには、ステッ
プST16に戻り、次のデータがパケット化されて記録
メディアに記録される。また、全てのデータの書き込み
が完了したときには、データ書込命令に基づく書き込み
動作が終了される。
【0030】ところで、このデータ記憶装置10では、
他のメディアドライブ33の動作状況を確認しながらデ
ータの書き込み処理を行うものであり、複数の書き込み
命令が供給された場合にも容易にデータを書き込むこと
ができる。
【0031】図4は、複数のデータ書込命令が供給され
た場合の動作を説明するための図であり、例えば2つの
メディアドライブ33-1,33-2でそれぞれ書き込み動
作を行う場合について説明する。
【0032】時点t1でメディアドライブ33-1側での
データの書き込み動作が開始されると、書き込み中フラ
グがオフ状態であることからチェンジャー駆動中フラグ
がオン状態とされてチェンジャー機構34が駆動され
る。時点t2でメディアドライブ33-1に対する所望の
記録メディア32-1の装着が完了するとチェンジャー駆
動中フラグがオフ状態とされる。次に、チェンジャー駆
動中フラグがオフ状態であることから、メディア書き込
み中フラグが時点t3でオン状態とされて、例えば1パ
ケットのデータの書き込みが開始されて時点t5で書き
込みが終了される。
【0033】ここで、例えば時点t3〜t5の期間中の時
点t4でメディアドライブ33-2側でのデータ書き込み
動作が開始されると、書き込み中フラグがオン状態であ
ることから書き込み中フラグがオフ状態とされるまで、
メディアドライブ33-2に所望の記録メディア32-2を
装着するためのチェンジャー機構34の動作が待機され
る。このため、データの書き込み中にチェンジャー機構
34が駆動されて、チェンジャー機構34からの振動が
メディアドライブ33-1に加えられることによりデータ
の書き込みエラーが発生することを防止することができ
る。
【0034】時点t5で、メディアドライブ33-1で1
パケットのデータの書き込みが終了されてメディア書き
込み中フラグがオフ状態とされると、チェンジャー駆動
中フラグがオン状態とされてメディアドライブ33-2に
所望の記録メディア32-2を装着するためのチェンジャ
ー機構34の動作が開始される。その後、時点t6で記
録メディア32-2の装着動作が完了すると、チェンジャ
ー駆動中フラグはオフ状態とされる。
【0035】また、メディアドライブ33-1では、チェ
ンジャー駆動中フラグが時点t5〜t6の期間中オン状態
とされるので、時点t6でチェンジャー駆動中フラグが
オフ状態とされるまで、次のデータの書き込みが待機さ
れる。このため、チェンジャー機構34が駆動されるこ
とにより振動を生じても、メディアドライブ33-1では
データの書き込みが行われないので、データの書き込み
エラーを生ずることがない。
【0036】時点t6でチェンジャー駆動中フラグがオ
フ状態とされると、メディアドライブ33-1では、次の
1パケット分のデータの書き込みが開始される。またメ
ディアドライブ33-2では、チェンジャー駆動中フラグ
がオフ状態であるので例えば時点t7からデータの書き
込みが行われる。
【0037】時点t8で、メディアドライブ33-1で1
パケットのデータの書き込みが終了したときには、メデ
ィアドライブ33-2でデータの書き込みが継続されてい
る。ここで、メディア書き込み中フラグは、メディアド
ライブ33-1とメディアドライブ33-2でのデータの書
き込み動作の論理和に基づいて制御されており、メディ
アドライブ33-1でデータの書き込みが終了されてメデ
ィア書き込み中フラグをオフ状態としようとしても、メ
ディアドライブ33-2でのデータの書き込みが継続され
ていることから、メディア書き込み中フラグはオン状態
が保持される。
【0038】以下同様にして、メディアドライブ33-
1,33-2でデータがパケット単位で書き込まれ、例え
ば時点t9でメディアドライブ33-1で全てのデータが
書き込まれ、その後の時点t10でメディアドライブ33
-2で全てのデータの書き込みが終了されたときには、メ
ディアドライブ33-1でデータの書き込みが終了されて
いるので、メディア書き込み中フラグがオフ状態とされ
る。
【0039】なお、メディア書き込み中フラグに変えて
カウンタを用いるものとし、メディアドライブ33で例
えばデータの書き込みが開始されたときにカウントアッ
プすると共に、書き込みが終了されたときにカウントダ
ウンするものとすれば、いくつのメディアドライブ33
が書き込み中であるかをカウント値から容易に判別する
ことができる。また、チェンジャー動作についてもカウ
ンタを用いて同様に処理することで、カウント値からい
くつのメディアドライブ33で記録メディア32の交換
が行われるかを容易に判別することができる。更に、そ
れぞれのメディアドライブ毎に、書き込み動作中である
か否かおよびチェンジャー動作中であるか否かを示す情
報をメモリに記憶するものとすれば、メモリの情報から
いずれのメディアドライブ33がどのような動作状態で
あるかを容易に把握することもできる。
【0040】このように上述の実施の形態によれば、チ
ェンジャー機構34が動作中であるときには、チェンジ
ャー機構34の動作が完了するまでデータの書き込みが
待機されると共に、いずれか1つのメディアドライブで
データの書き込みが行われているときにはチェンジャー
機構34の動作が待機されるので、チェンジャー機構で
生じた振動がメディアドライブに伝わらないような構造
や、振動に強いメディアドライブを必要とすることがな
い。このため、読み出し専用の記録メディアを用いるチ
ェンジャー機構や、コンピュータシステムの周辺機器と
して単独で用いられているメディアドライブを流用する
ことができ、安価な構成でチェンジャー機構34の振動
によるデータの書き込みエラーの発生を防止して、書き
込み精度を向上させることができる。また、CD−Rの
ような追記型の光ディスクでは、書き込みエラーが生じ
