JP3255977B2 - オートローダ - Google Patents

オートローダ

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JP3255977B2
JP3255977B2 JP22171292A JP22171292A JP3255977B2 JP 3255977 B2 JP3255977 B2 JP 3255977B2 JP 22171292 A JP22171292 A JP 22171292A JP 22171292 A JP22171292 A JP 22171292A JP 3255977 B2 JP3255977 B2 JP 3255977B2
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文孝 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばDATカセッ
ト(以下、「カートリッジ」という)等のオートローダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数のカートリッジより任意の
ものを選択してドライブに装着して記録再生できるオー
トローダが考えられる。
【0003】このようなオートローダでは、例えばマガ
ジン(カートリッジ収納部)の複数のスロットにカート
リッジが収納され、スロット間や、スロットとドライブ
との間でカートリッジをキャリッジ(搬送装置)でもっ
て搬送するように構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、キャリッジ
よりドライブにカートリッジを押し出すローディング動
作時やドライブよりキャリッジにカートリッジを引き込
むアンローディング動作時に、その動作が正確に行なわ
れたことを確認しないとすると、目的のカートリッジが
ドライブに装着されずに目的カートリッジに記録再生が
行なわれなかったり、ローディングやアンローディング
の途中状態でのキャリッジの移動によってカートリッジ
やキャリッジ自体等が破損したりするおそれがあった。
【0005】そこで、この発明では、キャリッジとドラ
イブの間におけるローディング動作やアンローディング
動作が正確に行なわれることを確認し得るオートローダ
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、カートリッ
ジが収納される複数のスロットを有するカートリッジ収
納部と、カートリッジを搬送すると共に、このカートリ
ッジを押し出すローディング手段とこのカートリッジを
引き込むアンローディング手段を有するキャリッジと、
カートリッジの挿入口を有すると共に、この挿入口に供
給されるカートリッジを自動的に内部に引き込む手段を
有するドライブと、このドライブの挿入口にカートリッ
ジが存在するか否かを検出する第1のセンサと、キャリ
ッジにカートリッジが存在するか否かを検出する第2の
センサと、ドライブの挿入口よりカートリッジが飛び出
しているか否かを検出する第3のセンサと、ドライブの
挿入口よりカートリッジが内部に引き込まれたかを検出
する第4のセンサとを備え、ドライブよりキャリッジに
アンローディング手段でもってカートリッジを引き込む
前に第1および第2のセンサの出力信号によってドライ
ブの挿入口にカートリッジが存在し、かつキャリッジに
カートリッジが存在しないことを確認すると共に、引き
込みの後に第2のセンサの出力信号によってキャリッジ
にカートリッジが存在することを確認し、キャリッジよ
りドライブにローディング手段でもってカートリッジを
押し出す前に第1及び第2のセンサの出力信号によって
キャリッジにカートリッジが存在し、かつドライブにカ
ートリッジが存在しないことを確認すると共に、押し出
しの後に第3および第4のセンサの出力信号によってド
ライブの挿入口よりカートリッジが飛び出しておらず、
かつドライブの内部にカートリッジが引き込まれたこと
を確認するものである。
【0007】
【作用】この発明においては、キャリッジ6よりドライ
ブ2にカートリッジ5を押し出すローディング動作時や
ドライブ2よりキャリッジ6にカートリッジ5を引き込
むアンローディング動作時には、第1のセンサSB、第
2のセンサSC、第3のセンサSA、第4のセンサSB
によって、キャリッジ6やドライブ2のカートリッジ挿
入口2aのカートリッジ5の存在の有無、ドライブ2の
カートリッジ挿入口2aからのカートリッジ5の飛び出
しの有無、ドライブ2の内部へのカートリッジ5の引き
込みの完了等を確認するため、ローディング動作やアン
