JPH07228310A - 図書入出庫装置 - Google Patents

図書入出庫装置

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JPH07228310A
JPH07228310A JP6019401A JP1940194A JPH07228310A JP H07228310 A JPH07228310 A JP H07228310A JP 6019401 A JP6019401 A JP 6019401A JP 1940194 A JP1940194 A JP 1940194A JP H07228310 A JPH07228310 A JP H07228310A
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books
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Jinichi Yoshie
仁一 吉江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、図書を厚み方向に複数列に並べて
収容したコンテナから、所望の図書を検索する作業を容
易化し得る図書入出庫装置を提供することを目的として
いる。 【構成】書庫11に収容されそれぞれが複数の図書3
2,32,……を収容する複数のコンテナ12,12,
……と、この複数のコンテナ12,12,……の中から
指示されたコンテナ12を取り出してステーション2
0,22に移送するとともに、該ステーション20,2
2に保持されたコンテナ12を書庫11に移送して返却
する自動搬出入手段13,15,17,19,21,2
3,25,28,63と、書庫11とステーション2
0,22との間におけるコンテナ12の搬送経路上に設
置され、該コンテナ12を回転させてその向きを変える
ための回転手段30,31a,31bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば多量の図書を
保管する大型図書館等に使用して好適する図書入出庫装
置に係り、特にその多量の図書の貸し出し及び返却に要
する作業の能率向上を図るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時、多量の蔵書を有す
る大規模図書館等にあっては、図書の貸し出しや返却に
要する作業の能率向上を図るために、自動入出庫システ
ムが導入されてきている。この自動入出庫システムは、
利用者が貸し出しを要求した図書を書庫から取り出して
利用者カウンターまで搬送するとともに、その図書が貸
し出されたことを記録する作業や、図書が返却されたこ
とを記録しその図書を書庫まで戻して収容位置を記録す
る作業等を自動化して、図書の貸し出し及び返却に要す
る作業を正確かつ迅速に実行することができるようにし
たものである。
【0003】すなわち、自動入出庫システムにおいて
は、保管されている全ての図書それぞれにバーコードを
付し、各図書の収容位置(ロケーション)を記憶してお
くことで、多量の図書を管理している。また、各図書
は、複数冊毎にコンテナに収容されており、書庫に対し
てコンテナ単位で入出庫されるようになされている。そ
して、図書の取り出しが要求された場合には、その図書
の収容されたコンテナが書庫から自動出庫され利用者カ
ウンターまで搬送される。図書館員は、利用者カウンタ
ーに搬送されてきたコンテナの中から所望の図書を検索
して利用者に渡し、ここに、図書の貸し出しが行なわれ
る。
【0004】また、図書の返却が要求された場合には、
その返却図書を収容すべきコンテナが書庫から自動出庫
され利用者カウンターに取り出される。図書館員は、利
用者カウンターに取り出されたコンテナに返却された図
書を入れた後、そのコンテナを書庫の元の位置に入庫さ
せ、ここに、図書の返却が行なわれる。この場合、コン
テナの入庫時に、そのコンテナに収容された各図書のバ
ーコードが読み取られることで、図書のロケーションを
示す記憶内容が更新される。
【0005】ところで、上記のような図書の自動入出庫
システムにおいて、コンテナ内に図書を厚み方向に1列
に並べて収納するだけでは、コンテナ内における図書の
収容効率が悪くコンテナの数が増加することになる。こ
のため、従来では、1つのコンテナ内に図書を厚み方向
に2〜3列に並べて収容するようにしている。しかしな
がら、このような図書の収容形態では、図書の取り出し
時に、図書館員が利用者カウンターまで搬送されてきた
コンテナ内から所望の図書を検索する際に、図書館員に
とって遠い方に当たる列の図書は手前側の列の図書が邪
魔になって背表紙が見えにくく、検索作業が困難になる
という問題が生じることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
図書の自動入出庫システムでは、収容効率を高めるため
にコンテナ内に図書を厚み方向に2〜3列に並べて収容
しているので、コンテナ内に収容された全ての図書の背
表紙一目で見渡すことができず、所望の図書を検索する
作業が困難になるという問題を有している。
【0007】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、図書を厚み方向に複数列に並べて収容し
たコンテナからの図書の検索作業を容易化し得る極めて
良好な図書入出庫装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る図書入出
庫装置は、書庫に収容されそれぞれが複数の図書を収容
する複数のコンテナと、この複数のコンテナの中から指
示されたコンテナを取り出してステーションに移送する
とともに、該ステーションに保持されたコンテナを書庫
