JPS6224342Y2 - - Google Patents

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JPS6224342Y2
JPS6224342Y2 JP1981142312U JP14231281U JPS6224342Y2 JP S6224342 Y2 JPS6224342 Y2 JP S6224342Y2 JP 1981142312 U JP1981142312 U JP 1981142312U JP 14231281 U JP14231281 U JP 14231281U JP S6224342 Y2 JPS6224342 Y2 JP S6224342Y2
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JP
Japan
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idler
recording
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drive wheel
head
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JP1981142312U
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JPS5848051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダに関し、特に記録済
みテープの頭出を正確に行うことができるテープ
レコーダを提供しようとするものである。
例えば1回目に記録した演奏に対しその演奏に
合せて別の楽器を演奏し、これを重ね録音するこ
とにより1人で合奏状態の録音テープを作ること
ができる。
このような場合2回目以後の録音を行うに際し
て既に録音した内容の頭部位置を正確に設定する
必要がある。従来のテープレコーダは再生状態に
設定して音が出始めたときテープの送りを停止さ
せて頭部位置を設定しているためテープの停止位
置がバラツキ頭部位置の設定が正確に行い難く、
重ね録音の音の立上りが不揃になつてしまう欠点
がある。
この考案の目的は手動調整によりテープを正逆
何れの方向にも任意に微動させることができ、然
もそのときテープが再生ヘツドと接触して居り音
の有無を聴くことができるようにし、記録の頭部
位置を正確に設定することができるようにしたテ
ープレコーダを提供するにある。
以下にこの考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
図中111はメカシヤーシ、112及び113
はこのメカシヤーシ111上に回転自在に取付け
られた供給リール駆動ホイールと巻取リール駆動
ホイールを示す。これら駆動ホイール112と1
13に対してそれぞれの軸芯位置から等しい距離
の位置に回転軸114を設ける。この回転軸11
4は例えば磁気テープ駆動モータの軸とすること
ができる。回転軸114にはアーム115が回転
自在に取り付けられる。つまり回転軸114とア
ーム115は摩擦係合により回転軸114の回転
方向に回動される。回動アーム115の遊端には
第1アイドラ116が取付けられ、この第1アイ
ドラと係合して回転軸114に第2アイドラ11
7が取付けられる。
このようにして回転軸114を例えばモータ軸
とすれば、このモータを正転及び逆転駆動するこ
とにより、回動アーム115は第1アイドラ11
6が回転軸114の回転方向に応じて供給リール
駆動ホイール112と係合する状態と、巻取リー
ル駆動ホイール113に係合する状態に回動して
転換することができ、巻取状態と巻戻し状態に切
換ることができるように構成している。
118はヘツドベースである。このヘツドベー
ス118はメカシヤーシ111に対して矢印11
9と121に向つて進退できるように取付けられ
る。バネ122はヘツドベース118に常時矢印
121に向う偏倚力を与えるバネである。ヘツド
ベース118には記録再生ヘツド123と消去ヘ
ツド124が取付けられる。125はキヤプスタ
ン、126はピンチローラである。
127は電磁プランジヤを示す。この電磁プラ
ンジヤ127はレバー128を通じてヘツドベー
ス118にリンク結合され、駆動装置を構成する
電磁プランジヤ127を励磁することによりヘツ
ドベース118は矢印119の方向に移動し、第
2図に示す記録又は再生状態にロツクされる。尚
ヘツドベース118の移動によりピンチローラ1
26はキヤプスタン125に圧接される。
ここでこの考案においては記録及び再生状態に
おいてヘツドベース118をわずかに後退させた
位置にロツクするロツク機構を設ける。このロツ
ク機構は例えば補助プランジヤ129と、レバー
131と、ヘツドベース118に植立したピン1
32とによつて構成することができる。レバー1
31には切欠133を形成し、ヘツドベース11
8が記録再生位置に操作されるとピン132がこ
の切欠133に係合する。ここで主プランジヤ1
27の励磁を解くと切欠133内においてピン1
32がわずかに後退方向、つまりヘツドベース1
18が矢印121の方向に移動する。よつて磁気
テープ(ここでは特に図示しない)は記録再生ヘ
ツド123に接触した状態に保持され、更にピン
チローラ126はキヤプスタン125からわずか