ーローディング動作が正確に行なわれることを確認し得
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、DATカセットのオー
トローダに適用した例である。
【0009】図1は、本例のオートローダの構成を概略
的に示している。同図において、1はキャビネットであ
り、2はキャビネット1に内蔵されたドライブ部であ
る。
【0010】また、3はカートリッジ5が収納される複
数のスロット4を一方向、本例においては上下方向に配
列してなるマガジンである。このマガジン3は着脱可能
とされ、キャビネット1の上面の図示しない扉を開けて
着脱される。
【0011】また、6はカートリッジ5を搬送するため
のキャリッジである。このキャリッジ6は、ステップモ
ータM1によってマガジン3の複数のスロット4やドラ
イブ部2のカートリッジ挿入口2aに沿って上下方向に
移動制御される。
【0012】また、SA1,SA2はそれぞれ光センサS
Aを構成する発光素子および受光素子であり、マガジン
3およびドライブ部2の前面に対応するように、上下方
向に対向して配設される。この光センサSAは、マガジ
ン3のスロット4や、ドライブ部2のカートリッジ挿入
口2aからのカートリッジ5の飛び出しがあるかをチェ
ックするためのものである。例えば、センサSAの出力
信号は、カートリッジ5の飛び出しがあるときはローレ
ベル「L」となり、一方飛び出しがないときはハイレベ
ル「H」となる。
【0013】また、SB1,SB2はそれぞれ光センサS
Bを構成する発光素子および受光素子であり、マガジン
3およびドライブ部2の前面に対応するように、左右方
向に対向してキャリッジ6に配設される。この光センサ
SBは、マガジン3のスロット4やドライブ部2のカー
トリッジ挿入口2aにカートリッジ5があるかをチェッ
クするためのものである。例えば、センサSBの出力信
号は、カートリッジ5があるときはローレベル「L」と
なり、一方カートリッジ5がないときはハイレベル
「H」となる。
【0014】また、SC1,SC2はそれぞれ光センサS
Cを構成する発光素子および受光素子であり、キャリッ
ジ6の後側に上下方向に対向して配設される。この光セ
ンサSCは、キャリッジ6にカートリッジ5があるかを
チェックするためのものである。例えば、センサSCの
出力信号は、カートリッジ5があるときはローレベル
「L」となり、一方カートリッジ5がないときはハイレ
ベル「H」となる。
【0015】また、スイッチSW1は、上述したように
マガジン3を着脱するためのキャビネット1の上面の扉
が閉じていることを検出するために配設されており、例
えば、扉が閉じているときはオンとなる。スイッチSW
2は、マガジン3がキャビネット1内に装着されたこと
を検出するために配設されており、例えばマガジン3が
キャビネット1内に装着されたときはオンとなる。
【0016】また、スイッチSW3は、キャリッジ6に
対してカートリッジ5を出し入れする際に使用されるア
ーム(図示せず)の位置がキャリッジ6の上下方向の移
動が可能な位置(ニュートラル位置)にあることを検出
するためにキャリッジ6に配設されている。
【0017】モータM2はキャリッジ6に対してカート
リッジ5を出し入れするためのモータである。モータM
2が正転するときはスロット4等よりカートリッジ5を
キャリッジ6内に引き込むアンローディング動作となる
と共に、逆にモータM2が逆転するときはスロット4等
にキャリッジ6よりカートリッジ5を押し出すローディ
ング動作となる。
【0018】この場合、キャリッジ6より上述したアー
ムが排出してカートリッジ5を挟持しながら、アームの
当接部に配設されたローラの回転によってカートリッジ
5の引き込みや押し出しをするため、このアームがキャ
リッジ6の上下方向の移動を妨げることになる。スイッ
チSW3は、モータM2を逆転させてローディング動作
をさせ、そのローディングが完了してアームがニュート
ラル位置になる時点でオフからオンとなる。
【0019】また、7は、マガジン3の複数のスロット
4の位置やドライブ部2のカートリッジ挿入口2aの位
置に関連してスリット(光透過部)7aが形成されると
共に、このスリット7aの検出範囲の最下位置に幅広の
光遮断部7bが形成された位置検出部材である。SD,
SEは、この位置検出部材7に対応してキャリッジ6に
配設された光センサ(フォトインタラプタ)であり、そ
の発光部および受光部が位置検出部材7を跨ぐように配
設される。
【0020】図2は、位置検出部材7のスリット7aお
よび光遮断部7b,7cと、センサSD,SEの位置関
係を詳細に示したものである。すなわち、スリット7a