に移送して返却する自動搬出入手段と、書庫とステーシ
ョンとの間におけるコンテナの搬送経路上に設置され、
該コンテナを回転させてその向きを変えるための回転手
段とを備えるようにしたものである。
【0009】
【作用】上記のような構成によれば、書庫とステーショ
ンとの間におけるコンテナの搬送経路上で、該コンテナ
を回転させてその向きを変えるようにしたので、図書を
厚み方向に複数列に並べて収容したコンテナからの図書
の検索作業を容易化することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この実施例で説明する
図書の自動入出庫システムの全体的な構成を示してい
る。すなわち、図中11は例えば図書館の地階の書庫内
に設置された書棚群で、互いに一定間隔をあけて対向す
るように設置された複数対(図示の場合は3対)の書棚
(11a,11b)、(11c,11d)、(11e,
11f)から構成されている。これら各書棚11a〜1
1fには、それぞれに複数の図書(図1では図示せず)
が収容された複数のコンテナ12,12,……が収容さ
れている。
【0011】ここで、上記書棚11a,11b相互間に
は、スタッカークレーン13が設置されている。このス
タッカークレーン13は、書棚11a,11b相互間に
形成された空間内を移動し、いずれかの書棚11a,1
1bから所望のコンテナ12を取り出して出庫用ラック
ステーション14に移送する。この出庫用ラックステー
ション14に移送されたコンテナ12は、搬送コンベア
15を介してコンテナ搬出口16に移送された後、図示
しない垂直搬送機を介して、1階向コンテナ搬入口17
または2階向コンテナ搬入口18に搬送される。
【0012】このうち、1階向コンテナ搬入口17に搬
送されたコンテナ12は、搬送コンベア19を介して利
用者カウンターである1階ステーション20のコンテナ
受入部20aに搬送される。また、2階向コンテナ搬入
口18に搬送されたコンテナ12は、搬送コンベア21
を介して利用者カウンターである2階ステーション22
のコンテナ受入部22aに搬送される。
【0013】一方、1階ステーション20のコンテナ受
入部20aに搬送されたコンテナ12は、コンテナ排出
部20bに移送され、搬送コンベア23を介して1階向
コンテナ搬出口24に搬送される。また、2階ステーシ
ョン22のコンテナ受入部22aに搬送されたコンテナ
12は、コンテナ排出部22bに移送され、搬送コンベ
ア25を介して2階向コンテナ搬出口26に搬送され
る。そして、1階向コンテナ搬出口24または2階向コ
ンテナ搬出口26に搬送されたコンテナ12は、上記垂
直搬送機を介して地階のコンテナ搬入口27に移送さ
れ、搬送コンベア28を介して入庫用ラックステーショ
ン29に移送された後、スタッカークレーン13により
書棚11aまたは11bに入庫される。
【0014】なお、他の書棚11c,11d相互間及び
書棚11e,11f相互間にも、それぞれスタッカーク
レーン(図示せず)が設置されている。そして、上記と
略同様の動作により、各書棚11c〜11fと1階また
は2階ステーション20,22との間で、コンテナ12
を搬送することができる。
【0015】また、上記搬送コンベア15,19,21
の経路途中には、搬送されるコンテナ12を180°回
転させて向きを変えるための、回転機構部30,31
a,31bがそれぞれ設置されている。なお、これら回
転機構部30,31a,31bの詳細な構成や動作につ
いては、後述する。
【0016】ここで、図2(a)は、上記コンテナ12
の詳細な構成を示している。すなわち、このコンテナ1
2は、その内部が略直交する仕切り板12a,12bに
よって、4つのブロックA,B,C,Dに分割されてい
る。そして、各ブロックA,B,C,D内には、図2
(b)に示すように、それぞれ複数の図書32,32,
……が厚み方向に1列に並んで収容されるようになって
いる。つまり、コンテナ12内には、ブロックA,Bに
収容された図書32,32,……の列と、ブロックC,
Dに収容された図書32,32,……の列とが、2列に
並んで収容されることになる。
【0017】そして、コンテナ12内で2列に並んだ各
図書32,32,……同士は、互いに背表紙32aを外
側に向けるようにして収容される。なお、コンテナ12
は、その側面にバーコードラベル12cが付されてお
り、書棚11a,11b上における収容位置が固定され
ているものとする。また、各図書32,32,……に
も、それぞれ固有のバーコードが付されている。
【0018】一方、図3(a),(b)は、上記1階ス
テーション20の詳細な構成を示している。なお、2階
ステーション22については、1階ステーション20と
同様な構成であるため、その説明を省略する。すなわ
ち、1階ステーション20には、カウンター台33が設
置されている。このカウンター台33の裏側には、前記
コンテナ受入部20aとコンテナ排出部20bとが配置
されている。そして、搬送コンベア19を介して1階ス
テーション20に搬送されてきたコンテナ12は、コン
テナ受入部20aで受け入れられた後、コンテナ排出部
20bに移送されて保持される。
【0019】また、上記カウンター台33には、コンテ
ナ排出部20bに対応する部分に開口部33aが形成さ
れている。そして、図書館員は、この開口部33aを介
することにより、コンテナ排出部20bに保持されたコ
ンテナ12に対して、図書32の取り出しや返却を行な
うことができる。この場合、カウンター台33の開口部
33aからは、コンテナ12内に厚み方向に2列になっ
て収容されている図書32,32,……のうち、一方側
の列の図書32,32,……がそれらの背表紙32aを
含めて、外部に露出されることになる。そして、このコ
