JPS6149732B2 - - Google Patents
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- JPS6149732B2 JPS6149732B2 JP55080656A JP8065680A JPS6149732B2 JP S6149732 B2 JPS6149732 B2 JP S6149732B2 JP 55080656 A JP55080656 A JP 55080656A JP 8065680 A JP8065680 A JP 8065680A JP S6149732 B2 JPS6149732 B2 JP S6149732B2
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- Japan
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気テープに録音された曲と曲の間の
無録音部分を検出して曲の頭出しを行なうことが
できるカセツトテープレコーダーに関し、特に車
載用装置に好適なるものである。
無録音部分を検出して曲の頭出しを行なうことが
できるカセツトテープレコーダーに関し、特に車
載用装置に好適なるものである。
曲の頭出し機能は従来から種々の方式が提案さ
れ且つ実施されているが、基本的にはテープレコ
ーダーの駆動機構を早送りあるいは巻戻し状態に
切換えると共に、磁気ヘツドが磁気テープに僅か
に接触する位置迄ヘツド基板を後退させ、磁気ヘ
ツドからの信号により無録音部分を検出する検出
回路による無録音部分の検出で、早送りあるいは
巻戻し状態を解除し直ちに再生状態に復帰する方
式が一般的である。
れ且つ実施されているが、基本的にはテープレコ
ーダーの駆動機構を早送りあるいは巻戻し状態に
切換えると共に、磁気ヘツドが磁気テープに僅か
に接触する位置迄ヘツド基板を後退させ、磁気ヘ
ツドからの信号により無録音部分を検出する検出
回路による無録音部分の検出で、早送りあるいは
巻戻し状態を解除し直ちに再生状態に復帰する方
式が一般的である。
而して曲の頭出し状態に於いては、無録音部分
を検出する必要上磁気ヘツドをテープに接触した
状態でテープを走行させなければならないが、磁
気ヘツドの摩耗を考慮すると、曲の頭出しを行な
わない通常の早送りあるいは巻戻し状態では、磁
気ヘツドをテープから離すよう構成することが好
ましい。
を検出する必要上磁気ヘツドをテープに接触した
状態でテープを走行させなければならないが、磁
気ヘツドの摩耗を考慮すると、曲の頭出しを行な
わない通常の早送りあるいは巻戻し状態では、磁
気ヘツドをテープから離すよう構成することが好
ましい。
従つて本発明はこの点に鑑みなされたもので、
スイツチ操作で曲の頭出し状態と早送りあるいは
巻戻し状態の切換えを行なうと共に磁気ヘツドの
テープへの接離を制御することを特徴とするカセ
ツトテープレコーダーを提供するものである。
スイツチ操作で曲の頭出し状態と早送りあるいは
巻戻し状態の切換えを行なうと共に磁気ヘツドの
テープへの接離を制御することを特徴とするカセ
ツトテープレコーダーを提供するものである。
以下本発明の実施例を車載用の往復式カセツト
テープレコーダーについて図面と共に説明する。
テープレコーダーについて図面と共に説明する。
第1図は本発明のカセツトテープレコーダーの
停止状態を示す平面図で、カセツト1が縦長方向
で演奏位置に装填される方式であるが、装填方式
は本発明に直接関係しない為特に図示していな
い。
停止状態を示す平面図で、カセツト1が縦長方向
で演奏位置に装填される方式であるが、装填方式
は本発明に直接関係しない為特に図示していな
い。
2,2′はキヤプスタン3,3′と同軸に形成し
た駆動ギヤー4,4′の回転が、伝達ギヤー5,
5′を介して伝達され駆動されるリール軸で、第
2図に示すようにリール軸2に直結した上方のリ
ールギヤー6と、上方リールギヤー6にフエルト
等の摩擦材7,7を介して連結され且つ伝達ギヤ
ー5に噛合され常時回転される下方リールギヤー
8と、取付軸9を中心にバネ10の附勢で時計方
向に附勢され、一端が下方リールギヤー8に当接
し、他端がテープ走行方向切換手段及び早送りあ
るいは巻戻し制御手段により制御される切換レバ
ー11に当接したクラツチレバー12よりなるク
