JPH0820412A - 回転棚の制御装置 - Google Patents
回転棚の制御装置Info
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- JPH0820412A JPH0820412A JP17747794A JP17747794A JPH0820412A JP H0820412 A JPH0820412 A JP H0820412A JP 17747794 A JP17747794 A JP 17747794A JP 17747794 A JP17747794 A JP 17747794A JP H0820412 A JPH0820412 A JP H0820412A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各荷ごとに回転棚における収納位置が定まっ
ていて、取り出し使用後に元の収納位置に戻すように荷
を管理する回転棚において、荷の再入庫作業を能率良く
且つ誤りなく行えるようにすること。 【構成】 台帳１７は、取り扱う荷１８の品番２０と、
各品番２０ごとに固有の収納棚呼び出しコード２１とが
併記され、読取用コード２２は、取り扱う荷１８の各々
に表示されたもので、その荷１８の品番に対応する台帳
上の収納棚呼び出しコード２１と同一内容のものであ
り、回転棚制御手段１３は、コードリーダー１６が読み
取った台帳１７上の収納棚呼び出しコード２１または荷
１８の読取用コード２２に基づいて、これらコード２
１，２２で指定された棚単体５を荷出し入れ部７に呼び
出すように回転棚１を駆動する。
ていて、取り出し使用後に元の収納位置に戻すように荷
を管理する回転棚において、荷の再入庫作業を能率良く
且つ誤りなく行えるようにすること。 【構成】 台帳１７は、取り扱う荷１８の品番２０と、
各品番２０ごとに固有の収納棚呼び出しコード２１とが
併記され、読取用コード２２は、取り扱う荷１８の各々
に表示されたもので、その荷１８の品番に対応する台帳
上の収納棚呼び出しコード２１と同一内容のものであ
り、回転棚制御手段１３は、コードリーダー１６が読み
取った台帳１７上の収納棚呼び出しコード２１または荷
１８の読取用コード２２に基づいて、これらコード２
１，２２で指定された棚単体５を荷出し入れ部７に呼び
出すように回転棚１を駆動する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、品番とこの品番ごとに
固有の収納棚呼び出しコードとを併記された台帳とコー
ドリーダーとを利用して回転棚を自動運転する、回転棚
の制御装置に関するものである。
固有の収納棚呼び出しコードとを併記された台帳とコー
ドリーダーとを利用して回転棚を自動運転する、回転棚
の制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】ケースやファイルなどを
扱う回転棚の場合、これらケースなどの品番ごとに収納
する棚番が決められていて、出庫したケースなどを用済
み後に回転棚の同一棚番位置に入庫する作業が行われ
る。このような回転棚の制御装置として、品番と当該品
番のケースなどを収納する棚番コードとを併記した台帳
とコードリーダーとを利用し、入出庫作業に際して、台
帳から入出庫目的の品番を検索し、当該入出庫目的の品
番に併記されている棚番コードをコードリーダーで読み
取らせ、この読み取った棚番コードに基づいて、当該棚
番コードに対応する棚単体を荷出し入れ部に呼び出すよ
うに回転棚を自動制御する制御装置が知られている。
扱う回転棚の場合、これらケースなどの品番ごとに収納
する棚番が決められていて、出庫したケースなどを用済
み後に回転棚の同一棚番位置に入庫する作業が行われ
る。このような回転棚の制御装置として、品番と当該品
番のケースなどを収納する棚番コードとを併記した台帳
とコードリーダーとを利用し、入出庫作業に際して、台
帳から入出庫目的の品番を検索し、当該入出庫目的の品
番に併記されている棚番コードをコードリーダーで読み
取らせ、この読み取った棚番コードに基づいて、当該棚
番コードに対応する棚単体を荷出し入れ部に呼び出すよ
うに回転棚を自動制御する制御装置が知られている。
【０００３】このような回転棚の制御装置においては、
出庫したケースなどを再入庫する場合、出庫作業時と同
様に、出庫したケースなどの品番を台帳から再度捜し出