ンテナ排出部20bに保持されたコンテナ12は、搬送
コンベア23を介して1階向コンテナ搬出口24に搬送
される。
【0020】さらに、上記カウンター台33上には、図
書館員が図書32,32,……の入出庫に関する種々の
操作を行なうとともに、コンテナ排出部20bに保持さ
れたコンテナ12の中から、取り出すべき図書32の図
書名や図書番号、及びその図書32の含まれるブロック
番号等を表示するための、入力タッチパネル式の表示装
置34と、図書32に付されたバーコードを読み取るた
めのバーコードリーダ35とが設置されている。
【0021】ここで、上記スタッカークレーン13は、
図4に示すように、書棚11a,11b相互間に配置さ
れており、書棚11aまたは11bからコンテナ12を
取り出して出庫用ラックステーション14に移送し、搬
送コンベア15による出庫に供させる動作や、搬送コン
ベア28を介して入庫用ラックステーション29に搬送
されてきたコンテナ12を、書棚11aまたは11bの
元の位置に入庫する動作を行なうものである。
【0022】このスタッカークレーン13は、書棚11
a,11b相互間に形成された空間を、書庫の床面と天
井とに設置された図示しないレールに支持されて、書棚
11a,11bの奥行き方向つまり矢印a,b方向に移
動可能なスタッカーマスト13aと、このスタッカーマ
スト13aに支持されて垂直方向に昇降可能な昇降フレ
ーム13bと、この昇降フレーム13bに回転自在に支
持され、書棚11a,11bに対するコンテナ12の取
り出しや返却を行なう回転荷台13cとから構成されて
いる。このため、スタッカーマスト13a及び昇降フレ
ーム13bを適宜移動させることにより、回転荷台13
cを書棚11a,11b上の所望のコンテナ12の収容
位置に移動させることができる。
【0023】この回転荷台13cは、図5(a),
(b)に示すように、昇降フレーム13bに旋回ベアリ
ング13dを介して回転自在に支持されている。この回
転荷台13cは、その一側部から突出する支持片13e
に支持されたモータ13fの回転プーリ13gと、旋回
ベアリング13dと同軸的に設けられ昇降フレーム13
bに固定されたスプロケットホイル13hとが、ベルト
13iによって連結されており、モータ13fの回転力
によって昇降フレーム13b上を所望の方向に回転駆動
される。また、回転荷台13cには、コンテナ12の底
面両側部を支持する受け部13j,13jが形成されて
いる。
【0024】さらに、回転荷台13cの中央部には、書
棚11a,11bに対してコンテナ12の出し入れを行
なうための移載装置36が設置されている。この移載装
置36は、図6(a),(b)に示すように、回転荷台
13c上を受け部13j,13jに沿って、つまり矢印
c,d方向に移動するフック36aを有している。そし
て、このフック36aを、例えば書棚11bに収容され
たコンテナ12の端部に突設された係合片12dに係合
させて矢印d方向に移動することで、書棚11b上のコ
ンテナ12を回転荷台13c上に引き出し、受け部13
j,13jに支持させることができる。また、この状態
で、フック36aを矢印c方向に移動させることで、回
転荷台13c上の受け部13j,13jに支持されたコ
ンテナ12を、書棚11bに入庫することができる。
【0025】この移載装置36は、図7に示すように、
回転荷台13cに受け部13j,13jに沿って架設さ
れた回転ベルト36bの一部にフック36aを固定した
もので、この回転ベルト36bがモータ36cによって
走行されることで、フック36aが移動されるように構
成されている。
【0026】次に、図8(a)は、上記回転機構部30
の詳細な構成を示している。なお、他の回転機構部31
a,31bについては同様な構成であるため、その説明
を省略する。すなわち、搬送コンベア15上を搬送され
るコンテナ12は、回転機構部30により180°回転
させて向きを変えることができる。つまり、この回転機
構部30によってコンテナ12の向きを変えることによ
り、例えば図3(a)に示したように、1階ステーショ
ン20のカウンター台33のコンテナ排出部20bにコ
ンテナ12が保持された状態で、開口部33aに対向す
る図書32,32,……の列を切り替えることができ
る。
【0027】この回転機構部30は、図8(b),
(c)に示すように、搬送コンベア15の一方側から搬
送されてきたコンテナ12を回転台30aに搭載させ、
回転台30aをモータ30bによって回転させた後、コ
ンテナ12を搬送コンベア15の他方側に送り出す構成
となっている。ただし、回転させる必要がない場合に
は、搬送コンベア15の一方側から搬送されてきたコン
テナ12は、そのまま回転台30aを素通りして搬送コ
ンベア15の他方側に送り出される。
【0028】また、図8(b)に示すように、回転機構
部30の近傍には、搬送コンベア15で搬送されるコン
テナ12に付されたバーコードラベル12cを、自動的
に読み取るためのバーコードリーダ30c,30dが設
置されている。
【0029】次に、この実施例で説明する図書の自動入
出庫システムは、多量の図書32,32,……をそれら
の内容には無関係に、寸法(例えばA4版,B5版,A
5版以下等で厚さは不問)のみによって分類しており、
1つのコンテナ12には同一寸法の図書32,32,…
…のみが収容されるようになっている。換言すれば、例
えばA4版の図書32を収容するコンテナ12,B5版
の図書32を収容するコンテナ12,A5版以下の図書
32を収容するコンテナ12等が用意されており、それ
ぞれのコンテナ12,12,……は、収容する図書32
の寸法に応じて分類されて書棚群11に収容されてい
る。
【0030】すなわち、例えば書棚11aについて言え
ば、図9に示すように、出庫用及び入庫用ラックステー