ラツチ機構を伴なつて構成されている。尚リール
2′についても同様に構成されている。したがつ
て切換レバー11によりクラツチレバー12がバ
ネ10の附勢に抗し反時計方向に回動されると、
下方リールギヤー8,8′の上方リールギヤー
6,6′への圧着力が解除されリール軸2,2′の
回転が停止される。このようにして切換レバー1
1の作用でクラツチ機構を適宜遮断させることに
より、リール軸2,2′の回転がテープ走行方向
に応じ選択されるよう構成されている。13,1
3′はモーター14の回転がゴムベルト15を介
して伝達されたフライホイールで、互いに逆方向
に回転駆動され同軸のキヤプスタン3,3′を駆
動している。
た駆動ギヤー4,4′の回転が、伝達ギヤー5,
5′を介して伝達され駆動されるリール軸で、第
2図に示すようにリール軸2に直結した上方のリ
ールギヤー6と、上方リールギヤー6にフエルト
等の摩擦材7,7を介して連結され且つ伝達ギヤ
ー5に噛合され常時回転される下方リールギヤー
8と、取付軸9を中心にバネ10の附勢で時計方
向に附勢され、一端が下方リールギヤー8に当接
し、他端がテープ走行方向切換手段及び早送りあ
るいは巻戻し制御手段により制御される切換レバ
ー11に当接したクラツチレバー12よりなるク
ラツチ機構を伴なつて構成されている。尚リール
2′についても同様に構成されている。したがつ
て切換レバー11によりクラツチレバー12がバ
ネ10の附勢に抗し反時計方向に回動されると、
下方リールギヤー8,8′の上方リールギヤー
6,6′への圧着力が解除されリール軸2,2′の
回転が停止される。このようにして切換レバー1
1の作用でクラツチ機構を適宜遮断させることに
より、リール軸2,2′の回転がテープ走行方向
に応じ選択されるよう構成されている。13,1
3′はモーター14の回転がゴムベルト15を介
して伝達されたフライホイールで、互いに逆方向
に回転駆動され同軸のキヤプスタン3,3′を駆
動している。
16は磁気ヘツド17及びピンチローラー1
8,18′を載置し、シヤーシ軸19,19′を長
孔20,20に収納し左右方向に摺動可能に装着
されたヘツド基板で、第3図に示すように中央部
でシヤーシ21の下方に折曲され、シヤーシ間に
張架したスプリング22により左方向に附勢位置
されている。23はヘツド基板16上に植設した
突軸24,24を長孔25,25に収納し、ヘツ
ド基板16上を左右に摺動可能に装着された摺動
板で、ヘツド基板16の折曲片26,26に架設
したバネ27,27により左方向に附勢されてい
る。尚このバネ27,27の附勢力は前記スプリ
ング22の附勢力より大きく設定されている。2
8は一端に植設したピン29が摺動板23の小孔
30に係合され、他端が起動ギヤー31の突起3
2と係合する位置に臨むと共に、第1電磁石33
に吸着される吸着子34を備えた起動レバーで、
シヤーシ軸35に回動自在に枢支されている。3
6は起動ギヤー31の下方に植設した係止軸37
と一端が係合することにより起動ギヤー31をロ
ツクするロツクレバーで、発条38により時計方
向に附勢されている。39はモーター14により
常時回転されている作動ギヤーで、通常起動ギヤ
ー31の欠歯部40と対向されているが、図示せ
ぬカセツト装填機構によるカセツト1の装填でロ
ツクレバー36が矢印方向に押圧され、起動ギヤ
ー31のロツクが解除されることにより起動ギヤ
ー31と噛合される。41はロツクレバー36の
ロツクを電気的に解除するプランジヤーで、後述
するように曲の頭出し選択スイツチが操作された
時動作するよう構成される。
8,18′を載置し、シヤーシ軸19,19′を長
孔20,20に収納し左右方向に摺動可能に装着
されたヘツド基板で、第3図に示すように中央部
でシヤーシ21の下方に折曲され、シヤーシ間に
張架したスプリング22により左方向に附勢位置
されている。23はヘツド基板16上に植設した
突軸24,24を長孔25,25に収納し、ヘツ
ド基板16上を左右に摺動可能に装着された摺動
板で、ヘツド基板16の折曲片26,26に架設
したバネ27,27により左方向に附勢されてい
る。尚このバネ27,27の附勢力は前記スプリ
ング22の附勢力より大きく設定されている。2
8は一端に植設したピン29が摺動板23の小孔
30に係合され、他端が起動ギヤー31の突起3
2と係合する位置に臨むと共に、第1電磁石33
