JPH076014Y2 - ナットの回り止め部材を伴う被取付物の取付構造 - Google Patents

ナットの回り止め部材を伴う被取付物の取付構造

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JPH076014Y2 JP9972389U JP9972389U JPH076014Y2 JP H076014 Y2 JPH076014 Y2 JP H076014Y2 JP 9972389 U JP9972389 U JP 9972389U JP 9972389 U JP9972389 U JP 9972389U JP H076014 Y2 JPH076014 Y2 JP H076014Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電車線の支持部材等の被取付物を構築物、特
にシード用セグメントに配設されたボルトに取り付ける
構造の改良に関する。
〈従来の技術〉 従来、ずい道、特にシールド工法によるずい道の内壁
は、鉄筋コンクリート製或はダクタイルセメント製の円
弧形状のセグセントをずい道の軸方向及び周方向に多数
接合した後、その内周面をさらにセメント等により被覆
し、その最内周面を形成するものであった。そして、実
開昭63−37344号等に示されるように、専用のアンカー
ボルトを打ち込んで、適宜支持体を介して電車線を架設
していた。
ところが今日においては、セメント等の被覆を省略し、
上記セグメント内周面をずい道の最内周面とし、工期の
短縮を図る試みがなされている。
ここで、上記セグメントの接合構造を説明すると、第6
図に示すように、複数のセグメントをずい道の周方向
(図示X方向)に接合すると共に、多数のセグメント
(a)をずい道の軸方向(図示Y方向)に接合する。こ
のセグメント間の接合は、複数点をボルトにより固定す
るもので、詳しくは数センチメートル厚の接合部(b)
(b)を残して接合用凹部(c)(c)を形成し、一方
の凹部(c)の接合部(b)から他方の接合部(b)へ
ボルトを通し、他方の凹部(c)内でナットにて固定す
るものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 そこで、本願考案の考案者は、専用のアンカーボルトを
用いずにこの接合用ボルトを利用して、電車線の支持部
材を取り付けることによって電車線の吊架をなさんと試
みたが、次の問題があることが明らかになった。
電車線の支持部材等をずい道内壁等の構築物に取り付け
る場合、最も重要な点は、その落下を防止することであ
る。そして、一般にボルト、ナットを利用して取り付け
をなす場合には、ダブルナットやボルトに抜け止め用の
ピンを挿通することにより、ナットの緩み脱落を防止し
ている。ところが、上記の接続ボルトのように、構築物
の一部として予め配設されたボルトを利用する場合に
は、ボルト軸部の長さに限りがあり、又、ボルト軸部に
ピン挿通孔を明けることができないため、通常の緩み止
めの手段を用いることができない。
そこで本考案は、限られた長さのボルト軸部を利用した
確実な脱落防止をなし得る被取付物の取付構造を提供す
る。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、ボルトが配設されたずい道内等に、電
車線の支持部材等の被取付物を取り付ける構造であっ
て、次の特徴を有するものを提供する。
本考案の取付構造は、被取付物が取付部材とナットの回
り止め部材とを介して取り付けられる。この取付部材
は、一端にボルト挿通孔を、他端に取付ボルト挿通孔を
備える。他方、ナットの回り止め部材は、一端にナット
嵌合孔を、他端に取付ボルト長孔を備え、この長孔がナ
ット嵌合孔を中心とする円弧上に形成されたものであ
る。そして、取付部材のボルト挿通孔に上記ボルトが挿
通されると共にこのボルトに固定ナットが締着される。
又、ナット回り止め部材のナット嵌合孔には、上記固定