して、併記されている棚番コードをコードリーダーで読
み取らせる必要があり、手間がかかって作業能率を高め
ることができなかった。
出庫したケースなどを再入庫する場合、出庫作業時と同
様に、出庫したケースなどの品番を台帳から再度捜し出
して、併記されている棚番コードをコードリーダーで読
み取らせる必要があり、手間がかかって作業能率を高め
ることができなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、回転棚(1) と、回転棚制御手段(13)と、台帳(1
7)と、読取用コード(22)と、コードリーダー(16)とを有
し、回転棚(1) は、循環回動経路(3) と当該経路(3) を
回動する多数の棚単体(5) と荷出し入れ部(7) とを有
し、台帳(17)は、取り扱う荷(18)の品番(20)と、各品番
(20)ごとに固有の収納棚呼び出しコード(21)とが併記さ
れ、読取用コード(22)は、取り扱う荷(18)の各々に表示
されたもので、その荷(18)の品番に対応する台帳上の収
納棚呼び出しコード(21)と同一内容のものであり、コー
ドリーダー(16)は、台帳(17)上の収納棚呼び出しコード
(21)と荷(18)の読取用コード(22)とを読み取るものであ
り、回転棚制御手段(13)は、コードリーダー(16)が読み
取った台帳(17)上の収納棚呼び出しコード(21)または荷
(18)の読取用コード(22)に基づいて、これらコード(21,
22) で指定された棚単体(5) を荷出し入れ部(7) に呼び
出すように回転棚(1) を駆動する点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、回転棚(1) と、回転棚制御手段(13)と、台帳(1
7)と、読取用コード(22)と、コードリーダー(16)とを有
し、回転棚(1) は、循環回動経路(3) と当該経路(3) を
回動する多数の棚単体(5) と荷出し入れ部(7) とを有
し、台帳(17)は、取り扱う荷(18)の品番(20)と、各品番
(20)ごとに固有の収納棚呼び出しコード(21)とが併記さ
れ、読取用コード(22)は、取り扱う荷(18)の各々に表示
されたもので、その荷(18)の品番に対応する台帳上の収
納棚呼び出しコード(21)と同一内容のものであり、コー
ドリーダー(16)は、台帳(17)上の収納棚呼び出しコード
(21)と荷(18)の読取用コード(22)とを読み取るものであ
り、回転棚制御手段(13)は、コードリーダー(16)が読み
取った台帳(17)上の収納棚呼び出しコード(21)または荷
(18)の読取用コード(22)に基づいて、これらコード(21,
22) で指定された棚単体(5) を荷出し入れ部(7) に呼び
出すように回転棚(1) を駆動する点に特徴を有する。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１Ａ，Ｂにおいて、１は垂直循環
型の回転棚であって、ハウジング２内の垂直循環回動経
路３に沿って掛張された駆動チェン４に正立姿勢を維持
するように多数の棚単体５が吊り下げられ、駆動チェン
４を介して棚単体５を垂直循環回動経路３に沿って回動
させるためのモータ６が設けられ、垂直循環回動経路３
に隣接してハウジング２に荷出し入れ部７が設けられ、
当該荷出し入れ部７に開閉シャッター８、入出庫作業位
置を指示する表示手段９、および作業テーブル１０が併
設された、従来周知のものである。
づいて説明すると、図１Ａ，Ｂにおいて、１は垂直循環
型の回転棚であって、ハウジング２内の垂直循環回動経
路３に沿って掛張された駆動チェン４に正立姿勢を維持
するように多数の棚単体５が吊り下げられ、駆動チェン
４を介して棚単体５を垂直循環回動経路３に沿って回動
させるためのモータ６が設けられ、垂直循環回動経路３
に隣接してハウジング２に荷出し入れ部７が設けられ、
当該荷出し入れ部７に開閉シャッター８、入出庫作業位
置を指示する表示手段９、および作業テーブル１０が併
設された、従来周知のものである。
【０００６】棚単体５は、図１Ｂに示すように横長トレ
ー状のもので、その長さ方向に仕切り１１により区切ら
れた複数の荷収納部１２を備えたものである。表示手段
９は、荷出し入れ部７に呼び出された棚単体５における
各荷収納部１２に対応して表示灯９ａが並設されてい
る。図１Ａにおいて、１３は回転棚制御手段であって、