に吸着される吸着子34を備えた起動レバーで、
シヤーシ軸35に回動自在に枢支されている。3
6は起動ギヤー31の下方に植設した係止軸37
と一端が係合することにより起動ギヤー31をロ
ツクするロツクレバーで、発条38により時計方
向に附勢されている。39はモーター14により
常時回転されている作動ギヤーで、通常起動ギヤ
ー31の欠歯部40と対向されているが、図示せ
ぬカセツト装填機構によるカセツト1の装填でロ
ツクレバー36が矢印方向に押圧され、起動ギヤ
ー31のロツクが解除されることにより起動ギヤ
ー31と噛合される。41はロツクレバー36の
ロツクを電気的に解除するプランジヤーで、後述
するように曲の頭出し選択スイツチが操作された
時動作するよう構成される。
42は時計方向への回動操作及び反時計方法へ
の回動操作で早送りあるいは巻戻し制御を行なう
制御レバーで、シヤーシ上に植設した枢支軸43
に回動可能に枢支され、一端が下方に折曲され、
該折曲片44は前記枢支軸43に巻回されたコイ
ルバネ45により、シヤーシの切起片46をはさ
んで挾持され、コイルバネ45により中央に位置
するよう附勢されている。47はシヤーシ上の案
内軸48,48を長孔49,49の中央位置に収
納し、一端の係合軸50で前記制御レバー42と
連結され、制御レバー42の回動操作で上下方向
に摺動されるスライド板で、中央部にはヘツド基
板16の一端に植設されシヤーシ上に突出したヘ
ツド軸51と係合し、ヘツド基板16を制御する
カム溝52が形成されている。このヘツド軸51
とカム溝52の関係は、第4図に示すように停止
状態の時(a)の位置、再生状態の時(b)の位置、早送
りあるいは巻戻しで曲の頭出し状態の時(c)あるい
は(e)の位置、そして早送りあるいは巻戻し状態の
時(d)あるいは(f)の位置に係合されるよう構成され
る。
の回動操作で早送りあるいは巻戻し制御を行なう
制御レバーで、シヤーシ上に植設した枢支軸43
に回動可能に枢支され、一端が下方に折曲され、
該折曲片44は前記枢支軸43に巻回されたコイ
ルバネ45により、シヤーシの切起片46をはさ
んで挾持され、コイルバネ45により中央に位置
するよう附勢されている。47はシヤーシ上の案
内軸48,48を長孔49,49の中央位置に収
納し、一端の係合軸50で前記制御レバー42と
連結され、制御レバー42の回動操作で上下方向
に摺動されるスライド板で、中央部にはヘツド基
板16の一端に植設されシヤーシ上に突出したヘ
ツド軸51と係合し、ヘツド基板16を制御する
カム溝52が形成されている。このヘツド軸51
とカム溝52の関係は、第4図に示すように停止
状態の時(a)の位置、再生状態の時(b)の位置、早送
りあるいは巻戻しで曲の頭出し状態の時(c)あるい
は(e)の位置、そして早送りあるいは巻戻し状態の
時(d)あるいは(f)の位置に係合されるよう構成され
る。
53は第3図に示すようにシヤーシ21の下方
に伸びた回動軸19に回動可能に枢支された回動
板54上に回動可能に支持され、リール軸2,
2′間に位置したアイドラーギヤーで、リール軸
2,2′の上方リールギヤー6,6′と噛合される
大径ギヤー53′と、下方リールギヤー8,8′と
噛合される小径ギヤー53で構成され、リール軸
2,2′への圧接でモーターの駆動力が、下方リ
ールギヤー8,8′からアイドラーギヤー53を
介して上方リールギヤー6,6′に伝達されるこ
とにより、磁気テープを早送りあるいは巻戻しさ
せる。アイドラーギヤー53のリール軸2,2′
への圧接は、回動板54がスライド板47からシ
ヤーシ21下方に植設した連結軸55と係合され
ることにより、制御レバー42の操作で行なわれ
る。
に伸びた回動軸19に回動可能に枢支された回動
板54上に回動可能に支持され、リール軸2,
2′間に位置したアイドラーギヤーで、リール軸
2,2′の上方リールギヤー6,6′と噛合される
大径ギヤー53′と、下方リールギヤー8,8′と
噛合される小径ギヤー53で構成され、リール軸
2,2′への圧接でモーターの駆動力が、下方リ
ールギヤー8,8′からアイドラーギヤー53を
介して上方リールギヤー6,6′に伝達されるこ
とにより、磁気テープを早送りあるいは巻戻しさ
せる。アイドラーギヤー53のリール軸2,2′
への圧接は、回動板54がスライド板47からシ
ヤーシ21下方に植設した連結軸55と係合され
ることにより、制御レバー42の操作で行なわれ