ション14,29に近い側から、スタッカークレーン1
3のスタッカーマスト13aの走行方向に沿って、A4
版の図書32を収容したコンテナ12が収容される棚領
域11A4と、B5版の図書32を収容したコンテナ12
が収容される棚領域11B5と、A5版以下の図書32を
収容したコンテナ12が収容される棚領域11A5とに順
次分類されている。なお、このような棚領域11A4,1
B5,11A5の分類は、他の書棚11b〜11fについ
ても同様に行なわれている。
【0031】この場合、図10に示すように、コンテナ
12の長さをL,幅をW,高さをHとすると、A4版の
図書32を収容するコンテナ12の大きさは、L=60
0mm,W=509mm,H=313mmとなり、B5
版の図書32を収容するコンテナ12の大きさは、L=
600mm,W=453mm,H=277mmとなり、
A5版以下の図書32を収容するコンテナ12の大きさ
は、L=600mm,W=385mm,H=230mm
となる。
【0032】図11は、上記のような図書の自動入出庫
システムの制御システムを示している。符号37は中央
処理装置である。この中央処理装置37は、例えばマイ
クロプロセッサ等を内蔵している。この中央処理装置3
7には、バスライン38を介して無停電電源装置39が
接続されている。この中央処理装置37には、バスライ
ン38からファイルアダプタ40を経て、フロッピーデ
ィスク41と、システムの制御プログラムの記憶された
ハードディスク42及びカートリッジテープ43とが接
続されている。この中央処理装置37には、バスライン
38からファイルアダプタ44を経て、図書情報の記憶
されたハードディスク45が接続されている。この中央
処理装置37には、バスライン38からファイルアダプ
タ46を経て、バックアップ情報の記憶されたハードデ
ィスク47が接続されている。
【0033】一方、上記中央処理装置37には、バスラ
イン38からシリアルインターフェースアダプタ48を
経て、統括制御盤49と定置式検出器50とが接続され
ている。この統括制御盤49は、詳細は後述するが、前
記スタッカークレーン13,垂直搬送機,搬送コンベア
15,19,21,23,25,28及び回転機構部3
0,31a,31b等の動作を統括的に制御するもの
で、コンテナ12の位置を検出する定置式検出器50の
検出結果に基づいて制御動作を行なっている。
【0034】上記中央処理装置37には、バスライン3
8からシリアルインターフェースアダプタ51を経て、
コンソール52,ディスプレイ53,バーコードリーダ
54(これらは図3に示した表示装置34及びバーコー
ドリーダ35や、図8に示したバーコードリーダ30
c,30d等に相当)及びシリアルプリンタ55が接続
されている。これらコンソール52,ディスプレイ5
3,バーコードリーダ54及びシリアルプリンタ55
は、1階ステーション20に設置されている。
【0035】上記中央処理装置37には、バスライン3
8からシリアルインターフェースアダプタ56を経て、
ディスプレイ57,バーコードリーダ58,シリアルプ
リンタ59及びバーコードプリンタ60が接続されてい
る。これらディスプレイ57,バーコードリーダ58,
シリアルプリンタ59及びバーコードプリンタ60は、
2階ステーション22にそれぞれ設置されているものと
する。
【0036】図12は、上記統括制御盤49の詳細な構
成を示している。前記バスライン38は、入出力回路6
1を介して制御回路62に接続される。この制御回路6
2は、各制御対象であるスタッカークレーン13,垂直
搬送機(図12では符号63で示す),搬送コンベア1
5,19,21,23,25,28及び回転機構部3
0,31a,31b毎に、それぞれ入出力回路64,6
5,66,67及び駆動回路68,69,70,71を
介して制御信号を生成して送出するようにしている。
【0037】スタッカークレーン13,垂直搬送機6
3,搬送コンベア15,19,21,23,25,28
及び回転機構部30,31a,31bに設けられ、それ
ぞれがコンテナ12の位置を検出する定置式検出器50
a,50b,50c,50dからの出力信号は、それぞ
れ対応する入出力回路64,65,66,67に供給さ
れて、制御信号の生成に供されている。バーコードリー
ダ54,58の各出力は、入出力回路61に供給されて
統括制御盤49の駆動、つまりスタッカークレーン1
3,垂直搬送機63,搬送コンベア15,19,21,
23,25,28及び回転機構部30,31a,31b
の駆動に供される。
【0038】上記のような構成となされた自動入出庫シ
ステムにおいて、以下、その動作を説明する。まず、図
13は、図書32の返却動作を説明するためのフローチ
ャートである。図書32の返却動作は、利用者が返却す
る図書32を、例えば1階ステーション20の図書館員
に渡すことから開始(ステップS1)される。まず、1
階ステーション20の図書館員は、ステップS2で、コ
ンソール52を操作して、返却図書32を入庫するため
の指示を中央処理装置37に入力する。この場合、図書
館員は、コンソール52を操作して、返却する図書32
の寸法(A4版,B5版またはA5版以下等)も中央処
理装置37に入力する。
【0039】すると、中央処理装置37は、例えば書棚
11aのうち、入力された寸法の図書32を収容してい
る棚領域11A4,11B5または11A5の中から空きのあ
るコンテナ12を検索し、その空きコンテナ12の収容
位置(ロケーション)を示すデータを統括制御盤49に
出力する。このため、統括制御盤49は、ステップS3
で、スタッカークレーン13をその空きコンテナ12の
収容位置に移動させ、ステップS4で、空きコンテナ1
2を取り出し、搬送コンベア15を介して回転機構部3
0上に送り出すように制御する。