の幅をLa、スリット7a間の光遮断部7cの幅をL
b、センサSD,SEの間隔(丸印で示す検出部の間
隔)をLcとすると、Lb<Lc<Laの関係を満足す
るように設定され、最下位置の光遮断部7bの幅はLc
より大きく設定される。
【0021】センサSD,SEからは光透過状態でハイ
レベル「H」、光遮断状態でローレベル「L」の信号が
出力されるとすると、キャリッジ6の移動に伴ってセン
サSD,SEからはそれぞれ図3A,Bに示すように信
号が出力される。この場合、スリット7aおよび光遮断
部7cに対応してセンサSD,SEの出力信号が双方と
もハイレベル「H」となり、これらの出力信号の論理積
はスリット7aおよび光遮断部7cに対応してハイレベ
ル「H」となるため(図3Cに図示)、これらスリット
7aおよび光遮断部7cの位置を検出することができ
る。また、最下位置の光遮断部7bに対応してセンサS
D,SEの出力信号が初めて双方ともローレベル「L」
となるため、最下位置を検出することができる。
【0022】なお、後述するようにイニシャライズ時に
は、キャリッジ6が最下位置より上方向に移動しながら
スリット7aおよび光遮断部7cを順次検出していくこ
とになるが、キャリッジ6がマガジン3の各スロット4
およびドライブ部2のカートリッジ挿入口2aに対応し
た位置にあるとき、どのスリット7aまたは光遮断部7
cを検出するかは予め設定されており、その関係は後述
する制御系回路ののROM等に格納されている。
【0023】図4は、本例の制御系の回路構成を示して
いる。同図において、11はCPU、12はRAM、1
3はROMであり、それぞれバス14に接続されてい
る。15は動作を指示するコンピュータ等の外部制御装
置であり、この外部制御装置15はインタフェース16
およびバス14を介してCPU11に接続される。ま
た、上述したセンサSA〜SEはインタフェース17お
よびバス14を介してCPU11に接続され、スイッチ
SW1〜SW3はインタフェース18およびバス14を
介してCPU11に接続される。さらに、CPU11よ
りバス14およびインタフェース19を介してモータド
ライバ20に制御信号が供給され、このドライバ20に
よって上述したモータM1,M2が駆動される。
【0024】次に、フローチャートを使用して、本例の
動作を説明する。図5のフローチャートは全体の動作を
示している。図において、パワーオンとなると、まずキ
ャビネット1内にマガジン3が装着され、かつキャビネ
ット1の上面の扉が閉じているか、スイッチSW1,S
W2の状態で判断する(ステップ21)。マガジン3が
装着され、かつ扉が閉じているときは、ステップ22で
イニシャライズの動作をした後にステップ23に進む。
【0025】ステップ23では、外部制御装置15によ
って動作が指示されたか判断し、動作が指示されるまで
この判断を継続する。外部制御装置15によって動作が
指示されるときは、ステップ24に進んで、キー操作に
応じた動作をして、ステップ23に戻る。
【0026】図6のフローチャートは、図5のフローチ
ャートのステップ22(イニシャライズのルーチン)の
動作を示しており、キャリッジ(ステップ31)および
ポジション(ステップ32)のルーチンで構成される。
【0027】図7のフローチャートは、図6のフローチ
ャートのステップ31(キャリッジのルーチン)の動作
を示している。
【0028】まず、スイッチSW3がオンであるか判断
する(ステップ41)。SW3がオンであるときは、モ
ータM2を所定量だけ正転させて(ステップ42)、ス
イッチSW3がオフであるか判断し(ステップ43)、
スイッチSW3がオンでないときはステップ42に戻
る。
【0029】ステップ41でスイッチSW3がオンでな
いとき、あるいはステップ43でスイッチSW3がオフ
であるときは、モータM2を所定量だけ逆転させて(ス
テップ44)、スイッチSW3がオンであるか判断する
(ステップ45)。スイッチSW3がオンでないときは
ステップ44に戻り、一方スイッチSW3がオンである
ときはリターンする。
【0030】このキャリッジのルーチンの動作によっ
て、キャリッジ6に対してカートリッジ5を出し入れす
る際に使用されるアームの位置は、SW3がオフからオ
ンに変化する位置、つまり上述したようにキャリッジ6
の上下方向の移動が可能な位置(ニュートラル位置)と
される。
【0031】図8のフローチャートは、図6のフローチ
ャートのステップ32(ポジションのルーチン)の動作
を示しており、リファレンス(ステップ51)およびリ
ード(ステップ52)のルーチンで構成される。
【0032】図9のフローチャートは、図8のフローチ
ャートのステップ51(リファレンスのルーチン)の動