る。
56は制御レバー42が操作された時、スライ
ド板47を作動位置に鎖錠することにより制御レ
バー42の鎖錠を行なう鎖錠装置で、一端にスラ
イド板47の鎖錠辺47′,47′と係合される係
止軸57を備え、他端に第2電磁石58に吸着さ
れる吸着子59と切換スイツチ60を切換える作
動片61が形成され、枢軸62に回動自在に支持
された鎖錠レバー63で構成されている。
ド板47を作動位置に鎖錠することにより制御レ
バー42の鎖錠を行なう鎖錠装置で、一端にスラ
イド板47の鎖錠辺47′,47′と係合される係
止軸57を備え、他端に第2電磁石58に吸着さ
れる吸着子59と切換スイツチ60を切換える作
動片61が形成され、枢軸62に回動自在に支持
された鎖錠レバー63で構成されている。
第5図は本発明の回路結線図を示し、第1電磁
石33は一方の電極が電源(+B)に接続され、
他方の電極が切換スイツチ60の常閉固定接点6
0bに接続されると共に、装置前面に装着される
頭出し選択スイツチ64の一方の固定接点64b
に接続されている。尚切換スイツチ60及び頭出
し選択スイツチ64の可動接点60a,64aは
繰共に接地され、切換スイツチ60の常開固定接
点60c及び頭出し選択スイツチ64の他方の固
定接点64cは共に、磁気ヘツド17の信号が入
力されテープの無録音部分を検出する無録音検出
回路65に接続され、無録音検出で非導通に反転
されるスイツチングトランジスタ66のエミツタ
及びコレクタ電極にそれぞれ接続されている。又
第2電磁石58は一方の電極が電源(+B)に接
続され、他方の電極が頭出し選択スイツチ64の
他方の固定接点64cに接続されている。更にプ
ランジヤー41が頭出し選択スイツチ64と連動
される起動スイツチ67の操作で起動されるワン
シヨツトマルチバイブレータ68の出力で駆動さ
れるよう構成されている。尚切換スイツチは制御
レバー42の操作で常閉接点から常開接点に切換
えられ、頭出し選択スイツチ64は手動で随時切
換えられる。
石33は一方の電極が電源(+B)に接続され、
他方の電極が切換スイツチ60の常閉固定接点6
0bに接続されると共に、装置前面に装着される
頭出し選択スイツチ64の一方の固定接点64b
に接続されている。尚切換スイツチ60及び頭出
し選択スイツチ64の可動接点60a,64aは
繰共に接地され、切換スイツチ60の常開固定接
点60c及び頭出し選択スイツチ64の他方の固
定接点64cは共に、磁気ヘツド17の信号が入
力されテープの無録音部分を検出する無録音検出
回路65に接続され、無録音検出で非導通に反転
されるスイツチングトランジスタ66のエミツタ
及びコレクタ電極にそれぞれ接続されている。又
第2電磁石58は一方の電極が電源(+B)に接
続され、他方の電極が頭出し選択スイツチ64の
他方の固定接点64cに接続されている。更にプ
ランジヤー41が頭出し選択スイツチ64と連動
される起動スイツチ67の操作で起動されるワン
シヨツトマルチバイブレータ68の出力で駆動さ
れるよう構成されている。尚切換スイツチは制御
レバー42の操作で常閉接点から常開接点に切換
えられ、頭出し選択スイツチ64は手動で随時切
換えられる。
次に斯る構成よりなる本発明の動作につき説明
する。先ず図示せぬカセツト装填装置によりカセ
ツト1が演奏位置に装填されると、ロツクレバー
36が発条38に抗し反時計方向に回動されるこ
とにより、起動ギヤー31の係止軸37の係合解
除で、起動ギヤー31は図示せぬ附勢力により反
時計方向に若干回動され、作動ギヤー39に噛合
され反時計方向に回転される。起動ギヤー31の
回転で突起32が起動レバー28を反時計方向に
回動させることにより、摺動板23と一体にヘツ
ド基板16がスプリング22の附勢に抗し右方向
に摺動され、磁気ヘツド17をテープに圧接し演
奏状態となる(第6図参照)。
する。先ず図示せぬカセツト装填装置によりカセ
ツト1が演奏位置に装填されると、ロツクレバー
36が発条38に抗し反時計方向に回動されるこ
とにより、起動ギヤー31の係止軸37の係合解
除で、起動ギヤー31は図示せぬ附勢力により反
時計方向に若干回動され、作動ギヤー39に噛合
され反時計方向に回転される。起動ギヤー31の
回転で突起32が起動レバー28を反時計方向に
回動させることにより、摺動板23と一体にヘツ
ド基板16がスプリング22の附勢に抗し右方向
