JPH05135474A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH05135474A
JPH05135474A JP3321169A JP32116991A JPH05135474A JP H05135474 A JPH05135474 A JP H05135474A JP 3321169 A JP3321169 A JP 3321169A JP 32116991 A JP32116991 A JP 32116991A JP H05135474 A JPH05135474 A JP H05135474A
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enc
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disc
flag
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Naoto Arifuku
直人 有福
Kenji Okuda
健次 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウントの信頼性を向上させること。 【構成】 搬送部材6の上昇時及び下降時において、
(ENC・B)及び(ENC・A)の出力パルスの立上
がりエッジをカウントする際に、カウンタ63のカウン
ト値の偶数及び奇数と(ENC・C)のパルスのレベル
とが一致している場合のみカウントダウン及びカウント
アップを行わせるようにした。 【効果】 したがって、カウントすべき時点での(EN
C・C)のパルスのレベルが“L,L”で連続した場合
や“H,H”で連続した場合には、パルスの欠落が容易
に判断されるため、搬送部材6を移動方向における上限
位置又は下限位置に移動させ、再度カウントダウン又は
カウントアップを行わせることにより、正確なカウント
値を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば複数枚のディ
スクを収納している収納部から指定されたディスクを取
出してディスク再生部側に搬送するための搬送部材の位
置を検出する位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、業務用のレーザカラオケシス
テムにおいて、次々と入るリクエスト曲を探し出しディ
スクプレーヤにセットする作業は、相当慣れた専任の担
当者が必要となる。この専任の担当者の代行を行うのが
オートチェンジ機能である。
【0003】このようなオートチェンジ機能は、ディス
クプレーヤ内部の収納部に予め複数枚のディスクを収納
しておき、ハウジングの表面に設けられた操作パネルの
操作キーあるいはリモートコントロール装置(以下、リ
モコンという)の操作キーにより、ディスクナンバ、デ
ィスクサイド及び曲ナンバが指定されると、搬送部材が
収納部からディスクナンバに対応したディスクを取出
し、これをディスク再生部側に搬送するものである。
【0004】このように、収納部から指定されたディス
クを取出してディスク再生部側に搬送する搬送部材を有
したものとして、たとえば特願平3−213725号に
は、図16に示すようなディスクプレーヤが示されてい
る。ディスクプレーヤのハウジング1内の一側の上下に
は、2つのディスク再生部2A,2Bが設けられてい
る。ハウジング1の上端部寄りには、メイントレイ3が
引出自在に設けられている。メイントレイ3がハウジン
グ1内部に引込まれた場合、上側のディスク再生部2A
の下面側に収められる。
【0005】メイントレイ3には、このメイントレイ3
の移動方向に対して直交する方向に移動自在とされたサ
ブトレイ4が設けられている。上下のディスク再生部2
A,2B間には、ディスクを保持したサブトレイ4又は
空のサブトレイ4を水平方向に進退自在に且つ積層した
状態で収納する収納部5が設けられている。
【0006】ハウジング1内の他側には、サブトレイ4
を上下のディスク再生部2A,2B間にて搬送するため
の搬送部材6の移動スペースが設けられている。搬送部
材6は、ラック7及びピニオン8等を有した移動機構か
らの駆動力を受けると、ガイド部材6aに沿って上下方
向に移動する。
【0007】搬送部材6のガイド部材6aに沿った上下
方向における位置決めは、ガイド部材6aに沿って設け
られたエンコーダアングル50と搬送部材6に設けられ
たエンコーダ55とによって行われる。つまり図17に
示すように、エンコーダアングル50のエンコーダアン
グル部52には複数のスリット51が設けられている。
【0008】エンコーダ55は、エンコーダアングル部
52を跨いだ状態で横切るエンコード部56,57から
構成されている。エンコード部56とエンコード部57
とは、所定の間隔離されている。そして、搬送部材6の
位置決めは、エンコード部56,57エンコーダアング
ル部52のスリット51を横切る毎にカウントし、その
カウント値が指定アドレスと一致した時点で搬送部材6
の移動を停止させることにより行われる。
【0009】搬送部材6には、図18に示すように、ガ
イド部材9に沿って水平方向に移動する係合部材10が
設けられている。たとえばメイントレイ3からサブトレ