作を示している。
【0033】まず、マガジン3のスロット4やドライブ
部2のカートリッジ挿入口2aからのカートリッジ5の
飛び出しがあるか、センサSAの出力信号でもって判断
する(ステップ61)。カートリッジ5の飛び出しがあ
るときは、キャリッジ6の上下方向の移動を妨げるので
エラー状態となる。例えば、エラー状態のときは、エラ
ー内容が修復可能であれば自動的に修復したり、エラー
内容を表示する。修復されない場合はストップ状態とな
る。以下においても同様である。
【0034】ステップ61で、カートリッジ5の飛び出
しがないときは、センサSD,SEの出力信号でもっ
て、キャリッジ6が最下位置にあるか判断する。つま
り、センサSD,SEでもって位置検出部材7の光遮光
部7bを検出した状態にあるか判断する(ステップ6
2)。キャリッジ6が最下位置にあるときはリターンす
る。
【0035】ステップ62で、キャリッジ6が最下位置
にないときは、ステップモータM1でキャリッジ6を下
方向に所定ステップだけ移動し(ステップ63)、キャ
リッジ6が最下位置にあるか判断する(ステップ6
4)。ステップ64で、最下位置にないときはステップ
63に戻ってキャリッジ6を下方向に所定ステップだけ
移動して同様の動作をし、一方最下位置にあるときはリ
ターンする。
【0036】このリファレンスのルーチンの動作によっ
て、キャリッジ6は最下位置に位置するようにされる。
【0037】図10のフローチャートは、図8のフロー
チャートのステップ52(リードのルーチン)の動作を
示している。
【0038】まず、マガジン3のスロット4やドライブ
部2のカートリッジ挿入口2aからのカートリッジ5の
飛び出しがあるか、センサSAの出力信号でもって判断
する(ステップ71)。カートリッジ5の飛び出しがあ
るときは、キャリッジ6の上下方向の移動を妨げるので
エラー状態となる。
【0039】ステップ71で、カートリッジ5の飛び出
しがないときは、RAM12上のポジションデータをク
リアし(ステップ72)、またスリット7aおよび遮光
部7cの検出ナンバーを「0」にし(ステップ73)、
ステップ74に進む。
【0040】ステップ74で、モータM1でキャリッジ
6を1ステップだけ上方向に移動し、センサSD,SE
の出力信号が双方ともハイレベル「H」となって、位置
検出部材7のスリット7aまたは光遮断部7cの位置を
検出したか判断する(ステップ75)。スリット7a等
の位置を検出したときは、検出ナンバーに1を加算し
(ステップ76)、検出ナンバーと関連させてRAM1
2にポジションデータ(キャリッジ6が最下位置にある
状態からのモータM1の通算ステップ数)を書き込み
(ステップ77)、ステップ78に進む。
【0041】ステップ78では、センサSBの出力信号
によって、そのときマガジン3のスロット4にカートリ
ッジ5があるか判断する。カートリッジ5があるとき
は、上述した検出ナンバーに関連させてRAM12にカ
ートリッジ有りの情報を書き込み(ステップ79)、ス
テップ80に進む。
【0042】ステップ78でカートリッジ5がないと
き、あるいはステップ75でスリット7a等が検出され
ないときも、ステップ80に進む。ステップ80では、
最終のスリット7aまたは光遮断部7cであるか判断
し、最終であるときはリターンし、一方最終でないとき
はステップ81に進む。
【0043】ステップ81では、キャリッジ6が最上位
置か判断する。この判断は、通算ステップ数でもって行
なう。つまり、キャリッジ6の移動の最大ストロークは
決っており、従ってモータM1の通算ステップ数の最大
値も決っている。ステップ81で、キャリッジ6が最上
位置にあるときはリターンし、一方最上位置でないとき
はステップ74に戻って、上述した動作を繰り返して、
スリット7a等の検出をする。
【0044】このリードのルーチンの動作によって、キ
ャリッジ6の最下位置より上方向に移動され、位置検出
部材7の各スリット7aおよび光遮断部7cの位置に対
応すポジションデータおよびカートリッジ有無の情報が
RAM12に書き込まれる。そして、以下の動作におけ
るキャリッジ6の移動は、これらRAM12に書き込ま
れた情報に基づいて行なわれる。
【0045】図11のフローチャートは、図5のフロー
チャートのステップ23で、マガジン3の一のスロット
4から他のスロット4にカートリッジ5を移動する旨の
指示、あるいはドライブ部2のカートリッジ挿入口2a
からマガジン3の複数のスロット4のうちある1つのス
ロット4にカートリッジ5を移動する旨の指示があった
ときの、ステップ24の動作を示しており、キャリッジ
移動(ステップ91)、アンロード(ステップ92)、