に摺動され、磁気ヘツド17をテープに圧接し演
奏状態となる(第6図参照)。
この時切換スイツチ60は常閉固定接点60b
側に切換つており、第1電磁石33に通電されて
いることにより、ヘツド基板16は起動レバー2
8の吸着子34が電磁石33に吸着されて右方向
に摺動した演奏位置に保持される。又この時ヘツ
ド軸51はスライド板47のカム溝52の(b)位置
に係合される(第2、第4図参照)。
側に切換つており、第1電磁石33に通電されて
いることにより、ヘツド基板16は起動レバー2
8の吸着子34が電磁石33に吸着されて右方向
に摺動した演奏位置に保持される。又この時ヘツ
ド軸51はスライド板47のカム溝52の(b)位置
に係合される(第2、第4図参照)。
次に前述の再生状態から曲の頭出しを行なう接
作につき第7図と共に説明する。この場合頭出し
選択スイツチ64を操作し、制御レバー42を操
作することにより行なうことができる。即ち頭出
し選択スイツチ64の操作で可動接点64aが一
方の固定接点64b側に切換わることにより、第
1電磁石33の通電状態を保持すると共に、制御
レバー42の操作方向によりスライド板47が上
あるいは下方向に摺動されることにより、鎖錠レ
バー63の時計方向への回動で作動片61が切換
スイツチ60を常開固定接点60c側に切換え、
無録音検出回路65を動作状態に設定し、スイツ
チングトランジスタ66の導通で第2電磁石58
に通電することにより。鎖錠レバー63の吸着子
59が第2電磁石58に吸着され、係合軸57が
スライド板47の鎖錠辺47′あるいは47″に係
合されることによりスライド板47を作動位置に
鎖錠する。この時スライド板47の摺動でカム溝
52によりヘツド軸51が制御されることによ
り、ヘツド基板16がバネ27,27の付勢に抗
勢に抗し左方向に磁気ヘツド17がテープ69に
僅かに接触する位置迄後退される。又回動板54
が回動されることによりアイドラーギヤー53が
リール軸2あるいは2′に噛合され早送りあるい
は巻戻し状態となる。尚この時制御レバー42の
操作により切換レバー11が作動されリール軸
2,2′のクラツチレバー12が制御されること
により、クラツチ機構は遮断されている。かくし
て制御レバー42の操作で早送り状態での曲の頭
出し及び巻戻し状態での曲の頭出しを選択制御で
きる。
作につき第7図と共に説明する。この場合頭出し
選択スイツチ64を操作し、制御レバー42を操
作することにより行なうことができる。即ち頭出
し選択スイツチ64の操作で可動接点64aが一
方の固定接点64b側に切換わることにより、第
1電磁石33の通電状態を保持すると共に、制御
レバー42の操作方向によりスライド板47が上
あるいは下方向に摺動されることにより、鎖錠レ
バー63の時計方向への回動で作動片61が切換
スイツチ60を常開固定接点60c側に切換え、
無録音検出回路65を動作状態に設定し、スイツ
チングトランジスタ66の導通で第2電磁石58
に通電することにより。鎖錠レバー63の吸着子
59が第2電磁石58に吸着され、係合軸57が
スライド板47の鎖錠辺47′あるいは47″に係
合されることによりスライド板47を作動位置に
鎖錠する。この時スライド板47の摺動でカム溝
52によりヘツド軸51が制御されることによ
り、ヘツド基板16がバネ27,27の付勢に抗
勢に抗し左方向に磁気ヘツド17がテープ69に
僅かに接触する位置迄後退される。又回動板54
が回動されることによりアイドラーギヤー53が
リール軸2あるいは2′に噛合され早送りあるい
は巻戻し状態となる。尚この時制御レバー42の
操作により切換レバー11が作動されリール軸
2,2′のクラツチレバー12が制御されること
により、クラツチ機構は遮断されている。かくし
て制御レバー42の操作で早送り状態での曲の頭
出し及び巻戻し状態での曲の頭出しを選択制御で
きる。
而して無録音検出回路65によりテープの無録
音部分が検出されると、スイツチングトランジス
タ66の非導通への反転で第2電磁石58が消磁
されることにより、スライド板47の鎖錠解除で
スライド板47がコイルバネ45の作用で初期位
置に復帰されると、アイドラーギヤー53の噛合
が解除されると共に、ヘツド基板16がバネ2
7,27の附勢で右方向に摺動されることによ
り、磁気ヘツド17及びピンチローラー18′が