イ4を引出す場合、係合部材10がメイントレイ3側に
移動しサブトレイ4の係合突起4aに係合する。この状
態で係合部材10がメイントレイ3から離れる方向に移
動することにより、サブトレイ4が搬送部材6側に引込
まれる。搬送部材6側からメイントレイ3側にサブトレ
イ4を移し換える場合には、係合部材10が係合突起4
aに係合した状態でサブトレイ4をメイントレイ3側に
押出す。サブトレイ4がメイントレイ3側に完全に移載
されたとき、係合部材10による係合突起4aの係合状
態が解かれる。この後、係合部材10がメイントレイ3
から離れる方向に移動する。
【0010】このような構成のディスクプレーヤでは、
ハウジング1の表面に設けられた操作パネルの操作キー
あるいはリモートコントロール装置(以下、リモコンと
いう)の操作キー(いずれも図示せず)を操作し、たと
えばメイントレイ3のイジェクト指令を行うと、メイン
トレイ3がサブトレイ4を載置した状態でハウジング1
外部に押出される。ディスクをサブトレイ4上に載置
し、上記の操作キーの操作によりローデイング指令を与
えると、メイントレイ3がハウジング1内部に引込まれ
る。
【0011】メイントレイ3の引込み動作を終えると、
搬送部材6がガイド部材6aに沿ってメイントレイ3の
位置まで移動する。メイントレイ3側のサブトレイ4
は、係合部材10の動作によって搬送部材6側に引込ま
れる。サブトレイ4を受取った搬送部材6は、いずれか
一方のディスク再生部2A,2B側に移動する。この移
動を終えると、サブトレイ4が係合部材10の動作によ
って搬送部材6からディスク再生部2A又は2B内部に
押込まれ、ディスクの再生が行われる。
【0012】なお、たとえばこの状態において、他方の
ディスク再生部2A又は2B側が空いている場合には、
収納部5に収納されているサブトレイ4を上記同様にし
て搬送部材6により搬送し、他方のディスク再生部2A
又は2B側に待機させておくことにより連続再生させる
ことも可能となっている。また搬送部材6によって収納
部5に収納されている空きのサブトレイ4をメイントレ
イ3に移し、メイントレイ3を再度イジェクトさせ、新
たなディスクをそのサブトレイ4に収容した後、上記同
様にしてローディングし、搬送部材6によって他方のデ
ィスク再生部2A又は2B側に待機させておくことによ
っても連続再生が可能となる。
【0013】つまり、再生中のディスクを保持していた
サブトレイ4はディスク再生部2A又は2B内部に搬入
されているため、搬送部材6はサブトレイ4を載置しな
い空き状態となっている。一方、収納部5に収納された
他の各サブトレイ4は縦に整列されており、これに合わ
せて各サブトレイ4の突部4aも縦に整列されている。
【0014】これにより、搬送部材6は上下方向に移動
し、収納部5に収納されている所定のサブトレイ4に対
応する位置で一旦停止し、上記同様にして収納部5から
サブトレイ4を引出して受取ることができ、この受取っ
たサブトレイ4を空いているディスク再生部2A又は2
B側に上記同様にして搬入することができる。
【0015】なお、サブトレイ4に設けられている突部
4aは、メイントレイ3の移動方向に突出しているた
め、搬送部材6の上下動とメイントレイ3の水平移動と
が互いに影響しあうこともなく、たとえば搬送部材6が
収納部5の所定のサブトレイ4をアクセスするために上
下動している最中においてもメイントレイ3のイジェク
ト及びローディング動作を行うことがきる。
【0016】収納部5に収納されているサブトレイ4内
のディスクの交換は、次のようにして行われる。上述し
た操作パネルあるいはリモコンに設けられているディス
ク交換モードを指定するための操作キー及び交換すべき
サブトレイ4のアドレスを指定するための操作キーを操
作すると、搬送部材6がメイントレイ3上に載置されて
いるサブトレイ4を抜き取り、収納部5以外の位置に設
けられている待機位置(たとえば空き状態のディスク再
生部2A又は2B)にそのサブトレイ4を搬送して移し
換える。これにより、メイントレイ3は空き状態とな
る。次いで、搬送部材6が指定されたアドレスに対応す
る収納部5内のサブトレイ4の位置まで移動し、上記同
様にして収納部5からそのサブトレイ4を受取る。搬送
部材6は、そのサブトレイ4を載置した状態でメイント
レイ3側まで上昇し、サブトレイ4をメイントレイ3側
に引き渡す。
【0017】メイントレイ3がサブトレイ4を受取る
と、イジェクトモードに移行し、メイントレイ3がハウ
ジング1の外部に押出される。このイジェクト状態でデ
ィスクの交換を行った後にローディング指令を与える
と、メイントレイ3はハウジング1内部の所定位置まで
ローディングされる。メイントレイ3のローディングが
完了すると、搬送部材6がそのサブトレイ4を受取り、
収納部5における元の位置にサブトレイ4を戻す。この
状態ではメイントレイ3が空き状態となるため、待機位
置(すなわちディスク再生部2A又は2B)に待機して
いるサブトレイ4を、再びメイントレイ3側に移し換え
る。
【0018】このように、上述した操作パネルあるいは
リモコンに設けられている操作キーを単に操作し、ディ
スクナンバ、ディスクサイド及び曲ナンバを順次指定す
ることにより、上述した動作が繰り返される。また、上
述した構成のディスクプレーヤは、メイントレイ3のイ