【0040】ここで、中央処理装置37は、ステップS
5で、回転機構部30上に送り出されたコンテナ12
が、このままの向きで1階ステーション20のコンテナ
排出部20bまで搬送された場合、空きの多い側の列が
カウンター台33の開口部33aに対向するか否かを判
別する。そして、コンテナ12の空きの多い側の列が開
口部33aに対向しないと判断された場合(NO)、中
央処理装置37は、ステップS6で、統括制御盤49を
介して回転機構部30を制御することにより、コンテナ
12を180°回転させて搬送の向きを反転させる。
【0041】ステップS6の後、またはステップS5で
コンテナ12の空きの多い側の列が開口部33aに対向
すると判断された場合(YES)、中央処理装置37
は、ステップS7で、統括制御盤49を介して垂直搬送
機63及び搬送コンベア19を制御することにより、回
転機構部30上のコンテナ12を1階ステーション20
まで搬送し、そのコンテナ排出部20bに保持させる。
なお、空きコンテナ12が搬送コンベア15で搬送され
ているときに、そのコンテナ12に付されたバーコード
ラベル12cがバーコードリーダ30cまたは30dに
よって、自動的に読み取られている。
【0042】その後、図書館員は、ステップS8で、返
却すべき図書32に付されたバーコードをバーコードリ
ーダ35で読み取り、その図書32をカウンター台33
の開口部33aを介してコンテナ12内に収容する。そ
して、図書館員は、ステップS9で、コンソール52を
操作して、返却完了の指示を中央処理装置37に入力す
る。
【0043】次に、図書館員は、ステップS10で、返
却すべき図書32がまだあるか否かを判別する。そし
て、返却する図書32がまだあると判断された場合(Y
ES)、図書館員は、ステップS11で、現在1階ステ
ーション20のコンテナ排出部20bに保持されている
コンテナ12に空きスペースがあるか否かを判別し、空
きスペースがあると判断された場合(YES)、ステッ
プS8の処理に戻って図書32の返却作業を実行する。
【0044】また、ステップS11でコンテナ12に空
きスペースがないと判断された場合(NO)、またはス
テップS10で返却する図書32がもうないと判断され
た場合(NO)、図書館員は、ステップS12で、コン
ソール52を操作して、現在1階ステーション20のコ
ンテナ排出部20bに保持されているコンテナ12に対
する返却作業完了の指示を中央処理装置37に入力す
る。このとき、中央処理装置37は、既に読み取られて
いる返却図書32のバーコードから得られたその図書固
有の図書コードと、コンテナ排出部20bに保持されて
いるコンテナ12のバーコードラベル12cから得られ
たそのコンテナ12固有のコンテナ番号とを組み合わ
せ、その組み合わせたデータを在庫ファイルとして例え
ば前記ハードディスク45等に登録する。
【0045】次に、中央処理装置37は、ステップS1
3で、統括制御盤49を介して搬送コンベア23,垂直
搬送機63,搬送コンベア28等を制御することによ
り、1階ステーション20のコンテナ12を入庫用ラッ
クステーション29まで搬送する。その後、中央処理装
置37は、ステップS14で、統括制御盤49を介して
スタッカークレーン13を制御することにより、入庫用
ラックステーション29上のコンテナ12を書棚11a
の元の位置に戻し、ここに、図書32の返却作業が終了
(ステップS15)される。
【0046】次に、図14及び図15は、図書32の取
り出し動作を説明するためのフローチャートである。す
なわち、図書32の取り出し動作は、利用者が取り出し
を要求する図書32を、例えば1階ステーション20の
図書館員に伝えることから開始(ステップS16)され
る。このとき、1階ステーション20の図書館員は、ス
テップS17で、コンソール52を操作して、図書32
を出庫するための指示を中央処理装置37に入力する。
この場合、図書館員は、コンソール52を操作すること
で、取り出し要求された図書32の図書コードを中央処
理装置37に入力する。
【0047】すると、中央処理装置37は、図書コード
を受信して上述した在庫ファイルを検索し、取り出し要
求された図書32の収容されたコンテナ12の収容位置
(ロケーション)を示すデータを統括制御盤49に出力
する。このため、統括制御盤49は、ステップS18
で、スタッカークレーン13をそのコンテナ12の収容
位置に移動させ、ステップS19で、コンテナ12を取
り出し、搬送コンベア15を介して回転機構部30上に
送り出すように制御する。
【0048】ここで、中央処理装置37は、ステップS
20で、回転機構部30上に送り出されたコンテナ12
が、このままの向きで1階ステーション20のコンテナ
排出部20bまで搬送された場合、コンテナ12内の取
り出し要求された図書32を含む列が、カウンター台3
3の開口部33aに対向するか否かを判別する。そし
て、コンテナ12内の取り出し要求された図書32を含
む列が開口部33aに対向しないと判断された場合(N
O)、中央処理装置37は、ステップS21で、統括制
御盤49を介して回転機構部30を制御することによ
り、コンテナ12を180°回転させて搬送の向きを反
転させる。
【0049】ステップS21の後、またはステップS2
0でコンテナ12内の取り出し要求された図書32を含
む列が開口部33aに対向すると判断された場合(YE
S)、中央処理装置37は、ステップS22で、統括制
御盤49を介して垂直搬送機63及び搬送コンベア19
を制御することにより、回転機構部30上のコンテナ1
2を1階ステーション20まで搬送し、そのコンテナ排
出部20bに保持させる。なお、コンテナ12が搬送コ
ンベア15で搬送されているときに、そのコンテナ12
に付されたバーコードラベル12cがバーコードリーダ