ナットが回転不能に嵌合させられる。取付部材の取付ボ
ルト挿通孔とナットの回り止め部材の取付ボルト長孔に
は、取付ボルトが挿通され、この取付ボルトに被取付部
材が固定されてなる。
又、本考案は、ずい道内の凹部壁面等の構築物に当接す
る当接部が、上記の取付部材のボルト挿通孔から離れた
位置に且つボルト挿通孔を中心とする円弧方向へ突出す
る状態で形成されてなる取付構造を提供する。
さらに、上記の各構造において、ナット嵌合孔が正n角
形の固定ナットの角部に対応する形状のナット嵌合角部
をm組有し、各ナット係合角部が正n角形の固定ナット
の外角のm分の1の角度づつずらして形成され、取付ボ
ルト長孔がナット嵌合孔を中心とする円弧上に形成さ
れ、この円弧の中心角が正n角形の固定ナットの外角の
m分の1以上である取付構造を提供する。但し、nは3
以上の自然数、mは2以上の自然数である。
〈作用〉 本考案のナットの回り止め部材(200)は、上端のナッ
ト嵌合孔(201)が固定ナット(104)に係合させられ
る。他方、下端の取付ボルト長孔(202)は、取付部材
(100)の取付ボルト挿通孔(102)と合わされ、取付ボ
ルト(105)が通されて、ダブルナット(106)の適宜固
定手段により固定される。このとき、ナット嵌合孔(20
1)に複数組の係合角部(203)(204)を設け、各組間
のずらし角度と、取付ボルト長孔(202)の中心角とを
等しくすることにより、固定ナット(104)がいずれの
角度で停止していても、取付ボルト長孔(202)に取付
ボルト(105)の軸部を通すことができる。そして、固
定ナット(104)に緩みが生じて回転せんとしても、固
定ナット(104)は、回り止め部材(200)のナット嵌合
孔(201)に嵌合しているため、それ単独では回転でき
ない。しかも、万一回り止め部材(200)が回転したと
しても、その回転可能な範囲は、取付ボルト長孔(20
2)の範囲内に限られるため、固定ナット(104)がこれ
以上回転することはあり得ない。
以上により、限られた軸長さのボルトに対しても、支持
部材(4)等の被取付物を、確実に脱落を防止した状態
で取り付けることができる。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
まず、構築物であるずい道について説明しておくと、こ
のずい道は、前述のように、シールド工法によるずい道
で、ダクタイルセメント製或は鉄筋コンクリート製のセ
グメント(a)をセグメントの周方向(X方向)及び軸
方向(Y方向)に接合して、これをずい道の最内壁とし
たものである。各セグメント(a)(a)は、第5図、
第6図に示されるように、一方のセグメントの接合用凹
部(c)の接合部(b)から他方のセグメントの接合部
(b)へ接合用ボルト(d)を通し、他方の接合用凹部
(c)に突出した接合用ボルト軸部に接合用ナット
(e)を螺合して、接合固定されている。
実施例の取付構造は、この接合用ボルト(d)の軸部を
利用して、剛体電車線(1)の支持部材を取り付けるも
ので、この電車線(1)は、吊架部材(2)、下束部材
(3)及び支持部材(4)により支持され、この支持部
材(4)が取付部材(100)とナットの回り止め部材(2
00)とによって接合用ボルト(d)に取り付けられる。
まず、取付部材(100)は、第1図に示すように、上端
に接合用ボルト挿通孔(101)を下端に取付ボルト挿通
孔(102)を有すると共に、周方向(図示左方向)へ突
出する当接部(103)が形成された板材からなる。この
取付部材(100)は、その上端が接合用ボルト挿通孔(1
01)にセグメントの接合用ボルト(d)の軸部を通し、
固定ナット(104)により固定される。他方、その下端
の取付ボルト挿通孔(102)は、後述する被取付物であ
る支持部材(4)に明けられたボルト穴に合わされ、こ
れらに取付ボルト(105)が通される。
次に回り止め部材(200)は第2図に示すように、上端
にナット嵌合孔(201)を有し下端に取付ボルト長孔(2