ジェクト及びローディング動作等によって収納部5に収
納されているディスクの交換が可能となるため、従来の
ようにハウジング1のドアを解放しての手作業によるデ
ィスク交換が不要となり、所定のディスクを所定のアド
レスに対応した位置に確実に収納することができる等の
利点もある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスクプレーヤにおける搬送部材6の位置検出は、次の
ようにして行われている。上述したエンコードアングル
部52は、図19に示す関係にある。つまり、エンコー
ダ55のエンコード部56,57におけるそれぞれの受
光部56a,57aの相対位置は、受光部56aがスリ
ット51の立上りエッジeにあるとき、受光部57aが
スリット51の立下りエッジfにある。
【0020】各エンコード部56,57による出力パル
スは、それぞれ図20(a),(b),に示す通りであ
る。このような出力パルスに基づき、従来では、次に説
明する図21のフローに従ったカウント動作を行ってい
る。なお、以下に説明する図において各エンコード部5
6,57を説明の便宜上、(ENC・A),(ENC・
B)に置き換えるものとする。
【0021】搬送部材6の上下における移動方向が判別
される(ステップ601)。搬送部材6が上昇している
と判断された場合には、図22(a)に示すように、
(ENC・B)がスリット51を横切る毎に発生するパ
ルスの立上りエッジが検出され(ステップ602)、そ
のパルスのカウントダウンが行われる(ステップ60
3)。そして、カウント値が指定アドレスと一致した時
点で搬送部材6の移動が停止される。なお、搬送部材6
の停止ポジションは、同図における破線で囲った部分で
ある。
【0022】これに対し、搬送部材6が下降していると
判断された場合には、図22(b)に示すように、(E
NC・A)がスリット51を横切る毎に発生するパルス
の立上りエッジが検出され(ステップ604)、そのパ
ルスのカウントアップが行われる(ステップ605)。
そして、カウント値が指定アドレスと一致した時点で搬
送部材6の移動が停止する。なお、搬送部材6の停止ポ
ジションは、同図における破線で囲った部分である。
【0023】しかしこのような位置検出方法では、パル
スの立上りエッジを単純にカウントダウン又はカウント
アップしているため、振動等の外力によりたとえば図2
2(a)に示すようなパルスの欠落が発生すると、カウ
ント値が指定アドレスと一致しないため、搬送部材6の
位置決め制御が不完全なものとなってしまう。
【0024】このような欠点を解消するものとして、図
23に示すフローに従った位置検出方法がある。なお、
以下に説明する図において、搬送部材6の上昇時は,
,,のフローに従い、下降時は,,,の
フローに従うようになっている。つまり、搬送部材6の
停止ポジションは、図22における破線で囲った部分で
あり、上昇時において最初に検出されるパルスのエッジ
は、(ENC・B)の立下りエッジである。
【0025】まず(ENC・B)の立上りエッジが検出
されると(ステップ801,814)、フラグA=
“0”,フラグB=“1”とされる。ここで、フラグは
直前に検出された立上りエッジが(ENC・A)のもの
であるか(ENC・B)のものであるかを区別させるた
めのものであり、フラグB=“1”とすることにより
(ENC・B)のパルスであることが識別される。した
がって、両者が共に“1”又は“0”とはなりえず、一
方が“1”の場合は他方が“0”とされる。
【0026】その次に、(ENC・A)のパルスの立下
りエッジが検出されると(ステップ801,802)、
フラグA=“1”,フラグB=“0”とされる。次い
で、(ENC・A)のパルスの立下りエッジの次に到来
するものは(ENC・B)のパルスの立上りエッジであ
り、このエッジが検出される(ステップ804)。直前
のパルスのエッジの状態がフラグA=“1”であると判
別(ステップ805)された場合にはカウントダウンが
行われる(ステップ806)。但し、(ステップ80
5)にてフラグA=“1”でないと判別された場合に
は、フラグB=“0”としカウントダウンを行わず(ス
テップ808)、次に到来するパルスのエッジの検出が
行われる。
【0027】カウントダウンが行われた後、フラグA及
びフラグB=“0”にリセットされる(ステップ80
7)。(ENC・B)のパルスの立上りエッジの次に到
来するものは、(ENC・A)のパルスの立上りエッジ
であり、このパルスのエッジが検出されると(ステップ
809)、フラグB=“1”であるか否かの判別が行わ
れる(ステップ810)。
【0028】但し、ここでは(ステップ807)にてフ
ラグB=“0”とされているため、(ステップ811,
812)へは流れず、フラグA=“0”の状態(ステッ
プ813)で次に到来するパルスのエッジの検出が行わ
れる。(ENC・A)のパルスの立上りエッジの次に到
来するものは、(ENC・B)のパルスの立下りエッジ
であり、このパルスのエッジが検出されると(ステップ
814)、フラグA=“0”,フラグB=“1”とさ
れ、次に到来するパルスのエッジの検出が行われる。
【0029】このように、搬送部材6の上昇時において
は、(ENC・A)のパルスの立下りエッジが検出され