回転棚駆動用モータ６や表示手段９を制御する制御盤１
４と、当該制御盤１４に制御信号を与えるマイクロコン
ピュータ１５とから構成される。
ー状のもので、その長さ方向に仕切り１１により区切ら
れた複数の荷収納部１２を備えたものである。表示手段
９は、荷出し入れ部７に呼び出された棚単体５における
各荷収納部１２に対応して表示灯９ａが並設されてい
る。図１Ａにおいて、１３は回転棚制御手段であって、
回転棚駆動用モータ６や表示手段９を制御する制御盤１
４と、当該制御盤１４に制御信号を与えるマイクロコン
ピュータ１５とから構成される。
【０００７】１６はバーコードリーダーであって、その
読取ヘッド１６ａを作業テーブル１０上で使用できるよ
うに、回転棚１の荷出し入れ部７の付近に配設されてい
る。１７は出庫作業時に使用する台帳であって、各ペー
ジ１７ａには、回転棚１に収納するケース１８の１つづ
つに対応する表示区画１９が設けられ、各表示区画１９
には、ケース１８ごとに固有の品番２０と、当該ケース
１８の専用収納位置に予め定められている収納棚番（何
番の棚単体５における何番目の荷収納部１２であるかを
特定する番号）に対応する棚単体５を荷出し入れ部７に
呼び出すための収納棚呼び出し用バーコード２１とが併
記されている。勿論、必要に応じて当該品番２０のケー
ス１８の内容物や個数などの情報を併記しておくことも
できる。また、各ページ１７ａには、当該ページに記載
されている品番２０の検索を容易ならしめるための索引
用タブ１７ｂが付設されている。勿論、索引用タブ１７
ｂに代えて、索引用目次のページを設けておくこともで
きる。一方、各ケース１８の正面には、台帳１７上の該
当品番２０に併記されている収納棚呼び出し用バーコー
ド２１と同一内容のバーコード２２が表示されている。
読取ヘッド１６ａを作業テーブル１０上で使用できるよ
うに、回転棚１の荷出し入れ部７の付近に配設されてい
る。１７は出庫作業時に使用する台帳であって、各ペー
ジ１７ａには、回転棚１に収納するケース１８の１つづ
つに対応する表示区画１９が設けられ、各表示区画１９
には、ケース１８ごとに固有の品番２０と、当該ケース
１８の専用収納位置に予め定められている収納棚番（何
番の棚単体５における何番目の荷収納部１２であるかを
特定する番号）に対応する棚単体５を荷出し入れ部７に
呼び出すための収納棚呼び出し用バーコード２１とが併
記されている。勿論、必要に応じて当該品番２０のケー
ス１８の内容物や個数などの情報を併記しておくことも
できる。また、各ページ１７ａには、当該ページに記載
されている品番２０の検索を容易ならしめるための索引
用タブ１７ｂが付設されている。勿論、索引用タブ１７
ｂに代えて、索引用目次のページを設けておくこともで
きる。一方、各ケース１８の正面には、台帳１７上の該
当品番２０に併記されている収納棚呼び出し用バーコー
ド２１と同一内容のバーコード２２が表示されている。
【０００８】次に作業方法と回転棚制御手段１３の機能
を説明すると、回転棚１から特定の品番のケース１８を
取り出すときは、図２Ａのフローチャートに示す通り、
先ず台帳１７より出庫対象ケース１８の品番２０が記載
された表示区画１９を、索引用タブ１７ｂを利用して捜
し出し、当該出庫対象ケース１８の品番２０が記載され
た表示区画１９に併記されている収納棚呼び出し用バー
コード２１をバーコードリーダー１６により読み取らせ
る。この作業は、順次取り出すべき複数の品番２０のケ
ース１８に関して連続的に行うこともできる。
を説明すると、回転棚１から特定の品番のケース１８を
取り出すときは、図２Ａのフローチャートに示す通り、
先ず台帳１７より出庫対象ケース１８の品番２０が記載
された表示区画１９を、索引用タブ１７ｂを利用して捜
し出し、当該出庫対象ケース１８の品番２０が記載され
た表示区画１９に併記されている収納棚呼び出し用バー
コード２１をバーコードリーダー１６により読み取らせ
る。この作業は、順次取り出すべき複数の品番２０のケ
ース１８に関して連続的に行うこともできる。
【０００９】バーコードリーダー１６に読み込まれた収
納棚呼び出し用バーコード２１の情報は回転棚制御手段
１３のマイクロコンピュータ１５に入力され、当該マイ
クロコンピュータ１５は、収納棚呼び出し用バーコード
２１の情報によって指定された棚単体５を荷出し入れ部
７に呼び出すように制御盤１４を介してモータ６を稼働