テープに圧接され再生状態に復帰され、曲の最初
から再生する。かくして曲の頭出しを行なうこと
ができる。
音部分が検出されると、スイツチングトランジス
タ66の非導通への反転で第2電磁石58が消磁
されることにより、スライド板47の鎖錠解除で
スライド板47がコイルバネ45の作用で初期位
置に復帰されると、アイドラーギヤー53の噛合
が解除されると共に、ヘツド基板16がバネ2
7,27の附勢で右方向に摺動されることによ
り、磁気ヘツド17及びピンチローラー18′が
テープに圧接され再生状態に復帰され、曲の最初
から再生する。かくして曲の頭出しを行なうこと
ができる。
次に第6図に示す再生状態より早送りあるいは
巻戻し状態への切換えについて第8図と共に説明
する。この場合頭出し選択スイツチ64は他方の
固定接点64c側に切換え、制御レバー42を操
作することにより行なうことができる。即ち頭出
し選択スイツチ64が固定接点64c側に切換え
られていることにより、制御レバー42が操作す
るされると前述のように切換スイツチ60の常開
接点60c側への切換えで、第1電磁石33が消
磁されることにより、ヘツド基板16の保持が解
除されスプリング22の附勢でヘツド基板16は
左方向に復帰摺動される。
巻戻し状態への切換えについて第8図と共に説明
する。この場合頭出し選択スイツチ64は他方の
固定接点64c側に切換え、制御レバー42を操
作することにより行なうことができる。即ち頭出
し選択スイツチ64が固定接点64c側に切換え
られていることにより、制御レバー42が操作す
るされると前述のように切換スイツチ60の常開
接点60c側への切換えで、第1電磁石33が消
磁されることにより、ヘツド基板16の保持が解
除されスプリング22の附勢でヘツド基板16は
左方向に復帰摺動される。
この際制御レバー42の操作でスライド板47
が摺動されており、ヘツド軸51がカム溝52の
(d)位置に係合されることにより、ヘツド基板16
は磁気ヘツド17及びピンチローラー18′がテ
ープ69から完全に離間して、停止位置と演奏位
置の中間に後退位置されている。一方頭出し選択
スイツチ64により第2電磁石58は、無録音検
出回路65に無関係に常時通電されており、前述
のようにスライド板47を鎖錠している。かくし
て磁気ヘツド17がテープから離間した状態で、
アイドラーギヤー53が前述のようにリール軸2
あるいは2′に噛合されることにより、早送りあ
るいは巻戻し状態となる。次に頭出し選択スイツ
チ64の切換えによる動作モードの変化につき説
明する。先ず上述の第8図に示す早送りあるいは
巻戻し動作中に頭出し選択スイツチ64が操作さ
れ一方の固定接点64b側に切換えられると、第
1電磁石33に通電が行なわれると共に、起動ス
イツチ67の閉成でワンシヨツトマルチバイブレ
ーター68が起動されプランジヤー41が動作
し、ロツクレバー36を発条38の附勢に抗し反
時計方向に回動し起動ギヤー31のロツクを解除
することにより、前述のように起動レバー28が
作動されヘツド基板16を右方向に移動する。こ
の際ヘツド軸51がスライド板47のカム溝52
を(d)位置から(c)位置に移動され、ヘツド基板16
は移動を阻止されるが、摺動板23は起動レバー
28によりバネ27,27に抗し更に右方向に摺
動され、起動レバー28の吸着子34が第1電磁
石33に吸着されて第7図に示す曲の頭出し状態
となる。
が摺動されており、ヘツド軸51がカム溝52の
(d)位置に係合されることにより、ヘツド基板16
は磁気ヘツド17及びピンチローラー18′がテ
ープ69から完全に離間して、停止位置と演奏位
置の中間に後退位置されている。一方頭出し選択
スイツチ64により第2電磁石58は、無録音検
出回路65に無関係に常時通電されており、前述
のようにスライド板47を鎖錠している。かくし
て磁気ヘツド17がテープから離間した状態で、
アイドラーギヤー53が前述のようにリール軸2
あるいは2′に噛合されることにより、早送りあ
るいは巻戻し状態となる。次に頭出し選択スイツ
チ64の切換えによる動作モードの変化につき説
明する。先ず上述の第8図に示す早送りあるいは
巻戻し動作中に頭出し選択スイツチ64が操作さ
れ一方の固定接点64b側に切換えられると、第
1電磁石33に通電が行なわれると共に、起動ス
イツチ67の閉成でワンシヨツトマルチバイブレ
ーター68が起動されプランジヤー41が動作