たときにデータを書き換えて正しいものとすることがで
きないので、書き込み精度の向上によって不良ディスク
が生成されてしまうことを防止できる。
【0041】更に、例えばCD−Rで用いられているリ
ードインからリードアウトまでのデータを一度に書き込
むディスクアットワンス(Disc at once)と呼ばれる方式
や、リードインからリードアウトで囲まれた領域を複数
有するマルチセッションのCD−Rにセッション単位で
データを記録するセッションアットワンス(Session at
once)と呼ばれる方式のように、データ量の大きいデー
タを一度に書き込むために1回の書き込み時間が数分あ
るいは数十分程度要してしまう。しかしながら、上述の
実施の形態では、データの記録がパケット単位で行われ
るので、1回の書き込み時間を例えば1秒程度とするこ
とができる。このため、データの書き込み期間中にチェ
ンジャー機構34の動作を待機させても、待機時間が長
時間となることがなく、効率よくデータを記録メディア
に記録することができる。
【0042】なお、記録メディアは追記型の光ディスク
に限られるものではなく、書き換え可能な光ディスク等
であってもよい。この場合には、書き込み精度の向上に
よってデータが正しく書き込まれるので、誤ったデータ
を正しいデータに書き換える作業を不要とすることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、メディアドライブで
所定の単位のデータの書き込みが行われている期間中は
チェンジャー機構の動作が行われることがなく、チェン
ジャー機構の動作が行われているときには、メディアド
ライブでのデータの書き込み動作が行われることがな
い。このため、データの書き込みはチェンジャー機構の
動作中に発生される振動の影響を受けることがなくデー
タの書き込み精度を向上させることができる。また、デ
ータの書き込みは所定の単位毎に行われることから、メ
ディアドライブでのデータの書き込み動作が終了してチ
ェンジャー機構の動作が開始されるまでの待機時間を短
いものとすることができ、効率よくデータを記録メディ
アに記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ記憶装置の構成を示す図
である。
【図2】制御プロセッサの動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】制御プロセッサの動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】データ記憶装置の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10・・・データ記憶装置、20・・・制御部、21・
・・制御プロセッサ、22・・・メモリ、23・・・ハ
ードディスク、30・・・チェンジャー部、31・・・
メディアスロット、32・・・記録メディア、33・・
・メディアドライブ、34・・・チェンジャー機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメディアドライブのそれぞれで、
    複数の記録メディアから所望の記録メディアを選択して
    データを記録する際に、 上記記録メディアに対してデータを所定の単位毎に記録
    するものとし、 上記複数のメディアドライブでデータの書き込み動作が
    行われているときには、データの書き込み動作が終了す
    るまで上記複数の記録メディアから所望の記録メディア
    を選択する選択動作を行わないものとし、 上記複数のメディアドライブで上記複数の記録メディア
    から所望の記録メディアを選択する選択動作が行われて
    いる期間中は、選択動作が終了するまで上記複数のメデ
    ィアドライブでのデータの書き込み動作を行わないもの
    とすることを特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の記録メディアと、 上記記録メディアにデータを書き込む複数のメディアド
    ライブと、 上記複数の記録メディアから記録メディアを選択して上
    記複数のメディアドライブに装着するチェンジャー機構
    と、 上記複数のメディアドライブと上記チェンジャー機構の
    動作を制御する制御手段とを有し、 上記複数のメディアドライブでは、装着された上記記録
    メディアに対してデータを所定の単位毎に記録するもの
    とし、 上記制御手段では、上記複数のメディアドライブでデー
    タの書き込み動作が行われているときには、データの書
    き込みが終了するまで上記チェンジャー機構の動作を行
    わないものとし、 上記チェンジャー機構の動作中は、上記チェンジャー機
    構の動作が終了するまで上記複数のメディアドライブで
    のデータの書き込み動作を行わないものとすることを特
    徴とするデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記記録メディアは追記型の光ディスク
    であることを特徴とする請求項2記載のデータ記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段では、上記複数のメディア
    ドライブの動作を示す情報と上記チェンジャー機構の動
    作を示す情報に基づいて上記複数のメディアドライブと
    上記チェンジャー機構の動作を制御することを特徴とす
    る請求項2記載のデータ記憶装置。
JP14280197A 1997-05-30 1997-05-30 データ記録方法およびそれを用いたデータ記憶装置 Pending JPH10334568A (ja)

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