02)を有する薄板状体からなる。
ナット嵌合孔(201)は、正n角形の固定ナット(104)
の角部(107)に対応する係合角部(203)…(204)…
をm組有する。ここでnは3以上の自然数で、この実施
例では6である。又、mは2以上の自然数で、この実施
例では2である。外角のm分の1(この実施例では正6
角形の外角60度の1/2の30度)づつ、ずらして形成され
ている。(以下、この角度をずらし角度という。) 尚、各組の係合角部(203)…(204)は、固定ナット
(104)の角数(実施例では6)と同じだけ形成した
が、固定ナット(104)と回転不能に係合すれば足るも
のであり、各組とも最低1個あれば足る。
次に取付ボルト長孔(202)は、ナット嵌合孔(201)を
中心とする円弧上に形成されている。そしてこの円弧、
従って、円弧上に形成された取付ボルト長孔(202)の
中心角は、ずらし角度(実施例では30度)と等しい。
尚、中心角はずらし角度より大きくてもよい。
このナットの回り止め部材(200)は、上端のナット嵌
合孔(201)の1組の係合角部(203)…が固定ナット
(104)の角部(107)…に合わされた状態で、固定ナッ
トに係合させられる。他方、下端の取付ボルト長孔(20
2)は、取付部材(100)の取付ボルト挿通孔(102)と
合わされ、取付ボルト(105)が通されて、ダブルナッ
ト(106)により固定される。このとき、固定ナット(1
04)は、その締着完了時の回転停止角度が不特定である
が、前記各組の係合角部(203)(204)間のずらし角度
と、取付ボルト長孔(202)の中心角が等しいため、固
定ナット(104)がいずれの角度で停止していても、取
付ボルト長孔(202)に取付ボルト(105)の軸部を通す
ことができるものである。
次に、固定ナット(104)に緩みが生じて回転せんとし
ても、固定ナット(104)は、回り止め部材(200)のナ
ット嵌合孔(201)に嵌合しているため、それ単独では
回転できない。そして、回り止め部材(200)は、その
下端がダズルナット(106)により固定されているた
め、通常、回り止め部材(200)は回転出来ず、その結
果、固定ナット(104)の緩みは生じない。そして、万
一回り止め部材(200)が回転したとしても、その回転
可能な範囲は、取付ボルト長孔(202)の中心角(実施
例では30度)内に限られるため、固定ナット(104)が
この中心角以上(30度以上)回転することはあり得な
い。
以上により、限られた軸長さのボルトに対しても、支持
部材(4)等の被取付物を、確実に脱落を防止した状態
で取り付けることができる。
次に、この支持部材(4)及びこれに接続される下束部
材(3)、吊架部材(2)について説明する。尚、被取
付物は、支持部材(4)に限らず、適宜物品に変更し得
る。
まず、吊架部材(2)は、第4図、第5図に示すよう
に、電車線(1)を上部から挟持する吊架金物(21)
と、吊架金物(21)の上端に接続された支持碍子(22)
とからなる。
下束部材(3)は、左右2本の長さ調整ボルト(31)
(31)と、この長さ調整ボルト下端に両端が支持された
横長部材(32)と、横長部材(32)に上端が支持された
支持枠(33)とからなる。横長部材(32)は、角筒状を
なし、その前後面に多数のボルト挿通孔(34)…が等間
隔に水平方向へ並べて形成されている。支持枠(33)
は、前後左右に配された計4本の縦枠用アングル材(3
5)…と、前後夫々の左右縦枠用アングル材(35)(3
5)下端間に溶接された前後の支持板(36)(36)とを
有する。又、左右夫々の前後縦枠用アングル材(35)
(35)下端寄り間には横枠板(37)(37)が渡され、ボ
ルトナットにより固定されている。各縦枠用アングル材
(35)…には、縦方向に複数個(図示実施例では3個)
のボルト挿通孔(38)…が夫々形成され、上記横長部材
(32)のボルト挿通孔(34)…を合わせて、ボルト(3