させる。そして所定の棚単体５が荷出し入れ部７に呼び
出されたならば、先の収納棚呼び出し用バーコード２１
の情報に基づいて表示手段９を作動させる。即ち、当該
棚単体５における各荷収納部１２の内、入出庫作業対象
の荷収納部１２に対応する表示灯９ａを点灯させる。
納棚呼び出し用バーコード２１の情報は回転棚制御手段
１３のマイクロコンピュータ１５に入力され、当該マイ
クロコンピュータ１５は、収納棚呼び出し用バーコード
２１の情報によって指定された棚単体５を荷出し入れ部
７に呼び出すように制御盤１４を介してモータ６を稼働
させる。そして所定の棚単体５が荷出し入れ部７に呼び
出されたならば、先の収納棚呼び出し用バーコード２１
の情報に基づいて表示手段９を作動させる。即ち、当該
棚単体５における各荷収納部１２の内、入出庫作業対象
の荷収納部１２に対応する表示灯９ａを点灯させる。
【００１０】作業者は、荷出し入れ部７に呼び出された
棚単体５の荷収納部１２の内、表示手段９の点灯表示灯
９ａに対応する荷収納部１２に収納されているケース１
８を取り出す。この取り出したケース１８は、バーコー
ドリーダー１６で読み取らせた台帳１７上の収納棚呼び
出し用バーコード２１の情報によって指定される専用の
荷収納部１２にのみ収納されているものであって、当該
収納棚呼び出し用バーコード２１と対を成す品番２０の
ケース１８、即ち、出庫対象のケース１８に他ならな
い。
棚単体５の荷収納部１２の内、表示手段９の点灯表示灯
９ａに対応する荷収納部１２に収納されているケース１
８を取り出す。この取り出したケース１８は、バーコー
ドリーダー１６で読み取らせた台帳１７上の収納棚呼び
出し用バーコード２１の情報によって指定される専用の
荷収納部１２にのみ収納されているものであって、当該
収納棚呼び出し用バーコード２１と対を成す品番２０の
ケース１８、即ち、出庫対象のケース１８に他ならな
い。
【００１１】回転棚１から取り出されていたケース１８
は、用済み後に回転棚１に再入庫されるが、当該ケース
１８は、その品番に対応して決められている専用の荷収
納部１２、即ち取り出される前に収納されていた荷収納
部１２に戻さなければならない。しかして当該入庫対象
のケース１８に表示されているバーコード２２は、台帳
１７上における当該入庫対象のケース１８の品番２０に
併記されている収納棚呼び出し用バーコード２１と同一
のものであるから、当該ケース１８上のバーコード２２
の情報によって指定される収納棚、即ち棚単体５の荷収
納部１２は、当該入庫対象のケース１８が先に収納され
ていた荷収納部１２に他ならない。
は、用済み後に回転棚１に再入庫されるが、当該ケース
１８は、その品番に対応して決められている専用の荷収
納部１２、即ち取り出される前に収納されていた荷収納
部１２に戻さなければならない。しかして当該入庫対象
のケース１８に表示されているバーコード２２は、台帳
１７上における当該入庫対象のケース１８の品番２０に
併記されている収納棚呼び出し用バーコード２１と同一
のものであるから、当該ケース１８上のバーコード２２
の情報によって指定される収納棚、即ち棚単体５の荷収
納部１２は、当該入庫対象のケース１８が先に収納され
ていた荷収納部１２に他ならない。
【００１２】図２Ｂのフローチャートに示すように、ケ
ース１８の再入庫に際して先ず作業者は、入庫対象のケ
ース１８に表示されているバーコード２２をバーコード
リーダー１６により読み取らせる。この作業は、順次再
入庫すべき複数のケース１８に関して連続的に行うこと
もできる。バーコードリーダー１６に読み込まれたケー
ス１８上のバーコード２２の情報は回転棚制御手段１３
のマイクロコンピュータ１５に入力され、当該マイクロ
コンピュータ１５は、バーコード２２の情報によって指
定された棚単体５を荷出し入れ部７に呼び出すように制
御盤１４を介してモータ６を稼働させる。そして所定の
棚単体５が荷出し入れ部７に呼び出されたならば、バー
コード２２の情報に基づいて表示手段９を作動させる。
即ち、当該棚単体５における各荷収納部１２の内、入出
庫作業対象の荷収納部１２に対応する表示灯９ａを点灯
させるので、作業者は、当該点灯表示灯９ａに対応する
空の荷収納部１２（当該入庫対象のケース１８が収納さ
れていた元の荷収納部１２）に入庫対象のケース１８を
収納すれば良い。
ース１８の再入庫に際して先ず作業者は、入庫対象のケ