る毎にフラグA=“1”,フラグB=“0”とし、フラ
グA=“1”である場合のみ(ENC・B)のパルスの
立上りエッジをカウントタイミングとしてカウントダウ
ンを繰り返し、カウント値が指定アドレスと一致した時
点で搬送部材6の移動が停止する。なお、搬送部材6の
下降時においては、,,,のフローに従い、上
述した動作が行われる。
【0030】しかしながら、このような位置検出方法で
は、直前に検出されたパルスのエッジが(ENC・B)
のものであるか(ENC・A)のものであるかに基づ
き、カウントダウン又はカウントアップするようにした
ものである。このため、スリット51,53にゴミ等が
付着し、たとえば図22(a)に示すようなパルスの欠
落が発生した場合であっても、カウントミスが検出され
ないために、カウント値が指定アドレスと一致せず、搬
送部材6の位置決め制御が不完全なものとなってしま
う。
【0031】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、カウントの信頼性を向上させることができ
る位置検出装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、上記目的を達成するために、所定間隔で配列された
収納物に並列して設けられ、前記所定間隔に同期した2
値化信号を発生する位置検出手段と、前記2値化信号の
所定の位相点の発生回数をカウントするカウンタと、前
記2値化信号の所定の位相点の発生タイミングにおいて
交互にレベルが反転するパルスを発生するパルス列信号
発生手段と、前記カウンタのカウント値を偶奇情報と
し、この偶奇情報と前記交互にレベルが反転するパルス
のレベルとが一致するか否かを監視する監視手段とを具
備することを特徴とする。
【0033】
【作用】本発明の位置検出装置では、パルス列信号発生
手段からの交互にレベルが反転するパルスのレベルとカ
ウンタのカウント値による偶奇情報との整合によりパル
スの欠落の有無を検知するようにしたものである。すな
わち、たとえばカウントアップ又はカウントダウンを行
う際に、カウンタのカウント値の偶数及び奇数の情報
と、パルス列信号発生手段によるパルスのレベルとが一
致している場合のみカウントが行われる。
【0034】したがって、カウントすべき時点でのパル
ス列信号発生手段のパルスのレベルが“L,L”で連続
した場合や“H,H”で連続した場合には、パルスの欠
落が有ると判断することができ、この場合にはたとえば
再度初期位置から再度カウントダウン又はカウントアッ
プを行わせることにより、正確なカウント値を得ること
ができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図16
と共通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略
する。
【0036】図1は、本発明のディスクプレーヤの一実
施例を示すもので、ディスクプレーヤのハウジング1内
の一側の上下には、ディスク再生部2A,2Bが設けら
れている。各ディスク再生部2A,2Bには、後述の図
12に示すように、単一のピックアップが備えられてい
る。ハウジング1の上端部寄りには、メイントレイ3が
進退自在に設けられている。メイントレイ3には、この
メイントレイ3の進退方向に対して直交する方向に移動
自在とされたサブトレイ4が設けられている。そして、
メイントレイ3がハウジング1内部に退いた場合、ディ
スク再生部2Aの下面側に収められる。
【0037】ディスク再生部2Aの下面側には、図2に
示すように、受光部30A及び発光部30Bを有した光
学式の種別検出センサ(以下、センサという)30がメ
イントレイ3を挟む状態で配設されている。受光部30
A及び発光部30Bには、受光素子30a,30c及び
発光素子30b,30dが設けられている。メイントレ
イ3に移動自在に設けられたサブトレイ4に収容される
ディスクと光学式センサ30との相対位置は、図3に示
す関係にある。
【0038】つまり、受光素子30a及び発光素子30
bが8cmのCD30Eの外周縁部のポイントaの上下
に位置し、受光素子30c及び発光素子30dが20c
mのビデオディスク30Cのポイントbの上下に位置す
るように配設されている。
【0039】そして、発光部30B側から発せられた光
は、サブトレイ4のクランピング孔4a及びこれに対応
させて設けられた孔3aを通過し、受光部30A側に到
達する。これにより、光学式センサ30の検出結果は、
図4の真理値表に示すように、(1,1:ビデオディス
ク有り),(1,0:コンパクトディスク有り),
(0,0:ディスク無し)の3通りとなる。なお、30
B及び30Dは、それぞれ直径30cmのLD及び直径
12cmのCDをそれぞれ示している。
【0040】上下のディスク再生部2間には、ディスク
を保持したサブトレイ4又は空のサブトレイ4を水平方
向に進退自在に且つ積層した状態で収納する収納部5が
設けられている。ハウジング1内の他側には、サブトレ
イ4を搬送するための搬送部材6の移動スペースが設け
られている。
【0041】搬送部材6のガイド部材6aに沿った上下
方向における位置決めは、ガイド部材6aに沿って設け
られたエンコーダアングル50とエンコーダ55との検
出結果によって行われる。