9)及びナットにより接合される。
前記支持碍子(22)の上部には、前後に延びる腕部(2
3)が設けられ、腕部(23)の両端が、上記の前後2枚
の支持板(36)(36)上に乗せられて、支持される。
次に、支持部材(4)は、ずい道内壁を構成するセグメ
ント(a)の内周面に対応する円弧状のの外周部(41)
と、外周部(41)の両端部に渡された水平部(42)とか
らなる。
外周部(41)は、上横部分(43)と垂下部分(44)とよ
り構成された縦断面逆L字状をなし、この上横部分(4
3)がずい道内壁に当接する部分となり、垂下部分(4
4)が前記取付部材(100)に対して固定される部分とな
る。この外周部(41)は、前記セグメントの2箇所の支
持ボルト(d)(d)間の間隔より充分に長い長さを有
し、この実施例では3箇所の支持ボルト(d)(d)
(d)間に及ぶ。
水平部(42)は、直立部分(45)と下横部分(46)とよ
り構成された縦断面L字状をなし、この直立部分(45)
両端と上記垂下部分(44)両端とが溶接されている。直
立部分(45)の左右方向中央には、センター穴(47)が
形成されている。又、下横部分(46)には、多数のボル
ト挿通孔(48)…が横方向に等間隔に形成されている。
そして、前記下束部材の長さ調整ボルト(31)(31)
が、このボルト挿通孔(48)(48)に下方から挿通さ
れ、上部2個、下部1個のナット(49)…により固定さ
れている。
次に、上記実施例の施工方法について説明する。
まず、先に述べたように、電車線はセグメント(a)の
接合用凹部(c)に配設された接合用ボルト(d)を利
用して行うものであるが、セグメント(a)は周方向
(X方向)にずれて施工されている場合があり、従っ
て、接合用凹部(c)の位置、ひいては接合用ボルト
(d)の位置は、周方向に不特定である。
従って、まず、接合用ボルト(d)の周方向位置を無視
して、支持部材(4)外周部(41)の上横部分(43)を
セグメント(a)内壁に当接させ、これをガイドとし
て、水平部(42)が水平となる位置に支持部材(4)を
配する。このとき、水平部(42)のセンター穴(47)
は、ずい道中心線(f)上に位置する。ここで、外周部
(41)の周方向の長さは、3箇所の接合用ボルト間の長
さに及んでいるため、セグメント施工状態に係らず、常
に少なくとも2箇所の接合用ボルト(d)(d)が、外
周部(41)の垂下部分(44)に対応する位置にある。し
かも、垂下部分(44)は、ずい道内壁と同心円上に位置
しているため、接合用ボルト(d)(d)が周方向のど
の位置にあっても、このボルトと垂下部分間の距離は一
定となる。
そこで、この対応する接合用ボルト(d)(d)に、取
付部材(100)(100)の接合用ボルト挿通孔(101)(1
01)を通し、固定ナット(104)にて締着して装着す
る。この際、各取付部材(100)の当接部(103)を、接
合用凹部(c)の壁面に当接させることにより、各取付
部材(100)の位置が確定する。
そして、確定した各取付部材(100)の取付ボルト挿通
孔(102)に対応する位置を、外周部(41)の垂下部分
(44)上に求めて、その位置にボルト穴を現場施工で形
成する。
他方、ナットの回り止め部材(200)は、そのナット嵌
合孔(201)を固定ナット(104)に嵌合させる。
次に、取付ボルト(105)を、上記のボルト穴、取付部
材(100)の取付ボルト挿通孔(102)及びナットの回り
止め部材(200)の取付ボルト長孔(202)に夫々通し
て、ダブルナット(106)の締付を行うことにより、支
持部材(4)の取り付けを行うものである。
尚、このダブルナット代りに、セルフロックナットを用
いたりピンをボルトに挿通する等の従来の緩み止め手段
を用いてもよい。
次に、下束部材(3)及び吊架部材(2)を介して電車
線(1)を軌道中心(g)上に架設する。ここで、下束
部材(3)の縦枠用アングル材(35)に明けられた3個
のボルト挿通孔(38)…に対するボルト(39)の挿通位