し、ロツクレバー36を発条38の附勢に抗し反
時計方向に回動し起動ギヤー31のロツクを解除
することにより、前述のように起動レバー28が
作動されヘツド基板16を右方向に移動する。こ
の際ヘツド軸51がスライド板47のカム溝52
を(d)位置から(c)位置に移動され、ヘツド基板16
は移動を阻止されるが、摺動板23は起動レバー
28によりバネ27,27に抗し更に右方向に摺
動され、起動レバー28の吸着子34が第1電磁
石33に吸着されて第7図に示す曲の頭出し状態
となる。
次に今度は曲の頭出し状態で頭出し選択スイツ
チ64が固定接点64c側に操作されると、第1
電磁石33が消磁され、第2電磁石58は励磁さ
れ続けることにより、ヘツド基板16がスプリン
グ22の附勢で左右向に移動され早送りあるいは
巻戻し状態となる。
チ64が固定接点64c側に操作されると、第1
電磁石33が消磁され、第2電磁石58は励磁さ
れ続けることにより、ヘツド基板16がスプリン
グ22の附勢で左右向に移動され早送りあるいは
巻戻し状態となる。
尚第6図に示す再生状態で頭出し選択スイツチ
64が操作されると、プランジラー41が駆動さ
れ起動ギヤー31が回転駆動されるが、既に起動
レバー28は第1電磁石33に吸着されており何
等作用しない。又第2電磁石58に通電が行なわ
れるが、制御レバー42が操作されていない為、
鎖錠レバー63はスライド板47により反時計方
向に回動され、吸着子59が第2電磁石58から
離間されていることにより、同様に何等作用しな
い。
64が操作されると、プランジラー41が駆動さ
れ起動ギヤー31が回転駆動されるが、既に起動
レバー28は第1電磁石33に吸着されており何
等作用しない。又第2電磁石58に通電が行なわ
れるが、制御レバー42が操作されていない為、
鎖錠レバー63はスライド板47により反時計方
向に回動され、吸着子59が第2電磁石58から
離間されていることにより、同様に何等作用しな
い。
上述の如く本発明のカセツトテープレコーダー
は、曲の頭出し状態と早送りあるいは巻戻し状態
に於いて、磁気ヘツドのテープへの接離をスイツ
チにより簡単に選択制御することができるもの
で、スイツチは任意の場合に取付可能であり装置
のデザイン変更が容易になる等極めて実用的効果
大なるものである。
は、曲の頭出し状態と早送りあるいは巻戻し状態
に於いて、磁気ヘツドのテープへの接離をスイツ
チにより簡単に選択制御することができるもの
で、スイツチは任意の場合に取付可能であり装置
のデザイン変更が容易になる等極めて実用的効果
大なるものである。
第1図は本発明のカセツトテープレコーダーの
停止状態を示す平面図、第2図は第1図要部の構
成を示す図、第3図は第1図A−A′断面図、第
4図は第1図要部の動作状態を示す図、第5図は
回路結線図、第6図は再生状態を示す平面図、第
7図は頭出し状態を示す平面図、第8図は早送り
状態を示す平面図である。 1……カセツト、2,2′……リール軸、3,
3′……キヤプスタン、16……ヘツド基板、1
7……磁気ヘツド、28……起動レバー、33…
…第1電磁石、41……プランジヤー、42……
早送り・巻戻し制御レバー、47……スライド
板、53……アイドラーギヤー、56……鎖錠装
置、58……第2電磁石、60……切換スイツ
チ、64……頭出し選択スイツチ、65……無録
音検出回路。
停止状態を示す平面図、第2図は第1図要部の構
成を示す図、第3図は第1図A−A′断面図、第
4図は第1図要部の動作状態を示す図、第5図は
回路結線図、第6図は再生状態を示す平面図、第
7図は頭出し状態を示す平面図、第8図は早送り
状態を示す平面図である。 1……カセツト、2,2′……リール軸、3,
3′……キヤプスタン、16……ヘツド基板、1
7……磁気ヘツド、28……起動レバー、33…
…第1電磁石、41……プランジヤー、42……
早送り・巻戻し制御レバー、47……スライド
板、53……アイドラーギヤー、56……鎖錠装
置、58……第2電磁石、60……切換スイツ
チ、64……頭出し選択スイツチ、65……無録
音検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気ヘツドを載置し演奏位置と停止位置を移
動するヘツド基板と、該ヘツド基板を演奏位置に
保持する保持手段と、前記ヘツド基板と連結され