に離れるからテープは自由に走行できる状態とな
る(第3図参照)。
一方ケースの外部に操作子134が設けられ
る。この操作子134は例えば第4図に示すよう
に一端がシヤフト411に対して回動自在に然も
摺動自在に保持される。通常はバネ412と41
3によつてシヤフト411の中央に位置するが、
手で左右に移動させることができる。
操作子134の裏側には第1図乃至第3図に示
すようにアイドラ135が係合し、操作子134を
左右に摺動させることによりアイドラ135が回
動操作される。この例ではアイドラ135は誤操
作防止用レバー136の一端に取付けられる。誤
操作防止用レバー136はバネ137によつて図
の例では時計方向に回動偏倚され、アイドラ13
5を操作子134の裏側に圧接させている。誤操
作防止用レバー136の他端はヘツドベース11
8に延長され、ヘツドベース118に形成した突
起138とレバー136の端部に形成した突起1
39と凹欠141と突起142によつて操作子1
34の誤操作を防止するようにしている。
つまり停止位置では第1図に示すようにヘツド
ベース118に形成した突起138とレバー13
6に形成した突起139とが対向しレバー136
は反時計方向に回動することを阻止される状態と
される。従つて操作子134を押圧操作してもレ
バー136が回動できないことから押す方向に偏
倚することができない。よつてアイドラ135は
アイドラ117に接触することができない。
一方第2図に示す記録又は再生位置ではレバー
136の突起142がヘツドベース118の突起
138と対向し、この状態でもレバー136は回
動を阻止され、操作子134を押下操作できない
状態とされる。
第3図に示すように補助プランジヤ129とレ
バー137によつてヘツドベース118をロツク
した状態においてはヘツドベース118の突起1
38は操作レバー136の凹欠141と対向す
る。従つてこの状態で操作子134を押下操作す
るとレバー136は回動しアイドラ135はアイ
ドラ117に接触する。この状態において操作子
134を左右に摺動させることによりアイドラ1
17を回動操作することができる。よつてアーム
115は操作子134の摺動方向を選択すること
により供給リール駆動ホイール112又は巻取リ
ール駆動ホイール113に係合させることがで
き、その係合状態で供給リール駆動ホイール11
2又は巻取リール駆動ホイール113を手動で回
動させることができる。よつて磁気テープを供給
リール側又は巻取リール側の任意の方向に向つて
微動させることができる。このとき磁気テープは
記録及び再生ヘツド123に接触しているから磁
気テープが微動するとき、そのヘツド位置に記録
部分が存在するときは音としてこれが放音される
から、記録再生ヘツドと対向する磁気テープ上の
信号の有無を判定することができる。よつて例え
ばテープカウンタ等の手段により予め記録の頭部
近傍においてテープを停止させ、その位置で操作
子134によりテープを微動させることにより正
確に記録内容の頭部をヘツド123と対向する位
置に設定することができる。
尚上述では操作子134を押下操作できる状態
を規定する誤操作防止構造として、レバー136
に形成した突起139,142と凹欠141及び
ヘツドベース118に形成した突起138によつ
て構成した場合を説明したが、第5図及び第6図
に示すように構成することもできる。
第5図及び第6図はこの考案の他の実施例を示
す。この例では操作子134と主プランジヤ12
7とをレバー136と511によつて連結し、主
プランジヤ127が励磁されている状態では操作
子134をロツクし押圧操作できないようにした
場合を示す。従つて記録及び再生中は主プランジ
ヤ127が励磁されているから操作子134を押
しても押下操作できない。これに対し早送り又は
巻戻し状態では主プランジヤ127が非励磁状態
とされるため操作子134を自由に押下操作でき
る。ここで第6図に示すように補助プランジヤ1
29を励磁し、頭出設定状態にセツトし操作子1
34を押下操作するとレバー511がバネ512
の偏倚力に抗して上昇し、スイツチ513を転換
操作する。スイツチ513は第7図に示すように
テープ駆動モータ711の電源回路に挿入されレ
バー511に押圧操作されている間は接点712
に接触し、操作スイツチ714が必要に応じてオ
ンに操作されることにより駆動される。レバー5
11の押圧操作が解かれるとスイツチ513は接
点713に転換し、モータ711の両端子間が短
絡され、モータ711に急制動が掛けられ停止す
る。よつて操作子134を押下操作するとモータ
711が急停止するからアイドラ135は停止状
態にあるアイドラ117に係合する。ここで操作
子134を左右に動かすことによりアーム115
は左右に転換しアーム115の転換によりアイド
ラ116を供給リール駆動ホイール112と巻取
リール駆動ホイール113に係合させることがで
きる。よつてホイール112又は113を手動で
回動させることができる。この回動調整により磁
気テープを左右に微動させることができ、磁気ヘ
ツド123によつて再生される音により記録内容
の頭部位置を正確に見付けることができる。
以上説明したようにこの考案によれば補助プラ
ンジヤ129を励磁し頭出し調整状態にすること
により磁気テープを手動操作により左右に微動さ
せることができる。よつて予め例えばテープカウ
ンタによる自動頭出機構により記録内容の頭部位
置付近にテープを停止させた後に頭出し調整状態