30cまたは30dによって、自動的に読み取られてい
る。
【0050】その後、中央処理装置37は、ステップS
23で、1階ステーション20のカウンター台33上の
表示装置34に、取り出し要求された図書32の図書名
または図書コードを表示させる。すると、図書館員は、
ステップS24で、コンテナ排出部20bに保持された
コンテナ12の中から、表示装置34に表示された図書
名または図書コードの図書32を検索して取り出し、取
り出した図書32に付されたバーコードをバーコードリ
ーダ35で読み取る。
【0051】そして、中央処理装置37は、ステップS
25で、読み取ったバーコードの内容から取り出した図
書32が要求された図書32であるか否かを判別する。
そして、要求された図書32でないと判断された場合
(NO)、その判断結果が表示装置34に表示されるの
で、図書館員は、ステップS26で、取り出した図書3
2をコンテナ12内に戻し、ステップS27で、再度、
コンテナ排出部20bに保持されたコンテナ12の中か
ら、表示装置34に表示された図書名または図書コード
の図書32を検索して取り出し、ステップS28で、取
り出した図書32に付されたバーコードをバーコードリ
ーダ35で読み取る。
【0052】その後、中央処理装置37は、ステップS
29で、読み取ったバーコードの内容から取り出した図
書32が要求された図書32であるか否かを判別する。
そして、要求された図書32でないと判断された場合
(NO)、その判断結果が表示装置34に表示されるの
で、図書館員は、ステップS30で、取り出した図書3
2をコンテナ12内に戻し、ステップS31で、現在コ
ンテナ排出部20bに保持されているコンテナ12の中
から他に取り出すべき図書32があるか否かを判別す
る。
【0053】そして、他に取り出すべき図書32がある
と判断された場合(YES)、図書館員は、ステップS
27の処理に戻って図書32の取り出し作業を実行す
る。また、ステップS31で現在コンテナ排出部20b
に保持されているコンテナ12の中から他に取り出すべ
き図書32がないと判断された場合(NO)、図書館員
は、ステップS32で、コンソール52を操作して、現
在1階ステーション20のコンテナ排出部20bに保持
されているコンテナ12には、取り出し要求された図書
32が存在しない旨の指示を中央処理装置37に入力す
る。
【0054】ここで、ステップS32の後、またはステ
ップS25,S29により取り出した図書32が要求さ
れた図書32であると判断された場合(YES)、図書
館員は、ステップS33で、再び現在コンテナ排出部2
0bに保持されているコンテナ12の中から他に取り出
すべき図書32があるか否かを判別し、他に取り出すべ
き図書32があると判断された場合(YES)、ステッ
プS23の処理に戻される。
【0055】また、ステップS33で現在コンテナ排出
部20bに保持されているコンテナ12の中から他に取
り出すべき図書32がないと判断された場合(NO)、
図書館員は、ステップS34で、コンソール52を操作
して、現在1階ステーション20のコンテナ排出部20
bに保持されているコンテナ12に対する取り出し作業
完了の指示を中央処理装置37に入力する。このとき、
中央処理装置37は、取り出した図書32のバーコード
から得られたその図書固有の図書コードに基づいて、在
庫ファイルの内容を更新する。
【0056】次に、中央処理装置37は、ステップS3
5で、統括制御盤49を介して搬送コンベア23,垂直
搬送機63,搬送コンベア28等を制御することによ
り、1階ステーション20のコンテナ12を入庫用ラッ
クステーション29まで搬送する。その後、中央処理装
置37は、ステップS36で、統括制御盤49を介して
スタッカークレーン13を制御することにより、入庫用
ラックステーション29上のコンテナ12を書棚11a
の元の位置に戻し、ここに、図書32の取り出し作業が
終了(ステップS37)される。
【0057】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、まず、取り出しが要求された図書32を収容する
コンテナ12を、書棚11aから取り出し1階ステーシ
ョン20のコンテナ排出部20bに搬送する際に、その
搬送経路上で回転機構部30によりコンテナ12を18
0°回転させその向きを変えることにより、コンテナ1
2内の取り出し要求された図書32を含む列が、カウン
ター台33の開口部33aに対向する、つまり図書館員
側に向くように制御するようにしたので、コンテナ12
に収容された図書32,32,……の背表紙32aが図
書館員に見易い状態となり、コンテナ12からの要求図
書32の検索及び取り出し作業を容易化することができ
る。
【0058】また、多量の図書32,32,……を、そ
れらの内容には無関係に寸法によってのみ分類し、寸法
別に書棚群11の異なる棚領域11A4,11B5,11A5
に収容するようにしている。このため、各棚領域1
A4,11B5,11A5では、それぞれに収容される図書
32の寸法に応じて、その図書32を効率的に収容する
ことができるように、高さや奥行きを設定することがで
きる。したがって、従来の分類別固定ロケーション配架
方式のように、書庫内で無駄な空間が生じることがなく
なり、図書32の収容効率を効果的に向上させることが
できる。
【0059】さらに、同一寸法の図書32ならば、その
寸法の図書32を収容するためのコンテナ12内に任意
に返却することができる、いわゆるフリーロケーション
方式を採用している。このため、例えば1階ステーショ
ン20にコンテナ12を取り出した場合、そのコンテナ
12に収容可能な寸法の返却図書32があれば、その図
書32をコンテナ12内に空きのある限り収容すること