ヘツド基板を停止位置方向へ復帰制御する早送
り・巻戻し制御手段と、該制御手段を作動位置に
鎖錠する鎖錠手段と、磁気ヘツド信号を入力しテ
ープの無録音部分を検出する無録音検出手段と、
該検出手段と前記鎖錠手段を連結する手段と、前
記保持手段と鎖錠手段を選択する手段で構成し、
前記選択手段と早送り・巻戻し操作手段の組み合
せでヘツド基板の移動量を制御したことを特徴と
するカセツトテープレコーダー。 2 前記選択手段が保持手段を選択し早送り巻戻
し制御手段が操作されている時、前記無録音検出
手段により鎖錠手段を解除することを特徴とする
特徴請求の範囲第1項記載のカセツトテープレコ
ーダー。 3 前記早送り・巻戻し制御手段が操作されてい
る状態で、前記選択手段を鎖錠手段から保持手段
に変更した時、ヘツド基板が演奏位置方向へ所定
量移動されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のカセツトテープレコーダー。 4 前記早送り・巻戻し制御手段が操作されてい
る状態で、前記選択手段を保持手段から鎖錠手段
に変更した時、ヘツド基板が停止位置方向へ所定
量移動されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のカセツトテープレコーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065680A JPS576452A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Cassette tape recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065680A JPS576452A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Cassette tape recorder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576452A JPS576452A (en) | 1982-01-13 |
JPS6149732B2 true JPS6149732B2 (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13724392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8065680A Granted JPS576452A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Cassette tape recorder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS576452A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152076A (en) * | 1978-05-22 | 1979-11-29 | Mitsubishi Motors Corp | Production of plastic molded products with metal thin layer |
JPS6074231U (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | アルパイン株式会社 | カセツト式テ−プレコ−ダ |
JPS6074230U (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | アルパイン株式会社 | カセツト式テ−プレコ−ダ |
JP2701826B2 (ja) * | 1996-03-15 | 1998-01-21 | 松下電器産業株式会社 | スクロール圧縮機 |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8065680A patent/JPS576452A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576452A (en) | 1982-01-13 |
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