ース１８に表示されているバーコード２２をバーコード
リーダー１６により読み取らせる。この作業は、順次再
入庫すべき複数のケース１８に関して連続的に行うこと
もできる。バーコードリーダー１６に読み込まれたケー
ス１８上のバーコード２２の情報は回転棚制御手段１３
のマイクロコンピュータ１５に入力され、当該マイクロ
コンピュータ１５は、バーコード２２の情報によって指
定された棚単体５を荷出し入れ部７に呼び出すように制
御盤１４を介してモータ６を稼働させる。そして所定の
棚単体５が荷出し入れ部７に呼び出されたならば、バー
コード２２の情報に基づいて表示手段９を作動させる。
即ち、当該棚単体５における各荷収納部１２の内、入出
庫作業対象の荷収納部１２に対応する表示灯９ａを点灯
させるので、作業者は、当該点灯表示灯９ａに対応する
空の荷収納部１２（当該入庫対象のケース１８が収納さ
れていた元の荷収納部１２）に入庫対象のケース１８を
収納すれば良い。
【００１３】ケース１８の取り出しまたは再入庫が完了
すれば、従来通り、作業完了信号を回転棚制御手段１３
に入力すれば良い。この作業完了信号の入力は、例えば
表示手段９における各表示灯９ａを作業完了押し釦スイ
ッチと兼用させておき、点灯していた表示灯９ａを押し
て作業完了信号の入力とすることができるし、各表示灯
９ａごとに並設した作業完了入力スイッチや、荷出し入
れ部７の付近に配設した１つの作業完了入力スイッチを
操作するようにしても良い。何れにしても作業完了信号
の入力により、表示手段９において点灯していた表示灯
９ａが消灯され、次のケース１８の取り出しまたは再入
庫のためのバーコードリーダー１６による入力作業を開
始し、あるいは既に入力されている台帳１７上の収納棚
呼び出し用バーコード２１またはケース１８上のバーコ
ード２２の情報に基づく回転棚駆動制御を開始させるこ
とができる。
すれば、従来通り、作業完了信号を回転棚制御手段１３
に入力すれば良い。この作業完了信号の入力は、例えば
表示手段９における各表示灯９ａを作業完了押し釦スイ
ッチと兼用させておき、点灯していた表示灯９ａを押し
て作業完了信号の入力とすることができるし、各表示灯
９ａごとに並設した作業完了入力スイッチや、荷出し入
れ部７の付近に配設した１つの作業完了入力スイッチを
操作するようにしても良い。何れにしても作業完了信号
の入力により、表示手段９において点灯していた表示灯
９ａが消灯され、次のケース１８の取り出しまたは再入
庫のためのバーコードリーダー１６による入力作業を開
始し、あるいは既に入力されている台帳１７上の収納棚
呼び出し用バーコード２１またはケース１８上のバーコ
ード２２の情報に基づく回転棚駆動制御を開始させるこ
とができる。
【００１４】なお、取り扱う荷としてケース１８を例示
したが、ファイルなど、他の如何なる荷であっても良
い。また、台帳１７側の収納棚呼び出し用コードまたは
ケース１８などの荷側の読取用コードとして、バーコー
ド２１，２２を利用したが、円形タイプのものなど、他
の如何なる形態のコードであっても良い。そして当該コ
ードは、単純な連番の他、棚単体番号と荷収納部番号と
の組み合わせから成るロケーション番号、ケース１８な
どの取り扱う荷に固有の品番や商品コード（ＪＡＮコー
ド）、その他、任意のコード番号を利用できる。
したが、ファイルなど、他の如何なる荷であっても良
い。また、台帳１７側の収納棚呼び出し用コードまたは
ケース１８などの荷側の読取用コードとして、バーコー
ド２１，２２を利用したが、円形タイプのものなど、他
の如何なる形態のコードであっても良い。そして当該コ
ードは、単純な連番の他、棚単体番号と荷収納部番号と
の組み合わせから成るロケーション番号、ケース１８な
どの取り扱う荷に固有の品番や商品コード（ＪＡＮコー
ド）、その他、任意のコード番号を利用できる。
【００１５】さらに、回転棚１として、棚単体５が垂直
循環回動経路３を回動する垂直循環型の回転棚を利用し
たが、本発明は、棚単体が水平循環回動経路を回動する
水平循環型の回転棚にも適用することができる。また、
回転棚における各棚単体に複数の荷収納部が設けられ、
荷出し入れ部に呼び出された棚単体の荷収納部を指示す
る表示手段を併設した回転棚を例示したが、荷出し入れ
部に呼び出された棚単体に一つの荷が収納されるタイプ
の、荷出し入れ位置を指示する表示手段が不要な回転棚
にも本発明は実施し得る。