ができる。したがって、スタッカークレーン13,垂直
搬送機63及び搬送コンベア15,19,21,23,
25,28等の各種搬送機構の稼働回数を必然的に少な
くすることができ、自動化による図書32の取り出し及
び返却作業の能率も効果的に向上させることができるよ
うになる。
【0060】なお、上記実施例では、コンテナ12を1
80°回転させて向きを変えることを、回転機構部30
で行なうことについて説明したが、これは、回転機構部
31a,31bで行なうようにしてもよく、例えば1階
ステーション20に搬送されるコンテナ12の向きの制
御は回転機構部31aで行ない、2階ステーション22
に搬送されるコンテナ12の向きの制御は回転機構部3
1bで行なうというように、必要に応じては、3つの回
転機構部30,31a,31bを適宜使い分けることが
できる。
【0061】また、コンテナ12の回転制御としては、
上記スタッカークレーン13の回転荷台13cを利用し
て行なうようにしたり、上記垂直搬送機63に回転機構
部を設置し、垂直搬送機63に搭載されて昇降している
最中にコンテナ12を回転制御するようにしてもよい。
【0062】また、上記実施例では、書棚群11と1階
及び2階ステーション20,22との間のコンテナ12
の移送に、スタッカークレーン13の他に垂直搬送機6
3や搬送コンベア15,19,21,23,25,28
等を用いる大規模な図書館について説明したが、これに
限らず、図16に示すように、例えば書棚11a,11
bと利用者カウンター72との間におけるコンテナ12
の移送をスタッカークレーン13のみで行なうような小
規模な図書館にも適用することができる。
【0063】この場合、利用者カウンター72内には、
2つのコンテナ保持部72a,72bが設置されてお
り、スタッカークレーン13によって書棚11a,11
bから取り出されたコンテナ12は、いずれのコンテナ
保持部72a,72bにも選択的に移送される。また、
逆に、いずれのコンテナ保持部72a,72bに保持さ
れたコンテナ12も、スタッカークレーン13によって
書棚11a,11bの元の位置に入庫することができ
る。
【0064】そして、この図16に示すシステムの場
合、書棚11a,11bからコンテナ保持部72a,7
2bまでの搬送経路上で、コンテナ12を180°回転
させて向きを変えることは、スタッカークレーン13の
回転荷台13cによって行なわれる。つまり、スタッカ
ークレーン13の回転荷台13cは、書棚11a,11
bに対するコンテナ12の出し入れ作業のためと、コン
テナ保持部72a,72bに保持させるコンテナ12の
向きを制御するためとの、2つの目的に使用されること
になる。
【0065】ここで、コンテナ保持部72a,72bに
保持させるコンテナ12の向きを制御するために、スタ
ッカークレーン13の回転荷台13を回転させるための
動作は、図17に示すように、回転制御部73によって
制御される。つまり、このように小規模な自動入出庫シ
ステムに使用される統括制御盤49は、図17に示すよ
うに、スタッカークレーン13と、その回転荷台13c
をコンテナ保持部72a,72bに保持させるコンテナ
12の向きを変えるために回転させるための回転制御部
73とを制御するものを用いればよい。
【0066】次に、図18(a)は、コンテナ12の変
形例を示している。すなわち、このコンテナ12は、各
ブロックA,B,C,Dがそれぞれ上下に2段に区分け
されて合計8つのブロックに分割されており、図18
(b)に示すように、各ブロックに複数の図書32,3
2,……が互いに背表紙32aを外側に向けるようにし
て収容されている。つまり、図書館員に図書32の背表
紙32aが見えればよいので、このような形状のコンテ
ナ12が使用可能となる。なお、この発明は上記実施例
に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
図書を厚み方向に複数列に並べて収容したコンテナか
ら、所望の図書の検索する作業を容易化し得る極めて良
好な図書入出庫装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る図書入出庫装置の一実施例を示
す概略図。
【図2】同実施例におけるコンテナの詳細な構成を示す
斜視図。
【図3】同実施例における1階ステーションの詳細な構
成を示す図。
【図4】同実施例における書棚とスタッカークレーンと
の関係を示す平面図。
【図5】同スタッカークレーンにおける回転荷台の詳細
な構成を示す図。
【図6】同回転荷台における移載装置を示す図。
【図7】同移載装置の詳細な構成を示す斜視図。
【図8】同実施例における回転機構部の詳細な構成を示
す図。
【図9】同実施例における書棚の分類を示す図。
【図10】同分類された書棚に収容されるコンテナの大
きさを説明するために示す図。
【図11】同実施例における制御システムを示すブロッ
ク構成図。
【図12】同制御システムにおける統括制御盤の詳細を
示すブロック構成図。
【図13】同実施例における図書返却時の動作を説明す
るためのフローチャート。
【図14】同実施例における図書取り出し時の動作を説
明するためのフローチャート。
【図15】同実施例における図書取り出し時の動作を説
明するためのフローチャート。
【図16】同実施例の変形例を説明するために示す平面
図。
【図17】同変形例における統括制御盤の詳細を示すブ
ロック構成図。
【図18】同実施例におけるコンテナの変形例を示す斜
視図。
【符号の説明】
11…書棚群、12…コンテナ、13…スタッカークレ
ーン、14…出庫用ラックステーション、15…搬送コ
ンベア、16…コンテナ搬出口、17…1階向コンテナ
搬入口、18…2階向コンテナ搬入口、19…搬送コン
ベア、20…1階ステーション、21…搬送コンベア、