にセツトすれば、操作子134により磁気テープ
を微動させることができ、この微動により記録内
容の頭部位置を正確に見付けることができる。よ
つて多重録音を行う場合でも各録音の頭部を正確
に揃えることができ、優れた多重録音テープを作
ることができる。
尚上述では116,117,135を単なるア
イドラとして説明したが、これらアイドラ11
6,117,135はゴム製のアイドラでも、ま
た歯車によつて構成することもできる。歯車の場
合は操作子134の裏側にラツクを形成し、この
ラツクにアイドラ135を構成する歯車を噛合さ
せればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案によるテープレコ
ーダの一実施例の各動作状態を示す正面図、第4
図はこの考案の要部の一例を示す斜視図、第5図
及び第6図はこの考案の他の実施例を示す正面
図、第7図は第5図及び第6図の実施例で使用す
るテープ駆動モータの制御回路の一例を示す接続
図である。 111:メカシヤーシ、112:供給リール駆
動ホイール、113:巻取リール駆動ホイール、
114:回転軸、115:アーム、116,11
7:アイドラ、118:ヘツドベース、123:
記録、再生ヘツド、125:キヤプスタン、12
6:ピンチローラ、127:主プランジヤ、12
9:補助プランジヤ、134:操作子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 供給リール駆動ホイール及び巻取リール駆動
    ホイールの軸芯位置から等しい距離の位置に設
    けられた軸と、 B この軸に回転自在に支持されたアームと、 C このアームの遊端に回転自在に取り付けられ
    上記供給リール駆動ホイール及び巻取リール駆
    動ホイールの何れか一方に選択的に係合するこ
    とができる第1アイドラと、 D この第1アイドラと係合して一体に回動し上
    記軸に取りつけられた第2アイドラと、 E 回動レバーの遊端に取りつけられ、バネの偏
    奇力によつて一部がケースの外部に突出した状
    態に維持された第3アイドラと、 F ケースの外側に設けられ第3アイドラをケー
    スの内部に向かつて押圧偏奇させ第3アイドラ
    を上記第2アイドラに摩擦係合させる回動動作
    と、第3アイドラを回動操作させ上記第2アイ
    ドラ及び第1アイドラを回動させる摺動動作と
    を行うことができるように支持された操作子
    と、 G 記録再生ヘツド及びピンチローラを記録再生
    位置と停止位置に移動させるヘツドベースと、 H このヘツドベースを記録再生位置に移動させ
    る駆動装置と、 I この駆動装置の駆動力を解除した状態で上記
    ヘツドベースを記録再生位置からわずに後退し
    た位置に保持するロツク機構と、 J 上記回動レバーの他端側に設けられ上記ヘツ
    ドベースの位置が上記ロツク機構によつてロツ
    クされている状態を検出し、その状態でのみ上
    記操作子の操作を許す誤操作防止手段と、 を具備して成るテープレコーダ。
JP14231281U 1981-09-24 1981-09-24 テ−プレコ−ダ Granted JPS5848051U (ja)

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JP14231281U JPS5848051U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 テ−プレコ−ダ

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JP14231281U JPS5848051U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 テ−プレコ−ダ

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JPS5848051U JPS5848051U (ja) 1983-03-31
JPS6224342Y2 true JPS6224342Y2 (ja) 1987-06-22

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JP14231281U Granted JPS5848051U (ja) 1981-09-24 1981-09-24 テ−プレコ−ダ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211142Y1 (ja) * 1964-09-22 1967-06-21
JPS5256811U (ja) * 1975-10-23 1977-04-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4211142Y1 (ja) * 1964-09-22 1967-06-21
JPS5256811U (ja) * 1975-10-23 1977-04-25

Also Published As

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JPS5848051U (ja) 1983-03-31

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