循環回動経路３を回動する垂直循環型の回転棚を利用し
たが、本発明は、棚単体が水平循環回動経路を回動する
水平循環型の回転棚にも適用することができる。また、
回転棚における各棚単体に複数の荷収納部が設けられ、
荷出し入れ部に呼び出された棚単体の荷収納部を指示す
る表示手段を併設した回転棚を例示したが、荷出し入れ
部に呼び出された棚単体に一つの荷が収納されるタイプ
の、荷出し入れ位置を指示する表示手段が不要な回転棚
にも本発明は実施し得る。
【００１６】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の回転棚の
制御装置によれば、回転棚から目的の荷を取り出すとき
は、従来通り、台帳から目的の荷の品番を捜し出して当
該品番に併記されている収納棚呼び出し用コードをバー
コードリーダーで読み取らせることにより、回転棚を自
動運転させて目的の荷を収納している棚単体を荷出し入
れ部に呼び出させ、当該棚単体から目的の荷を取り出す
ことができるものであるが、用済み後の荷を回転棚の元
の位置に戻す場合には、台帳から入庫対象の荷の品番を
捜し出す必要はなく、単にその入庫対象の荷に表示され
ている読取用コードをコードリーダーで読み取らせるだ
けで、当該入庫対象の荷を戻すべき棚単体を自動的に荷
出し入れ部に呼び出すことができる。
制御装置によれば、回転棚から目的の荷を取り出すとき
は、従来通り、台帳から目的の荷の品番を捜し出して当
該品番に併記されている収納棚呼び出し用コードをバー
コードリーダーで読み取らせることにより、回転棚を自
動運転させて目的の荷を収納している棚単体を荷出し入
れ部に呼び出させ、当該棚単体から目的の荷を取り出す
ことができるものであるが、用済み後の荷を回転棚の元
の位置に戻す場合には、台帳から入庫対象の荷の品番を
捜し出す必要はなく、単にその入庫対象の荷に表示され
ている読取用コードをコードリーダーで読み取らせるだ
けで、当該入庫対象の荷を戻すべき棚単体を自動的に荷
出し入れ部に呼び出すことができる。
【００１７】従って、荷の再入庫作業を極めて能率良く
行えるとともに、台帳上の他の品番に対応する収納棚呼
び出し用コードを誤って読み取らせるような誤操作の恐
れも全くなくなり、常に正確な再入庫作業を簡単容易に
行うことができる。
行えるとともに、台帳上の他の品番に対応する収納棚呼
び出し用コードを誤って読み取らせるような誤操作の恐
れも全くなくなり、常に正確な再入庫作業を簡単容易に
行うことができる。
【図１】 Ａ図は回転棚を説明する概略縦断側面図と制
御系を説明するブロック線図であり、Ｂ図は棚単体と回
転棚の荷出し入れ部を説明する斜視図である。
御系を説明するブロック線図であり、Ｂ図は棚単体と回
転棚の荷出し入れ部を説明する斜視図である。
【図２】 回転棚制御手段の機能と作業手順とを説明す
るフローチャートであって、Ａ図は出庫作業時のフロー
チャート、Ｂ図は再入庫作業時のフローチャートであ
る。
るフローチャートであって、Ａ図は出庫作業時のフロー
チャート、Ｂ図は再入庫作業時のフローチャートであ
る。
１ 回転棚 ３ 垂直循環回動経路 ５ 棚単体 ６ 回転棚駆動用モータ ７ 荷出し入れ部 ９ 表示手段 ９ａ 表示灯 １２ 荷収納部 １３ 回転棚制御手段 １４ 制御盤 １５ マイクロコンピュータ １６ バーコードリーダー １７ 台帳 １８ ケース（荷） １９ 各ケースごとの表示区画 ２０ 各ケースに固有の品番 ２１ 各品番ごとに固有の収納棚呼び出し用コード
Claims (1)
- 【請求項１】回転棚(1) と、回転棚制御手段(13)と、台
帳(17)と、読取用コード(22)と、コードリーダー(16)と
を有し、 回転棚(1) は、循環回動経路(3) と当該経路(3) を回動
する多数の棚単体(5)と荷出し入れ部(7) とを有し、 台帳(17)は、取り扱う荷(18)の品番(20)と、各品番(20)
ごとに固有の収納棚呼び出しコード(21)とが併記され、 読取用コード(22)は、取り扱う荷(18)の各々に表示され
たもので、その荷(18)の品番に対応する台帳上の収納棚
呼び出しコード(21)と同一内容のものであり、 コードリーダー(16)は、台帳(17)上の収納棚呼び出しコ
ード(21)と荷(18)の読取用コード(22)とを読み取るもの
であり、 回転棚制御手段(13)は、コードリーダー(16)が読み取っ
た台帳(17)上の収納棚呼び出しコード(21)または荷(18)