【0042】図5に示すように、エンコーダアングル5
0は複数のスリット51を有するエンコーダアングル部
52及び間隔がこれらスリット51より広めとされた複
数のスリット53を有するエンコーダアングル部54か
ら構成されている。
【0043】エンコーダ55は、エンコーダアングル部
52を跨いだ状態で横切るエンコード部56,57及び
エンコーダアングル部54を跨いだ状態で横切るエンコ
ード部58から構成されている。エンコード部56とエ
ンコード部57とは、所定の間隔離されている。上記の
エンコードアングル部52及び54は、図6に示す関係
にある。つまり、たとえばエンコードアングル部54の
スリット53の立下りエッジaはエンコードアングル部
52のスリット51の立下りエッジbに一致され、スリ
ット53の立上りエッジcはスリット51の立下りエッ
ジdに一致されている。
【0044】また、エンコーダ55のエンコード部5
6,57におけるそれぞれの受光部56a,57aの相
対位置は、受光部56aがスリット51の立上りエッジ
eにあるとき、受光部57aがスリット51の立下りエ
ッジfにある。各エンコード部56,57,58による
出力パルスは、それぞれ図7(a),(b),(c)に
示す通りである。
【0045】図8(a)は、図1の搬送部材6の動作を
コントロールするための制御系を示すもので、(ENC
・A),(ENC・B)の出力パルスのエッジは、エッ
ジ検出回路61,62によって検出される。搬送部材6
の上昇時においては、(ENC・B)の出力パルスの立
上がりエッジがエッジ検出回路62によって検出され、
この検出結果がカウンタ63によってカウントされる。
搬送部材6の下降時においては、(ENC・A)の出力
パルスの立上がりエッジがエッジ検出回路61によって
検出され、この検出結果がカウンタ63によってカウン
トされる。
【0046】メモリ64には、後述するフラグA,フラ
グBの情報が格納されている。搬送部材用リミットスイ
ッチ65は、搬送部材6の移動方向における上限位置ま
たは下限位置に設けられている。パルス欠落が検知され
たとき搬送部材6が上限位置または下限位置に移動され
るようになっており、搬送部材用リミットスイッチ65
がその位置を検知すると、カウンタ63のカウント値が
リセットされる。マイクロプロセッサユニット(MP
U)60は、これら各構成要素の動作を制御する。
【0047】図8(b)は図1のディスクプレーヤの動
作をコントロールするための制御系を示すもので、各構
成要素の動作を制御するための制御部32に対し、ディ
スク再生部コントローラ2a,2b、搬送部材コントロ
ーラ6a、メイントレイコントローラ3a、キーコード
発生部33a、センサコントローラ30e、メモリ31
がそれぞれデータバスを介して接続されている。
【0048】ディスク再生部2A、ディスク再生部2
B、搬送部材6、メイントレイ3、種別検出センサ30
は、それぞれディスク再生部コントローラ2a,2b、
搬送部材コントローラ6a、メイントレイコントローラ
3a、センサコントローラ30eからのコントロール信
号によって駆動される。キーコード発生部33aは、操
作キー33又はリモコン34aからのリモコン信号を取
込むリモコン信号受光部34aの指令モードに対応した
キーコードデータを発生する。
【0049】メモリ31は、各ディスク毎に収納部5に
おける収納位置に対応したアドレス及びディスク種別情
報を記憶する。続いて、ディスクを収納部5に収納する
際の動作を、図9乃至図11を用いて説明する。なお、
以下に説明する図において各エンコード部56,57,
58を説明の便宜上、(ENC・A),(ENC・
B),(ENC・C)に置き換えるものとする。
【0050】まず、図9に示す状態でメイントレイ3上
に載置されているサブトレイ4にディスクを収容しメイ
ントレイ3をクローズさせると、メイントレイ3はディ
スク再生部2Aの下面側に移動する(ステップ160
1)。このとき、サブトレイ4のディスクは、センサ3
0の受光部30Aと発光部30Bとの間に位置する。
【0051】メイントレイ3のクローズを終えると同時
に、制御部32の制御により光学式センサ30が駆動す
る(ステップ1602)。センサ30の駆動により、受
光部30A側の各受光素子30a,30cの検出結果が
得られ、この検出結果によってディスクの種別等が判定
される。
【0052】つまり、受光素子30a,30cが共にア
クティブの場合(ステップ1603)、(1,1:ビデ
オディスク有り)と判定される(ステップ1604)。
受光素子30a,30cが共にアクティブではなく、受
光素子30aのみがアクティブの場合(ステップ160
5)、(1,0:コンパクトディスク有り)と判定され
る(ステップ1606)。受光素子30a,30cが共
にパッシブの場合には、(0,0:ディスク無し)と判
定される(ステップ1607)。
【0053】このような判定結果に基づき、制御部32
がメモリ31に対して収納部5における収納位置に対応
したアドレス及びディスク種別情報を記憶させる(ステ
ップ1608)。メモリ31への情報の格納動作を終え
ると、上述したような搬送部材6の搬送動作によってい
ずれかのディスクを収容したサブトレイ4が収納部5の
所定位置に収納される(ステップ1609)。
【0054】サブトレイ4の収納動作を終えると、メイ