キャリッジ移動(ステップ93)およびロード(ステッ
プ94)の一連のルーチンで構成される。
【0046】図12のフローチャートは、図5のフロー
チャートのステップ23で、マガジン3の一のスロット
4からドライブ部2のカートリッジ挿入口2aにカート
リッジ5を移動する旨の指示があったときの、ステップ
24の動作を示しており、キャリッジ移動(ステップ1
01)、アンロード(ステップ102)、キャリッジ移
動(ステップ103)およびドライブロード(ステップ
104)の一連のルーチンで構成される。
【0047】図13のフローチャートは、図11、図1
2のフローチャートのステップ91,93,101,1
03(キャリッジ移動のルーチン)の動作を示してい
る。
【0048】まず、マガジン3のスロット4やドライブ
部2のカートリッジ挿入口2aからのカートリッジ5の
飛び出しがあるか、センサSAの出力信号でもって判断
する(ステップ111)。カートリッジ5の飛び出しが
あるときは、キャリッジ6の上下方向の移動を妨げるの
でエラー状態となる。
【0049】ステップ111で、カートリッジ5の飛び
出しがないときは、現在位置および移動先のポジション
データより、モータM1の回転方向およびステップ数を
求める(ステップ112)。現在位置のポジションデー
タはキャリッジ6の移動に伴って更新され、RAM12
に常に格納されている。
【0050】次に、ステップ112で求めた回転方向お
よびステップ数に応じてモータM1を駆動してキャリッ
ジ6を移動し(ステップ113)、並行してセンサS
D,SEの出力信号に基づいてスリット7aおよび光遮
断部7cの位置の検出数をカウントして移動が正常に行
なわれたかを上述した検出ナンバーで確認する(ステッ
プ114)。
【0051】次に、センサSD,SEの出力信号に基づ
いてキャリッジ6が移動先であるマガジン3のスロット
4あるいはドライブ部2のカートリッジ挿入口2aの中
心にあるか判断する(ステップ115)。この場合、セ
ンサSD,SEの出力信号が双方ともハイレベル「H」
にあるときは中心にあると判断し、中心にあるときはリ
ターンする。
【0052】ステップ115で、キャリッジ6がスロッ
ト4等の中心にないときは、センサSD,SEの出力信
号より上下方向のどちら側にずれているかを判断して、
そのずれを補正する方向にモータM1を所定ステップ、
例えば1ステップ回転して(ステップ116)、ステッ
プ115に戻り、キャリッジ6がスロット4等の中心に
位置するまで上述した動作を繰り返す。なお、図3A,
BにセンサSD,SEの出力信号を示したように、セン
サSD,SEの出力信号の双方がハイレベル「H」にな
くキャリッジ6がスロット4等の中心よりずれていると
きは、上下のずれ方向に応じてセンサSD,SEの出力
信号の状態が反転し(図3の○点および×点参照)、ず
れの方向を判断することができる。
【0053】このキャリッジ移動のルーチンの動作によ
って、移動先であるマガジン3のスロット4またはドラ
イブ部2のカートリッジ挿入口2aの中心に、キャリッ
ジ6が正確に移動される。
【0054】図14のフローチャートは、図11のフロ
ーチャートのステップ94(ロードのルーチン)の動作
を示している。
【0055】まず、センサSBの出力信号によって、移
動先のマガジン3のスロット4にカートリッジ5がある
か判断する(ステップ121)。カートリッジ5がある
ときは、キャリッジ6よりカートリッジ5を押し出すこ
とができないのでエラー状態となる。
【0056】ステップ121で、スロット4にカートリ
ッジ5がないときは、センサSCの出力信号によってキ
ャリッジ6にカートリッジ5があるか判断する(ステッ
プ122)。カートリッジ5がないときは、キャリッジ
6よりカートリッジ5を押し出すことができないのでエ
ラー状態となる。
【0057】ステップ122で、キャリッジ6にカート
リッジ5があるときは、モータM2を逆転させ、キャリ
ッジ6よりカートリッジ5をスロット4に押し出してロ
ーディング動作をする(ステップ123)。そして、セ
ンサSAの出力信号によってカートリッジ5のスロット
4からの飛び出しがあるか判断し(ステップ124)、
飛び出しがあるときはステップ123に戻って飛び出し
がなくなるまでローディング動作を続ける。そして、ス
テップ124で、カートリッジ5のスロット4からの飛
び出しがないと判断するときリターンする。
【0058】このロードのルーチンの動作によって、キ
ャリッジ6より移動先のマガジン3のスロット4にカー
トリッジ5が正確にローディングされる。
【0059】図15のフローチャートは、図11、図1
