JP2771711B2 - カセット装着及び記録判別装置 - Google Patents

カセット装着及び記録判別装置

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JP2771711B2
JP2771711B2 JP3090728A JP9072891A JP2771711B2 JP 2771711 B2 JP2771711 B2 JP 2771711B2 JP 3090728 A JP3090728 A JP 3090728A JP 9072891 A JP9072891 A JP 9072891A JP 2771711 B2 JP2771711 B2 JP 2771711B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下VTRと称する。)等の磁気記録再生装置における
カセット装着及びカセットの誤消去防止爪の有無を判別
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にVTR等の磁気記録再生装置におい
て、カセットの装着の有無、及びカセットに設けられた
誤消去防止用爪の有無を検出するカセット装着及び記録
可否の判別を、単一の検出レバーで機械的に行う構成
が、実公昭55-50826号公報に開示されている。
【0003】また、実開昭61-40731号公報(G11B 15/0
7)には、カセット装着の有無を検出する第1押圧片
と、カセットの誤消去爪の有無を検出するための第2の
押圧片とを設け、2回路2接点のリーフスイッチで電気
的にカセットの装着と記録可否を判別する構成が、開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フロントローディング
方式のVTRのように、カセットをホルダーに装着し、該
ホルダーを駆動手段により駆動してカセットをテープ引
出し位置まで搬送する機構の装置にあっては、ホルダー
にカセットを装着した時点で、カセットが正常に装着さ
れていることを検出し、駆動手段を作動させることが必
要でありが、上述前者の単一の検出レバーによる構成で
は、これを実現するには構成が複雑になり、小スペース
に配設することが困難である。
【0005】また、後者の場合検出スイッチを2回路必
要としているが、本発明の構成では1回路2接点の単一
のリーフスイッチを用いて、配線リードの削減と部品の
小型化による省スペース化を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットを搬
送するホルダーに設けられた突起に対向当接する舌片
と、カセットの誤消去防止爪部に当接する突起とを一端
に形成した回動レバーを一方向へバネ付勢して設け、該
回動レバーの他端に1回路2接点の単一のリーフスイッ
チを対向配設すると共に、前記ホルダーを駆動するモー
タの回転停止をシスコンを介してモードスイッチで制御
する構成とし、カセット装着時のホルダーの移動により
前記リーフスイッチが作動され、まずカセット装着を判
別する第1の信号をシスコンに送り、カセット搬送終了
近傍で回動レバーの突起がカセット爪部に当接し、再度
リーフスイッチを作動させ、記録の可否を判別する第2
の信号をシスコンに送るようにし、単一のリーフスイッ
チを少なくとも2回作動させる。
【0007】
【作用】カセットを装着するとホルダーが移動し、該ホ
ルダーの移動によりスイッチが作動してカセット装着を
判別すると共に、シスコンを介してモータを駆動する。
モータの回転によりホルダーがカセットを搬送するが、
カセットの搬送終了近傍で回動レバーの突起がカセット
の誤消去防止爪部に当接し、再び回動レバーが回動し前
記スイッチを再度作動させることによりカセットの爪の
有無を検出し、記録の可否の判別を行う。
【0008】
【実施例】以下、具体的な一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。図面はいずれも本発明に関す
るものであり、図1(a),(b)はその主要部分の平面図
及び正面図、図2はカセット装着時の平面図、図3は誤
消去防止爪有りカセット搬送途中の平面図、図4(a),
(b)は誤消去防止爪無しカセット搬送途中の図及びその
正面図面、図5は主要部品の分解斜視図、図6は外観斜
視図、図7は回路ブロック図、図8はモードスイッチと
リーフスイッチとの関係を示すタイミングチャート図、
図9はカセット装着時のシスコンの動作を示すフローチ
ャート、図10はカセット排出時のシスコンの動作を示す
フローチャートを示す。
【0009】まず、図5及び図6を参照して、本発明の
フロントローデング装置は、カセットCを載置するホ
ルダー2と、該カセットCを載置してカセットからテー
プを引出す位置まで該カセットCを搬送するギヤ3a,リ
ンク3b,直線ラック3c等で構成された駆動機構と、該
駆動機構が配設されると共に、前記ホルダー2を水平
及び垂直方向へ摺動案内する案内溝4a,4bが削切された
左右の側板4,4と、天板5及び前面板6とをシャーシ