ントレイ3は空き状態となり、上述したように搬送部材
6が収納部5から他のサブトレイ4を抜出し、メイント
レイ3にそのサブトレイ4を渡すことによって次のディ
スクの収納が可能となる。なお、収納部5に既に収納済
みのディスクを交換する場合も、上記同様の手順によっ
て収納部5における収納位置に対応したアドレス及びデ
ィスク種別情報がメモリ31に記憶される。この場合に
は、メモリ31におけるディスク種別情報がたとえばオ
ーバーライトされることにより、新たな情報が書込まれ
るようになっている。
【0055】次に、図12及び図13を用いてディスク
の再生動作について説明する。まず、操作キー33又は
リモコン34によってディスクナンバ、ディスクサイド
及び曲ナンバが指定されると、指定されたディスクの種
別がメモリ31に格納されている情報に基づいて判別さ
れる(ステップ1801)。LDと判別された場合に
は、ピックアップ40がガイドシャフト41に沿ってデ
ィスクの半径方向におけるLDの立上げ位置まで移動さ
れる(ステップ1802,1804,1807)。
【0056】指定されたディスクの種別が上記同様にし
てCDと判別された場合には、ピックアップ40がガイ
ドシャフト41に沿ってディスクの半径方向におけるC
Dの立上げ位置まで移動される(ステップ1807)。
一方、ディスク無しと判別された場合には、ハウジング
1の表面側に設けられている図示省略の表示部に警告が
表示される(ステップ1803)。なお、警告を知らせ
る手段としては、この例に限らず、たとえば表示ランプ
を点滅させたり、ブザーを鳴動させたりする等の方法を
用いてもよい。
【0057】LD又はCDの何れかのディスクがスピン
ドルモータ42のターンテーブル43及びクランパ44
間に挟持(セット)されると(ステップ1805)、ス
ピンドルモータ42の駆動力によってディスクが所定の
回転数に達した直後直ちにディスクの再生が行われる
(ステップ1806)。続いて図14及び図15を用い
て搬送部材6の位置検出について説明する。
【0058】なお、以下に説明するフローチャートにお
いて、図23と共通する部分は同一フローとし重複する
説明を省略する。また図15において、(ENC・C)
の出力パルスのローレベルを“偶”、ハイレベルを
“奇”とそれぞれ定めるものとする。但し、この
“偶”,“奇”は、カウンタ63のカウント値と対応す
るものである。
【0059】図15(a)における破線で囲った部分の
停止ポジションSから搬送部材6が上昇する場合、最初
に検出されるパルスのエッジは、(ENC・B)の立下
りエッジであり、その検出により(ステップ801,8
14)、フラグA=“0”,フラグB=“1”とされ
る。その次に到来するのは(ENC・A)の立下りエッ
ジであり、そのパルスの立下りエッジが検出されると
(ステップ801,802)、フラグA=“1”,フラ
グB=“0”とされる。
【0060】次いで、(ENC・A)のパルスの立下り
エッジの次に到来するものは(ENC・B)のパルスの
立上りエッジであり、このエッジが検出されると(ステ
ップ804)、直前のパルスのエッジが判別される。フ
ラグA=“1”であると判別(ステップ805)された
場合にはカウントダウンが行われる(ステップ80
6)。但し、(ステップ805)にてフラグA=“1”
でないと判別された場合には、カウントダウンを行わず
フラグB=“0”の状態(ステップ808)で次に到
来するパルスのエッジの検出が行われる。
【0061】カウントダウンが行われた後、フラグA及
びフラグB=“0”にリセットされる(ステップ80
7)。フラグのリセットが行われた後、カウンタ63に
おけるカウント値の偶数又は奇数の判断が行われる(ス
テップ1901)。ここでのカウント値は1であるた
め、奇数と判断される。次いで、(ENC・B)の立上
がりエッジに対応する(ENC・C)のパルスのレベル
が判断される。搬送部材6の上昇時における(ENC・
C)のパルスがHレベルのとき、カウント値の奇数と対
応するため、そのパルスがHレベルであると判断(ステ
ップ1902)された場合には、現時点でカウントされ
た(ENC・B)のパルスが正しいものであると判断さ
れる。
【0062】但し、(ステップ1902)にて(ENC
・C)のパルスがLレベルの場合には、図22(a)で
示したようなパルスの欠落があると判断される。この場
合には、搬送部材6が移動方向の上限位置に移動され、
再度カウントダウンが行われる。搬送部材6が上限位置
に移動されたとき、搬送部材用リミットスイッチ65に
よって搬送部材6の位置が検出され、この検出によって
カウンタ63のカウント値が上限位置アドレスにセット
される。
【0063】また(ステップ1901)にてカウンタ6
3のカウント値が偶数であると判断され且つ(ENC・
C)のパルスがLレベルである場合には(ステップ19
03)、パルスの欠落が無く正しいパルスであると判断
される。(ENC・B)のパルスの立上りエッジの次に
到来するものは、(ENC・A)のパルスの立上りエッ
ジであり、このパルスのエッジが検出されると(ステッ
プ809)、フラグB=“1”であるか否かの判別が行
われる(ステップ810)。
【0064】但し、ここでは(ステップ807)にてフ
ラグB=“0”とされているため、(ステップ811,