2のフローチャートのステップ92,102(アンロー
ドのルーチン)の動作を示している。
【0060】まず、センサSBの出力信号によって、移
動元のマガジン3のスロット4またはドライブ部2のカ
ートリッジ挿入口2aにカートリッジ5があるか判断す
る(ステップ131)。カートリッジ5がないときは、
キャリッジ6にカートリッジを引き込むことができない
のでエラー状態となる。
【0061】ステップ131で、スロット4またはカー
トリッジ挿入口2aにカートリッジ5があるときは、セ
ンサSCの出力信号によってキャリッジ6にカートリッ
ジ5があるか判断する(ステップ132)。カートリッ
ジ5があるときは、キャリッジ6にカートリッジ5を引
き込むことができないのでエラー状態となる。
【0062】ステップ132で、キャリッジ6にカート
リッジ5がないときは、モータM2を正転させ、スロッ
ト4またはカートリッジ挿入口2aよりキャリッジ6に
カートリッジ5を引き込んでアンローディング動作をす
る(ステップ133)。そして、センサSCの出力信号
によってキャリッジ6にカートリッジ5が完全に入った
か判断し(ステップ134)、完全に入っていないとき
はステップ133に戻って完全に入るまでアンローディ
ング動作を続ける。そして、ステップ134で、キャリ
ッジ6にカートリッジ5が完全に入ったと判断するとき
リターンする。
【0063】このアンロードのルーチンの動作によっ
て、移動元であるスロット4またはカートリッジ挿入口
2aよりキャリッジ6にカートリッジ5がアンローディ
ングされる。
【0064】図16のフローチャートは、図12のフロ
ーチャートのステップ104(ドライブロードのルーチ
ン)の動作を示している。
【0065】まず、センサSBの出力信号によって、移
動先のドライブ部2のカートリッジ挿入口2aにカート
リッジ5があるか判断する(ステップ141)。カート
リッジ5があるときは、キャリッジ6よりカートリッジ
5を押し出すことができないのでエラー状態となる。
【0066】ステップ141で、挿入口2aにカートリ
ッジ5がないときは、センサSCの出力信号によってキ
ャリッジ6にカートリッジ5があるか判断する(ステッ
プ142)。カートリッジ5がないときは、キャリッジ
6よりカートリッジ5を押し出すことができないのでエ
ラー状態となる。
【0067】ステップ142で、キャリッジ6にカート
リッジ5があるときは、モータM2を逆転させ、キャリ
ッジ6よりカートリッジ5を挿入口2aに押し出してロ
ーディング動作をする(ステップ143)。そして、セ
ンサSAの出力信号によってカートリッジ5の挿入口2
aからの飛び出しがあるか判断し(ステップ144)、
飛び出しがあるときはステップ143に戻って飛び出し
がなくなるまでローディング動作を続ける。
【0068】ステップ144で、カートリッジ5の挿入
口2aからの飛び出しがないと判断するとき、センサS
Bの出力信号によってカートリッジ5のドライブ部2内
への引き込みが完了したか判断し(ステップ145)、
引き込みが完了してからリターンする。なお、DATの
ドライブ部2にあっては、ドライブ部2の機構によって
挿入口2a入ってきたカートリッジ5を自動的に引き込
むように構成されているため、カートリッジ5を押し込
む動作は不要である。
【0069】このドライブロードのルーチンの動作によ
ってキャリッジ6より移動先のドライブ部2のカートリ
ッジ挿入口2aにカートリッジ5が正確にローディング
される。
【0070】なお、上述実施例においては、図4に示す
ようにコンピュータ等の外部制御装置15を接続し、こ
の外部制御装置15より動作を指示するものを示した
が、操作キーを接続し、ユーザのキー操作で動作を指示
するように構成できることは勿論である。
【0071】また、上述実施例においては、位置検出部
材のスリット7aまたは光遮断部7cは、マガジン3の
複数のスロット4およびドライブ部2のカートリッジ挿
入口2aの位置に1対1に対応していないが、例えばス
リット7aのみを検出するようにして1対1に対応させ
ることもできる。
【0072】また、上述実施例においては、ポジション
データとしてステップモータM1の最下位置からの通算
ステップ数をRAM12に書き込むようにしたものであ
るが、その他のエンコーダ等のデータ発生手段を設け
て、そのデータをRAMに書き込んで利用してもよい。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、キャリッジよりドラ
イブにカートリッジを押し出すローディング動作時やド
ライブよりキャリッジにカートリッジを引き込むアンロ
ーディング動作時には、第1〜第4のセンサによって、