置を変更することにより、上下方向長さを大きく変更し
得る。そして、長さ調整ボルト(31)の水平部(42)に
対する螺合深さを変更することにより、上下方向長さを
微調整することができる。これにより、レールの敷設前
に、各部材の設計製作を行っても、敷設に生ずる誤差を
吸収し得る。
〈考案の効果〉 請求項1記載の考案にあっては、ずい道構築物の一部と
して周方向に予め配設されたボルト等、軸部の長さが限
定されたボルトに対しても、ナット、ひいては被取付物
の脱落を確実に防止することのできるナットの回り止め
部材を伴う被取付物の取付構造を提供し得たものであ
る。
又、請求項2記載の考案にあっては、取付部材の当接部
を構築物に当接させることにより、取付部材の位置を確
定させることができ、これに支持部材等の被取付物を取
り付けることによって、被取付物を正確な位置に取り付
けることのできる取付構造を提供し得たものである。
さらに請求項3記載の考案にあっては、正多角形のナッ
トの回り止めを、確実且つ容易になし得る被取付物の取
付構造を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の取付部材の拡大正面図、第2図は一
実施例のナット回り止め部材の拡大正面図、第3図は同
取り付け状態の要部拡大側面図、第4図はずい道内の電
車線の支持構造を示す正面図、第5図は同側面図、第6
図は同下方からの斜視図である。 (1)……電車線、(2)……吊架部材、(3)……下
束部材、(4)……支持部材、(100)……取付部材、
(101)……接合用ボルト挿通孔、(102)……取付ボル
ト挿通孔、(103)……当接部、(104)……固定ナッ
ト、(105)……取付ボルト、(200)……ナットの回り
止め部材、(201)……ナット嵌合孔、(202)……取付
ボルト長孔、(203)(204)……係合角部、(a)……
セグメント、(d)……接合用ボルト。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ずい道内等の構築物に配設されたボルト
    に、電車線支持部材等の適宜被取付物が取付部材とナッ
    トの回り止め部材とを介して取り付けられ、取付部材が
    一端にボルト挿通孔と他端に取付ボルト挿通孔とを備
    え、ナットの回り止め部材が一端にナット嵌合孔と他端
    に取付ボルト長孔とを備え、この長孔がナット嵌合孔を
    中心とする円弧上に形成されたものであり、取付部材の
    ボルト挿通孔に上記ボルトが挿通されると共にこのボル
    トに固定ナットが締着され、ナットの回り止め部材のナ
    ット嵌合孔に上記固定ナットが回転不能に嵌合させら
    れ、取付部材の取付ボルト挿通孔とナットの回り止め部
    材の取付ボルト長孔に取付ボルトが挿通され、この取付
    ボルトに被取付部材が固定されてなるナットの回り止め
    部材を伴う被取付物の取付構造。
  2. 【請求項2】ずい道内の凹部壁面等の構築物に当接する
    当接部が、取付部材のボルト挿通孔から離れた位置に且
    つボルト挿通孔を中心とする円弧方向へ突出する状態で
    形成されてなる請求項1記載のナットの回り止め部材を
    伴う被取付物の取付構造。
  3. 【請求項3】ナット嵌合孔が正n角形の固定ナットの角
    部に対応する形状のナット係合角部をm組有し、各ナッ
    ト係合角部が正n角形の固定ナットの外角のm分の1の
    角度づつずらして形成され、取付ボルト長孔がナット嵌
    合孔を中心とする円弧上に形成され、この円弧の中心角
    が正n角形の固定ナットの外角のm分の1以上である請
    求項1又は2記載の電車線支持部材ナットの回り止め部
    材を伴う被取付物の取付構造。但し、nは3以上の自然
    数、mは2以上の自然数である。
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