22…2階ステーション、23…搬送コンベア、24…
1階向コンテナ搬出口、25…搬送コンベア、26…2
階向コンテナ搬出口、27…コンテナ搬入口、28…搬
送コンベア、29…入庫用ラックステーション、30,
31a,31b…回転機構部、32…図書、33…カウ
ンター台、34…表示装置、35…バーコードリーダ、
36…移載装置、37…中央処理装置、38…バスライ
ン、39…無停電電源装置、40…ファイルアダプタ、
41…フロッピーディスク、42…ハードディスク、4
3…カートリッジテープ、44…ファイルアダプタ、4
5…ハードディスク、46…ファイルアダプタ、47…
ハードディスク、48…シリアルインターフェースアダ
プタ、49…統括制御盤、50…定置式検出器、51…
シリアルインターフェースアダプタ、52…コンソー
ル、53…ディスプレイ、54…バーコードリーダ、5
5…シリアルプリンタ、56…シリアルインターフェー
スアダプタ、57…ディスプレイ、58…バーコードリ
ーダ、59…シリアルプリンタ、60…バーコードリー
ダ、61…入出力回路、62…制御回路、63…垂直搬
送機、64〜67…入出力回路、68〜71…駆動回
路、72…利用者カウンター、73…回転制御部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書庫に収容されそれぞれが複数の図書を
    収容する複数のコンテナと、この複数のコンテナの中か
    ら指示されたコンテナを取り出してステーションに移送
    するとともに、該ステーションに保持された前記コンテ
    ナを前記書庫に移送して返却する自動搬出入手段と、前
    記書庫と前記ステーションとの間における前記コンテナ
    の搬送経路上に設置され、該コンテナを回転させてその
    向きを変えるための回転手段とを具備してなることを特
    徴とする図書入出庫装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテナ内には、複数の図書がそれ
    らの背表紙を外側に向けて2列に収容されることを特徴
    とする請求項1記載の図書入出庫装置。
  3. 【請求項3】 前記ステーションは、前記自動搬出入手
    段により前記コンテナが移送されてきた状態で、該コン
    テナ内に収容された2列の図書のうち、一方側の列を構
    成する複数の図書の背表紙が露出されるように構成され
    ることを特徴とする請求項2記載の図書入出庫装置。
  4. 【請求項4】 前記回転手段は、前記コンテナが前記ス
    テーションに移送された状態で、該コンテナ内に収容さ
    れた2列の図書のうち、一方側または他方側の列を構成
    する複数の図書の背表紙を選択的に露出できるように、
    前記コンテナを略180°回転させてその向きを変える
    ことを特徴とする請求項3記載の図書入出庫装置。
  5. 【請求項5】 前記自動搬出入手段は、前記コンテナを
    前記書庫と前記ステーションとの間で移送するスタッカ
    ークレーンを備えることを特徴とする請求項1記載の図
    書入出庫装置。
  6. 【請求項6】 前記回転手段は、前記スタッカークレー
    ン上に設置されることを特徴とする請求項5記載の図書
    入出庫装置。
  7. 【請求項7】 前記自動搬出入手段は、前記コンテナを
    前記書庫とラックステーションとの間で移送するスタッ
    カークレーンと、前記コンテナを前記ラックステーショ
    ンと前記ステーションとの間で移送する搬送コンベアと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の図書入出庫装
    置。
  8. 【請求項8】 前記回転手段は、前記搬送コンベアの経
    路途中に設置されることを特徴とする請求項7記載の図
    書入出庫装置。
  9. 【請求項9】 前記自動搬出入手段は、前記コンテナを
    昇降させて搬送する昇降手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の図書入出庫装置。
  10. 【請求項10】 前記回転手段は、前記昇降手段に設置
    されることを特徴とする請求項9記載の図書入出庫装
    置。
  11. 【請求項11】 前記複数のコンテナの前記書庫内にお
    ける収容位置と各コンテナに収容された複数の図書の各
    図書コードとを対応させて記憶する記憶手段と、取り出
    しが要求された図書の図書コードを入力することによ
    り、前記記憶手段の記憶内容に基づいて、該要求図書が
    収容されているコンテナを前記書庫から取り出してステ
    ーションに移送し、前記要求図書が取り出されたコンテ
    ナに対する前記記憶手段の記憶内容を更新する取り出し
    制御手段と、返却が要求された図書の寸法情報を入力す
    ることにより、該返却図書の寸法に対応する複数の前記
    コンテナの中から空きのあるコンテナを前記書庫から取
    り出して前記ステーションに取り出し、前記返却図書が
    収容されたコンテナに対する前記記憶手段の記憶内容を
    更新する返却制御手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の図書入出庫装置。
  12. 【請求項12】 前記書庫は前記図書の寸法別に分類さ
    れた複数の棚領域を有し、前記コンテナは前記書庫の各
    棚領域に収容される寸法別に設けられることを特徴とす
    る請求項11記載の図書入出庫装置。
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