812)以降へは流れず、フラグA=“0”の状態(ス
テップ813)で次に到来するパルスのエッジの検出が
行われる。(ENC・A)のパルスの立上りエッジの次
に到来するものは、(ENC・B)のパルスの立下りエ
ッジであり、このパルスのエッジが検出されると(ステ
ップ814)、フラグA=“0”,フラグB=“1”と
され、次に到来するパルスのエッジの検出が行われる。
【0065】このように、搬送部材6の上昇時において
は、(ENC・A)のパルスの立上りエッジが検出され
る毎にフラグA=“1”,フラグB=“0”とし、フラ
グA=“1”であり、且つ(ENC・C)の出力パルス
のレベルとカウンタ63のカウント値の偶,奇が一致し
た場合のみカウントダウンを行い、カウント値が指定ア
ドレスと一致した時点で搬送部材6の移動が停止する。
【0066】一方、図15(b)における破線で囲った
部分の停止ポジションSから搬送部材6が下降する場
合、最初に検出されるパルスのエッジは、(ENC・
A)の立下りエッジであり、その検出により(ステップ
801,802)、フラグA=“1”,フラグB=
“0”とされる。その次に到来するのは(ENC・B)
の立下りエッジであり、その立下りエッジが検出される
と(ステップ801,814)、フラグA=“0”,フ
ラグB=“1”とされる。
【0067】次いで、(ENC・B)のパルスの立下り
エッジの次に到来するものは(ENC・A)のパルスの
立上りエッジであり、このエッジが検出されると(ステ
ップ809)、直前のパルスのエッジの状態が判別され
る(ステップ810)。フラグB=“1”であると判別
(ステップ810)された場合にはカウントアップが行
われる(ステップ811)。但し、(ステップ810)
にてフラグB=“1”でないと判別された場合には、カ
ウントアップを行わずフラグA=“0”とした状態(ス
テップ813)で次に到来するパルスのエッジの検出が
行われる。
【0068】カウントアップが行われた後、フラグA及
びフラグB=“0”にリセットされ(ステップ81
2)。フラグのリセットが行われた後、上記同様にカウ
ント値の偶数,奇数の判別が行われる(ステップ190
4)。停止ポジションSの直後のカウント値は奇数であ
り、(ENC・C)のパルスがLレベルの場合には、パ
ルスの欠落が無く正しいパルスであると判断される。ま
た(ステップ1904)にてカウンタ63のカウント値
が偶数であると判断され且つ(ENC・C)のパルスが
Hレベルである場合には(ステップ1906)、パルス
の欠落が無く正しいパルスであると判断される。
【0069】但し、(ステップ1904)にて(ENC
・C)のパルスがHレベルの場合には、パルスの欠落が
あると判断され、上記同様に搬送部材が下限位置に移動
され、再度カウントアップが行われる。搬送部材6が下
限位置に移動されたとき、搬送部材用リミットスイッチ
65によって搬送部材6の位置が検出され、この検出に
よってカウンタ63のカウント値が下限位置アドレスに
セットされる。
【0070】(ENC・A)のパルスの立上りエッジの
次に到来するものは、(ENC・B)のパルスの立上り
エッジであり、このパルスのエッジが検出されると(ス
テップ804)、フラグA=“1”であるか否かの判別
が行われる(ステップ805)。但し、ここでは(ステ
ップ812)にてフラグA=“0”とされているため、
(ステップ806,807)以降へは流れず、フラグB
=“0”の状態(ステップ808)で次に到来するパル
スのエッジの検出が行われる。
【0071】(ENC・B)のパルスの立上りエッジの
次に到来するものは、(ENC・A)のパルスの立下り
エッジであり、このパルスのエッジが検出されると(ス
テップ802)、フラグA=“1”,フラグB=“0”
とされ、次に到来するパルスのエッジの検出が行われ
る。
【0072】このように、搬送部材6の下降時において
は、(ENC・B)のパルスの立上りエッジが検出され
る毎にフラグA=“0”,フラグB=“1”とし、フラ
グB=“1”であり、且つ(ENC・C)の出力パルス
のレベルとカウンタ63のカウント値の偶,奇が一致し
た場合のみカウントアップを行い、カウント値が指定ア
ドレスと一致した時点で搬送部材6の移動が停止する。
【0073】以上のように、本実施例においては、搬送
部材6の上昇時及び下降時において、(ENC・B)及
び(ENC・A)の出力パルスの立上がりエッジをカウ
ントする際に、カウンタ63のカウント値の偶数及び奇
数と(ENC・C)のパルスのレベルとが一致している
場合のみカウントダウン及びカウントアップを行わせる
ようにした。
【0074】したがって、カウントすべき時点での(E
NC・C)のパルスのレベルが“L,L”で連続した場
合や“H,H”で連続した場合には、パルスの欠落が容
易に判断されるため、搬送部材6を移動方向における上
限位置又は下限位置に移動させ、再度カウントダウン又
はカウントアップを行わせることにより、正確なカウン
ト値を得ることができる。
【0075】なお、本実施例においては、搬送部材6の
上昇時及び下降時において、(ENC・B)及び(EN
C・A)の出力パルスの立上がりエッジをカウントのタ
イミングとした場合について説明したが、この例に限ら
ず(ENC・B)及び(ENC・A)の出力パルスの立