キャリッジやドライブのカートリッジ挿入口のカートリ
ッジの存在の有無、ドライブのカートリッジ挿入口から
のカートリッジの飛び出しの有無、ドライブの内部への
カートリッジの引き込みの完了等を確認するため、ロー
ディング動作やアンーローディング動作が正確に行なわ
れることを確認でき、目的のカートリッジがドライブに
装着されずに目的カートリッジに記録再生が行なわれな
かったり、ローディングやアンローディングの途中状態
でのキャリッジの移動によってカートリッジやキャリッ
ジ自体等が破損したりすることを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を概略的に示した図
である。
【図2】位置検出部の具体構成を示した図である。
【図3】図2の例の位置検出動作の説明のための図であ
る。
【図4】制御系の回路構成を示す図である。
【図5】全体の動作を示すフローチャートである。
【図6】イニシャライズのルーチンを示すフローチャー
トである。
【図7】キャリッジのルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図8】ポジションのルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図9】リフアレンスのルーチンを示すフローチャート
である。
【図10】リードのルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図11】スロット間またはドライブからスロットへの
カートリッジ移動の動作を示すフローチャートである。
【図12】スロットからドライブへのカートリッジ移動
の動作を示すフローチャートである。
【図13】キャリッジ移動のルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図14】ロードのルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図15】アンロードのルーチンを示すフローチャート
である。
【図16】ドライブロードのルーチンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 ドライブ部 3 マガジン 4 スロット 5 カートリッジ 6 キャリッジ 7 位置検出部材 SA〜SE センサ SW1〜SW3 スイッチ M1,M2 モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジが収納される複数のスロッ
    トを有するカートリッジ収納部と、 上記カートリッジを搬送すると共に、上記カートリッジ
    を押し出すローディング手段と上記カートリッジを引き
    込むアンローディング手段を有するキャリッジと、 上記カートリッジの挿入口を有すると共に、この挿入口
    に供給される上記カートリッジを自動的に内部に引き込
    む手段を有するドライブと、 上記ドライブの挿入口に上記カートリッジが存在するか
    否かを検出する第1のセンサと、 上記キャリッジに上記カートリッジが存在するか否かを
    検出する第2のセンサと、 上記ドライブの挿入口より上記カートリッジが飛び出し
    ているか否かを検出する第3のセンサと、 上記ドライブの挿入口より上記カートリッジが内部に引
    き込まれたかを検出する第4のセンサとを備え、 上記ドライブより上記キャリッジに上記アンローディン
    グ手段でもって上記カートリッジを引き込む前に上記第
    1および第2のセンサの出力信号によって上記ドライブ
    の挿入口に上記カートリッジが存在し、かつ上記キャリ
    ッジに上記カートリッジが存在しないことを確認すると
    共に、上記引き込みの後に上記第2のセンサの出力信号
    によって上記キャリッジに上記カートリッジが存在する
    ことを確認し、 上記キャリッジより上記ドライブに上記ローディング手
    段でもって上記カートリッジを押し出す前に上記第1及
    び第2のセンサの出力信号によって上記キャリッジに上
    記カートリッジが存在し、かつ上記ドライブに上記カー
    トリッジが存在しないことを確認すると共に、上記押し
    出しの後に上記第3および第4のセンサの出力信号によ
    って上記ドライブの挿入口より上記カートリッジが飛び
    出しておらず、かつ上記ドライブの内部に上記カートリ
    ッジが引き込まれたことを確認することを特徴とするオ
    ートローダ。
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