7に組立てて構成されている。
【0010】前記前面板6の軸受け部6aには、作動手段
としての回動レバーがバネ9によって図1では時計回
り方向へ付勢された状態で回動自在に取着され、その一
端の舌片8aは前記ホルダー2の突片2aに当接している。
回動レバーには、後述するカセットCの誤消去防止爪
10部に対向する位置に突片8bが形成され、他端には基板
11に取付けられた1回路2接点のリーフスイッチ12をON
/OFF制御する突出片8cが一体形成されている。
【0011】上述の構成により、カセットCが装着され
ていない図1の状態では、スイッチ12はONの状態を維持
している。次にカセットCを装着して(図2参照)カセ
ットCを矢印A方向へ押圧すれば、カセットCがホルダ
ー2に装着され、該ホルダー2はカセットCと共に矢印
A方向へ移動する。その結果、ホルダー2の突片2aが回
動レバーの舌片8aから離間するので、回動レバー
時計回り方向へ回動してスイッチ12への押圧を解除す
る。これによって、スイッチ12がOFFになり、カセット
Cが装着されたことを検出する。
【0012】スイッチ12が、ONからOFFに切換わったこ
とにより、図7に示すように、スイッチ12による1回目
の判別信号がシステム・コントロール・マイクロコンピ
ュータ(以下シスコンと称する。)13に入力され、該シ
スコン13から信号がローディングモータ駆動回路14へ出
力され、該駆動回路14を介してローディングモータ15が
回転駆動される。モータ14の回転により、ホルダー2が
カセットCを載置した状態でカセットCを水平及び垂直
方向へ搬送する。この時、メカニズム16の各動作モード
を検出するためのロータリ・スイッチからなるモードス
イッチ17も回転する。
【0013】ホルダー2が該カセットCをカセットCか
らテープを引出す位置まで搬送すると、モードスイッチ
17からシスコン13へモード信号が出力され、該シスコン
13から指示信号が出力され、前記モータ15の回転を停止
する。ホルダー2が下降し、カセットCがテープ引出し
位置に近付くと、前記回動レバーの突片8bがカセット
Cの下部側面に当接し、該回動レバーは、一旦反時計
回り方向へ回動する。
【0014】従って、スイッチ12は一旦ON状態になる。
更にホルダー2が下降すると、カセットCに爪10が有る
場合、突片8bは該爪10に当接した状態を保ち、スイッチ
12はON状態に保持される(図3参照)。また、カセット
Cに爪10が無い場合、カセットCの下部側面に当接し
て、一旦スイッチ12をONさせるが、ホルダー2が更に下
降すると、突片8bはカセットCの爪10部の凹部に貫入
し、再びスイッチ12への押圧を解除するので、スイッチ
12はOFFになる(図4参照)。
【0015】更にカセットローディングを続けるとカセ
ットCは、カセットからテープを引出す位置に至る。即
ちモードスイッチ17は、カセットINモードを検知し、こ
の時点をトリガーとしてタイムラグを設けてモータ15を
停止させる。カセット装着完了の検出は、カセットCが
カセットINモードとなったことと、供給リールエンドセ
ンサー・巻取りリールエンドセンサー(いずれも図示せ
ず)の感知状態によって判定するものとする。上述のよ
うに、カセットCの爪10の有無によって、前記回動レバ
ー8の突起8bがスイッチ12をON状態か、ONからOFFに切
り換えることをシスコン13が検知し、記録可否を判定
し、ビデオ回路18に指示信号を出力する。
【0016】表1は、メカニズム16の各動作モードに対
するモードスイッチ17の各データ端子,,,のビ
ット信号関係を示したものである。本発明では、動作モ
ード1のEJECTモードと動作モード2のSTOPモード(カ
セットIN)のみについてタイミングチャート図8及びフ
ローチャート図9,10と共に説明する。
【0017】
【表1】
【0018】まず、EJECTモード(モードNo.1)では、モ
ードスイッチ(以下モードSWと称する)17のデータ端子
〜のビットは0001(Loレベル=0,Highレベル=1とする。)
の状態にある。ここで、カセットCを装着すると、図9
に示すように、START(ステップ21),カセット装着(ステ
ップ22),カセット押し込み(ステップ23)を経て、ホル
ダー2の移動によりリーフスイッチ(以下リーフSWと称
する)12がOFFになる(ステップ24)。この時、リーフSW12
がOFFを検出しない場合は、再度カセットCの押し込み
操作(ステップ23)を行う。リーフSW12がOFFになると、
ステップ25でモータ15がONになり、表1のモードNo.1が
終了し、ステップ27の移行モードになりホルダー2がカ
セットCを水平方向へ搬送する。この時モードSW17のビ
ットは0000となる(データ端子がHiからLoへ変わる)。
【0019】更にモータ15が回転して、ホルダー2が垂
直方向へ搬送され、カセットローディングが終了する
と、モードSW17はステップ28でモードNo.2を感知しその
ビットは0010(データ端子がLoからHiに変わる)とな