下がりエッジをそのタイミングとしても正確な位置検出
を行うことができる。
【0076】また、本実施例では、本発明をハウジング
1に対して進退自在に設けられたメイントレイ3を有す
るディスクプレーヤに適用した場合について説明した
が、この例に限らずハウジング1のドアを解放して手作
業によりディスク交換を行うタイプのディスクプレーヤ
に適用してもよい。この場合には、ディスク交換時にメ
モリ31にディスクの種別と収納位置に相当するアドレ
スとを対応させて手入力により記憶させる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置検出
装置によれば、パルス列信号発生手段からの交互にレベ
ルが反転するパルスのレベルとカウンタのカウント値に
よる偶奇情報との整合によりパルスの欠落の有無を検知
するようにしたものであり、たとえばカウントアップ又
はカウントダウンを行う際に、カウンタのカウント値の
偶数及び奇数の情報と、パルス列信号発生手段によるパ
ルスのレベルとが一致している場合のみカウントが行わ
れる。
【0078】したがって、カウントすべき時点でのパル
ス列信号発生手段のパルスのレベルが“L,L”で連続
した場合や“H,H”で連続した場合には、パルスの欠
落が有ると判断することができ、この場合にはたとえば
再度初期位置から再度カウントダウン又はカウントアッ
プを行わせることにより、正確なカウント値を得ること
ができるため、カウントの信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置の一実施例に係るディス
クプレーヤを示すための斜視図である。
【図2】図9のディスクプレーヤの光学式センサの配置
状態を説明するための断面図である。
【図3】図10の光学式センサの発光素子及び受光素子
と種別の異なるディスクとの相対する位置関係を示す斜
視図である。
【図4】図10の光学式センサによる検出結果である真
理値表を示す図である。
【図5】図1の位置検出装置としてのエンコーダ及びエ
ンコーダアングルを示す正面図である。
【図6】図5のエンコーダ及びエンコーダアングルの位
置関係を示す図である。
【図7】図5のエンコーダによる出力パルスを示す図で
ある。
【図8】図1のディスクプレーヤの制御系を示すブロッ
ク図である。
【図9】図1のディスクプレーヤの動作を説明するため
の図である。
【図10】図1のディスクプレーヤの動作を説明するた
めの図である。
【図11】図1のディスクプレーヤのディスク収納動作
時におけるメモリへの情報格納動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】図1のディスクプレーヤのピックアップによ
るCD又はLDの立上げ位置を説明するための側面図で
ある。
【図13】図1のディスクプレーヤのディスク再生時に
おける動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】図1の位置検出装置によるカウント方法を示
すフローチャートである。
【図15】図1の搬送部材の上昇時及び下降時のカウン
トタイミングを示すタイミングチャートである。
【図16】従来の位置検出装置の一例に係るディスクプ
レーヤの構成を示す斜視図である。
【図17】図16の位置検出装置としてのエンコーダ及
びエンコーダアングルを示す正面図である。
【図18】図16の搬送部材を示す斜視図である。
【図19】図17のエンコーダ及びエンコーダアングル
の位置関係を示す図である。
【図20】図17のエンコーダによる出力パルスを示す
図である。
【図21】図16の位置検出装置によるカウント方法の
一例を示すフローチャートである。
【図22】図16の搬送部材の上昇時及び下降時のカウ
ントタイミングを示すタイミングチャートである。
【図23】図16の位置検出装置によるカウント方法の
他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハウジング 2A,2B ディスク再生部 3 メイントレイ 4 サブトレイ 5 収納部 6 搬送部材 30 種別検出センサ 30A 受光部 30B 発光部 30a,30c 受光素子 30b,30d 発光素子 31,64 メモリ 50 エンコーダアングル 52,54 エンコードアングル 51,53 スリット 55 エンコーダ 56,57 エンコード部 61,62 エッジ検出回路 63 カウンタ 65 搬送部材用リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で配列された収納物に並列して
    設けられ、前記所定間隔に同期した2値化信号を発生す
    る位置検出手段と、 前記2値化信号の所定の位相点の発生回数をカウントす
    るカウンタと、 前記2値化信号の所定の位相点の発生タイミングにおい
    て交互にレベルが反転するパルスを発生するパルス列信
    号発生手段と、 前記カウンタのカウント値を偶奇情報とし、この偶奇情
    報と前記交互にレベルが反転するパルスのレベルとが一
    致するか否かを監視する監視手段とを具備することを特
    徴とする位置検出装置。
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