の読取用コード(22)に基づいて、これらコード(21,22)
で指定された棚単体(5) を荷出し入れ部(7) に呼び出す
ように回転棚(1) を駆動する回転棚の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17747794A JPH0820412A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 回転棚の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17747794A JPH0820412A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 回転棚の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820412A true JPH0820412A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16031604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17747794A Pending JPH0820412A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 回転棚の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820412A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6792791B2 (en) | 2000-02-18 | 2004-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Inspection chip for sensor measuring instrument |
| US7491303B2 (en) | 2001-09-28 | 2009-02-17 | Arkray, Inc. | Measuring instrument and concentration measuring device |
| CN102009816A (zh) * | 2010-11-04 | 2011-04-13 | 蔺伟 | 电子标签驱动的数控回转库及其应用方法 |
| CN102234005A (zh) * | 2011-05-10 | 2011-11-09 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 一种回转库分发系统及其控制方法 |
| CN103193050A (zh) * | 2013-03-04 | 2013-07-10 | 江苏迅捷装具科技有限公司 | 档案资料定位到本的管理方法及实现该方法的装置 |
| KR101713057B1 (ko) * | 2015-09-08 | 2017-03-07 | 한국콘베어공업주식회사 | 물품 자동 적재시스템 |
| CN107150321A (zh) * | 2017-05-25 | 2017-09-12 | 镇江巨能电气有限公司 | 自动取放工具箱系统 |
| KR102096358B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2020-04-02 | 김형우 | 창고물류 자동입고 시스템 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP17747794A patent/JPH0820412A/ja active Pending
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| CN107150321B (zh) * | 2017-05-25 | 2020-04-07 | 镇江巨能电气有限公司 | 自动取放工具箱系统 |
| KR102096358B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2020-04-02 | 김형우 | 창고물류 자동입고 시스템 |
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