る。タイムラグ(ステップ29)を持たせてモータ15を停止
する(ステップ30)。この時、リーフSW12が上述のよう
にステップ31でOFFからONへまたは、OFFから一旦ONにな
り引き続いてOFFになる。即ち、ステップ31でカセット
くの爪10の有無を判定し、YESの場合はステップ32でビ
デオ回路18を記録可能の待機状態にする。また、NOの場
合はビデオ回路18を記録不可能状態(ステップ33)にす
る。カセットCの爪10の有無の検出のタイミングは図8
のタイミングチャートに示す通りである。
【0020】カセットCを取り出す場合は、図10に示す
ようにEJECTボタン40(図7参照)を操作すると、ステッ
プ41でEJECT-SW40がONとなる。NOの場合は再度EJECT-SW
40を操作する。YESの場合、ステップ42でモータ15がON
となって逆回転し、ホルダー2をカセットC装着時と逆
の経路で搬送する。その後は図10のフローチャートに示
すようにステップ43〜49を経て、カセットCの取り出し
が完了する。
【0021】尚、表1におけるモードNo.3のSTOPモード
は、カセットCからテープが引き出された状態を云う。
また図8において、LO/Moはモータ15を意味し、Loはカ
セットローディング、UNLoはカセットアンローディング
(EJECT)を意味する。
【0022】
【発明の効果】本発明は、回動レバーに作動部を2ケ所
設け、カセット装着操作によるホルダーの移動とカセッ
トの移動動作により、単一の1回路2接点スイッチを2
回作動させることによって、カセットの装着とカセット
の誤消去防止用の爪の有無とを検出させる構成としたの
で、部品点数の削減と電気的配線の簡略化が図られ、組
立て作業工数の低減が効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的一実施例の主要部の平面図及び
その正面図である。
【図2】本発明のカセット装着時の主要部の平面図であ
る。
【図3】本発明の誤消去防止爪有りカセット搬送途中の
平面図である。
【図4】本発明の誤消去爪無しカセットの搬送途中の平
面図及びその正面図である。
【図5】本発明の主要部分の分解斜視図である。
【図6】本発明の外観斜視図である。
【図7】本発明の回路ブロック図である。
【図8】本発明のモードスイッチとリーフスイッチとの
関係を示すタイミングチャート図である。
【図9】本発明のカセット装着時のシスコンの動作を示
すフローチャート図である。
【図10】本発明のカセット排出時のシスコンの操作を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
2 ホルダー ホルダー駆動機構 回動レバー(作動手段) 10 カセットの誤消去防止爪 12 リーフスイッチ(第1のスイッチ) 13 シスコン 15 モータ 17 モードスイッチ(第2のスイッチ) 18 ビデオ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットを保持するホルダーと、前記カ
    セットが装着可能な第1の位置と前記カセット内のテー
    プが引出可能に前記カセットがメカニズムに載置された
    第2の位置の間でモータによる駆動力にて前記ホルダー
    を往復駆動するカセット装着手段を有し、前記カセット
    のホルダーへの装着と前記カセットの誤消去防止爪の有
    無を判別するカセット装着及び記録判別装置において、 単一の検出スイッチと、 前記ホルダーの移動を検出するホルダ検出舌片と、カセ
    ットの誤消去防止爪の有無を検出する突片と、前記スイ
    ッチのON、OFFを行うスイッチ操作突出片とを一体
    的に備え、付勢手段により一方向に回動付勢された回動
    レバーと、 前記カセット装着手段が第1の位置にあるか第2の位置
    にあるかを検出するモードスイッチと、 前記検出スイッチと前記モードスイッチの状態に応じて
    前記モータの駆動を制御する制御回路とを有し、 前記制御回路は、前記モードスイッチによりカセット装
    着手段が第1の位置にある事が検出され、カセットの装
    着によって前記ホルダーが前記回動レバーのホルダ検出
    舌片から離間し、前記付勢手段の付勢力により前記回動
    レバーが回動し前記スイッチ操作突出片が前記検出スイ
    ッチをOFFしたことによって前記モータを駆動し、前
    記モードスイッチによりカセット装着手段が第2の位置
    まで駆動されたことが検出されたことにより前記モータ
    の駆動を停止するよう制御するとともに、 該第2の位置で前記回動レバーの突片がカセットの誤消
    去防止爪に当接し、前記回動レバーは付勢力とは反対の
    方向に回動され、前記スイッチ操作突出片が前記検出ス
    イッチをONしたか否かでカセットの誤消去防止爪の有
    無を判別することを特徴とするカセット装着及び記録判
    別装置。
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